【ラ・リーガ第20節プレビュー】後半戦初戦、CL再開控える上位陣は格下と対戦!
2025.01.17 19:00 Fri
後半戦初戦
スーペル・コパ・デ・エスパーニャ参戦組を除くチームにとって前半戦最終戦となった第19節は、アトレティコ・マドリーが勝利を収めて首位浮上。前半戦の王者に輝いた。
週明けの絶好調同士の重要な一戦に向け、ある程度のターンオーバーは見込まれるが、前線を中心に良い形でハイレベルのポジション争いが繰り広げられており、仮に難しい流れになっても勝負所の交代策で局面を打開し、勝ち点3を持ち帰れる可能性は高い。
その首位チームを1ポイント差で追うレアル・マドリーは、週明けに勝ち点3必須のレッドブル・ザルツブルク戦を控えるなかで14位のラス・パルマスとのホームゲームに臨む。スーペル・コパ決勝でのクラシコ惨敗で今季7冠の夢が潰えたエル・ブランコは、直近のコパでもセルタに後半終盤の連続失点で2点差を追いつかれ、延長戦まで持ち込まれる失態を演じた。それでも、延長戦でFWエンドリッキの圧巻のドブレーテに、MFバルベルデの鮮烈なミドルシュートによって一気に3点を重ねて5-2の勝利。完璧なバウンスバックとはならずも、ひとまず悪い流れを払しょくした。
マドリード勢を6ポイント差で追う3位のバルセロナは、15位のヘタフェとのアウェイゲームでリーグ連敗ストップを狙う。劣勢必至と見られたスーペル・コパでは先制点を奪われたものの、自慢の攻撃陣を中心に宿敵を完全に凌駕しマニータの大勝。続くコパではFWレヴァンドフスキら一部主力を温存も、FWラミン・ヤマルとDFクンデの右サイドに、MFダニ・オルモの“ファルソ・ヌエベ”が完璧に機能。5-1の2戦連続マニータでベスト8進出を決めた。
週明けのCLは中2日で難敵ベンフィカとのアウェイゲームとなるため、引き続きターンオーバーを敢行する可能性は高いが、リーグ戦でタイトル争いに踏みとどまるうえでは勝ち点3奪取が必至。ファウルを辞さないヘタフェ相手に消耗戦を避ける上では前半でゴールを重ね、後半にFWパウ・ビクトルやFWフェラン・トーレス、MFフェルミン・ロペスらを投入し、逃げ切りに持ち込む展開としたい。
MF久保建英を擁する7位のレアル・ソシエダは、最下位に低迷するバレンシアとのアウェイゲームに臨む。2024年の終盤は厳しい戦いを強いられたが、2025年は公式戦3連勝と最高の滑り出しを見せるラ・レアル。とりわけ、年末年始の休養で状態を上げた久保の存在感は凄まじく、前節は難敵ビジャレアルにスーペルゴラッソでチームをウノセロ勝利に導くと、直近のコパではラージョ相手に先制点のアシストを含む異次元のパフォーマンスを披露。3-1の完勝に貢献した。
週明けのヨーロッパリーグ(EL)ではリーグフェーズ無敗で首位のラツィオとのアウェイゲームを控えており、超過密日程の状況で久保ら一部主力を温存したいところだが、スタメン向きの日本人エースをスタートから起用し、前半で試合を決める展開に持ち込む形がベター。指揮官イマノルの用兵に注目したいところだ。
FW浅野拓磨を擁する6位のマジョルカは同勝ち点で5位に位置するビジャレアルとの上位対決に挑む。スーペル・コパではマドリーに完敗したものの、コパ敗退に伴い比較的日程面に余裕があるなかで臨む今節。先月中旬に戦列復帰の浅野も状態を上げてきており、後半戦での爆発を期待したいところだ。
ここまで4位と上位争いに踏みとどまるアスレティック・ビルバオは、12位のセルタとのアウェイゲームに臨む。リーグ戦では相変わらず粘り強く勝ち点を積み重ねているが、直近のコパではオサスナに2-3で敗戦。ベスト16敗退で大会連覇を逃した。今回の一戦では持ち味の堅守を再構築するとともに、コパ敗退からのリバウンドメンタリティを示したい。
その他ではミランとのCLを控える8位のジローナと13位のセビージャの一戦、ともに降格圏に沈むエスパニョールvsバジャドリーの下位対決にも要注目だ。
《ラ・リーガ第20節》
▽1/17(金)
《29:00》
エスパニョール vs バジャドリー
▽1/18(土)
《22:00》
ジローナ vs セビージャ
《24:15》
