ユーロ出場の7カ国、ファンの人種差別行為で処罰…クロアチアは最も重く832万円の罰金

2024.07.25 23:30 Thu
Getty Images
欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、ユーロ2024において、出場24カ国のうち7カ国へ制裁を課すことを決定した。

この制裁はファンによる人種差別的、または差別的な行為が理由とのこと。セルビア、クロアチア、ルーマニア、スロベニア、オーストリア、ハンガリー、アルバニアの7つのサッカー協会に制裁を与えた。

処分の内容は以下の通り。
・セルビア
罰金3万ユーロ(約500万円)
次回のUEFA大会1試合でアウェイサポーターへのチケット販売禁止

・クロアチア
罰金5万ユーロ(約832万円)
次回のUEFA大会1試合でアウェイサポーターへのチケット販売禁止
・ルーマニア
罰金4万ユーロ(約666万円)
次回のUEFA大会1試合でアウェイサポーターへのチケット販売禁止

・スロベニア
罰金3万ユーロ(約500万円)
次回のUEFA大会1試合でアウェイサポーターへのチケット販売禁止(2年間の執行猶予)

・オーストリア
罰金2万ユーロ(約333万円)
次回のUEFA大会1試合でアウェイサポーターへのチケット販売禁止(2年間の執行猶予)

・ハンガリー
罰金3万ユーロ(約500万円)
次回のUEFA大会1試合でアウェイサポーターへのチケット販売禁止(2年間の執行猶予)

・アルバニア
罰金3万ユーロ(約500万円)
次回のUEFA大会1試合でアウェイサポーターへのチケット販売禁止(2年間の執行猶予)


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