傑出した対人能力有するアルバニアの壁/ベラト・ディムスティ(アルバニア代表)【ユーロ2024】
2024.06.15 21:30 Sat
アルバニアの注目はディムスティ
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。
今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
■アルバニア代表
出場回数:2大会ぶり2回目
最高成績:グループリーグ敗退(2016)
ユーロ2020結果:予選敗退
予選結果:グループE・1位
監督:シウヴィーニョ
◆注目選手
DFベラト・ディムスティ(アタランタ)
1993年2月19日(31歳)
ヨーロッパリーグ(EL)制覇にも貢献したアルバニアのディフェンスリーダー。2大会ぶり2度目の本大会参戦となるアルバニアは、スペイン、イタリア、クロアチアと同居した激戦区のグループステージにおいてはアウトサイダーの扱いとなる。ただ、予選ではチェコ、ポーランドを退けて首位通過を成し遂げており、今大会のサプライズ候補としての役割も期待されるところだ。
生まれ故郷のチューリッヒから2016年にアタランタ入りした190cmのセンターバックは、同時期に指揮官に就任したガスペリーニ監督の薫陶を受け、2018-19シーズン以降は3バックの主力に定着。恵まれた体躯を活かした空中戦、読みと機動力を武器にマンツーマンのスペシャリストとして活躍。ほぼフル稼働した今シーズンはアタランタのEL制覇とセリエA4位フィニッシュに貢献した。
[4-2-3-1]をメインシステムとする代表ではガスペリーニのチームとは異なる役割を担うが、傑出した対人守備とベテランらしい統率力を武器に、前述のユーロ予選では8試合4失点の堅守を支えた。いずれも格上との対戦となるグループステージでも多士済々の相手アタッカー陣をしっかりと封じ込めたい。
◆試合日程
▽6月15日(土)
《28:00》
【B】イタリア代表 vs アルバニア代表
▽6月19日(水)
《22:00》
【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表
▽6月24日(月)
《25:00》
【B】アルバニア代表 vs スペイン代表
◆招集メンバー
GK
1.エトリト・ベリシャ(エンポリ/イタリア)
12.エルハン・カストラティ(チッタデッラ/イタリア)
23.トーマス・ストラコシャ(ブレントフォード/イングランド)
DF
2.イバン・バジウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン)
3.マリオ・ミタイ(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
4.エルセイド・ヒサイ(ラツィオ/イタリア)
5.アルリンド・アイエティ(CFRクルージュ/ルーマニア)
6.ベラト・ディムスティ(アタランタ/イタリア)
13.エネア・ミハイ(ファマリカン/ポルトガル)
18.アルディアン・イスマイリ(エンポリ/イタリア)
24.マラシュ・クンブラ(サッスオーロ/イタリア)
25.ナセル・アリイ(FCヴォルンタリ/ルーマニア)
MF
8.クラウス・ギャスラ(ダルムシュタット/ドイツ)
10.ネディム・バイラミ(サッスオーロ/イタリア)
14.カジム・ラチ(スパルタ・プラハ/チェコ)
16.メドン・ベリシャ(レッチェ/イタリア)
17.エルネスト・ムチ(ベシクタシュ/トルコ)
20.イルベル・ラマダニ(レッチェ/イタリア)
21.クリスティアン・アスラニ(インテル/イタリア)
22.アミル・アブラシ(グラスホッパー/スイス)
FW
7.レイ・マナイ(スィヴァススポル/トルコ)
9.ジャシル・アサニ(光州FC/韓国)
11.アルマンド・ブロヤ(フルアム/イングランド)
15.タウラン・セフェリ(バニーヤース/UAE)
19.ミルリンド・ダク(ルビン・カザン/ロシア)
26.アルベール・ホッジャ(ディナモ・ザグレブ/クロアチア)
今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
■アルバニア代表
出場回数:2大会ぶり2回目
最高成績:グループリーグ敗退(2016)
ユーロ2020結果:予選敗退
予選結果:グループE・1位
監督:シウヴィーニョ
DFベラト・ディムスティ(アタランタ)
1993年2月19日(31歳)
ヨーロッパリーグ(EL)制覇にも貢献したアルバニアのディフェンスリーダー。2大会ぶり2度目の本大会参戦となるアルバニアは、スペイン、イタリア、クロアチアと同居した激戦区のグループステージにおいてはアウトサイダーの扱いとなる。ただ、予選ではチェコ、ポーランドを退けて首位通過を成し遂げており、今大会のサプライズ候補としての役割も期待されるところだ。
