ナポリ、2年前の練習ボイコット事件を巡ってエルセイド・ヒサイに罰金処分

2021.11.25 17:24 Thu
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ナポリが、2年前のクラブ命令違反に関して、元所属のアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイに罰金を科した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

問題に挙げられているのは、2019年11月の監督及び選手らによるクラブ命令違反。当時カルロ・アンチェロッティ監督が率いていたナポリは深刻な成績不振に陥っており、その影響からクラブを取り巻く雰囲気は良好とは言えなかった。

そんな中で、チャンピオンズリーグ・グループステージのザルツブルク戦を1-1のドローで終え、見かねたアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が直ちに強化合宿に入るよう、練習場行きのバスを用意した。
しかし、アンチェロッティ監督をはじめとする一部選手は、その命令に背くとともに、試合後の会見も無視。これが会長の逆鱗に触れ、クラブは懲戒処分を下す旨の声明を発表するに至っていた。

結果的に、チームを立て直すことができなかったアンチェロッティ監督は、その一件から1カ月後に解任され、選手に科す罰金を巡って裁判も始まることに。
そしてこの度、命令に背いた一人とされるエルセイド・ヒサイに対し、ナポリは4万ユーロ(約517万円)の罰金を科すことを発表した。同選手は今夏、契約満了をもってラツィオへ移籍しているが、現所属選手に対しても、何らかの措置の可能性は残されているという。

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