ラツィオがSB不足に…DFヒサイが左大腿二頭筋損傷で離脱へ

2025.02.06 11:45 Thu
ヒサイも1カ月程度の離脱になる模様
Getty Images
ヒサイも1カ月程度の離脱になる模様
ラツィオは6日、アルバニア代表DFエルセイド・ヒサイの負傷を報告した。

ヒサイは3日に行われたセリエA第23節のカリアリ戦に先発出場。しかし、62分に負傷しDFサミュエル・ジゴと交代していた。

ラツィオは、ヒサイが検査を受けたことを発表。左大腿二頭筋に中程度の損傷が確認されたと報告した。
クラブは離脱期間について発表していないものの、通常であれば4〜6週間程度の離脱になるため、セリエAのナポリ戦やミラン戦、コッパ・イタリア準々決勝のインテル戦などが欠場になる見込みだ。

ラツィオはDFヌーノ・タヴァレス、MFマティアス・ベシーノ、DFマヌエル・ラッツァーリも離脱しており、サイドバック不足に陥ってしまった。

エルセイド・ヒサイの関連記事

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 ■アルバニア代表 出場回数:2 2024.06.15 21:30 Sat
アルバニアサッカー連盟(FSHF)は8日、ユーロ2024に臨む最終メンバー26名を発表した。 2大会ぶり2回目の出場となるアルバニア。大会ではイタリア代表、クロアチア代表、スペイン代表と強豪国が集ったグループBから、初の決勝トーナメント進出を目指す。 開幕が刻々と迫るなか、27選手の予備リストからフランクフ 2024.06.10 10:45 Mon
アルバニアサッカー連盟(FSHF)は27日、ユーロ2024に臨むアルバニア代表候補メンバー27名を発表した。 現役時代はアーセナルやバルセロナ、マンチェスター・シティなどで活躍したシウヴィーニョ監督率いるアルバニア。ワールドカップ(W杯)出場はないものの、ユーロは2016年に初出場。今回が2大会ぶり2度目の出場と 2024.05.28 00:10 Tue
ラツィオは17日、ユベントスからイタリア代表DFルカ・ペッレグリーニ(24)を2年間のレンタル移籍で獲得した。 ユベントス側の発表によれば、一定の条件下での買い取り義務が発生する契約とのことで、買い取りの際の移籍金は400万ユーロ(約6億4000万円)になるという。 ペッレグリーニはローマの下部組織出身で、 2023.08.18 06:40 Fri
ナポリが、2年前のクラブ命令違反に関して、元所属のアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイに罰金を科した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 問題に挙げられているのは、2019年11月の監督及び選手らによるクラブ命令違反。当時カルロ・アンチェロッティ監督が率いていたナポリは深刻な成績不振に陥っており、その影響 2021.11.25 17:24 Thu

ラツィオの関連記事

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16が13日に終了。この結果、準々決勝に進出する8チームが決定した。 リーグフェーズ上位に入ったストレートインの8チームと、プレーオフを制した8チームによって争われたラウンド16。 リーグフェーズ上位陣では首位のラツィオ、ローマとの激闘を制したアスレティック・ビルバオ、フラ 2025.03.14 08:06 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグが13日に行われた。 リーグフェーズを1位~8位で終えたストレートイン8チームと、プレーオフを制した8チームがホーム&アウェイ形式で準々決勝進出を争うラウンド16。 今ラウンド屈指の好カードとなったアスレティック・ビルバオvsローマは、ホームのアスレティック 2025.03.14 07:56 Fri
ラツィオは11日、ギリシャ代表GKフリストス・マンダス(23)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 母国のアトロミトスFCの下部組織出身のマンダスは、2022年1月にOFIクレタに完全移籍。加入2年目に守護神としてリーグ戦26試合に出場した。 その後、2023年9月にラツィオへステップ 2025.03.11 22:30 Tue
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が2日にホームで行われ、1-2で競り負けたセリエA第27節ラツィオ戦を振り返った。 2連敗で迎えたラツィオ戦。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得のためには負けられない一戦となったが、攻守の切り替えで上回るラツィオに28分、FWマッティア・ザッカーニのゴールを許して先制さ 2025.03.03 10:30 Mon

