頭ひとつ抜けた「強いチーム」不在? Jリーグを見据える有力クラブが接戦の連続、昨季苦しんだ新宿はパワーアップして首位…JFLが2025シーズンも熾烈な競争へ

2025.03.30 21:00 Sun
日本フットボールリーグ(JFL)が2025シーズンも熾烈な競争へ
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日本フットボールリーグ(JFL)が2025シーズンも熾烈な競争へ
日本フットボールリーグ(JFL)が2025シーズンも熾烈な競争へ。

◆頭ひとつ抜けた「強いチーム」は不在?

3月30日、JFL第4節のいわてグルージャ盛岡vs沖縄SVが行われ、1年でのJリーグ返り咲きを目指すホーム岩手は1-2と敗戦。2失点はいずれも自陣深くでの守備対応で後手を踏み、2点ビハインドとなって1点を返すも及ばなかった。
これで岩手は第4節にして初黒星。「被シュート19本」という敵地での開幕節・ヴィアティン三重戦をなんとか1-1ドローで耐えきったなか、第2〜3節は接戦を制しての2連勝だったが、「早くも」の初黒星と言ってよいだろう。

一方、岩手と誓いを共有するY.S.C.C.横浜も、岩手と同じくここまで2勝1分け1敗。「2勝」はFCマルヤス岡崎、ブリオベッカ浦安・市川に対するいずれもウノゼロ勝ちで、際どい勝負を制して最大の勝ち点を積み上げた格好だ。
また、県勢初のJリーグ入会を目指し、昨季JFLで上位に食い込んだ有力クラブといえば、レイラック滋賀、ヴィアティン三重。昨季両者は「2位以内」という成績面を充足できずも、「平均2000人」等はクリアした実績を持つ。

滋賀&V三重もここまで2勝1分け1敗。やはりどちらも勝利は接戦を制したもので、勝ちor負け、どちらに転んでもおかしくない試合だった印象だ。詰まるところ、これからライバルを圧倒していくような兆候はまだ見えていない。

◆パワーアップした新宿

そんななか、現首位はJ3クラブライセンスを2年連続で付与されるクリアソン新宿

昨季の新宿は「30試合19得点」という深刻な得点力不足で残留争い。それでも今季は第1節・2-0、第3節・2-0、第4節3-2と、ここまでの3勝全てが複数得点に。昨季30試合で複数得点「3試合」だったチームの進化が窺える。

新宿の明らかな変化は、攻撃陣のパワーアップ。J1新潟から獲得のMF島田譲(34)、J2仙台から獲得のFW中山仁斗(33)がチームを引っ張り、両者とも4試合の中でチームに勝利をもたらす決定的なゴールを記録しているのだ。

その一方、3位につけるラインメール青森は、全てアウェイゲームの開幕4試合で4試合連続クリーンシート(無失点)を達成。

今季より指揮官が交代した青森だが、前体制の3年間で構築されたのは、2022〜23シーズンに2年連続JFL最少失点、昨季も1試合平均1失点以下という堅守。そんな彼らが今季もここまで4試合連続無失点…今後、上述の岩手や滋賀、新宿といった相手との対戦でどう転ぶかに注目したい。第5節はホーム初戦でvs岩手だ。

◆「2位以内」に辿り着くのは?

ここまで岩手、YSCC、滋賀、V三重、新宿、青森と触れてきたが、26-27シーズンのJリーグ入会を見据えるクラブという点ではヴェルスパ大分も。細かい入会要件は割愛するが、ともかく彼らは「2位以内」確保が大前提となる。

無論、JFLは最速での栄転を目指す彼らだけではない。実業団Honda FCは王座奪還を目論み、ブリオベッカ浦安・市川、FCティアモ枚方、沖縄SVという一癖も二癖もある実力派が、いわゆる“ライセンス組”の阻害にかかる。

第4節を消化しただけの現段階では、2025シーズンのJFLに頭ひとつ抜けた「強いチーム」というのはない印象。それもこれから令和7年度に突入すれば変化があるのか。Jリーグ入会を掴めるのは、最大でも2クラブである。

◆JFL第5節
▽4月5日(土)
ヴェルスパ大分 vs Y.S.C.C.横浜
ブリオベッカ浦安・市川 vs アトレチコ鈴鹿
▽4月6日(日)
レイラック滋賀 vs Honda FC
ヴィアティン三重 vs FCマルヤス岡崎
FCティアモ枚方 vs クリアソン新宿
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【JFL第8節】YSCC&岩手は今節も勝ち点「3」積めず…昇格組飛鳥&ミネベアが今季初白星、スーパー堅守軍団青森が首位に

