レスターがオスカル・ガルシア氏招へいか? 系列OHルーヴェンで優れた手腕発揮

2024.05.31 19:51 Fri
レスター行き噂されるガルシア氏
Getty Images
レスター行き噂されるガルシア氏
レスター・シティが、チェルシー行き迫るエンツォ・マレスカ監督の後任として前スタッド・ランス指揮官の招へいを検討しているようだ。

マンチェスター・シティ時代にジョゼップ・グアルディオラ監督の右腕として知られていたマレスカ監督の下、1年でのプレミアリーグ復帰とチャンピオンシップ優勝を成し遂げたレスター。
しかし、そのイタリア人指揮官はマウリシオ・ポチェッティーノ監督が退任したチェルシー行きが間近に迫っており、クラブは有力な候補として元オランダ代表FWで現在フリーのルート・ファン・ニステルローイ氏ら複数の候補をリストアップしている模様だ。

そんな中、新たな候補として名前が挙がっているのが、2022年途中までスタッド・ランスを指揮していたオスカル・ガルシア氏だ。

ガルシア氏は、バルセロナのU-19やマッカビ・テルアビブ、ブライトン、ワトフォード、ザルツブルク、サンテチェンヌ、オリンピアコス、セルタ、ランスの指揮官を歴任していた。
フランス『レキップ』によると、ガルシア氏は昨年11月にレスターと同じオーナーを持つベルギーのOHルーヴェンの新監督に就任。就任時不振に陥っていたチームを見事に立て直し、残留に導いた。

レスターの首脳陣はその手腕を高く評価しており、マルチ・クラブ・オーナーシップによる交渉の容易さを含め同氏の招へいに動く構えだ。

なお、ガルシア氏はランスでMF伊東純也、ルーヴェンでMF三竿健斗、MF明本考浩と3人の日本人選手を指導している。

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チェルシーがバルサの若手FWを狙う? 契約解除金は10.2億円

チェルシーがバルセロナの若手ストライカーの獲得に関心を持っているという。 新シーズンはエンツォ・マレスカ監督が指揮を執ることが決まっているチェルシー。一方で、財務上の問題もあり、選手の売却などにも動く必要があるとも言われている。 そんな中、今夏の補強候補の1人として浮上したのが、バルセロナに所属するU-19スペイン代表FWマルク・ギウ(18)とのことだ。 カンテラ育ちで187cmの大型ストライカー。バルサ・アトレティックに在籍しているが、2023-24シーズンはラ・リーガで3試合1ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)でも2試合1ゴールとプレーしていた。 移籍市場に精通するスペイン人ジャーナリストのギジェム・バラゲ氏によれば、チェルシーの他にバイエルンも獲得に動いているとのこと。ただ、契約解除金が600万ユーロ(約10億2000万円)と安価のため、獲得に支障はなさそうだ。 一方で、バルセロナも若き才能の残留を望んでいる状況。ギウ本人と新契約について協議中ではあるが、ビッグクラブからの関心も強まっているという。 2024.06.21 22:10 Fri

昇格組レスター、クーパー氏の新監督就任を発表! 3年契約を締結

レスター・シティは20日、新監督にスティーブ・クーパー氏(44)が就任することを発表した。契約期間は2027年夏までの3年間となる。 チャンピオンシップ(イングランド2部)で見事に優勝を果たし、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたレスター。しかし、チームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ監督は、チェルシーからのオファーを受けて退団した。 後任に就任するクーパー氏は、リバプールユースの監督として指導者キャリアをスタート。その後、アカデミーマネージャー、リバプールU-18の監督を務めると、U-16イングランド代表、U-17イングランド代表で監督を務めた。 2017年のU-17ワールドカップでU-17イングランド代表を率いて優勝。その後、スウォンジー・シティでも指揮すると、2021-22シーズンからノッティンガム・フォレストを指揮。2022-23シーズンはフォレストでチャンピオンシップを戦いプレミアリーグ昇格を果たしていたが、2023-24シーズン途中で解任されていた。 再びプレミアリーグを戦うレスターを任されたクーパー氏は、クラブを通じてコメントしている。 「レスター・シティのファーストチーム監督に任命されたことを本当に嬉しく、誇りに思う。このクラブは豊かな歴史と情熱的なサポーターを持つ素晴らしいクラブだ。このような才能豊かな選手たちと一緒に仕事ができることを嬉しく思うし、プレミアリーグで共通の目標を達成するという挑戦を楽しみにしている」 2024.06.20 21:05 Thu

プレミア復帰のレスター、チェルシーに引き抜かれた指揮官の後任は?

プレミアリーグに昇格するレスター・シティだが、新監督候補は昨シーズンプレミアリーグで指揮した監督になるようだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)で見事に優勝を果たし、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたレスター。しかし、チームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ監督は、チェルシーからのオファーを受けて退団した。 監督不在の中、レスターはプレミアリーグを戦うために新監督を選定。候補には、ブライトン&ホーヴ・アルビオンやチェルシーを指揮したグレアム・ポッター氏や、ウェスト・ブロムウィッチのカルロス・コルベラン監督などが浮上している。 その中でも最も有力とされるのが、スティーブ・クーパー氏。2023年12月にノッティンガム・フォレストの監督を解任されて以降はフリーの状態だが、プレミアリーグの経験もあり、良い候補の1人とみられている。 クーパー氏は、2017年のU-17ワールドカップでU-17イングランド代表を率いて優勝。スウォンジー・シティでも指揮すると、2022-23シーズンはフォレストでチャンピオンシップを戦いプレミアリーグ昇格を果たしていた。 2024.06.19 23:18 Wed

