メキシコ代表、就任4カ月のコッカ監督を解任…東京五輪で銅メダルのロサーノ氏が暫定指揮へ

2023.06.21 09:40 Wed
Getty Images
メキシコサッカー連盟(FMF)は19日、A代表を率いるディエゴ・コッカ監督(51)の解任を発表した。

今年2月からチームディレクターのロドリゴ・アレス・デ・パルガ氏とともに就任したばかりのコッカ監だったが、わずか4カ月の任期に。今後はハイメ・ロサーノ氏が暫定的に指揮を執るという。

メキシコは昨秋のカタール・ワールドカップ(W杯)でグループステージ敗退に終わり、ヘラルド・マルティーノ監督が退任。その後任に指名されたのがアルゼンチン人指導者のコッカ氏だった。
今月にはCONCACAFネーションズリーグの決勝ラウンドを戦ったが、15日の準決勝でアメリカ代表に0-3の敗北。パナマ代表との3位決定戦こそ1-0の勝利に導いたコッカ監督だが、任を解かれた。

暫定的に指揮を執るロサーノ氏は2021年の東京オリンピックでメキシコを指揮。3位決定戦でホスト国の日本代表を破り、銅メダルを獲得した。

ディエゴ・コッカの関連記事

レアル・バジャドリーの2022-23シーズン以来のセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)降格が決定した。 昨季セグンダ・ディビシオンを2位で終え、ラ・リーガ復帰を果たしたバジャドリー。2023年4月から指揮を執るパウロ・ペッツォラーノ監督の下で迎えた今シーズンは、開幕戦こそ勝利したが以降は黒星が先行し、昨年12月 2025.04.25 11:00 Fri
レアル・バジャドリーは14日、アルゼンチン人指揮官のディエゴ・コッカ氏(52)の新監督就任を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 開幕からのラ・リーガで2勝3分け10敗の最下位に低迷したバジャドリーは先日にパウロ・ペッツォラーノ監督を解任。その後、ユースチームを率いるアルバロ・ルビオ監督を暫定指揮官に据 2024.12.15 00:16 Sun
メキシコサッカー連盟(FMF)は10日、メキシコ代表の新監督にアルゼンチン人指揮官のディエゴ・コッカ氏(51)を招へいしたことを発表した。 メキシコ代表はアルゼンチン代表、ポーランド代表、サウジアラビア代表とともにカタール・ワールドカップ(W杯)でグループCに入り、3試合を戦って勝ち点4を獲得。しかし、得失点差で 2023.02.11 11:25 Sat
メキシコ代表の新指揮官候補として、UANLティグレスを率いるアルゼンチン指揮官のディエゴ・コッカ監督(50)が浮上している。 メキシコ代表はアルゼンチン代表、ポーランド代表、サウジアラビア代表とともにカタール・ワールドカップ(W杯)でグループCに入り、3試合を戦って勝ち点4を獲得。だが、得失点差で2位のポーランド 2023.02.09 23:30 Thu

メキシコの関連記事

アメリカサッカー連盟とメキシコサッカー連盟は30日、2027年の女子ワールドカップ(W杯)の招致に関して、立候補を取り下げることを発表した。なお、2031年のW杯招致に動くという。 2023年にオーストラリアとニュージーランドの共催で行われ、スペイン女子代表が初優勝を果たしていた。 2026年にはアメリカ、 2024.04.30 20:25 Tue
CONCACAFネーションズリーグ決勝のメキシコ代表vsアメリカ代表が現地時間24日に開催され、2-0で勝利したアメリカが大会3連覇を達成した。 立ち上がり5分のアメリカはゴールエリア内左でフリーとなったクリスチャン・プリシックがシュート。だが、至近距離でのフィニッシュは、GKギジェルモ・オチョアにスーパーセーブ 2024.03.25 20:40 Mon
メキシコサッカー連盟(FMF) とアディダスは14日、新ユニフォームを発表した。 2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)では、グループステージ敗退に終わったメキシコ。その後ディエゴ・コッカ監督を招へいしたもののわずか4カ月で解任。現在は2021年の東京オリンピックでメキシコを指揮したハイメ・ロサーノ氏が指揮 2024.03.14 18:10 Thu
メキシコ女子代表がアメリカ女子代表を下す波乱を演じた。 今年から新設され、アメリカを舞台に行われている2024CONCACAF W ゴールドカップにて、グループAで同居したメキシコとアメリカ。 FIFAランキング35位のメキシコは1勝1分け、同2位のアメリカは2連勝で迎えたグループステージ(GS)最終節で両 2024.02.28 16:00 Wed
かつてイングランド代表を指揮したスウェーデン人指揮官のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏(75)が、末期ガンであることを告白した。 エリクソン氏は、クラブチームではベンフィカ、ローマ、フィオレンティーナ、サンプドリア、ラツィオなどを指揮。2001年から2006年までイングランド代表を指揮し、日韓ワールドカップとドイツ 2024.01.11 19:35 Thu

記事をさがす

メキシコの人気記事ランキング

1

選手の股間をヒザ蹴りした主審は12試合出場停止処分、蹴られた選手も2試合出場停止

メキシコサッカー連盟(FMF)は4日、愚行に出たフェルナンド・エルナンデス主審への処分を発表した。 事件が起きたのは1日に行われたリーガMX・クラウスーラ第13節のクラブ・アメリカvsレオンの一戦。2位のレオンと3位のクラブ・アメリカの対戦となり、共にCONCACAFチャンピオンズリーグの出場権を争う上位対決となったが、主審のフェルナンド・エルナンデス氏が問題を起こした。 0-1でレオンがリードした中、63分にCKからのこぼれ球を繋ぎ、クラブ・アメリカのディエゴ・バルデスがネットを揺らして1-1の同点に追いつく。しかし、このシーンに対してレオンの選手たちが猛抗議。主審にしつこく詰め寄ると、ジャイメ・バレイロがイエローカードをもらう。 その際に、ルーカス・ロメロが主審に身体をぶつけながら抗議。すると、エルナンデス主審は自身のヒザをあげ、ロメロの股間を蹴り上げる形に。ロメロは股間を押さえてピッチに倒れ込むことに。映像で見てもエルナンデス主審は、イラつきが見え、故意に左ヒザを股間目がけて上げているように見えていた。 FMFのの審判委員会は、この件に関して、調査を開始すると発表していたなか、4日に処分が決定。選手に対する暴力行為として、12試合の出場停止処分を課すこととなった。 最悪の結果である懲戒免職などは免れたが、審判としては大きな汚点となる処分となった。 なお、この試合では問題行動が他にも見られ、両クラブのテクニカル・ディレクターは暴力行為に関与したとして、それぞれ2試合の出場停止処分となった。 また、主審への抗議を見せていたロメロに対しては、スポーツマンシップとフェアプレーの原則に違反したとし、2試合の出場停止処分が課されている。 <span class="paragraph-title">【動画】とんでもない主審、抗議する選手の股間を蹴り上げる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="X6525mfiAuI";var video_start = 337;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.05 10:45 Wed
2

チチャリートの祖父バルカザール氏が死去… 親子3代でW杯に出場

メキシコサッカー協会は27日、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスの祖父であるトマス・バルカザール・ゴンサレス氏が亡くなったことを発表した。88歳だった。 1948年からメキシコのグアダラハラで公式戦346試合に出場したバルカザール氏は、1953年にメキシコ代表デビューを飾ると、翌年にスイスで開催されたワールドカップ(W杯)にも出場。グループステージのフランス代表戦ではゴールを記録していた。 また、同氏の娘の夫であるハビエル・エルナンデス・グティエレス氏も、かつてメキシコ代表として1986年に母国開催のW杯に出場。さらに、孫のハビエル・エルナンデスも3度のW杯(2010、2014、2018)に出場しており、親子3代にわたってW杯出場を果たしていた。 メキシコサッカー協会はツイッターにて「メキシコサッカー界のレジェンドであるトマス・バルカザールの死を悼みます。家族や友人の皆様、お悔やみ申し上げます。安らかに」と声明を発表している。 なお、バルカザール氏の死因は明かされていない。 2020.04.28 02:20 Tue
3

フィジーに先制許すもメキシコがグティエレスの4発で逆転勝利《リオ五輪》

▽U-23メキシコ代表は7日、リオ・デジャネイロ オリンピック(五輪)グループC第2節でU-23フィジー代表と対戦し、5-1で大勝した。 ▽初戦のU-23ドイツ代表戦を2-2と引き分けたロンドン五輪王者メキシコが、U-23韓国代表に0-8と惨敗したフィジーと対戦した一戦。 ▽試合は10分、ロングボールに対して不用意な飛び出しを見せたGKの隙を突いて、ボックス手前中央のクリシュナにヘディングシュートを決められ、メキシコはまさかの先制を許してしまう。 ▽流れの悪いメキシコは35分にピサーロに代えてシスネロスを投入。しかし、前半のうちに追いつけず後半へ折り返した。その後半頭からロサーノに代えてアルフォンソ・ゴンサレスを投入したメキシコが攻勢を強めると、開始3分に同点とする。右サイドゴールライン際からのクロスをボックス中央で受けたエリック・グティエレスがゴール右へシュートを流し込んだ。 ▽勢いに乗るメキシコは55分に逆転する。浮き球パスを受けたグティエレスが胸トラップからGKの手を弾くシュートを決めて逆転に成功した。さらに58分、右サイドゴールライン際からのクロスをまたもグティエレスがダイビングヘッドで決めて、フィジーを突き放す。 ▽結局、67分に右CKからサルセドが合わせて4点目を決めたメキシコは、73分にもノっているグティエレスがループシュートを決めて5-1とし大勝。終わってみれば勝ち点3を積み上げ今大会初勝利を挙げている。メキシコはグループステージ最終戦で韓国と対戦する。 2016.08.08 04:08 Mon
4

ビジャレアルがメキシコ代表DFラユン獲得を正式発表! 契約期間は3年間

▽ビジャレアルは11日、ポルトのメキシコ代表DFミゲル・ラユン(30)と完全移籍で合意したことを発表した。契約期間は、2021年夏までの3シーズンとなる。 ▽フランス『レキップ』の直前の報道によると、移籍金は400万ユーロ(約5億2000万円)。今年1月にはセビージャに買い取りオプション付きのレンタルで加入し、公式戦18試合2ゴールという記録を残していた。 ▽これまでアタランタやクラブ・アメリカ、グラナダ、ワトフォードを渡り歩いてきたラユンは、2015年にポルトへ加入。右利きながら左足もそん色なく扱う両利きの同選手は、両サイドの複数ポジションでプレー可能な攻撃的な左サイドバックとして、ポルトでの公式戦79試合に出場し11ゴール23アシストを記録していた。 ▽メキシコ代表として参加したロシア・ワールドカップ(W杯)では、チームの全4試合に先発。ベスト16進出に貢献していた。 2018.07.11 19:10 Wed
5

「満足して帰る」東京五輪で退任のメキシコ代表監督、銅メダルに感謝「選手たちのおかげ」

U-24メキシコ代表のハイメ・ロサーノ監督が、U-24日本代表との3位決定戦を振り返った。 6日、東京オリンピックの男子サッカー3位決定戦が行われ、メキシコは日本と対戦した。 メキシコはブラジルに、日本はスペインに敗れて臨んだ3位決定戦。勝った方がメダリストになれるという重要な一戦だった。 グループステージで日本に敗れたメキシコだったが、この日は立ち上がりから押し込んでいく。 すると13分にMFセバスティアン・コルドバがPKを決めて先制。22分にはそのコルドバのFKからDFヨハン・バスケスがヘディングシュートを決めてリードを広がる。 さらに58分にはCKからアレクシス・ベガがヘディングで追加点。リードを3点とする。 その後は日本に攻め込まれることもあったがなんとか守ると、三笘薫の1ゴールに抑えて終了。3-1で勝利し、銅メダルを獲得した。 ロサーノ監督は銅メダル獲得となった日本戦を振り返り、チームに自信を与えてくれたリーグやサッカー連盟に感謝した。 「我々はお互いをよく知っていた。だから、力強く、正確に、果敢にプレーし、その結果が3ゴールとなった」 「オリンピックでのメダル獲得は、我々が求めていたものであり、満足して帰ることができる。選手のみんなと、この素晴らしいプロジェクトを率いる自信を与えてくれた、リーガMXに感謝する」 また、この東京オリンピックを最後にU-24メキシコ代表の監督を退任することとなるロサーノ監督。ただ、良い話をしたいと語った。 「私はこのプロセスを約3年前に始めたが、大会までそこに居て、そこから去ることを明確にしていた。今ここに居ることはなんとも言えない」 「私は腰を据えてディレクターたちと話をし、良い条件にたどりつけると思っている。ドアを決して閉めたりはしないが、決定は下され、双方にとって何がベストかを定義する」 また、改めてメダル獲得については選手たちに感謝。目標を達成できたことを喜んだ。 「選手たちに感謝する。これを成し遂げられたのは選手たちのおかげだからだ。同じぐらい優秀で素晴らしい世代がいることは幸運だ。非常に重要でありながら、簡単ではない目的を達成することができた」 2021.08.06 23:40 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly