藤尾2発に柴戸が芸術ボレー! 東京クラシックで5発完勝町田が東京Vに12戦ぶり黒星与える【明治安田J1第15節】
2024.05.19 16:02 Sun
明治安田J1リーグ第15節のFC町田ゼルビアvs東京ヴェルディが19日に町田GIONスタジアムで行われ、ホームの町田が5-0で完勝した。
前節、セレッソ大阪との上位対決をミッチェル・デュークの後半アディショナルタイムのゴールによって2-1と劇的に制した2位の町田。これで3勝1分けの4戦無敗と好調を継続するチームは、昨季J2リーグでしのぎを削った因縁の相手と対峙。黒田剛監督は中3日の一戦に向け前節と全く同じスタメンを採用した。
一方、ガンバ大阪との前節をゴールレスドローで終えた11位の東京V。これで無敗試合を「11」に更新した。2戦連続ドローと勝ち切れない状況の中、3試合ぶりの白星を目指した一戦では先発1人を変更。松橋優安に代えて見木友哉を起用した。
J1の舞台で初となる“東京クラシック”。互いに強度高く試合に入るも、ホームの町田が切り替えの徹底とリスタートから平河悠、藤本一輝が深い位置に侵入しての折り返しから際どいシーズンを作り出す。
すると11分、左サイドを起点とした波状攻撃からボックス右に抜け出した藤尾翔太のグラウンダーの折り返しがゴール前のDF宮原和也のオウンゴールを誘発。昨季J2での2度の対戦同様に早い時間帯に先制点を奪った。
そして、29分には相手陣内右サイドでのスローインの流れから鈴木準弥がゴール前のスペースに入れた絶妙なピンポイントクロスを、ゴール前に飛び込んだ藤尾が巧みなダイビングヘッドでゴール左隅に流し込んだ。
劣勢の状況で耐え切れずに追加点まで奪われた東京V。前半のうちに何とか1点でも返そうと、徐々に相手陣内でのプレーを増やしていく。だが、相手の圧力に晒された中、距離感や連携面の問題で崩しの手前でのミスが多く、攻撃が完全に手詰まったまま2点ビハインドで前半を終えた。
迎えた後半、東京Vはハーフタイムに2枚替えを敢行。翁長聖、山田楓喜を下げて齋藤功佑、山見大登を投入。綱島悠斗を右サイドバック、宮原を左サイドバック、見木をボランチに移して両サイドに交代の2選手が入った。
後半はイーブンな攻防が続いていたが、先にゴールをこじ開けたのはホームチーム。ボックス内に抜け出した平河とDF宮原が交錯すると、一度はノーファウルでプレーが流されたが、オンフィールド・レビューの結果、PKが与えられる。これをキッカーの藤尾が右ポストに当てながらもねじ込んだ。
厳しい3失点目を喫したアウェイチームは直後に見木を下げて松橋を投入。両サイドにアタッカーを配置して攻勢を強めると、67分には中央突破した木村勇大のミドルシュート、69分にはボックス付近での細かい出し入れからゴール右で前を向いた松橋のシュートと続けて際どいシーンを創出する。
一方、3点リードで相手を引き込む形の戦い方にシフトした町田。藤本に代えてナ・サンホ、76分には負傷したオ・セフンに代えてデューク、仙頭啓矢と下田北斗を入れ替えて全体の強度を維持する。
さらに、80分には相手陣内左サイドで得たロングスローからペナルティアーク付近で相手のクリアに反応した柴戸海が抑えの利いた見事な左足ダイレクトボレーをゴール右隅に叩き込んだ。
この4点目で完全に試合の大勢が決した中、ダービーで一矢報いたい東京Vに対して、選手交代を使いながら最後まで緩みを見せずにコントロールした町田。後半アディショナルタイムの93分には、下田北斗の強烈な左足ミドルシュートのこぼれに詰めたエリキがヘディングシュートを押し込み、長期離脱明け後初となるゴールまで奪って見せた。
この結果、東京クラシックで完勝を収めた町田がリーグ連勝で暫定首位に浮上。一方、今季最多失点に初めて複数得点差で惨敗の東京Vは、大きなショックガ残る12試合ぶりの黒星となった。
FC町田ゼルビア 5-0 東京ヴェルディ
【町田】
オウンゴール(前11)
藤尾翔太(前29、後14)
柴戸海(後35)
エリキ(後45+3)
前節、セレッソ大阪との上位対決をミッチェル・デュークの後半アディショナルタイムのゴールによって2-1と劇的に制した2位の町田。これで3勝1分けの4戦無敗と好調を継続するチームは、昨季J2リーグでしのぎを削った因縁の相手と対峙。黒田剛監督は中3日の一戦に向け前節と全く同じスタメンを採用した。
一方、ガンバ大阪との前節をゴールレスドローで終えた11位の東京V。これで無敗試合を「11」に更新した。2戦連続ドローと勝ち切れない状況の中、3試合ぶりの白星を目指した一戦では先発1人を変更。松橋優安に代えて見木友哉を起用した。