「イングランド代表に集中」チェルシーMFギャラガーが移籍の噂に言及、自身を引き上げたポチェッティーノ前監督には「本当に感謝している」

イングランド代表としてユーロ2024に臨むMFコナー・ギャラガー。憶測を呼んでいる今夏の移籍やチェルシーについて語った。イギリス『BBC』が伝えた。 チェルシーのアカデミー育ちのギャラガーは、チャールトン・アスレティックやスウォンジー・シティ、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)、クリスタル・パレスへとレンタル移籍を繰り返していた。 2022年7月、正式にファーストチームに昇格。昇格して2年目のシーズンとなった2023-24シーズンは、プレミアリーグで37試合に出場し5ゴール7アシストを記録。公式戦では50試合で7ゴール9アシストを記録した。 マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下、チームの中心選手としてプレーしたギャラガーだが、残り1年となった契約期間もあり、今夏の移籍が取り沙汰されている。 チェルシーはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に抵触する可能性があり、今夏の移籍市場では選手を売却しなければいけない状況に。多くの関心があるギャラガーが売却対象だとされてきた。 ユーロ開幕を前に記者会見に出席したギャラガーは、改めてシーズンを振り返り、チェルシーで良いシーズンが過ごせたとコメント。ポチェッティーノ監督への感謝も口にした。 「本当に楽しかった。サッカーをしている時は幸せだし、今シーズンはコンスタントにプレーできているので、できるだけチェルシーに貢献できるように、そしてプレーしている時はイングランド代表に貢献できるように一生懸命働いた」 「昨シーズン、チェルシーに自分の実力を見せられる機会を与えてくれたマウリシオ・ポチェッティーノ監督に本当に感謝している。まだまだ改善の余地はあると願っている」 しかし、自身を信頼して起用してくれたポチェッティーノ監督はシーズン終了後に解任。新たにエンツォ・マレスカ監督の就任が決定していた。 ギャラガーは残念だとコメントしながらも、新体制でのシーズンを楽しみにしていると語った。 「もちろん、彼は僕のために多くのことをしてくれたし、彼やコーチ陣のことを思うと残念だった。でも、新しい監督(エンツォ・マレスカ)が来ることを本当に楽しみにしている。僕とチェルシーの全員が、彼と一緒に仕事ができることを本当に楽しみにしている」 また、自身にまつわる憶測にも言及。今は、ユーロのためにイングランド代表に集中していると語るに留めた。 「イングランド代表に集中しているんだ。これは、僕にとっても国にとっても最も重要なこと。今はただ、大会のスタートが待ちきれない」 2024.06.13 23:25 Thu

ユーロ出場逃し親善試合でも低調…ウェールズ指揮官が解任危機に?

ウェールズ代表のロブ・ページ監督(49)は、立場が危うくなっているようだ。 ユーロ2020ではベスト16の結果を残し、2022年にはウェールズを64年ぶりのワールドカップ出場に導いたページ監督。しかし、今年3月に行われたユーロ2024予選プレーオフ決勝ではポーランド代表相手に惜しくも敗れ、本大会出場を逃すことになった。 それでも、ウェールズサッカー協会(FAW)は2026年夏まで契約を残す指揮官を支持。引き続き指揮を執ることになったページ監督だったが、今月行われた国際親善試合ではジブラルタル代表相手にゴールレスドローとなると、続くスロバキア代表戦は0-4の完敗となった。 イギリス『デイリー・メール』によると、明るい兆しが見えないこともありFAWはページ監督の解任を再検討。もし指揮官交代の決断を下した場合、後任には今シーズン途中までノッティンガム・フォレストを率いたスティーブ・クーパー氏(44)が有力となっているようだ。 ただし、クーパー氏にはエンツォ・マレスカ監督をチェルシーに引き抜かれたレスター・シティからの関心もあり、去就を即決する可能性は低いとのこと。FAWはネーションズリーグが始まる今年9月までに指揮官を決定したい意向と報じられているが、果たして。 2024.06.12 16:50 Wed

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昇格組レスター、クーパー氏の新監督就任を発表! 3年契約を締結

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プレミア復帰のレスター、チェルシーに引き抜かれた指揮官の後任は?

プレミアリーグに昇格するレスター・シティだが、新監督候補は昨シーズンプレミアリーグで指揮した監督になるようだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)で見事に優勝を果たし、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたレスター。しかし、チームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ監督は、チェルシーからのオファーを受けて退団した。 監督不在の中、レスターはプレミアリーグを戦うために新監督を選定。候補には、ブライトン&ホーヴ・アルビオンやチェルシーを指揮したグレアム・ポッター氏や、ウェスト・ブロムウィッチのカルロス・コルベラン監督などが浮上している。 その中でも最も有力とされるのが、スティーブ・クーパー氏。2023年12月にノッティンガム・フォレストの監督を解任されて以降はフリーの状態だが、プレミアリーグの経験もあり、良い候補の1人とみられている。 クーパー氏は、2017年のU-17ワールドカップでU-17イングランド代表を率いて優勝。スウォンジー・シティでも指揮すると、2022-23シーズンはフォレストでチャンピオンシップを戦いプレミアリーグ昇格を果たしていた。 2024.06.19 23:18 Wed