セリエAの関連記事

記事をさがす

エルセイド・ヒサイの人気記事ランキング

1

新生ラツィオとウルトラスに不穏な空気! ヒサイとムリキがやり玉に…

マウリツィオ・サッリ監督率いる新生ラツィオだが、クラブとサポーターの関係性はあまり良好とは言えないようだ。 昨シーズンのセリエAを6位でフィニッシュしたラツィオは、インテルに引き抜かれたシモーネ・インザーギ前監督の後任としてサッリ監督を招へい。先日のプレシーズンマッチでは快勝を収めるなど、大きくチームスタイルが変わった中で上々の滑り出しを見せている。 その一方で、一部選手を巡ってクラブとウルトラスの関係が悪化している。 昨シーズン限りでナポリを退団したアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイは、エンポリ、ナポリ時代に指導を受けた恩師を追って今夏にラツィオに加入した。 本来であれば、新指揮官の戦術を深く理解し、セリエAでも経験豊富なサイドバックの加入はウルトラスにとっても歓迎すべきもののはずだったが、新シーズン恒例の新加入選手を歓迎するクラブの夕食会で問題が発生した。 ヒサイはこの場で新たなチームメイトを前に歌を歌い、その様子をスペイン代表MFルイス・アルベルトが自身の公式SNSで投稿した。 ただ、この時に歌っていたNetflixで配信中のスペインのテレビドラマシリーズ『ペーパー・ハウス』のテーマソングとして知られる“Bella ciao(さらば恋人よ)”が、ファシストを自認するラツィオのウルトラスの怒りを買ってしまった。 この曲はイタリアの独裁者として知られるベニート・ムッソリーニと対峙したイタリアパルチザンによって歌われた楽曲で、反ファシスト党による自由とレジスタンスの賛美歌として歌われるようになったものだ。 そのため、ヒサイに対してウルトラスはローマで最も目立つ場所の1つであるコルソフランシアの橋に、ヒサイを侮辱するスラングと共に「ラツィオはファシストだ」と書かれたバナーを掲げた。 さらに、一部の過激なサポーターは夕食会が行われたレストランに乗り込もうとしたが、すでにチームがレストランを去っていたことで両者が対峙することはなかった。 なお、今回の一件に関しては意図的ではなかったといえど、ウルトラスを刺激したヒサイの落ち度を指摘する声もあるが、クラブは「プレーヤーを保護し、個人的および政治的利益のために使用されている状況からプレーヤーを排除するのはクラブの仕事だ」との声明を発表。クラブとしてヒサイを保護する旨を伝えた。 また、ヒサイと同様にサポーターのやり玉に挙がっているのが、コソボ代表FWヴェダト・ムリキだ。 ヒサイと異なり、ムリキはサポーターを挑発するような行為は働いていなかったが、昨夏にフェネルバフチェから加入したものの、デビューシーズンにセリエA1ゴールに終わったパフォーマンスが批判を招く結果に。 先日の公開練習ではウルトラスを中心に一部サポーターが、ムリキに対して絶えず罵詈雑言を浴びせかけると、激高したサッリ監督がサポーターの陣取る場所まで向かい、「これ以上、ムリキに何か言ったら全員追い出すぞ」と一喝する一幕もあった。 こちらに関してはピッチ上での貢献によって批判を称賛に変えていくしかないが、ヒサイ同様にサポーターとの関係性は気がかりなところだ。 2021.07.21 17:12 Wed