レガネス vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
ベティス vs アラベス
《29:00》
ヘタフェ vs バルセロナ
▽1/19(日)
《22:00》
セルタ vs アスレティック・ビルバオ
《24:15》
レアル・マドリー vs ラス・パルマス
《26:30》
オサスナ vs ラージョ
《29:00》
バレンシア vs レアル・ソシエダ
▽1/20(月)
《29:00》
ビジャレアル vs マジョルカ
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ミッドウィークにコパ・デル・レイのラウンド16が開催され、週明けにはUEFAコンペティションのリーグフェーズが再開される超過密日程のなかでの開催となる後半戦初戦。上位陣はいずれもボトムハーフに沈む下位との取りこぼし厳禁の一戦に臨む。公式戦15連勝で首位のアトレティコは、チャンピオンズリーグ(CL)で公式戦10連勝中のレバークーゼンとの注目の対決を控えるなか、今節は16位に沈むレガネスとのアウェイゲームに臨む。リーグ前節は前半の良い時間帯に先制点を奪えずも、後半序盤にFWフリアン・アルバレスが決めたゴールを守り切ってウノセロ勝利。続くコパではセグンダのエルチェ相手にFWセルロートのドブレーテの活躍などで4-0の圧勝。年が明けてからもその勢いは止まらず。その首位チームを1ポイント差で追うレアル・マドリーは、週明けに勝ち点3必須のレッドブル・ザルツブルク戦を控えるなかで14位のラス・パルマスとのホームゲームに臨む。スーペル・コパ決勝でのクラシコ惨敗で今季7冠の夢が潰えたエル・ブランコは、直近のコパでもセルタに後半終盤の連続失点で2点差を追いつかれ、延長戦まで持ち込まれる失態を演じた。それでも、延長戦でFWエンドリッキの圧巻のドブレーテに、MFバルベルデの鮮烈なミドルシュートによって一気に3点を重ねて5-2の勝利。完璧なバウンスバックとはならずも、ひとまず悪い流れを払しょくした。
現状のザルツブルクの状態を考えれば、普通に戦えばホームで問題なく勝ち点3を獲得できそうだが、最善を尽くす上で今回のラス・パルマス戦ではターンオーバーも視野に入れたい。そのなかで出場機会に飢えるエンドリッキやMFギュレルらの抜擢を期待したい。
マドリード勢を6ポイント差で追う3位のバルセロナは、15位のヘタフェとのアウェイゲームでリーグ連敗ストップを狙う。劣勢必至と見られたスーペル・コパでは先制点を奪われたものの、自慢の攻撃陣を中心に宿敵を完全に凌駕しマニータの大勝。続くコパではFWレヴァンドフスキら一部主力を温存も、FWラミン・ヤマルとDFクンデの右サイドに、MFダニ・オルモの“ファルソ・ヌエベ”が完璧に機能。5-1の2戦連続マニータでベスト8進出を決めた。
週明けのCLは中2日で難敵ベンフィカとのアウェイゲームとなるため、引き続きターンオーバーを敢行する可能性は高いが、リーグ戦でタイトル争いに踏みとどまるうえでは勝ち点3奪取が必至。ファウルを辞さないヘタフェ相手に消耗戦を避ける上では前半でゴールを重ね、後半にFWパウ・ビクトルやFWフェラン・トーレス、MFフェルミン・ロペスらを投入し、逃げ切りに持ち込む展開としたい。
MF久保建英を擁する7位のレアル・ソシエダは、最下位に低迷するバレンシアとのアウェイゲームに臨む。2024年の終盤は厳しい戦いを強いられたが、2025年は公式戦3連勝と最高の滑り出しを見せるラ・レアル。とりわけ、年末年始の休養で状態を上げた久保の存在感は凄まじく、前節は難敵ビジャレアルにスーペルゴラッソでチームをウノセロ勝利に導くと、直近のコパではラージョ相手に先制点のアシストを含む異次元のパフォーマンスを披露。3-1の完勝に貢献した。
週明けのヨーロッパリーグ(EL)ではリーグフェーズ無敗で首位のラツィオとのアウェイゲームを控えており、超過密日程の状況で久保ら一部主力を温存したいところだが、スタメン向きの日本人エースをスタートから起用し、前半で試合を決める展開に持ち込む形がベター。指揮官イマノルの用兵に注目したいところだ。
