経験と反省を生かして掴んだスペイン撃破、同じベクトルを加速させた指揮官の決断

2022.12.04 22:45 Sun
Getty Images
「自分たちができるということを信じ続けてチーム一丸となって最後まで戦ってくれたことが良かった」

試合後にそう語ったのは森保一監督。日本代表がスペイン代表に逆転勝利し、世界中を驚かせた試合の直後だった。
カタール・ワールドカップ(W杯)は日本にとって、7大会連続7度目の出場となった大会。1993年にアメリカW杯予選を戦う日本の一員として森保監督はピッチに立ち、「ドーハの悲劇」と呼ばれる苦い経験をしている。

それから29年。厳密にはドーハではないが、近郊のライヤーンにあるスタジアムで2度の歓喜を味わうこととなった。

4月1日、カタールW杯の組み合わせ抽選会が行われ、2014年のW杯王者ドイツ代表、2010年のW杯王者スペイン代表との対戦が決定した。その後、大陸間プレーオフを勝ち上がったコスタリカ代表とも同居することが決定。コスタリカは2014年のブラジル大会でベスト8に入っており、日本よりも良い結果を残している。
誰もが非常に苦しいグループに入ったと感じ、世界の風潮もドイツとスペインの勝ち上がりを信じて止まない声が多数。“新しい景色”としてベスト8以上の結果を残すと4年間言い続けて来た中、戦前から日本国民には暗いムードがどこかに漂っていたのは事実だろう。

さらにメンバー発表がされた11月1日、長年エースとして支えたFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)やMF原口元気(ウニオン・ベルリン)の名前はなし。メンバー選考に関しても、様々な議論が起きていた。加えて、9月にDF板倉滉(ボルシアMG)、FW浅野拓磨(ボーフム)が重傷を負ったかと思えば、メンバー発表後にDF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)がアキレス腱断裂の重傷でプレー不可能になるなど、多くの困難が大会前に待ち受けていた。

しかし、その苦難を乗り越えたのが日本。世界を驚かせたが、日本人の多くも驚いたに違いない。その驚きを2度も与えたのは、国民が無理だと諦めかけた“新しい景色”を選手と監督、スタッフは諦めていなかったからに他ならない。

◆同じ過ちを繰り返さなかった指揮官の判断

では、スペイン代表にいかにして勝利したのか。もちろん、選手たちのメンタリティは重要であり、第2戦のコスタリカ戦で敗れたことが、良い方向に転んだとも言える。やるべきことがハッキリしたこと、余計なことを考えずに選手、スタッフ全てが同じ意識を持って戦えたことは何よりも大きいはずだ。

一方でスペインも負ければ敗退の危機さえある状況。1位通過を避けたという憶測も出ているが、そんな悠長なことは言っていられるはずがない。結果的に、もし同時開催の試合でコスタリカがドイツに勝っていたとしたら、スペインも敗退だったのだ。

ただ、前半の戦いを見て、スペインの選手たちにはどこか余裕があったとは思える。先制に成功し、日本には立ち上がりこそゴールに迫られたが、ほとんどの時間を自分たちが支配していた。ハーフタイムに気を引き締められたとは言え、ドイツに勝った日本はまぐれだったのではないかという思いが、無意識のうちに1ミリでもあったのかもしれない。

一方で、勝利しか目指していない日本としては、2点を取るという明確な目的が生まれた。そして、指揮官は堂安律(フライブルク)と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)を後半頭から投入。結果として、この交代策がハマり、堂安の同点ゴール、堂安のパスをラインギリギリで三笘が折り返し、田中碧(デュッセルドルフ)が詰めるというゴールに繋がった。

焦ったスペインはその後は前半同様に支配していくが、日本の勢いに面食らった部分が大きく、効果的な攻撃は出せていなかった。選手交代で流れを変えに行ったが、それでもこじ開けられなかったのだ。

