メキシコ代表がビエルサ招へいに動く! 副官にラファ・マルケスらの登用も検討
2023.01.18 07:00 Wed
マルセロ・ビエルサ氏がメキシコ代表の有力な新指揮官候補に挙がっているようだ。『ESPN』が報じている。
メキシコ代表はアルゼンチン代表、ポーランド代表、サウジアラビア代表とともにカタール・ワールドカップ(W杯)でグループCに入り、3試合を戦って勝ち点4を獲得。だが、得失点差で2位のポーランドに及ばず、3位で敗退が決まった。
これにより、8大会連続の決勝トーナメント進出を逃す結果に終わった同代表は、敗退後にヘラルド・マルティーノ監督の退任が発表されていた。
2026年W杯はアメリカ、カナダと共に開催国として参加するメキシコは、同大会での成功に向けてアルゼンチン代表、チリ代表で確かな手腕を発揮した世界屈指の戦術家の招へいに動いているようだ。
昨年にリーズ・ユナイテッドの指揮官を退任したビエルサ氏は、一時ウルグアイ代表やウェストハムの新指揮官候補として名前が挙がったものの、現時点で具体的な動きはないという。
その一方で、ビエルサ氏招へいに失敗した際のプランBとして、元代表監督のミゲル・エレーラ、リカルド・フェレッティ、フアン・カルロス・オソリオの3氏に加え、マティアス・アルメイダ氏やイグナシオ・アンブリス氏をリストアップしている。
メキシコ代表はアルゼンチン代表、ポーランド代表、サウジアラビア代表とともにカタール・ワールドカップ(W杯)でグループCに入り、3試合を戦って勝ち点4を獲得。だが、得失点差で2位のポーランドに及ばず、3位で敗退が決まった。
これにより、8大会連続の決勝トーナメント進出を逃す結果に終わった同代表は、敗退後にヘラルド・マルティーノ監督の退任が発表されていた。
昨年にリーズ・ユナイテッドの指揮官を退任したビエルサ氏は、一時ウルグアイ代表やウェストハムの新指揮官候補として名前が挙がったものの、現時点で具体的な動きはないという。
なお、メキシコサッカー連盟(FMF)は“エル・ロコ”の招へいに成功したあかつきには、代表のレジェンドであるラファエル・マルケス氏、前U-23メキシコ代表監督のハイメ・ロサーノ氏をアシスタントコーチとして入閣させるプランを持っているようだ。
その一方で、ビエルサ氏招へいに失敗した際のプランBとして、元代表監督のミゲル・エレーラ、リカルド・フェレッティ、フアン・カルロス・オソリオの3氏に加え、マティアス・アルメイダ氏やイグナシオ・アンブリス氏をリストアップしている。
マルセロ・ビエルサの関連記事
メキシコの関連記事
記事をさがす
|
|
マルセロ・ビエルサの人気記事ランキング
1
南米予選2位のウルグアイ代表が発表! ヌニェスやバルベルデら31名が招集、首位アルゼンチンと対戦【2026年W杯南米予選】
ウルグアイサッカー連盟(AUF)は18日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選に臨むウルグアイ代表メンバー31名を発表した。 マルセロ・ビエルサ監督率いるチームは、ここまでの南米予選12試合を戦い5勝5分け2敗の勝ち点20で2位につけている。 今回のメンバーにはDFロナルド・アラウホ(バルセロナ)やFWダルウィン・ヌニェス(リバプール)、MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー)、MFマヌエル・ウガルテ(マンチェスター・ユナイテッド)ら主軸が順当に選出されている。 また、国内リーグでプレーする10代の7名がトレーニングパートナーとして参加する。 ウルグアイは21日にホームでアルゼンチン代表(首位/25pt)と、25日にはアウェイでボリビア代表(7位/13pt)と対戦する。今回発表されたウルグアイ代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆ウルグアイ代表メンバー31名</h3> GK セルヒオ・ロチェ(インテルナシオナル/ブラジル) サンティアゴ・メレ(アトレティコ・ジュニオール/コロンビア) フランコ・イスラエル(スポルティングCP/ポルトガル) DF ナイタン・ナンデス(アル・カーディシーヤ/サウジアラビア) ホアキン・ピケレス(パウメイラス/ブラジル) ホセ・ルイス・ロドリゲス(ヴァスコ・ダ・ガマ/ブラジル) ギジェルモ・バレラ(フラメンゴ/ブラジル) マルセロ・サラッキ(ボカ・ジュニアーズ/アルゼンチン) セバスティアン・カセレス(クラブ・アメリカ/メキシコ) マティアス・オリベラ(ナポリ/イタリア) サンディアゴ・ブエノ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリー/スペイン) ロナルド・アラウホ(バルセロナ/スペイン) MF