FW浅野拓磨を擁する6位のマジョルカは同勝ち点で5位に位置するビジャレアルとの上位対決に挑む。スーペル・コパではマドリーに完敗したものの、コパ敗退に伴い比較的日程面に余裕があるなかで臨む今節。先月中旬に戦列復帰の浅野も状態を上げてきており、後半戦での爆発を期待したいところだ。
ここまで4位と上位争いに踏みとどまるアスレティック・ビルバオは、12位のセルタとのアウェイゲームに臨む。リーグ戦では相変わらず粘り強く勝ち点を積み重ねているが、直近のコパではオサスナに2-3で敗戦。ベスト16敗退で大会連覇を逃した。今回の一戦では持ち味の堅守を再構築するとともに、コパ敗退からのリバウンドメンタリティを示したい。
その他ではミランとのCLを控える8位のジローナと13位のセビージャの一戦、ともに降格圏に沈むエスパニョールvsバジャドリーの下位対決にも要注目だ。
《ラ・リーガ第20節》
▽1/17(金)
《29:00》
エスパニョール vs バジャドリー
▽1/18(土)
《22:00》
ジローナ vs セビージャ
《24:15》
レガネス vs アトレティコ・マドリー
《26:30》
ベティス vs アラベス
《29:00》
ヘタフェ vs バルセロナ
▽1/19(日)
《22:00》
セルタ vs アスレティック・ビルバオ
《24:15》
レアル・マドリー vs ラス・パルマス
《26:30》
オサスナ vs ラージョ
《29:00》
バレンシア vs レアル・ソシエダ
▽1/20(月)
《29:00》
ビジャレアル vs マジョルカ
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パリ五輪に向けたU-23アルゼンチン代表候補が発表…バレラやアルマダ、G・シメオネらが招集
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は3日、パリ・オリンピックに向けたU-23アルゼンチン代表候補メンバー23名を発表した。 ハビエル・マスチェラーノ監督の下、2008年北京オリンピック以来、通算3度目の金メダル獲得を目指すアルゼンチン。今回はU-23パラグアイ代表との親善試合を含め本大会に向けた候補メンバーが発表された。 同世代の目玉選手であるMFエンソ・フェルナンデス(チェルシー)と、FWアレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド)はコパ・アメリカ参戦もあり、今回のタイミングではメンバーに名を連ねず。 また、最大3名のオーバーエイジではGKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)、DFニコラス・オタメンディ(ベンフィカ)、FWフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)が有力視されているが、今回は招集されていない。 そういった中、今回のメンバーではアラン・バレラ、ティアゴ・アルマダ、クラウディオ・エチェベリ、ルーカス・ベルトラン、ジュリアーノ・シメオネらが中心を担うことになる。 なお、パリ五輪でグループBに入ったアルゼンチンはモロッコ、ウクライナ、イラクと対戦する。 ◆U-23アルゼンチン代表候補メンバー GK レアンドロ・ブレイ(ボカ・ジュニアーズ) ファブリシオ・イアコビッチ(エストゥディアンテス) DF マルコ・ディ・チェーザレ(ラシン) ブルーノ・アミオネ(サントス・ラグナ/メキシコ) ルーカス・エスキベル(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル) ゴンサロ・ルハン(サン・ロレンソ) ケビン・ロモナコ(ティグレ/メキシコ) ホアキン・ガルシア(ベレス・サルスフィエルド) ティアゴ・フェルナンデス(ベレス・サルスフィエルド) ダミアン・フェルナンデス(ベレス・サルスフィエルド) MF ケビン・セノン(ボカ・ジュニアーズ) エセキエル・フェルナンデス(ボカ・ジュニアーズ) クリスティアン・メディーナ(ボカ・ジュニアーズ) フアン・ナルドーニ(ラシン) アラン・バレラ(ポルト/ポルトガル) サンティアゴ・エッセ(オリンピアコス/ギリシャ) ティアゴ・アルマダ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) FW