濱口草太 Sota HAMAGUCHI

ポジション MF
国籍 日本
生年月日 1999年05月22日(24歳)
利き足
身長 169cm
体重 65kg
ニュース
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つくばFCが福山シティ撃破でラスト1試合残し首位に! 全4チームが勝ち点「3」の大混戦【Road to JFL/地域CL決勝ラウンド第2節】

24日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)決勝ラウンド第2節のVONDS市原FCvs栃木シティFC、ジョイフル本田つくばFCvs福山シティFCが栃木県グリーンスタジアムで行われた。 JFL昇格を目指す社会人の強豪が日本全国から集う地域CL。今年の決勝ラウンド初戦(22日)は関東1部王者のV市原がつくばに1-0と勝利し、中国リーグ王者の福山が栃木Cに2-1で勝利…という状況で第2節を迎えた。 なお、JFLへの自動昇格は4チーム中1位の1チームのみで、2位はJFL最下位との入替戦へ進むことに。そんななか、第2節を終えた段階で確定事項は生まれず、4チームともJFLへの夢を第3節まで引き延ばすこととなった。 ◆順位表(第2節終了時点) 1.ジョイフル本田つくばFC | 勝ち点3|得失点差+1 ---JFL自動昇格ライン--- 2.栃木シティFC | 勝ち点3|得失点差±0 ---入替戦進出ライン--- 3.VONDS市原FC | 勝ち点3|得失点差±0 4.福山シティFC | 勝ち点3|得失点差-1 ◆VONDS市原FC 0-1 栃木シティFC 【栃木C】 田中パウロ淳一(後37) 初戦で勝ち点「3」のV市原と「0」の栃木C。今季の関東1部ではV市原の2戦2勝、地域CL1次ラウンドでは栃木Cが勝利というなか、栃木Cにとって敗戦は許されないという状況で今季4度目の顔合わせとなった。 立ち上がりから一進一退の攻防が続くも、両軍とも決定機創出には至らず、V市原はDF有永一生の蹴るセットプレー、栃木CはFW田中パウロ淳一&FW藤原拓海のスピード豊かな両サイドハーフに先制点の糸口を探っていく。 15分過ぎから次第に栃木Cのワンサイドゲームと化すも、そこは関東1部18試合8失点という堅守軍団・V市原。ソリッドな[4-4-2]を“伝統”とするライトグリーンの雄は、集中力の高い守備でやり過ごしていく。 それでも栃木Cは25分、MF表原玄太の左サイドからのクロスに対し、初戦でバイシクル弾のFW平岡将豪がゴール正面からドンピシャヘッド。しかし、この日最初の決定機は、V市原のGK今川正樹に間一髪でセーブされる。 後半立ち上がりの50分には自陣からのカウンターで右サイドを崩し、最後はボックス手前からハーフタイム投入のFW伊藤恵亮が左足シュート。枠内へ飛ばしたが、決死のブロックでCKに逃げられる。 栃木Cに初戦同様、少しずつ焦りが見え始める一方、なかなか押し返せず、幾度となくバイタルエリアまで侵入されるV市原は悠然と時計の針を進めている印象。勿論、集中力の高さあってこそだが、確固たるプレー理念を感じさせる。彼らを打ち崩すのは容易ではない。 栃木Cはさらに71分、右CKの流れからDFカルロス・エドゥアルドが左足シュート。V市原のGK今川はクロス対応でゴールを空けていたが、しっかり枠内へ飛ばしたこの決定機も渾身のブロックで阻止される。 V市原は試合も終盤に差し掛かる75分に2枚替え。キャプテンのDF渡辺広大らを投入し、[4-4-2]から[5-4-1]へとシフト。テコ入れを施したなか、78分に栃木CのMF関野元弥が放ったシュートがクロスバーを直撃…肝を冷やす。 しかし、ほどなくしてV市原に悪夢。 