連覇に踏みとどまる貴重な一撃がJ1通算2万5500ゴール目! 横浜FMのFW植中朝日がメモリアルゴール
2023.10.21 20:10 Sat
21日に行われた明治安田生命J1リーグ第30節の横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌において、J1リーグ戦通算2万5500ゴール目が決まった。メモリアルゴールを記録したのは横浜FMのFW植中朝日。3-1で迎えた96分に記録した。
ハーフウェイライン付近の敵陣でボールを持った杉本健勇がドリブルを仕掛けると、左サイドでフリーになっていたエウベルへとパス。エウベルはダイレクトでパスを出すと、ボックス内に走り込んだ植中がダイレクトで蹴り込んだ。このゴールが通算2万5500ゴール目となった。
横浜FMの選手がメモリアルゴールを記録するのは、今回が6度目。前回は2019年8月24日の名古屋グランパス戦で遠藤渓太(ブラウンシュヴァイク)が決めた2万2000ゴールだった。
なお、試合は4-1で横浜FMが勝利。J1連覇に向けて大事な勝ち点3を手にしている。
1ゴール:マイヤー(ヴェルディ川崎)
vs横浜マリノス/1993年5月15日
500ゴール:水沼貴史(横浜マリノス)
vs名古屋グランパス/1993年12月1日
1,000ゴール:メディナベージョ(横浜マリノス)
vs鹿島アントラーズ/1994年8月17日
1,500ゴール:城彰二(ジェフユナイテッド市原)
vs清水エスパルス/1995年4月5日
2,000ゴール:エジソン(ベルマーレ平塚)
vsヴェルディ川崎/1995年8月12日
2,500ゴール:江尻篤彦(ジェフユナイテッド市原)
vsベルマーレ平塚/1995年11月15日
3,000ゴール:三浦泰年(ヴェルディ川崎)
vsセレッソ大阪/1996年8月28日
3,500ゴール:高木琢也(サンフレッチェ広島)
vs京都パープルサンガ/1997年5月3日
4,000ゴール:横山貴之(セレッソ大阪)
vsガンバ大阪/1997年8月23日
4,500ゴール:レディアコフ(横浜フリューゲルス)
vsジェフユナイテッド市原/1998年4月25日
5,000ゴール:バジーリオ(柏レイソル)
vsコンサドーレ札幌/1998年9月23日
5,500ゴール:佐藤一樹(横浜F・マリノス)
vs鹿島アントラーズ/1999年4月24日
6,000ゴール:鈴木秀人(ジュビロ磐田)
vsサンフレッチェ広島/1999年11月7日
6,500ゴール:長谷川祥之(鹿島アントラーズ)
vs川崎フロンターレ/2000年7月1日
7,000ゴール:久保竜彦(サンフレッチェ広島)
vsセレッソ大阪/2001年5月12日
7,500ゴール:久保山由清(清水エスパルス)
vsジェフユナイテッド市原/2001年11月3日
8,000ゴール:崔龍洙(ジェフユナイテッド市原)
vs名古屋グランパス/2002年9月14日
8,500ゴール:ヴァスティッチ(名古屋グランパス)
vsベガルタ仙台/2003年5月18日
9,000ゴール:斎藤大輔(ジェフユナイテッド市原)
vsヴィッセル神戸/2004年3月13日
9,500ゴール:安貞桓(横浜F・マリノス)
vsヴィッセル神戸/2004年9月23日
10,000ゴール:前田雅文(ガンバ大阪)
vs名古屋グランパス/2005年5月8日
10,500ゴール:今野泰幸(FC東京)
vs鹿島アントラーズ/2005年11月12日
11,000ゴール:アンドレ(京都パープルサンガ)
vs清水エスパルス/2006年7月23日
11,500ゴール:田中佑昌(アビスパ福岡)
vs川崎フロンターレ/2006年11月18日
12,000ゴール:ウェズレイ(サンフレッチェ広島)
vsヴィッセル神戸/2007年6月23日
12,500ゴール:マルキーニョス(鹿島アントラーズ)
vs東京ヴェルディ/2008年3月16日
13,000ゴール:巻誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)
vs東京ヴェルディ/2008年9月14日
13,500ゴール:鄭大世(川崎フロンターレ)
vs浦和レッズ/2009年5月10日
14,000ゴール:中山博貴(京都パープルサンガ)
vs浦和レッズ/2009年11月28日
14,500ゴール:赤嶺真吾(ベガルタ仙台)
vs大宮アルディージャ/2010年8月22日
15,000ゴール:辻尾真二(清水エスパルス)
vs大宮アルディージャ/2011年5月22日
15,500ゴール:ラフィーニャ(ガンバ大阪)
vs横浜F・マリノス/2011年9月18日
16,000ゴール:藤田直之(サガン鳥栖)
vsガンバ大阪/2012年5月25日
16,500ゴール:永井謙佑(名古屋グランパス)
vsジュビロ磐田/2012年11月17日