パブロ・ソラーリ(リーベル・プレート) クラウディオ・エチェベリ(リーベル・プレート) ルチアーノ・ゴンドウ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) ルーカス・ベルトラン(フィオレンティーナ/イタリア) サンティアゴ・カストロ(ボローニャ/イタリア) ジュリアーノ・シメオネ(アラベス/スペイン) 2024.06.04 14:05 Tue5
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浅野拓磨を倒して“累積5枚目”…アトレティコがレアルとの勝ち点1差首位攻防戦で主軸センターバックを欠くことに
アトレティコ・マドリーは、宿敵レアル・マドリーとの首位攻防戦で主軸DFを欠く。 アトレティコは1日、ラ・リーガ第22節で日本代表FW浅野拓磨が出場したマジョルカに2-0と勝利。MFサムエウ・リーノの先制点に始まり、FWアントワーヌ・グリーズマンが締めた。 ラ・リーガ通算500試合の指揮となったディエゴ・シメオネ監督に花を添える3ポイント…2位アトレティコは8日、第23節で宿敵レアルとの「勝ち点1差」首位攻防戦に挑むこととなる。 しかし、マジョルカ戦では痛手も。 主軸センターバックのスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンが70分、一瞬でギアを上げた浅野をファウルで倒してしまい、イエローカードを頂戴。レアル戦を次節に控え、これが累積「5枚目」となってしまったのだ。 これにより、ル・ノルマンはレアル戦の出場停止が確定。スペイン『Relevo』は、ル・ノルマンの浅野へのファウルシーンについて「不要だった」「避けることもできた」としている。 <span class="paragraph-title">【動画】アトレティコ戦途中出場の浅野拓磨...左足ボレーはブロックに遭う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%85%E9%87%8E%E6%8B%93%E7%A3%A8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#浅野拓磨</a> 67分から途中出場!<br><br>ペナルティエリア内での左足ボレーは<br>惜しくも相手DFのブロックに阻まれる<br><br>ラ・リーガ第22節<br>アトレティコ×マジョルカ<br>無料ハイライト配信中<br>視聴はこちら <a href="https://t.co/8bMGRFmMTH">https://t.co/8bMGRFmMTH</a><a href="https://twitter.com/hashtag/LaligaDAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LaligaDAZN</a> <a href="https://t.co/7cAgePasFj">pic.twitter.com/7cAgePasFj</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1885833186409681150?ref_src=twsrc%5Etfw">February 1, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.02 16:50 Sun2
「若き日のディエゴを思い出す」ジュリアーノ・シメオネ22歳をマドリード紙ら称賛「彼の血にも“チョリズモ”」「息子3人の中で最も父親似」