80分、栃木Cは田中パウロが右サイドからドリブルで運び、ボックス内で倒されてPKを獲得。自らキッカーを務めた“元気印”田中パウロは左足で冷静にこれを沈め、押し込み続けた栃木Cがとうとう均衡を破ることに成功した。 結局、この1点が決勝点となり、栃木Cが0-1で勝利。今季の関東1部でvs栃木C2戦2勝だったV市原だが、地域CLでは1次ラウンドに続き、2試合連続で試合終盤のPKによる1点で敗れるということとなった。 ◆ジョイフル本田つくばFC 2-0 福山シティFC 【つくば】 鈴木龍之介(前35、後27) 初戦で勝ち点「0」のつくばと「3」の福山。最初のチャンスは負ければ2連敗となるつくば。開始5分、自陣でのパウ交換から左ウイングバックのMF青木竣が抜け出し、ハーフウェイライン付近からボックス左まで独走する。しかし、渾身の左足シュートはゴール右へ外れる。 対する福山は選手どうしが頻繁にポジションチェンジしながら打開の糸口を探すが、[5-4-1]で用心深く様子をうかがうつくばの切り崩しに苦戦気味。ボール保持時の“食いつかせる”パスの効果が今ひとつと言ったところだ。 それでも福山はアイデアが豊富。19分、MF濱口草太が右サイド深くからのスローイン一発で最終ラインの背後を取り、ゴール前へクロス…FW高橋佳がフリーで放ったヘディングシュートはほんのわずかにゴール左へ外れた。 ただ、先制点はここまで劣勢のつくば。35分、ゴール正面ボックス手前から直接FKを得ると、キッカーMF鈴木龍之介のシュートがクロスバーを弾き、横っとびしていた福山のGK宮﨑浩太朗に当たってネットへ吸い込まれた。 つくばの先制点を皮切りに試合はオープンな展開へと移行。一歩前に出たつくば、追いかける立場となった福山、双方とも追加点、同点弾のチャンスが何度かあったが、モノにすることはできずにハーフタイムを迎える。 福山は後半頭からMF角田薫平を下げ、テクニカルなMF田口駿を投入。「第100回天皇杯得点王」という肩書きを持つ背番号20はインサイドハーフの一角からリズム良くパスを左右に散らす。田口がアクセントとなった福山は立ち上がりからつくば陣内へと押し込んでいく。 その田口は51分、前半つくばが先制FKを叩き込んだところとほぼ同じ位置からFKを直接狙うも、上手く落としきれずに同点ならず。地力で上回るのは福山だろうが、つくばにも意地がある。決勝ラウンドは共に今回が初進出だ。 時間の経過とともに激しくなってゆくデュエル…60分、福山はMF澤田健太がゴール正面ボックス手前から左足シュートを放つが、惜しくも枠外。華麗なムービングフットボールを展開する福山、美しいサックスブルーのユニフォームと相まって、鮮やかなほどに勝ち点3への執念を感じさせるつくば…JFL昇格を懸けた舞台に相応しい好ゲームだ。 待望の次の1点もつくばに。72分、なんと、前半FKを叩き込んだ鈴木がまたしても直接FK弾。今度はクロスバーの下部分に弾かれたシュートがそのままゴールラインを超えた。 結局、関東1部5位、10年ぶりの地域CL出場、決勝ラウンド初進出というつくばが鈴木のFK弾2発で福山を撃破。関東1部王者・VONDS市原、同2位・栃木シティらを抑え、ラスト1試合を残して首位に浮上した。 なお、この2試合の結果、第2節終了時点でJFL昇格が決まったチームも、望みが潰えたチームもなし。決勝ラウンド最終節は26日…全4チームが1勝1敗の勝ち点「3」…もはや説明不要、2023年の“地域リーグの世界”で最もアツい戦いが、間違いなく、そこにある。 ◆決勝ラウンド第3節/11月26日(日) [10:45] VONDS市原FC vs 福山シティFC [13:00] ジョイフル本田つくばFC vs 栃木シティFC 2023.11.24 15:22 Fri

