【JFL第13節】首位高知が新宿を4発粉砕で4連勝…暫定2位栃木Cとは勝ち点「10」差! 堅守青森もV大分に4発勝利

2024.06.22 19:20 Sat
首位高知のMF10佐々木敦河、吉本岳史監督、MF13金原朝陽
©kochi united sc
首位高知のMF10佐々木敦河、吉本岳史監督、MF13金原朝陽
22日、日本フットボールリーグ第13節の4試合が各地で行われた。
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◇新宿 1-4 高知首位・高知ユナイテッドSCがアウェイで15位・クリアソン新宿に4発大勝。17分に電光石火のカウンターからFW小林心が先制点を決めると、ほどなくして高知は数的優位に。
前半のうちにセットプレーから追いつかれるも63分、右CKの流れからMF金原朝陽がクロス。ゴール前で待ち構えた19歳、MF宇田光史朗が頭で合わせて勝ち越しに成功する。

72分には、地元高知出身のMF佐々木敦河がボックス外から地を這うミドルを突き刺し追加点。ダメ押しは87分、先日J2水戸から期限付き移籍加入の19歳FW内田優晟が右足弾だ。
19歳2人にゴールが生まれた首位高知。開幕7連勝、2連敗、4連勝と、連敗を挟んで再びギアが上がり、この段階で前半戦(〜第15節)を首位ターンすることが決まった。

◇武蔵野 0-2 Honda

首位高知勝利の裏では、昨季王者Honda FCも首都・東京に遠征し、横河武蔵野FCに0-2と勝利。57分、MF岩切拳心が自陣からボックス手前まで独走し、右足ミドルを叩き込む。

87分には、右CKにDF池松大騎がヘディングシュート。ポストに弾かれたところへMF松本和樹が詰めて追加点に。アウェイできっちり2ゴールを奪ったHondaは暫定3位とする。

◇青森 4-0 V大分

ラインメール青森にとって今季2度目の複数得点は今季最多の4ゴール。ホームにヴェルスパ大分を迎えてまずは12分、右サイドから崩してエースのFWベッサが先制点を叩き込む。

20分には左CKの流れからDF河西真、32分には右CKからFW村上弘有が追加点。そして56分、やはり右CKからフリックされたボールに走り込んだDF長倉颯がダメ押しとなる4点目。

ベッサ弾、そしてセットプレーから3ゴールの青森は8戦無敗に。堅守を売りにするチームなだけに、今後もセットプレーは大事にしていきたい。チーム状態は上がってきている印象だ。

◇栃木C 3-1 ソニー

昇格組・栃木シティは勝てば暫定2位というシチュエーションで17時キックオフ。ホームにソニー仙台FCを迎え入れたなか、25分にソニーMF平田健人のヘディング弾で先制される。

それでも32分、エースFW吉田篤志の今季8ゴール目で同点に。後半は幾度なく決定機を作るもなかなかシュートが枠へ飛ばず。ドロー決着で勝ち点1を分け合うイメージが湧く。

迎えた86分、右サイドから吉田が仕掛け、ゴール前でラストパスに足を出したのはFW藤原拓海。快足アタッカーの今季4ゴール目が決まり、栃木Cがとうとう逆転に成功する。

続く90+2分には吉田のオーバーヘッド弾でダメ押し。エース吉田の2ゴール1アシストで勝ち切った栃木Cが暫定2位浮上だ。

◇23日の注目試合

明日は前節終了時点で4位のヴィアティン三重が、ホームで同7位・レイラック滋賀と対戦。互いにJ3参入を目指して“本気”のチーム…滋賀はそろそろギアを上げねば今後が苦しい。