ラツィオの人気記事ランキング

1

ELベスト8出揃う! スパーズ&ユナイテッドは4大リーグの強豪と準々決勝で対戦

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16が13日に終了。この結果、準々決勝に進出する8チームが決定した。 リーグフェーズ上位に入ったストレートインの8チームと、プレーオフを制した8チームによって争われたラウンド16。 リーグフェーズ上位陣では首位のラツィオ、ローマとの激闘を制したアスレティック・ビルバオ、フランクフルトらに加え、久保建英のレアル・ソシエダ、毎熊晟矢のAZをそれぞれ破ったマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムが突破を決めている。 準々決勝ではトッテナムvsフランクフルト、リヨンvsマンチェスター・ユナイテッドが注目カードとなる。 なお、準々決勝は1stレグが4月10日、2ndレグが同17日に開催予定だ。 ◆EL準々決勝 対戦カード ボデ/グリムト vs ラツィオ トッテナム vs フランクフルト レンジャーズ vs アスレティック・ビルバオ リヨン vs マンチェスター・ユナイテッド 2025.03.14 08:06 Fri
2

アスレティックがローマ撃破で逆転突破! 久保&毎熊はベスト16敗退…【ELまとめ】

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグが13日に行われた。 リーグフェーズを1位~8位で終えたストレートイン8チームと、プレーオフを制した8チームがホーム&アウェイ形式で準々決勝進出を争うラウンド16。 今ラウンド屈指の好カードとなったアスレティック・ビルバオvsローマは、ホームのアスレティックが3-1で勝利した。この結果、2戦合計4-3としたアスレティックの準々決勝進出が決まった。 1stレグはホームのローマが劇的な2-1の逆転勝利で収めたなか、アスレティックホームのの2ndレグでは互いにサスペンションや負傷者の影響で若干メンバーを入れ替えて相対した。 拮抗した入りとなったが、ローマに痛恨のアクシデント発生。最後尾でボールを持ったフンメルスが横パスをサンナディにカットされると、すかさずスライディングタックルで倒す。ゴールから距離があり、味方のマンチーニもギリギリでカバーできそうな位置にいたが、決定機阻止でのレッドカードが掲示された。 試合開始15分を経たずに数的優位を得たアスレティックはここから攻勢を強めていく。ニコ・ウィリアムズ、イニャキ・ウィリアムズの両サイドを起点に仕掛けると、サンナディのGKとの一対一や左サイドのニコが得意のカットインから右足シュートと決定機を作り出すが、シュートミスや右ポストに阻まれる。 以降も集中したローマの守備に苦戦が続いたホームチームだったが、前半アディショナルタイムの48分にゴールをこじ開ける。左サイドのイニャキの右足インスウィングのクロスがファーに流れると、ニコの右足シュートがDFアンヘリーニョの出した足にディフレクトしてニアへ突き刺さった。 2戦合計2-2のイーブンで折り返した後半はベレンゲルの投入で攻勢を強めたアスレティックが引き続きハーフコートゲームを展開。すると、67分には左CKの場面でユーリがドンピシャのヘディングシュートを右隅へ流し込み、2戦合計スコアで引っくり返した。さらに、82分にはユーリとの連携で左サイドを突破したニコがボックス内への侵入からカットインシュートを突き刺し、ドブレーテを達成。決定的な3点目を奪取した。 その後、後半アディショナルタイムにはスーレとエル・シャーラウィの途中出場コンビで獲得したPKをパレデスが決めてアウェイチームが意地を見せたが、アスレティックが逆転でベスト8進出を決めた。 リーグフェーズ首位通過のラツィオは、ビクトリア・プルゼニとホームで対戦し、1-1で引き分けた。この結果、2戦合計3-2で8強入りを決めた。 9人の状況で迎えた1stレグの後半ラストプレーの劇的ゴールによって2-1のスコアで先勝したラツィオ。ただ、ホームでのリターンマッチはプルゼニのアグレッシブなスタイルに苦戦。自分たちでチャンスを作りながらも幾度か際どいシーンを許した。 すると、0-0で折り返した後半序盤にシュルツに先制点を奪われ、2戦合計でタイに戻される。以降はなかなか相手を押し返せずにいたが、77分には1stレグ同様にセットプレーからロマニョーリが値千金のヘディングシュートを決めて勝ち越しに成功。後半終盤の相手の反撃も凌いで準々決勝進出を決めた。 フランクフルトvsアヤックスはホームのフランクフルトが4-1で快勝。連勝のブンデスリーガ強豪は2戦合計6-2で突破を決めた。 敵地での初戦を2-1で先勝したフランクフルトは、立ち上がりからアヤックスを圧倒。バオヤ、ゲッツェの連続ゴールによって2点リードで試合を折り返すと、後半もエキティケのゴールとゲッツェの見事なロングシュートが決まり、4-1の圧勝で強豪対決を制した。 MF久保建英のレアル・ソシエダ、DF毎熊晟矢のAZはいずれもプレミアリーグの強豪2チームに挑んだ。 しかし、ソシエダはマンチェスター・ユナイテッドに2戦合計2-5、AZはトッテナムに2戦合計2-3で敗れて無念のベスト16敗退となった。 その他ではリヨン、ボデ/グリムトが快勝で突破を果たし、今ラウンド唯一PK戦までもつれ込んだレンジャーズvsフェネルバフチェは、レンジャーズがモウリーニョ率いるフェネルバフチェを破っている。 ◆ラウンド16 2ndレグ ▽3/13(木) オリンピアコス 2-1(AGG:2-4) ボデ/グリムト フランクフルト 4-1(AGG:6-2) アヤックス ラツィオ 1-1(AGG:3-2) ビクトリア・プルゼニ アスレティック・ビルバオ 3-1(AGG:4-3) ローマ レンジャーズ 0-2(AGG:3-3[PK:3-2]) フェネルバフチェ リヨン 4-0(AGG:7-1) FCSB トッテナム 3-1(AGG:3-2) AZ マンチェスター・ユナイテッド 4-1(AGG:5-2) レアル・ソシエダ 2025.03.14 07:56 Fri
3