森保監督はこの試合で2つの大きな決断を過去の失敗から学んで行ったように思う。1つは後半頭の堂安と三笘の投入だ。

その反省というのは第2戦のコスタリカ戦。日本はこの日のスペインのように押し込み続けていたが、ゴールを奪えず。後半に伊藤洋輝(シュツットガルト)、浅野を投入し、その後に三笘、伊東純也(スタッド・ランス)、南野拓実(モナコ)と攻撃のカードを切った。

ゴールをこじ開けに行きたいが故に、個人で突破できる三笘と伊東、前線でボールを終える浅野、そして3バックに変更することも考慮して伊藤を入れた。ただ、伊藤は同サイドの三笘をうまく使うことができず、またゲームを組み立てる選手がいないことで、攻撃の形を作れなかった。三笘や伊東の仕掛けはあったが、単発に終わることが多く、結果としてミスから失点して敗れていた。

一方で、スペイン戦は、前半なんとか耐えた中、久保建英(レアル・ソシエダ)に代えて堂安、長友佑都(FC東京)に代えて三笘を選択。システムを変えず、ゴールを奪わなければいけない展開で、よりゴールに直結できる選手を投入した。それが後半立ち上がりの連続ゴールに繋がったと言える。

加えて、スペインが攻撃に出るためにアンス・ファティとジョルディ・アルバのバルセロナコンビを入れたタイミングで、鎌田大地(フランクフルト)を下げ、冨安健洋(アーセナル)を投入。その冨安は、期待に応えスペインの左サイドを完璧に封じ、最後の手として打ったルイス・エンリケ監督の策を潰すこととなった。極め付けは、田中に代えて遠藤航(シュツットガルト)を投入し試合をクローズしに行く冷静な判断。全ての交代カードが、ポジティブに働いた。

強豪国との真剣勝負という点では、森保監督は4年前のロシアW杯のラウンド16・ベルギー代表戦もコーチとして経験しており、流れを選手交代で変えるというものを目の当たりにし、悔しい思いを味わった。その経験も、しっかりと生かしているような気がしてならない。

◆1年半前の苦い記憶を払拭

そしてもう1つが、スペインというチームに対する準備だ。

記憶に新しいところではあるが、2021年の東京オリンピックで、日本代表は準決勝まで駒を進め、メダル獲得に近づいたことで大いに湧いた。その相手はスペイン。このW杯にも多くの選手が出場しているが、そのチームを率いていたのは森保監督であり、吉田麻也(シャルケ)、遠藤、酒井宏樹(浦和レッズ)はオーバーエイジとして戦った。

この試合と同様にスペインの攻撃にさらされながらも耐えていた日本。そして90分をゴールレスで終え、延長戦に入っても粘っていたが、マルコ・アセンシオの一撃に沈んだ。結果、3位決定戦ではメキシコに敗れてメダルを逃すことになり、あと一歩のところでどん底に落とされることとなっていた。

ちなみに、その大会前にもスペインと親善試合を行なっており、世代別のチームであったとはいえ、1年半で3度目の対戦となったのだ。

まさかW杯で同じグループになるとは想像していなかったが、組み合わせが決定してからのスペイン対策は長い間練っていたはずだ。そして、吉田が試合後に明かしたように、「3バック、5バックでしっかりハメに行って、後ろは我慢するというプランでした」とコメント。それまでの2試合とは異なり、3バックのシステムで最初から戦えたことは、大きな一手だったと言える。

[4-3-3]というスペインのシステムに対し、今大会で採用していた[4-2-3-1]はシステムの噛み合わせが悪い。前線の3枚に対して4枚で守るといえば1人多くなりそうだが、実際には5人を4人で守るという形に変わる。そのため、どうしても選手が足らず、攻撃の選手が下がり、6枚にして守る形になってしまうことが多い。

一方で、3バックにすれば、前の3枚に対して3バックがつき、サイドの選手をウイングバックが見て、インサイドをボランチの2枚が見ると言う形に。そうすることで、ボール奪取から攻撃に転じる時に前線に3枚残る可能性があり、ウイングバックも高い位置にいるために、攻撃参加しやすいと言うことがある。

堂安のゴールもそれが生きた形であり、前線からのプレスに対してスペインが繋いだところを伊東が競り合うと、こぼれ球を堂安が拾ってシュートした。2点目も堂安のパスを折り返した三笘はウイングバックの選手であり、後ろにポジションを取っていたら、あそこにはいなかっただろう。準備はしていたものの、これまで実戦ではほとんどやってきていない3バックのシステムを決断して採用し、それまでの準備に選手が応えた結果が、2つ目の金星となったと言える。

◆クロアチアにはどう戦うべきか?

