ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ/ロドリ(スペイン代表)【ユーロ2024】
2024.06.15 18:30 Sat
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。
出場回数:8大会連続12回目
最高成績:優勝(1964、2008、2012)
ユーロ2020結果:ベスト4
予選結果:グループA・1位
監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ
◆注目選手
MFロドリ(マンチェスター・シティ)
1996年6月22日(27歳)
ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ。“ティキ・タカ”隆盛の2008年大会、2012年大会の連覇から10年以上が経過し、すっかりフットボールのトレンドが変化した中、近年はユーロ、ワールドカップの舞台で苦戦が続くスペイン代表。
ビジャレアルで台頭し、アトレティコ・マドリーを経て2019年に加入したシティで稀代の名将グアルディオラの薫陶を受け、世界最高峰のピボーテに進化を遂げたロドリは、巧さ、強さ、戦術眼をハイレベルで完備する完全無欠のMF。的確なポジショニング、視野の広さ、複雑な状況を瞬時に処理する判断能力の高さによって攻守両面で難度の高いプレーを事もなげにやってのける安定感が最大の特長だ。
シティの前人未踏のリーグ4連覇に貢献し、直近のFAカップで敗れるまで出場した公式戦74試合連続無敗という快記録を残した“負けない男”は、前大会王者イタリアとクロアチアと同居した最激戦区突破を目指す無敵艦隊にとって最も重要な存在となるはずだ。
◆試合日程
▽6月15日(土)
《25:00》
【B】スペイン代表 vs クロアチア代表
▽6月20日(木)
《28:00》
【B】スペイン代表 vs イタリア代表
▽6月24日(月)
《25:00》
【B】アルバニア代表 vs スペイン代表
◆招集メンバー
GK
1.ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド)
13.アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ)
23.ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)
DF
2.ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー)
3.ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)
4.ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー)
5.ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ)
12.アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ)
14.アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド)
22.ヘスス・ナバス(セビージャ)
24.マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド)
MF
6.ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)
8.ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス)
15.アレックス・バエナ(ビジャレアル)
16.ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド)
18.マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)
20.ペドリ(バルセロナ)
25.フェルミン・ロペス(バルセロナ)
FW
7.アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)
9.ホセル(レアル・マドリー)
10.ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ)
11.フェラン・トーレス(バルセロナ)
17.ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)
19.ラミン・ヤマル(バルセロナ)
21.ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
26.アジョセ・ペレス(レアル・ベティス)
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今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。■スペイン代表出場回数:8大会連続12回目
最高成績:優勝(1964、2008、2012)
ユーロ2020結果:ベスト4
予選結果:グループA・1位
監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ
MFロドリ(マンチェスター・シティ)
1996年6月22日(27歳)
ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ。“ティキ・タカ”隆盛の2008年大会、2012年大会の連覇から10年以上が経過し、すっかりフットボールのトレンドが変化した中、近年はユーロ、ワールドカップの舞台で苦戦が続くスペイン代表。
FWラミン・ヤマルと楽しみなティーンエイジャーに大きな期待が集まる一方、黄金期に比べて各ポジションのタレントは小粒となり、真のワールドクラスと呼べるタレントはマンチェスター・シティの中盤に君臨する27歳MFのみと言っても過言はなく、今大会のキーマンとなるはずだ。
ビジャレアルで台頭し、アトレティコ・マドリーを経て2019年に加入したシティで稀代の名将グアルディオラの薫陶を受け、世界最高峰のピボーテに進化を遂げたロドリは、巧さ、強さ、戦術眼をハイレベルで完備する完全無欠のMF。的確なポジショニング、視野の広さ、複雑な状況を瞬時に処理する判断能力の高さによって攻守両面で難度の高いプレーを事もなげにやってのける安定感が最大の特長だ。