【ELラウンド16 2ndレグプレビュー】久保&毎熊の8強入りなるか? ベスト8懸けた運命の第2戦

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグが13日に開催される。日本人選手所属クラブと強豪クラブを中心に、ベスト8進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。 ◆ラウンド16 2ndレグ ▽3/13(木) 《26:45》 オリンピアコス vs(AGG:0-3) ボデ/グリムト フランクフルト vs(AGG:2-1) アヤックス ラツィオ vs(AGG:2-1) ビクトリア・プルゼニ アスレティック・ビルバオ vs(AGG:1-2) ローマ 《29:00》 レンジャーズ vs(AGG:3-1) フェネルバフチェ リヨン vs(AGG:3-1) FCSB トッテナム vs(AGG:0-1) AZ マンチェスター・ユナイテッド vs(AGG:1-1) レアル・ソシエダ ◆久保は勝利、毎熊は逃げ切り。ともに敵地で突破狙う 今回のプレーオフにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢が参戦している。 久保は先週にホームで行われた1stレグで先発出場したなか、マンチェスター・ユナイテッドと1-1で引き分けた。後半にFWザークツィー、FWオヤルサバルと1ゴールずつを奪い合ったが、ともにボール保持した際に攻めあぐねる状況を強いられ、終始堅い展開での痛み分けに終わった。 ホームで先勝を逃したラ・レアルは、先週末にホームでセビージャと対戦し0-1の敗戦。久保ら多くの主力を温存して後半勝負の形となったが、0-0で折り返したその立ち上がりの失点を最後まで撥ね返せずに敗戦。主力のプレータイムはコントロールできたが、攻撃面の停滞感を抱える状況でオールド・トラッフォードに乗り込む。1stレグではやや消化不良の内容となった久保としては躍動感を取り戻し、チームの勝利に貢献したい。また、初戦を体調不良で欠場したMFスビメンディの復帰は大きな追い風だ。 対戦相手のユナイテッドはソシエダ同様にパフォーマンスは振るわずも、最低限のドローで敵地での初戦を終えた。ただ、先週末のリーグ戦では劣勢必至と思われたアーセナルとのホームゲームで1-1のドロー。相手守護神ラヤの再三好守に阻まれて勝利を逃したが、ポジティブな内容だった。対戦相手に比べてコンディション面は厳しくDFヨロが新たに戦列を離れたが、MFウガルテやMFマウントらの復帰は朗報だ。アーセナル戦では相手を引き込む形でうまく試合を進めたが、能動的にゴールを目指す展開での停滞感打破が勝敗のカギを握る。 AZはホームで行われたトッテナムとの1stレグを1-0で先勝。唯一のゴールはオウンゴールとなったが、試合を通して強豪を圧倒。攻撃では相手守護神ヴィカーリオの再三の好守に阻まれたが、コレクティブなショートカウンターやセットプレーでより多くの決定機を創出。さらに、守備では相手に決定機はおろか枠内シュートを1本も打たせない傑出したパフォーマンスを見せた。 そのなかでフル出場の毎熊は守備でFWソン・フンミン、FWオドベールらにほぼ完璧な対応を見せつつ、攻撃ではオーバーラップ、アンダーラップを効果的に使い分けつつ、ビルドアップの出口としても機能。勝利の立役者の一人となった。なお、チームは先週末のリーグ戦がリーグの配慮によって延期となっており、十分な休養と準備期間を得て敵地へ乗り込む。 