元イングランド代表DFバートランドが34歳で現役引退…1年間の無所属を経て

元イングランド代表DFライアン・バートランド(34)が18日、現役引退を表明した。 チェルシーのアカデミーからトップチームに上がった左サイドバックは下部リーグのチームをローンで転々した後、帰還。チェルシー復帰後にトップチームデビューを果たすなど、57試合に出場した。 だが、ポジションを掴み切れず、アストン・ビラやサウサンプトンにそれぞれローン移籍。その後、サウサンプトンに完全移籍でチェルシーに別れを告げ、2021年夏からスター・シティに移った。 サウサンプトンで通算240試合に出場数を積み上げ、即戦力として期待されてのレスター行きだったが、ケガに悩まされ、2年間トータルで11試合の出場のみに。2023年夏に契約満了で退団し、フリーだった。 代表では2012年8月にデビューし、19キャップを刻んだバートランドは無所属が続くなか、イギリス『スカイ・スポーツ』で「少し時間が経ち、『いつ復帰するの?』、『何しているの?』って質問をよく受ける。だから、正式に引退する。次のステップがすごく楽しみだ」と話した。 2024.06.18 21:20 Tue

引退した岡崎慎司が選んだ印象に残るゴールは? 植えついたイメージを払拭したい悔しさで決めたゴール「ニューカッスル戦のオーバーヘッド」

2023-24シーズン限りでの現役引退を発表していたFW岡崎慎司(38)が、東京都内で引退会見を実施した。 清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせた岡崎。ダイビングヘッドや気持ちのこもったプレー、泥臭さもあるゴールゲッターとして飛躍すると、2011年1月にシュツットガルトへと完全移籍しヨーロッパでのキャリアをスタートさせる。 その後、マインツでのプレーを経て、2015年7月にレスター・シティへと完全移籍。クラウディオ・ラニエリ監督の下で奇跡のプレミアリーグ優勝を経験。ハードワークを武器にチームの優勝に貢献していた。 その後、マラガへの移籍が成立するもプレーできないことが決まるとウエスカにそのまま移籍。カルタヘナとスペインでのプレーを経て、2022年8月にシント=トロイデンに完全移籍で加入した。 ヨーロッパで7クラブ目となったシント=トロイデンでは、2シーズンを過ごして41試合で2ゴールを記録。今シーズンはヒザのケガに苦しむこともあり引退を決断。5月17日のOHルーヴェン戦がラストマッチとなり、現役を引退した。 日本代表としても119試合で歴代3位の50ゴールを記録するなど、多くの記憶にも残る岡崎。改めて引退の理由について語り、妻の後押しがあったとした。 「引退を決めた理由は、まずはヒザのケガが一番です。昨シーズンスタートしてからずっとヒザの痛みを抱えながらプレーしていて、プレーできなくなるまで半年ぐらい痛みながらプレーしていたんですけど、その時に色々なことを考えてプレーしていました」 「試合に出たり出なかったり、『岡崎は必要だけど、こういう場面では使えない』という話などをフィンク監督と話して、そうだよなと思いながら、そういうシチュエーションが増えて、練習では若い日本人やベルギー人選手がいて、これから上を目指す彼らと話をして、リスペクトをしてもらっていた中で、自分は凄く悔しい思いをしながら練習や試合をしていました」 「彼らが気を遣うというより、自分がもっと要求できる、あの頃ならもっとこういうプレーができたよなと、毎練習、毎試合思いながら、俺だったらもっとあそこ行けると。でも試合では、そういう動きがだんだんできなくて、その繰り返しを昨シーズンずっと続けていましたが、12月前半にプレーできないぐらいのケガになり、サッカー人生で初めて辞めたいと思いました。そこで、これが引退なのかなと自分が燃え尽きてしまった。今まで諦めたことは一度もなかったんですが、諦めると決断した時に、引退するという気持ちと、このまま終わりたくないという気持ちが芽生えていて、サッカー選手の続きをヨーロッパで作っていきたいと考えた時に、サッカー選手じゃないなと自分の中で決めてしまいました」 「自分は決めてしまうと一直線になってしまう人間だとその時に改めて感じて、引退しました。初めて奥さんに話した時、『絶対に早くみんなに言って』と言われて。自分はシーズン最後までやっていきなり辞めても良いかなと相談したら、『応援してくれた人に伝えるべきだ』と言われて、2月ぐらいに発表しました」 「みなさんが自分のイメージをどう思っているか分からないですが、僕はあまりみんなのため、ファンのためというのではなく、自分がこうしたいという思いでやってきて、サッカー選手としてわがままにやって家族にも迷惑をかけました。それでも、それを貫いて最後までやり切ろうと決めました。挑戦の続きが自分で作れると思ったからこそ辞められたというのもあって、自分の中ではポジティブな形で結論に至った感じです」 ヨーロッパで13年半プレーした岡崎。最後は体が悲鳴を上げてしまうという結果に終わったが、キャリアを振り返り、有言実行にならなかったと語った。 「後悔だらけと言いますか、自分が目標として口にしたことはほとんど達成できていないです。ワールドカップ優勝、北京オリンピック、プレミアリーグ2桁、ビッグクラブでもプレーしていません。セリエAでプレーしたい、4大リーグでプレーしたいということも達成できませんでした」 「40歳まで現役を続けるというのが最後の目標を決めていたんですけど、ワールドカップもワンチャンあると思っていて。でも、今回決断したということで、やってきたことには後悔はないですけど、ほとんど記憶に残っているのは悔しさだけです。でも、ここまで来れることを想像していたかというと、そうではないので、ということはやってきたことは間違いではなかったかなと。次の人生で先を見れたらなと思っています」 それでも、記憶に残り、そしてプレーヤーとしてだけでなく人間性も多くの人に愛された岡崎。現役ラストマッチでは、相手チームも加わり、花道で送り出された。 「想像していなくて、当日もフィンク監督が『最後前半20分で良いだろう』と話していて、僕は『20糞じゃダメだろ』と会話しました。練習もほとんど参加していなくて、最後の1週間だけ参加していました。監督も自分のコンディションを考えてそう言ってくれたんだと思うんですけど、自分はそこをターゲットにしてラスト5カ月やっていたので、監督と話して45分出て。監督は後半に代えることを決めていて、ラスト5分出ました」 「これで終わりかと思っていたんですが、ああいう風に両チームにやってもらえる、胴上げもそうですけど、やってきて良かったなと思えたというのが良い終わり方だったなと。シント=トロイデンの選手たち、ルーヴェンの選手たちにも感謝したいです。あれは1人のシント=トロイデンの2ndGKが言ってくれたみたいなんですが、そういう人がいなければあれもなかったと。リスペクトされて終わったのかなと思います」 その岡崎だが、周りのことを考えてプレーしてはこなかったと明かした。 「愛されているかどうかも分からないですが、自分自身は結構一直線に自分がやりたいことをやっていて、正直に自分が酷い人間だなと思うこともありますし、失敗ばかりしたり、近い人であればあるほど迷惑をかけているんだろうなと」 「ただ、自分がやることに対して責任を持つということは、間違いなくやっていますし、関わってくれた人に対して損はさせたくない、応援してくれた人に対しては自分の最後を見せたい、姿を見せたいという責任や覚悟は誰よりも持っているかと思います」 岡崎のキャリアを振り返る上では欠かせないのレスター時代。プレミアリーグでの奇跡的な優勝を成し遂げた一員となり、岡崎のクラブキャリアでは1部リーグでのタイトルはこの1つとなる。 「嬉しかったというのは本音の部分で、優勝決まる直前までは、点を取りたい、でもチームのためにやらなきゃいけないということばかりを考えて、試合に出ることに必死になっていたシーズンでした」 「優勝が決まる前にトッテナムとチェルシーの試合を(ジェイミー・)ヴァーディーの家に観に行ったときまではあまり考えていなかったんですが、あるかもしれないとなってきた時に、『優勝するんか』というのが自分の中にあって、優勝するのはこういう気持ちなんだということを感じました」 「ウエスカでのスペイン2部での優勝も凄く嬉しかったんですが、レスターでの優勝は他の人の記憶にこれまでも残ると思うんですけど、そこに関われたことは本当に嬉しいです」 ハードワークの印象が強い岡崎だったが、そこは生粋のストライカー。チームに求められることをやる一方で、自身に対しての期待が前線からの守備ということに葛藤があったという。クラブレベルで一番記憶に残っているのもレスターでの試合だった。 「ほぼ全部印象に残っています。クラブでいうと、優勝したレスターでのシーズンのニューカッスル戦のオーバーヘッドですかね。プレミアリーグでフィットするというために、ハードワーク、チームの潤滑油が一番に認められてしまったがために、45分や60分で交代させられるという数がめちゃくちゃ多かったシーズンです」 「ある意味、その悔しさは自分しか知らず、周りはあまりそういうことはわかっていなくて、どう証明するかというとゴールしかなかったです。ストライカーであるということだけではなく、監督や選手に岡崎はこういう選手だというのを超えたい。自分の人生は海外では特にそうやってきました。印象的なゴールとしては、あのゴールが残っています」 <span class="paragraph-title">【動画】岡崎慎司が選んだ印象残るオーバーヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="i4_F3NsIgNs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 21:25 Mon

