開始直後に数的不利背負ったアトレティコがセルロート同点弾で勝ち点1拾う…マドリーにお付き合いで首位奪還ならず【ラ・リーガ】
2025.02.16 04:58 Sun
バリオス退場響いてドロー
ラ・リーガ第24節、アトレティコ・マドリーvsセルタが15日にリアド・エア・メトロポリターノで行われ、1-1のドローに終わった。
5分、イーブンボールに飛び込んだバリオスがドゥランと激しく交錯。当初はイエローカードが掲示されたものの、オンフィールド・レビューの末に足裏を見せた危険なアフターチャージと判断され、カードの色が赤に変わった。
先日のレバークーゼン戦に続くバリオスの前半の一発退場によってほぼフルタイムを数的不利で戦うことになったアトレティコ。10分にはリーノを下げてコケを投入し、アルバレスのポジションを中盤に下げた。
ボールを保持して相手陣内でプレーするものの、ホームチームのカウンターの脅威をよく知るセルタがリスクを冒し切れないこともあり、一方的な試合展開とはならず。それでも、前半終盤にはドゥランやフェルナンド・ロペスがボックス内でシュートシーンを作り出し、GKオブラクを脅かす場面も作り出した。
ゴールレスで折り返した後半、セルタがハーフタイムでボルハ・イグレシアス、イケル・ロサダのアタッカー2枚を投入。よりリスクを負う形でゴールを目指していく。
前半同様の構図で試合が進むなか、後半半ばに試合が動いた。ボックス内でボールを収めたイグレシアスがDFル・ノルマンにアフターで足を踏まれると、オンフィールド・レビューの末にPKが与えられた。これをキッカーのアスパスがきっちり決めて68分の先制点とした。
これで勝ち点奪取へゴールが必要となったアトレティコは78分、グリーズマン、ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウルを下げてセルロート、アンヘル・コレア、ギャラガーとフレッシュな選手を送り込むと、この交代策が同点ゴールをもたらす。
81分、最後尾のヒメネスの背後を狙ったフィードに反応したセルロートがDFとうまく入れ替わってボックス内に持ち込んで利き足とは逆に右足シュートをゴール左隅に突き刺した。
その後、試合を引っくり返すことはできなかったアトレティコだったが、セルタの攻勢を凌ぎ切って1-1のスコアでタイムアップを迎えた。首位マドリーとお付き合いする形で勝ち点を取りこぼしたものの、最低限の勝ち点差1を維持している。
アトレティコ・マドリー 1-1 セルタ
【アトレティコ】
アレクサンダー・セルロート(後37)
【セルタ】
イアゴ・アスパス(後23[PK])
PR
前節、アウェイで行われたレアル・マドリーとの首位攻防のダービーを1-1のドローで終え、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ。2戦ぶりの白星を期して臨んだ今回のホームゲームでは12位のセルタを迎え撃った。シメオネ監督はダービーから先発1人を変更。ラングレに代えてサスペンション明けのル・ノルマンを起用した。試合開始直前に終了したオサスナ戦で首位マドリーがドローに終わったことで、首位奪還のチャンスを得たアトレティコ。しかし、開始直後にいきなりのアクシデントに見舞われた。先日のレバークーゼン戦に続くバリオスの前半の一発退場によってほぼフルタイムを数的不利で戦うことになったアトレティコ。10分にはリーノを下げてコケを投入し、アルバレスのポジションを中盤に下げた。
以降はボールを握って攻めるセルタ、自陣で構えて堅守速攻を狙うアトレティコという構図の下で拮抗した展開が続く。
ボールを保持して相手陣内でプレーするものの、ホームチームのカウンターの脅威をよく知るセルタがリスクを冒し切れないこともあり、一方的な試合展開とはならず。それでも、前半終盤にはドゥランやフェルナンド・ロペスがボックス内でシュートシーンを作り出し、GKオブラクを脅かす場面も作り出した。
ゴールレスで折り返した後半、セルタがハーフタイムでボルハ・イグレシアス、イケル・ロサダのアタッカー2枚を投入。よりリスクを負う形でゴールを目指していく。
前半同様の構図で試合が進むなか、後半半ばに試合が動いた。ボックス内でボールを収めたイグレシアスがDFル・ノルマンにアフターで足を踏まれると、オンフィールド・レビューの末にPKが与えられた。これをキッカーのアスパスがきっちり決めて68分の先制点とした。