また前節終了時点で2位のFCティアモ枚方は、アウェイで同6位・沖縄SVと対戦。勝てば2位、そして首位高知との勝ち点「8」差をキープすることできるが、果たして。

◆第13節
▽6月22日(土)
クリアソン新宿 1-4 高知ユナイテッドSC
横河武蔵野FC 0-2 Honda FC
ラインメール青森 4-0 ヴェルスパ大分
栃木シティ 3-1 ソニー仙台FC
▽6月23日(日)
[13:00]
ヴィアティン三重 vs レイラック滋賀
ブリオベッカ浦安 vs ミネベアミツミFC
FCマルヤス岡崎 vs アトレチコ鈴鹿
[15:00]
沖縄SV vs FCティアモ枚方

◆順位表(暫定)
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点33 | +17
2位 栃木シティ | 勝ち点23 | +6
3位 Honda FC | 勝ち点22 | +7
4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +3
5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点20 | +4
6位 ラインメール青森 | 勝ち点19 | +6
7位 沖縄SV | 勝ち点19 | +3
8位 レイラック滋賀 | 勝ち点17 | +5
9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点17 | -2
10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点16 | +2
11位 ソニー仙台FC | 勝ち点15 | -3
12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | -3
13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -11
14位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点11 | -3
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点10 | -15
16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点6 | -16

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「高知県にJリーグを」目指すは来季のJ3参入!「残り4試合戦い抜きます」【JFL高知の歩み】

2019年の地域CLで2位となり、翌2020年からJFLに舞台を移した高知ユナイテッドSC。クラブ名変更にライバルクラブとの統合を経て、ようやく辿り着いた全国リーグだが、目線は早くもその先へ。“Jなし県”脱却、来シーズンのJ3リーグ参入を目指し、今季も最後まで全力で戦う。【第3回/全3回|<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452484" target="_blank">前編</a> <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452485" target="_blank">中編</a>】 <span class="paragraph-subtitle">〜高知県から本気でJリーグ!~</span> 2023年のJFLもいよいよ佳境。財務問題に端を発したFC神楽しまねの除名が開幕直前に決まり、従来の16チーム編成ではなく15チームとなったため、毎節1チームが試合なしとなっているが、あれよあれよという間に全チームが最低24試合(全28試合)を消化するところまで来た。 JFL4年目を迎えた高知ユナイテッドSCも24試合まで消化し、9勝6分け9敗の6位と健闘。過去3年は14位、13位、11位であり、この6位を最後までキープすれば初の1桁順位フィニッシュとなるが、かねてより「高知県から本気でJリーグ!」と掲げてきた高知の目標はあくまで「来季のJ3参入」だ。 しかし、クリアソン新宿とヴィアティン三重のJリーグ入会が条件付き(JFLで2位以内の確保が必須)で承認されている一方、高知は「継続審議」とされており、現状では今季のJFLで2位以内を確保しても、J3への自動昇格、もしくは入替戦行きを掴めるか不透明だ。 そんななか、10月29日には第26節で首位Honda FCと対戦。1-1のドロー決着となったこの一戦は本拠地・高知県立春野総合運動公園陸上競技場に「2156人」が来場し、今季のJFLホームゲームにおける最多の観客動員となった。 首位であり、JFLの“盟主”でもあるHonda相手に勝ち点「1」を掴み、観客動員でも大きな成果…しかし、残り4試合で2位ソニー仙台FCとの勝ち点差が「7」となり、J3参入の大前提である2位以内確保が難しくなった格好だ。 それでも高知の吉本岳史監督は試合後、「J3昇格の可能性がまだあるなか、(Hondaに)負けなかったことは選手たちが勝利に向かって走り続けてくれたから。1-1となってからもビッグチャンスがありましたし、勝ち点1を“もぎ取った”とは思いません。“積み上げ”ました」と選手を称える。 残り4試合に向けても「J3への切符を掴みたいと思っていますが、簡単ではない、そして現実的に難しいことも理解しています。だからこそ、この4試合をひたむきに決勝戦のように戦いたい」と前を向く。 選手からも続々とポジティブな言葉が。昨年までJ3のヴァンラーレ八戸に所属していたDF小林大智は「一戦必勝で目の前の試合に勝てば、その先に何かが見えてくる。そう信じたい。良い準備をします」とコメント。ゲームキャプテンを務めた24歳は真っ直ぐな目で答えてくれた。 また、22歳MF樋口叶はJ3参入の可能性を残す新宿や三重だけでなく「対戦する全チームがライバル」とし、「今日のような雰囲気は励みになりました」と今季最多の観客動員に触れる。高知は残り4試合中2試合がホームゲームだ。 地元・高知県出身のMF佐々木敦河も「今年でJ3に上がって、全国の方たちに『高知県にもJクラブがあるんだな』って知ってもらいたい。残りの4試合、頑張って戦い抜きます」と意欲を見せる。 「自分が高校生の時、高知県のクラブがこのレベル(JFL)で戦うチャンスはありませんでした。今この舞台にいることは素晴らしいことですし、ここからまた『高知県にJリーグを』という想いも強いです」 Jリーグを目指して歩みを進める高知ユナイテッドSC。佐々木が意気込んだように今季の残り4試合、最後まで「来季のJ3参入」を目指して戦い抜く。迷うなかれ、志高く一歩前へ。土佐藩が生んだ幕末の志士・坂本龍馬はこんな言葉を私たちの生きる後世に残したという。 「何の志も無きところに、ぐずぐずして日を送るは、実に大馬鹿者なり」 (完) 2023.11.03 21:00 Fri