アンチェロッティ監督の副官務める息子・ダビデ氏、スタッド・ランス&レスターから関心もレアル残留が既定路線か

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マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーを務めるジム・ラトクリフ氏が欧州サッカー連盟(UEFA)の規定に不満を漏らした。『The Athletic』が伝えた。 2月にユナイテッドの株式27.7%を取得し、新共同オーナーとなったラトクリフ氏。首脳陣の入れ替えなどクラブ体制を整えている上、老朽化などが問題視されていた施設の改修にも着手している。 一方、ラトクリフ氏が会長を務めるイギリスの大手化学企業『INEOS』はリーグ・アンのニースを所有。元フランス代表DFラファエル・ヴァランが退団するユナイテッドは、ニースのフランス代表DFジャン=クレール・トディボ(24)への関心も噂されていた。 しかし、UEFAは先月、同一オーナーが務めるクラブが同一大会に出場するシーズン中、両クラブ間の選手取引を控えるよう警告。トディボのユナイテッド移籍の可能性は限りなく低くなったと考えられている。 そんななか、ラトクリフ氏はアメリカ『ブルームバーグ』のインタビューで、具体的な選手名こそ明かさなかったものの、UEFAから移籍を差し止められたと明言。選手にとっても損な規定だと非難した。 「彼ら(UEFA)は彼をプレミアリーグの他のクラブに売ることはできるが、マンチェスター・ユナイテッドに売ることはできないと言っている」 「それは選手にとってフェアではないし、何が得られるのかも私にはわからない」 さらに、ラトクリフ氏はエリク・テン・ハグ監督の続投へ向かっている問題にも触れ、「中心的な問題ではない」とコメント。「全てを改善する」「今のレアル・マドリーのような存在になる」と野心も口にしたが、立ちはだかる数々の困難を乗り越えられるのだろうか。 2024.06.20 18:11 Thu

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プレミア復帰のレスター、チェルシーに引き抜かれた指揮官の後任は?