ではクロアチア戦はどう戦うのか。クロアチアは[4-3-3]のシステムで、中盤のボール奪取力が高い上に、攻撃時には非凡なパスセンスを持つルカ・モドリッチマテオ・コバチッチマルセロ・ブロゾビッチが揃っている。加えて、イバン・ペリシッチのように、サイドから切れ味鋭い個人技を見せる選手もいるだけに、ドイツともスペインとも全く違う難しさが生まれるはずだ。

システムで考えれば、スペイン戦と同じような形をとることも考えられる。ただ、アジア最終予選を戦ったより守備を意識した[4-1-4-1]というシステムにすることも考えられるだろう。中盤を3枚同士で戦わせ、遠藤、守田、田中を並べる形。ウイングに伊東を置き、中でもプレーできる鎌田、南野、久保の誰かが左に入る形になるだろう。

ただ、4バックといえど、3バックにできるメンバーを選択することになるはず。板倉が出場停止となるため、吉田と谷口彰悟(川崎フロンターレ)がセンターバックに。左が長友、そして右サイドバックに冨安を置きたいところだ。

冨安は右サイドバックをやりながらも、3バックの右としてプレー。守備時と攻撃時でシステムを変える形が出せれば、プレスをかけながら、ボールを握って試合を支配していくという戦い方もできるはずだ。

クロアチアとの対戦経験は過去3回。うち2回は1998年のフランス大会、2006年のドイツ大会とW杯で戦ったのみ。もう1回は1997年のフレンドリーマッチと、今に生かせる情報はほとんどないと見て良い。

ただ、4年前には決勝にまで進んだ実績があり、その経験値がある選手が大量にいる。決して楽な相手とは言えないクロアチア。森保監督は何を用意するだろうか。

《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》

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伊東純也が半年ぶりにサムライブルーに復帰/六川亨の日本サッカー見聞録

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「コミュニケーションを取っていた」7カ月ぶりに日本代表復帰の伊東純也は離脱中も森保一監督と連絡、前回の最終予選は4戦連発も「やるべきことをやっただけ」

日本代表に復帰したMF伊東純也(スタッド・ランス)が、復帰への心境を語った。 3日、日本代表は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けてトレーニングを実施。冒頭15分がメディアに公開された。 5日には初戦となる中国代表戦を控える中、初日はGKとFP合わせて6名しかフィールドに出てこなかったが、この日はランニングなど汗を流していた。 伊東は性加害問題が報じられ、アジアカップを途中離脱すると、それ以降は代表に招集されず。結果として不起訴になり、今回7カ月ぶりに復帰を果たした。 伊東は再び日本代表に呼ばれたことについて「嬉しいですし、チームに貢献したい気持ちでいます」とコメント。この半年間については「森保さんともコミュニケーションを取っていましたし、(中村)敬斗が代表入っていたのでシンプルに応援していました。夏は初めて代表に入らなかったオフだったので、少しゆっくりしていました」とコメント。森保一監督とも連絡を取り合っていたと明かした。 「コミュニケーションを取っていたので、上手くやれていました」と、代表復帰への不安はなかったという伊東。森保監督は、一貫して伊東を守るために招集しないと語っていたが、スタッド・ランスでのジャパンツアーでの様子を見て、今回は決断したとメンバー発表会見で語っていた。 「色々言われることもあると思うので、そういうところを考えてくれていたと思います」と森保監督の配慮を語る伊東。「そこは上手く話し合えていたと思います」と、連絡を取っていたからこそ不安はなかったようだ。 ジャパンツアーで久々に日本でプレーした感想は「みんな温かく迎えてくれていました。記者の方たちも普通の方々だったので、大丈夫でした」と、特に問題はなかったとコメント。今シーズンもレギュラーとしてプレーし、代表合流前には初ゴールを記録した。 「今は日本ツアーでハードにやって、ちょっと休んで、良い感じで入れたと思いますし、チームもそこまで悪い状態ではなく、個人としても最後に点を取れてこっちに来れたので良かったです」 その伊東は、2022年のカタールW杯に向けた最終予選で圧巻のパフォーマンス。4試合連続ゴールなどでチームをW杯出場に導いた。 「前回も初戦を落としていますし、それで自分たちで難しくしたアジア最終予選だと思うので、今回は1戦目から勝っていければ、より良いかなと思います」と語る伊東。「わざわざ追い込まれる必要はないと思います」と、しっかりと勝利からスタートしたいと意気込みを語った。 「(当時は)やらなきゃいけなかったですし、自分のやるべきことをやっただけです。ゴールやアシストは自分が一番やらなきゃいけないことで、それができて、チームを勝たせられて良かったです」と、追い込まれたからこそ気合位を入れ直したようだが、今回はその反省を生かし、復帰戦での躍動が期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】伊東純也が今季初ゴール!頭でしっかりと決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報] <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E7%B4%94%E4%B9%9F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMAdeDAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMAdeDAZN</a><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMA</a> <a href="https://t.co/VbXoyDc7YH">pic.twitter.com/VbXoyDc7YH</a></p>&mdash; アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1830277838018392462?ref_src=twsrc%5Etfw">September 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.03 19:55 Tue

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「最終予選に向けて整えてきた」なでしこ石川璃音は準備万端、北朝鮮の強度にも臆せず「そこは絶対に負けたくない」

パリ・オリンピックアジア最終予選の北朝鮮女子代表戦へ向け、なでしこジャパンが始動。13日に国内合宿がスタートし、初日のトレーニングを終えてDF石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)がメディアの取材に応じた。 国内組を中心に、合宿は11名で開始。WEリーグのウインターブレイクや皇后杯などにより、選手によってオフ期間に差異のある状況で迎えた初日だが、20歳のセンターバックは「この最終予選に向けてコンディションを整えてきたので、体は動く状態」と、早くも臨戦態勢だ。 オフ期間には筋力トレーニングをメインに、スプリントの強化にも取り組んだとのこと。フィジカルを売りにする北朝鮮相手にも、怯む様子は微塵もない。 「(相手は)球際が強いとは思いますが、自分もそこは良さだと思っているので、絶対に負けたくない。自分から吹き飛ばしていけるように、頑張りたい」 「どちらかというと、自分はそういう相手の方がやりやすいので、すごく楽しみです。けど、まずは勝つということをメインに考えたい」 また、ビルドアップ力の向上を、個人として目標の1つに挙げている。とらわれ過ぎてうまくいかないこともあったようだが、所属チームでも代表活動でも、アドバイスをもらいながら成長中。 ちょうど合宿初日、池田太監督と宮本ともみコーチが相手2トップを模し、プレス回避をイメージしての最終ラインからボールを運び出すパストレーニングも行われた。立ち位置、パス出しのタイミング、1つ飛ばしの意識などを吸収しつつ、培ったものを試合でも発揮できるようにと石川は意気込みを語った。 「どれだけ自分にFWを引きつけてからパスを出せるかが、あの練習には込められていると思いました。自分はビルドアップの部分が足りないと思っているので、アドバイスを受けながら今日練習に臨みましたが、自分のところへ引きつけたら、周りも楽になると思うので、そういう部分も今回の最終予選で出せたらなと思います」 なでしこジャパンは2大会連続6度目のオリンピック出場を懸け、24日に最終予選の第1戦(開催地未定)を戦い、28日に国立競技場で運命の第2戦を迎える。 2024.02.14 21:40 Wed
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日本代表DF中山雄太、試合中に前歯2本を失う悲劇

