「ルイスが言ったことはすべて真実」、バルベルデが同胞スアレスのビエルサ監督に対する一連の批判的な発言に言及
2024.10.08 20:10 Tue
バルベルデが代表の問題に言及
ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、同胞FWルイス・スアレスによるマルセロ・ビエルサ監督に関する先日のコメントがすべて事実であると認めた。スペイン『レレボ』が伝えている。
“エル・ロコ(変人)”の愛称で知られるビエルサ監督の下、直近のコパ・アメリカでは3位、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選ではここまで3位と安定した戦績を残しているラ・セレステ。
その一方で、チームマネジメントやトレーニング環境の整備に関して独特なスタイルを持つアルゼンチン人指揮官の手法は賛否両論を巻き起こすもので、先日に代表を引退したスアレスは母国のテレビ番組『De Futbol se Habla asi』で指揮官のマネジメントに関する不満を暴露していた。
「セレステ・コンプレックスでは、従業員は僕らプレーヤーに対して通り過ぎて挨拶したり、一緒に食事をしたりすることが許されていない。彼らは入らなければならないドアの向こう側でも身なりを整えなければならない。彼らが今日、コンプレックスでこんな生活を送っているなんて、心が痛むよ」
「マティアス・ベシーノは最初にそれを予見していた。30歳のベシーノのような男が、ある日突然(代表チームを)去ったという事実に誰も疑問を抱かないのか?」
ウルグアイ国内で大きな波紋を残した一連の発言に関しては、指揮官との確執も伝えられたベテランストライカーによる誇張と捉える向きもあったが、今回のインターナショナルマッチウィークで合流直後に地元メディアのインタビューに応じた中心選手のバルベルデは、スアレスの発言がすべて事実だと認めた。
「ルイスが言ったことはすべて真実だ。彼は一度も嘘をついたことはなく、真実ではないことを言ったこともない。彼は決して誇張せず、ありのままを語った」
その上でバルベルデは「並外れた情熱」を持ってフットボールに携わる指揮官へのリスペクトを口にしつつ、これまで同様にチームの問題を解決するために腹を割った話し合いが必要であると、あくまでポジティブに現状を改善していきたいとも語った。
「僕としては、そして他のすべての言及と同様に、ドレッシングルームで話している。チームとしていつものように互いに話し合い、改善していきたい」
ここまでは選手サイドの言い分が強調される状況となっており、次の公式会見の場ではビエルサ監督による一連の指摘に関する見解が語られることになる。
“エル・ロコ(変人)”の愛称で知られるビエルサ監督の下、直近のコパ・アメリカでは3位、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選ではここまで3位と安定した戦績を残しているラ・セレステ。
その一方で、チームマネジメントやトレーニング環境の整備に関して独特なスタイルを持つアルゼンチン人指揮官の手法は賛否両論を巻き起こすもので、先日に代表を引退したスアレスは母国のテレビ番組『De Futbol se Habla asi』で指揮官のマネジメントに関する不満を暴露していた。
「マティアス・ベシーノは最初にそれを予見していた。30歳のベシーノのような男が、ある日突然(代表チームを)去ったという事実に誰も疑問を抱かないのか?」
「多くのプレーヤーが監督に、せめて『おはよう』の挨拶をするよう求めるミーティングを開いたけど、監督は挨拶すらしない」
ウルグアイ国内で大きな波紋を残した一連の発言に関しては、指揮官との確執も伝えられたベテランストライカーによる誇張と捉える向きもあったが、今回のインターナショナルマッチウィークで合流直後に地元メディアのインタビューに応じた中心選手のバルベルデは、スアレスの発言がすべて事実だと認めた。
「ルイスが言ったことはすべて真実だ。彼は一度も嘘をついたことはなく、真実ではないことを言ったこともない。彼は決して誇張せず、ありのままを語った」
その上でバルベルデは「並外れた情熱」を持ってフットボールに携わる指揮官へのリスペクトを口にしつつ、これまで同様にチームの問題を解決するために腹を割った話し合いが必要であると、あくまでポジティブに現状を改善していきたいとも語った。
「僕としては、そして他のすべての言及と同様に、ドレッシングルームで話している。チームとしていつものように互いに話し合い、改善していきたい」
ここまでは選手サイドの言い分が強調される状況となっており、次の公式会見の場ではビエルサ監督による一連の指摘に関する見解が語られることになる。
フェデリコ・バルベルデの関連記事
ウルグアイ代表の関連記事
W杯予選の関連記事
記事をさがす
|
フェデリコ・バルベルデの人気記事ランキング
1