すると11分、左サイドを起点とした波状攻撃からボックス右に抜け出した藤尾翔太のグラウンダーの折り返しがゴール前のDF宮原和也のオウンゴールを誘発。昨季J2での2度の対戦同様に早い時間帯に先制点を奪った。
先制後も普段通りのやり方を徹底し、球際、空中戦の競り合いで優位に立ちつつ、守備でもコンパクトなブロックを保って東京Vのビルドアップをうまく制限する町田が主導権を掌握。セットプレーから昌子源のヘディングシュート、藤尾の仕掛けからオ・セフンの反転シュートなど攻撃をフィニッシュで完結させる。
そして、29分には相手陣内右サイドでのスローインの流れから鈴木準弥がゴール前のスペースに入れた絶妙なピンポイントクロスを、ゴール前に飛び込んだ藤尾が巧みなダイビングヘッドでゴール左隅に流し込んだ。
劣勢の状況で耐え切れずに追加点まで奪われた東京V。前半のうちに何とか1点でも返そうと、徐々に相手陣内でのプレーを増やしていく。だが、相手の圧力に晒された中、距離感や連携面の問題で崩しの手前でのミスが多く、攻撃が完全に手詰まったまま2点ビハインドで前半を終えた。
迎えた後半、東京Vはハーフタイムに2枚替えを敢行。翁長聖、山田楓喜を下げて齋藤功佑、山見大登を投入。綱島悠斗を右サイドバック、宮原を左サイドバック、見木をボランチに移して両サイドに交代の2選手が入った。
後半はイーブンな攻防が続いていたが、先にゴールをこじ開けたのはホームチーム。ボックス内に抜け出した平河とDF宮原が交錯すると、一度はノーファウルでプレーが流されたが、オンフィールド・レビューの結果、PKが与えられる。これをキッカーの藤尾が右ポストに当てながらもねじ込んだ。
厳しい3失点目を喫したアウェイチームは直後に見木を下げて松橋を投入。両サイドにアタッカーを配置して攻勢を強めると、67分には中央突破した木村勇大のミドルシュート、69分にはボックス付近での細かい出し入れからゴール右で前を向いた松橋のシュートと続けて際どいシーンを創出する。
一方、3点リードで相手を引き込む形の戦い方にシフトした町田。藤本に代えてナ・サンホ、76分には負傷したオ・セフンに代えてデューク、仙頭啓矢と下田北斗を入れ替えて全体の強度を維持する。
さらに、80分には相手陣内左サイドで得たロングスローからペナルティアーク付近で相手のクリアに反応した柴戸海が抑えの利いた見事な左足ダイレクトボレーをゴール右隅に叩き込んだ。
この4点目で完全に試合の大勢が決した中、ダービーで一矢報いたい東京Vに対して、選手交代を使いながら最後まで緩みを見せずにコントロールした町田。後半アディショナルタイムの93分には、下田北斗の強烈な左足ミドルシュートのこぼれに詰めたエリキがヘディングシュートを押し込み、長期離脱明け後初となるゴールまで奪って見せた。
この結果、東京クラシックで完勝を収めた町田がリーグ連勝で暫定首位に浮上。一方、今季最多失点に初めて複数得点差で惨敗の東京Vは、大きなショックガ残る12試合ぶりの黒星となった。
FC町田ゼルビア 5-0 東京ヴェルディ
【町田】
オウンゴール(前11)
藤尾翔太(前29、後14)
柴戸海(後35)
エリキ(後45+3)
ミッチェル・デューク
黒田剛
松橋優安
見木友哉
平河悠
藤本一輝
藤尾翔太
宮原和也
昌子源
オ・セフン
鈴木準弥
翁長聖
山田楓喜
齋藤功佑
山見大登
綱島悠斗
木村勇大
ナ・サンホ
仙頭啓矢
下田北斗
柴戸海
エリキ
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9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat3
【Jリーグ出場停止情報】J1横浜FMのMFジャン・クルードが次節出場停止、J2では清水FW北川航也が暴行の判断で残り2試合欠場、甲府は3名が出場停止に
