
【JFL第20節】唯一勝利は栃木シティ、滋賀は最下位新宿に敗戦…上位陣の“J3ライセンス申請組”が今節も軒並み苦戦
2024.09.16 19:45 Mon
いよいよ次節あたりから最終局面へ向かうJFL...緊張感が強まっている
14日~16日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第20節の8試合が各地で行われた。
◇新宿 1-0 滋賀
最下位・クリアソン新宿がホームで“J3ライセンス申請組”の5位・レイラック滋賀を撃破。45+2分、右CKで生まれた混戦からMF池谷友喜が先制点をねじ込み、1点リードとする。
後半に入ると“2位以内の確保”へあとがない滋賀が攻め込み、とうとう86分、新宿DF黄誠秀のハンドでPKを獲得…ところが、決めれば同点となるFW三宅海斗のシュートは大きく枠上へ。
さらに90+1分、滋賀はDF平尾壮が2枚目の警告で退場処分に。結局、新宿が1-0で逃げ切り、前回の滋賀戦以来、実に3カ月10試合ぶりの勝ち点「3」となった。新宿が最下位脱出の一方、滋賀は痛恨の黒星である。
滋賀と同じくJ3ライセンス申請組の5位・ラインメール青森は本拠地カクスタに観衆3019人を動員も、11位・アトレチコ鈴鹿とドロー決着。19分にMF町田蘭次郎のゴールで先制も、90+4分にセットプレーから追いつかれた。
◇V三重 1-1 ソニー
同じくJ3ライセンス申請組の4位・ヴィアティン三重は本拠地ラピスタに観衆2365人を動員も、ソニー仙台FCと1-1ドロー。0-1で迎えた68分、前線での鋭い守備から夏加入のFW上野瑶介が同点弾も、次の1点が遠かった。
◇浦安 0-0 V大分
こちらもJ3ライセンス申請組の3位・ヴェルスパ大分。前節ホームで新宿とドローに終わったなか、今節はアウェイで5連勝中の7位・ブリオベッカ浦安と対戦し、0-0ドローで2戦未勝利に。首位高知を撃破後、2試合連続ドローだ。
◇高知 1-1 枚方
J3ライセンス申請組の筆頭格、首位・高知ユナイテッドSCは本拠地春野に観衆2233人を動員したが、FCティアモ枚方と1-1ドロー。38分にFW小林心のPKで先制も、57分にPKで追いつかれて勝ち越し点を奪えなかった。
高知はこれで3試合未勝利。果敢な背後へのランで枚方を脅かし、らしい攻撃の形を披露したが、枚方も後半ギアを上げ、首位相手に応戦した。高知は次節アウェイでミネベアミツミFC、枚方はホームで新宿と対戦する。
◇武蔵野 1-3 栃木C
高知、V大分、V三重、滋賀、青森が足踏みの一方、上位陣のJ3ライセンス申請組で今節唯一勝ち点「3」を積んだのは、2位・栃木シティ。
アウェイで15位・横河武蔵野FCと対戦し、後半頭に先制されるも、MF表原玄太、FW平岡将豪のゴールで逆転し、90+6分にMF村越健太がトドメを刺した。武蔵野は最下位転落だ。
これにより、栃木Cは高知より1試合消化が少ないなかで勝ち点「8」差に。この差をどう捉えるかは人によって異なるだろうが、ここ最近、高知より順調に勝ち点を積み上げているのが栃木…10月6日には高知ホームで直接対決も。
◆第20節
▽9月14日(土)
ヴィアティン三重 1-1 ソニー仙台FC
FCマルヤス岡崎 1-0 ミネベアミツミFC
▽9月15日(日)
高知ユナイテッドSC 1-1 FCティアモ枚方
横河武蔵野FC 1-3 栃木シティ
沖縄SV 3-4 Honda FC
▽9月16日(月・祝)
クリアソン新宿 1-0 レイラック滋賀
ラインメール青森 1-1 アトレチコ鈴鹿
ブリオベッカ浦安 0-0 ヴェルスパ大分
◆順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点45 | +19
2位 栃木シティ | 勝ち点37 | +12
3位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点32 | +2
4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +5
5位 ラインメール青森 | 勝ち点30 | +8
6位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +6
7位 Honda FC | 勝ち点30 | +5
8位 レイラック滋賀 | 勝ち点29 | +9
9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点27 | -2
10位 沖縄SV | 勝ち点26 | +1
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3
12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6
13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -6
14位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -18
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点15 | -22