これで勝ち点奪取へゴールが必要となったアトレティコは78分、グリーズマン、ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウルを下げてセルロート、アンヘル・コレア、ギャラガーとフレッシュな選手を送り込むと、この交代策が同点ゴールをもたらす。
81分、最後尾のヒメネスの背後を狙ったフィードに反応したセルロートがDFとうまく入れ替わってボックス内に持ち込んで利き足とは逆に右足シュートをゴール左隅に突き刺した。
その後、試合を引っくり返すことはできなかったアトレティコだったが、セルタの攻勢を凌ぎ切って1-1のスコアでタイムアップを迎えた。首位マドリーとお付き合いする形で勝ち点を取りこぼしたものの、最低限の勝ち点差1を維持している。
アトレティコ・マドリー 1-1 セルタ
【アトレティコ】
アレクサンダー・セルロート(後37)
【セルタ】
イアゴ・アスパス(後23[PK])
PR
アレクサンダー・セルロートの関連記事
アトレティコ・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
アレクサンダー・セルロートの人気記事ランキング
1
開始直後に数的不利背負ったアトレティコがセルロート同点弾で勝ち点1拾う…マドリーにお付き合いで首位奪還ならず【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第24節、アトレティコ・マドリーvsセルタが15日にリアド・エア・メトロポリターノで行われ、1-1のドローに終わった。 前節、アウェイで行われたレアル・マドリーとの首位攻防のダービーを1-1のドローで終え、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ。2戦ぶりの白星を期して臨んだ今回のホームゲームでは12位のセルタを迎え撃った。シメオネ監督はダービーから先発1人を変更。ラングレに代えてサスペンション明けのル・ノルマンを起用した。 試合開始直前に終了したオサスナ戦で首位マドリーがドローに終わったことで、首位奪還のチャンスを得たアトレティコ。しかし、開始直後にいきなりのアクシデントに見舞われた。 5分、イーブンボールに飛び込んだバリオスがドゥランと激しく交錯。当初はイエローカードが掲示されたものの、オンフィールド・レビューの末に足裏を見せた危険なアフターチャージと判断され、カードの色が赤に変わった。 先日のレバークーゼン戦に続くバリオスの前半の一発退場によってほぼフルタイムを数的不利で戦うことになったアトレティコ。10分にはリーノを下げてコケを投入し、アルバレスのポジションを中盤に下げた。 以降はボールを握って攻めるセルタ、自陣で構えて堅守速攻を狙うアトレティコという構図の下で拮抗した展開が続く。 ボールを保持して相手陣内でプレーするものの、ホームチームのカウンターの脅威をよく知るセルタがリスクを冒し切れないこともあり、一方的な試合展開とはならず。それでも、前半終盤にはドゥランやフェルナンド・ロペスがボックス内でシュートシーンを作り出し、GKオブラクを脅かす場面も作り出した。 ゴールレスで折り返した後半、セルタがハーフタイムでボルハ・イグレシアス、イケル・ロサダのアタッカー2枚を投入。よりリスクを負う形でゴールを目指していく。 前半同様の構図で試合が進むなか、後半半ばに試合が動いた。ボックス内でボールを収めたイグレシアスがDFル・ノルマンにアフターで足を踏まれると、オンフィールド・レビューの末にPKが与えられた。これをキッカーのアスパスがきっちり決めて68分の先制点とした。 これで勝ち点奪取へゴールが必要となったアトレティコは78分、グリーズマン、ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウルを下げてセルロート、アンヘル・コレア、ギャラガーとフレッシュな選手を送り込むと、この交代策が同点ゴールをもたらす。 81分、最後尾のヒメネスの背後を狙ったフィードに反応したセルロートがDFとうまく入れ替わってボックス内に持ち込んで利き足とは逆に右足シュートをゴール左隅に突き刺した。 その後、試合を引っくり返すことはできなかったアトレティコだったが、セルタの攻勢を凌ぎ切って1-1のスコアでタイムアップを迎えた。首位マドリーとお付き合いする形で勝ち点を取りこぼしたものの、最低限の勝ち点差1を維持している。 アトレティコ・マドリー 1-1 セルタ 【アトレティコ】 アレクサンダー・セルロート(後37) 【セルタ】 イアゴ・アスパス(後23[PK]) 2025.02.16 04:58 Sun2