3日から4日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第8節の8試合が行われた。ゴールデンウィーク期間のJFLは今節のみで、ヴェルスパ大分のホームゲームが観衆2527人を記録した。 ◆YSCC 3-3 滋賀 Jリーグ返り咲きを期すY.S.C.C.横浜と、Jリーグ初参入を誓うレイラック滋賀。立ち上がりから一進一退の攻防が続いたなかで45+3分、滋賀はFW北川柊斗がCKからこぼれ球を押し込んで先制点とする。これが前半ラストプレーだ。 後半に入ると、リーグ随一の攻撃陣を擁する滋賀が攻め手を緩めず、最悪のタイミングで被弾したYSCCは立ち上がりから劣勢。それでもYSCCは54分、DF小川真輝のクロスにMF浜下瑛がフリーで飛び込んで同点とする。 ワンチャンスをモノにすると、勢いそのままに陣地を押し上げて逆転弾。57分、MF菊谷篤資が右CKをショートで味方に預け、折り返しを受けて左足で低いクロス…ゴール前の混戦をすり抜け、直接ファーネットへと吸い込まれた。 その後、YSCCは70分にもMF竹間永和が追加点を決め、2試合ぶりの白星…かと思われたが、滋賀が試合終盤の86分、90+4分と2得点。土壇場で勝ち点「3」は「1」となり、またしてもJFLの厳しさを痛感することとなった。 ◆Honda 0-1 青森 開幕7戦無敗どうしのHonda FCvsラインメール青森は、後者に軍配。7試合でPKによる1失点だけというスーパー堅守軍団青森は6分、左ワイドを切れ込んだFW岡健太の低いクロスにFW有田光希が合わせて均衡を破り、そのまま逃げ切った。Hondaのほうは今季初黒星だ。 ◆V大分 0-0 V三重 青森が暫定首位に立ったなか、前節終了時点で首位のヴェルスパ大分は、ホームでヴィアティン三重とゴールレスドロー。観衆2527人を記録したなか、Jリーグ参入を争うライバルを打ち崩せなかった格好だ。これにより、青森が第8節を終えての単独首位となっている。 ◆飛鳥 1-0 岩手 “昇格組”飛鳥FCのJFL初白星は、昨季までJ3のいわてグルージャ盛岡から。77分にFW中井崇仁が値千金の右足ミドルを打ち込み、ウノゼロ勝ちとなった。飛鳥が最下位を脱した一方、岩手は5連敗…今節もその戦いぶりにJリーグ返り咲きへの希望は見出せなかった印象だ。 ◆新宿 3-1 武蔵野 クリアソン新宿と横河武蔵野FCによる首都決戦は味の素フィールド西が丘で行われ、開始4分でアウェイ武蔵野が先制点。右CKの流れからDF金泰煜がヘディングシュートを流し込む。 それでも新宿は16分、セカンドボール回収からの二次攻撃でFW中山仁斗が右足ボレーを突き刺して同点に。立て続けに18分、今度は速攻からMF池谷友喜が右足弾を沈めて逆転に成功する。チャンス2つをきっちりモノにした。 さらに34分、中山が自身2点目となるPKで追加点。そこからスコアは動かずも、新宿が武蔵野を下し、4試合ぶりの白星とした。3連敗の武蔵野は最下位に転落し、戦いぶりから考えるに、今季も残留争いが避けられそうにない。 ◆ミネベア 4-0 鈴鹿 一方、武蔵野とともに近年低迷するミネベアミツミFCの今季初白星は4発快勝。ホームにアトレチコ鈴鹿を迎えてまずは開始8分、即時奪回からタテへタテへと素速く前進し、MF縄靖也がGKの頭上を越す巧みなボレーを叩き込む。 23分には右サイドから崩してDF越野雄太、54分には味方のシュートに詰めたFW高瀬太聖がそれぞれ追加点。最後は74分、縄が自身2点目となる右足弾で締め括った。敗れた鈴鹿は3連勝ならず、早くも今季2度目の4失点だ。 ◆JFL第8節 ▽5月3日(土) Y.S.C.C.横浜 3-3 レイラック滋賀 FCマルヤス岡崎 1-1 沖縄SV Honda FC 0-1 ラインメール青森 飛鳥FC 1-0 いわてグルージャ盛岡 クリアソン新宿 3-1 横河武蔵野FC ヴェルスパ大分 0-0 ヴィアティン三重 ▽5月4日(日) FCティアモ枚方 3-1 ブリオベッカ浦安・市川 ミネベアミツミFC 4-0 アトレチコ鈴鹿 2025.05.04 21:40 Sun
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【JFL第13節】首位高知が新宿を4発粉砕で4連勝…暫定2位栃木Cとは勝ち点「10」差! 堅守青森もV大分に4発勝利