「ここから2勝」地域CL決勝ラウンドで黒星発進も…栃木シティのFW田中パウロ「集中は切れてないです」【Road to JFL】

22日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)決勝ラウンド第1節の栃木シティFCvs福山シティFCが栃木県グリーンスタジアムで行われ、2年連続で決勝ラウンドを戦う栃木Cは1-2の敗戦となった。 JFL昇格を目指す社会人の強豪が全国から集う地域CL。今年の決勝ラウンドには関東サッカーリーグ1部から栃木シティFC、ジョイフル本田つくばFC、VONDS市原FC、中国リーグから福山シティFCが参戦。JFLへの自動昇格を掴めるのは1位(地域CL優勝/※1)だけとなっている。 (※1)決勝ラウンド2位はJFL最下位との入替戦へ ◆順位表(第1節終了時点) 1.福山シティFC | 勝ち点3|得失点差+1 2.VONDS市原FC | 勝ち点3|得失点差+1 3.栃木シティFC | 勝ち点0|得失点差-1 4.ジョイフル本田つくばFC | 勝ち点0|得失点差-1 ◆栃木シティFC 1-2 福山シティFC 【栃木C】 平岡将豪(後40) 【福山】 濱口草太(前27) 高田健吾(後18) V市原vsつくばで前者が勝ち点「3」を積み上げたなか、福山と合間見えた栃木C。16分、快足FW藤原拓海が右サイドを抜け出し、ボックス右から右足シュートを放つが左ポストを直撃。25分にもFKの流れからFW戸島章が放った左足シュートはまたも左ポストに弾かれる。 チャンスをモノにできずいると27分、福山は左サイドからボックス右へ対角の浮き球が入り、これに頭から飛び込んだのはMF濱口草太。栃木CのGK原田欽庸が見送るしかなかったヘディングシュートはファーネットへと吸い込まれた。 1点を追いかける立場となった栃木C。後半立ち上がりの48分、FW田中パウロ淳一が右サイドから鋭くカットインして左足を一閃。だが、わずかにゴール右へ外れる。 1点が遠いなか、63分に追加点を献上。福山は右CKの流れからDF高田健吾がこぼれ球に詰め込んだ。 栃木Cは追加点を献上して焦りも見え隠れするなか、試合も終盤へ。85分、途中出場FW平岡将豪がバイシクルシュートを叩き込んで1点差とするが、これ以上の反撃は叶わず、無情のホイッスル。2年連続となる地域CL決勝ラウンドをホーム栃木県で戦うなか、苦しいスタートとなった。 〜ここから2勝〜 試合後、平岡は「どんなボールが来てもそれを決め切るのがストライカーだと思います」と途中出場からねじ込んだゴールを誇りつつ「最低でも引き分けに持っていくのが、今日の僕の仕事だったと思います」と敗戦を悔やむ。 JFL自動昇格へ...4チームとも目指すはもちろん決勝ラウンド1位。地域CLにおける「1敗」の重みはもはや説明不要だ。 フル出場で果敢な突進が印象深かった田中パウロも、自身のプレーについて「うまく押さえ込まれた感じです。中へ中へと入っていけませんでした。僕が活きるのはやっぱりゴール前なので、そこまで持っていけなかったのは残念です」と反省の弁を語る。 今矢直城監督は福山について「ライン間でボールを受けられる選手が多く、サイドにはドリブルで運べる選手がいます。特徴のある選手が非常に多かったという印象ですね。それでいて球際も決して弱くない。バランスの取れたチームです」と称賛しつつ、90分間を振り返る。 「お互いアグレッシブな姿勢のチームで、球際も見応えがあって…客観的に見れば好ゲームだったと思います。ただ、我々は前半何度かあったチャンスを決めきれず、警戒していたカウンターから、相手のクオリティが上回る形で先制点を許すことになりました」 「こういったピリピリせざるを得ない試合では、1つのミスが流れを変えてしまいます。実際、この緊張感の中でミスも少なくなかった。選手たちはミスしたくてミスしているわけではありませんが、この1本が通っていればビッグチャンスに...というところで何度か連携ミスがありました」 しかし、諦めるにはまだ早い。指揮官は「セットプレーからの追加点献上はもったいなかったですし、試合終盤の迫力ある攻撃はもっともっと継続できるようにしたい。今日の課題を次に活かさなければいけません。もう勝つしかないですし、ここから2勝すればまだまだわからないと思います」と24日のV市原戦、26日のつくば戦へ意気込む。 田中パウロは今季4度目の対戦となるV市原について「何度も対戦していることは僕たちにとってポジティブ。僕たちは選手によって戦術を変動させる部分がありますが、V市原はそこまで特別なことはしない、常に同じスタンスで戦っている、という印象です。ただ、セットプレーは本当に注意しないといけないと思っています」と語る。 「2試合勝てばJFL昇格あるよ、というポジティブな気持ちもあります。僕の目からは選手たちが集中を切らしていない様子も見てとれました。僕たちはなぜ関東リーグ1部、そして地域CL1次ラウンドで勝ててこれたのか、良い姿を思い出してまずはV市原戦にぶつけたいと思います」 栃木ウーヴァFC時代の2017年以来となるJFL復帰を目指す栃木シティFC。24日に対戦するは今季の関東1部で2戦2敗も、先の地域CL1次ラウンドでは1-0と勝利したVONDS市原FC。堅い守備を持ち味とする難敵だが、ここで勝ち点「3」を掴めば、必ずJFLへの希望は広がる。 ◆決勝ラウンド第2節/11月24日(金) [10:45] VONDS市原FC vs 栃木シティFC [13:30] ジョイフル本田つくばFC vs 福山シティFC 2023.11.22 21:30 Wed