ルイス・スアレスが頂上決戦勝利後のアトレティコ後輩に差し入れ…自身経営の人気レストランの軽食奢る
アトレティコ・マドリーとバルセロナのクラブOBである、インテル・マイアミの元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、頂上決戦で勝利したコルチョネロスの元同僚に嬉しい差し入れを贈った。 21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節のバルセロナvsアトレティコは、アウェイのアトレティコがFWアレクサンダー・セルロートの後半終了間際の劇的な逆転ゴールによって1-2で勝利した。 同試合後、敵地での首位奪還の勝利に沸くアトレティコの選手たちはチームバスに乗り込む際、『Chalito』のロゴが入った紙袋を抱えていた。そして、スペイン代表MFコケ、同MFマルコス・ジョレンテは自身のインスタグラムのストーリーズにその紙袋を掲げるとともに「ルチョ、ありがとう!」とルチョの愛称で知られるスアレスへの感謝の言葉を綴った。 スペイン『スポルト』によれば、『Chalito』はスアレスがバルセロナで経営する人気のレストランチェーンでハンバーガーなど軽食を提供している。 そして、スアレスは今回のアトレティコの選手たちのバルセロナ遠征に先駆け、試合後に食事を奢る計画を立てており、『Chalito』のインスタグラムの公式アカウントは試合前の段階から食事の準備や配達の様子を投稿していた。 試合結果に関わらず、スアレスが食事を奢ることは決まっていたが、アトレティコの選手にとって勝利後の先輩からの差し入れはより味わい深いものになったはずだ。 <span class="paragraph-title">【写真】『Chalito』の紙袋とともにスアレスへ感謝するアトレティコ面々</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> El regalo de Luis Suárez al Atlético por su victoria<br><br> Una bolsa para cada uno con comida de sus restaurantes 'Chalito'<a href="https://t.co/fy4TJxSPQ1">https://t.co/fy4TJxSPQ1</a></p>— Diario SPORT (@sport) <a href="https://twitter.com/sport/status/1870764095605260713?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.22 21:05 Sun3
G・シメオネのドブレーテなど大量5発でヘタフェを下したアトレティコが2年連続のベスト4進出!【コパ・デル・レイ】
アトレティコ・マドリーは4日、コパ・デル・レイ準々決勝でヘタフェとホームで対戦し、5-0で勝利した。 ラウンド16でセグンダ(スペイン2部)のエルチェに快勝したアトレティコは、直近のマジョルカ戦からスタメンを6人変更。セルロートやバリオス、M・ジョレンテ、GKオブラクらに代えてグリーズマンやデ・パウル、ヒメネス、GKムッソらをスタメンで起用した。 公式戦6試合無敗中のヘタフェに対し、アトレティコは開始早々にスコアを動かす。8分、リーノのパスから左サイド深くまで駆け上がったハビ・ガランのクロスをG・シメオネがヘディングで流し込んだ。 先制したアトレティコは、17分にも自陣でのパスカットからロングカウンターを仕掛けると、左サイドを持ち上がったアルバレスのサイドチェンジをボックス右手前で受けたデ・パウルが落とすと、ボックス中央に走り込んだG・シメオネがダイレクトシュートをゴール右下に沈めた。 早い時間にリードを広げて主導権を握ったアトレティコは、その後も攻勢を続ける。すると42分、G・シメオネの右クロスをペナルティアーク内の19が繋ぐと、ボックス左でボールを受けたリーノがシュートフェイントでDFをかわし、ゴール右隅へシュートを流し込んだ。 ハーフタイムに3枚替えを敢行したヘタフェに対し、アトレティコは後半も開始早々にチャンスを作る。