【JFL第19節】浦安が王者Hondaに逆転勝利で5連勝 2位栃木シティ&4位ヴェルスパ大分はドローで足踏み
2024.09.07 20:24 Sat
ブリオベッカ浦安が5連勝、最下位脱出から6位まで浮上
7日、日本フットボールリーグ(JFL)第19節の4試合が各地で行われた。◇ソニー 0-1 沖縄
ユアテックスタジアム仙台で行われた12位・ソニー仙台FCと10位・沖縄SVの一戦は、アウェイ沖縄に軍配。vsソニー今季2戦2勝とした。
沖縄は51分、MF有田朱里のクロスにFW青戸翔がヘディング弾を叩き込み、これが決勝点となって勝ち点3。3月17日の第2節・浦安戦以来、およそ6カ月ぶりとなる無失点勝利だ。
◇V大分 1-1 新宿
0-0で迎えた55分、新宿は浮き玉にスプリントした35歳FW齊藤和樹がボールを収め、DFを抜き切らずにシュート。GKの立ち位置が高かったこともあり、綺麗にネットへ吸い込まれた。
V大分もすぐさまギアを上げ、59分にMF山崎一帆が同点弾。左サイドを崩して前進し、フィニッシュまでボールをロストせず。ボックス内から山崎が右足を振り抜いた。
V大分は65分、新加入の元日本代表FW金崎夢生を投入し、勝ち越し点への一手に。ただ、1-1からスコアは動かなかった。新宿としても最下位にとどまるドローとなった。
◇Honda 2-3 浦安
連覇へ厳しい戦いが続く7位・Honda FCは、ホームで8位・ブリオベッカ浦安との勝ち点「1」差対決に臨み、痛恨の逆転負け。
Hondaは25分、敵陣左サイドのスローインからあっさり崩し、最後はFW児玉怜音が右足ワンタッチシュート。ヒザを上手く折りたたみ、ゴール正面からネット右隅に流し込んだ。
しかし40分、浦安はシャドーから左サイドに流れたMF上松瑛がクロスを入れ、ゴール前へポジションをとった左ウイングバックのDF吉田武史が左足ボレー弾。Hondaは同点とされる。
それでも55分、やはり敵陣左サイドのスローインから今度はじっくりパスを回し、ゴール前へクロスが。児玉が胸トラップから左足を振り抜き、GKの手を弾いてネットへ吸い込まれた。
Hondaは背番号9が待望の勝ち越し点…ただ、昨季1分け1敗の浦安にここから2失点。
浦安は66分にMF小島樹のゴールで再び同点とし、迎えた87分、ボックス手前でセカンドボールを拾ったMF峯勇斗がワンタッチで横へ流し、受けた小島が迷わずボレー。弾丸シュートが一直線にネット左隅へ突き刺さった。
結果、浦安が3-2と逆転勝利し、破竹の5連勝。直近10試合で24得点を叩き出している。対するHondaは残り11試合で首位高知との勝ち点差が「16」。連覇は厳しいか。
◇栃木C 0-0 青森
首位高知を勝ち点「10」差で追いかける2位・栃木シティは、ホームで6位・ラインメール青森とゴールレスドロー決着。
青森は村上和弘コーチが代行指揮を執るなか、頑丈な[5-3-2]でリーグ最多得点の栃木Cに対応。栃木Cとしては、FW田中パウロ淳一がJFLでは別格の“キレ”でサイドを再三突破も、とにかくゴール前が固い青森を崩せない。
78分には、今夏浦安から獲得した昨季のベストイレブンMF村越健太を投入も、結局最後まで青森の堅守を崩せず。0-0のドロー決着により、首位との勝ち点差を1縮めるにとどまった。
◆第19節
▽9月7日(土)
ソニー仙台FC 0-1 沖縄SV
ヴェルスパ大分 1-1 クリアソン新宿
Honda FC 2-3 ブリオベッカ浦安
栃木シティ 0-0 ラインメール青森
▽9月8日(日)
[14:30]
FCティアモ枚方 vs ミネベアミツミFC
[15:00]
レイラック滋賀 vs 高知ユナイテッドSC
アトレチコ鈴鹿 vs ヴィアティン三重
[17:00]
横河武蔵野FC vs FCマルヤス岡崎
◆暫定順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +19
2位 栃木シティ | 勝ち点34 | +10
3位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点31 | +2
4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点30 | +7
5位 ラインメール青森 | 勝ち点29 | +8
6位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点29 | +6
7位 レイラック滋賀 | 勝ち点28 | +10
8位 Honda FC | 勝ち点27 | +4
9位 沖縄SV | 勝ち点26 | +2
10位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -6
13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -17
15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -20
16位 クリアソン新宿 | 勝ち点12 | -23
ユアテックスタジアム仙台で行われた12位・ソニー仙台FCと10位・沖縄SVの一戦は、アウェイ沖縄に軍配。vsソニー今季2戦2勝とした。
◇V大分 1-1 新宿
3連勝中4位のヴェルスパ大分は、最下位・クリアソン新宿とホームでドロー。追いついて勝ち点1を確保も、アウェイで首位高知を撃破した前節の流れが続かなかった格好か。
0-0で迎えた55分、新宿は浮き玉にスプリントした35歳FW齊藤和樹がボールを収め、DFを抜き切らずにシュート。GKの立ち位置が高かったこともあり、綺麗にネットへ吸い込まれた。
V大分もすぐさまギアを上げ、59分にMF山崎一帆が同点弾。左サイドを崩して前進し、フィニッシュまでボールをロストせず。ボックス内から山崎が右足を振り抜いた。
V大分は65分、新加入の元日本代表FW金崎夢生を投入し、勝ち越し点への一手に。ただ、1-1からスコアは動かなかった。新宿としても最下位にとどまるドローとなった。
◇Honda 2-3 浦安
連覇へ厳しい戦いが続く7位・Honda FCは、ホームで8位・ブリオベッカ浦安との勝ち点「1」差対決に臨み、痛恨の逆転負け。
