【J1注目プレビュー|第22節:町田vs名古屋】首位を守りたい町田、名古屋は未勝利の6月を終え巻き返しなるか
2024.07.06 15:15 Sat
町田vs名古屋 予想フォーメーション
【明治安田J1リーグ第22節】
2024年7月6日(土)
18:00キックオフ
FC町田ゼルビア(1位/43pt) vs 名古屋グランパス(11位27pt)
[町田GIONスタジアム]
◆上位対決を無敗で乗り越えさ習う加速へ【FC町田ゼルビア】
前半戦を首位で折り返したJ1初挑戦の町田。後半戦もヴィッセル神戸、ガンバ大阪と上位との対決でも負けずに首位をキープしている。
前節はアウェイでG大阪に1-3で快勝。相手が1人退場したこともあったが、しっかりと勝利を収めたことは大きい。
ケガ人が出た一方で、復帰したケガ人も増えてきており、チームは立ち止まらずに進んでいる。
★予想スタメン[4-4-2]
GK:谷晃生
DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎
MF:荒木駿太、柴戸海、仙頭啓矢、平河悠
FW:藤尾翔太、エリキ
監督:黒田剛
出場停止:鈴木準弥
◆6月未勝利、3連敗を止めろ【名古屋グランパス】
前節はアウェイでセレッソ大阪に敗れチームは3連敗。6戦未勝利という状況だ。
開幕3連敗でスタートも、その後6戦5勝と息を吹き返したかに思われたが、その後は黒星が先行し11位に位置している。
チームとして好材料がほとんどない状況。6月は未勝利でリーグ戦を終えてしまい、苦しい状況が続いている。そして悩み続けている攻撃陣は改善されず、得点力の欠落が苦しい状況を生み出すことに。首位相手に持ち味であるはずの堅守を見せられるか。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:ランゲラック
DF:吉田温紀、ハ・チャンレ、野上結貴
MF:中山克広、稲垣祥、椎橋慧也、内田宅哉
MF:森島司、永井謙佑
FW:山岸祐也
監督:長谷川健太
出場停止:三國ケネディエブス
2024年7月6日(土)
18:00キックオフ
FC町田ゼルビア(1位/43pt) vs 名古屋グランパス(11位27pt)
[町田GIONスタジアム]
◆上位対決を無敗で乗り越えさ習う加速へ【FC町田ゼルビア】
前半戦を首位で折り返したJ1初挑戦の町田。後半戦もヴィッセル神戸、ガンバ大阪と上位との対決でも負けずに首位をキープしている。
ケガ人が出た一方で、復帰したケガ人も増えてきており、チームは立ち止まらずに進んでいる。
そんな中、この試合を最後にU-23日本代表FW平河悠が海外移籍のためにチームを離れることに。チームとしてはまたしても戦力ダウンとなるが、それでも乗り越えていくはずだ。
★予想スタメン[4-4-2]
GK:谷晃生
DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎
MF:荒木駿太、柴戸海、仙頭啓矢、平河悠
FW:藤尾翔太、エリキ
監督:黒田剛
出場停止:鈴木準弥
◆6月未勝利、3連敗を止めろ【名古屋グランパス】
前節はアウェイでセレッソ大阪に敗れチームは3連敗。6戦未勝利という状況だ。
開幕3連敗でスタートも、その後6戦5勝と息を吹き返したかに思われたが、その後は黒星が先行し11位に位置している。
チームとして好材料がほとんどない状況。6月は未勝利でリーグ戦を終えてしまい、苦しい状況が続いている。そして悩み続けている攻撃陣は改善されず、得点力の欠落が苦しい状況を生み出すことに。首位相手に持ち味であるはずの堅守を見せられるか。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:ランゲラック
DF:吉田温紀、ハ・チャンレ、野上結貴
MF:中山克広、稲垣祥、椎橋慧也、内田宅哉
MF:森島司、永井謙佑
FW:山岸祐也
監督:長谷川健太
出場停止:三國ケネディエブス
平河悠
谷晃生
望月ヘンリー海輝
昌子源
林幸多郎
荒木駿太
柴戸海
仙頭啓矢
藤尾翔太
黒田剛
鈴木準弥
ミッチェル・ランゲラック
吉田温紀
ハ・チャンレ
野上結貴
中山克広
稲垣祥
椎橋慧也
内田宅哉
森島司
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山岸祐也
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パリ五輪世代のU-22日本代表が山本理仁&松村優太のゴールでイングランドに2-0で勝利! オランダ戦に弾み【親善試合】
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フランス相手に値千金の先制弾。ここ一番で頼りになるキャプテン・藤田譲瑠チマに託されるもの【新しい景色へ導く期待の選手/vol.45】
「まず試合内容で言えば、もっとゲームをコントロールしたかったです。勇気を持ってボールを持つところ、もっと激しくいくところは、本大会を戦ううえでもっとやる必要があると思います。ただ、結果的には、押し込まれた時間が長い中で負けなかったのは、プラスに考えてもいいのかなと思います」 U-23日本代表キャプテン・藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)がやや苦い表情を浮かべた通り、2024年パリ五輪本番前最後のテストマッチとなった17日夜(日本時間18日未明)のフランス戦で、日本は1-1の引き分けに持ち込むのが精一杯だった。 90分のスタッツを見ても、ボール支配率は57%対43%、シュート数は18本と3本(うち枠内は4本と1本1)と、相手に圧倒されたのは間違いない。開催国・フランスはオーバーエージ(OA)枠のアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)やジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)らを擁する豪華陣容ということで、ある程度の実力差があるのは分かっていただろうが、日本はチャンスらしいチャンスをほとんど作れなかった。 