49分、アルバレスのパスでボックス左に抜け出したハビ・ガランの折り返しをG・シメオネがワンタッチシュートを沈めたが、これはハビ・ガランの抜け出しがオフサイドの判定でノーゴールの判定に。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、アトレティコは78分にボックス右手前でボールを受けたアンヘル・コレアがグラウンダーのミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、試合を決定づける4点目を奪うと86分にもショートカウンターからセルロートがゴールネットを揺らした。 結局、試合はそのまま5-0でタイムアップ。ヘタフェに圧勝したアトレティコは2大会連続のベスト4進出を決めた。 アトレティコ 5-0 ヘタフェ 【アトレティコ】 ジュリアーノ・シメオネ(前8) ジュリアーノ・シメオネ(前17) サムエウ・リーノ(前42) アンヘル・コレア(後33) アレクサンダー・セルロート(後41) 2025.02.05 08:30 Wed4
アトレティコ初ゴールの息子ジュリアーノに「サッカー選手として見ている」「必要なものを持っているのは確か」とシメオネ監督、前節からの立て直しには「全員が重要な役割を果たした」
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が勝利を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。 3日、アトレティコはラ・リーガ第12節でラス・パルマスとのホーム戦。前節のレアル・ベティス戦ではリーグ初黒星を喫し、バウンスバックが望まれる一戦となった。 序盤からチャンスを作ったアトレティコは37分に先制。指揮官の息子であるU-23アルゼンチン代表FWジュリアーノ・シメオネが右サイドを抜け出し、ゴール左に流し込んだ。 83分には途中出場のノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが追加点。そのままクローズし、2-0の勝利でチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に弾みをつけた。 シメオネ監督はリーグ戦2試合ぶりの勝利に満足。全員が素晴らしかったと選手たち称えた。 「ベティスとの悪い試合の後、チームが良い試合をしたと話すのは好ましいことだ。我々のスタジアムで最後までコントロールされた良い試合を再現することができた」 「批判されていたジュリアーノや(ナウエル・)モリーナも見事なプレーを見せた。クレマン(・ラングレ)や(ハビ・)ガランがレベルを保ち、パブロ(・バリオス)は出ている間、我々に活力を与えてくれた。全員が重要な役割を果たし、熱意をもたらしてくれた」 また、息子ジュリアーノのファーストチーム初ゴールにも言及。扱いは他の選手と変わらないと主張し、さらなる活躍を期待している。 「彼の年齢を踏まえ、30年前のことは話したくない。私はジュリアーノをサッカー選手として見ている。彼の残留を決めてからは他の選手と同じだし、彼は我々を助けてくれる。私はチームのことだけを考えていて、誰のことについても考えていない。彼が私の息子だということは変わらない」 「彼はやるべきことをやった。それが彼がアトレティコにいる理由だ。彼には名前のない責任がある。彼らはサッカー選手だし、私はあまり映画を見ない。走る選手はプレーするし、走らない選手はあまりプレーしない」 「ジュリアーノは16歳からこのクラブで育ったアトレティコ・マドリードの選手だ。クラブはお金を使って息子を獲得したわけではない。カンテラにいた少年で、試合にも出て良い結果を出していた。監督は彼を見ているし、我々の力になってくれると信じている。良い試合もあれば悪い試合もあるだろうが、必要なものを持っているのは確かだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ジュリアーノが均衡破る初得点! アトレティコvsラス・パルマス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Fr_oi9mjXDQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.04 15:35 Mon5
