アルナウトビッチの衝撃弾でインテルがラツィオ撃破、準決勝ではミランとのダービーに【コッパ・イタリア】

2025.02.26 06:57 Wed
Getty Images
コッパ・イタリア準々決勝、インテルvsラツィオが25日に行われ、2-0でインテルが勝利した。

ラウンド16でウディネーゼを下したインテルと、ナポリを下したラツィオによる準決勝進出を懸けた一発勝負。

セリエAで首位に浮上したインテルは1-0で辛勝した3日前のジェノア戦のスタメンから7選手を変更。ラウタロ・マルティネスやバレッラ、バストーニら主力をベンチスタートとし、2トップはタレミとアルナウトビッチが組んだ。
一方、ラツィオはゴールレスドローに終わったヴェネツィア戦のスタメンから5選手を変更。マリオ・ヒラヌーノ・タヴァレス、マルシッチらバックラインの主力がベンチスタートとなった。

インテルがボールを持つ展開となった中、フラットな[4-4-2]で構え、鋭い攻守の切り替えを見せるラツィオが18分に好機。イサクセンが持ち上がってボックス左まで侵入、シュートに持ち込んだがわずかに枠を外れた。
その後、ダルミアンが右ハムストリングを痛めてプレー続行不可能となりダンフリースを投入したインテルがシュートに持ち込めず流れを掴めない状況が続いていたが、39分にスーパーゴールで先制する。

CKの流れから浮き球のルーズボールをボックス手前のアルナウトビッチが左足でボレー。見事に捉えた強烈な一撃がゴールに突き刺さった。

衝撃の一発で試合を動かしたインテルに対し迎えた後半、前がかるラツィオは53分に好機。ディアのスルーパスを受けたイサクセンがゴールエリア右まで持ち上がって右足でシュート。しかしGKマルティネスにセーブされた。

さらに59分、ザッカーニのボレーで牽制したラツィオがノスリン、ペドロ、ヌーノ・タヴァレスの3枚を投入した中、対するインテルもホアキン・コレア、チャルハノール、バストーニの3枚を投入。

すると75分、ボックス左に侵入したコレアがジゴに倒されてPKを獲得。これをチャルハノールが決めてインテルが大きな追加点を得た。

厳しくなったラツィオは81分、ペドロのミドルシュートがDFにディフレクトしてバーに直撃する不運もあった中、0-2のまま敗戦。勝利したインテルは準決勝でミランとのダービーを戦うことになった。

インテル 2-0 ラツィオ
【インテル】
マルコ・アルナウトビッチ(前39)
ハカン・チャルハノール(後32)【PK】

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セリエA第29節、アタランタvsインテルが16日に行われ、0-2でインテルが勝利した。 前節ユベントス戦を敵地ながら4発粉砕の圧勝劇を演じた3位アタランタ(勝ち点58)は、ユベントス戦のスタメンからクアドラードに代えてパシャリッチのみを変更した。 一方、前節モンツァに逆転勝利として首位をキープしたインテル(勝ち点61)は、5日前のチャンピオンズリーグではフェイエノールトに連勝としてベスト8進出を決めた。そのフェイエノールト戦のスタメンから3選手を変更。ラウタロ・マルティネス、バレッラ、バストーニの主軸がスタメンに戻った。 立ち上がりから圧力をかけたインテルは7分に決定機。ラウタロとのパス交換から独走したテュラムがボックス中央へ。GKと一対一となってシュートを放つも右ポストに嫌われた。 その後もインテルがボールを持って流れを掴んでいたが、18分にアタランタに好機。デ・ローンのアーリークロスにパシャリッチが頭で合わせたシュートが枠を捉えたが、GKゾマーの好守に阻まれた。 ここからアタランタが盛り返してボールを持てるようになり、左サイドにポジションを取るルックマンを起点に仕掛けたが、好機を作るには至らずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始3分にスタンドに負傷者が出た影響で約6分の中断があった中、再開明けの54分にインテルが先制する。チャルハノールの右CKをカルロス・アウグストがヘッドで叩き込んだ。 追う展開となったアタランタがデ・ケテラエルを投入したのに対し、インテルは右ハムストリングを痛めたダンフリースがプレー続行不可能となりビセックが投入された。 そんな中71分、ラウタロがネットを揺らしたが、自身のディムスティへのファウルを取られてノーゴールに。 助かったアタランタはマルディーニとサマルジッチを投入して反撃を狙うも、81分に退場者。エデルソンがマッサ主審への抗議で立て続けにイエローカードを受けて退場となった。 自滅したアタランタに対し、インテルは87分にトドメの追加点。バレッラのパスをボックス右で引き出したラウタロがシュートを決めきった。 11分の追加タイムではバストーニが2枚目のイエローカードを受けて退場したインテルだったが、お得意様アタランタに8連勝として首位を堅守、2位ナポリとの勝ち点差を3に広げている。 アタランタ 0-2 インテル 【インテル】 カルロス・アウグスト(後9) ラウタロ・マルティネス(後42) 2025.03.17 06:49 Mon
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インテルでの通算200試合目のメモリアルマッチを制したS・インザーギ監督、ベスト8で対戦するバイエルン戦に向けては「難しい試合になる」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が11日にホームで行われ、2-1で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのフェイエノールト戦後、会見でコメントした。 敵地での1stレグを2-0で制していたインテルは週末にアタランタとのセリエA上位対決を控える中、FWラウタロ・マルティネスをベンチスタートに。 それでも8分にあっさりFWマルクス・テュラムが先制点を奪った中、前半終盤にPKで同点とされたインテルだったが、後半序盤にPKでMFハカン・チャルハノールが勝ち越し弾を挙げ、2連勝で危なげなくラウンド16突破とした。 S・インザーギ監督はナポリのアントニオ・コンテ監督をオマージュしてベスト8進出が当然のことではないと主張した。 「準々決勝に進出できたのは素晴らしいこと。とても嬉しい。ファンの応援は我々にとって十分だが、もっと多くの称賛を受けるに値する素晴らしいことを、このチームはやっている。当たり前のことと思われがちだ」 また、ベスト8で対戦するバイエルンについては以下のように話した。 「難しい試合になる。インテルでもラツィオでも彼らと対戦したが、基本がしっかりした手強いチームだ。これまで通り、全力を尽くす」 フェイエノールト戦がインテルでの通算200試合目の指揮となったS・インザーギ監督はこれまで133勝36分け31敗の戦績を収めている。 2025.03.12 10:30 Wed

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