地域CLの“全社枠”が確定へ FC刈谷、JAPANサッカーカレッジ、ジェイリースFCが全社4強入り【Road to JFL】
2024.10.21 15:50 Mon
FC刈谷、JAPANサッカーカレッジ、ジェイリースFCが地域CL進出の流れに
21日、第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)の準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出揃った。今大会経由での全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)進出を目指したチームが「3チーム」を占めた。
◆全社の重要ポイント
各地域リーグで優勝を逃しつつも、JFL参入の意思があるチームは、今大会で「ベスト4以上かつ成績上位3チーム」に入れば、最大3つの“全社枠”として地域CL出場権が付与される。
◆刈谷 2-2(PK:7-6) 都農
3度目のJFL参入を目指すFC刈谷だが、2年連続で東海1部優勝を逃し、今季も全社経由で地域CLを目指すことに。ただ、そこは前回王者。まずは準々決勝まで順当に勝ち上がり、九州リーグ王者のヴェロスクロノス都農と対戦した。
(※)全社は40分ハーフ
◆JSC 4-1 弘前
北信越1部3位のJAPANサッカーカレッジは、東北1部王者のブランデュー弘前に圧勝。最終盤に1点を返されたが、前半で3-0とし、後半頭の4点目で勝敗が決した。これでベスト4。天皇杯でJ1名古屋を打ち破った専門学校チームが、“全社枠”で地域CLへ出場できることに。
◆FC徳島 3-1 SRC
半世紀以上前から広島県リーグ、もしくは中国リーグに籍を置く由緒正しき名門・SRC広島。ここ数年は福山シティに中国地方の覇権を譲るが、福山への対抗力は失われていない。
準々決勝は四国リーグ王者のFC徳島と対戦。14分にセットプレーの流れから坪根毅士が先制点も、21分にセットプレーからやり返されてしまう。後半も2点を許し、1-3での敗戦に。4大会ぶりの地域CL出場はならなかった。
◆エリース 0-0(PK:3-5) ジェイリース
エリース東京は関東1部7位も、今大会ここまで唯一残った関東1部勢。前福山の濱口草太や松岡ジョナタン、元福山で関東1部得点王のソン・ホギョン、ブリオベッカ浦安時代にJFL参入を経験した村田翔など、実は役者が揃う。
対するは地域リーグNo.1の実業団と呼んで差し支えない、大分県のジェイリースFC(九州2位)。松本怜や八反田康平、木島悠、小手川宏基、薗田卓馬など、九州Jクラブにゆかりのある選手が多いのも特徴的だ。
試合は80分間でスコア動かずPK戦へ。ジェイリースのGK加藤大喜が、後攻エリース3人目・篠原宏仁のキックをストップし、勝利を手繰り寄せた。2試合連続で0-0からのPK戦を制したジェイリースが全社ベスト4へ進出だ。
◆全社枠が確定へ
上記の結果、全社ベスト4で地域リーグ王者はFC徳島だけ。これにより、地域CLへ“全社枠”3つすべてが埋まった格好に。FC刈谷、JAPANサッカーカレッジ、ジェイリースFCが、JFL参入を懸けた最終舞台へ向かう運びとなる。
◆準々決勝
FC刈谷 2-2(PK:7-6) ヴェロスクロノス都農
JAPANサッカーカレッジ 4-1 ブランデュー弘前FC
FC徳島 3-1 SRC広島
エリース東京 0-0(PK:3-5) ジェイリースFC
◆準決勝(22日)
☆FC刈谷 vs JAPANサッカーカレッジ☆
FC徳島 vs ジェイリースFC☆
◆全社の重要ポイント
各地域リーグで優勝を逃しつつも、JFL参入の意思があるチームは、今大会で「ベスト4以上かつ成績上位3チーム」に入れば、最大3つの“全社枠”として地域CL出場権が付与される。
3度目のJFL参入を目指すFC刈谷だが、2年連続で東海1部優勝を逃し、今季も全社経由で地域CLを目指すことに。ただ、そこは前回王者。まずは準々決勝まで順当に勝ち上がり、九州リーグ王者のヴェロスクロノス都農と対戦した。
試合は取って取られての80分間(※)で2-2とし、延長戦がないため、即刻PK戦へ。両軍5人目を終えても決着がつかなかったが、最後はトータル7-6で刈谷がモノにした。
(※)全社は40分ハーフ
◆JSC 4-1 弘前
北信越1部3位のJAPANサッカーカレッジは、東北1部王者のブランデュー弘前に圧勝。最終盤に1点を返されたが、前半で3-0とし、後半頭の4点目で勝敗が決した。これでベスト4。天皇杯でJ1名古屋を打ち破った専門学校チームが、“全社枠”で地域CLへ出場できることに。
◆FC徳島 3-1 SRC
半世紀以上前から広島県リーグ、もしくは中国リーグに籍を置く由緒正しき名門・SRC広島。ここ数年は福山シティに中国地方の覇権を譲るが、福山への対抗力は失われていない。
準々決勝は四国リーグ王者のFC徳島と対戦。14分にセットプレーの流れから坪根毅士が先制点も、21分にセットプレーからやり返されてしまう。後半も2点を許し、1-3での敗戦に。4大会ぶりの地域CL出場はならなかった。
◆エリース 0-0(PK:3-5) ジェイリース
エリース東京は関東1部7位も、今大会ここまで唯一残った関東1部勢。前福山の濱口草太や松岡ジョナタン、元福山で関東1部得点王のソン・ホギョン、ブリオベッカ浦安時代にJFL参入を経験した村田翔など、実は役者が揃う。
対するは地域リーグNo.1の実業団と呼んで差し支えない、大分県のジェイリースFC(九州2位)。松本怜や八反田康平、木島悠、小手川宏基、薗田卓馬など、九州Jクラブにゆかりのある選手が多いのも特徴的だ。
試合は80分間でスコア動かずPK戦へ。ジェイリースのGK加藤大喜が、後攻エリース3人目・篠原宏仁のキックをストップし、勝利を手繰り寄せた。2試合連続で0-0からのPK戦を制したジェイリースが全社ベスト4へ進出だ。
◆全社枠が確定へ
上記の結果、全社ベスト4で地域リーグ王者はFC徳島だけ。これにより、地域CLへ“全社枠”3つすべてが埋まった格好に。FC刈谷、JAPANサッカーカレッジ、ジェイリースFCが、JFL参入を懸けた最終舞台へ向かう運びとなる。
◆準々決勝
FC刈谷 2-2(PK:7-6) ヴェロスクロノス都農
JAPANサッカーカレッジ 4-1 ブランデュー弘前FC
FC徳島 3-1 SRC広島
エリース東京 0-0(PK:3-5) ジェイリースFC
◆準決勝(22日)
☆FC刈谷 vs JAPANサッカーカレッジ☆
FC徳島 vs ジェイリースFC☆
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J3讃岐の2年目FW鳥飼椋平が九州サッカーリーグのジェイリースFCに完全移籍「この悔しさを次に活かしていきます」
カマタマーレ讃岐は10日、FW鳥飼椋平(24)が九州サッカーリーグのジェイリースFCに完全移籍することを発表した。 鳥飼は大阪府出身で、高川学園高校から立正大学へ進学。2023年に讃岐に加入した。 讃岐での1年目はJ3で3試合に出場。今シーズンは関西サッカーリーグ1部のFC.AWJに期限付き移籍していたが、期限付き移籍期間が満了。ジェイリースへ完全移籍することとなった。 鳥飼はクラブを通じてコメントしている。 「チームを離れることになりました。2年前、進路がなかなか決まらない時に手を差し伸べてくれたクラブには感謝しかありません。そんな中、Jリーグで活躍できなかったことが本当に悔しいです。この悔しさを次に活かしていきます」 「カマタマーレファン、サポーターの皆様」 「期限付き移籍中も、淡路に来ていただいたりSNSを通じてメッセージをくれたり本当に心強かったです。ありがとうございました!」 「悔しい結果になってしまいましたが、本当にこのチームの一員になれて良かったです。関わっていただいた全ての方々、ありがとうございました!」 2024.12.10 14:10 Tue5