対するスパーズは試合後に指揮官ポステコグルー、多くの主力選手が低調なパフォーマンスを反省する弁を述べており、ホームで逆転を目指す2ndレグに向けてはしっかりとした姿勢で臨むことになるはずだ。ただ、先週末はホームでボーンマス相手に2-2のドロー。公式戦連敗こそストップしたが、弾みを付ける勝利とはならなかった。DFダンソが負傷、MFベンタンクールが累積警告で出場停止となり、前回対戦から若干のメンバー変更も見込まれるなか、スタメン復帰が見込まれるDFロメロ、DFファン・デ・フェンのセンターバックコンビやMFマディソン、ソン・フンミンといったリーダーグループの奮起が求められるところだ。 ◆アスレティックvsローマに、初戦大敗組のバウンスバックなるか 前述の2カード以外ではローマ、ラツィオのセリエA勢の戦いに注目が集まる。 今ラウンド屈指の好カードとなったローマvsアスレティック・ビルバオの初戦は、ホーム開催のローマが2-1で先勝。後半序盤にFWニコ・ウィリアムズのゴールでアウェイチームが先制も、ホームチームはDFアンヘリーニョのゴールですぐさま追いつくと、後半終盤にDFジェライが2枚目のイエローカードで退場となったアスレティック相手に猛攻を仕掛け、後半ラストプレーでFWショムロドフが劇的なゴールを奪って勝ち切った。 アドバンテージを手にして敵地へ乗り込むジャッロロッシは、大幅なターンオーバーを敢行した先週末のエンポリ戦もFWスーレの電光石火弾を最後まで守り抜いて敵地でウノセロ勝利。DFチェリクの負傷は痛手もFWディバラが予定通りに復帰できる見込みで、良い状態で敵地へ乗り込む。 対するアスレティックはジェライのサスペンションに1stレグで負傷したDFビビアンが欠場と、レギュラーセンターバックコンビ不在での難しい戦いを強いられる。先週末のマジョルカ戦も1-1のドローに終わり、攻撃がやや停滞している点も気がかりだが、ウィリアムズ兄弟やFWサンナディ、FWグルセタの強力攻撃陣が本来の力を発揮できれば、サン・マメスの熱狂的な空気とともに逆転突破は十分に可能だ。 リーグフェーズを首位通過したラツィオはビクトリア・プルゼニとのリターンマッチに臨む。敵地での1stレグでは1-1で迎えた後半にMFロベッラ、DFジゴが相次いで退場となるアクシデントに見舞われたが、後半ラストプレーでFWイサクソンが決めた劇的ゴールによって望外の2-1の先勝。ただ、直近のウディネーゼ戦は1-1のドローに終わり、チャンピオンズリーグ(CL)では同じくリーグフェーズ首位で敵地での初戦を勝利したリバプールが敗退を強いられており、気を引き締めて戦いたい。 ともに大会優勝経験があるフランクフルトvsアヤックスの第2ラウンドも激戦必至だ。アヤックスホームの1stレグはホームチームが先制点に加えて主導権を握ったが、セットプレー流れとカウンターによってしたたかにゴールを重ねたフランクフルトが2-1の逆転勝利を収めていた。先週末のリーグ戦ではアヤックスが勝利、フランクフルトが敗戦と明暗分かれる形となっており、その結果も踏まえて今回も拮抗した戦いとなりそうだ。 その他ではレンジャーズとのホーム開催の初戦で1-3の敗戦を喫したモウリーニョ率いるフェネルバフチェ、ボデ/グリムトとのアウェイゲームで0-3の大敗を喫したメンディリバル率いる昨季カンファレンスリーグ王者のオリンピアコスという、崖っぷちの強豪2チームによるバウンスバックにも注目だ。 2025.03.13 18:00 Thu
4