日本代表DF中山雄太が試合中に前歯を失う痛々しい事態に見舞われた。 事件が起きたのは21日に行われたエールディビジ第13節のフェイエノールト戦。オランダ『Voetbal International』が伝えた。 中山はこの試合に3バックのセンターとして先発フル出場。チームは4-0で完敗を喫したが、その試合中に痛々しいシーンがあった。 試合の30分、中山はブライアン・リンセンとの競り合いで激突。その際に、上の前歯2本が折れてしまい、口の中が血だらけになっていたのだ。 メディカルスタッフがチェックに入った際には、完全に歯がなくなっていることが確認されていた。 なお、その後に2失点を喫し、中山は歯を失っただけでなく、チームとしても痛い目に遭ってしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】中山雄太の前歯が2本なくなる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="nl" dir="ltr"> Yuta Nakayama verliest waarschijnlijk de wedstrijd, maar is ook zijn voortanden verloren...<a href="https://twitter.com/hashtag/feypec?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#feypec</a> <a href="https://t.co/IPXjThVxmF">pic.twitter.com/IPXjThVxmF</a></p>&mdash; ESPN NL (@ESPNnl) <a href="https://twitter.com/ESPNnl/status/1462421717587013632?ref_src=twsrc%5Etfw">November 21, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.23 14:18 Tue
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中国代表に痛手…ブラジルから帰化のFWフェルナンジーニョが家族の問題で来日せず

中国サッカー協会(CFA)は24日、中国代表に招集されていたFWフェルナンジーニョ(無所属)が来日しないことを発表した。 中国代表はすでに来日済みである中、ブラジルからの帰化選手はヨーロッパから来日する予定だった。 FWアラン、FWアロイージオとともにオランダのアムステルダムから24日に来日予定だったフェルナンジーニョだったが、CFAによるとアムステルダムで家族の健康上の問題を知ったとのこと。そのまま来日せず、ブラジルへと戻ることを申請したとのことだ。 CFAもフェルナンジーニョの帰国を許可。今回のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選には参加しないこととなる。 フェルナンジーニョはブラジルのフラメンゴやポルトガルのエストリル・プライアなどでプレー。中国では重慶力帆、河北華夏、広州恒大(現:広州FC)でプレーしていたが、今年1月に財政面の問題で退団していた。 中国スーパーリーグでは119試合に出場し30ゴール39アシストを記録。これまで中国代表歴はなく、帰化後初の代表活動となる予定だった。 2022.01.25 09:30 Tue
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なでしこジャパンの宮本ともみコーチが女子AFC Coach of the Yearにノミネート!

アジアサッカー連盟(AFC)の年間男子最優秀監督ノミネート3名には、日本代表の森保一監督が最終候補に残ったほか、年間女子最優秀監督にもなでしこジャパンの宮本ともみコーチがノミネートされている。 4年ぶりの開催となるAFCアウォーズへ向けては、13日に各賞のノミネート選手や監督が発表。女子のAFC Coach of the Yearには宮本コーチのほか、中国女子代表のシュイ・チンシア監督、U-16韓国女子代表のキム・ウンジョンコーチがノミネートされた。 日本における監督はHead coach、ヘッドコーチにあたる英語がAssistant coachであるため、日本語でいう"コーチ"も同賞に該当する。 宮本コーチは現役時代の多くを、プリマハム時代を含めて伊賀FCくノ一(現:伊賀FCくノ一三重)で過ごし、日本女子代表としても中盤の軸に。出産後に現役復帰、女子ワールドカップ(W杯)メンバー入りも果たした女子サッカーの先駆者的存在だ。 指導者としては、池田太監督とともに年代別の日本女子代表を指導。2021年からなでしこジャパンのコーチに就任し、セットプレー時は前面に立って指示を送るなど、戦術家としての手腕を振るった。 池田監督の右腕としてオーストラリア&ニュージーランド女子W杯では、スペイン女子代表に快勝を収めるなど、グループステージを3戦全勝。準々決勝でスウェーデン女子代表に敗れはしたものの、育成時代から目をかけてきた長野風花や宮澤ひなたらが躍動し、その戦いは世界で大きな注目を浴びた。 また、シュイ・チンシア監督は、2022年のAFC女子アジアカップで中国を率いて日本や韓国を下し、9度目の大会制覇を達成。キム・ウンジョンコーチはU-16韓国女子代表を率い、AFC U-17女子アジアカップの1次予選、2次予選を通じて5試合51得点2失点の圧倒的強さで、チームを本戦出場へ導いていた。 <span class="paragraph-title">【写真】女子AFC Coach of the Yearにノミネートされた3名</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <br><br> Shui Qingxia <br> Tomomi Miyamoto <br> Kim Eun-jung <br><br>Let us know which tactician made the biggest impact in spearheading the women’s game to greater heights in 2022! <a href="https://twitter.com/hashtag/AFCAwards2022?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCAwards2022</a> <a href="https://t.co/v5GhB1hIdU">pic.twitter.com/v5GhB1hIdU</a></p>&mdash; AFC (@theafcdotcom) <a href="https://twitter.com/theafcdotcom/status/1716665850168823900?ref_src=twsrc%5Etfw">October 24, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.25 18:30 Wed
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三笘薫や松木玖生、熊谷紗希に森保一監督らAFC年間表彰の各賞に日本人7名がノミネート!