「今日の敗戦はすべて自分の責任」ハフィーニャがアトレティコ相手の敗戦の責を負う
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがゲームキャプテンとして頂上決戦での敗戦の責を負った。スペイン『スポルト』が伝えている。 バルセロナは21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節でアトレティコ・マドリーとの首位攻防戦に臨み、1-2で逆転負けした。 この敗戦によってチームは1試合未消化のアトレティコに勝ち点3差を付けられて2位に転落。さらに、試合翌日に行われる一戦でレアル・マドリーが勝利した場合、3位で年明けを迎えることになる。 試合後、ハンジ・フリック監督がチームパフォーマンス自体をポジティブに評価したものの、ホーム3連敗での首位陥落は大きな失望をもたらすものとなった。 ゲームキャプテンを務めた背番号11は、指揮官同様に「僕らはとても良いプレーをしたと思う。チームの振る舞いもとても良かった。個人的には結果をコントロールするのではなく、ピッチ上で起こることをコントロールするという考えを持っているけど、今日は、とても良いプレーをしたと思う」とチームとしてのパフォーマンスを評価。 ただ、チーム全体が再三の決定機を逃したなか、自身も後半に訪れた2度の決定機を逃がし、且つ試合終了間際のFWアレクサンダー・セルロートの決勝点に繋がるパスミスを犯したという部分で、敗戦の責任を負っている。 「個人として、今日の敗北を受け入れている。結局、自分が決定的な得点のチャンスを逃し、その5分後に相手に同点ゴールを奪われたと思う。そして、僕は相手の2点目につながるパスをミスした。今日の敗戦はすべて自分の責任だ。人生とはそういうものだ」 先日のセルタ戦の2-2のドローの際には失点に繋がるミスを犯したフランス代表DFジュール・クンデが自ら責任を負う発言をみせ、今回はハフィーニャが敗戦の責を負うなど、流れが悪いなかでも自分たちに矢印を向けているバルセロナ。 2024年は厳しい形の締めくくりとなったが、今後も真摯に自分たちの戦いに向き合い続けられれば、2025年の巻き返しは十二分に可能なはずだ。 2024.12.22 19:30 Sunアトレティコ・マドリーの人気記事ランキング
1
久保建英は古巣・レアルと激突! バルサはアトレティコと準決勝で、決勝はエル・クラシコかダービーの可能性
12日、コパ・デル・レイ準決勝の組み合わせ抽選会が行われた。 準々決勝では2大会ぶりの制覇を狙うレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーとラ・リーガでも優勝を争う3チームが順当に勝利。日本代表MF久保建英を擁するレアル・ソシエダもベスト4進出を叶えた。 今回の抽選会では、バルセロナ対アトレティコ、ソシエダ対マドリーで対戦カードが決定。1stレグはバルセロナとソシエダ、2ndレグはアトレティコとマドリーがそれぞれホームで戦う。 なお、準決勝は1stレグが2月25日から27日、2ndレグが4月1日から3日にかけて行われる。 ◆コパ・デル・レイ準決勝 対戦カード バルセロナ vs アトレティコ・マドリー レアル・ソシエダ vs レアル・マドリー 2025.02.12 22:55 Wed2
【ラ・リーガ第24節プレビュー】2pt差の三つ巴タイトルレース! シティ戦控える首位マドリーは敵地でオサスナ戦
先週末に行われた第23節では首位攻防のマドリード・ダービーが痛み分けに終わったなか、バルセロナの快勝によってタイトルレースは2ポイント差の三つ巴の形となった。 ヨーロッパのノックアウトフェーズ・プレーオフの谷間での開催となる今節は、3強が中位付近の相手と対戦する。 首位のマドリーは今節、9位のオサスナとのアウェイゲームに臨む。ホーム開催となったダービーでは物議醸すPKで先制点を奪われたが、FWキリアン・ムバッペのゴールによって同点に追いついて1-1のドローに持ち込んだ。続くチャンピオンズリーグ(CL)ではマンチェスター・シティ相手に2度の先行を許したが、古巣対戦のMFブラヒム・ディアス、MFベリンガムの後半終盤の連続ゴールによって3-2の劇的逆転勝利。最高の状況でスペインに戻ってきた。 19日にホームでの2ndレグを控えるなか、今回のアウェイゲームではリーグ戦も落とせない状況ながらも幾つかのポジションでターンオーバーを採用する可能性が高い。