J3最優秀選手賞は得点王の今治FWマルクス・ヴィニシウス! その他各賞も発表【J3リーグアウォーズ】

2024.12.20 22:42 Fri
今治のエースがMVPと得点王ダブル受賞
©︎J.LEAGUE
今治のエースがMVPと得点王ダブル受賞
20日、2024 J3リーグアウォーズが行われた。

大宮アルディージャが優勝と1年でのJ2復帰、2位にFC今治が入りクラブ史上初のJ2昇格が決定。またプレーオフを制したカターレ富山が11年ぶりのJ2昇格を決めていた。

一方で、いわてグルージャ盛岡、Y.S.C.C.横浜がJリーグ退会で日本フットボールリーグ(JFL)への降格が決定した。
MCに播戸竜二さん、サブMCに高階亜理沙さん、ゲストに稲本潤一さん、橋本英郎さんを迎えて行われたなか、最優秀選手賞を受賞したのはFC今治のFWマルクス・ヴィニシウス。19ゴールを挙げ、今治のクラブ史上初のJ2昇格に貢献し、FC岐阜のFW藤岡浩介とともに得点王にも輝き、個人賞2冠となった。

また、優勝監督賞は大宮アルディージャの長澤徹監督、優秀監督賞は福島ユナイテッドFC寺田周平監督、最優秀ゴール賞はガイナーレ鳥取のMF普光院誠が9月のアスルクラロ沼津戦で決めた絶妙なループシュート弾が受賞した。
2024シーズンの各賞は以下の通り。

◆最優秀選手賞


マルクス・ヴィニシウス(FC今治)

◆ベストイレブン


GK
笠原昂史(大宮アルディージャ)

DF
市原吏音(大宮アルディージャ)
浦上仁騎(大宮アルディージャ)
市原亮太(FC今治)

MF
大関友翔(福島ユナイテッドFC)
泉柊椰(大宮アルディージャ)
小島幹敏(大宮アルディージャ)

FW
塩浜遼(福島ユナイテッドFC)
杉本健勇(大宮アルディージャ)
藤岡浩介(FC岐阜)
マルクス・ヴィニシウス(FC今治)

◆優勝クラブ


大宮アルディージャ

◆優勝監督賞


長澤徹監督(大宮アルディージャ)

◆優秀監督賞


寺田周平監督(福島ユナイテッドFC)

◆得点王


FWマルクス・ヴィニシウス(FC今治)
FW藤岡浩介(FC岐阜)
36試合19ゴール

◆最優秀ゴール賞


MF普光院誠(ガイナーレ鳥取)
2024年9月7日 vs アスルクラロ沼津

◆フェアプレー賞


福島ユナイテッドFC
松本山雅FC
アスルクラロ沼津
ギラヴァンツ北九州

◆フェアプレー個人賞


GK三浦基瑛(SC相模原)
GK永井建成(FC大阪)
MF小澤秀充(ガイナーレ鳥取)
GK今村勇介(カマタマーレ讃岐)

◆優秀選手賞(32名)


GK
笠原昂史/大宮アルディージャ
田川知樹/カターレ富山
永井建成/FC大阪
セランテス/FC今治

DF
市原吏音/大宮アルディージャ
浦上仁騎/大宮アルディージャ
下口稚葉/大宮アルディージャ(右サイド)
茂木力也/大宮アルディージャ(右サイド)
高野遼/SC相模原
市原亮太/FC今治
加藤徹也/FC今治
工藤孝太/ギラヴァンツ北九州

MF
森晃太/福島ユナイテッドFC(左サイド)
大関友翔/福島ユナイテッドFC
石川俊輝/大宮アルディージャ
小島幹敏/大宮アルディージャ
泉柊椰/大宮アルディージャ(左サイド)
アルトゥール・シルバ/大宮アルディージャ
菊井悠介/松本山雅FC
安光将作/カターレ富山(左サイド)
梶浦勇輝/ツエーゲン金沢
岡田優希/奈良クラブ
近藤高虎/FC今治
横山夢樹/FC今治(左サイド)
富所悠/FC琉球

