バルサDFが相手に唾吐き行為? 一触即発状態も否定「彼に向けられたものではない」
2025.05.07 21:45 Wed
イニゴ・マルティネスの行為が話題を呼んでいる
バルセロナのスペイン代表DFイニゴ・マルティネスが、唾吐き行為を否定した。6日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでバルセロナはアウェイでインテルと対戦した。
1stレグは撃ち合いの末に3-3のドロー。2ndレグはインテルが前半で2点のリードを奪った中、バルセロナが終盤にひっくり返し逆転。このまま勝利かと思われた中、インテルが土壇場で追いつくと、延長戦でインテルが勝ち越し、4-3でインテルが勝利を収め決勝に進出した。
問題のシーンはインテルが2-0とリードした後の場面。ハカン・チャルハノールがPKを成功させると、イニゴ・マルティネスがフランチェスコ・アチェルビに対して唾を吐くような姿が映像で残っていた。
アチェルビはゴールを祝う際、イニゴ・マルティネスの横で何かを叫んでいき、その際に唾を吐いたと見られる。
この行為にアチェルビは怒りを見せ、イニゴ・マルティネスを指差して一触即発の状態に。ただ、この状況を主審のシモン・マルチニアク氏は見逃しており、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も気が付かなかったようだ。
なお、欧州サッカー連盟(UEFA)とバルセロナはこの件についてはノーコメント。ただ、懲戒委員会がマッチコミッショナーらの報告書を精査し、何らかの処分が下される可能性はあるようだ。
1stレグは撃ち合いの末に3-3のドロー。2ndレグはインテルが前半で2点のリードを奪った中、バルセロナが終盤にひっくり返し逆転。このまま勝利かと思われた中、インテルが土壇場で追いつくと、延長戦でインテルが勝ち越し、4-3でインテルが勝利を収め決勝に進出した。
アチェルビはゴールを祝う際、イニゴ・マルティネスの横で何かを叫んでいき、その際に唾を吐いたと見られる。
イニゴ・マルティネスはスペイン『エル・チリンギート』でこの件について言及。「アチェルビが僕の耳元でゴールを祝ったので、僕は怒りを覚えた。ただ、唾は彼に向けられたものではない」とコメント。「そうでなければ、退場ささせられていたはずだ」と、見解を示した。
この行為にアチェルビは怒りを見せ、イニゴ・マルティネスを指差して一触即発の状態に。ただ、この状況を主審のシモン・マルチニアク氏は見逃しており、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も気が付かなかったようだ。
なお、欧州サッカー連盟(UEFA)とバルセロナはこの件についてはノーコメント。ただ、懲戒委員会がマッチコミッショナーらの報告書を精査し、何らかの処分が下される可能性はあるようだ。
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バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがラ・リーガ優勝にコメントした。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半アディショナルタイムには、フェルミン・ロペスもきめ、0-2で勝利。バルセロナが2年ぶり28度目のリーグ優勝を決めた。 17歳という年齢を疑いたくなるほど、今シーズンの活躍は目覚ましく、公式戦53試合で17ゴール25アシスト。ラ・リーガだけでも33試合で8ゴール15アシストとし、チームの優勝に大きく貢献した。 スペイン『ムンド・デポルティボ』は、試合後のヤマルのコメントを伝え「とても嬉しい。最後まで疑念はつきものだけど、これはクラブにとって非常に重要なことで、僕たちはそれを達成した」と優勝を決めるまで確信はなかったとコメントした。 また、「重要なゴールを決めるためにやっているのではなく、クラブのためにやっている。外部の人が何を言おうと気にしない。試合に集中し、クラブのためにやってきたことをこれからも続けていく」と語り、自分のためではなく、チームのため、クラブのために結果を残そうとしていると強調した。 ヤマルは17歳にして2度目のリーグ制覇。この先どのようなキャリアを歩むのか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルが衝撃の先制ゴール、バルサが28度目の優勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rXxhAY3zR5E";var video_start = 77;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.16 11:05 Fri2
「最悪の試合の1つ」リーグ優勝に貢献のハフィーニャが優勝決定試合で自虐、来季へ早速意気込み「CL優勝を目指す番」
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがラ・リーガ優勝にコメントした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半アディショナルタイムには、フェルミン・ロペスもきめ、0-2で勝利。バルセロナが2年ぶり28度目のリーグ優勝を決めた。 今シーズンのラ・リーガでは34試合で18ゴール11アシストと大きく優勝に貢献したハフィーニャ。2年ぶりの優勝に「これは僕にとって2度目のリーグ優勝だ。これからも何度も勝ち続けたいと思っている」とコメント。「自分たちに集中する必要があると思う。自分たちの仕事をし、他のチームに目を向けなければ、チャンスは増える。レアル・マドリーに目を向ける必要はなかったんだ」と、2位のマドリーが前日のマジョルカ戦で土壇場で勝利したことに触れた。 ただ、この試合でのハフィーニャは良いところなく見せ場もなし。