Jリーグは29日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグでは横浜F・マリノスのMFジャン・クルードが追加。他の大会での出場停止処分の影響により、30日の第35節浦和レッズ戦が出場停止となった。 J2リーグでは8選手が出場停止に。清水エスパルスのFW北川航也は27日の栃木SC戦で一発退場。「ファウルを受け両選手ともに倒れている状態で、相手競技者の右肩に対して左足で過剰な力を用いて蹴った行為は、『選手等に対する暴行(肘打ち、パンチ、蹴り、噛みつき、唾を吐きかける又は殴打する等)』に相当する」と判断された。 3試合の出場停止処分と15万円の罰金が科されることに。しかし、J2の全日程が11月10日をもって終了し、出場停止処分の対象となる同レベルの大会もなく、停止処分となる対象試合が1試合で翌シーズンへ繰り越さないことから、出場停止試合は2試合となっている。 ヴァンフォーレ甲府のDFエドゥアルド・マンシャは27日のレノファ山口FC戦で一発退場。「ペナルティーエリア外で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた行為は、『相手チームの決定的得点機会の阻止』に該当する」と判断され、1試合の出場停止となった。 また、甲府のDF林田滉也も山口戦で一発退場。「スライディングをしボールにプレーした後、相手競技者が起き上がったところを足裏で顔を蹴った行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当する」と判断され、こちらも1試合出場停止となった。 J3リーグでは7名が追加。Y.S.C.C.横浜のDF大嶋春樹は26日の松本山雅FC戦で一発退場。「ペナルティーエリア内で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた行為は、『相手チームの決定的得点機会の阻止』に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分を受けている。 【明治安田J1リーグ】 DFマリウス・ホイブラーテン(浦和レッズ) 第35節 vs横浜F・マリノス(10/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF安斎颯馬(FC東京) 第35節 vs湘南ベルマーレ(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF昌子源(FC町田ゼルビア) 第35節 vsサガン鳥栖(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFジャン・クルード(横浜F・マリノス) 第35節 vs浦和レッズ(10/30) 今回の停止:その他の停止 MFレオ・ゴメス(ジュビロ磐田) 第35節 vsヴィッセル神戸(11/1) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 GKク・ソンユン(京都サンガF.C.) 第35節 vsサンフレッチェ広島(11/3) 今回の停止:1試合停止 FWウェリントン(アビスパ福岡) 第35節 vs柏レイソル(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF松岡大起 (アビスパ福岡) 第35節 vs柏レイソル(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第35節 vsFC町田ゼルビア(11/3) 今回の停止:3試合停止(1/3) 第36節 vs横浜F・マリノス(11/9) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J2リーグ】 DF中塩大貴(ザスパ群馬) 第37節 vs大分トリニータ(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF品田愛斗(ジェフユナイテッド千葉) 第37節 vsV・ファーレン長崎(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW高橋利樹(横浜FC) 第37節 vs栃木SC(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド・マンシャ(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vsブラウブリッツ秋田(11/3) 今回の停止:1試合停止 MF佐藤和弘(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vsブラウブリッツ秋田(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF林田滉也(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vsブラウブリッツ秋田(11/3) 今回の停止:1試合停止 FW北川航也(清水エスパルス) 第37節 vsいわきFC(11/3) 今回の停止:3試合停止(1/3) 第38節 vsロアッソ熊本(11/10) 今回の停止:3試合停止(2/3) DFヘナン(レノファ山口FC) 第37節 vs愛媛FC(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 MF音泉翔眞(ヴァンラーレ八戸) 第35節 vsカマタマーレ讃岐(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF大嶋春樹(Y.S.C.C.