2ndレグで復帰の可能性が高いDFアラバとDFリュディガーを試運転できるかは微妙なところだが、ブラヒム・ディアスやDFフラン・ガルシア、MFモドリッチといった選手の活躍を期待したいところだ。 そのマドリーと痛み分けとなり、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ・マドリーは、12位のセルタとのホームゲームに挑む。対戦相手のセルタは直近のベティス戦で2点ビハインドを引っくり返すレモンターダで勢いに乗る。その侮れない相手に対して、勝ち切る上ではマドリー戦でやや停滞した攻撃陣の活躍が必須。FWグリーズマンや途中出場で消化不良に終わったFWセルロートらにうっ憤を晴らすプレーを期待したい。 3位のバルセロナは前節、MFフェルミン・ロペスの退場、DFアラウホの再負傷とアクシデントに見舞われたものの、FWレヴァンドフスキやFWハフィーニャの主役組にDFエリック・ガルシアのゴールで4-1と快勝。マドリードの2強が潰し合ったなか、唯一の勝ち組となった。 リーグ連勝の勢いに乗って臨む今節は6位のラージョとのホームゲームに臨む。CLでのラウンド16ストレートインによって久々に十分な休養を得て臨むマンデーナイトの一戦に向けては、対戦相手が3連勝の難敵ではあるものの、通常規格のホームのピッチで戦えることもあり、相手の激しいプレスをいなしながら、コンパクトな守備ブロック攻略を図りたい。そのなかで今季リーグ戦20ゴール到達へ王手をかけたFWレヴァンドフスキの躍動に期待だ。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダは、公式戦4連勝を懸けて11位ベティスとのアウェイゲームに臨む。一部主力を温存した前節のエスパニョール戦を試合終盤のMFブライス・メンデスのゴールで2-1と競り勝ったラ・レアル。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)のミッティラン戦では一部ポジションでメンバーを入れ替えたものの、ブライス・メンデスの公式戦3試合連続ゴールに、久保のカットインミドルのゴラッソを守り抜いて2-1の勝利を収めた。最少得点差ということもあり、週明けに控えるホームでのリターンレグへ引き続きターンオーバーが見込まれるが、サスペンションとなるDFアランブル、MFスビメンディの2選手やここにきて少しずつ結果を出しているFWベッカー、FWオスカールソンらの活躍に期待したい。 一方、ヘントとのカンファレンスリーグ(ECL)の初戦を3-0で完勝したベティスは大逆転負けのセルタ戦ショックを払拭。ラ・レアルに比べて、週明けのリターンレグにメンバーを落として臨めるなか、マンチェスター・ユナイテッドからの新加入で早くもエース級の仕事を見せているFWアントニーのパフォーマンスに注目だ。 FW浅野拓磨の所属する10位マジョルカは、公式戦7戦ぶりの白星を懸けて15位のラス・パルマスと対戦。前節はオサスナ相手にFWムリキのPKによるゴールで公式戦6試合ぶりのゴールを記録したが、土壇場の失点で追いつかれて連敗を「5」でストップするにとどまった。不振脱却へ半歩進んだチームは、今回の一戦では流れのなかでの得点、複数得点を目指しつつ途中出場が続く日本代表FWの奮起にも期待だ。 その他では5位のビジャレアルと18位のバレンシアによる自治州ダービー、17位のレガネスvs19位のアラベスの残留争い直接対決。4位のアスレティック・ビルバオの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第24節》 ▽2/14(金) 《29:00》 ジローナ vs ヘタフェ ▽2/15(土) 《22:00》 レガネス vs アラベス 《24:15》 オサスナ vs レアル・マドリー 《26:30》 アトレティコ vs セルタ 《29:00》 ビジャレアル vs バレンシア ▽2/16(日) 《22:00》 エスパニョール vs アスレティック・ビルバオ 《24:15》 バジャドリー vs セビージャ 《26:30》 マジョルカ vs ラス・パルマス 《29:00》 ベティス vs レアル・ソシエダ ▽2/17(月) 《29:00》 バルセロナ vs ラージョ 2025.02.14 19:00 Fri3
【ラ・リーガ第23節プレビュー】首位攻防となる激戦必至の首都決戦!
先週末に行われた第22節では首位のレアル・マドリーが下位に沈むエスパニョールに苦杯を舐めると、アトレティコ・マドリー、バルセロナが勝ち点3を積み上げて上位争いがより活性化された。 慌ただしい今冬の移籍市場が閉幕し、週明けにはチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の重要なプレーオフを控えるなかで開催される第23節。そして、今節は1ポイント差でマドリードの両雄が激突するマドリード・ダービーに大きな注目が集まる。 マドリーは前節、エスパニョールとのアウェイゲームで0-1の敗戦。終始、ボールの主導権を握りながらも粘り強い相手の守備に手を焼くと、後半終盤に前がかりな背後を突かれる形で痛恨の失点を喫し、リーグ6戦ぶりの敗戦となった。FWムバッペに対する危険なタックルが流される不運に加え、鉄人リュディガーがハムストリングのケガで負傷と踏んだり蹴ったりの一戦に。 それでも、直近のコパ・デル・レイ準々決勝ではレガネスに2点差を追いつかれる失態はあったものの、カスティージャでゴールを量産するFWゴンサロ・ガルシアのファーストチーム初ゴールの活躍によって3-2の劇的勝利を収め、厳しい状況ながらもダービーへ弾みを付ける勝利を得た。週明けにマンチェスター・シティとの重要なプレーオフを控える首位攻防戦ではディフェンスラインに不安を抱えての戦いとなるため、直近2試合での不遜な態度が不興を買ったFWヴィニシウス・ジュニオールを筆頭に攻撃陣の奮起を求めたい。 対する2位のアトレティコは前節マジョルカと対戦し、好調のMFサムエウ・リーノのゴールにFWグリーズマンの芸術的なミドルループで2-0の勝利を収め、シメオネ監督のラ・リーガ通算500試合目のメモリアルゲームを見事に白星で飾った。続くコパではヘタフェにFWジュリアーノ・シメオネのドブレーテの活躍などでマニータの圧勝。主力のプレータイムをコントロールした上、対戦相手と異なりラウンド16ストレートインを決めていることで、今回の大一番に全力を注ぐことができる。首位奪還へ敵地での勝ち点3が求められるなか、マドリーの急造ディフェンスラインに対してアグレッシブな戦いを期待したい。 そのライバルの潰し合いを期待しつつ、リーグ3連勝を狙う3位のバルセロナ。今節は直近1勝3分けで4試合無敗の12位セビージャとのアウェイゲームに臨む。前節はアラベスのファウルを辞さない激しいプレーに手を焼いたものの、FWレヴァンドフスキのゴールを守り切ってウノセロ勝利。続くコパでは前回のリーグ戦で7-1と圧勝したバレンシア相手に若干のターンオーバーを敢行したが、FWフェラン・トーレスのトリプレーテの活躍などでマニータの圧勝。公式戦2試合連続クリーンシートと攻守に状態を上げている。束の間の休養を得たレヴァンドフスキらが復帰となる今節ではルケバキオ、バルガスの背後への飛び出しをケアしつつ、きっちりチャンスで決め切りたい。 MF久保建英を擁する11位のレアル・ソシエダは、マドリー撃破で降格圏を脱出した17位のエスパニョールと対戦。リーグ前節はオサスナに1-2の敗戦を喫し、今季ワーストのリーグ3連敗を喫したラ・レアルだが、コパでの再戦では退場者を出した相手に2-0の完勝。ここ数試合フラストレーションが溜まる久保も先制点の起点となるなど上々のパフォーマンスをみせ、ひとまず溜飲を下げた。その勢いを活かしたいエスパニョール戦では堅守速攻を徹底してくる相手に対して、久保の個での打開力が攻撃の突破口となりそうだ。 FW浅野拓磨を擁する9位のマジョルカは、直近の公式戦5試合無得点での全敗と深刻な不振に陥る。前節はアトレティコ相手に粘りの守備こそ見せたが、攻撃ではほぼ見せ場を作れずに敗戦となった。同勝ち点で8位のオサスナとのホームゲームでは日程面とホームアドバンテージを活かしつつ、攻撃面での修正が連敗ストップのカギになる。引き続き途中投入が見込まれる浅野には苦境のチームを救う決定的な仕事を求めたい。 前節、ベティス相手に2度のビハインドを追いついたものの、勝ち点3を逃した4位のアスレティック・ビルバオは7位のジローナとの上位対決に挑む。公式戦連敗ストップで息を吹き返したアウェイチーム相手に好勝負が期待できそうだ。 