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【JFL第21節】首位高知と2位栃木Cが揃って勝利、4位V三重は敗戦で厳しい状況に

21日、日本フットボールリーグ(JFL)第21節の4試合が各地で行われた。残りの4試合は22日、23日に2試合ずつ行われる。 ◇枚方 0-0 新宿 9位・FCティアモ枚方が、ホームで15位・クリアソン新宿とゴールレスドロー。前節アウェイで首位高知から勝ち点1を掴んで勝機も十分にあったなか、今回は前半のうちにDFフェリペが決定機阻止で1発退場となってしまう。 それでも果敢な姿勢、機を見た前進で応戦していたが、1点を奪うには至らず。数的優位の新宿も新宿で決め手がなく、スコア動かずドロー決着に。枚方は7試合未勝利となり、新宿も前節最下位脱出の勢いを減速させてしまった。 ともあれ、後述のように今節はミネベアが敗れたため、新宿は暫定ながらも順位を1つ上げて14位となっている。 ◇ミネベア 0-1 高知 3試合未勝利の首位・高知ユナイテッドSCが実に4試合ぶり、中断期間明けでは初となる勝ち点「3」。アウェイで14位・ミネベアミツミFCに0-1と競り勝ち、停滞感を取っ払った。 56分、最前線のFW東家聡樹が右サイドに流れて持ち運び、マイナスのグラウンダークロスにMF瀬尾純基。夏にヴィアティン三重を退団、高知入りした瀬尾がダイレクトで右足を振り、GKの手が届かぬゴール右上へ突き刺した。 昨季はソニー仙台FCの一員として、高知相手に後半アディショナルタイムの同点弾(昨季第22節/3△3)を決め、高知の3連勝を阻止した瀬尾。そんな瀬尾が高知で初得点・決勝点を決め、4試合ぶり勝利の立役者となった。 ◇栃木C 3-0 マルヤス 一方、現在2位で唯一首位高知を脅かす存在の昇格組・栃木シティも、ホームで12位・FCマルヤス岡崎に3-0と勝利。53分、元マルヤスのFW藤原拓海が巧みな切り返しから迷わず左足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。 続けて60分、ボックス内正面でパスを受けたFW田中パウロ淳一が、目の前のDFを揺さぶって、抜き切らずに左足を一閃。強烈なシュートがゴール中央に突き刺さる。そして90+3分、DF奥井諒のゴールで試合を締め括った。 7試合無敗と好調の栃木Cは次節、新宿とのホームゲーム。序盤戦で0-2と敗れた関東サッカーリーグ1部時代からのライバルだが、勝って3連勝となるか。注目の一戦となりそうだ。 ◇Honda 3-0 V三重 また、前節終了時点で4位も首位高知とは勝ち点「14」差のヴィアティン三重。J3入会へは「2位で入替戦」が現実的目標となるなか、今節は前述のように2位栃木Cが勝利した。 そんななかで、V三重は今節アウェイで昨季王者Honda FCに0-3と完敗。 0-0で迎えた67分、センターバックのDF篠原弘次郎が攻撃参加した状態でロングカウンターを喰らい、先制点献上。78分には11人全員が低く押し下げられた状態から追加点献上。最後は後半ATにPKで3失点目となった。 この結果、2位栃木Cとは勝ち点「9」差になり、厳しい状況に拍車か。少なくとも、10月2日に延期となっている直接対決、第18節・栃木C戦(H)は絶対に落とせない。今夏Jリーグからの補強に力を入れたV三重が正念場だ。 ◆第21節 ▽9月21日(土) FCティアモ枚方 0-0 クリアソン新宿 ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC Honda FC 3-0 ヴィアティン三重 栃木シティ 3-0 FCマルヤス岡崎 ▽9月22日(日) ソニー仙台FC vs ラインメール青森 ヴェルスパ大分 vs 沖縄SV ▽9月23日(月・祝) レイラック滋賀 vs ブリオベッカ浦安 アトレチコ鈴鹿 vs 横河武蔵野FC ◆暫定順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15 3位 Honda FC | 勝ち点33 | +8 4位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点32 | +2 5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2 6位 ラインメール青森 | 勝ち点30 | +8 7位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +6 8位 レイラック滋賀 | 勝ち点29 | +9 9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点28 | -2 10位 沖縄SV | 勝ち点26 | +1 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3 12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6 13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -6 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -22 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -19 16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19 2024.09.21 20:01 Sat
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【JFL第21節】首位高知がミネベア撃破で4試合ぶり白星! “新戦力”瀬尾純基が初先発で値千金の決勝点

