好ゲームも浦和が勝てない理由は? 足りない“浦和”としての経験値/編集部コラム
2022.03.03 06:45 Thu
◆後半に見える脆さ、足りないものは
もちろん、そのことが影響していないとは言わないが、監督や選手はそれを言い訳にはしない。どのクラブにも起こることであり、条件は一緒だからだ。
しかし、この4試合に共通して言えるのは、チャンスを決め切れない決定力が欠けていること、そして90分間を通してのパフォーマンスが徐々に落ちていっているということだ。
開幕戦の京都戦も前半は浦和がボールを保持してゴールへと近づいた中、ゴールを奪えないまま前半を終えることに。すると早々にピーター・ウタカにゴールを許して敗れた。
神戸戦は相手に先制されながらも前半で2点を奪って逆転に成功。その後も決定機を迎えたが生かせないでいる中、後半早々に明本が退場。最後は防戦一方となり、槙野智章に決められて引き分けた。
続くG大阪戦は前半は完全に浦和が支配し、ゴールが決まらないのが不思議なほど。敵将の片野坂知宏監督でさえ、「内容は浦和さんの試合」と明確に語った。ただ、結果は0-1で敗戦だった。
そして川崎F戦。同じように前半から真っ向勝負で戦い、川崎Fを上回る前半を見せて先制。しかし、後半押し込まれ始めたところで連続失点を喫し、2-1で敗れた。
試合の展開は4試合とも似ており、決定機を決め切れていないという事実、そして後半に強度が落ちたところを狙われて失点するという点だ。
前述の選手が揃わないこと、コンディションが整っていないということも少なからず影響するだろう。ましてや週2回のリーグ戦を戦うということで、疲労ももちろん溜まる。選手をやりくりしようにも、駒がないという状況は、リカルド監督にとって苦しいところだろう。内容は良くても勝てないというジレンマに、「フラストレーションがある」と語ったが、それも当然と言える。
では浦和に欠けているモノはなんなのか。疲労度や選手のコンディションという点以外に大きなものが1つ。それは「浦和を支えるチーム力」ではないだろうか。
もちろん、そのことが影響していないとは言わないが、監督や選手はそれを言い訳にはしない。どのクラブにも起こることであり、条件は一緒だからだ。
しかし、この4試合に共通して言えるのは、チャンスを決め切れない決定力が欠けていること、そして90分間を通してのパフォーマンスが徐々に落ちていっているということだ。
開幕戦の京都戦も前半は浦和がボールを保持してゴールへと近づいた中、ゴールを奪えないまま前半を終えることに。すると早々にピーター・ウタカにゴールを許して敗れた。
神戸戦は相手に先制されながらも前半で2点を奪って逆転に成功。その後も決定機を迎えたが生かせないでいる中、後半早々に明本が退場。最後は防戦一方となり、槙野智章に決められて引き分けた。
続くG大阪戦は前半は完全に浦和が支配し、ゴールが決まらないのが不思議なほど。敵将の片野坂知宏監督でさえ、「内容は浦和さんの試合」と明確に語った。ただ、結果は0-1で敗戦だった。
そして川崎F戦。同じように前半から真っ向勝負で戦い、川崎Fを上回る前半を見せて先制。しかし、後半押し込まれ始めたところで連続失点を喫し、2-1で敗れた。
試合の展開は4試合とも似ており、決定機を決め切れていないという事実、そして後半に強度が落ちたところを狙われて失点するという点だ。
前述の選手が揃わないこと、コンディションが整っていないということも少なからず影響するだろう。ましてや週2回のリーグ戦を戦うということで、疲労ももちろん溜まる。選手をやりくりしようにも、駒がないという状況は、リカルド監督にとって苦しいところだろう。内容は良くても勝てないというジレンマに、「フラストレーションがある」と語ったが、それも当然と言える。
では浦和に欠けているモノはなんなのか。疲労度や選手のコンディションという点以外に大きなものが1つ。それは「浦和を支えるチーム力」ではないだろうか。
リカルド・ロドリゲス
酒井宏樹
宮本優太
平野佑一
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明本考浩
岩尾憲
ピーター・ウタカ
槙野智章
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江坂任