悲願のJFL昇格へ…福山シティが栃木シティ撃破で首位発進、 VONDS市原も勝ち点「3」で追走【Road to JFL/地域CL決勝ラウンド第1節】

22日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)決勝ラウンド第1節のVONDS市原FCvsジョイフル本田つくばFC、栃木シティFCvs福山シティFCが栃木県グリーンスタジアムで行われた。 JFL昇格を目指す社会人の強豪が全国各地域から集う地域CL。決勝ラウンドには関東サッカーリーグ1部から栃木シティFC、ジョイフル本田つくばFC、VONDS市原FC、中国リーグから福山シティFCが参戦。JFLへの自動昇格を掴めるのは1チームだけ(※1)となる。 (※1)決勝ラウンド2位はJFL最下位との入替戦へ ◆順位表(第1節終了時点) 1.福山シティFC | 勝ち点3|得失点差+1 2.VONDS市原FC | 勝ち点3|得失点差+1 3.栃木シティFC | 勝ち点0|得失点差-1 4.ジョイフル本田つくばFC | 勝ち点0|得失点差-1 ◆VONDS市原FC 1-0 ジョイフル本田つくばFC 【V市原】 加藤優司(後27) まずはV市原vsつくばで今年の決勝ラウンドが幕開け。関東1部5位のつくばに対し、王者・V市原はリーグ戦18試合8失点という堅守軍団だが、不動のセンターバックであり、キャプテンも務めるDF渡辺広大が不在という状況だ。 開始3分、V市原はFW谷尾昂也がいきなりネットを揺らすもオフサイド。立ち上がりの劣勢を凌いだつくばも両ウイングバックのDF青木竣とDF山崎舜介がオーバーラップすれば攻撃の厚みが増す。とりわけ山崎はV市原のソリッドな[4-4-2]も意識してか、右サイドの高い位置で目一杯幅をとる。 V市原も“右ウイングバック山崎”の背後を狙い、19分にはこのスペースを突いてMF土佐陸翼がフィニッシュまで持ち込む。しかし、シュートは惜しくもGKに阻まれ、21分には右CKにファーで待ち構えたDF篠原弘次郎がヘディングシュートも左ポストを直撃する。 両軍とも先制点が遠いなか、V市原は布啓一郎監督が2枚替えを決断。61分、MF清原翔平とMF沼大希が同時投入する。すると72分、自陣からカウンターを発動し、後半頭から途中出場のFW加藤勇司が左からのクロスにヘディングシュート。ポストに弾かれたこぼれ球を自ら蹴り込んだ。 この1点が決勝点となり、V市原が超重要局面の初戦で勝ち点「3」をゲット。つくばも試合終盤にかけて猛攻に出たが、最後まで1点が遠く、黒星発進となった。 ◆栃木シティFC 1-2 福山シティFC 【栃木C】 平岡将豪(後40) 【福山】 濱口草太(前27) 高田健吾(後18) 関東1部2位、そして全社1回戦敗退ながらも百年構想枠で地域CLへと進み、1次ラウンドA組を3連勝で駆け抜けた栃木C。対するは中国リーグ2連覇、今季は18試合全勝優勝を成し遂げた福山だ。 最初の決定機は栃木C。16分、快足を飛ばして右サイドを抜け出したFW藤原拓海がボックス右から右足シュートを放つも左ポストを直撃。さらに25分、FKの流れからFW戸島章が放った左足シュートも左ポストに弾かれ枠外へ。 先制点は福山。27分、左サイドから対角の浮き球がボックス右へ蹴られると、これに頭から飛び込んだのはMF濱口草太。栃木CのGK原田欽庸が見送るしかなかったヘディングシュートはファーネットへと吸い込まれた。 1点を追う“ホーム”栃木Cは後半頭の48分、FW田中パウロ淳一が右サイドからカットインして左足を一閃。だが、わずかにゴール右へ外れる。 63分、福山は右CKの流れからDF高田健吾がこぼれ球に詰め込んで追加点。上野展裕監督率いるチームは選手個々の能力が高く、崩しのアイデアも非常に豊富。栃木Cと一進一退の攻防を続けながらも、上手に時計の針を進めていく。 対し、どこか歯車が噛み合わないのが栃木C。福山同様、個々の能力の高さは一目瞭然だが、追加点を献上したあたりから攻守で焦りが見られるように。ゴール前には迫っていくが、どうしても1点が遠い。 それでも85分、栃木Cは途中出場FW平岡将豪が右からのクロスに見事なバイシクルシュートを叩き込み、ようやく1点差に。しかし、これ以上の反撃は叶わず、無情のホイッスル。2年連続となる地域CL決勝ラウンドをホーム栃木県で戦うなか、苦しいスタートとなった。 福山としては1点こそ返されたものの、強敵・栃木Cを初戦で撃破。つくばとの第2節を弾みをつける勝ち点「3」だ。 ◆決勝ラウンド第2節(11月24日) [10:45] VONDS市原FC vs 栃木シティFC [13:30] ジョイフル本田つくばFC vs 福山シティFC 2023.11.22 15:25 Wed