21日、日本フットボールリーグ(JFL)第21節のミネベアミツミFC vs 高知ユナイテッドSCが行われ、敵地宮崎に乗り込んだ高知が0-1と勝利。4試合ぶりの白星となった。 首位高知は中断期間明けから、まさかの3試合未勝利。観衆1万人超えのホームでヴェルスパ大分に敗れ、レイラック滋賀と引き分け、前節はFCティアモ枚方ともドローに終わった。 3試合とも失点は「1」と、前半戦から際立つ堅守が崩れたわけではないが、共通しているのは、3試合とも後半の比較的早い段階で1失点。 枚方戦に関しては、敵将・二川孝広が「(前半で1点)リードした高知が少し引いた部分もあったかなと。最終ラインから余裕を持ってビルドアップできるようになった」とも回想した。 そんななかでの敵地ミネベアとなったなか、高知は前半を0-0で終え、後半の比較的早い段階で試合が動く。 56分、高知はFW東家聡樹が右サイドに流れて持ち運び、マイナスのグラウンダークロスにMF瀬尾純基。夏にヴィアティン三重を退団、高知入りした瀬尾がダイレクトで右足を振り、GKの手が届かぬゴール右上へ突き刺した。 昨季はソニー仙台FCの一員として、高知相手に後半アディショナルタイムの同点弾(昨季第22節/3△3)を決め、高知の3連勝を阻止した瀬尾。そんな瀬尾の加入後初ゴールが決勝点に。高知は4試合ぶりの白星となった。 なお、高知は今季7度目の“1-0勝利”だ。 ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC 【高知】 瀬尾純基(後11) 2024.09.21 16:55 Sat
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来季のJ3入りに必要なライセンス、JFL首位の高知や2位の栃木シティら上位陣に交付…14位低迷の新宿もホームタウン特性を鑑み交付