プレミアリーグに昇格するレスター・シティだが、新監督候補は昨シーズンプレミアリーグで指揮した監督になるようだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)で見事に優勝を果たし、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたレスター。しかし、チームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ監督は、チェルシーからのオファーを受けて退団した。 監督不在の中、レスターはプレミアリーグを戦うために新監督を選定。候補には、ブライトン&ホーヴ・アルビオンやチェルシーを指揮したグレアム・ポッター氏や、ウェスト・ブロムウィッチのカルロス・コルベラン監督などが浮上している。 その中でも最も有力とされるのが、スティーブ・クーパー氏。2023年12月にノッティンガム・フォレストの監督を解任されて以降はフリーの状態だが、プレミアリーグの経験もあり、良い候補の1人とみられている。 クーパー氏は、2017年のU-17ワールドカップでU-17イングランド代表を率いて優勝。スウォンジー・シティでも指揮すると、2022-23シーズンはフォレストでチャンピオンシップを戦いプレミアリーグ昇格を果たしていた。 2024.06.19 23:18 Wed
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「イングランド代表に集中」チェルシーMFギャラガーが移籍の噂に言及、自身を引き上げたポチェッティーノ前監督には「本当に感謝している」

イングランド代表としてユーロ2024に臨むMFコナー・ギャラガー。憶測を呼んでいる今夏の移籍やチェルシーについて語った。イギリス『BBC』が伝えた。 チェルシーのアカデミー育ちのギャラガーは、チャールトン・アスレティックやスウォンジー・シティ、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)、クリスタル・パレスへとレンタル移籍を繰り返していた。 2022年7月、正式にファーストチームに昇格。昇格して2年目のシーズンとなった2023-24シーズンは、プレミアリーグで37試合に出場し5ゴール7アシストを記録。公式戦では50試合で7ゴール9アシストを記録した。 マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下、チームの中心選手としてプレーしたギャラガーだが、残り1年となった契約期間もあり、今夏の移籍が取り沙汰されている。 チェルシーはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に抵触する可能性があり、今夏の移籍市場では選手を売却しなければいけない状況に。多くの関心があるギャラガーが売却対象だとされてきた。 ユーロ開幕を前に記者会見に出席したギャラガーは、改めてシーズンを振り返り、チェルシーで良いシーズンが過ごせたとコメント。ポチェッティーノ監督への感謝も口にした。 「本当に楽しかった。サッカーをしている時は幸せだし、今シーズンはコンスタントにプレーできているので、できるだけチェルシーに貢献できるように、そしてプレーしている時はイングランド代表に貢献できるように一生懸命働いた」 「昨シーズン、チェルシーに自分の実力を見せられる機会を与えてくれたマウリシオ・ポチェッティーノ監督に本当に感謝している。まだまだ改善の余地はあると願っている」 しかし、自身を信頼して起用してくれたポチェッティーノ監督はシーズン終了後に解任。新たにエンツォ・マレスカ監督の就任が決定していた。 ギャラガーは残念だとコメントしながらも、新体制でのシーズンを楽しみにしていると語った。 「もちろん、彼は僕のために多くのことをしてくれたし、彼やコーチ陣のことを思うと残念だった。でも、新しい監督(エンツォ・マレスカ)が来ることを本当に楽しみにしている。僕とチェルシーの全員が、彼と一緒に仕事ができることを本当に楽しみにしている」 また、自身にまつわる憶測にも言及。今は、ユーロのためにイングランド代表に集中していると語るに留めた。 「イングランド代表に集中しているんだ。これは、僕にとっても国にとっても最も重要なこと。今はただ、大会のスタートが待ちきれない」 2024.06.13 23:25 Thu
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期待の若手デュラン獲得狙うチェルシー、アストン・ビラとの交渉が開始か

チェルシーがコロンビア代表FWジョン・デュラン(20)獲得のため、アストン・ビラと接触したようだ。 今シーズンのプレミアリーグを6位で終え、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が退任となったチェルシー。新たにエンツォ・マレスカ監督を迎えたチームは、新シーズンに向けて攻撃陣の強化に着手している。 そんな中で、クラブが注目しているのがデュランだ。20歳の若さながら今シーズンは公式戦37試合8ゴールを記録しており、若手の補強を好むチェルシーにとっては格好のターゲットとなっている。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーとビラの間で最初の接触があった模様。ビラはデュランに3500万~4000万ポンド(約69億~79億円)の値札をつけているが、チェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガー獲得に関心を示していることから、交渉に影響することも考えられる。 デュランにはイタリア方面からの関心もあるが、本人はチェルシー移籍を優先したい意向とのこと。交渉は今後も続くことが予想されており、進展が注目される。 2024.06.12 09:45 Wed
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昇格組レスター、クーパー氏の新監督就任を発表! 3年契約を締結