栃木シティ、福山シティ、つくばFCが各組首位に!【Road to JFL/地域CL1次ラウンド第1節】

10日、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023(地域CL)1次ラウンドの第1節が各会場で行われた。 日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指す12チームが4チームずつの3会場(宮崎/A組・宮城/B組・滋賀/C組)に分かれて戦う1次ラウンド。各組1位の3チーム、各組2位の中で成績上位の1チーム、計4チームが決勝ラウンドへ進む。 ◆Aグループ ヴェロスクロノス都農(宮崎県/九州1位) VONDS市原FC(千葉県/関東1部1位) 栃木シティFC(栃木県/関東1部2位/百年構想枠) FC徳島(徳島県/四国1位) ▽都農 0-1 VONDS A組会場の宮崎に本拠地を置く都農と、全社1回戦で宮崎のFC延岡AGATAに敗れているVONDS。“ホーム”都農は関東1部18試合8失点の堅守軍団VONDSを攻め込み、30分過ぎから相次いで決定機を迎えるも、肝心のゴールが遠い。 試合は0-0のまま進み、後半ATにとうとうスコアが動く。90+2分、VONDSはMF加藤勇司が左CKに頭で合わせて決勝点。伝統的に手堅いサッカーのVONDSは、セットプレー1発により、超重要局面の初戦で勝ち点3をゲットした。 ▽栃木シティ 4-1 FC徳島 百年構想枠で地域CLに滑り込んだ栃木と、四国リーグで4シーズン無敗のFC徳島。21分にFC徳島が先制して迎えた67分、栃木は敵陣でのボール奪取からカウンターを仕掛け、最後はFW田中パウロ淳一が仕留めて同点とする。 71分にはオウンゴールで逆転し、78分には敵陣深くでのインターセプトから途中出場FW平岡将豪が仕留めて追加点。栃木はさらに1点を追加し4-1と快勝…“12番目”で地域CLに滑り込んだ強豪が明日へ弾みをつける逆転勝利だ。 ▽順位表(第1節まで) 1.栃木シティ「勝ち点3」+3「総得点4」 2.VONDS「勝ち点3」+1「総得点1」 2.都農「勝ち点0」-1「総得点0」 4.FC徳島「勝ち点0」-3「総得点1」 ◆Bグループ FC刈谷(愛知県/東海1部2位/全社枠1) ブランデュー弘前FC(青森県/東北1部1位) 福山シティFC(広島県/中国1位) wyvern(愛知県/東海1部1位) ▽刈谷 2-2 弘前 3度目のJFL昇格を目指す全社王者・刈谷と、東北1部18試合で92得点の弘前。序盤からハイテンポな展開が続いたなか、13分、弘前はスルーパスに抜け出したFW高木輝之がGKをかわして右足シュートを流し込み、先制に成功する。 刈谷は主力FW鈴木直人を欠くなか、程なくしてFW伊藤雄教が負傷交代。すると43分、弘前はMF八田壮一郎が小刻みなドリブルで1人、2人、3人とかわし、ゴール前でラストパス。これを高木が流し込んで追加点をゲットする。 