Jリーグは24日、2025シーズンのJ3クラブライセンスの判定結果を発表した。 今シーズンは7クラブが申請しており、栃木シティフットボールクラブが新たに申請。ラインメール青森、クリアソン新宿、ヴィアティン三重、レイラック滋賀、高知ユナイテッドSC、ヴェルスパ大分に加え、栃木シティにも交付が決定した。 なお、2024シーズンに引き続き、新宿は施設基準に課題があるものの、東京23区というホームタウンの特性に鑑みて交付されることが決定した。 なお、J3クラブライセンスが交付されたクラブについては、今後、10月の理事会にてJリーグ入会が審議。入会を最終承認されるためには、JFL最終節終了時点で以下のJ3入会審査項目も満たす必要がある。 今シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)は、ここまで21節(一部クラブは20節)を消化。J3クラブライセンスが交付されるクラブでは、高知が1位、栃木シティが2位、青森が3位、V大分が5位、滋賀が6位、三重が7位とHonda FCを除いた上位6クラブに交付。新宿は14位と低迷し、順位基準を満たす可能性がないため来季の昇格は消滅している。 JFLで最終順位が2位以内のクラブが条件となり、2位のクラブはJ3クラブとの入れ替え戦に回ることに。加えて、今シーズンのホームゲームの1試合平均入場者数が2000人以上であり、年間入場料収入が1000万円に到達すること。さらに、短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとJリーグが評価できる状態にあることが条件となる。 2024.09.24 16:58 Tue
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【JFL第22節プレビュー】J3ライセンス交付組どうしの上位直接対決も 首位高知は鈴鹿戦、2位栃木Cは新宿戦など