レスター・シティは20日、新監督にスティーブ・クーパー氏(44)が就任することを発表した。契約期間は2027年夏までの3年間となる。 チャンピオンシップ(イングランド2部)で見事に優勝を果たし、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたレスター。しかし、チームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ監督は、チェルシーからのオファーを受けて退団した。 後任に就任するクーパー氏は、リバプールユースの監督として指導者キャリアをスタート。その後、アカデミーマネージャー、リバプールU-18の監督を務めると、U-16イングランド代表、U-17イングランド代表で監督を務めた。 2017年のU-17ワールドカップでU-17イングランド代表を率いて優勝。その後、スウォンジー・シティでも指揮すると、2021-22シーズンからノッティンガム・フォレストを指揮。2022-23シーズンはフォレストでチャンピオンシップを戦いプレミアリーグ昇格を果たしていたが、2023-24シーズン途中で解任されていた。 再びプレミアリーグを戦うレスターを任されたクーパー氏は、クラブを通じてコメントしている。 「レスター・シティのファーストチーム監督に任命されたことを本当に嬉しく、誇りに思う。このクラブは豊かな歴史と情熱的なサポーターを持つ素晴らしいクラブだ。このような才能豊かな選手たちと一緒に仕事ができることを嬉しく思うし、プレミアリーグで共通の目標を達成するという挑戦を楽しみにしている」 2024.06.20 21:05 Thu
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アンチェロッティ監督の副官務める息子・ダビデ氏、スタッド・ランス&レスターから関心もレアル残留が既定路線か

レアル・マドリーでアシスタントコーチを務めるダビデ・アンチェロッティ氏(34)は来シーズンも父親を支える意向のようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 パリ・サンジェルマン(PSG)やマドリーでフィットネスコーチを務めた後、2016年7月からはカルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントを務めているダビデ氏。偉大な父親と共にバイエルンやナポリ、エバートン、マドリーで苦楽をともにしてきた。 そんななか、日本代表MF伊東純也とFW中村敬斗も所属するスタッド・ランスが、退任決定済みのウィル・スティル監督の後任としてダビデ氏の招へいを検討。また、エンツォ・マレスカ監督がチェルシーへと向かったレスター・シティもアプローチをかけているという。 リーグ・アン、もしくはプレミアリーグで指揮するチャンスが訪れているダビデ氏だが、あと1年はマドリーに留まる意向とのこと。今夏も可能性はゼロではないが、父カルロと共にもう少しマドリーで過ごしてから、自らに合うクラブでの指揮官デビューを望んでいるようだ。 戦術面に大きな影響を及ぼしている上、監督と選手の橋渡し役としてもロッカールームで重要な役割を担っているダビデ氏。隣で見てきた父からの学びを活かす時はいつになるのだろうか。 2024.06.08 17:50 Sat

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引退した岡崎慎司が選んだ印象に残るゴールは? 植えついたイメージを払拭したい悔しさで決めたゴール「ニューカッスル戦のオーバーヘッド」