22日、日本フットボールリーグ第13節の4試合が各地で行われた。 ◇新宿 1-4 高知 首位・高知ユナイテッドSCがアウェイで15位・クリアソン新宿に4発大勝。17分に電光石火のカウンターからFW小林心が先制点を決めると、ほどなくして高知は数的優位に。 前半のうちにセットプレーから追いつかれるも63分、右CKの流れからMF金原朝陽がクロス。ゴール前で待ち構えた19歳、MF宇田光史朗が頭で合わせて勝ち越しに成功する。 72分には、地元高知出身のMF佐々木敦河がボックス外から地を這うミドルを突き刺し追加点。ダメ押しは87分、先日J2水戸から期限付き移籍加入の19歳FW内田優晟が右足弾だ。 19歳2人にゴールが生まれた首位高知。開幕7連勝、2連敗、4連勝と、連敗を挟んで再びギアが上がり、この段階で前半戦(〜第15節)を首位ターンすることが決まった。 ◇武蔵野 0-2 Honda 首位高知勝利の裏では、昨季王者Honda FCも首都・東京に遠征し、横河武蔵野FCに0-2と勝利。57分、MF岩切拳心が自陣からボックス手前まで独走し、右足ミドルを叩き込む。 87分には、右CKにDF池松大騎がヘディングシュート。ポストに弾かれたところへMF松本和樹が詰めて追加点に。アウェイできっちり2ゴールを奪ったHondaは暫定3位とする。 ◇青森 4-0 V大分 ラインメール青森にとって今季2度目の複数得点は今季最多の4ゴール。ホームにヴェルスパ大分を迎えてまずは12分、右サイドから崩してエースのFWベッサが先制点を叩き込む。 20分には左CKの流れからDF河西真、32分には右CKからFW村上弘有が追加点。そして56分、やはり右CKからフリックされたボールに走り込んだDF長倉颯がダメ押しとなる4点目。 ベッサ弾、そしてセットプレーから3ゴールの青森は8戦無敗に。堅守を売りにするチームなだけに、今後もセットプレーは大事にしていきたい。チーム状態は上がってきている印象だ。 ◇栃木C 3-1 ソニー 昇格組・栃木シティは勝てば暫定2位というシチュエーションで17時キックオフ。ホームにソニー仙台FCを迎え入れたなか、25分にソニーMF平田健人のヘディング弾で先制される。 それでも32分、エースFW吉田篤志の今季8ゴール目で同点に。後半は幾度なく決定機を作るもなかなかシュートが枠へ飛ばず。ドロー決着で勝ち点1を分け合うイメージが湧く。 迎えた86分、右サイドから吉田が仕掛け、ゴール前でラストパスに足を出したのはFW藤原拓海。快足アタッカーの今季4ゴール目が決まり、栃木Cがとうとう逆転に成功する。 続く90+2分には吉田のオーバーヘッド弾でダメ押し。エース吉田の2ゴール1アシストで勝ち切った栃木Cが暫定2位浮上だ。 ◇23日の注目試合 明日は前節終了時点で4位のヴィアティン三重が、ホームで同7位・レイラック滋賀と対戦。互いにJ3参入を目指して“本気”のチーム…滋賀はそろそろギアを上げねば今後が苦しい。 また前節終了時点で2位のFCティアモ枚方は、アウェイで同6位・沖縄SVと対戦。勝てば2位、そして首位高知との勝ち点「8」差をキープすることできるが、果たして。 ◆第13節 ▽6月22日(土) クリアソン新宿 1-4 高知ユナイテッドSC 横河武蔵野FC 0-2 Honda FC ラインメール青森 4-0 ヴェルスパ大分 栃木シティ 3-1 ソニー仙台FC ▽6月23日(日) [13:00] ヴィアティン三重 vs レイラック滋賀 ブリオベッカ浦安 vs ミネベアミツミFC FCマルヤス岡崎 vs アトレチコ鈴鹿 [15:00] 沖縄SV vs FCティアモ枚方 ◆順位表(暫定) 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点33 | +17 2位 栃木シティ | 勝ち点23 | +6 3位 Honda FC | 勝ち点22 | +7 4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +3 5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点20 | +4 6位 ラインメール青森 | 勝ち点19 | +6 7位 沖縄SV | 勝ち点19 | +3 8位 レイラック滋賀 | 勝ち点17 | +5 9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点17 | -2 10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点16 | +2 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点15 | -3 12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | -3 13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -11 14位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点11 | -3 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点10 | -15 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点6 | -16 2024.06.22 19:20 Sat
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【JFL第29節】1999年からJFL所属の横河武蔵野FCが最下位で最終節へ...クリアソン新宿は残留近づくミネベア撃破