FW
塩浜遼/福島ユナイテッドFC
杉本健勇/大宮アルディージャ
オリオラ・サンデー/大宮アルディージャ
津久井匠海/アスルクラロ沼津(右サイド)
藤岡浩介/FC岐阜
マルクス・ヴィニシウス/FC今治
永井龍/ギラヴァンツ北九州
橋本啓吾/テゲバジャーロ宮崎

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岡田武史氏が現役引退した理由/六川亨の日本サッカーの歩み

昨年12月19日、元日本代表監督で、現在は今シーズンからJ3リーグに昇格したFC今治のオーナーを務める岡田武史氏が「岡田メソッド--自立する選手、自律する組織をつくる16歳までのサッカー指導体系」という本を出版した。 この本に興味を持ったNECがデジタル化して販売することになり、そのプロモーションセミナーが2月15日に横浜市内で開催されたので取材した。午前中は14歳の選手に6対6のゲームをやらせながら、サポートの実技を実施。サポートには3種類あり、「緊急のサポート」、「選手がフリーなら寄ってはいけない」、「トラップでマーカーをタテかヨコにかわすためのパス」など「味方と敵の動きを見て、どんなパス、サポートが必要かパサーに声を出す」よう指導した。 実際、今治では「声を出すことでパスが回り始めた」そうだが、「言葉は大事」と言われても、いきなり練習で実践するよう求められてもそう簡単に声は出せないようだ。 そして午後からは指導者向けの講習会を実施した。その冒頭、岡田氏は「90年にバイエルン対JSL選抜の試合で1-2と負けた。キャプテンだったので会見に行ったが、次元が違うと感じ、34歳で引退を決めて指導者に進む道を選んだ」と現役引退の理由を話した。 「当時のバイエルンはキャプテンがアウゲンターラーで、初めてチームに合流したカール・ハインツ・ルンメニゲが点を取った」とも岡田氏は話していたが、それは1975年の1月に来日したバイエルンの間違いで、どうやら両者がまざってしまっているようだ。 75年に来日したバイエルンは、前年の西ドイツW杯で優勝したフランツ・ベッケンバウアー、ゲオルグ・シュバルツェンベック、ゲルト・ミュラーに加え、ベルンハルト・フェルスター、ルンメニゲらを擁する超豪華メンバーだった。当時の私は17歳だったが、始発電車に乗り、開門まで国立競技場の門の前で寝袋にくるまって待っていた(試合は2試合とも日本代表が0-1で敗れた)。 話を90年のバイエルンに戻すと、岡田氏の話を聞いて当時のノートを引っ張り出してみた。JSL選抜のメンバーはGK森下申一(ヤマハ)、DFが岡田武史、金子久、五十嵐和也(以上古河)、田口禎則(全日空)、柱谷哲二(日産)、反町康治(全日空)、木村和司、金田喜稔(以上日産)、永島昭浩(松下)、ラモス瑠偉(読売クラブ)というスタメン。 対するバイエルンはクラウス・アウゲンターラー、ユルゲン・コーラー、ハンス・プフリュグラー、シュテファン・ロイター、トーマス・シュトルンツといった、こちらも代表クラスを擁した豪華メンバーだった。 ちなみに監督はJSL選抜が清雲栄純(古河)、バイエルンがユップ・ハインケス、名誉監督が釜本邦茂(ヤンマー)とベッケンバウアーが務めた。 試合はJSL選抜の木村がDF2人をダブルタッチでかわしてペナルティエリアに侵入し、見事な先制ゴールを決めた。ハインケス監督も「ブンデスリーガで十分に通用する。チーム全体を支配する力を持っているし、チームメイトも信頼している」と大絶賛した。 当の木村は「DFはたいしたことなかった。狙っていたし、自信を持ってやればいい。ペナルティエリアが近かったので、前を向いて抜いて行った」と平然と答えていた。 試合は後半、90-91シーズンのブンデスリーガ得点王に輝くローラント・ボールファルトの2ゴールでバイエルンが逆転勝利を収めた。 そしてノートには前半6分と27分に、「岡田がバックパスをミスして相手に取られる」という記述があった。こうして改めて当時を振り返ると、引退を決意したのも理解できた次第である。 【文・六川亨】<br />1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。</div> 2020.02.18 19:50 Tue

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