2023-24シーズン限りでの現役引退を発表していたFW岡崎慎司(38)が、東京都内で引退会見を実施した。 清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせた岡崎。ダイビングヘッドや気持ちのこもったプレー、泥臭さもあるゴールゲッターとして飛躍すると、2011年1月にシュツットガルトへと完全移籍しヨーロッパでのキャリアをスタートさせる。 その後、マインツでのプレーを経て、2015年7月にレスター・シティへと完全移籍。クラウディオ・ラニエリ監督の下で奇跡のプレミアリーグ優勝を経験。ハードワークを武器にチームの優勝に貢献していた。 その後、マラガへの移籍が成立するもプレーできないことが決まるとウエスカにそのまま移籍。カルタヘナとスペインでのプレーを経て、2022年8月にシント=トロイデンに完全移籍で加入した。 ヨーロッパで7クラブ目となったシント=トロイデンでは、2シーズンを過ごして41試合で2ゴールを記録。今シーズンはヒザのケガに苦しむこともあり引退を決断。5月17日のOHルーヴェン戦がラストマッチとなり、現役を引退した。 日本代表としても119試合で歴代3位の50ゴールを記録するなど、多くの記憶にも残る岡崎。改めて引退の理由について語り、妻の後押しがあったとした。 「引退を決めた理由は、まずはヒザのケガが一番です。昨シーズンスタートしてからずっとヒザの痛みを抱えながらプレーしていて、プレーできなくなるまで半年ぐらい痛みながらプレーしていたんですけど、その時に色々なことを考えてプレーしていました」 「試合に出たり出なかったり、『岡崎は必要だけど、こういう場面では使えない』という話などをフィンク監督と話して、そうだよなと思いながら、そういうシチュエーションが増えて、練習では若い日本人やベルギー人選手がいて、これから上を目指す彼らと話をして、リスペクトをしてもらっていた中で、自分は凄く悔しい思いをしながら練習や試合をしていました」 「彼らが気を遣うというより、自分がもっと要求できる、あの頃ならもっとこういうプレーができたよなと、毎練習、毎試合思いながら、俺だったらもっとあそこ行けると。でも試合では、そういう動きがだんだんできなくて、その繰り返しを昨シーズンずっと続けていましたが、12月前半にプレーできないぐらいのケガになり、サッカー人生で初めて辞めたいと思いました。そこで、これが引退なのかなと自分が燃え尽きてしまった。今まで諦めたことは一度もなかったんですが、諦めると決断した時に、引退するという気持ちと、このまま終わりたくないという気持ちが芽生えていて、サッカー選手の続きをヨーロッパで作っていきたいと考えた時に、サッカー選手じゃないなと自分の中で決めてしまいました」 「自分は決めてしまうと一直線になってしまう人間だとその時に改めて感じて、引退しました。初めて奥さんに話した時、『絶対に早くみんなに言って』と言われて。自分はシーズン最後までやっていきなり辞めても良いかなと相談したら、『応援してくれた人に伝えるべきだ』と言われて、2月ぐらいに発表しました」 「みなさんが自分のイメージをどう思っているか分からないですが、僕はあまりみんなのため、ファンのためというのではなく、自分がこうしたいという思いでやってきて、サッカー選手としてわがままにやって家族にも迷惑をかけました。それでも、それを貫いて最後までやり切ろうと決めました。挑戦の続きが自分で作れると思ったからこそ辞められたというのもあって、自分の中ではポジティブな形で結論に至った感じです」 ヨーロッパで13年半プレーした岡崎。最後は体が悲鳴を上げてしまうという結果に終わったが、キャリアを振り返り、有言実行にならなかったと語った。 「後悔だらけと言いますか、自分が目標として口にしたことはほとんど達成できていないです。ワールドカップ優勝、北京オリンピック、プレミアリーグ2桁、ビッグクラブでもプレーしていません。セリエAでプレーしたい、4大リーグでプレーしたいということも達成できませんでした」 「40歳まで現役を続けるというのが最後の目標を決めていたんですけど、ワールドカップもワンチャンあると思っていて。でも、今回決断したということで、やってきたことには後悔はないですけど、ほとんど記憶に残っているのは悔しさだけです。でも、ここまで来れることを想像していたかというと、そうではないので、ということはやってきたことは間違いではなかったかなと。次の人生で先を見れたらなと思っています」 それでも、記憶に残り、そしてプレーヤーとしてだけでなく人間性も多くの人に愛された岡崎。現役ラストマッチでは、相手チームも加わり、花道で送り出された。 「想像していなくて、当日もフィンク監督が『最後前半20分で良いだろう』と話していて、僕は『20糞じゃダメだろ』と会話しました。練習もほとんど参加していなくて、最後の1週間だけ参加していました。監督も自分のコンディションを考えてそう言ってくれたんだと思うんですけど、自分はそこをターゲットにしてラスト5カ月やっていたので、監督と話して45分出て。監督は後半に代えることを決めていて、ラスト5分出ました」 「これで終わりかと思っていたんですが、ああいう風に両チームにやってもらえる、胴上げもそうですけど、やってきて良かったなと思えたというのが良い終わり方だったなと。シント=トロイデンの選手たち、ルーヴェンの選手たちにも感謝したいです。あれは1人のシント=トロイデンの2ndGKが言ってくれたみたいなんですが、そういう人がいなければあれもなかったと。リスペクトされて終わったのかなと思います」 その岡崎だが、周りのことを考えてプレーしてはこなかったと明かした。 「愛されているかどうかも分からないですが、自分自身は結構一直線に自分がやりたいことをやっていて、正直に自分が酷い人間だなと思うこともありますし、失敗ばかりしたり、近い人であればあるほど迷惑をかけているんだろうなと」 「ただ、自分がやることに対して責任を持つということは、間違いなくやっていますし、関わってくれた人に対して損はさせたくない、応援してくれた人に対しては自分の最後を見せたい、姿を見せたいという責任や覚悟は誰よりも持っているかと思います」 岡崎のキャリアを振り返る上では欠かせないのレスター時代。プレミアリーグでの奇跡的な優勝を成し遂げた一員となり、岡崎のクラブキャリアでは1部リーグでのタイトルはこの1つとなる。 「嬉しかったというのは本音の部分で、優勝決まる直前までは、点を取りたい、でもチームのためにやらなきゃいけないということばかりを考えて、試合に出ることに必死になっていたシーズンでした」 「優勝が決まる前にトッテナムとチェルシーの試合を(ジェイミー・)ヴァーディーの家に観に行ったときまではあまり考えていなかったんですが、あるかもしれないとなってきた時に、『優勝するんか』というのが自分の中にあって、優勝するのはこういう気持ちなんだということを感じました」 「ウエスカでのスペイン2部での優勝も凄く嬉しかったんですが、レスターでの優勝は他の人の記憶にこれまでも残ると思うんですけど、そこに関われたことは本当に嬉しいです」 ハードワークの印象が強い岡崎だったが、そこは生粋のストライカー。チームに求められることをやる一方で、自身に対しての期待が前線からの守備ということに葛藤があったという。クラブレベルで一番記憶に残っているのもレスターでの試合だった。 「ほぼ全部印象に残っています。クラブでいうと、優勝したレスターでのシーズンのニューカッスル戦のオーバーヘッドですかね。プレミアリーグでフィットするというために、ハードワーク、チームの潤滑油が一番に認められてしまったがために、45分や60分で交代させられるという数がめちゃくちゃ多かったシーズンです」 「ある意味、その悔しさは自分しか知らず、周りはあまりそういうことはわかっていなくて、どう証明するかというとゴールしかなかったです。ストライカーであるということだけではなく、監督や選手に岡崎はこういう選手だというのを超えたい。自分の人生は海外では特にそうやってきました。印象的なゴールとしては、あのゴールが残っています」 <span class="paragraph-title">【動画】岡崎慎司が選んだ印象残るオーバーヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="i4_F3NsIgNs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 21:25 Mon
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プレミア復帰のレスター、チェルシーに引き抜かれた指揮官の後任は?