アジアサッカー連盟(AFC)が、2022年の年間表彰のノミネート選手を発表した。 すでに伝えている通り、AFC年間最優秀コーチ賞(男子)には日本代表の森保一監督、AFC年間最優秀コーチ賞(女子)にはなでしこジャパンの宮本ともみコーチが最終3人の候補のノミネートしていた。 AFC年間最優秀男子選手賞には日本人はノミネートされなかったものの、AFC年間最優秀女子選手賞にはなでしこジャパンのキャプテンを務めるDF熊谷紗希(ローマ)がノミネート。また、AFCアジア国際年間最優秀選手賞には日本代表MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)がノミネートした。 その他にも、AFC年間最優秀ユース選手賞(男子)にはU-22日本代表MF松木玖生(FC東京)、AFC年間最優秀ユース選手賞(女子)にはなでしこジャパンFW浜野まいか(チェルシー)がノミネートされた。 サッカー以外では、AFC年間最優秀フットサル選手賞にはフットサル日本代表のGK黒本ギレルメ(しながわシティ)がノミネートされている。 ◆AFC年間最優秀男子選手賞 マシュー・レッキー(オーストラリア/メルボルン・シティ) アルモエズ・アリ(カタール/アル・ドゥハイル) サレム・アル・ドサリ(サウジアラビア/アル・ヒラル) ◆AFC年間最優秀女子選手賞 サマンサ・カー(オーストラリア/チェルシー) チャン・リンヤン(グラスホッパー/スイス) 熊谷紗希(日本/ローマ) ◆AFCアジア国際年間最優秀選手賞 メフディ・タレミ(イラン/ポルト) 三笘薫(日本/ブライトン&ボーヴ・アルビオン) キム・ミンジェ(韓国/バイエルン) ◆AFC年間最優秀ユース選手賞(男子) モハマド・アミン・ハズバヴィ(イラン/アル・サッド) 松木玖生(日本/FC東京) イ・スンウォン(韓国/江原FC) ◆AFC年間最優秀ユース選手賞(女子) メアリー・ファウラー(オーストラリア/マンチェスター・シティ) ホー・ユエシン(中国) 浜野まいか(日本/チェルシー) ◆AFC年間最優秀コーチ賞(男子) グラハム・アーノルド監督(オーストラリア代表) 森保一監督(日本代表) サアド・アル・シェフリー監督(U-23サウジアラビア代表) ◆AFC年間最優秀コーチ賞(女子) 宮本ともみ コーチ(なでしこジャパン) シュイ・チンシア監督(中国女子代表) キム・ウンジョン コーチ(U-16韓国女子代表) ◆AFC年間最優秀フットサル選手賞 ムスリム・オラドゴバド(イラン/AEパルマ・フットサル) サイード・アーメド・アッバシ(イラン/ヴィニャ・アルバリ・バルデペーニャス) 黒本ギレルメ(日本/しながわシティ) <span class="paragraph-title">【写真】AFC年間表彰にノミネートされた日本人7人</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cy2xqVYpXk4/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cy2xqVYpXk4/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.10.26 23:50 Thu

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