その他ではカピタンのMFキリアン・ロドリゲスが癌の再発によって今季全休を発表した15位ラス・パルマスと5位ビジャレアルの一戦、今冬の移籍市場最終盤に積極的な動きを見せた14位ヘタフェや最下位バジャドリーといったクラブの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第23節》 ▽2/7(金) 《29:00》 ラージョ vs バジャドリー ▽2/8(土) 《22:00》 セルタ vs ベティス 《24:15》 アスレティック・ビルバオ vs ジローナ 《26:30》 ラス・パルマス vs ビジャレアル 《29:00》 レアル・マドリー vs アトレティコ ▽2/9(日) 《22:00》 アラベス vs ヘタフェ 《24:15》 バレンシア vs レガネス 《26:30》 レアル・ソシエダ vs エスパニョール 《29:00》 セビージャ vs バルセロナ ▽2/10(月) 《29:00》 マジョルカ vs オサスナ 2025.02.07 19:00 Fri4
開始直後に数的不利背負ったアトレティコがセルロート同点弾で勝ち点1拾う…マドリーにお付き合いで首位奪還ならず【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第24節、アトレティコ・マドリーvsセルタが15日にリアド・エア・メトロポリターノで行われ、1-1のドローに終わった。 前節、アウェイで行われたレアル・マドリーとの首位攻防のダービーを1-1のドローで終え、首位奪還のチャンスを逃した2位のアトレティコ。2戦ぶりの白星を期して臨んだ今回のホームゲームでは12位のセルタを迎え撃った。シメオネ監督はダービーから先発1人を変更。ラングレに代えてサスペンション明けのル・ノルマンを起用した。 試合開始直前に終了したオサスナ戦で首位マドリーがドローに終わったことで、首位奪還のチャンスを得たアトレティコ。しかし、開始直後にいきなりのアクシデントに見舞われた。 5分、イーブンボールに飛び込んだバリオスがドゥランと激しく交錯。当初はイエローカードが掲示されたものの、オンフィールド・レビューの末に足裏を見せた危険なアフターチャージと判断され、カードの色が赤に変わった。 先日のレバークーゼン戦に続くバリオスの前半の一発退場によってほぼフルタイムを数的不利で戦うことになったアトレティコ。10分にはリーノを下げてコケを投入し、アルバレスのポジションを中盤に下げた。 以降はボールを握って攻めるセルタ、自陣で構えて堅守速攻を狙うアトレティコという構図の下で拮抗した展開が続く。 ボールを保持して相手陣内でプレーするものの、ホームチームのカウンターの脅威をよく知るセルタがリスクを冒し切れないこともあり、一方的な試合展開とはならず。それでも、前半終盤にはドゥランやフェルナンド・ロペスがボックス内でシュートシーンを作り出し、GKオブラクを脅かす場面も作り出した。 ゴールレスで折り返した後半、セルタがハーフタイムでボルハ・イグレシアス、イケル・ロサダのアタッカー2枚を投入。よりリスクを負う形でゴールを目指していく。 前半同様の構図で試合が進むなか、後半半ばに試合が動いた。ボックス内でボールを収めたイグレシアスがDFル・ノルマンにアフターで足を踏まれると、オンフィールド・レビューの末にPKが与えられた。これをキッカーのアスパスがきっちり決めて68分の先制点とした。 これで勝ち点奪取へゴールが必要となったアトレティコは78分、グリーズマン、ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウルを下げてセルロート、アンヘル・コレア、ギャラガーとフレッシュな選手を送り込むと、この交代策が同点ゴールをもたらす。 81分、最後尾のヒメネスの背後を狙ったフィードに反応したセルロートがDFとうまく入れ替わってボックス内に持ち込んで利き足とは逆に右足シュートをゴール左隅に突き刺した。 その後、試合を引っくり返すことはできなかったアトレティコだったが、セルタの攻勢を凌ぎ切って1-1のスコアでタイムアップを迎えた。首位マドリーとお付き合いする形で勝ち点を取りこぼしたものの、最低限の勝ち点差1を維持している。 アトレティコ・マドリー 1-1 セルタ 【アトレティコ】 アレクサンダー・セルロート(後37) 【セルタ】 イアゴ・アスパス(後23[PK]) 2025.02.16 04:58 Sun5