ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ/ロドリ(スペイン代表)【ユーロ2024】
2024.06.15 18:30 Sat
スペインの注目はロドリ
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
■スペイン代表
出場回数:8大会連続12回目
最高成績:優勝(1964、2008、2012)
ユーロ2020結果:ベスト4
予選結果:グループA・1位
監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ
◆注目選手
MFロドリ(マンチェスター・シティ)
1996年6月22日(27歳)
ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ。“ティキ・タカ”隆盛の2008年大会、2012年大会の連覇から10年以上が経過し、すっかりフットボールのトレンドが変化した中、近年はユーロ、ワールドカップの舞台で苦戦が続くスペイン代表。
ビジャレアルで台頭し、アトレティコ・マドリーを経て2019年に加入したシティで稀代の名将グアルディオラの薫陶を受け、世界最高峰のピボーテに進化を遂げたロドリは、巧さ、強さ、戦術眼をハイレベルで完備する完全無欠のMF。的確なポジショニング、視野の広さ、複雑な状況を瞬時に処理する判断能力の高さによって攻守両面で難度の高いプレーを事もなげにやってのける安定感が最大の特長だ。
シティの前人未踏のリーグ4連覇に貢献し、直近のFAカップで敗れるまで出場した公式戦74試合連続無敗という快記録を残した“負けない男”は、前大会王者イタリアとクロアチアと同居した最激戦区突破を目指す無敵艦隊にとって最も重要な存在となるはずだ。
◆試合日程
▽6月15日(土)
《25:00》
【B】スペイン代表 vs クロアチア代表
▽6月20日(木)
《28:00》
【B】スペイン代表 vs イタリア代表
▽6月24日(月)
《25:00》
【B】アルバニア代表 vs スペイン代表
◆招集メンバー
GK
1.ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド)
13.アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ)
23.ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)
DF
2.ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー)
3.ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)
4.ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー)
5.ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ)
12.アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ)
14.アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド)
22.ヘスス・ナバス(セビージャ)
24.マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド)
MF
6.ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)
8.ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス)
15.アレックス・バエナ(ビジャレアル)
16.ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド)
18.マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)
20.ペドリ(バルセロナ)
25.フェルミン・ロペス(バルセロナ)
FW
7.アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)
9.ホセル(レアル・マドリー)
10.ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ)
11.フェラン・トーレス(バルセロナ)
17.ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)
19.ラミン・ヤマル(バルセロナ)
21.ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
26.アジョセ・ペレス(レアル・ベティス)
■スペイン代表
出場回数:8大会連続12回目
最高成績:優勝(1964、2008、2012)
ユーロ2020結果:ベスト4
予選結果:グループA・1位
監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ
MFロドリ(マンチェスター・シティ)
1996年6月22日(27歳)
ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ。“ティキ・タカ”隆盛の2008年大会、2012年大会の連覇から10年以上が経過し、すっかりフットボールのトレンドが変化した中、近年はユーロ、ワールドカップの舞台で苦戦が続くスペイン代表。
FWラミン・ヤマルと楽しみなティーンエイジャーに大きな期待が集まる一方、黄金期に比べて各ポジションのタレントは小粒となり、真のワールドクラスと呼べるタレントはマンチェスター・シティの中盤に君臨する27歳MFのみと言っても過言はなく、今大会のキーマンとなるはずだ。
ビジャレアルで台頭し、アトレティコ・マドリーを経て2019年に加入したシティで稀代の名将グアルディオラの薫陶を受け、世界最高峰のピボーテに進化を遂げたロドリは、巧さ、強さ、戦術眼をハイレベルで完備する完全無欠のMF。的確なポジショニング、視野の広さ、複雑な状況を瞬時に処理する判断能力の高さによって攻守両面で難度の高いプレーを事もなげにやってのける安定感が最大の特長だ。
シティの前人未踏のリーグ4連覇に貢献し、直近のFAカップで敗れるまで出場した公式戦74試合連続無敗という快記録を残した“負けない男”は、前大会王者イタリアとクロアチアと同居した最激戦区突破を目指す無敵艦隊にとって最も重要な存在となるはずだ。