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat2
バルベルデのシュートが隣のマンション直撃!家主は悲鳴もファンは物件に嫉妬?「試合見放題じゃん」「この部屋住みたい」
レアル・マドリーのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが驚愕のシュートを放った。 7日にバジェカスで行われたラ・リーガ第13節のラージョ・バジェカーノ戦を2-3で落とし、今シーズンリーグ戦初の黒星を喫したマドリー。バルベルデはフル出場を果たしていた。 ラージョ戦の後半アディショナルタイムにはこんな珍事が。1点を追いかけるマドリーが左CKを獲得すると、マルコ・アセンシオのキックのこぼれ球がバルベルデのもとへと転がる。 バルベルデは難しい体勢からダイレクトでシュートを放ったが、上手く捉えられなかったボールは枠の大きく上を飛んでいくと、そのままゴール裏のないスタジアムを越え、隣接しているマンションの一室へと吸い込まれていった。 バルコニーで観戦していた家主は試合の動画を撮影していたようで、シュートが向かってくる瞬間もリアルタイムで撮影。その動画には、「そこゴールちゃう、家や」、「どこまで飛ばすんだ」といったコメントのほか、「この部屋住みたい」、「試合見放題じゃん」とサッカーファンにとっては好立地の物件を羨む声が上がっている。 なお、このボールはさすがにボールボーイも回収できず、住民がゲットしたようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】シュートが一直線に向かってくる!マンションの住民が実際に撮影していた映像</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¿Te imaginas que un balón chutado por Fede Valverde entre por tu terraza y acaba en tu salón? <br><br>Ayer ocurrió. Hamza estaba viendo el Rayo - Real Madrid desde su balcón y...<br><br>Entramos en su casa para que nos lo cuente él mismo. <br><br> <a href="https://t.co/awKGahVOco">https://t.co/awKGahVOco</a> <a href="https://t.co/sT8JNuVyPo">pic.twitter.com/sT8JNuVyPo</a></p>— Relevo (@relevo) <a href="https://twitter.com/relevo/status/1589947999899504640?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.09 12:05 Wed3
ムバッペ不在のマドリー、バルベルデの後半ATゴラッソで堅守アスレティック撃破【ラ・リーガ】
レアル・マドリーは20日、ラ・リーガ第32節でアスレティック・ビルバオをホームに迎え、1-0で競り勝った。 前節はムバッペが退場した中、アラベスにウノセロ辛勝とした2位マドリー(勝ち点69)は首位バルセロナを暫定7ポイント差で追う中、4日前に行われたチャンピオンズリーグではアーセナルに敗れてベスト8敗退となった。そのアーセナル戦のスタメンから3選手を変更。出場停止のムバッペが欠場となり、セバージョスが先発となった。 ヨーロッパリーグでベスト4に勝ち上がった4位アスレティック(勝ち点57)に対し、ヴィニシウスとロドリゴがワイドに開き、ベリンガムが中央で構える[4-3-1-2]で臨んだマドリーがボールを持つ入りとなる。 しかし重心を下げて対応するアスレティックを打開しきれず時間が経過。28分にようやくヴィニシウスがドリブルからの強烈なミドルシュートで牽制したマドリーは、36分にCKからバルベルデのヘディングシュートで初のオンターゲットを記録した。 ハーフタイムにかけても押し込んだマドリーだったが、決定機を生み出すには至らずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始2分にボックス左からロドリゴがコントロールシュートでゴールに迫ったマドリーが良い入りとすると、2分後にもカマヴィンガがボックス左まで持ち上がってGK強襲のシュートとギアを上げていく。 攻勢のマドリーはセバージョス、バルベルデとミドルシュートで牽制すると、61分に決定機。左サイドのヴィニシウスの右足アウトでの絶妙クロスにベリンガムがヘッド。枠を捉えたシュートだったが、GKウナイ・シモンのファインセーブに阻まれた。 さらに直後のCKからまたもベリンガムがヘッドで合わせる好機もわずかに枠を外れたマドリーは67分、バルベルデのカットインシュートで牽制。 そして79分には均衡を破りかける。ヴィニシウスが左サイドからのカットインシュートでネットを揺らしたが、その前にエンドリッキにオフサイドがあったとしてノーゴールに。 不運な判定に見舞われ、このまま引き分けやむなしかと思われたが、追加タイム3分に劇的弾。ボックス右からバルベルデの放った強烈なボレーでネットを揺らした。 バルベルデのゴラッソで競り勝ったマドリーがバルセロナとの4ポイント差を維持している。 レアル・マドリー 1-0 アスレティック 【レアル・マドリー】 フェデリコ・バルベルデ(後48) 2025.04.21 07:26 Mon4