シティの前人未踏のリーグ4連覇に貢献し、直近のFAカップで敗れるまで出場した公式戦74試合連続無敗という快記録を残した“負けない男”は、前大会王者イタリアとクロアチアと同居した最激戦区突破を目指す無敵艦隊にとって最も重要な存在となるはずだ。
◆試合日程
▽6月15日(土)
《25:00》
【B】スペイン代表 vs クロアチア代表
▽6月20日(木)
《28:00》
【B】スペイン代表 vs イタリア代表
▽6月24日(月)
《25:00》
【B】アルバニア代表 vs スペイン代表
◆招集メンバー
GK
1.ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド)
13.アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ)
23.ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)
DF
2.ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー)
3.ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)
4.ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー)
5.ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ)
12.アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ)
14.アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド)
22.ヘスス・ナバス(セビージャ)
24.マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド)
MF
6.ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)
8.ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス)
15.アレックス・バエナ(ビジャレアル)
16.ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド)
18.マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)
20.ペドリ(バルセロナ)
25.フェルミン・ロペス(バルセロナ)
FW
7.アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)
9.ホセル(レアル・マドリー)
10.ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ)
11.フェラン・トーレス(バルセロナ)
17.ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)
19.ラミン・ヤマル(バルセロナ)
21.ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
26.アジョセ・ペレス(レアル・ベティス)
PR
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ロドリ
ルイス・デ・ラ・フエンテ
ラミン・ヤマル
ダビド・ラヤ
アレックス・レミロ
ウナイ・シモン
ダニエル・カルバハル
ロビン・ル・ノルマン
ナチョ・フェルナンデス
ダニ・ビビアン
アレハンドロ・グリマルド
アイメリク・ラポルテ
ヘスス・ナバス
マルク・ククレジャ
ミケル・メリーノ
ファビアン・ルイス
アレックス・バエナ
マルティン・スビメンディ
フェルミン・ロペス
アルバロ・モラタ
ダニ・オルモ
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初栄冠ロドリはヴィニシウスとの争いを41ポイント差で制す バロンドール最終結果が判明
2024年バロンドールの投票結果が明らかになった。 2024年バロンドールは10月28日にパリで行われた授賞式で発表され、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初の栄冠に。シティでのプレミアリーグ4連覇にスペイン代表でのユーロ2024制覇、そして昨季の出場した公式戦64試合でわずか1敗という驚異的な勝率も評価されたか。 スペイン国籍の選手として1960年以来、ルイス・スアレスに次ぐ3人目の快挙として大きく取り上げられた一方で、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの落選がレアル・マドリーの授賞式不参加に発展したりと波紋を広げた今回だが、2人の差は「41ポイント」だったという。 フランス『レキップ』が報じたところによると、初受賞のロドリは1170ポイントをゲットしたのに対して、ヴィニシウスは1129ポイント。3位だったレアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが917ポイントだったのを鑑みると、ロドリとヴィニシウスの一騎打ちだった。 そんな投票は各審査員が上位10選手を推薦し、その選手にそれぞれそれぞれ15点、12点、10点、8点、7点、5点、4点、3点、2点、1点を割り当てて決定。15ポイントを最も獲得した選手は5人から支持を受けたベリンガムだったようだ。 ◆最終的な投票結果 1.ロドリ(スペイン/マンチェスター・シティ) - 1170ポイント 2.ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/レアル・マドリー) - 1129ポイント 3.ジュード・ベリンガム(イングランド/レアル・マドリー) - 917ポイント 4.ダニエル・カルバハル(スペイン/レアル・マドリー) - 550ポイント 5.アーリング・ハーランド(ノルウェー/マンチェスター・シティ) - 432ポイント 6.キリアン・ムバッペ(フランス/パリ・サンジェルマン→レアル・マドリー) - 420ポイント 7.ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/インテル) - 402ポイント 8.ラミン・ヤマル(スペイン/バルセロナ) - 383ポイント 9.