中盤や前線にはブロヤやアスラニと4大リーグのビッグクラブで活躍する期待の若手もいるが、やはり今大会で最も重要な選手はディフェンスリーダーとキャプテンを担う31歳DFだ。
生まれ故郷のチューリッヒから2016年にアタランタ入りした190cmのセンターバックは、同時期に指揮官に就任したガスペリーニ監督の薫陶を受け、2018-19シーズン以降は3バックの主力に定着。恵まれた体躯を活かした空中戦、読みと機動力を武器にマンツーマンのスペシャリストとして活躍。ほぼフル稼働した今シーズンはアタランタのEL制覇とセリエA4位フィニッシュに貢献した。
[4-2-3-1]をメインシステムとする代表ではガスペリーニのチームとは異なる役割を担うが、傑出した対人守備とベテランらしい統率力を武器に、前述のユーロ予選では8試合4失点の堅守を支えた。いずれも格上との対戦となるグループステージでも多士済々の相手アタッカー陣をしっかりと封じ込めたい。
◆試合日程
▽6月15日(土)
《28:00》
【B】イタリア代表 vs アルバニア代表
▽6月19日(水)
《22:00》
【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表
▽6月24日(月)
《25:00》
【B】アルバニア代表 vs スペイン代表
◆招集メンバー
GK
1.エトリト・ベリシャ(エンポリ/イタリア)
12.エルハン・カストラティ(チッタデッラ/イタリア)
23.トーマス・ストラコシャ(ブレントフォード/イングランド)
DF
2.イバン・バジウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン)
3.マリオ・ミタイ(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
4.エルセイド・ヒサイ(ラツィオ/イタリア)
5.アルリンド・アイエティ(CFRクルージュ/ルーマニア)
6.ベラト・ディムスティ(アタランタ/イタリア)
13.エネア・ミハイ(ファマリカン/ポルトガル)
18.アルディアン・イスマイリ(エンポリ/イタリア)
24.マラシュ・クンブラ(サッスオーロ/イタリア)
25.ナセル・アリイ(FCヴォルンタリ/ルーマニア)
MF
8.クラウス・ギャスラ(ダルムシュタット/ドイツ)
10.ネディム・バイラミ(サッスオーロ/イタリア)
14.カジム・ラチ(スパルタ・プラハ/チェコ)
16.メドン・ベリシャ(レッチェ/イタリア)
17.エルネスト・ムチ(ベシクタシュ/トルコ)
20.イルベル・ラマダニ(レッチェ/イタリア)
21.クリスティアン・アスラニ(インテル/イタリア)
22.アミル・アブラシ(グラスホッパー/スイス)
FW
7.レイ・マナイ(スィヴァススポル/トルコ)
9.ジャシル・アサニ(光州FC/韓国)
11.アルマンド・ブロヤ(フルアム/イングランド)
15.タウラン・セフェリ(バニーヤース/UAE)
19.ミルリンド・ダク(ルビン・カザン/ロシア)
26.アルベール・ホッジャ(ディナモ・ザグレブ/クロアチア)
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フェラン・トーレス弾で逃げ切ったスペインが3連勝!アルバニアはGS敗退が決定【ユーロ2024】
ユーロ2024グループB最終節のアルバニア代表vsスペイン代表が24日に行われ、0-1でスペインが勝利した。 5日前に行われたクロアチア代表戦を劇的ドローで終え、決勝トーナメント進出の望みを繋いだアルバニアは、その試合のスタメンからヒサイをバジウに変更した以外は同じスタメンで試合に臨んだ。 一方、グループステージ2連勝で首位通過を決めているスペインは、4日前に行われたイタリア代表戦のスタメンからラポルテ以外の10人変更。最前線にホセルを据えた[4-2-3-1]を採用し、2列目は右からフェラン・トーレス、ダニ・オルモ、オヤルサバルと並べた。 積極的な入りを見せたアルバニアだが、先にスコアを動かしたのは地力で勝るスペイン。13分、バイタルエリア右手前で楔のパスを受けたダニ・オルモがラストパスを供給すると、ボックス右に抜け出したフェラン・トーレスがダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。 その後は先制点で主導権を握ったスペインがボールを支配すると、41分には左サイド深くまで切り込んだグリマルドのクロスからフェラン・トーレスがヘディングシュートでゴールに迫ったが、これは枠の上に外れた。 