16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19
◇新宿 1-0 滋賀
最下位・クリアソン新宿がホームで“J3ライセンス申請組”の5位・レイラック滋賀を撃破。45+2分、右CKで生まれた混戦からMF池谷友喜が先制点をねじ込み、1点リードとする。
さらに90+1分、滋賀はDF平尾壮が2枚目の警告で退場処分に。結局、新宿が1-0で逃げ切り、前回の滋賀戦以来、実に3カ月10試合ぶりの勝ち点「3」となった。新宿が最下位脱出の一方、滋賀は痛恨の黒星である。
◇青森 1-1 鈴鹿
滋賀と同じくJ3ライセンス申請組の5位・ラインメール青森は本拠地カクスタに観衆3019人を動員も、11位・アトレチコ鈴鹿とドロー決着。19分にMF町田蘭次郎のゴールで先制も、90+4分にセットプレーから追いつかれた。
◇V三重 1-1 ソニー
同じくJ3ライセンス申請組の4位・ヴィアティン三重は本拠地ラピスタに観衆2365人を動員も、ソニー仙台FCと1-1ドロー。0-1で迎えた68分、前線での鋭い守備から夏加入のFW上野瑶介が同点弾も、次の1点が遠かった。
◇浦安 0-0 V大分
こちらもJ3ライセンス申請組の3位・ヴェルスパ大分。前節ホームで新宿とドローに終わったなか、今節はアウェイで5連勝中の7位・ブリオベッカ浦安と対戦し、0-0ドローで2戦未勝利に。首位高知を撃破後、2試合連続ドローだ。
◇高知 1-1 枚方
J3ライセンス申請組の筆頭格、首位・高知ユナイテッドSCは本拠地春野に観衆2233人を動員したが、FCティアモ枚方と1-1ドロー。38分にFW小林心のPKで先制も、57分にPKで追いつかれて勝ち越し点を奪えなかった。
高知はこれで3試合未勝利。果敢な背後へのランで枚方を脅かし、らしい攻撃の形を披露したが、枚方も後半ギアを上げ、首位相手に応戦した。高知は次節アウェイでミネベアミツミFC、枚方はホームで新宿と対戦する。
◇武蔵野 1-3 栃木C
高知、V大分、V三重、滋賀、青森が足踏みの一方、上位陣のJ3ライセンス申請組で今節唯一勝ち点「3」を積んだのは、2位・栃木シティ。
アウェイで15位・横河武蔵野FCと対戦し、後半頭に先制されるも、MF表原玄太、FW平岡将豪のゴールで逆転し、90+6分にMF村越健太がトドメを刺した。武蔵野は最下位転落だ。
これにより、栃木Cは高知より1試合消化が少ないなかで勝ち点「8」差に。この差をどう捉えるかは人によって異なるだろうが、ここ最近、高知より順調に勝ち点を積み上げているのが栃木…10月6日には高知ホームで直接対決も。
◆第20節
▽9月14日(土)
ヴィアティン三重 1-1 ソニー仙台FC
FCマルヤス岡崎 1-0 ミネベアミツミFC
▽9月15日(日)
高知ユナイテッドSC 1-1 FCティアモ枚方
横河武蔵野FC 1-3 栃木シティ
沖縄SV 3-4 Honda FC
▽9月16日(月・祝)
クリアソン新宿 1-0 レイラック滋賀
ラインメール青森 1-1 アトレチコ鈴鹿
ブリオベッカ浦安 0-0 ヴェルスパ大分
◆順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点45 | +19
2位 栃木シティ | 勝ち点37 | +12
3位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点32 | +2
4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +5
5位 ラインメール青森 | 勝ち点30 | +8
6位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +6
7位 Honda FC | 勝ち点30 | +5
8位 レイラック滋賀 | 勝ち点29 | +9
9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点27 | -2
10位 沖縄SV | 勝ち点26 | +1
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3
12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6
13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -6
14位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -18
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点15 | -22
16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19
村越健太
池谷友喜
黄誠秀
三宅海斗
平尾壮
町田蘭次郎
上野瑶介
小林心
表原玄太
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