49分、刈谷は相手DFのミスを見逃さなかったFW野村柾斗の右足弾で1点差に。さらに90+2分、右CKにDF井塚脩斗が頭で合わせて同点とし、白熱の好ゲームは2-2で決着。全社でも後半ATにミラクルを起こしていた刈谷が土壇場で勝ち点1を拾い、弘前は勝ち点2を失った。 ▽福山 5-2 wyvern 中国リーグ18戦全勝優勝の福山と、東海1部昇格即初優勝の新興勢力wyvern。14分、wyvernはFW西原樹がボックス外から地を這う右足ミドルを突き刺して先制。地域CL初出場のダークホースが一歩前に出る。 ところがどっこい、前半が終わると福山2点リードに。福山は30分にFW高橋佳が同点弾、35分にセットプレーからDF髙田健吾が逆転弾、45分にMF有田朱里がGKとの一対一を制して追加点。中国リーグ18試合69得点の攻撃力を見せつける。 福山は55分にもMF濱口草太の豪快ヘディング弾で4点目、74分には天皇杯得点王の実績を持つMF田口駿の弾丸ミドルで5点目。wyvernは試合終盤にJリーグ通算68得点のFW津田知宏がネットを揺らすも、時すでに遅し。福山が5-2と快勝をおさめている。 ▽順位表 1.福山「勝ち点3」+3「総得点5」 2.刈谷「勝ち点1」±0「総得点2」 2.弘前「勝ち点1」±0「総得点2」 4.wyvern「勝ち点0」-3「総得点2」 ◆Cグループ アルテリーヴォ和歌山(和歌山県/関西1部1位) 福井ユナイテッドFC(福井県/北信越1部1位) ジョイフル本田つくばFC(茨城県/関東1部5位/全社枠2) BTOP北海道(北海道/北海道1位) ▽和歌山 0-0 福井 全社準優勝の関西1部王者・和歌山と、12年間で10回の北信越1部優勝を誇る福井。押され気味の和歌山は29分、MF竜田柊士が倒されて獲得したPKをMF関知哉が失敗。和歌山はPK失敗を境目に少しずつ陣地を回復していったが、両チームとも最後までネットを揺らせず、0-0で試合終了。互いに勝ち点1を分け合うドロー発進となった。 ▽つくば 3-2 BTOP 全社枠で10年ぶりに地域CL参戦のつくばと、北海道リーグから2年連続で地域CL参戦のBTOP。11分、つくばはDF青木竣がボックス左から左足シュートを突き刺して先制。さらに35分、MF鈴木龍之介が追加点を叩き込む。 後半に入るとBTOPが反撃。67分、FW阿部遼海が倒されて得たPKをMF本塚聖也が沈めて1点差に。86分にはセットプレーの流れから、こぼれ球に反応した阿部がゴール正面から蹴り込んで同点に。北海道勢の意地が垣間見える。 それでもつくばは90+3分、BTOPのセットプレーを凌いでゴール前までボールを運ぶと、最後はFW恩塚幸之介がスコアラーとなって決勝点に。2013年に当時四国リーグのFC今治を下して以来となる地域CLでの勝利となった。 ▽順位表 1.つくば「勝ち点3」+1「総得点3」 2.和歌山「勝ち点1」±0「総得点0」 2.福井「勝ち点1」±0「総得点0」 4.BTOP「勝ち点0」-1「総得点2」 2023.11.10 16:36 Fri