そんな苦境下でも、前半25分に藤尾翔太(FC町田ゼルビア)のインターセプトから三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)を経由して、最終的にフィニッシュを決めきった藤田の大仕事は目を見張るものがあった。 「少ないチャンスの中で決めきれたのはよかったです」と本人も安堵感を垣間見せた。その反面で、「中盤の選手として、チャンスメークを増やす部分はもっとやっていきたいです」と足りない部分に言及。「もっともっとやらないとメダル獲得は難しい」という危機感をにじませたのだ。 悔しい経験をどう本番に生かすのか—。それが藤田率いるU-23日本代表に課された大命題だ。フランスは優勝候補筆頭と言えるが、グループリーグで対峙するパラグアイ、マリ、イスラエルも決して弱い相手ではない。警戒心を募らせていくべきだ。 特に最も重要な24日の初戦・パラグアイ戦(ボルドー)は、一方的に攻め込まれたフランス戦とは異なる展開になる可能性が高い。むしろ日本がボールを握りながらも、相手の堅守をこじ開けるのに苦しむといった形にならないとも限らないのだ。 そこで重要になってくるのは、藤田が言う「ゲームコントロール」だ。相手を引き出すようなパス回しや連携・連動を見せ、一瞬のスキを突いて刺しきるようなゴール前の鋭さが必要になる。 フランス戦では斉藤光毅(ロンメル)、平河悠(ブリストル・シティ)らスピードと打開力のあるアタッカーのよさが出なかったが、サイドの推進力が発揮できなければ、ゴール前をガッチリ守ってくる相手から得点は奪えない。そこは肝に銘じた方がいい。 そういった攻守両面のタクトを振るうのは、紛れもなくこの男だ。フランスから1点をもぎ取ったことを自信にして、力強くチームを引っ張らなければならないだろう。 「自分の仕事はチームのバランスを見ながら相手の危ないところの芽を摘むこと。攻撃のところではテンポが上がるパスを出す中継役として滑らかな攻撃ができるようにしたいと思っています。キャプテンマークを託されていますけど、まずは自分ができることに集中したい。1選手として、みんなをいい方向に導けるようにプレー中に率先して声を出したり、いい雰囲気を作ることが大事。みんなで戦えるように仕向けていきたいですね」 7月8日のクラブ主催のパリ五輪メンバー選出会見でこう語ったように、藤田のモットーは「フォア・ザ・チーム精神を貫くこと」。そのスタンスはフランス戦でも色濃く感じられたが、1週間後に開幕する大舞台では意識もアクションもより強めていくべきだ。 「譲瑠は僕にはできない盛り上げ方をする。自分の声はノイズキャンセリングされてますけど、こいつの全員に聞こえる大きな声。みんながボケっとしている時に響くし、引き締められる」と東京ヴェルディ・ジュニア時代からの盟友・山本理仁(シント=トロイデン)も太鼓判を押していたが、ここ一番で頼れる男にはあらゆる局面で存在感を示してもらうしかない。 本人は「25歳でプレミアリーグに参戦していたい」という夢を描いているが、パリ五輪で圧倒的なインパクトを残せば、一気に階段を駆け上がるチャンスが訪れないとも限らない。目下、就活中の斉藤光毅も「五輪は多くの人たちの見る目が変わる大会」と野心を前面に押し出している。藤田にとっては人生が激変するかもしれないだけに、千載一遇の好機を生かさない手はないのだ。 まずは24日のパラグアイ戦の背番号8の一挙手一投足を冷静に見守りたいものである。 2024.07.18 12:05 ThuFC町田ゼルビアの人気記事ランキング
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Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue
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岡山、アウェイ町田戦で不正入場のサポーターに無期限入場禁止処分!
ファジアーノ岡山は25日、2019年6月23日に町田市立陸上競技場で行われた2019明治安田生命J2リーグ第19節、FC町田ゼルビア戦で不正入場行為を行ったファジアーノ岡山サポーターに無期限入場禁止処分を科したことを発表した。 岡山の発表によると、当該サポーターはアウェイ入場ゲートにおいて、本来、大人チケットで入場すべきところを小中高チケットで入場したという。 この行為に関してはJリーグ試合運営管理規程第5条「(禁止行為)正当なチケット又は通行証を所持せず入場すること」に抵触する違反行為となり、すでにその場で当該者が特定され、同規程第9条「入場拒否、退場命令、物の没収」に基づき、当日の試合への入場禁止を伝えていた。 さらに、当該サポーターは今回の一件以外にこれまでも違反行為を起こしていたことから、無期限入場禁止処分を科した。 なお、この処分は「ファジアーノ岡山のホームゲームのみならず、Jリーグ・Jクラブ主管試合に加え、日本サッカー協会や各種連盟等の日本国内で行われるすべての試合」に適用されるという。 また、当該サポーターが特定の応援団体に属していたことから、岡山は当該応援団体の代表者と話し合いの場を設け、応援団体側から解散する旨の申告があり、これを了承。加えて、クラブから同団体に所属していたメンバーとの今後の取り決めについて話をし、合意に至ったという。 今回の一件を受けて岡山は、以下のような声明を伝えている。 「本件を踏まえ、クラブとして「『子どもたちに夢を!』に基づく観戦・応援」環境づくりに一層尽力してまいります」 「ファン・サポーターの皆さまにおかれましては、日ごろのご声援に感謝申し上げるとともに、改めましてホーム・アウェイゲームでの観戦マナーを遵守いただき、まずは試合に関わる全ての方々が安全に、安心してスタジアムでの観戦を楽しんでいただける環境づくりへのご協力を、どうかお願い申し上げます。」 2019.06.26 01:08 Wed5