横浜) 第35節 vsAC長野パルセイロ(11/2) 今回の停止:1試合停止 MF山中麗央(AC長野パルセイロ) 第35節 vsY.S.C.C.横浜(11/2) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF大山啓輔(ツエーゲン金沢) 第35節 vsいわてグルージャ盛岡(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF生駒稀生(奈良クラブ) 第35節 vs福島ユナイテッドFC(11/2) 今回の停止:1試合停止 MF曽我大地(ガイナーレ鳥取) 第35節 vs大宮アルディージャ(11/2) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF工藤孝太(ギラヴァンツ北九州) 第35節 vsアスルクラロ沼津(11/2) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF藤春廣輝(FC琉球) 第35節 vsFC今治(11/3) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) 2024.10.29 18:29 Tue4
【J1注目プレビュー|第36節:町田vsFC東洋】国立での“新東京ダービー”、町田は未勝利の地で優勝に望みを繋げるか!?
【明治安田J1リーグ第36節】 2024年11月9日(土) 14:00キックオフ FC町田ゼルビア(3位/60pt) vs FC東京(7位/51pt) [国立競技場] <h3>◆勝ったことがない国立、優勝へ正念場【FC町田ゼルビア】</h3> 今節を含めて残り3試合。首位との勝ち点差は「7」。勝ったところで優勝の可能性が潰えてしまう状況だ。 初のJ1挑戦の中で首位を直走ってきた町田だったが、終盤戦に入り失速。相手からの対策、負傷者など様々な理由が考えられるが、直近のリーグ戦5試合で勝利がない状況は誰もが想像しなかったのではないだろうか。 大型補強を夏に敢行するも、残念ながらチームを押し上げた選手はいないと言って良いだろう。思惑が外れてしまった感はあるが、それでも戦い方をブラさずにやり続けてきた。J1の舞台はそう簡単にはいかないということなのかもしれない。 5戦未勝利は黒田剛監督が率いてからのワースト記録。そして国立競技場では過去4試合をやって2分け2敗と勝利がない。ここが正念場。黒田監督の続投も決まった中、わずかな望みを胸に、6試合ぶりの勝利を掴みたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、チャン・ミンギュ、昌子源、杉岡大暉 MF:ナ・サンホ、白崎凌兵、下田北斗、藤本一輝 FW:相馬勇紀、オ・セフン 監督:黒田剛 出場停止:藤尾翔太 <h3>◆残り3試合で準備を上げられるか【FC東京】</h3> 前節はホームに湘南ベルマーレを迎えた中、0-2で敗戦。5試合無敗が続いていたがストップしてしまった。 今シーズンはホームが“鬼門”となってしまっている中で、その成績を象徴しているかのような展開に。先手を奪われて後手に回ってしまった展開が重くのしかかり、シュートは1本も枠に飛ばなかった。 舞台は国立。「新東京ダービー」を迎えるが、ホームとは打って変わって今季は国立で4戦4勝。相手は勝ったことがないという状況を鑑みても勝利するしかない。 チームとしては長友佑都が出場停止。最終ラインの人選も気になるところだが、前線の組み合わせも注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:野澤大志ブランドン DF:小泉慶、木本恭生、森重真人、岡哲平 MF:高宇洋、東慶悟 MF:安斎颯馬、荒木遼太郎、遠藤渓太 FW:ディエゴ・オリヴェイラ 監督:ピーター・クラモフスキー 出場停止:長友佑都 2024.11.09 09:15 Sat5