三笘薫がJPFAの初代MVP、2022年度から新設のJPFAアワードの4部門でMVPとベストイレブンが発表

2023.01.18 16:35 Wed
Getty Images
日本プロサッカー選手会(JPFA)は18日、新設されたJPFAアワードの受賞者を発表。初代MVPはブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が受賞した。JPFAアワードは、2022シーズンから新設。JPFAに所属する選手より、J1、J2、J3各リーグの3カテゴリーと、リーグを問わず選出する「JPFA」カテゴリーの合計4つのカテゴリーの「最優秀選手賞」(各1名/合計4名)と「ベストイレブン」(各11名/合計44名)の合計のべ48名を表彰するものとなった。
JPFAカテゴリーの初代MVPとなった三笘は、今シーズンはプレミアリーグに挑戦し、13試合で3ゴール1アシストを記録。日本代表としてもカタール・ワールドカップ(W杯)で活躍し、スペイン代表戦の“三笘の1ミリ"は世界中で大きな話題となった。なお、昨シーズンはジュピラー・プロ・リーグでレギュラーシーズン首位に終わったロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで躍動していた。

また、J1、J2、J3のMVPはJリーグアウォーズでも発表された3名が受賞。J1はセルティックへと移籍した横浜F・マリノスのDF岩田智輝、J2は横浜FCのFW小川航基、J3はいわきFCのFW有田稜が受賞した。

さらに、各部門ではベストイレブンも発表。JPFAイレブンは海外でプレーする選手が対象となり、GKにシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、DFは板倉滉(ボルシアMG)、遠藤航(シュツットガルト)、冨安健洋(アーセナル)、MFは鎌田大地(フランクフルト)、久保建英(レアル・ソシエダ)、堂安律(フライブルク)、三笘薫、FWは浅野拓磨(ボーフム)、伊東純也(スタッド・ランス)、古橋亨梧(セルティック)が選出された。
各部門の受賞者は以下の通り。

【JPFA】
◆MVP
三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)

◆ベストイレブン
GK
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー)
DF
板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)
遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)
冨安健洋(アーセナル/イングランド)
MF
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
堂安律(フライブルク/ドイツ)
三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)
FW
浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)
伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
古橋亨梧(セルティック/スコットランド)

【J1】
◆MVP
岩田智輝(横浜F・マリノス→セルティック/スコットランド)

◆ベストイレブン
GK
高丘陽平(横浜F・マリノス)
DF
谷口彰悟(川崎フロンターレ→アル・ラーヤン/カタール)
山根視来(川崎フロンターレ)
岩田智輝(横浜F・マリノス→セルティック/スコットランド)
MF
家長昭博(川崎フロンターレ)
脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
水沼宏太(横浜F・マリノス)
FW
上田綺世(鹿島アントラーズ→セルクル・ブルージュ/ベルギー)
西村拓真(横浜F・マリノス)
町野修斗(湘南ベルマーレ)
満田誠(サンフレッチェ広島)

【J2】
◆MVP
小川航基(横浜FC)

◆ベストイレブン
GK
小島亨介(アルビレックス新潟)
DF
半田陸(モンテディオ山形→ガンバ大阪)
堀米悠斗(アルビレックス新潟)
舞行龍ジェームズ(アルビレックス新潟)
MF
長谷川竜也(横浜FC)
伊藤涼太郎(アルビレックス新潟)
河原創(ロアッソ熊本→サガン鳥栖)
FW
中山仁斗(ベガルタ仙台)
ディサロ燦シルヴァーノ(モンテディオ山形→清水エスパルス)
小川航基(横浜FC)
髙橋利樹(ロアッソ熊本→浦和レッズ)

【J3】
◆MVP
有田稜(いわきFC)

◆ベストイレブン
GK
内山圭(藤枝MYFC→サガン鳥栖)
DF
家泉怜依(いわきFC)
林堂眞(カターレ富山)
安藤智哉(FC今治→大分トリニータ)
広瀬健太(鹿児島ユナイテッドFC)
MF
嵯峨理久(いわきFC)
日高大(いわきFC→ジェフユナイテッド千葉)
山下優人(いわきFC)
FW
有田稜(いわきFC)
有田光希(鹿児島ユナイテッドFC)
米澤令衣(鹿児島ユナイテッドFC)

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Jリーグのシーズン移行に関して選手会が意見、雪国対策など課題は残るも「納得できる解決策が見いだせれば基本的に賛成」

吉田麻也が会長を務める日本プロサッカー選手協会(JPFA)は8日、Jリーグのシーズン移行に関する見解を発表した。 Jリーグは、現在の2月開幕のシーズンから、8月開幕というスケジュールへの移行を検討。全60クラブとの意見交換や分科会を行い、シーズン移行ではなく、「Jリーグ、日本サッカーが目指すもの」を考えていく状況となっている。 年内に一度結論を出すことを考えている中、JPFAは6日に臨時総会/臨時大会を開催。シーズン移行に対するJPFAの考えを決議したという。 「これまでの検討の中で、この議論は日本でのシーズン開催時期の最適化の問題と考えております。会員選手から最も多く寄せられた意見は、ファン、サポーターの皆さまにもっとハイレベルな試合をお見せしたく、日本の夏が厳しい気候になる中でも、年間を通じて試合クオリティを維持したい、ということでした。ACLや欧州シーズンと揃えることも意義があると考えております」 「一方で、雪国対策を懸念する意見も出ております。Jリーグからは、これまでの12月から2月のシーズンスケジュールをベースにした案を検討されている旨説明を受けています。今後、12月または2月の試合が増えていく際に、ファン、サポーターの皆さんの観戦環境など、懸念される点がカバーされるのか継続した協議が必要と考えております。また、日本サッカー界の将来のため、雪国のサッカー振興を考えた施設整備などもJFAやJリーグに要望してまいります。その他、シーズンスケジュールや移行期につきましても、いくつか課題は残っていると考えております」 「以上のことから、シーズン移行に関し、雪国対策などの重要な課題について、引き続きJFAやJリーグと協議することを前提に、JPFAとして納得できる解決策が見いだせるのであれば、基本的に賛成と考えております。今後、実現のために、前向きに議論を進めていきたいと思います」 アルビレックス新潟が明確な反対意見を出し、雪国対策を含めてまだまだ課題は残されているものの、基本的には賛成意見が多い状況。どのように課題を解決し、どういった結論を出していくのか注目だ。 2023.11.08 12:35 Wed
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