◆試合日程
▽6月15日(土)
《25:00》
【B】スペイン代表 vs クロアチア代表
▽6月20日(木)
《28:00》
【B】スペイン代表 vs イタリア代表
▽6月24日(月)
《25:00》
【B】アルバニア代表 vs スペイン代表
◆招集メンバー
GK
1.ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド)
13.アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ)
23.ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)
DF
2.ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー)
3.ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)
4.ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー)
5.ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ)
12.アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ)
14.アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド)
22.ヘスス・ナバス(セビージャ)
24.マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド)
MF
6.ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)
8.ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス)
15.アレックス・バエナ(ビジャレアル)
16.ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド)
18.マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)
20.ペドリ(バルセロナ)
25.フェルミン・ロペス(バルセロナ)
FW
7.アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)
9.ホセル(レアル・マドリー)
10.ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ)
11.フェラン・トーレス(バルセロナ)
17.ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)
19.ラミン・ヤマル(バルセロナ)
21.ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
26.アジョセ・ペレス(レアル・ベティス)
1
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ロドリ
ルイス・デ・ラ・フエンテ
ラミン・ヤマル
ダビド・ラヤ
アレックス・レミロ
ウナイ・シモン
ダニエル・カルバハル
ロビン・ル・ノルマン
ナチョ・フェルナンデス
ダニ・ビビアン
アレハンドロ・グリマルド
アイメリク・ラポルテ
ヘスス・ナバス
マルク・ククレジャ
ミケル・メリーノ
ファビアン・ルイス
アレックス・バエナ
マルティン・スビメンディ
フェルミン・ロペス
アルバロ・モラタ
ダニ・オルモ
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スペイン代表のFWミケル・オヤルサバルが自らやチームについて語った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024のラウンド16でジョージア代表から逆転勝利を挙げ、ベスト8進出を決めたスペイン。5日の準々決勝では開催国であり優勝候補のドイツとの大一番が控える。 ここまで4試合全てに出場しているオヤルサバルだが、先発はグループB第3節のアルバニア代表戦の1試合のみ。スタメンの座を狙いながら、チーム全体のレベルを押し上げることが重要だと、自らの役回りについて語った。 「このチームに選ばれた全員が、恵まれた立場にあることをわかっている。今休暇を過ごしていて、このポジションを得るために僕らと入れ替わりたいという選手がたくさんいる!」 「プレーするか否かに関わらず、同じポジションでプレーする選手が気を緩めないよう、一生懸命練習し、全力を尽くすことが絶対に大切だ。彼らを最高のレベルまで押し上げるんだ。その結果、自分のプレーチャンスも増えるのであれば、それに越したことはない」 「一生懸命練習してもスタメンに入れないなら、サイドラインからサポートするんだ。それがとても重要だと思う。良い選手がいてもチームが良くなければ、大きなことは何もできない。僕らはさまざまな試合で、自分たちの精神力に誇りが持てることを証明してきた」 また、東京オリンピックでも共に戦ったルイス・デ・ラ・フエンテ監督にも言及。チーム状態が良いのは指揮官のおかげと考えているようだ。 「ルイスは大会でのチームマネジメントや雰囲気作りを本当によく心得ている。選手やスタッフが全員円満だと、本当に助けになる」 「彼はチームの重要性を十分に理解している監督で、常に個人よりもチームを優先する。先発しない選手が後で重要な役割を果たすかもしれないことは、誰もが理解している」 さらに、チームの鍵を握るFWラミン・ヤマルとFWニコ・ウィリアムズの両翼についてもコメント。恐れを知らない若武者のプレーが、チームに勢いをもたらすと主張した。 「あなた(記者)が指摘していない唯一のことは、彼らが対戦相手に見せる悪意のないいたずら心だ。つまり『相手を負かしてやる!』という態度だ」 「片方はまだ16歳(ヤマル)で、もう1人は21歳だけど、彼らは純粋な喜びを持ってプレーし、決勝戦であろうと親善試合であろうと、全ての試合を同じように受け止めている」 「ライバルが誰であろうと、素晴らしいプレーをしようという意欲だけを持っている。彼らは気にしない。ただ攻撃したいだけなんだ。これはこのような試合では重要だ。相手が誰であろうと、少しの怯みも感じさせない」 2024.07.03 17:57 Wed4