【2023-24 ラ・リーガベストイレブン】優勝マドリーから最多5名、躍進ジローナから3名選出
2023-24シーズンのラ・リーガは全日程を消化しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆ラ・リーガベストイレブン GK:ウナイ・シモン DF:カルバハル、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:バルベルデ、アレイシ・ガルシア、ベリンガム、クロース FW:ドフビク、グリーズマン GK ウナイ・シモン(26歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:36(先発:36)/失点数:33 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サモラ賞初受賞。ラ・ロハでもポジションを争うレミロとの熾烈なサモラ賞争いを制して初受賞。ルニンやバジェスといった選手の活躍も光ったが、やはり偉大なる個人賞に敬意を評して最優秀GKに選出。2022-23のUEFAネーションズカップ制覇貢献によって自信や存在感が増し、よりGKとして成熟した印象だ。 DF ダニエル・カルバハル(32歳/レアル・マドリー) 出場試合数:28(先発:25)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 世界屈指のラテラルとして存在感。飛車角抜きの状況で臨んだシーズンでフル稼働のリュディガーと共に、リーグ最少失点の堅守を見事に支えた。さらに、持ち味の攻撃面でも4ゴール3アシストにビルドアップの起点としても機能。ビッグマッチにおける安定感、勝負強さも含めて素晴らしいシーズンを過ごした。 DF ダニ・ビビアン(24歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:33(先発:31)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アスレティックの堅守支えたディフェンスリーダー。イニゴ・マルティネスのバルセロナ移籍によって今季は経験豊富なジェライのバックアップを受けながらディフェンスラインの主軸として活躍。バスク人らしい屈強なフィジカルを武器に、対人守備で無類の強さを披露。攻守両面でまだまだ粗削りな部分も見受けられるが、今季のソリッドなパフォーマンスが評価されてラ・ロハ入りも果たし、ユーロ2024での活躍も期待されるところだ。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:33(先発:30)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最少失点の立役者。守護神クルトワにミリトン、アラバの長期離脱で火の車となったエル・ブランコの守備陣をカルバハルと共に見事に統率。地対空の対人戦で無類の強さをみせ、無理の利く守備で再三のピンチの芽を積み続けた。今季は悪癖であるリスキーなプレー選択も減り、頼もしいディフェンスリーダーだった。 DF ミゲル・グティエレス(22歳/ジローナ) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ミラクル・ジローナで躍動。加入2年目で完全ブレイクを果たした左のラテラルは、ミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担った。攻撃ではインテリオールとして組み立てに参加しながらドリブラーのサヴィオを適切な立ち位置でサポートし、崩しの局面に参加。傑出した運動量とアスリート能力、戦術理解度を武器に、戦術上のキーマンの一人となった。さらに、2ゴール7アシストという数字面の貢献度も非常に高かった。 MF フェデリコ・バルベルデ(25歳/レアル・マドリー) 出場試合数:37(先発:33)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 稀代の名将が全幅の信頼置く世界屈指のダイナモ。