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWジュリアーノ・シメオネ(22)に対する評価が高まってきた。「若き日の父親ディエゴを彷彿とさせる」などとマドリード紙が称える。 父ディエゴ・シメオネが指揮するアトレティコに16歳で入団したジュリアーノ。 トップチームで父親から初めて起用されたのは19歳。しかし、そこからしばらくセカンドチームを主戦場とし、23-24シーズンはアラベスへ武者修行…現役時代からアトレティコ魂を持つ父ディエゴに肩を並べるのは難しいだろうと誰もが思うなか、昨夏アラベスより復帰した。 それでも迎えた今季、ジュリアーノはラ・リーガ第10節あたりからスターターに定着し、ワイドアタッカーとして奮闘。4日のコパ・デル・レイ準々決勝ヘタフェ戦では2得点を記録した。 『マルカ』などに寄稿するマドリードのジャーナリスト、アドリアン・ブランコ氏は、自身のXでジュリアーノを称賛。 「ジュリアーノ・シメオネは今季アトレティコのビッグネームである。彼がアトレティコの復活、成長、競争力を象徴する存在となっているのだ。そのプレーにはエネルギー、犠牲、決意、熱意が溢れ、とにかく情熱的。彼の血にも“チョリズモ”が流れている」 『Relevo』も社説でジュリアーノを称賛した。 「ジュリアーノは“魂”そのものか。ピッチ脇でチョロ(父ディエゴ)が望むこと全てをフィールド全域に伝えるのが、このシメオネ家の三男だ。彼がアトレティコに来たのは父親のおかげだと誰もが言ったが、今ここに残っているのは父親が持っていたもの全てを彼も持つからだ」 「ジュリアーノが自らのゴールを祝っている様子を見ると、いつだったか…ビセンテ・カルデロンでエンブレムを指差して歌っていた若き日のディエゴを思い出す。今や、ジュリアーノがアトレティコのスターターであることに異論を唱える者はいない。間違いなく、息子3人の中でジュリアーノが最も父親に似ている」 2025.02.05 20:41 Wed3
G・シメオネのドブレーテなど大量5発でヘタフェを下したアトレティコが2年連続のベスト4進出!【コパ・デル・レイ】
アトレティコ・マドリーは4日、コパ・デル・レイ準々決勝でヘタフェとホームで対戦し、5-0で勝利した。 ラウンド16でセグンダ(スペイン2部)のエルチェに快勝したアトレティコは、直近のマジョルカ戦からスタメンを6人変更。セルロートやバリオス、M・ジョレンテ、GKオブラクらに代えてグリーズマンやデ・パウル、ヒメネス、GKムッソらをスタメンで起用した。 公式戦6試合無敗中のヘタフェに対し、アトレティコは開始早々にスコアを動かす。8分、リーノのパスから左サイド深くまで駆け上がったハビ・ガランのクロスをG・シメオネがヘディングで流し込んだ。 先制したアトレティコは、17分にも自陣でのパスカットからロングカウンターを仕掛けると、左サイドを持ち上がったアルバレスのサイドチェンジをボックス右手前で受けたデ・パウルが落とすと、ボックス中央に走り込んだG・シメオネがダイレクトシュートをゴール右下に沈めた。 早い時間にリードを広げて主導権を握ったアトレティコは、その後も攻勢を続ける。すると42分、G・シメオネの右クロスをペナルティアーク内の19が繋ぐと、ボックス左でボールを受けたリーノがシュートフェイントでDFをかわし、ゴール右隅へシュートを流し込んだ。 ハーフタイムに3枚替えを敢行したヘタフェに対し、アトレティコは後半も開始早々にチャンスを作る。49分、アルバレスのパスでボックス左に抜け出したハビ・ガランの折り返しをG・シメオネがワンタッチシュートを沈めたが、これはハビ・ガランの抜け出しがオフサイドの判定でノーゴールの判定に。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、アトレティコは78分にボックス右手前でボールを受けたアンヘル・コレアがグラウンダーのミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、試合を決定づける4点目を奪うと86分にもショートカウンターからセルロートがゴールネットを揺らした。 結局、試合はそのまま5-0でタイムアップ。ヘタフェに圧勝したアトレティコは2大会連続のベスト4進出を決めた。 アトレティコ 5-0 ヘタフェ 【アトレティコ】 ジュリアーノ・シメオネ(前8) ジュリアーノ・シメオネ(前17) サムエウ・リーノ(前42) アンヘル・コレア(後33) アレクサンダー・セルロート(後41) 2025.02.05 08:30 Wed4