トニ・クロース(ドイツ/レアル・マドリー→引退) - 291ポイント 10.ハリー・ケイン(イングランド/バイエルン) - 201ポイント 11.フィル・フォーデン(イングランド/マンチェスター・シティ) - 157ポイント 12.フロリアン・ヴィルツ(ドイツ/レバークーゼン) - 101ポイント 13.ダニ・オルモ(スペイン/RBライプツィヒ→バルセロナ) - 86ポイント 14.アデモラ・ルックマン(ナイジェリア/アタランタ) - 82ポイント 15.ニコ・ウィリアムズ(スペイン/アスレティック・ビルバオ) - 73ポイント 16.グラニト・ジャカ(ドイツ/レバークーゼン) - 60ポイント 17.フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ/レアル・マドリー) - 58ポイント 18.エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン/アストン・ビラ) - 28ポイント 19.マルティン・ウーデゴール(ノルウェー/アーセナル) - 16ポイント 20.ハカン・チャルハノール(イタリア/インテル) - 15ポイント 21.ブカヨ・サカ(イングランド/アーセナル) - 14ポイント 22.アントニオ・リュディガー(ドイツ/レアル・マドリー) - 13ポイント 23.ルベン・ディアス(ポルトガル/マンチェスター・シティ) - 8ポイント 24.ウィリアム・サリバ(フランス/アーセナル) - 8ポイント 25.コール・パーマー(イングランド/チェルシー) - 7ポイント 26.デクラン・ライス(イングランド/アーセナル) - 5ポイント 27.ヴィティーニャ(ポルトガル/パリ・サンジェルマン) - 5ポイント 28.アレハンドロ・グリマルド(スペイン/レバークーゼン) - 2ポイント 29.アルテム・ドフビク(ウクライナ/ジローナ→ローマ) - 0ポイント -.マッツ・フンメルス(ドイツ/ドルトムント→ローマ) - 0ポイント 2024.11.09 12:52 Sat2
「メッシ、クリスティアーノからは来ていない」2024年バロンドーラーのロドリ、700件以上のメッセージ受け取る中で最初に返したのは元Jリーガー
マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリがバロンドール受賞について語った。スペイン『アス』が伝えた。 10月28日、フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式がパリで行われ、ロドリが初受賞。レアル・マドリーのブラジル代表ヴィニシウス・ジュニオールやイングランド代表MFジュード・ベリンガムを抑え、スペイン勢では1960年のルイス・スアレス氏以来、64年ぶり3人目の快挙となった。 受賞直後には「僕にとっても、家族にとっても、そして国にとっても特別な日」「スペインフットボール、そしてMFというポジションの勝利だ」と喜びを語っていたが、10月31日には『フランス・フットボール』のロングインタビューに対応。受賞の瞬間を振り返っている。 「いろいろなことが頭をよぎった。去年に比べると今回は本当にチャンスがあると思ったし、自分の名前が呼ばれるのを待っていた。それに、観客の一部から別の名前(ヴィニシウス)の名前を叫んでいるのも聞こえたから特別だった」 「ジョージ・ウェアが僕の名前を言った時、両手で顔を埋めた。家族、友人、チームメイトを見て、松葉杖をついてステージに上がろうとした」 また、受賞後に受け取ったメッセージの数は「700 件以上」とのこと。スペインの大先輩にはすぐに返事を返したという。 「(ケガについて)1日も早い回復を祈ってくれたみんなに返信し終えたところで、新たに700 件のメッセージをもらった。今度はお祝いのメッセージだった(笑)。また2〜3カ月かけて返信していくつもりだ」 「アンドレス・イニエスタのような数人にはすぐに返信した。実際、最初に返信したのは彼だった。僕の意見としては、バロンドールに値する史上最高のスペイン人選手だ。僕にとっての誇りだ」 「バロンドール受賞者からのメッセージ? メッシからもクリスティアーノからもモドリッチからもベンゼマからも来ていないよ(笑)」 さらに、受賞後にも語っていた中盤の選手としてのバロンドール獲得に言及。サイドバックとして4位に入ったレアル・マドリーのスペイン代表DFダニエル・カルバハルにも触れた。 「それは単に、サッカーはゴールを決めるだけのものではないことを示している。期待するような評価が得られないかもしれない、影に隠れてしまうかもしれないなどと考えることなく、若い選手たちにチームプレーを奨励することができる」 「ダニ・カルバハルのような選手がバロンドールを受賞してもおかしくなかった。特に彼はサイドバックとして試合に影響を与えられる選手だ。理論的に言えば、僕のようなミッドフィルダーより選択肢が少ないんだ」 今回のバロンドール受賞が自身を変えるかという質問にも回答。まずは左ヒザの大ケガを乗り越え、完全復活することが大事と主張した。 「そうならないことを願うよ。みんなが僕にベストを期待しているのはわかっているし、それが普通だ。だけど、僕に最大限のパフォーマンスを求めているのは僕だ」 「そして、今はそれほど先のことは考えていない。最初の課題はリハビリを成功させることだ。こんなケガは初めてだからね。そしてできるだけ早く元の状態に戻す。それから初めて、自分が自分にどんな期待を抱いているか自問することになる」 2024.11.09 22:40 Sat3
今年の代表戦は終わった…/原ゆみこのマドリッド
