首位Hondaが7連勝で覇権奪還へ前進! “J3ライセンス組”高知は痛恨の逆転負け、都並浦安の安定感【JFL第19節】
2023.09.04 14:30 Mon
2〜3日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第19節の7試合が各地で行われた。
◆“覇権奪還へ視界良好” Honda FC
8月が中断期間となっていた今季のJFL。6連勝で再開初戦を迎えた首位・Honda FCはアウェイで13位・東京武蔵野ユナイテッドと対戦し、0-1の勝利に。開始3分、FW児玉怜音が左サイドからふわりとしたクロスを上げると、MF松本和樹が頭で合わせてネットを揺らした。
開始早々の1点を守り抜いたHondaは破竹の7連勝。今節試合がなかった2位・ソニー仙台FCとの勝ち点差を暫定的ながらも「7」まで広げることに成功した。“Jへの門番”として名高い国内最強の企業クラブはまた一歩、2019年以来4年ぶりとなるリーグ制覇に前進した。
◆“天皇杯では快進撃も…” 高知ユナイテッドSC
しかし、なかなか追加点を奪えず、迎えた43分に追いつかれると、64分にはFW加倉広海にヘディング弾を叩き込まれ、追いかける展開に。前節までの16試合で15ゴールと得点力に課題がある高知は後半のシュートがわずか「1」本。反撃に力はなく、1-2で痛恨の逆転負けを喫している。
◆“2位浮上ならず” ラインメール青森
J3ライセンス組で最上位の3位・ラインメール青森はアウェイで5位・FCマルヤス岡崎と対戦。勝利すれば暫定ながらも2位浮上となる重要な再開初戦だったが、拮抗した90分間でゴールは奪えず、0-0のドロー決着。勝ち点1の積み上げに留まり、順位も3位のままとなっている。
◆“J3ライセンス組で唯一勝利” ヴェルスパ大分
対し、7位・ヴェルスパ大分はアウェイで12位・鈴鹿ポイントゲッターズを撃破。19分、“脱サラJリーガー”として知られ、ファジアーノ岡山から期限付き移籍中のDF杉山耕二がFKに頭で合わせて先制点をゲットすると、この1点で0-1と勝利した。順位も青森と勝ち点1差の5位に浮上している。
◆“都並政権5年目の安定感” ブリオベッカ浦安
昇格組ながらも4連勝中の8位・ブリオベッカ浦安はホームで6位・レイラック滋賀FCと対戦。11分、中断期間中に枚方から滋賀へ完全移籍したFW大垣勇樹に強烈な右足ボレーを叩き込まれ、前半を1点ビハインドで終える。
それでも63分、第13〜17節にかけて5試合連続ゴールのFW峯勇斗がヘディング弾を叩き込んで同点に。その後は両チームとも疲労の色が隠せず、1-1のドロー。浦安の連勝は4でストップしたが、開幕9試合未勝利から一転して直近9試合無敗と、都並敏史監督率いるチームは抜群の安定感を手に入れている。
◆“最下位脱出の糸口見えず” 沖縄SV
その一方、もう1つの昇格組である沖縄SVは窮地。9試合未勝利で最下位が定位置となってしまった沖縄は先月31日、代表取締役兼監督兼選手のFW高原直泰(43)が今季限りで現役を退くと発表。再開初戦は14位・ミネベアミツミFCとのアウェイゲームとなり、高原もスタメンに名を連ねた。
なんとか浮上のキッカケを掴みたいところだったが、開始4分にいきなり被弾すると、18分には早くも追加点を献上。高原は後半から指揮に専念するも、前節までの17試合でたった「7」得点のチームは最後まで1点が遠く、0-2の敗戦に。前半のシュートは4本、巻き返しを図った後半も2本に終わった。
今季の最下位は地域リーグへの自動降格とならないことが幸いだが、沖縄は残り10試合で14位・武蔵野と勝ち点「10」差。最下位脱出の糸口は見えず、全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)2位との入替戦行き、そして1年での九州リーグ降格を覚悟する時期に突入している。
◆第19節
▽9月2日(土)
FCティアモ枚方 2-1 高知ユナイテッドSC
FCマルヤス岡崎 0-0 ラインメール青森
東京武蔵野ユナイテッドFC 0-1 Honda FC
ヴィアティン三重 1-1 クリアソン新宿
▽9月3日(日)
鈴鹿ポイントゲッターズ 0-1 ヴェルスパ大分
ミネベアミツミFC 2-0 沖縄SV
ブリオベッカ浦安 1-1 レイラック滋賀FC
※今節試合なし
ソニー仙台FC
◆順位表
[勝ち点(第19節終了時点)]
1.Honda 36pt
2.ソニー 29pt
3.青森 28pt
4.新宿 28pt
5.V大分 27pt
6.マルヤス 25pt
7.滋賀 25pt
8.枚方 25pt
9.浦安 24pt
10.V三重 23pt
11.高知 21pt
12.ミネベアミツミ 21pt
13.鈴鹿 20pt
14.武蔵野 19pt
15.沖縄 9pt
◆“覇権奪還へ視界良好” Honda FC
8月が中断期間となっていた今季のJFL。6連勝で再開初戦を迎えた首位・Honda FCはアウェイで13位・東京武蔵野ユナイテッドと対戦し、0-1の勝利に。開始3分、FW児玉怜音が左サイドからふわりとしたクロスを上げると、MF松本和樹が頭で合わせてネットを揺らした。
◆“天皇杯では快進撃も…” 高知ユナイテッドSC
“J3ライセンス組”の一角である11位・高知ユナイテッドSCはアウェイで10位・FCティアモ枚方と対戦。開始6分、FW小林心が左サイドからのクロスに頭で合わせて幸先よく先制する。天皇杯2回戦でガンバ大阪からゴールを叩き込んだ22歳は今季のJFLで3得点目となった。
しかし、なかなか追加点を奪えず、迎えた43分に追いつかれると、64分にはFW加倉広海にヘディング弾を叩き込まれ、追いかける展開に。前節までの16試合で15ゴールと得点力に課題がある高知は後半のシュートがわずか「1」本。反撃に力はなく、1-2で痛恨の逆転負けを喫している。
◆“2位浮上ならず” ラインメール青森
J3ライセンス組で最上位の3位・ラインメール青森はアウェイで5位・FCマルヤス岡崎と対戦。勝利すれば暫定ながらも2位浮上となる重要な再開初戦だったが、拮抗した90分間でゴールは奪えず、0-0のドロー決着。勝ち点1の積み上げに留まり、順位も3位のままとなっている。
◆“J3ライセンス組で唯一勝利” ヴェルスパ大分
対し、7位・ヴェルスパ大分はアウェイで12位・鈴鹿ポイントゲッターズを撃破。19分、“脱サラJリーガー”として知られ、ファジアーノ岡山から期限付き移籍中のDF杉山耕二がFKに頭で合わせて先制点をゲットすると、この1点で0-1と勝利した。順位も青森と勝ち点1差の5位に浮上している。
◆“都並政権5年目の安定感” ブリオベッカ浦安
昇格組ながらも4連勝中の8位・ブリオベッカ浦安はホームで6位・レイラック滋賀FCと対戦。11分、中断期間中に枚方から滋賀へ完全移籍したFW大垣勇樹に強烈な右足ボレーを叩き込まれ、前半を1点ビハインドで終える。
それでも63分、第13〜17節にかけて5試合連続ゴールのFW峯勇斗がヘディング弾を叩き込んで同点に。その後は両チームとも疲労の色が隠せず、1-1のドロー。浦安の連勝は4でストップしたが、開幕9試合未勝利から一転して直近9試合無敗と、都並敏史監督率いるチームは抜群の安定感を手に入れている。
◆“最下位脱出の糸口見えず” 沖縄SV
その一方、もう1つの昇格組である沖縄SVは窮地。9試合未勝利で最下位が定位置となってしまった沖縄は先月31日、代表取締役兼監督兼選手のFW高原直泰(43)が今季限りで現役を退くと発表。再開初戦は14位・ミネベアミツミFCとのアウェイゲームとなり、高原もスタメンに名を連ねた。
なんとか浮上のキッカケを掴みたいところだったが、開始4分にいきなり被弾すると、18分には早くも追加点を献上。高原は後半から指揮に専念するも、前節までの17試合でたった「7」得点のチームは最後まで1点が遠く、0-2の敗戦に。前半のシュートは4本、巻き返しを図った後半も2本に終わった。
今季の最下位は地域リーグへの自動降格とならないことが幸いだが、沖縄は残り10試合で14位・武蔵野と勝ち点「10」差。最下位脱出の糸口は見えず、全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)2位との入替戦行き、そして1年での九州リーグ降格を覚悟する時期に突入している。
◆第19節
▽9月2日(土)
FCティアモ枚方 2-1 高知ユナイテッドSC
FCマルヤス岡崎 0-0 ラインメール青森
東京武蔵野ユナイテッドFC 0-1 Honda FC
ヴィアティン三重 1-1 クリアソン新宿
▽9月3日(日)
鈴鹿ポイントゲッターズ 0-1 ヴェルスパ大分
ミネベアミツミFC 2-0 沖縄SV
ブリオベッカ浦安 1-1 レイラック滋賀FC
※今節試合なし
ソニー仙台FC
◆順位表
[勝ち点(第19節終了時点)]
1.Honda 36pt
2.ソニー 29pt
3.青森 28pt
4.新宿 28pt
5.V大分 27pt
6.マルヤス 25pt
7.滋賀 25pt
8.枚方 25pt
9.浦安 24pt
10.V三重 23pt
11.高知 21pt
12.ミネベアミツミ 21pt
13.鈴鹿 20pt
14.武蔵野 19pt
15.沖縄 9pt
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