【Jリーグ移籍情報/11月30日】元日本代表FW我那覇和樹が讃岐を退団

Jリーグ移籍情報まとめ。11月30日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【J2】 ◆東京ヴェルディ 《復帰》 MF中野雅臣(23)←FC今治 ◆FC町田ゼルビア 《契約満了》 DF藤井航大(28) MF戸高弘貴(28) 【J3】 ◆カマタマーレ讃岐 《契約満了》 MF濱口草太(20) FW我那覇和樹(39) FW木島徹也(36) 2019.12.01 06:30 Sun

讃岐、濱口草太が契約満了…クラブ初となる下部組織からの昇格選手

カマタマーレ讃岐は30日、MF濱口草太(20)との契約満了を発表した。 讃岐の下部組織で育った濱口は、2018年にクラブ史上初めてアカデミーからトップチームに昇格。今シーズンはここまで明治安田生命J3リーグ1試合、天皇杯2試合に出場している。シーズン終了後の退団決定を受け、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。 「今シーズン限りでカマタマーレ讃岐を退団することになりました。僕はユースで3年間、トップチームで2年間、計5年間在籍させていただきました。その中で、個人としてはあまりチームの力になれず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」 「そして、ユース、ジュニアユースの後輩達に夢を与えるような結果を残すことができず本当に悔しいです。悔しいことばかりでしたが、カマタマーレ讃岐というチーム、そして応援して下さったサポーターの方々が僕は本当に大好きです。ありがとうございました」 2019.11.30 12:30 Sat

1年でのJ2復帰を目指す讃岐、MF西弘則含む3選手と契約更新!

▽カマタマーレ讃岐は10日、MF西弘則(31)、FW福家勇輝(27)、MF濱口草太(19)の契約を更新したことを発表した。 ▽西は2016年に大分トリニータから讃岐に加入。今シーズンは明治安田生命J2リーグに16試合出場した。福家は、2014年に高松大学から入団。今シーズンはJ2リーグに3試合出場した。讃岐下部組織出身の濱口は2018年にトップチーム昇格。今シーズンは天皇杯に1試合出場した。 ▽来シーズンも讃岐でプレーすることが決定した3選手は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントした。 ◆西弘則 「今年の悔しさを忘れず、1年でJ2復帰出来るように頑張ります。引き続きご声援よろしくお願いいたします」 ◆福家勇輝 「来シーズンもカマタマーレ讃岐でプレーできる事を嬉しく思います!チームの勝利の為に全力を尽くしたいと思います。みんなで香川県を盛り上げていきましょう!応援宜しくお願いします」 ◆濱口草太 「来シーズンもカマタマーレ讃岐でプレーさせていただく事になりました。来シーズンこそ多くの試合に絡み、チームの勝利に貢献する事ができるように 頑張りますので応援よろしくお願いします!」 2018.12.10 15:25 Mon

讃岐アカデミーから初の昇格内定者!MF濱口草太「ドリブルやシュートを活かし勝利に貢献」

▽カマタマーレ讃岐は15日、クラブのU-18チームからMF濱口草太(18)が、来シーズンからの昇格で内定したことを発表した。 ▽高知県出身の濱口は、U-18カテゴリーから讃岐に加入。成長が認められ、今回の内定に至った。なお、讃岐アカデミーの選手としては、初のトップチーム昇格選手となっている。濱口はクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントした。 「来シーズンよりトップチームに昇格します濱口草太です。今まで自分を支え続けてくれた、両親、指導者の方々やチームメイトに感謝いたします。自分の特徴である、ドリブルやシュートを活かし、1試合でも多く試合に出場しカマタマーレ讃岐の勝利に貢献できるよう日々頑張ります。応援よろしくお願いいたします」 2017.11.15 15:20 Wed
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