「どう考えたって嫌味でしかないよね」そんな風に私が首を振っていたのは水曜日、この週末、4年ぶりにレアル・マドリーをブタルケに迎えるレガネスの兄弟分ダービープロモビデオを見直してみた時のことでした。その筋立てはフランス・フットボール社から盗み出された2025年のバロンドールトロフィーがブタルケに届き、ビジターチーム用のロッカールームに置かれた箱からマスコットのスーパーペピーノが取り出すというものなんですが、もちろん、これが誰に当てたものかは言わずもがな。 前日の夜、Gol(スポーツ専門TV局)の番組で生インタビューを受けていたボルハ・ヒメネス監督は、「別に悪気あってのことではないはず」とクラブ広報を庇っていたものの、表彰式当日朝まで自身の受賞を確信しながら、土壇場でロドリ(マンチェスター・シティ)に持っていかれるという、チャブ台返しを喰らったビニシウスが大ショックを受けていたのは周知の事実ですからね。それも時間が経ち、paron(パロン/リーガの停止期間)直前のオサスナ戦ではハットトリック、更にブラジル代表戦と続き、もう当人も忘れかけているだろう古傷を今更いじるとは、いやはや。 正直、再昇格1年目のレガネスの1部残留は、ホームでどれだけ勝ち点を貯められるか次第というのもありますからね。日曜午後6時30分(日本時間翌午前2時30分)からの試合を前に相手を怒らせるのはどうかと思うんですが、4年前のシーズン最終節、何も懸かっていなかった兄貴分からあと1点が奪えず、2-2で引分けて、2部降格が決まった恨みを晴らすにはいい時期に当たったきらいもなきにしろあらず。 というのも現在、アンチェロッティ監督のチームは切実なDF不足に陥っていて、ええ、そのオサスナ戦でCBミリトンがヒザの靭帯を断裂、カルバハルが今季絶望になって以来、トップチーム唯一の右SBだったルーカス・バスケスも太ももをケガしてしまいましたからね。CB代行役のチュアメニもまだ回復しておらず、カンテラーノ(RMカスティージャ)のアセンシオがリピートする可能性が高い上、右SBに回る予定のバルベルデもウルグアイ代表戦の長旅から帰ったばかりとなれば、レガネスの前に立ち塞がるのは負傷が完治したGKクルトワだけ? おまけにこの週末を皮切りに12月22日のセビージャ戦まで、リーガ6試合、CL2試合、インターコンチネンタルカップ決勝と地獄の9連戦に突入するマドリーとなれば、アンチェロッティ監督や選手たちもレガネスなど眼中にはなく、その先のCLリバプール戦に頭が行っているかもしれませんしね。できれば、弟分にはお手柔らかにしてもらいたいところですが、いやあ。首位バルサとの差が、たとえ、バレンシア戦順延で消化試合が1つ少ないとはいえ、今の勝ち点7以上になられるのも、マドリッド勢を応援する身としては喜べないんですよねえ。 まあ、リーガ再開の話はまた後ですることにして、先にスペイン代表今年最後の試合がどうだったかお伝えしていくことにすると。先週金曜のデンマーク戦に勝ったため、グループ首位でのネーションズリーグ準々決勝進出が決まった彼らは、何も懸かったものがない状態で月曜にスイスと対戦。相手も最下位でのリーグB降格がほぼ決まっていたため、双方、新メンバーを試すテストマッチの感が漂っていたんですが、28年ぶりに迎えるA代表を熱烈歓迎してくれたテネリフェのファンを失望させる訳にはいきませんからね。 負傷でアレックス・バエナ(ビジャレアル)、スビメンディ(レアル・ソシエダ)、出場停止でオジャルサバル(レアル・ソシエダ)が離脱していたこともあり、3日前とはスタメン全員を変えて試合はスタート。そのせいもあったか、スコアが動くにはちょっと時間がかかったんですが、スペインは前半30分過ぎ、モラタ(ミラン)がエリア内でロドリゲス(ベティス)に倒されてPKをゲットすることに。当然、代表歴代2位のフェルナンド・トーレスに並ぶ38得点目が懸かっていたモラタが蹴るものと思ったんですが、会場のコールに屈したんでしょうか。彼はキッカーをご当地選手のペドリ(バルサ)に譲ったんですよ。 それが実際、私もペドリがPKを蹴るところなど、まず見たことがなかったため、大丈夫かと思いきや、案の定、GKムボゴ(ロリアン)に弾かれてしまうとは、もしや、当人にとっても入らぬお節介だった?いえ、その後、ウグリニック(ヤングボーイ)がヘッドクリアしたボールをニコ・ウィリアムス(アスレティック)が撃ったシュートはフロイラー(ボローニャ)に当たってしまったものの、同じカナリア諸島でもテネリフェ島ではなく、グラン・カナリア島出身。「Estaba atento al rebote y hay que estar ahí para meterla/エスタバ・アテントー・アル・レボテ・イ・アイ・ケ・エスタル・アイー・パラ・メテールラ(リバウンドに備えていた。ゴールを入れるにはその場にいないとね)」というジェレミー・ピノ(ビジャレアル)がゴール右前から決めてくれたため、スペインは先制点を奪うことができたんですけどね。 そんなところにも消化試合の緩さは垣間見られたものの、そのまま試合は1-0でハーフタイム入り。後半頭からはモラタに代わり、いよいよ今回、U21代表からカサドー(バルサ)と共にリクルートされた大型FWサム(ポルト)がデビューとなりました。同時にGKもレミロ(レアル・ソシエダ)からロベルト・サンチェス(チェルシー)に代わったんですが、後者はDF陣が一新されていたことのトバッチリを受けてしまいましたかねえ。そう、18分にはグリマルド(レバークーゼン)とやはり、この日が代表デビューとなったパレデス(アスレティック)がモンテイロ(ヤングボーイズ)の侵入を止められず、同点ゴールを許してしまったから。 でも大丈夫。というのもその5分後にはニコに代わって入っていたブライアン・ヒル(ジローナ)が、こちらもエリア内の混乱を利用して、敵に当たって戻ったボールをシュート。勝ち越しゴールを挙げてくれたからですが、どうやら今月は大殺界だったんですかね。デンマーク戦でも終盤に1点差に追い上げられる原因となったバックパスミスをしたファビアン(PSG)がまたしてもやらかしてしまったから、さあ大変! それはブライアン・サラゴサ(オサスナ)と1試合目はU21の親善試合イングランド戦でキャプテンを務めた後、緊急昇格したバリオス(アトレティコ)もピッチに入り、デ・ラ・フエンテ監督が今回の招集メンバー全員にプレー機会を与えた後のこと。無事に2-1で終わりそうだった40分、ファビアンがエリア内でシエロ(トゥールーズ)を倒してPKを献上し、ゼキリ(スタンダード・リエージュ)に同点にされてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。ところがどっこい、スペインは残りの短い時間でユーロ王者の誇りを披露。いえまあ、正確にはもう、その時にはベルリンでトロフィーを掲げたメンバーはピッチに2人しか残っていなかったんですけどね。ロスタイムにはブライアン・サラゴサがエリア内に突進し、シエラに倒されて、この試合、2度目のPKを獲得したから、驚いたの何のって。 それだけでなく、彼はキッカーもファビアンに頼んで譲ってもらい、土壇場で3-2の勝利を導くPKゴールを決めたんですが、いやあ。昨季の冬の市場でグラナダ(今季は2部)からバイエルンに大出世移籍しながら、当時のトゥーヘル監督から「ドイツ語も英語もできなくて、適応に時間がかかる」と言われ、ほとんどプレー時間をもらえず。今季はオサスナへレンタル移籍して、実力を披露してきたことが10月に1年ぶりの再招集のキッカケに。