アレクサンダー・ショルツ
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浦和レッズは28日、FWブライアン・リンセン(34)との契約満了を発表した。 オランダ出身のリンセンは、フォルトゥナ・シッタート、マーストリヒト、VVVフェンロ、ヘラクレス・アルメロ、フローニンヘン、フィテッセ、フェイエノールトでプレー。2022年6月に浦和に加入した。 加入してすぐに負傷するなど、苦しいスタートとなった中、2年半でJ1通算38試合4得点、リーグカップで7試合3得点、天皇杯で3試合、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で5試合2得点、クラブ・ワールドカップで2試合に出場した。 今シーズンは序盤戦で出番なく、J1では16試合2得点と出番を減らしての退団となったリンセンは、クラブを通じてコメントしている。 「浦和レッズのファンのみなさんへ」 「まず最初に、私に対する素晴らしいサポートに感謝したいです。これまで決して楽な道のりではありませんでした。怪我もあり、難しい時期もありましたが、浦和レッズのユニフォームを着てピッチに立つために努力を続けました」 「浦和レッズの歴史の一部になれたことを誇りに思います。いつか浦和レッズの大ファンとして、また埼玉スタジアムに戻ってきたいと思っています」 「今シーズンの最後までファン・サポーターのみなさんのために全力で闘いたいと思います。最後まで応援よろしくお願いします。Arigato gozaimashita!」 2024.11.28 17:17 Thu4
浦和の元日本代表MF宇賀神友弥が現役引退! 今季復帰で浦和で通算400試合出場達成「浦和の漢としての生き様を見せることはできたのでは」
浦和レッズは25日、元日本代表MF宇賀神友弥(36)の現役引退を発表した。 宇賀神は浦和のジュニアユース、ユース出身で、流通経済大学へ進学。2009年に浦和の特別指定選手となると、2010年に浦和でプロ入りした。 左サイドのスペシャリストとして、サイドバックやサイドハーフでプレー。正確なクロスと豊富な運動量を武器とした攻撃参加で浦和のサイドを支えると、2015年には右ウイングバックに転向。ただ、すぐに左が主戦場となった。 2021年限りで浦和を退団し、2022年からはFC岐阜でプレー。2シーズンでJ3通算64試合4得点の成績を残すと、今シーズンから浦和へ電撃復帰。しかし、出番に恵まれず、明治安田J1リーグ第21節のジュビロ磐田戦のみの出場となったが、浦和での公式戦通算400試合出場を達成。26得点を記録し、J1のステージ優勝2回、リーグカップ1回、天皇杯2回、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)1回、スルガ銀行チャンピオンシップ1回とタイトルを獲得した。 J1通算294試合16得点、リーグカップ通算41試合2得点、天皇杯通算29試合6得点、ACL通算30試合2得点、クラブ・ワールドカップ1試合、その他の公式戦でも6試合に出場していた。また、2017年には日本代表にも選出され、1試合に出場していた。 宇賀神はクラブを通じてコメントしている。 「2024シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。25年前、この誇りあるエンブレムがついたユニフォームに袖を通した瞬間から浦和レッズというクラブに魅かれ、プロサッカー選手として活躍することを夢みました」 「選手になるという夢を叶えた瞬間からこのクラブにタイトルという恩返しをしたいという思いだけでここまで走ってきました」 「決して多くの恩返しはできませんでしたが「宇賀神友弥」というプロサッカー選手として、1人の人間として、そして浦和の漢としての生き様を見せることはできたのではないかと思っています」 「15年間という幸せなプロサッカー選手生活を支えてくれた全てのみなさまに感謝します。We are REDS!」 なお、11月26日(火)の13時30分より引退会見も行われる。 2024.11.25 14:53 Mon5