エミリアーノ・マルティネス(パウメイラス/ブラジル) ニコラス・デ・ラ・クルス(フラメンゴ/ブラジル) ジョルジアン・デ・アラスカエタ(フラメンゴ/ブラジル) ニコラス・フォンセカ(レオン/メキシコ) ロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム/イングランド) マヌエル・ウガルテ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/スペイン) FW ダルウィン・ヌニェス(リバプール/イングランド) アグスティン・アルバレス(エルチェ/スペイン) フェデリコ・ビニャス(レアル・オビエド/スペイン) マクシミリアーノ・アラウホ(スポルティングCP/ポルトガル) ファクンド・ペリストリ(パナシナイコス/ギリシャ) ブライアン・ロドリゲス(クラブ・アメリカ/メキシコ) ロドリゴ・アギーレ(クラブ・アメリカ/メキシコ) ファクンド・トーレス(パウメイラス/ブラジル) ルシアーノ・ロドリゲス(バイーア/ブラジル) クリスティアン・オリベラ(ロサンゼルスFC/アメリカ) ホアキン・ラベガ(フルミネンセ/ブラジル) <h3>◆トレーニングパートナー</h3> GK ケビン・マルティネス(ダヌビオ) DF ルーカス・アガッツィ(デフェンソール) パトリシオ・パシフィコ(デフェンソール) パオロ・カリオーネ(ナシオナル) MF ヘルマン・バルバス(ペニャロール) エリコ・クエージョ(デフェンソール) FW パブロ・スアレス(モンテビデオ・ワンダラーズ) 2025.03.19 13:30 Wed2
アーセナルがベン・ホワイトの獲得を発表!背番号は「4」を着用
アーセナルは30日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンからイングランド代表DFベン・ホワイト(23)を完全移籍で獲得した。契約期間は長期とだけ明かしており、背番号は4を着用する。 なお、イギリス『BBC』によれば移籍金は5000万ポンド(約76億2600万円)とのことだ。 ブライトンの下部組織出身のホワイトは昨シーズンにレンタル加入したリーズ・ユナイテッドで台頭。182cmと体格には恵まれていないものの、プレミアリーグのセンターバックでトップレベルのスピードなどアスリート能力が高く、地上戦でも空中戦においても高いデュエルの勝率を記録している。 また、鬼才マルセロ・ビエルサ監督、現指揮官のグラハム・ポッター監督という、2人の智将から攻守両面で多くのことを学んでおり、ビルドアップも魅力の現代的なセンターバックとして昨季は公式戦39試合出場と主力に定着した。 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「ベンは我々のトップターゲットだったので、彼との契約が完了したことは素晴らしいことだ。ベンは知的なディフェンダーで、ボールを足元に置くことに非常に慣れている。彼のプレースタイルは我々のスタイルにぴったりと合うだろう。彼がクラブの将来的な長期計画の中心となることを、我々全員が楽しみにしている」 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナルがベン・ホワイト到着を紹介!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJGNkhVVDBmZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.07.31 01:00 Sat3
リーズFWラフィーニャにユナイテッド&リバプールが関心
リーズ・ユナイテッドに所属するブラジル人FWラフィーニャ(23)にマンチェスター・ユナイテッドとリバプールが関心を寄せているようだ。イタリア『スカイ・スポルト』で働く移籍市場に精通したジャンルイジ・ロンガリ氏が主張している。 スタッド・レンヌでの活躍を受けて、昨夏に1700万ポンド(約25億5000万円)でリーズに加入したラフィーニャ。順応が難しいマルセロ・ビエルサ監督の独特のスタイルにすぐさま順応すると、ここまでリーグ戦20試合5ゴール5アシストを記録。その数字以上に高精度の左足とブラジル人アタッカーらしい多彩な仕掛けを生かした局面の打開力、チャンスメークの精度で存在感を放っている。 