Hondaは25分、敵陣左サイドのスローインからあっさり崩し、最後はFW児玉怜音が右足ワンタッチシュート。ヒザを上手く折りたたみ、ゴール正面からネット右隅に流し込んだ。
しかし40分、浦安はシャドーから左サイドに流れたMF上松瑛がクロスを入れ、ゴール前へポジションをとった左ウイングバックのDF吉田武史が左足ボレー弾。Hondaは同点とされる。
それでも55分、やはり敵陣左サイドのスローインから今度はじっくりパスを回し、ゴール前へクロスが。児玉が胸トラップから左足を振り抜き、GKの手を弾いてネットへ吸い込まれた。
Hondaは背番号9が待望の勝ち越し点…ただ、昨季1分け1敗の浦安にここから2失点。
浦安は66分にMF小島樹のゴールで再び同点とし、迎えた87分、ボックス手前でセカンドボールを拾ったMF峯勇斗がワンタッチで横へ流し、受けた小島が迷わずボレー。弾丸シュートが一直線にネット左隅へ突き刺さった。
結果、浦安が3-2と逆転勝利し、破竹の5連勝。直近10試合で24得点を叩き出している。対するHondaは残り11試合で首位高知との勝ち点差が「16」。連覇は厳しいか。
◇栃木C 0-0 青森
首位高知を勝ち点「10」差で追いかける2位・栃木シティは、ホームで6位・ラインメール青森とゴールレスドロー決着。
青森は村上和弘コーチが代行指揮を執るなか、頑丈な[5-3-2]でリーグ最多得点の栃木Cに対応。栃木Cとしては、FW田中パウロ淳一がJFLでは別格の“キレ”でサイドを再三突破も、とにかくゴール前が固い青森を崩せない。
78分には、今夏浦安から獲得した昨季のベストイレブンMF村越健太を投入も、結局最後まで青森の堅守を崩せず。0-0のドロー決着により、首位との勝ち点差を1縮めるにとどまった。
◆第19節
▽9月7日(土)
ソニー仙台FC 0-1 沖縄SV
ヴェルスパ大分 1-1 クリアソン新宿
Honda FC 2-3 ブリオベッカ浦安
栃木シティ 0-0 ラインメール青森
▽9月8日(日)
[14:30]
FCティアモ枚方 vs ミネベアミツミFC
[15:00]
レイラック滋賀 vs 高知ユナイテッドSC
アトレチコ鈴鹿 vs ヴィアティン三重
[17:00]
横河武蔵野FC vs FCマルヤス岡崎
◆暫定順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +19
2位 栃木シティ | 勝ち点34 | +10
3位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点31 | +2
4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点30 | +7
5位 ラインメール青森 | 勝ち点29 | +8
6位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点29 | +6
7位 レイラック滋賀 | 勝ち点28 | +10
8位 Honda FC | 勝ち点27 | +4
9位 沖縄SV | 勝ち点26 | +2
10位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1
11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -6
13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -17
15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -20
16位 クリアソン新宿 | 勝ち点12 | -23
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FC東京などでもプレーしたFW林容平、東京都1部の東京ベイFCへ移籍…4年間所属の浦安市川ではJFL参入メンバーに
東京都社会人サッカーリーグ1部の東京ベイFCは22日、ブリオベッカ浦安・市川からFW林容平(35)が加入すると発表した。 林は埼玉県出身で、浦和レッズユース、中央大学を経て、2012年にFC東京へ入団。ファジアーノ岡山、大分トリニータ、ブラウブリッツ秋田でもプレーし、21年に浦安市川へ移籍した。 浦安市川では22年に全国社会人サッカー選手権大会、全国地域サッカーチャンピオンズリーグを制し、関東1部からJFLへ昇格。23年はJFL19試合3得点、24年は14試合0得点だった。 キャリア通算では、J1リーグ15試合0得点、J2リーグ61試合11得点、J3リーグ70試合15得点、関東1部27試合5得点。新天地はしながわシティのサッカー部門にあたる「東京ベイFC」で、双方のクラブからコメントを発表した。 ◆ブリオベッカ浦安・市川 「来年から東京都一部リーグの東京ベイフットボールでプレーすることになりました。ブリオベッカ浦安では2021年から4年間という長い間大好きなサッカーをさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです」 「浦安にきてたくさんの人に支えられてサッカーができていることを改めて強く感じました。4年間でJFL昇格やJFL2位など最高の思い出がたくさんできました。ただ1番の思い出は大好きな仲間と目標に向かってプレーできたことです。仕事をしながらもサッカーに真面目に向き合う仲間とプレーできたことは最高でした!」 「毎日練習から全力で取り組めたので後悔はないと言いたいですが正直なことを言うと、ブリオベッカ浦安の一員としてJリーグでプレーしたいという夢を叶えられなかったことは心残りです。ただ近い将来必ずブリオベッカ浦安がJリーグに昇格できると信じ、これからは応援しようと思います!4年間ありがとうございました!!!」 ◆東京ベイFC 「東京ベイFCでプレーさせていただくことになりました林容平です。プレーをさせていただく機会を与えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。プレーできる喜びを忘れず、自分の力を全て出し昇格を目指します。応援宜しくお願い致します!」 2025.01.22 14:40 Wed5