当人は「Al fútbol se juega con los pies, no con el idioma.../アル・フトボル・セ・グエダ・コン・ロス・ピエス、ノー・コン・エル・イディオマ(サッカーは言語ではなく、足でプレーするもの)」と言っていたものの、やっぱりドメスティックな雰囲気が合っている? まあ、そんな感じでネーションズリーグ・グループリーグも5勝1分けの無敗で終わったため、デ・ラ・フエンテ監督も「以前の代表も偉大なチームだったが、la diferencia es que ahora ganamos y ganamos todo/ラ・ディフェレンシア・エス・ケ・アオラ・ガナモス・イ・ガナモス・トードー(違いは今、ウチは勝てて、それも全て勝っていること)」と胸を張っていたんですけどね。何より凄いのはこれだけメンバーが変わっても強さに影響しないことで、だってえ、ユーロ正GKのウナイ・シモン(アスレティック)を始め、10月にはロドリ、カルバハルも長期離脱。今月はジャマル(バルサ)もケガでおらず、ロドリ代理のスビメンディも1試合目で負傷したため、どうなることや思いきや、2人のブライアンやカサドーらの台頭で全然、レベルが落ちないんですよ。 これなら、金曜の準々決勝組み合わせ抽選でリーグAの他グループの2位、イタリア、クロアチア、オランドのどこと当たっても、6月のファイナルフォー出場に支障はないんじゃないかと思いますが、さあて。それにしたって、今回の改変ネーションズリーグ、初出の準々決勝だけでなく、グループ3位は下位リーグのグループ2位と昇格降格を懸けたプレーオフをするため、3月の各国代表戦週間に親善試合ができるチームが激減。要はリーグB以下の直接昇格の決まったグループ1位と全リーグの直接降格のグループ最下位以外、皆、公式戦となるんですが、たまにはヨーロッパ以外の代表との試合を見てみたい気もしないではありません。 え、それでマドリーとレガネス以外のマドリッド勢の週末の予定はどうなっているのかって?それがまた、この14節も代表戦週間直前と似ていて、ヘタフェがまず金曜の平日ナイトゲームでバジャドリーをコリセウムに迎えることに。何せ、2週間前にはジローナに0-1で負け、ホームファンの一部から、とうとう「Torres vete ya!/トーレス・ベテ・ジャー(トーレス会長、もう出て行け)」のカンティコが出ていたぐらい、今季は低調なボルダラス監督のチームですからね。せめて降格圏19位の相手ぐらいには勝ってもらわないと先が思いやられるんですが、未だにマジョラルが回復したという報は届かず。 他のFW、ベルトゥもトルコ代表には呼ばれたものの、2試合共、マドリーのギュレルが躍動するのをベンチから見守っていただけでしたし、RMカスティージャから来たアルバロ・ロドリゲスはRFEF1部(実質3部)とのカテゴリー差に適応中。どちらもあまりゴールは期待できそうにないため、この休止期間中、チームがどこまでセットプレーの精度を磨いてくれたかに懸かってくるかと。とにかく、早いうちに18位と勝ち点が同じギリ残留圏17位という順位を少しでも上げて、ファンを安心させてあげられるといいんですが。 続く土曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)にメトロポリターノにアラベスを迎えるのがアトレティコで、もう水曜にはGKオブラク、それぞれノルウェイ代表とイングランド代表でゴールを挙げてきたセルロート、ギャラガー、そしてスペインA代表デビューに気分を良くして、テネリフェから戻って来たバリオスもチーム練習に合流。後はフリアン・アルバレス、デ・パウル、追加招集されたジュリアーノのアルゼンチン勢、ヒメネス(ウルグアイ)、そしてレイニウド(モザンビーク)の到着を待つばかりに。 ようやくジョレンテも完全回復し、頭蓋骨骨折でもう1カ月以上休んでいるル・ノルマンも部分的に練習に参加できるようになったんですが、実は火曜のマハダオンダ(マドリッド近郊)でのセッションでは、シメオネ監督の興味深い指導が話題に。ええ、「Nosotros estamos hundidos para ganar, no para defender… digan lo que digan/ノソトロス・エスタモス・ウンディードス・パラ・ガナール、ノー・パラ・デフェンデル…ディガン・ロ・ケ・ディガン(ウチは守るためではなく、勝つために下がっている…誰が何と言おうと)」と選手たちを諭していたそうなんですが、なるほど、だからアトレティコはいつも自陣に閉じこもっている? まあ、このところ4連勝していますし、CLのPSG戦やマジョルカ戦で見せた、オブラクのゴールキックからのカウンター攻撃成功も、敵選手たちがアトレティコ陣内に大量にいたおかげもあったんですけどね。でもやっぱり、できれば積極的に攻めていく彼らを見たいと思うのは私のワガママ?何はともあれ、アトレティコも年内はマドリーに次ぐ8試合をこなさないといけないため、まずはアラベス戦にしっかり勝って、リーガでは2位のお隣さんとの勝ち点差1を引っくり返す努力をしていってもらいたいかと。 そして日曜は丁度、兄弟分ダービーの前にラージョがサンチェス・ピスファンでセビージャと対戦するんですが、こちらは勝ち点1差の12位と13位の激突。どちらも代表戦週間直前の試合で負けているため、心機一転、年内最後のサイクルに挑みたいところですが、イニゴ・ペレス監督のチームは果たしてラス・パルマス戦でシュートを30本以上も撃ちながら、敵のオウンゴールでの1点しか取れなかった効率の悪さを解決できたかどうか。守備の方は出場停止処分が終わり、CBムミンが戻って来るため、やや安心かと思いますが、とにかくサッカーは点を取らないと始まりませんよね。 2024.11.21 19:00 Thu4
2024バロンドールはロドリが初受賞! ヴィニシウスやベリンガムらマドリー3選手抑えての受賞に
フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式が28日にパリで行われ、マンチェスター・シティのロドリが初受賞した。 1956年に創設され、最も権威ある個人賞とされるバロンドール。前回から暦年ではなく、シーズンが評価の対象となり、選出プロセスの基準も個人のパフォーマンスが最重視されされる。なお、順位はFIFAランキング上位100カ国のジャーナリストの投票で決定する。 注目の男子バロンドールは、マンチェスター・シティのプレミアリーグ4連覇に加え、スペイン代表のユーロ2024制覇に貢献し、大会MVPにも輝いたMFロドリが初受賞した。 また、同授賞式では女子のバロンドール、21歳以下の年間最優秀選手賞にあたるコパ・トロフィー、年間最優秀GK賞にあたるヤシン・トロフィー、年間最優秀FW賞にあたるゲルト・ミュラー・トロフィー、社会貢献を称えるソクラテス・アワードなどの各受賞者も発表された。 女子バロンドールは昨季40試合に出場し19ゴールを記録し、バルセロナのリーグ5連覇と、女子チャンピオンズリーグ連覇に貢献したMFアイタナ・ボンマティが2年連続の受賞。なお、最終候補30名にノミネートされていたなでしこジャパンMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)は26位だった。 コパ・トロフィーはFWラミン・ヤマル。ヤシン・トロフィーは2年連続となるGKエミリアーノ・マルティネス、ゲルト・ミュラー・トロフィーは年間52ゴールを挙げたFWハリー・ケインとFWキリアン・ムバッペ、ソクラテス・アワードはスペインサッカー連盟(RFEF)元会長であるルイス・ルビアレス氏のキス問題の被害者で、問題を解決しようとしない態度の改善を求めてRFEFと戦ったFWジェニファー・エルモソが受賞。また、男子と女子の年間最優秀チームにはレアル・マドリー、バルセロナが選出された。 ◆各賞受賞者 ▽男子バロンドール MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) ▽女子バロンドール MFアイタナ・ボンマティ(バルセロナ/スペイン) ▽コパ・トロフィー FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) ▽ヤシン・トロフィー GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) ▽ゲルト・ミュラー・トロフィー FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) ▽ソクラテス・アワード FWジェニファー・エルモソ(パチューカ、ティグレス/スペイン) ▽クラブ・オブ・ザ・イヤー 男子 レアル・マドリー(スペイン) 女子 バルセロナ(スペイン) ◆2024男子バロンドール最終順位 1.MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) 2.FWヴィニシウス(レアル・マドリー/ブラジル) 3.MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/イングランド) 4.DFダニエル・カルバハル(レアル・マドリー/スペイン) 5.FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/ノルウェー) 6.FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) 7.FWラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン) 8.FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) 9.MFトニ・クロース(レアル・マドリー、引退/ドイツ) 10.FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) 11.MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド) 12.MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン/ドイツ) 13.MFダニ・オルモ(ライプツィヒ、バルセロナ/スペイン) 14.FWアデモラ・ルックマン(アタランタ/ナイジェリア) 15.FWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ/スペイン) 16.MFグラニト・ジャカ(アーセナル/スイス) 17.MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/ウルグアイ) 18.GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) 19.MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル/ノルウェー) 20.MFハカン・チャルハノール(インテル/トルコ) 21.FWブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド) 22.DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/ドイツ) 23.DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/ポルトガル) 24.DFウィリアム・サリバ(アーセナル/フランス) 25.MFコール・パーマー(チェルシー/イングランド) 26.MFデクラン・ライス(アーセナル/イングランド) 27.MFヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/ポルトガル) 28.DFアレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/スペイン) 29.DFマッツ・フンメルス(ドルトムント、ローマ/ドイツ) 29.FWアルテム・ドフビク(ドニプロ-1、ジローナ、ローマ/ウクライナ) ※()内は所属クラブ/国籍 2024.10.29 08:00 Tue5
バロンドール初受賞ロドリの振る舞いが物議…受賞逃したヴィニシウス揶揄のチャントに批判