プレミアリーグに昇格するレスター・シティだが、新監督候補は昨シーズンプレミアリーグで指揮した監督になるようだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)で見事に優勝を果たし、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたレスター。しかし、チームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ監督は、チェルシーからのオファーを受けて退団した。 監督不在の中、レスターはプレミアリーグを戦うために新監督を選定。候補には、ブライトン&ホーヴ・アルビオンやチェルシーを指揮したグレアム・ポッター氏や、ウェスト・ブロムウィッチのカルロス・コルベラン監督などが浮上している。 その中でも最も有力とされるのが、スティーブ・クーパー氏。2023年12月にノッティンガム・フォレストの監督を解任されて以降はフリーの状態だが、プレミアリーグの経験もあり、良い候補の1人とみられている。 クーパー氏は、2017年のU-17ワールドカップでU-17イングランド代表を率いて優勝。スウォンジー・シティでも指揮すると、2022-23シーズンはフォレストでチャンピオンシップを戦いプレミアリーグ昇格を果たしていた。 2024.06.19 23:18 Wed
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元イングランド代表DFバートランドが34歳で現役引退…1年間の無所属を経て

元イングランド代表DFライアン・バートランド(34)が18日、現役引退を表明した。 チェルシーのアカデミーからトップチームに上がった左サイドバックは下部リーグのチームをローンで転々した後、帰還。チェルシー復帰後にトップチームデビューを果たすなど、57試合に出場した。 だが、ポジションを掴み切れず、アストン・ビラやサウサンプトンにそれぞれローン移籍。その後、サウサンプトンに完全移籍でチェルシーに別れを告げ、2021年夏からスター・シティに移った。 サウサンプトンで通算240試合に出場数を積み上げ、即戦力として期待されてのレスター行きだったが、ケガに悩まされ、2年間トータルで11試合の出場のみに。2023年夏に契約満了で退団し、フリーだった。 代表では2012年8月にデビューし、19キャップを刻んだバートランドは無所属が続くなか、イギリス『スカイ・スポーツ』で「少し時間が経ち、『いつ復帰するの?』、『何しているの?』って質問をよく受ける。だから、正式に引退する。次のステップがすごく楽しみだ」と話した。 2024.06.18 21:20 Tue
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昇格組のレスター、イヘアナチョやプラートら3選手の退団を発表

来シーズンのプレミアリーグ昇格を決めているレスター・シティは7日、今シーズン限りで契約が満了する3選手の退団を発表した。 今回、今季限りでの退団が発表されたのはナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョ(27)、ベルギー代表MFデニス・プラート(30)、イングランド人MFマーク・オルブライトン(34)の3選手。 2017年8月にマンチェスター・シティからレスターに加入したイヘアナチョは、しなやかな身のこなしで前線の複数ポジションをカバーする左利きアタッカー。レスターではFWジェイミー・ヴァーディという絶対的エースの存在もあり、不動の地位を築くにはいたらなかったが、在籍7シーズンで公式戦232試合に出場61ゴール34アシストを記録した。 なお、イヘアナチョにはオリー・ワトキンスのバックアップを探すアストン・ビラへの移籍が噂されている。 2019年8月にサウサンプトンからレスターに加入したプラート。加入後はすぐにレギュラーに定着したが、度重なるケガで徐々に出場機会を失うと、2021-22シーズンにはトリノへレンタル移籍。チャンピオンシップ(イングランド2部相当)での戦いとなった今季もポジション奪取には至らず、リーグ戦17試合の出場に留まっていた。 2014年5月からレスターでプレーするオルブライトンは、奇跡として語り継がれる2015-16シーズンのプレミアリーグ優勝や、2020-21シーズンのFAカップ制覇に貢献したほか、出場数も通算295試合を数える。しかし、近年は出場機会に恵まれな状態が続くと、チャンピオンシップに降格した今季も公式戦18試合に出場に留まっていた。 2024.06.08 08:30 Sat
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昇格組レスター、クーパー氏の新監督就任を発表! 3年契約を締結

レスター・シティは20日、新監督にスティーブ・クーパー氏(44)が就任することを発表した。契約期間は2027年夏までの3年間となる。 チャンピオンシップ(イングランド2部)で見事に優勝を果たし、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたレスター。しかし、チームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ監督は、チェルシーからのオファーを受けて退団した。 後任に就任するクーパー氏は、リバプールユースの監督として指導者キャリアをスタート。その後、アカデミーマネージャー、リバプールU-18の監督を務めると、U-16イングランド代表、U-17イングランド代表で監督を務めた。 2017年のU-17ワールドカップでU-17イングランド代表を率いて優勝。その後、スウォンジー・シティでも指揮すると、2021-22シーズンからノッティンガム・フォレストを指揮。2022-23シーズンはフォレストでチャンピオンシップを戦いプレミアリーグ昇格を果たしていたが、2023-24シーズン途中で解任されていた。 再びプレミアリーグを戦うレスターを任されたクーパー氏は、クラブを通じてコメントしている。 「レスター・シティのファーストチーム監督に任命されたことを本当に嬉しく、誇りに思う。このクラブは豊かな歴史と情熱的なサポーターを持つ素晴らしいクラブだ。このような才能豊かな選手たちと一緒に仕事ができることを嬉しく思うし、プレミアリーグで共通の目標を達成するという挑戦を楽しみにしている」 2024.06.20 21:05 Thu

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