16日、日本フットボールリーグ(JFL)第29節の2試合が行われた。 ◆残留争いについて 今季はソニー仙台FCの退会に伴い、「自動降格なし」「最下位が地域リーグ側との入替戦」。第28節終了時点で下位3チーム、ミネベアミツミFC、クリアソン新宿、横河武蔵野FCが入替戦行きおよび「降格」の危険性を残す。 〈第28節終了時点/残り2試合〉 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点28 | -9 14位 ミネベアミツミFC | 勝ち点22 | -21 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点22 | -26 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -29 ◆新宿 2-1 ミネベア 14位ミネベア、15位新宿、16位(最下位)武蔵野が揃って勝ち点「22」というなか、新宿とミネベアが直接対決。前節Hondaを撃破したミネベアが、前半から新宿を押し込んでいく。 反撃の糸口を見出せぬ新宿は我慢に我慢。 30分、ミネベアMF樋口堅大の強烈ミドルはGK浅沼優瑠が間一髪でビッグセーブ。しかし、ことごとくセカンドボールを回収され、セットプレーを与える頻度も非常に多い。 それでも40分、今度は新宿がFKを獲り、ニアに走って頭ですらせたのはFW大崎淳矢。GKの頭上を越すヘディングシュートを流し込んで先制する。さらに45+2分、敵陣での守備からPK獲得に繋げ、FW齊藤和樹が追加点とする。 「前半で複数得点」は今季初。後半に入るとミネベアがギアを上げ、落ち着いて凌ぐ新宿だったが、試合終盤にきて1点差に。80分、ミネベアFW大塚尋斗が右足ミドルを突き刺す。 最終盤はヒヤヒヤする展開となったが、なんとか逃げ切り成功で勝ち点「3」。他会場では後述の通り、最下位武蔵野が敗れ、2位高知と対戦する最終節を残し、残留に近づいた。 ◆武蔵野 1-2 ソニー 最下位武蔵野は活動終了が迫るソニーとのラストマッチ。最終節前に最下位を脱しておきたいところだ。しかし、本社を構える東京での最終戦というソニーが先制点。38分、FKにDF長江皓亮が頭で合わせ、豪快にネットを揺らす。 武蔵野は劣勢下で迎えた56分、小林大地がPK成功で同点に。しかし63分、中途半端なクリアを回収されて二次攻撃に繋げられ、最後はソニーのFW山田晋平に勝ち越し点を献上する。 ここからの反攻は叶わず、1-2で試合終了。 1998年に地決(地域CL)優勝、JFL現行体制初年度の1999年から所属する横河武蔵野FCは、最下位で最終節へ。そして、どう捉えるべきか…最終節は敵地でHonda FCとの対戦だ。 ◆下位3チームの状況 〈残り1試合〉 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点28 | -9(※) 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点25 | -25 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点22 | -22 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点22 | -30 (※)残り2試合 14位浮上の新宿は最終節「引き分け以上」でJFL残留。15位転落のミネベア、最下位武蔵野は同勝ち点で最終節へ。ミネベアは最終節でブリオベッカ浦安と対戦。武蔵野に関しては、Hondaに勝てなければ、ほぼ違いなく最下位確定で「入替戦」へ向かうことになるだろう。 ◆第29節 ▽11月16日(土) クリアソン新宿 2-1 ミネベアミツミFC 横河武蔵野FC 1-2 ソニー仙台FC ▽11月17日(日) [13:00] 栃木シティ vs アトレチコ鈴鹿 FCマルヤス岡崎 vs 高知ユナイテッドSC 沖縄SV vs レイラック滋賀 ヴィアティン三重 vs ヴェルスパ大分 ラインメール青森 vs Honda FC ブリオベッカ浦安 vs FCティアモ枚方 2024.11.16 15:12 Sat

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