バロンドールを初受賞したマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリだが、授賞式後のディナー中の振る舞いが物議を醸している。スペイン『エル・チリンギート』が伝えている。 昨シーズンはシティのプレミアリーグ4連覇、スペイン代表のユーロ2024の立役者となった世界最高峰のピボーテ。ここ数年の圧倒的なパフォーマンスと前述の実績によって有力なバロンドール候補に挙げられていた一方、対抗にはレアル・マドリーのチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ2冠に貢献したブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、スペイン代表DFダニエル・カルバハル、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの3選手が挙げられていた。 当初はヴィニシウスの受賞が有力と見られたが、最終的にはシティズンズとラ・ロハの絶対的な司令塔が初受賞した。 この決定に対しては、事前に受賞を逃したことがリークされたか、授賞式参加をボイコットしたマドリー陣営から多くの憤りや不満の声が挙がっていた。 そんななか、ロドリは授賞後のスピーチで「今日は僕にとっての勝利ではなく、スペインフットボール界にとっての勝利」、「多くの友人がフットボールが勝ったと言ってくれた」と、マドリーを揶揄するような発言も行っていた。 一連の発言に関しては特に大きく取り上げられることはなかったが、授賞式後のディナー中の様子を映した動画における煽りが物議を醸すことになった。 一時マンチェスター・シティの公式SNSに投稿され、すぐさま削除された動画ではバロンドール初受賞で興奮するロドリが「ヴィニ、バイバイ!、ヴィニ、バイバイ!、バイバイ、バイバイ!」とのチャントを歌っている姿が映されていた。 これは受賞を逃したヴィニシウスを馬鹿にする意図があったと思われ、マドリディスタを中心にリスペクトを欠く振る舞いだと批判が殺到。そのネガティブな反応によって投稿削除に至った。 なお、マドリーの宿敵であるアトレティコ・マドリー出身のロドリは、今回の一件以外にもユーロ制覇後の祝賀会での「ジブラルタルはスペインのものだ」との発言が問題視され、1試合の出場停止を科された過去もあった。 授賞式前のマドリーサイドの振る舞いにフラストレーションを溜めたゆえの行動で、内輪だけであれば大きな問題とはならなかっただけに、動画を投稿した側に責任の大半はあるが、ユーロ後の反省を活かして自重したいところだった。 <span class="paragraph-title">【動画】ロドリの物議醸したチャント</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> ¡RODRI SE ACUERDA DE VINICIUS celebrando el BALÓN DE ORO!<br><br> El Manchester City sube... y borra un vídeo del mediocentro festejando su galardón.<br><br> '¡Vini ciao, Vini ciao, ciao, ciao!' <a href="https://t.co/HOjd86eQ9K">pic.twitter.com/HOjd86eQ9K</a></p>— El Chiringuito TV (@elchiringuitotv) <a href="https://twitter.com/elchiringuitotv/status/1851402080600117536?ref_src=twsrc%5Etfw">October 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.31 06:30 Thuスペイン代表の人気記事ランキング
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「求めていた継続性がある」負傷なく今季過ごすペドリ、幾度もの試練経て「自分に合うものを見つけた」
スペイン代表MFペドリ(バルセロナ)がコンディション維持について語った。スペイン『マルカ』が伝えた。 11月のUEFAネーションズリーグを戦うスペイン代表にも招集され、15日に行われたリーグAグループ4第5節のデンマーク代表戦に途中出場したペドリ。チームは2-1の勝利を収め、グループ首位通過を決めた。 18日にはスイス代表をホームに迎えるグループ最終節。会場はセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)を戦うテネリフェの本拠地エスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペスとなっている。 カナリア諸島・テネリフェ出身のペドリにとっては故郷での代表戦。前日会見に出席し、「カナリア諸島出身の3人にとって、この試合は特別なものだ」とコメントした。 一方、負傷離脱が散見されるペドリだが、今シーズンはケガなく過ごし、バルセロナでも好調のチームを支えている状況。自身の身体に向き合い続けた結果だと述べている。 「身体的に自分に合うものを見つけたし、継続性もある。今シーズンは良いスタートが切れたし、この調子が続くことを願っている」 「たくさんの試合があるけど、何よりも自分の身体を見つめることだ。手がかりを見つけるためにね。僕は自分に合うものを見つけたし、求めていた継続性がある」 2024.11.18 19:15 Mon2
ブライアン・ヒル&サラゴサの代表初ゴールなどでスイスとの打ち合いを制したスペインが5連勝!【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ4最終節のスペイン代表vsスイス代表が18日に行われ、3-2でスペインが勝利した。 前節のデンマーク代表戦でグループ首位通過を決めたスペインは、その試合からスタメンを全員変更。[4-2-3-1]の布陣にGKレミロ、最終ラインはミンゲサやクバルシ。ボランチにファビアン・ルイス、カサドを起用し、2列目はピノ、ペドリ、ニコ・ウィリアムズ。そして前線にはモラタが入った。 一方、未勝利でリーグB降格の決まったスイスは、ドローに終わった直近のセルビア代表戦からスタメンを5人変更。GKコベルやエンボロ、オカフォーらに代えてGKムボゴやゾーム、ウグリニッチらをスタメンで起用した。 立ち上がりから相手陣内でプレーするものの、なかなか決定機まで持ち込めずにいたスペインだったが、31分に最初の決定機が訪れる。ミンゲサのロングフィードに反応したモラタがボックス右からカットインするとR・ロドリゲスに後方から倒され、PKを獲得。 キッカーのペドリのシュートはGKムボゴがファインセーブに阻まれたが、相手DFの中途半端なクリアをボックス内のニコ・ウィリアムズが右足ボレーシュート。これも相手DFに当たったが、最後はゴールエリア右手前のピノがこぼれ球をゴールに突き刺した。 両チーム選手交代をして迎えた後半、先にチャンスを作ったのはスイス。49分、自陣からのロングパスに反応したモンテイロがDFパレデスとの走り合いを制してボックス右から侵入。フリーで右足を振り抜いたが、このシュートはわずかにゴール左に外れた。 同点のチャンスを逃したスイスだったが、63分に試合を振り出しに戻す。