1点を追うアルバニアは45分、左クロスのクリアボールをゴール前でミタイとフェラン・トーレスが競り合うと、このこぼれ球をペナルティアーク手前で拾ったアスラニがミドルシュートでゴールを脅かしたが、これはGKラヤの好セーブに阻まれた。 0-1で迎えた後半、スペインはラポルテを下げてル・ノルマンを投入。すると、開始早々の47分にチャンスを作る。47分、左サイド深くまで駆け上がったグリマルドのクロスを中央のホセルが左足ボレーで合わせたが、ボールはわずかに枠の左に外れた。 対するアルバニアは、59分にマナイを下げてブロヤを投入すると、64分に中盤で獲得したFKをキッカーのアスラニが意表を突くタイミングでリスタート。これに抜け目なく反応したブロヤがボックス右からシュートを放ったが、これはGKラヤが好セーブ。 さらにアルバニアは、試合終了間際の92分にも右FKからゴール前で混戦が生まれると、最後はブロヤがシュートを放ったが、これもGKラヤのセーブに防がれ、0-1でタイムアップ。 フェラン・トーレスのゴールで逃げ切ったスペインが3連勝。一方、アルバニアは同時刻開催のクロアチアvsイタリアがドローで終わったため、最下位に転落。グループステージ敗退となった。 アルバニア 0-1 スペイン 【スペイン】 フェラン・トーレス(前13) <span class="paragraph-title">【動画】スペインが見事に3連勝! アルバニアvsスペイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="88dV2GHwiA0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.25 06:05 Tue3
「選手と国を誇りに思う」大会敗退のアルバニア、指揮官は“死の組”を戦い抜いた選手たちを称える「素晴らしい未来がある」
アルバニア代表のシウヴィーニョ監督が、スペイン代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 22日にユーロ2024グループB最終節が行われ、2試合を終えて勝ち点1のアルバニアは、連勝で首位のスペインと対戦した。 勝利すれば突破の可能性も残っていたアルバニア。実力差のあるスペインに押し込まれる展開となるが、なんとか凌いでいくも13分にフェラン・トーレスにゴールを許してしまい、リードを奪われる。 その後もスペインの猛攻を受けるが、しっかりと守ると、何度かゴールを脅かすシーンを作るもGKダビド・ラヤの好セーブにも遭い、0-1で敗戦。グループステージ最下位で敗退となった。 勝利を挙げられないまま敗退となったアルバニア。シウヴィーニョ監督は、スペイン、イタリア、クロアチアと強豪国相手にチームはよく戦ったと振り返り、選手たちを称えた。 「私は選手たちと国を誇りに思っている。この大会に出場するのはまだ2回目だ。3つの素晴らしい代表チームと対戦できた」 「スペインは超強力なチームであり、中盤にはテクニカルな選手が、サイドにはスピードのある選手がいて、相手を苦しめる。近年のスペインでは、そうした選手が見られない」 「彼らは本当に戦術的でスピードがあり、トランジションで非常によく守備をする。彼らは巨大なチームで、全ての優勝候補だ」 「この大会のことを考えて、何時間も眠れなかった。しかし、我々は高いレベルで戦い、国は誇りに思うだろう」 ユーロはこれで2回目。ワールドカップとはまだ縁がないアルバニアにとっては、国際レベルでの経験はまだまだ少ない。シウヴィーニョ監督は、経験を積む必要があるとしながらも、当初想定されていたような無様な試合をしなかったことを称え、将来への期待を口にした。 「我々はこのような大会でプレーすることに慣れる必要がある。これらのチーム全てに対し、4、5ゴールを許していたかもしれないが、そうはならなかった。それを誇りに思う」 「選手全員の活躍に感謝したい。スペイン戦は簡単ではなかったが、6カ月前を振り返ると、多くの人が1試合で3、4、5失点するだろうと思っていた。ただ、実際はそうではなかった」 「アルバニアには優秀な若手選手がたくさんいる。アルバニアには素晴らしい未来がある」 「名前は挙げたくないが、アルバニアには非常に優秀な選手が何人かいて、私はそれを嬉しく思っている」 <span class="paragraph-title">【動画】スペインの猛攻もアルバニアが粘りを見せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="88dV2GHwiA0";var video_start = 127;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.25 11:35 Tue4