そして、ロンガリ氏が伝えるところによれば、すでに多くのビッグクラブの関心を集めている中、とりわけユナイテッドとリバプールが獲得レースを牽引する構えを見せているという。 ユナイテッドはイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドに加え、イコートジボワール人FWアマド・ディアロという2人の逸材がプレー可能だが、以前から右ウイングの補強を目指しており、ラフィーニャは打ってつけの存在だ。 加えて、スポルティング・リスボン時代にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスと一緒にプレーしており、今季のプレミアリーグでの経験と併せて獲得に動くメリットがある。 一方、ビッグ3のバックアッパーの問題を抱えるリバプール左右のウイングでプレー可能で、ビエルサ仕込みのハイインテンシティにも耐えうるラフィーニャのプロフィールに注目しているが、財政面の問題を抱えているだけに獲得に動くかは移籍金やサラリーを考慮する必要がありそうだ。 2021.02.25 23:40 Thu4
モウリーニョの副官サクラメントが独り立ちのためローマ退団! スパーズ時代から2年間共闘
トッテナムとローマでジョゼ・モウリーニョ監督の副官を務めているジョアン・サクラメント氏(32)が、ローマ退団を発表した。 サクラメント氏は自身の公式インスタグラムを通じて、「2021年の終わりと共に、非常に誇らしかったモウリーニョと一緒に過ごした2年のサイクルが終了しました。あなたと一緒に働くことは私にとって夢の実現でした。ミステルに永遠に感謝します!! あなたの人生に多くの幸あらんことを願っています」と、ローマ退団を明かした。 なお、イタリア『IlTempo』によると、サクラメント氏は現時点で行き先は不明も、モウリーニョ監督同様に監督としてのキャリアをスタートすることになるという。 ポルトガル出身のサクラメント氏は、サウスウェールズ大学でフットボールコーチングとパフォーマンスを専攻。その後、カーディフ・シティのスカウト、ユースチームのアシスタントコーチ、ウェールズ代表の分析担当を歴任。 その後、ジョゼ・モウリーニョ監督のメンター、フットボール界屈指の敏腕スポーツ・ディレクターとして知られるルイス・カンポス氏の誘いを受け、モナコのスカウトに着任。さらに、同氏のリール移籍に伴い、2017年からは同クラブでマルセロ・ビエルサ監督、クリストフ・ガルティエ監督をアシスタントコーチとしてサポートした。 そして、カンポス氏とモウリーニョ監督の関係性から前副官ルイ・ファリア氏の後任として推挙されたサクラメント氏は、トッテナムとローマで2年以上に渡って世界屈指の名将と共に働き、主にビルドアップや攻撃面の指導、試合分析の職務を担ってきた。 分析官でありながらも感情豊かな同氏は、稀代のエンターテイナーとして知られるモウリーニョ監督との相性も良く、トッテナム時代には度々ピッチサイドでの掛け合いを取り上げられていた。 2022.01.02 07:54 Sun5
アトレティコがウルグアイの逸材CB確保! アラウホと比較されるフィジカルモンスター
アトレティコ・マドリーがウルグアイの次代を担う逸材センターバックの確保に成功した。 ウルグアイのラシン・モンテビデオは4日、ウルグアイ代表DFサンティアゴ・モウリーニョ(21)のアトレティコ移籍を発表した。 母国屈指の名門ナシオナルの下部組織出身のモウリーニョは186cmのセンターバック。2022年1月に加入したラシンでプロデビューを飾ると、ここまで公式戦31試合に出場した。 攻守両面で粗削りな感は否めないものの、爆発的なスピードとデュエルの強さは国内屈指で、一部ではバルセロナで活躍する同胞DFロナルド・アラウホと比較する声も挙がっている。 ウルグアイの世代別代表でのプレー経験はないものの、先日に就任したマルセロ・ビエルサ監督の下でA代表にも招集されている。 現時点でアトレティコは獲得を公式に発表していないが、直近の現地報道ではマドリード入りしたとの情報もあり、メディカルチェックをパスした後に公式発表となる予定だ。 ただ、新シーズンにファーストチームに登録するかは決まっておらず、ディエゴ・シメオネ監督はプレシーズンでのパフォーマンスを見て、処遇を決める予定だという。 本職はセンターバックも右サイドバックとしての攻撃性能も持ち合わせており、かつてコルチョネロスで活躍した元コロンビア代表DFルイス・ペレアのような快足DFとしての将来像が見込まれる。 2023.07.06 18:56 Thuメキシコの人気記事ランキング
1
メキシコ、売春婦30名と17時間半ぶっ続けパーティー!
▽メキシコ代表メンバーが、大量の売春婦を呼び楽しい一時を過ごしたようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 ▽2日、スコットランド代表との国際親善試合に1-0で勝利したメキシコ。数名の選手は、試合後に開催地のメキシコシティの高級地区ラス・ロマスに訪れ、売春婦30名とともに“パーティー”を楽しんだという。 ▽メキシコ『TV Notas』によると、パーティーは現地時間22時半から翌日の16時まで続き、音楽やドリンク、ゲームに女性との時間を過ごした模様。関係者によると、GKギジェルモ・オチョア、DFカルロス・サルセード、MFマルコ・ファビアンに、MFジョナタン・ドス・サントスとMFジョバニ・ドス・サントスの兄弟も参加したと伝えられている。 ▽メキシコサッカー連盟(FMF)は現時点で何らかの声明は出していないが、2011年にはコパ・アメリカに参加するメキシコのメンバーが街のホテルに繰り出し、8名が選外となっていた。 ▽メキシコは、9日にデンマーク代表との国際親善試合に臨み、6月17日にW杯初戦でドイツ代表との大一番を戦う。 2018.06.06 17:40 Wed2
プレミアで躍進のウォルバーハンプトン、メキシコ代表FWヒメネスをクラブ史上最高額で買取へ
昇格組ながら今シーズンのプレミアリーグで好調を維持しているウォルバーハンプトンは、チームを支えるメキシコ代表FWラウール・ヒメネス(27)の買取に近づいているようだ。イギリス『BBC』が報じた。 ヒメネスは、2018年7月にベンフィカから1年間のレンタル移籍で加入。今シーズンは公式戦37試合に出場し15ゴール8アシストを記録している。 ヒメネスに牽引されたチームはプレミアリーグで7位、FAカップでは準決勝まで進出するなど、チャンピオンシップ(イングランド2部)からの昇格組ながら好成績を残しており、ウォルバーハンプトンは買い取る準備ができたようだ。 ヒメネスの買取額は3000万ポンド(約44億500万円)と報じられており、2018年8月にミドルスブラから獲得したスペイン人FWアダマ・トラオレ(23)の1800万ポンド(約26億4300万円)を大きく超え、クラブレコードとなるようだ。 母国クラブ・アメリカでキャリアをスタートしたヒメネスは、2014年にアトレティコ・マドリーへ加入。だが、同クラブでは思うように出場機会を得られず、翌年にベンフィカへ完全移籍した。ベンフィカでは在籍3年間で1度もリーグ戦2桁ゴールを記録できなかったものの、準主力としてリーグ連覇に貢献。今季はリーグ戦33試合に出場し6ゴール7アシストの数字を残していた。 一方、メキシコ代表では通算69キャップで15ゴールと目立った数字は残せていないものの、小兵アタッカーの目立つチームの中で190cmの恵まれたサイズを武器に空中戦やポストプレーで存在感を放地、2012年のロンドン五輪では金メダル獲得にも貢献していた。 2019.04.04 11:30 Thu3
「ここに居ることが奇跡」頭蓋骨骨折から奇跡の復帰を遂げたヒメネスが回想、同様の事故に遭ったレジェンドの支えも明かす
頭蓋骨骨折から復帰したウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが、当時を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 メキシコ代表のエースとしてプレーし、ウォルバーハンプトンでもストライカーとして活躍していたヒメネス。しかし、2020年11月に悲劇が襲う。 アーセナルとの一戦に出場していたヒメネスだったが、空中戦の競り合いでアーセナルの元ブラジル代表DFダビド・ルイスと激突。頭部同士の衝突となったなか、ヒメネスは頭蓋骨を骨折する重傷。外傷性脳損傷とも診断され、当初は引退も囁かれたが、2021年2月にトレーニングに復帰。今シーズンの開幕戦であるレスター・シティ戦にも先発フル出場を果たしていた。 奇跡的な復帰を遂げたヒメネスはメディアに向けて当時のことを振り返った。 「最初の瞬間から、外科医とドクターは僕に何が起きたのか、そしてリスクを教えてくれた」 「ところどころ聞きたいものではなかったけど、それが彼らの仕事だ。彼らは僕がここに居ることが奇跡だと言っていた」 「骨が折れ、脳内に少し出血があった。そのため、手術を迅速に行う必要があり、ドクターの仕事は本当に素晴らしかった」 「最初から彼らは僕を親身にサポートしてくれた。頭蓋骨骨折は、僕たち全員が治癒すると予想していたよりも長くかかった。僕がここに居るのは本当に奇跡なんだ」 2月にトレーニングに戻ったヒメネスは、2020-21シーズンはその後の出場はなし。プレシーズンが始まった7月に完全にトレーニングに合流し、親善試合でゴールも記録した。 そのヒメネスだが、試合のために特別に作られたヘッドギアを着用している。このヘッドギアはキャリアを終えるまでつけ続けることになるもの。 「足首のケガやヒザのケガのようなものだといつも思っていた。回復した後、好きなことをやり直すつもりだよ」 「自分のキャリアを終えたり、選手を辞めたりすることを考えたことはなかった。その可能性はあったけど、僕はいつだって戻ってくると確信していたんだ」 プレミアリーグではヒメネスと同様に頭蓋骨を骨折した選手がいる。最も記憶にあるものはチェルシーの元チェコ代表GKペトル・チェフだろうか。2006年にボールを滑りながらキャッチに行ったところ、相手のヒザが側頭部に入り、頭蓋骨を陥没骨折。緊急の手術を行い見事に復帰。その後はトレードマークともなったが、ヘッドギアを引退まで着用し続けた。 昨シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督の解任後にトッテナムで暫定監督を務めていたライアン・メイソンも頭蓋骨を骨折している。2017年1月、ハル・シティ在籍時にチェルシー戦で頭蓋骨を骨折。その後復帰はしたものの、プレーすることなく2018年2月に引退している。 また、最近では2018年8月にマイケル・キーンが頭蓋骨を骨折している。激しいプレーを提供してくれる一方で、危険とは隣り合わせだ。 ヒメネスはチェフと連絡を取り合っていると明かし、同じケガを負った者同士、わかり合うことが多いという。 「僕はペトルと連絡を取り合っている。彼は僕が必要な時にメッセージを送ってくれる」 「かつてチームがロンドンに行った時、彼はドクターと一緒にホテルに来て、ヘルメットの1つを持ってきたんだ。僕たちが同じようなことができるかを確認しにきてくれた。彼らは僕を知らなくても助けてくれる」 ヘッドギアに関しても改良を加えているヒメネス。しかし、やはり着けないでプレーしたいという考えはあるようだ。 「もし僕が使えるかを選べたら、使わないね。普通にプレーをする」 「でも、ドクターは僕にとってより危険になる可能性を防ぐため、保護のためだと僕に言った」 「ヘッドギアなしでプレーするのは良い気分だけど、僕はドクターらの許可がなければならないことを知っている。彼らは僕が使用することが最善であると言う」 ウォルバーハンプトンは、22日に行われるプレミアリーグ第2節をホームのモリニュー・スタジアムで戦う。スタンドにファンが戻って始まっているリーグ。久々に声援を聞いてプレーすることが可能だ。 さらに、相手はトッテナム。昨シーズンまでチームを率いた、ヌーノ・エスピリト・サント監督が率い、退任後初めて戻ってくるとあり、大きな盛り上がりを見せることだろう。 ヒメネスはプレーを楽しみたいとし、ファンの前で良いパフォーマンスを見せたいと意気込んだ。 「僕は本当に気分が良いよ。9カ月近くいなかったから、改めて選手になったような気がする」 「今、僕はチームと一緒にトレーニングをし、プレシーズン全体を過ごしてきた。復帰して、シーズンを再開するのはふさわしい瞬間だった」 「ファンが僕の名前を呼ぶ瞬間を待ちわびている。ケガをする前は、僕は良いプレーをしていた。チームは本当に良いプレーをして、ピッチ上で良いパフォーマンスだった」 「僕たちは家族のような者だよ。チームに相応しい場所に戻ることが目標だ」 <span class="paragraph-title">【動画】一時は本当に危険だったヒメネス激突の試合(0:30~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kEYqLpByx5w";</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.08.18 21:45 Wed4