アトレティコがシメオネのラ・リーガ通算500戦目を白星で祝う! 浅野拓磨が途中出場のマジョルカは5戦連続無得点での敗戦に…【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第22節、アトレティコ・マドリーvsマジョルカが1日にリヤド・エア・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが2-0で勝利した。なお、マジョルカのFW浅野拓磨は67分から途中出場した。 2位のアトレティコは6位のマジョルカとの上位対決でリーガ3試合ぶりの勝利を目指した。前節のビジャレアル戦を1-1のドローで終え、レガネス戦の敗戦に続く2戦未勝利となったコルチョネロス。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)ではレッドブル・ザルツブルク相手に4-1の完勝。目標であるトップ8フィニッシュを達成した。シメオネ監督はその一戦から先発3人を変更。アスピリクエタ、デ・パウル、グリーズマンに代えてヘイニウド、バリオス、セルロートを起用した。 対するマジョルカは前節のレアル・ベティス戦の敗戦によって公式戦4試合連続無得点での連敗と苦戦が続く。連敗阻止を期した難敵相手のアウェイゲームでは、[5-3-2]の布陣を採用。浅野はベンチスタートとなった。 シメオネ監督のラ・リーガ通算500試合目となったメモリアルゲーム。立ち上がりは後ろ重心で前線のムリキ、ラリンをシンプルに使ったロングボールで陣地を回復するマジョルカが良い入りを見せた。 それでも、時間の経過とともにギアを上げたホームチームは20分、アルバレスのスルーパスに抜け出したセルロートがニアを狙ったシュートで最初の決定機を作り出すと、得意のカウンターから先制点を奪う。 26分、ハーフウェイライン付近でのル・ノルマンの潰しからボールを引き取ったジュリアーノ・シメオネがボックス付近まで運んで左で浮いたリーノにラストパスを供給。ここでリーノは冷静にゴール右隅へ左足シュートを流し込み、ラ・リーガ2試合連続ゴールとした。 失点後もマジョルカが同じ戦いを継続も、攻撃でリズムを掴み始めたアトレティコは、前半のうちに追加点を奪うべく攻勢を仕掛けていく。39分にはボックス左でアルバレスが折り返した正確なボールを、ゴール前に飛び込んだジュリアーノがワンタッチシュート。さらに、GKにはじかれたボールを繋いでバリオスが鋭いグラウンダーシュートを放ったが、これは枠の左に外れた。 アトレティコの1点リードで折り返した後半。互いに選手交代なしで臨んだなか、前半同様にホームチームが押し込む展開が続く。ただ、コケのミドルシュートはGKグライフの守備範囲。 膠着状態が続くと、60分を過ぎて両ベンチが動く。アトレティコは次節に控えるマドリード・ダービーを睨み、カードトラブルやプレータイムのコントロールを意識。ジュリアーノやアルバレス、コケらを下げてギャラガー、グリーズマン、アンヘル・コレアらをピッチに送り出す。 これに対してゴールが必要なマジョルカは浅野やアブドン、サラスらフレッシュなアタッカーをピッチに送り出し、前がかってゴールを目指す。アウェイチームでは浅野が積極的にボールに関与し、ボックス内でシュートを放つなど積極性を示したが、アトレティコの堅守をこじ開けるまでには至らず。 すると、試合巧者のホームチームは試合終了間際の93分にルーズボールの競り合いを制し、リケルメが突っついたボールに反応して抜け出したグリーズマンが絶妙なミドルループシュートを流し込み、勝利を決定づける2点目を挙げた。 そして、この直後に試合はタイムアップを迎え、らしい形の試合運びで勝ち切ったアトレティコがシメオネ監督のラ・リーガ500試合目を白星で飾り、3戦ぶりの白星で次節のダービーに臨むことに。一方、敗れたマジョルカは5戦連続無得点での5連敗に。 アトレティコ・マドリー 2-0 マジョルカ 【アトレティコ】 サムエウ・リーノ(前26) アントワーヌ・グリーズマン(後48) 2025.02.02 04:35 Sun5