シエロのサイドチェンジを右サイドで受けたモンテイロがドリブルでボックス内まで侵入。強引に縦へ仕掛けると、ボックス右角度のないところから右足シュート。これがGKロベルト・サンチェスの股下を抜き、ネットに吸い込まれた。 追いつかれたスペインは、すぐに反撃。すると68分にボックス左から侵入したブライアン・ヒルのクロスは相手DFにカットされたが、素早い切り替えで再びボールを奪い返したブライアン・ヒルがボックス中央左からシュートをゴールに突き刺した。 ブライアン・ヒルの代表初ゴールで再びリードしたスペインは、直後にピノを下げてサラゴサを投入。すると71分、細かな切り替えしでボックス右深くまで侵入したサラゴサの折り返しをグリマルドがダイレクトで合わせたが、これはGKムボゴのセーブに阻まれた。 その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、スイスは83分にチャンス。右クロスがブロックされて浮いたボールに反応したシエロがクリアを試みたファビアン・ルイスに足を蹴られると、主審はPKを宣告。このPKをゼキリがゴール左に決めた。 このまま試合終了かと思われたが、スペインが試合終了間際に勝ち越す。90分、右サイドからドリブルで仕掛けたサラゴサがボックス右でシエロに倒されてPKを獲得。これをサラゴサがゴール左隅に決め、スペインが5連勝でグループステージを締めくくった。 スペイン 3-2 スイス 【スペイン】 ジェレミ・ピノ(前32) ブライアン・ヒル(後23) ブライアン・サラゴサ(後46)【PK】 【スイス】 ジョエル・モンテイロ(後18) アンディ・ゼキリ(後40)【PK】 2024.11.19 06:46 Tue3
王者スペインvsオランダに、イタリアvsドイツ! UNL決勝Tおよび各PO対戦カードが決定
UEFAネーションズリーグ2024-25の決勝トーナメントおよび各プレーオフの抽選会が実施された。 今月のインターナショナルマッチウィークでグループリーグの全日程が終了したなか、22日にはグループAの各グループ上位2チームが参戦する決勝トーナメントおよび昇降格を懸けたプレーオフの対戦カードを決める抽選会がスイスのニヨンで実施された。 注目のUNL準々決勝ではグループAの4グループの首位チームと2位チームが対戦するレギュレーションの中で、グループ4・首位で前大会王者のスペインがグループ3・2位のオランダと対戦。グループ2・首位のフランスはグループ1・2位のクロアチアと、グループ1・首位のポルトガルはグループ4・2位のデンマークと。グループ3・首位のドイツはグループ2・2位のイタリアとの対戦が決定した。 なお、UNLファイナルズ進出を懸けた準々決勝2試合は2025年3月20日、同23日に開催予定で、1stレグを2位チームのホームで、2ndレグを首位チームのホームで開催する。 今回決定したUNL決勝トーナメントおよび各プレーオフの対戦カードは以下の通り。 ◆UNL準々決勝 オランダ vs スペイン[1] クロアチア vs フランス[2] デンマーク vs ポルトガル[3] イタリア vs ドイツ[4] ◆UNL準決勝 [4]の勝者 vs [3]の勝者[5] [1]の勝者 vs [2]の勝者[6] ◆UNL決勝3位決定戦 [5]の勝者 vs [6]の勝者 ◆UNL3位決定戦 [5]の敗者 vs [6]の敗者 ◆リーグAvsリーグB プレーオフ トルコ vs ハンガリー ウクライナ vs ベルギー オーストリア vs セルビア ギリシャ vs スコットランド ◆リーグBvsリーグC プレーオフ コソボ vs アイスランド ブルガリア vs アイルランド アルメニア vs ジョージア スロバキア vs スロベニア ◆リーグCvsリーグD プレーオフ ジブラルタル vs ラトビア マルタ vs ルクセンブルク 2024.11.22 21:10 Fri4
スペイン代表26名発表…バルセロナの21歳カサドら3名初招集、頭部負傷モラタが選出の一方でクバルシは選外に【UEFAネーションズリーグ】
スペインサッカー連盟(RFEF)がスペイン代表メンバー26名を発表した。 11月のスペイン代表は、15日にUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・グループ第5節でデンマーク代表戦(A)、18日に第6節でスイス代表戦(H)を戦う。 初招集は、アスレティック・ビルバオの24歳センターバックであるパレデス、バルセロナの21歳MFカサド。今夏チェルシー行きに迫っていたポルトの20歳FWオモロディオン。 チームリーダーのモラタは、所属するミランで練習中に頭部を負傷。少なくとも9日のカリアリ戦を欠場することが確実だが、メンバー26名に名を連ねている。一方で、直近の試合で顔面を10針縫うケガを負ったDFパウ・クバルシ(バルセロナ)は選外となっている。 そのほか、先月の代表ウィークをケガで回避したオルモ(バルセロナ)が2カ月ぶりに復帰している。 <h3>◆スペイン代表メンバー26名</h3> GK ダビド・ラヤ(アーセナル) ロベルト・サンチェス(チェルシー) アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) DF オスカル・ミンゲサ(セルタ) ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) アイトール・パレデス(アスレティック・ビルバオ) アイメリク・ラポルテ(アル・ナスル) パウ・トーレス(アストン・ビラ) ペドロ・ポロ(トッテナム) マルク・ククレジャ(チェルシー) アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン) MF ミケル・メリーノ(アーセナル) ファビアン・ルイス(PSG) マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) マルク・カサド(バルセロナ) ペドリ(バルセロナ) ダニ・オルモ(バルセロナ) アレックス・バエナ(ビジャレアル) FW ラミン・ヤマル(バルセロナ) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) アルバロ・モラタ(ミラン) ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ジェレミ・ピノ(ビジャレアル) アジョセ・ペレス(ビジャレアル) ブライアン・サラゴサ(オサスナ) サム・オモロディオン(ポルト) 2024.11.08 20:12 Fri5