28日〜29日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第22節の8試合が各地で行われる。 24日、JFLの7クラブが申請していた「2025シーズンJ3クラブライセンス」に関し、判定結果が公表され、7クラブとも「交付」に。当該クラブはJ3リーグ入会(※)へ一歩前進だ。 ◆「交付」 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15 3位 ラインメール青森 | 勝ち点33 | +9 5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点33 | +2 6位 レイラック滋賀 | 勝ち点32 | +12 7位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -19 (※)成績面では「2位以内」がJ3入会への最低ライン。J3入会審査クリアを前提とした場合、優勝なら自動昇格、2位なら入替戦へ 14位新宿以外は成績面の充足に可能性を残す一方、上記のように、3位青森から7位V三重までは“瀬戸際”と言って差し支えない状況。そんななか、第22節では交付組どうしによる勝ち点「1」差の直接対決も…死闘が予想される。 ◆ヴェルスパ大分 vs レイラック滋賀 9月29日(日) 14:00キックオフ 日田市陸上競技場(大分県日田市) このカードが、その直接対決。両者とも残り10試合で、2位栃木CとV大分は勝ち点「7」差、滋賀は「9」差という状況。それも、栃木Cの消化が1試合少ない中での、この差である。 V大分と滋賀。現実的には、もはや勝ち点「3」以外は負けに等しく、ここで敗れようものならJ3への昇格争いから脱落すると見るべきか。ゼッタイに落とせない一戦である。 ◆栃木シティ vs クリアソン新宿 9月28日(土) 18:00キックオフ CITY FOOTBALL STATION(栃木市) こちらも交付組どうしの対決だが、栃木Cが入替戦圏につけ、新宿は残留争いという状況。7試合無敗と目下好調の栃木C…実は昇格まもない今季序盤戦で新宿に敗れているのだ。 新宿視点だと、今季唯一の複数得点が栃木C戦(第5節/2◯0)。そこから相手はJFLの土俵に馴染んだが、2戦2勝となるか。関東1部時代からのライバルに土をつける気概を、見せられるか。 ◆ヴィアティン三重 vs FCマルヤス岡崎 9月28日(土) 18:00キックオフ LA・PITA東員スタジアム(三重県員弁郡東員町) 一方、V三重は3試合未勝利となっており、前節はHonda FC相手に公式記録上でシュートゼロ。0-3の完敗を喫したなか、第22節は前半戦で勝利したマルヤスをホームに迎え入れる。 V三重については、ここまでのホームゲーム観客動員が「平均1902人」。“平均2000人”を視界に捉えるなか、V大分や滋賀と同じく成績面で瀬戸際…残りの全試合で勝利が欲しい。 ◆ラインメール青森 vs 沖縄SV 9月29日(日) 13:00キックオフ 新青森県総合運動公園球技場(青森市) 青森は現在3位も、2位栃木Cとは勝ち点「7」差。また“平均2000人”の到達も心配な状況ではあるが、とにかく前へ前へ。第22節は前半戦アウェイで敗れた沖縄とのリベンジマッチだ。 今季複数失点3試合の堅守軍団は、前節FWベッサ、FW村上弘有の得点源2枚が揃ってゴールを決め、逆転勝利。良い兆候である。またここからはホーム3連戦…観客動員含め、正念場だ。 ◆アトレチコ鈴鹿 vs 高知ユナイテッドSC 9月29日(日) 15:00キックオフ 上野運動公園競技場(三重県伊賀市) 首位高知は前節、“十八番”今季7度目の1-0勝ちが飛び出し、4試合ぶり白星。守備から流れをつくるチームとしては、この上ない勝ち方となり、第22節はアウェイで鈴鹿との対戦だ。 ポイントとしては、攻撃のバリエーションか。高知は24日、攻撃を司るゲームメーカー、MF佐々木敦河の骨折を発表。佐々木の不在下でも前節は勝利したが、今節やいかに。 ◆第22節 ▽9月28日(土) [13:00] Honda FC vs FCティアモ枚方 ソニー仙台FC vs ミネベアミツミFC [18:00] 栃木シティ vs クリアソン新宿 ヴィアティン三重 vs FCマルヤス岡崎 ▽9月29日(日) [13:00] ラインメール青森 vs 沖縄SV 横河武蔵野FC vs ブリオベッカ浦安 [14:00] ヴェルスパ大分 vs レイラック滋賀 [15:00] アトレチコ鈴鹿 vs 高知ユナイテッドSC <span class="paragraph-title">【JFL高知】山本志穂美社長が公表! 入場料収入1000万円まで残り「80万円強」</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ご挨拶<br>この度、Jリーグ理事会審査にてJ3クラブライセンスの交付を頂きました。社長就任から5ヶ月、スタッフ・選手たちと共に1日1日を大切に準備して参りました…続きはHPへ<br><br>現在<br>・総入場者数残り 6,752人(3万人)<br>・チケット売上 9,121,500円(1,000万円以上)<a href="https://twitter.com/hashtag/kochi_United?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#kochi_United</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/JFL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JFL</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E5%AE%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#高知家</a> <a href="https://t.co/vKKa656cV9">https://t.co/vKKa656cV9</a></p>&mdash; 高知ユナイテッドSC オーナー社長.寮母 志穂美 (@shihomi8_02) <a href="https://twitter.com/shihomi8_02/status/1838508177853149299?ref_src=twsrc%5Etfw">September 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.24 19:21 Tue
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“茨の道はミライへのステップ” JFL首位高知が3試合未勝利を糧に難敵との次戦へ「チャレンジャー精神で」