ユーロ2024ベスト4決定! 優勝経験国は3つ、わずか1ゴールや唯一の全勝など4強の今大会を振り返る【ユーロ2024】
ユーロ2024も準々決勝の4試合が終了。大会はベスト4の4カ国が残った。 勝ち上がったのはスペイン代表、フランス代表、イングランド代表、オランダ代表の4カ国。イングランド以外の3カ国はユーロの優勝経験があり、イングランドは前回大会のファイナリストだ。 優勝候補が勝ち残った今大会。改めて4カ国の今大会を振り返る。 <span class="paragraph-subtitle">◆悲願の初優勝へ〜イングランド〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_england_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 2021年に行われた前回大会は決勝まで勝ち進んだものの、イタリア代表との決勝で敗れて優勝を逃すことに。今大会も優勝国保の一角だった。 しかし、グループCを戦った今大会は、初戦のセルビア代表戦こそ勝利したものの、デンマーク代表(1-1)、スロベニア代表(0-0)と低調なパフォーマンスに終わり、ガレス・サウスゲイト監督への批判が高まることとなった。 ラウンド16では、スロバキア代表との戦いで敗戦に終わると誰もが思った中、最終盤にジュード・ベリンガムが衝撃のバイシクルシュートを決めて追いつくと、延長戦ではハリー・ケインがゴールを奪い、2-1で勝利。準々決勝のスイス代表戦は先制を許すもブカヨ・サカのゴールで追いつくと、PK戦で勝利を収めた。 快勝はまだない今大会だが、しぶとく勝ち上がってきたとも言えるだけに、2大会連続の決勝進出が期待されている。 ◆最多得点:ジュード・ベリンガム、ハリー・ケイン/2点 ◆グループC 1-0 vs セルビア代表 1-1 vs デンマーク代表 0-0 vs スロベニア代表 ◆ラウンド16 2-1(延長) vs スロバキア代表 ◆準々決勝 1-1 (PK:5-3) vs スイス代表 ◆準決勝 vs オランダ代表 <span class="paragraph-subtitle">◆本領発揮はいつ?たった1ゴールでベスト4〜フランス〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_france_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 優勝候補の一角であるフランス代表。2000年以来の優勝を目指して戦う大会となった。 厳しいグループに入ったフランスだが、初戦のオーストリア代表戦で1-0と勝利すると、続くオランダ代表(0-0)、ポーランド代表(1-1)と連続ドロー。エースのFWキリアン・ムバッペが初戦で鼻骨を骨折した影響もあり、ここまで大人しい状況だ。 ラウンド16では、同じ優勝候補のベルギー代表相手に1-0で勝利。準々決勝では、こちらも優勝候補のポルトガル代表と激闘を繰り広げてPK戦の末に勝利を収めている。 期待されるムバッペはここまでまだ1ゴール。それでいて、チームが上げたゴールもたったの「1」。ワールドカップに続いてのタイトル獲得に力を温存しているのだろうか? ◆最多得点:キリアン・ムバッペ/1点 ◆グループD 1-0 vs オーストリア代表 0-0 vs オランダ代表 1-1 vs ポーランド代表 ◆ラウンド16 1-0 vs ベルギー代表 ◆準々決勝 0-0 (PK:3-5) vs ポルトガル代表 ◆準決勝 vs スペイン代表 <span class="paragraph-subtitle">◆オランイェの復活なるか〜オランダ〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_netherlands_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 最後に優勝したのは1988年と36年前。近年は国際舞台でもなかなかその名を轟かせることができていなかった。 レジェンドであるロナルド・クーマン監督が率いるチームは、グループステージの初戦でポーランド代表に勝利を収めると、フランス代表とは引き分け。最終節はオーストリア代表に敗れるという波乱があり、3位でのグループステージ突破となった。 3位チームとして唯一ベスト4まで勝ち上がったオランダ。ルーマニア代表に3-0と快勝すると、準々決勝ではトルコ代表に逆転勝利。得点ランキングトップタイに立つコーディ・ガクポは3ゴールを記録しており、2ゴールのドニエル・マレンとの強力コンビは注目だ。 ◆最多得点:コーディ・ガクポ/3点 ◆グループD 2-1 vs ポーランド代表 0-0 vs フランス代表 2-3 vs オーストリア代表 ◆ラウンド16 3-0 vs ルーマニア代表 ◆準々決勝 2-1 vsトルコ代表 ◆準決勝 vs イングランド代表 <span class="paragraph-subtitle">◆今大会唯一の全勝〜スペイン〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_spain_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 過去3度ユーロで優勝を果たしているスペイン。今大会は死のグループとも言われたグループBに入り、王者イタリア代表、W杯3位のクロアチア代表、伏兵アルバニア代表と同居した。 それでも初戦でクロアチアに3-0と快勝スタートすると、イタリア代表に1-0、アルバニア代表に1-0と今大会唯一のグループステージ3連勝。ラウンド16ではジョージア代表に勝利すると、準々決勝はドイツ代表に延長戦の末に勝利した。 懸念点は準々決勝で負傷したMFペドリが復帰絶望になったこと。多くの選手がゴールを奪っていることがプラスに働くかどうかがポイントになる。 ◆最多得点:ファビアン・ルイス、ダニ・オルモ/2点 ◆グループB 3-0 vs クロアチア代表 1-0 vs イタリア代表 1-0 vs アルバニア代表 ◆ラウンド16 4-1 vs ジョージア代表 ◆準々決勝 2-1(延長) vs ドイツ代表 ◆準決勝 vs フランス代表 <span class="paragraph-title">【動画】優勝候補の一角、スペイン代表の戦いを振り返る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="AIr9NxdbGxY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.07 12:55 Sun5