「前半が悪かったのは分かっていたけど、後半は良くなった。個人的には、今シーズン最悪の試合の1つだった」と優勝を決めたものの、自身のパフォーマンスは納得していないようだ。 今シーズンは順調に勝ち点を重ねていったが、11月、12月で4敗。12月には連敗するなど、不穏な空気も一時流れたが、しっかりと2試合を残して優勝を決めた。 「多くの人が、僕たちはもう終わりで、3位を争うだろうと思っていた。それは僕たち次第だった。そして、それを成し遂げた」 そして目指すは国際タイトル。今季はベスト4で敗退となったが、チャンピオンズリーグ(CL)での優勝を目指すと意気込んだ。 「ここで止まるつもりはない。このユニフォームでスペインで勝ち取れるものはすべて勝ち取った。今度は、選手やスタッフだけでなく、クラブ全体の夢であるチャンピオンズリーグ優勝を目指す番だ。今シーズンは目標に近づいたけど、来シーズンは全力を尽くす」 <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルが衝撃の先制ゴール、バルサが28度目の優勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rXxhAY3zR5E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.16 12:05 Fri3
元神戸FWビジャがバルサ後輩を絶賛「いつか彼はバロンドールを受賞するだろう。間違いなくね」
元スペイン代表FWダビド・ビジャ氏が、バルセロナの後輩である17歳を絶賛している。 現役時代にバレンシア、バルセロナ、ヴィッセル神戸でも活躍した名ストライカーは、スペイン『ムンド・デポルティボ』で古巣バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルに言及。 17歳という若さながらチームの信頼を獲得し、エースの風格を漂わせていると語り、自身も感銘を受けている選手の一人だと称賛している。 「バルサのプレーを見ていると、彼がボールを持っている時に何をもたらすかだけでなく、チームメイトに何をもたらすかにも驚かされる。彼はいつも我々を驚かせてくれるが、インテル戦の終盤では、ほぼすべてのチームメイトが彼を頼りにしているように感じた」 「試合が接戦だったり、リードされている時など、決定的な瞬間には、誰もがいつも以上に彼に頼っていたように見えた。彼こそが違いを生み出す存在だと、全員がわかっていたからだ」 一方で、キャリアを通じて多くの逸材の栄枯盛衰を見てきた元スペイン代表FWは、その将来性に太鼓判を押しながらも、あくまで17歳の若者として周囲がケアすべきとも主張している。 「17歳でバルサのようなクラブでプレーするのは、本当に信じられないことだ。他のクラブにも敬意を表するが、バルサでプレーするのは他に類を見ないほど過酷だ。あのオーラは非常に稀有な存在であり、彼にはそれがある」 「それは素晴らしいことだと思うが、我々全員が彼を大切にし、支え、そして彼が困難な時期を経験する時には忍耐強く見守る必要がある。なぜなら、彼は必ず困難に直面するからだ。彼はまだ子供でもあるからね。それでも、彼には信じられないほどの才能があり、大きな未来が待っているよ」 また、今シーズンのバロンドール候補の一角にも挙がるヤマルが、その受賞の資格が十分にあるとも確信するビジャ氏は、将来的には間違いなくその栄誉を手にすると確信しているようだ。 「どうなるか見てみよう。彼は受賞に値すると思う。彼には今後多くのシーズンが残っているし、正直なところ、私はこれまでバロンドールをあまり信じていなかった。だが、いつか彼は受賞するだろう。それは間違いなくね」 2025.05.15 20:15 Thu4
国内3冠達成のフリック監督が選手を称賛「全員が情熱を持って働き、自分の役割の重要性を認識している」
バルセロナのハンジ・フリック監督が15日に行われ、2-0で勝利したラ・リーガ第36節エスパニョール戦を振り返った。 今節の結果次第で2年ぶりのリーグ制覇が決定するバルセロナは、ゴールレスで折り返した後半にスコアを動かす。53分、右サイドからボックス手前まで切り込んだヤマルが左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。 その後、77分にDFカブレラがヤマルに対する暴力行為で退場処分となり、数的有利となったバルセロナは、96分にヤマルのパスに反応した途中出場のフェルミン・ロペスゴールネットを揺らし、2-0で勝利。2年ぶり28度目のリーグ優勝を飾った。 フリック監督は試合後、スーペル・コパ、コパ・デル・レイに続き、ラ・リーガを制して国内3冠を達成した今シーズンを振り返り、選手たちを称賛した。 「私たちが築き上げたこのファミリーは素晴らしい。全員が情熱を持って働き、自分の役割の重要性を認識している。それが我々の目標達成に大きな助けとなった」 「ドレッシングルームの雰囲気も最高だった。みんながお互いに気を配っていて、それは唯一無二のものだ。今は、祝う時だ。エスパニョールのファンをリスペクトしたかったから、当然ロッカールームで祝ったんだ。明日の優勝パレードでは、私は少し目立たないようにするつもりだ。人々が幸せそうに笑っているのを見ると、私も嬉しくなる。みんなにパレードを楽しんでもらおう。ここでのパレードは初めてだ。ドイツ代表で一度だけ経験したけど、本当に楽しみだよ」 <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルが衝撃の先制ゴール、バルサが28度目の優勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rXxhAY3zR5E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.16 09:10 Fri5