レテギPK失敗のアタランタ、トリノにドローで連勝ならず【セリエA】

2025.02.02 08:04 Sun
Getty Images
アタランタは1日、セリエA第23節でトリノをホームに迎え、1-1で引き分けた。

前節コモ戦をレテギのドッピエッタで逆転勝利として5試合ぶり白星とした3位アタランタ(勝ち点46)は、3日前のチャンピオンズリーグではバルセロナに一時逆転する善戦を見せて引き分けた。そのバルセロナ戦のスタメンから3選手を変更。パシャリッチと、ザッパコスタ、ウォーミングアップで負傷したカルネセッキに代えてブレシャニーニ、ルッジェーリ、パトリシオを起用した。

11位トリノ(勝ち点26)に対し、押し込む展開としたアタランタは21分に先制しかける。ブレシャニーニの左クロスをファーで受けたベッラノーバがネットを揺らしたが、VARが入ってハンドを取られノーゴールに。
ベッラノーバの恩返し弾が幻となったアタランタだったが、35分に先制する。ベッラノーバの右CKからディムスティがヘッドで叩き込んだ。

しかし40分に追いつかれる。FKからマリパンにヘディングシュートを決められた。
1-1で迎えた後半、押し込みきれないアタランタは59分に3枚替え。パシャリッチ、サマルジッチ、クアドラードを投入した。そのアタランタが攻勢をかける展開となると、72分にレテギがPKを獲得。

しかし、自らキッカーを務めたレテギはシュートをGKミリンコビッチ=サビッチに止められてしまう。

終盤の85分には左ヒザ前十字靭帯断裂から復帰のスカマッカを投入したアタランタだったが、勝ち越しゴールを奪えず1-1で引き分け。リーグ戦連勝はならなかった。

アタランタ 1-1 トリノ
【アタランタ】
ベラト・ディムスティ(前35)
【トリノ】
ギジェルモ・マリパン(前40)

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