ラツィオがセカンドGKマンダスと新契約締結! 今季はカップ戦中心に10試合に出場

ラツィオは11日、ギリシャ代表GKフリストス・マンダス(23)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 母国のアトロミトスFCの下部組織出身のマンダスは、2022年1月にOFIクレタに完全移籍。加入2年目に守護神としてリーグ戦26試合に出場した。 その後、2023年9月にラツィオへステップアップを果たすと、イタリア代表GKイバン・プロベデルのバックアップを担いながら、ここまでの在籍期間に公式戦22試合に出場。 今シーズンはセリエAは1試合の出場も、ヨーロッパリーグでは7試合、コッパ・イタリアでは2試合に出場。コッパのナポリ戦では3-1の勝利に貢献していた。 2025.03.11 22:30 Tue
5

ミラニスタが15分間沈黙、抗議活動を受けてコンセイソン監督「私のキャリアで初めての経験」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が2日にホームで行われ、1-2で競り負けたセリエA第27節ラツィオ戦を振り返った。 2連敗で迎えたラツィオ戦。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得のためには負けられない一戦となったが、攻守の切り替えで上回るラツィオに28分、FWマッティア・ザッカーニのゴールを許して先制される。 前半の段階でFWジョアン・フェリックスを投入して反撃を狙ったミランだったが、67分にDFストラヒニャ・パブロビッチが一発退場となって数的不利となってしまう。 それでも諦めず攻め立てたミランは85分にFWサムエル・チュクウェゼが同点弾を奪取。しかし試合終了間際の追加タイム4分にPKを献上し、これを決められて痛い敗戦に終わり3連敗となった。 コンセイソン監督は10人になりながらも追いついたメンタリティを評価しつつ、不運を嘆いた。 「素晴らしい精神力と逆転への意欲を見せてくれた。10人になっても追いつき、終盤にPKを与えるまで勝つチャンスすらあった。不運について話すのは好きではないが、我々にとってマイナスな出来事、相手にとって決定的な出来事が次々に起きている気がする」 また、試合開始から15分間、ミラニスタが声援を送らない抗議をしていたことを受けて以下のように話した。 「これは私のキャリアで初めての経験。選手の経験もあるからわかるが、このような状況は靴が焼けるような痛みを感じる。ドリブルやパスがうまく行かなかった場合、ボールを後ろに戻した際にはもっと痛みを感じる。簡単な状況ではないのはわかっている。選手たちはクラブを取り巻く状況を感じ取っている。前進する道はただ一つで努力し、チームに誇りを持ち、状況を変えるために毎日全力を尽くすことだ」 3連敗となったミランは9位に後退、来季のCL出場権を得られる暫定4位のラツィオとは9ポイント差となった。 2025.03.03 10:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly