インテル、ハキミ後釜は新監督の古巣から?
2021.06.19 14:26 Sat
インテルが、ラツィオのイタリア人MFマヌエル・ラッツァーリ(27)に関心を示しているようだ。イタリア『Il Messaggero』が伝えている。
新型コロナウィルス蔓延の影響で緊縮財政を強いられているインテル。今夏に8000万ユーロ(約104億円)の収益が必須とされる中、移籍市場での動きにも制限がかかることから上層部との補強方針に齟齬が生じたアントニオ・コンテは、11年ぶりのスクテッドに導いたにもかかわらず、シーズン終了直後にクラブを退団している。
また、主力選手の売却による収益も見込んでおり、現状で移籍間近とされているのがDFアクラフ・ハキミだ。今季のコンテ政権で右サイドの主軸として活躍したモロッコ代表DFには、チェルシーとパリ・サンジェルマンが興味を持っており、一説ではチェルシーが6000万ユーロ(約80億円)とDFマルコス・アロンソの譲渡という条件のオファーを提示したとも言われている。
いずれにせよ、ハキミの退団は既定路線となっていることから、その後釜が注目されているが、伝えられるところによると、新監督の意向によりラッツァーリがリストに挙がっているようだ。
コンテ前監督の後任に据えられたのはシモーネ・インザーギ監督。今季まで4シーズン率いたラツィオでは安定してセリエA上位に名を連ね、13シーズンぶりの出場となった今季のチャンピオンズリーグではベスト16進出を果たした。
そのラッツァーリ獲得には2500万ユーロ(約32億7000万円)が必要とされているが、ハキミを上記の金額で売却することができれば問題にはならないだろう。
ただ、今のところラツィオ側に放出の意思がないことも事実。去就は新たに就任するマウリツィオ・サッリ監督次第にもなるだろうが、果たして。
新型コロナウィルス蔓延の影響で緊縮財政を強いられているインテル。今夏に8000万ユーロ(約104億円)の収益が必須とされる中、移籍市場での動きにも制限がかかることから上層部との補強方針に齟齬が生じたアントニオ・コンテは、11年ぶりのスクテッドに導いたにもかかわらず、シーズン終了直後にクラブを退団している。
また、主力選手の売却による収益も見込んでおり、現状で移籍間近とされているのがDFアクラフ・ハキミだ。今季のコンテ政権で右サイドの主軸として活躍したモロッコ代表DFには、チェルシーとパリ・サンジェルマンが興味を持っており、一説ではチェルシーが6000万ユーロ(約80億円)とDFマルコス・アロンソの譲渡という条件のオファーを提示したとも言われている。
コンテ前監督の後任に据えられたのはシモーネ・インザーギ監督。今季まで4シーズン率いたラツィオでは安定してセリエA上位に名を連ね、13シーズンぶりの出場となった今季のチャンピオンズリーグではベスト16進出を果たした。
そのS・インザーギ監督が信頼を置いていたのがラッツァーリだった。スピード、アジリティ、運動量を武器に右ウイングバックで絶対的な地位を築き、加入から2シーズンで公式戦79試合出場3ゴール10アシストを記録した。
そのラッツァーリ獲得には2500万ユーロ(約32億7000万円)が必要とされているが、ハキミを上記の金額で売却することができれば問題にはならないだろう。
ただ、今のところラツィオ側に放出の意思がないことも事実。去就は新たに就任するマウリツィオ・サッリ監督次第にもなるだろうが、果たして。
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