高知ユナイテッドSCの吉本岳史監督、FW新谷聖基が、1-1ドローのFCティアモ枚方戦を振り返り。目線はミネベアミツミFCとの次節へ。 15日、日本フットボールリーグ(JFL)第20節の高知ユナイテッドSCvsFCティアモ枚方が行われ、1-1のドロー決着に。ホーム高知は中断期間明けから3試合未勝利となった。 試合は38分、ロングボールを収めたFW小林心がボックス内で倒されてPK獲得。自らキッカーを担って先制点も、今度は55分、枚方にPKで追いつかれ、勝ち越し点を奪えなかった。 中断明け初戦となったヴェルスパ大分戦は後半頭の失点で0-1敗戦、続くレイラック滋賀戦は後半頭に先制もすぐ追いつかれて1-1ドロー。そして今回も、後半の比較的早い段階で追いつかれ、勝ち点3を逃すこととなった。 55分のPK献上について、枚方視点では二川孝広監督が「リードした高知が少し引いた部分もあったかなと。最終ラインから余裕を持ってビルドアップできるようになった」と回想。 高知の吉本監督も「(後半)受けに回ってしまった感覚です。失点に繋がりましたし、足が止まってプレッシングも緩んだ、距離感が前半よりも曖昧になってしまった」と反省する。 それでも、勝ち点「1」を積み上げ。 指揮官が「(主将)小林大智を筆頭に、最後の最後まで勝ちに向かって走った」と選手たちを労えば、途中投入で前線に入ったFW新谷も「この『+1』をあとあと『良い+1だった』と振り返れるようにしたい」と至って前向き。 少なからず苦しんだ試合の勝ち点1を過小評価する必要はないのである。 この日、筆者が印象的だったのは、吉本監督が4枚目、5枚目の交代カードとして途中投入したDF橋本峻輝、DF福田玲央。どちらもしばらく公式戦出場がなかった選手である。 なかでもセンターバックを主戦場とする福田はWボランチの一角での起用に。その意図とは。 「橋本も福田も戦術の幅を広げられる選手ですね。ひとつゲームプランとして、(後半)どうしても運動量が落ちてくる時間帯があることを見据えてのメンバー入りでした」 「福田については『長短使い分けが出来るパス』があって、ボランチとして相手両サイドバックの脇を突いて欲しいと。運動量が落ちるなか、カウンターへのケアも念頭にありました」 一方、FW新谷が自身のプレーを振り返り、「中断期間に(練習試合などで)ゴールを決めてたんですけど、今日含めてリーグは3試合不発で」と悔しさを吐露。向上心をのぞかせる。 「僕も攻撃陣のみんなも、もっとクオリティを上げたいですし、もっと泥臭くゴールを目指したい。僕はFWなのでもちろん点を取りたいですけど、やっぱりチームの勝利が一番。日々の練習から積み上げていきたいですね」 4試合ぶりの勝利を期す次節は、14位・ミネベアミツミFCとのアウェイゲーム。ミネベアは順位表では下位だが、各クラブの共通認識として、非常に厄介な難敵である。 FW新谷は「順位は関係ないですね。高知も去年ずっと上位にいたわけでもないなか、それでも上位チームに勝つ試合がありました。今は首位ですけど、何か成し遂げたわけではないので、チャレンジャー精神で臨まないといけない」と、対ミネベアに緊張感。 吉本監督も「本当に難しい対戦相手ですね。最後までタフに戦えるチームです。前回ホームでは我々の勢いがあって(ミネベアに)逆転勝ちでしたけど、少しでも昇格に近づくべく、今回も勝利を狙うことを考えれば…そうですね、やはり難しい相手です」と気を引き締める。 それでも「残り10試合はすべて難しい試合。今年やってきたことの上積みをこの試合でも」と戦闘モード。高知は悲願のJ3リーグ入会へ、ミネベア戦の勝ち点「3」から勢いを取り戻す。 ◆JFL第21節 9月21日(土) 15:00キックオフ ミネベアミツミFC vs 高知ユナイテッドSC 宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場 <span class="paragraph-title">【写真】高知ユナイテッドSCの新商品</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">【新グッズ】高知ユナイテッドSC 応援ゆずバスソルト 発売のお知らせ(旭フレッシュ様、松田医薬品様コラボ企画)<br><br>高知県産ゆずを使った香り豊かなバスソルトです。 <br><br>▼詳しくはこちら▼<a href="https://t.co/jAgg7gnPDq">https://t.co/jAgg7gnPDq</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89SC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#高知ユナイテッドSC</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%97%AD%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#旭フレッシュ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%97%AD%E9%A3%9F%E5%93%81?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#旭食品</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%BE%E7%94%B0%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#松田医薬品</a></p>&mdash; 高知ユナイテッドSC (@kochi_United) <a href="https://twitter.com/kochi_United/status/1836953257111146821?ref_src=twsrc%5Etfw">September 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.20 17:00 Fri

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