多士済々のタレントを中盤に有するマドリーでは比較的ターンオーバーが行われているが、最多37試合出場という事実からもわかるように、アンチェロッティ監督はウルグアイ代表MFを最も替えが利かない選手と捉えている。今季は2ゴール7アシストと、7ゴール4アシストを記録した昨季に比べて数字上のインパクトは欠いたが、変則的な布陣において攻守両面で中盤、右サイドの広大なエリアをカバーしたその運動量と献身性、効果的なプレー判断はマドリーの独走優勝において非常に重要だった。 MF アレイシ・ガルシア(26歳/ジローナ) 出場試合数:37(先発:36)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進ジローナのカピタン。過去にマンチェスター・シティに青田買いされたこともあり、10代から将来を嘱望された大器は紆余曲折を経て2021年に2度目の加入となったジローナでその才能を開花。今季はチームの“心臓”として中盤に君臨し、卓越した戦術眼、パスセンスを武器にオーガナイザーとして攻撃のテンポ、リズムを司った。また、高精度の右足のキックを活かして3ゴール6アシストと決定的な仕事にも絡んだ。なお、直近の報道では同胞シャビ・アロンソ率いるレバークーゼン行きが濃厚だ。 MF ジュード・ベリンガム(20歳/レアル・マドリー) 出場試合数:28(先発:27)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シーズンMVP。1億ユーロ超えの高額な移籍金によって鳴り物入りでの加入となった中、シーズン序盤の活躍で目の肥えたマドリディスタのハートをわしづかみにした。後半戦は勤続疲労や細かいケガの影響でパフォーマンスを落としたが、前半戦から終盤手前までは文句なしでエル・ブランコの絶対的な主役だった。 MF トニ・クロース(34歳/レアル・マドリー) 出場試合数:33(先発:24)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 稀代のマエストロが最高のフィナーレ迎える。バルベルデと共に中盤の絶対的な主力としてハイパフォーマンスを披露。傑出した戦術眼とパスセンスでエル・ブランコの中盤に君臨し、複数のシステムや前線のタレントに合わせた抜群のゲームメークによって、ほぼすべての試合でチームに優位性をもたらせた。多くのフットボールファンはあと数年はそのプレーを拝みたいところだったが、以前から公言していた通り、トップレベルでの現役引退を決断した。 FW アルテム・ドフビク(26歳/ジローナ) 出場試合数:36(先発:32)/得点数:24 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初挑戦のラ・リーガでピチーチ獲得。ウクライナ代表での活躍によって一部では知られた存在ではあったものの、加入時点ではほぼ無名の存在だったが、シーズンを通してゴールを量産してジローナ躍進の立役者となった。189cmの恵まれた体躯もあり純然たるターゲットマンという印象だが、空中戦とポストワークを特長としながらもオフ・ザ・ボールの動き出しの巧さ、個での打開力、中盤的な資質も持つ万能型だ。そして、パワフル且つ精度の高い左足のフィニッシュでゴールを量産し、最終節のトリプレーテでセルロートを振り切って単独での得点王に輝いた。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:33(先発:31)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コルチョネロスのエースとして奮闘。2トップの一角での配置ながら実質前線と中盤を繋ぐフリーマンとして振る舞い、卓越したテクニックと戦術眼を武器にコルチョネロスの攻撃を牽引。前半戦から中盤戦はモラタと、終盤戦はアンヘル・コレアやデパイといった異なる相棒を巧みに活かしながら16ゴール6アシストをマーク。今季はルイス・アラゴネスを抜きクラブ歴代最多ゴール記録を181ゴールまで更新し、新シーズンは200ゴールの大台を狙う。 2024.06.06 21:01 Thu5
「ルイスが言ったことはすべて真実」、バルベルデが同胞スアレスのビエルサ監督に対する一連の批判的な発言に言及
ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、同胞FWルイス・スアレスによるマルセロ・ビエルサ監督に関する先日のコメントがすべて事実であると認めた。スペイン『レレボ』が伝えている。 “エル・ロコ(変人)”の愛称で知られるビエルサ監督の下、直近のコパ・アメリカでは3位、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選ではここまで3位と安定した戦績を残しているラ・セレステ。 その一方で、チームマネジメントやトレーニング環境の整備に関して独特なスタイルを持つアルゼンチン人指揮官の手法は賛否両論を巻き起こすもので、先日に代表を引退したスアレスは母国のテレビ番組『De Futbol se Habla asi』で指揮官のマネジメントに関する不満を暴露していた。 「セレステ・コンプレックスでは、従業員は僕らプレーヤーに対して通り過ぎて挨拶したり、一緒に食事をしたりすることが許されていない。彼らは入らなければならないドアの向こう側でも身なりを整えなければならない。彼らが今日、コンプレックスでこんな生活を送っているなんて、心が痛むよ」 「マティアス・ベシーノは最初にそれを予見していた。30歳のベシーノのような男が、ある日突然(代表チームを)去ったという事実に誰も疑問を抱かないのか?」 「多くのプレーヤーが監督に、せめて『おはよう』の挨拶をするよう求めるミーティングを開いたけど、監督は挨拶すらしない」 ウルグアイ国内で大きな波紋を残した一連の発言に関しては、指揮官との確執も伝えられたベテランストライカーによる誇張と捉える向きもあったが、今回のインターナショナルマッチウィークで合流直後に地元メディアのインタビューに応じた中心選手のバルベルデは、スアレスの発言がすべて事実だと認めた。 「ルイスが言ったことはすべて真実だ。彼は一度も嘘をついたことはなく、真実ではないことを言ったこともない。彼は決して誇張せず、ありのままを語った」 その上でバルベルデは「並外れた情熱」を持ってフットボールに携わる指揮官へのリスペクトを口にしつつ、これまで同様にチームの問題を解決するために腹を割った話し合いが必要であると、あくまでポジティブに現状を改善していきたいとも語った。 「僕としては、そして他のすべての言及と同様に、ドレッシングルームで話している。チームとしていつものように互いに話し合い、改善していきたい」 ここまでは選手サイドの言い分が強調される状況となっており、次の公式会見の場ではビエルサ監督による一連の指摘に関する見解が語られることになる。 2024.10.08 20:10 Tueウルグアイ代表の人気記事ランキング
1
「ルイスが言ったことはすべて真実」、バルベルデが同胞スアレスのビエルサ監督に対する一連の批判的な発言に言及
ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、同胞FWルイス・スアレスによるマルセロ・ビエルサ監督に関する先日のコメントがすべて事実であると認めた。スペイン『レレボ』が伝えている。 “エル・ロコ(変人)”の愛称で知られるビエルサ監督の下、直近のコパ・アメリカでは3位、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選ではここまで3位と安定した戦績を残しているラ・セレステ。 その一方で、チームマネジメントやトレーニング環境の整備に関して独特なスタイルを持つアルゼンチン人指揮官の手法は賛否両論を巻き起こすもので、先日に代表を引退したスアレスは母国のテレビ番組『De Futbol se Habla asi』で指揮官のマネジメントに関する不満を暴露していた。 「セレステ・コンプレックスでは、従業員は僕らプレーヤーに対して通り過ぎて挨拶したり、一緒に食事をしたりすることが許されていない。彼らは入らなければならないドアの向こう側でも身なりを整えなければならない。彼らが今日、コンプレックスでこんな生活を送っているなんて、心が痛むよ」 「マティアス・ベシーノは最初にそれを予見していた。30歳のベシーノのような男が、ある日突然(代表チームを)去ったという事実に誰も疑問を抱かないのか?」 「多くのプレーヤーが監督に、せめて『おはよう』の挨拶をするよう求めるミーティングを開いたけど、監督は挨拶すらしない」 ウルグアイ国内で大きな波紋を残した一連の発言に関しては、指揮官との確執も伝えられたベテランストライカーによる誇張と捉える向きもあったが、今回のインターナショナルマッチウィークで合流直後に地元メディアのインタビューに応じた中心選手のバルベルデは、スアレスの発言がすべて事実だと認めた。 「ルイスが言ったことはすべて真実だ。彼は一度も嘘をついたことはなく、真実ではないことを言ったこともない。彼は決して誇張せず、ありのままを語った」 その上でバルベルデは「並外れた情熱」を持ってフットボールに携わる指揮官へのリスペクトを口にしつつ、これまで同様にチームの問題を解決するために腹を割った話し合いが必要であると、あくまでポジティブに現状を改善していきたいとも語った。 「僕としては、そして他のすべての言及と同様に、ドレッシングルームで話している。チームとしていつものように互いに話し合い、改善していきたい」 ここまでは選手サイドの言い分が強調される状況となっており、次の公式会見の場ではビエルサ監督による一連の指摘に関する見解が語られることになる。 2024.10.08 20:10 Tue2
伝統の堅守でブラジル撃破のウルグアイ…ビエルサは自身の志向と異なる守備のメンタリティ称える
ウルグアイ代表を率いるマルセロ・ビエルサ監督が、ブラジル代表を破ってのコパ・アメリカ2024準決勝進出を誇った。『ロイター通信』が伝えている。 今大会のグループステージ3連勝でグループCを首位通過したウルグアイは6日、1勝2分けでグループCを2位通過したブラジルと対戦した。 後半半ばにMFナイタン・ナンデスが退場した上、DFロナルド・アラウホ、DFマティアス・ビーニャを負傷交代するアクシデントに見舞われたが、粘り強い守備で90分の戦いを0-0で終えると、PK戦を4-2で制した。 優勝候補撃破で2011年大会以来のベスト4進出に導いた“エル・ロコ”は、自身の志向するアグレッシブなスタイルとは異なる「ウルグアイスタイル」で勝ち取った勝利に満足感を示した。 「起こることはすべてウルグアイスタイルだ。プレーヤーがチームのために全力を尽くすからだ」 「ゴールチャンスはほとんどなく、激しく争われ、非常に接戦で、ボールの保持権もほとんど変わっていなかった。1人欠けたとき、自陣で守備に専念することにした」 「ウルグアイ代表がそうしたように結果を維持したことは、ウルグアイのフットボールの特徴を示している。そして、正確さだけでなく気概も求められるPK戦でも、彼らは非常に冷静だった」 さらに、グループステージでは最多9ゴールを挙げたように自身のスタイルをしっかりとチームに落とし込んでいる鬼才だが、ウルグアイに伝統的に受け継がれているソリッドな守備への敬意についても語っている。 「私は守備よりも攻撃に惹かれるが、今回のように接戦となった試合では、相手よりもチャンスをひとつ多く作り、守備もうまくいった」 「ウルグアイのあるコーチがこう言った…。私にピッチでの守備の仕方を学ぶべきだとね。ウルグアイは守備が非常に安定しており、それは本当だ」 「彼らはメキシコ、アメリカ、ブラジルと対戦し、無失点に抑えた。守備に関しては、私がそれを仕込んだわけではなく、プレーヤーがもともと守備が上手いから、無失点に抑えるのがとても上手だと思うよ」 ビエルサ仕込みの攻撃と、伝統の堅守によって攻守のバランスが際立つウルグアイは、10日に行われる準決勝でコロンビア代表と対戦する。 2024.07.07 19:00 Sun3
「女性や子供たちが人質に取られ…」ダルウィン・ヌニェスらが絡む暴力事件にウルグアイサッカー連盟が声明「十分な安全保障メカニズムがなかった」
ウルグアイサッカー連盟(AUF)は12日、コパ・アメリカ2024の準決勝のウルグアイ代表vsコロンビア代表戦で起きた出来事への声明を発表した。 決勝をかけた戦いとなった中、試合中も両国はヒートアップ。終了後にも一悶着するシーンがあった。 しかし、その後にウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスらがスタンドへと乗り込み、コロンビアのサポーターと殴り合いの乱闘騒ぎに発展。ヌニェスはピッチから椅子を投げ込もうとする姿なども確認され、重い処分が下される可能性が指摘されていた。 南米サッカー連盟(CONMEBOL)も「あらゆる暴力行為を強く非難する」と発表しており、ウルグアイの選手たちを非難する声明を発表した中、AUFは事態の説明とともに、当然の行動だとした。 「様々な形で試合に参加したウルグアイのファン全員に影響を及ぼす言葉の暴力、挑発、様々な攻撃の状況下で、ベンチにいる交代選手とテクニカルエリアの後ろにいたウルグアイのファンのグループが、暴力行為に関与しているのが見られた」 「様々な小競り合いが激化し、最終的にはチームの選手やスタッフの家族数名が巻き込まれる事態が発生した。この様な状況に直面し、女性や子供たちが人質に取られ、緊張と絶望の瞬間が訪れる中、数人の選手がスタンドに上がり、彼らの保護を求めた」 「この出来事は、ウルグアイファンの割合が非常に少数で、ほとんどが家族連れであり、この状況に対する十分な安全保障メカニズムがなかった状況で発生したことは注目に値する。 これらの事実と、前述の安全の欠如を考慮すると、選手たちの態度は必然であり、自然なものだった」 「 試合終了後、関係者全員が当局の協力で避難したが、数名がウルグアイサッカー協会の保健サービスによる治療を受け、昨日健康報告書が発行された」 また、試合中からウルグアイのファンが敵意を向けられていたことも明かしている。 「ウルグアイ代表団のリーダー数名とそれに同行した他のファンがいたブースの1つで経験した状況については、試合中ずっとそのセクターが隣にいたファンからの敵意を受けていたことを明らかにしなければならない」 「試合が終わった後、彼らの場所から数メートル離れた別のウルグアイ人グループと対峙した。これに関連し、残念な攻撃のやりとりが発生したが、これは我々が強く非難するものであり、これは、オープンファイルに基づいて我々の機関に適用される可能性のある制裁を損なうことなく、我々側の分析の対象となる」 「協会は124年の創立以来、市民の行動規範を最大限に尊重し、スポーツにおけるあらゆる暴力行為を追放していることを誇りに思っている」 「残念なことに、報告された出来事は、保護の欠如という枠組みの中で家族の健全な概念に違反するものであり、不当ではあるものの人間としては理解できる反応を引き起こした」 <span class="paragraph-title">【動画】家族を守るため…ヌニェスらウルグアイの選手たちがスタンドでファンと殴り合い</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><br><br>(vía <a href="https://twitter.com/the_bonnfire?ref_src=twsrc%5Etfw">@the_bonnfire</a>) <a href="https://t.co/Lso6JpXZbC">pic.twitter.com/Lso6JpXZbC</a></p>— ESPN Deportes (@ESPNDeportes) <a href="https://twitter.com/ESPNDeportes/status/1811224109193613823?ref_src=twsrc%5Etfw">July 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.13 09:25 Sat4
アルゼンチン&ブラジルが揃って敗れる…コロンビアはコパ決勝のリベンジ達成で2位浮上【2026年W杯南米予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選第8節の5試合が10日に行われた。 今節では3位コロンビア代表と首位アルゼンチンの直接対決が実現。先のコパ・アメリカ2024決勝で涙したコロンビアにとって、早々に巡ったリベンジ戦にもなり、負傷のリオネル・メッシを欠くアルゼンチンをホームに迎え撃った。 アルゼンチンは相手バックラインのビルドアップを突いた流れから先制機を作り出すシーンもあったが、25分に左CKのショートコーナーからリターンを受けたハメス・ロドリゲスがクロスを上げると、中央のジェルソン・モスケラがヘッドで叩き込み、コロンビアが先手を奪う。 そのまま試合を折り返したコロンビアだが、後半早々の48分に自陣での横パスをニコラス・ゴンサレスにかっさらわれ、ピンチ。奪った流れでそのまま裏を抜け出したニコラス・ゴンサレスがボックス左から左足フィニッシュで蹴り込み、追いつく。 ミスから追いつかれてしまったコロンビアだが、60分に敵陣中央をショートパスで崩しにかかり、ボックス右で中に切り込もうとしたダニエル・ムニョスが相手のファウルを誘発。VARからのOFRでPKジャッジとなり、これをハメスが冷静に決め切り、再び一歩前に出た。 その後のチャンスを仕留め切れず、守備に回る時間もあったコロンビアだが、見事に2-1の勝利でリベンジ達成。2戦ぶり白星で無敗を続け、2位に浮上した。一方、アルゼンチンは今予選2敗目。首位の座をキープしたが、2位コロンビアと2ポイント差に縮まった。 また、5戦ぶり白星で4位浮上のブラジル代表も7位パラグアイ代表とのアウェイ戦を0-1の黒星。20分にディエゴ・ゴメスのゴールを先制されると、ヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ・ゴエスら攻撃陣も封じられ、2戦ぶりの黒星で順位も5位に後退している。 そんなアルゼンチンとブラジルの躓きを突いていきたいウルグアイ代表だったが、5位ベネズエラとの敵地戦を0-0のドロー。ルイス・スアレスの代表ラストマッチだったパラグアイとの前節に続く2試合連続のゴールレスドローでコロンビアに抜かれ、3位に順位を落とした。 ◆第8節結果 ▽9/10(火) コロンビア代表 2-1 アルゼンチン代表 チリ代表 1-2 ボリビア代表 エクアドル代表 1-0 ペルー代表 ベネズエラ代表 0-0 ウルグアイ代表 パラグアイ代表 1-0 ブラジル代表 ◆順位表 1.アルゼンチン代表(18/+8) 2.コロンビア代表(16/+4) 3.ウルグアイ代表(15/+8) 4.エクアドル代表(11/+2) 5.ブラジル代表(10/+1) 6.ベネズエラ代表(10/-1) ーーーW杯出場ーーー 7.パラグアイ代表(9/-1) ーーー大陸間POーーー 8.ボリビア代表(9/-5) 9.チリ代表(5/-8) 10.ペルー代表(3/-8) ※()内は勝ち点/得失 ※エクアドルは選手の国籍詐称で-3ptからスタート <span class="paragraph-title">【動画】ハメスが1G1A! コロンビアを準Vコパのリベンジ達成に導く</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kEKO3jIJ3mo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 12:20 Wed5