17,000ゴール:鈴木大輔(柏レイソル)
vs清水エスパルス/2013年7月17日
17,500ゴール:家長昭博(大宮アルディージャ)
vs川崎フロンターレ/2014年3月15日
18,000ゴール:興梠慎三(浦和レッズ)
vsアルビレックス新潟/2014年9月23日
18,500ゴール:塩谷司(サンフレッチェ広島)
vsアルビレックス新潟/2015年5月23日
19,000ゴール:高山薫(湘南ベルマーレ)
vsアルビレックス新潟/2015年11月7日
19,500ゴール:遠藤康(鹿島アントラーズ)
vsヴァンフォーレ甲府/2016年7月17日
20,000ゴール:金子翔太(清水エスパルス)
vs川崎フロンターレ/2017年4月21日
20,500ゴール:エウシーニョ(川崎フロンターレ)
vsセレッソ大阪/2017年9月30日
21,000ゴール:齊藤未月(湘南ベルマーレ)
vsヴィッセル神戸/2018年7月22日
21,500ゴール:興梠慎三(浦和レッズ)
vs松本山雅FC/2019年3月9日
22,000ゴール:遠藤溪太(横浜F・マリノス)
vs名古屋グランパス/2019年8月24日
22,500ゴール:野上結貴(サンフレッチェ広島)
vsFC東京/2020年8月19日
23,000ゴール:ジェイ(北海道コンサドーレ札幌)
vs清水エスパルス/2020年11月21日
23,500ゴール:レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)
vs湘南ベルマーレ/2021年5月26日
24,000ゴール:ミラン・トゥチッチ(北海道コンサドーレ札幌)
vs柏レイソル/2021年11月27日
24,500ゴール:森島司(サンフレッチェ広島)
vs京都サンガF.C./2022年7月17日
25,000ゴール:森島司(サンフレッチェ広島)
vsFC東京/2022年4月22日
25,500ゴール:植中朝日(横浜F・マリノス)
vs北海道コンサドーレ札幌/2023年10月21日
ハーフウェイライン付近の敵陣でボールを持った杉本健勇がドリブルを仕掛けると、左サイドでフリーになっていたエウベルへとパス。エウベルはダイレクトでパスを出すと、ボックス内に走り込んだ植中がダイレクトで蹴り込んだ。このゴールが通算2万5500ゴール目となった。
なお、試合は4-1で横浜FMが勝利。J1連覇に向けて大事な勝ち点3を手にしている。
◆J1メモリアルゴール達成者
1ゴール:マイヤー(ヴェルディ川崎)
vs横浜マリノス/1993年5月15日
500ゴール:水沼貴史(横浜マリノス)
vs名古屋グランパス/1993年12月1日
1,000ゴール:メディナベージョ(横浜マリノス)
vs鹿島アントラーズ/1994年8月17日
1,500ゴール:城彰二(ジェフユナイテッド市原)
vs清水エスパルス/1995年4月5日
2,000ゴール:エジソン(ベルマーレ平塚)
vsヴェルディ川崎/1995年8月12日
2,500ゴール:江尻篤彦(ジェフユナイテッド市原)
vsベルマーレ平塚/1995年11月15日
3,000ゴール:三浦泰年(ヴェルディ川崎)
vsセレッソ大阪/1996年8月28日
3,500ゴール:高木琢也(サンフレッチェ広島)
vs京都パープルサンガ/1997年5月3日
4,000ゴール:横山貴之(セレッソ大阪)
vsガンバ大阪/1997年8月23日
4,500ゴール:レディアコフ(横浜フリューゲルス)
vsジェフユナイテッド市原/1998年4月25日
5,000ゴール:バジーリオ(柏レイソル)
vsコンサドーレ札幌/1998年9月23日
5,500ゴール:佐藤一樹(横浜F・マリノス)
vs鹿島アントラーズ/1999年4月24日
6,000ゴール:鈴木秀人(ジュビロ磐田)
vsサンフレッチェ広島/1999年11月7日
6,500ゴール:長谷川祥之(鹿島アントラーズ)
vs川崎フロンターレ/2000年7月1日
7,000ゴール:久保竜彦(サンフレッチェ広島)
vsセレッソ大阪/2001年5月12日
7,500ゴール:久保山由清(清水エスパルス)
vsジェフユナイテッド市原/2001年11月3日
8,000ゴール:崔龍洙(ジェフユナイテッド市原)
vs名古屋グランパス/2002年9月14日
8,500ゴール:ヴァスティッチ(名古屋グランパス)
vsベガルタ仙台/2003年5月18日
9,000ゴール:斎藤大輔(ジェフユナイテッド市原)
vsヴィッセル神戸/2004年3月13日
9,500ゴール:安貞桓(横浜F・マリノス)
vsヴィッセル神戸/2004年9月23日
10,000ゴール:前田雅文(ガンバ大阪)
vs名古屋グランパス/2005年5月8日
10,500ゴール:今野泰幸(FC東京)
vs鹿島アントラーズ/2005年11月12日
11,000ゴール:アンドレ(京都パープルサンガ)
vs清水エスパルス/2006年7月23日
11,500ゴール:田中佑昌(アビスパ福岡)
vs川崎フロンターレ/2006年11月18日
12,000ゴール:ウェズレイ(サンフレッチェ広島)
vsヴィッセル神戸/2007年6月23日
12,500ゴール:マルキーニョス(鹿島アントラーズ)
vs東京ヴェルディ/2008年3月16日
13,000ゴール:巻誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)
vs東京ヴェルディ/2008年9月14日
13,500ゴール:鄭大世(川崎フロンターレ)
vs浦和レッズ/2009年5月10日
14,000ゴール:中山博貴(京都パープルサンガ)
vs浦和レッズ/2009年11月28日
14,500ゴール:赤嶺真吾(ベガルタ仙台)
vs大宮アルディージャ/2010年8月22日
15,000ゴール:辻尾真二(清水エスパルス)
vs大宮アルディージャ/2011年5月22日
15,500ゴール:ラフィーニャ(ガンバ大阪)
vs横浜F・マリノス/2011年9月18日
16,000ゴール:藤田直之(サガン鳥栖)
vsガンバ大阪/2012年5月25日
16,500ゴール:永井謙佑(名古屋グランパス)
vsジュビロ磐田/2012年11月17日
17,000ゴール:鈴木大輔(柏レイソル)
vs清水エスパルス/2013年7月17日
17,500ゴール:家長昭博(大宮アルディージャ)
vs川崎フロンターレ/2014年3月15日
18,000ゴール:興梠慎三(浦和レッズ)
vsアルビレックス新潟/2014年9月23日
18,500ゴール:塩谷司(サンフレッチェ広島)
vsアルビレックス新潟/2015年5月23日
19,000ゴール:高山薫(湘南ベルマーレ)
vsアルビレックス新潟/2015年11月7日
19,500ゴール:遠藤康(鹿島アントラーズ)
vsヴァンフォーレ甲府/2016年7月17日
20,000ゴール:金子翔太(清水エスパルス)
vs川崎フロンターレ/2017年4月21日
20,500ゴール:エウシーニョ(川崎フロンターレ)
vsセレッソ大阪/2017年9月30日
21,000ゴール:齊藤未月(湘南ベルマーレ)
vsヴィッセル神戸/2018年7月22日
21,500ゴール:興梠慎三(浦和レッズ)
vs松本山雅FC/2019年3月9日
22,000ゴール:遠藤溪太(横浜F・マリノス)
vs名古屋グランパス/2019年8月24日
22,500ゴール:野上結貴(サンフレッチェ広島)
vsFC東京/2020年8月19日
23,000ゴール:ジェイ(北海道コンサドーレ札幌)
vs清水エスパルス/2020年11月21日
23,500ゴール:レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)
vs湘南ベルマーレ/2021年5月26日
24,000ゴール:ミラン・トゥチッチ(北海道コンサドーレ札幌)
vs柏レイソル/2021年11月27日
24,500ゴール:森島司(サンフレッチェ広島)
vs京都サンガF.C./2022年7月17日
25,000ゴール:森島司(サンフレッチェ広島)
vsFC東京/2022年4月22日
25,500ゴール:植中朝日(横浜F・マリノス)
vs北海道コンサドーレ札幌/2023年10月21日
1
2
植中朝日
水沼貴史
城彰二
江尻篤彦
三浦泰年
高木琢也
佐藤一樹
鈴木秀人
久保竜彦
前田雅文
今野泰幸
アンドレ
田中佑昌
ウェズレイ
マルキーニョス
巻誠一郎
鄭大世
中山博貴
赤嶺真吾
辻尾真二
ラフィーニャ
藤田直之
永井謙佑
鈴木大輔
家長昭博
興梠慎三
塩谷司
高山薫
遠藤康
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横浜FMにACL準優勝の面影ゼロ 光州FCに7失点惨敗、初戦で繰り返された“韓国勢の外国籍アタッカー”に対する対応力欠如【ACLE2024-25】
横浜F・マリノスは17日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024-25のリーグステージ第1節を戦い、アウェイで光州FC(韓国)に3-7と惨敗だ。 従来のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は再編され、2024-25からAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)、AFCチャレンジリーグ(ACGL)へ。 言うなれば、欧州におけるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)。 西地区・東地区の概念が残った一方、グループステージは全8試合の「リーグステージ」となってホーム&アウェイ方式がなくなり、横浜FMの第1節は、敵地韓国での光州戦となった。 開始2分、横浜FMが一度もボールキープしていないなかで光州に先制点。右からカットインしたアルバニア代表FWジャシル・アサニの左足シュートに対し、横浜FMは21歳GK寺門陸が処理しきれず。手を弾いてネットへ吸い込まれた。 実質的な“第4GK起用”がいきなり裏目に出た横浜FMは9分、中央を綺麗にテンポ良く崩した流れからエウベルが内幕きのクロス。植中朝日がヘディングシュートも枠上へ外れる。 15分に光州がシュート2本目で追加点。 速攻からチェ・ギョンロクが右サイドのフリースペースを独走し、クロスにファーでオ・フソンが頭から飛び込んだ。大幅にメンバーを落とした横浜FMは難なくサイドを切り裂かれ、GK寺門もシュートに反応しきれていない。 横浜FMはピッチコンディションも相まって普段よりボール回しに苦心するなか、最終ラインから出た高精度のロングフィードで追撃弾。 34分、上島拓巳が対角のエウベルを狙い、一度は跳ね返されるも植中がルーズボールの競り合いに勝利。こぼれに反応したエウベルが迷わず右足を振り抜き、強烈な一撃はファーポストを弾いてネットへ吸い込まれた。 1点を返した横浜FMだが、主力を並べる光州にフィジカル・スピードで劣り、左サイドバックの加藤聖はアサニをほぼ止められず。追撃弾直後にもバイタルエリアであっさり突破を許し、吹っ切れたGK寺門の好反応に救われている。 結局、加藤聖はハーフタイムに松原健と交代。松原が本職の右に入り、加藤蓮が左へ。これをひとつのテコ入れとする形で後半に突入する。 54分、渡辺皓太が相手のビルドアップに全速力で寄せてインターセプト、ショートカウンターの起点を作るが、主審の笛が鳴ってファウル。 直後の55分、光州のアサニが先制点同様カットインすると、横浜FMは誰も距離感を詰めず。結局アサニに左足を振り抜かれ、吹っ切れたGK寺門も届かないファーのサイドネットへ完璧なショットを突き刺されてしまう。 それでも59分、横浜FMは速攻から植中が前線での奮闘でボールを収め、ややラッキーな形、意図せずして、左を駆け上がったエウベルの足元にボールが渡る。エウベルが再び右足を振り抜き、またしても1点差とする。 ところが68分、拙速な守備の連続から決定的なピンチが2つ続き、最後は途中出場したばかりの元ジョージア代表FWベカ・ミケルタゼにフリーでボレーを打たせて4失点目。 続けて72分、光州の途中出場組2人、イ・ホイギュンとガブリエウ・ティグロだけで完結させられる形で5失点目。速攻からイ・ホイギュンに運ばれ、ガブリエウを一度経由し、最後はイ・ホイギュンが左足シュートを突き刺した。 74分、今度は光州が横浜FMにとっての左サイドを難なく崩し、クロスにGK寺門は真上へパンチング。詰め込んできた重戦車タイプのガブリエウを松原では対処できず、猪突猛進のヘディングシュートを流し込まれた。 78分、今度は1分前に途中出場したばかりのエドゥアルドが、ガブリエウを倒したことによる決定機阻止で1発レッドカード。 ほぼ1年前、昨季ACL初戦の仁川ユナイテッドFC戦(2●4)でも顕著だった「韓国Kリーグ勢の外国籍アタッカーに対応できない守備陣」が繰り返された横浜FMだ。 数的不利となった横浜FMは85分、西村拓真の目が覚めるようなスーパーボレーが決まってスコアが3-6に。直近のJ1リーグで苦い1発レッドを喰らった西村の気概を感じるも、チームの救いにはならず。 90+1分、光州のアサニにハットトリックとなるチップショットを許し、とうとう7失点。アル・アイン相手の5失点に続く、大会を跨いだ見るも無残な惨敗だ。 光州FC 7-3 横浜F・マリノス 【光州】 ジャシル・アサニ(前2、後10、後46) オ・フソン(前15) ベカ・ミケルタゼ(後23) イ・ホイギュン(後27) ガブリエウ・ティグロ(後29) 【横浜FM】 エウベル(前34、後14) 西村拓真(後40) 2024.09.17 21:02 Tue2
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後半ATに3ゴール生まれる激闘制した横浜FMが長崎撃破で8強入り! 西村拓真1G1Aに植中朝日が古巣に劇的逆転弾【天皇杯】
天皇杯ラウンド16のV・ファーレン長崎vs横浜F・マリノスが21日にトランスコスモススタジアム長崎で行われ、2-3で逆転勝利した横浜FMがベスト8進出を決めた。 前ラウンドでJ1のアルビレックス新潟に6-1の圧勝を収めてベスト16進出を決めた長崎。ただ、リーグ戦では直近4試合未勝利で3位に後退している。そのため、2-4で敗れたモンテディオ山形戦からは先発全員を入れ替え、フアンマ・デルガドや中村慶太、笠柳翼といった選手たちが起用された。 一方、前ラウンドでは水戸ホーリーホック相手にPK戦まで持ち込まれたものの、何とか勝ち切った横浜FM。リーグ戦では直近の川崎フロンターレとの神奈川ダービーに3-1の快勝を収めたなか、この試合では山根陸を除く先発10人を変更。4カ月ぶりの実戦復帰となった小池龍太、古巣対戦の加藤聖と植中朝日に、天野純、水沼宏太のベテランらが起用された。 共に急造に近い布陣ながら地力で勝る横浜FMが立ち上がりから主導権を握る。天野の直接FKや植中のシュートでチャンスを窺うなか、19分にはペナルティアーク付近で山根が強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはGK原田岳の好守に遭う。 以降も相手陣内でハーフコートゲームを継続すると、34分には相手のビルドアップのミスを突いてボックス内でGKと一対一なった植中に恩返しゴールのチャンスが訪れるが、ここはGK原田のビッグセーブに阻まれた。 絶好の先制機を逸したJ1チームはピンチこそないものの、徐々に攻撃が停滞。内と外でボールを出し入れしながら揺さぶりをかけ続けたが、終盤はなかなかシュートまで持ち込めず。やや消化不良の形で前半をゴールレスで終えた。 迎えた後半も試合展開に大きな変化はなし。立ち上がりの50分には左サイド深くに抜け出した小池裕太のクロスにファーで反応した天野に決定機が訪れるが、利き足とは逆の右足で放ったダイレクトシュートは枠を捉え切れない。 一方、ここまで防戦一方が続いた長崎だったが、見事な決定力でファーストチャンスを先制点に結びつける。58分、相手陣内中央右で中村がファーのスペースを狙った絶妙なクロスを入れると、これに反応したフアンマが抑えの利いた左足ダイレクトボレーで合わせた。 前半からの再三の決定機逸が響いた横浜FMは井上健太、宮市亮、喜田拓也と続けてアタッカーと主力をピッチに送り込む。ここから攻勢を強めると、67分には加藤蓮の右クロスのこぼれ球にペナルティアーク右で反応した天野が今度は得意の左足を振り抜く。低弾道のシュートがGKの手をはじいてゴール右隅に突き刺さった。 その後は長崎がマテウス・ジェズス、エジガル・ジュニオら主力を投入したのに対して、横浜FMも切り札の西村拓真を終盤に投入。引き続きトリコロールペースで試合が進むなか、90分での決着を目指す。 引き分けでの延長戦突入かに思われた後半アディショナルタイムに試合は大きく動く。先手を奪ったのは守勢の長崎。92分、カウンターから松澤のボックス左での仕掛けからファーサイドでパスを受けたジェズスが左足アウトでボールを浮かせて前のスペースに落とす鮮やかな仕掛けから最後は右足ボレーシュートをゴール左隅に流し込み、J2チームが勝ち越しに成功。 一方、これで窮地に立たされた横浜FMだったが、この土壇場で驚異的な底力を示す。まずは98分、右サイド深くに侵攻した加藤蓮の高速クロスをニアに飛び込んだ西村がワンタッチで合わせ、公式戦2戦連発となる同点ゴールを挙げる。 さらに、いつ笛が吹かれてもおかしくない100分には西村のパスをボックス左で受けた植中が左足の鋭いシュートをニアサイドに突き刺し、古巣相手に劇的過ぎる恩返しゴールを奪った。 そして、後半アディショナルタイムに3点が生まれた劇的過ぎる好勝負を制した横浜FMがJ1の意地を示すと共に、ベスト8進出を決めた。 なお、準々決勝ではサガン鳥栖を破ったレノファ山口FCとの対戦が決まっている。 V・ファーレン長崎 2-3 横浜F・マリノス 【長崎】 フアンマ・デルガド(後13) マテウス・ジェズス(後45+2) 【横浜FM】 天野純(後22) 西村拓真(後45+8) 植中朝日(後45+10) 2024.08.21 21:29 Wed4
王座奪還へ…主力は概ね残留、キューウェル新監督の采配やいかに【J1開幕直前ガイド|横浜F・マリノス】
2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、横浜F・マリノスを紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:2位(19勝7分け8敗) 2022シーズン:優勝(20勝8分け6敗) 2021シーズン:2位(24勝7分け7敗) 【昨季チーム得点王】 アンデルソン・ロペス 22ゴール 【今季ノルマ】 優勝 【編集部イチオシ】 FW植中朝日 昨季J1:9試合3ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆夏場以降の失速が響いた昨季</span> 2022シーズンのJ1王者・横浜FM。昨季連覇を目指した彼らは順調に歩みを進めるも、ケガ人も続出し始めた夏場以降に失速し、最後はヴィッセル神戸が初優勝…シーズン終了後にはケヴィン・マスカット監督が退任、最後にACLこそグループステージ突破も、悔しさの残る1年となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆あのキューウェルが日本で指揮官に</span> 新監督は現役時代にリバプールで欧州制覇を成し遂げ、2006年ドイツW杯のオーストラリア代表メンバーでもあるハリー・キューウェル氏。引退後はイングランドで指導者キャリアを開始し、昨年までセルティックでコーチを務めていた45歳…アンジェ・ポステコグルーの下で経験を積み、“師”がかつて率いた横浜FMの王座奪還を託された。 <span class="paragraph-subtitle">◆主力が軒並み残留</span> そのキューウェル新監督は、昨季の主力が概ね残留していることを頼もしく思うだろう。西村拓真や角田涼太朗が退団も、得点王アンデルソン・ロペス、エウベル、ヤン・マテウスという前線ブラジル人トリオの全員キープに成功し、また中盤・最終ラインに目を向けても顔ぶれは大きく変わらず。また、昨季は吉尾海夏、山根陸、植中朝日といった脇を固める“役者”たちの成長・突き上げが明るい兆しだった。強いて挙げれば1番手GK一森純がガンバ大阪へ復帰も、FC町田ゼルビアのJ2優勝に守護神として貢献したGKポープ・ウィリアムの獲得に成功している。 <span class="paragraph-subtitle">◆派手な補強はせずとも</span> 新戦力に目を向ければ、経験豊富な34歳・山村和也を獲得できたことは大きい。昨季は最終ラインを中心にケガ人続出…センターバックとボランチを遜色なくこなせるベテランはバックアッパーとしてスタンバイするだろう。3年ぶり復帰の32歳・天野純はもちろん主力級の働きが期待できるし、途中投入なら“違い”を生み出す存在にもなれる。したがって、王座奪還へカギを握るは、やはり「キューウェル新監督の采配」といったところか。ワクワクドキドキのシーズンがもうすぐ始まる。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GKポープ・ウィリアム(29)→FC町田ゼルビア/完全移籍 GK寺門陸(21)→レノファ山口FC/期限付き移籍より復帰 DF加藤蓮(24)→東京ヴェルディ/完全移籍 DF渡邊泰基(24)→アルビレックス新潟/完全移籍 DF吉田真那斗(22)→鹿屋体育大学/新加入 MF山村和也(34)→川崎フロンターレ/完全移籍 MF天野純(32)→全北現代モータース(韓国)/期限付き移籍より復帰 MF植田啓太(21)→栃木SC/期限付き移籍より復帰 【OUT】 GK一森純(32)→ガンバ大阪/期限付き移籍終了 GKオビ・パウエル・オビンナ(26)→ヴィッセル神戸/完全移籍 DF角田涼太朗(24)→カーディフ・シティ(イングランド)/完全移籍 DF平井駿助(21)→レイラック滋賀FC/完全移籍 MF木村卓斗(23)→ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍 MF南拓都(21)→レイラック滋賀FC/完全移籍 FW西村拓真(27)→セルヴェット(スイス)/期限付き移籍 FW杉本健勇(31)→ジュビロ磐田/期限付き移籍終了 FW津久井匠海(21)→アスルクラロ沼津/完全移籍 2024.02.16 18:15 Fri5
逆転のFC東京が3連勝! カウンターから俵積田晃太が決勝弾、横浜FMは3連敗に【明治安田J1第32節】
28日、明治安田J1リーグ第32節の横浜F・マリノスvsFC東京が日産スタジアムで行われ、アウェイのFC東京が1-3で勝利した。 前節のサンフレッチェ広島戦で2-6の大敗を喫し、リーグ戦2連敗中の9位横浜FM。ミッドウィークの天皇杯準々決勝ではレノファ山口FC相手に勝利したなか、広島戦からは2人入れ替え、エウベルと喜田拓也が先発した。 対する7位FC東京は2連勝中と調子が上向き。2-0で逃げ切った前節の浦和レッズ戦からは1人変わり、長友佑都がスタメン入りした。 立ち上がりから主導権を掴った横浜FMは5分に先制。中央を細かいパスワークで崩すと、最後はヤン・マテウスのヒールパスからアンデルソン・ロペス。GK野澤大志ブランドンとの一対一を冷静に制した。 リードを許したFC東京はすぐさま攻勢を強め、14分には高宇洋のミドル。枠を捉えたが、GKポープ・ウィリアムがしっかりと弾き出す。 さらに19分、右サイドをオーバーラップした長友に東慶悟がスルーパス。折り返しに合わせた俵積田晃太のシュートはブロックされたが、セカンドボールを岡哲平がフィニッシュ。アウェイチームが早い段階で試合を振り出しに戻した。 そのまま勢いに乗るFC東京。横浜FMも耐えながら再びの勝ち越しを目指し、34分にはエウベルの右クロスがアンデルソン・ロペスに合いかける。 スコアは動かず、1-1のままハーフタイムへ。横浜FMは喜田を山根陸に代えて後半に臨み、積極的にゴールに迫る入りを見せる。 53分には左CKのセカンドボールに永戸勝也。右足ボレーで狙ったが、惜しくも枠の上を越える。 しかし、追加点を奪ったのはFC東京。60分、荒木遼太郎のプレスバックから自陣内でボールを奪うと、荒木のスルーパスに俵積田が抜け出す。カウンターから一気にGKとの一対一を迎え、股を抜くシュートで逆転ゴールを決めた。 植中朝日、井上健太と攻撃的なカードを切っていく横浜FM。こじ開けられないまま終盤へ突入すると、89分にはFC東京に3点目。途中出場の中村帆高がインターセプトすると、同じく途中出場の野澤零温が右サイドから折り返し。仲川輝人が押し込んだ。 後半アディショナルタイムには4点目に迫ったFC東京だったが、ネットは揺らせず試合終了。逆転勝利で3連勝とし、横浜FMはリーグ戦3連敗となった。 横浜F・マリノス 1-3 FC東京 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(前5) 【FC東京】 岡哲平(前19) 俵積田晃太(後15) 仲川輝人(後44) <span class="paragraph-title">【動画】鮮やかなカウンター! 荒木遼太郎から俵積田晃太が逆転弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">荒木遼太郎が自らボールを奪い、完璧なスルーパス<br>俵積田晃太が見事に仕留めた!<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第32節<br> 横浜FMvsFC東京<br> 1-2<br> 60分<br> 俵積田 晃太(FC東京)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/5ZpWdyoSjq">pic.twitter.com/5ZpWdyoSjq</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1839970264911884410?ref_src=twsrc%5Etfw">September 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.28 19:12 Sat横浜F・マリノスの人気記事ランキング
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元豪代表DFキスノルボ氏がJリーグでコーチ就任か メルボルン・ビクトリー指揮官を辞任、豪紙「横浜FMかC大阪か磐田」
Aリーグ・メン(オーストラリア1部相当)のメルボルン・ビクトリーは17日、パトリック・キスノルボ監督(43)の辞任を発表した。 キスノルボ氏はイタリア系の元オーストラリア代表DF。クラブキャリアは、レスター・シティやリーズ・ユナイテッド、イプスウィッチ・タウンと、イングランドで長くプレーした。 引退後はメルボルン・シティでエリク・モンバエルツ監督のアシスタントを担うなどし、今年7月からメルボルン・ビクトリーの指揮官に。 チームは24-25シーズンのAリーグで現在3位につけ、つい先日には、年明けの加入が決定しているGKランゲラック(名古屋グランパス)に言及するなど、退任の兆候は伝わっていなかった。 しかし、メルボルン・ビクトリーは17日、キスノルボ氏の辞任を「海外で活躍するためにクラブを去った」と説明。クラブの会長は取材対応で「残念だ」と口にした。 豪『news.com.au』いわく、行き先は日本。同紙はキスノルボ氏が横浜F・マリノス、セレッソ大阪、ジュビロ磐田のいずれかでアシスタントコーチを担う可能性が高いとしている。 2024.12.17 14:04 Tue2
新体制の鹿島、最初の補強は横浜FMのDF小池龍太! 重傷から復帰も移籍決断「僕とF・マリノスの成功や成長のためにはベストな選択」
鹿島アントラーズは18日、横浜F・マリノスのDF小池龍太(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。 2025シーズンから新たに鬼木達監督が指揮を執る鹿島。新体制での最初の補強選手が決定した。 小池はJFAアカデミー福島出身で、2014年に当時JFLのレノファ山口FCに加入。その後、柏レイソルへと移籍すると、2019年8月にベルギーのロケレンに移籍。しかし、チームが倒産するという異例の事態に巻き込まれ、2020年5月に横浜FMに完全移籍で加入した。 左右のサイドバックやボランチでプレーできる小池だったが、2023年3月に右膝蓋骨を骨折。その他のケガもあり約1年半の長期離脱となると、今シーズンは復帰。明治安田J1リーグで7試合、YBCルヴァンカップで2試合、天皇杯で2試合に出場した。 横浜FMでは、J1通算85試合9得点、リーグカップ通算13試合、天皇杯通算2試合に出場。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも12試合に出場していた。 横浜FMで5シーズン過ごした小池は、両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆横浜F・マリノス</h3> 「初めに、2020年4月から5シーズンの間、たくさんの応援をしていただいたファン・サポーターの皆さま、ご支援・ご声援をいただきましたパートナー・スポンサーの皆さま、本当にありがとうございました」 「今年をもってF・マリノスを去ることになりました。振り返ってみると、加入発表時は『あまじゅん(純くん/天野純選手)の復帰にもう1人ついて来た!』そんな感じだったと思います」 「当時の僕の感情は、憧れていた海外移籍を倒産という無念のまま終え、これから日本でもう一度目標を決め直そうと考えていました。そんな考えはアンジェ(ポステコグルー)元監督のトレーニングを1週間してからは自然と消え、『マリノスでタイトルを獲る』だけに変わり、キーボー(喜田拓也選手)を中心にその目標へと進んでいくチームに、アタッキングフットボールに没頭することができました」 「そんな僕が歴史のある偉大なクラブ、横浜F・マリノスで副キャプテンという役職を与えられ、キャプテンマークを巻いて試合をすることができたことを本当にうれしく誇りに思います」 「多くの試合に出場させていただき、メモリアルゴール・日本代表選出・目標にしたJ1優勝タイトル・ベストイレブンと多くの良い思い出ができました。それとは正反対で、1年半近く怪我で離脱したことは、悔しく苦しい思い出です」 「それでも諦めずに支えてくれたメディカルチーム、コーチングスタッフ、選手のみんなには本当に支えられたし、感謝してもしきれません。みんなのお陰でサッカー選手としていれることを、これからも忘れないでプレーし続けます」 「まずはこの決断に関して、僕とF・マリノスの成功や成長のためにはベストな選択だと思います。何かを得るためには何かを捨てなければいけないですし、日々変わり続けるサッカー、変わっていくアタッキングフットボールでも同じです」 「復帰を目指し励んでいた日々、特に今シーズンは契約最終年と重なり、プロサッカー選手としての終わりを覚悟することもありました。それでも自分はもう一度戻れると信じ、戻ってからは、まだチームの役に立てると自信もありました」 「念願の復帰を果たしてからは、もし自分がいなくなることになっても、チームとして変えてはいけないこと、下げてはいけない基準、これまで積み上げてきたこと、これから体現してほしいサッカーや想いは残る選手や若手、チームに伝えておきたいと思い必死にピッチを走りました。その想いはファン・サポーターの皆さまにも伝わっていたら嬉しいです」 「皆さんは来年からも変化していくアタッキングフットボールを楽しんでください!僕も移籍先でこれまで同様にサッカーと向き合い、努力し続けたいと思います!みんなと戦えて最高に楽しかった。5年間本当にありがとうございました」 <h3>◆鹿島アントラーズ</h3> 「鹿島アントラーズのファン・サポーターの皆様、初めまして小池龍太です。これまで多くの対戦をしてきましたが、2025シーズンからともに戦うことになりました。鹿島アントラーズで戦うための責任感や、エンブレムの重みをすぐに理解できるとは思っていませんが、日々真剣にサッカーと向き合うことで、深く感じていきたいと思います。そして、これまで歴史を築いてきた選手たちのように今を必死に戦うことで、新たな歴史をチーム一丸となり築いていきます。よろしくお願いします」 2024.12.18 11:13 Wed3
「オリンピックは夢」酒井高徳に憧れるU-19日本代表DF本間ジャスティン、2025年へ意欲「まずは自チームで出ることがベスト」
来年2月に開催されるU20アジアカップ2025に出場するU-19日本代表候補が、16日から国内トレーニングキャンプをスタートさせた。 船越優蔵監督が率いるU-19日本代表。来年9月にはチリでU-20ワールドカップ(W杯)が開催され、先日大岩剛監督が就任したロサンゼルス・オリンピックを目指す世代となる。 プロ選手はシーズンオフ、高校生、大学生は選手権やインカレがある中でのトレーニングキャンプとなった。 トレーニング後、DF本間ジャスティン(横浜F・マリノス)が初日を振り返り「オフシーズンに入って10日ぐらい経っていて、自分は体を動かしていたんですが、久々に代表のメンバーと会えて楽しかったです」とコメント。9月の活動以来の再会を喜んだ。 サイドバックとして攻撃に特徴を持つ本間。自身の強みについても「自分は攻撃参加とアシスト、得点に絡むことが武器なので、縦への推進力を見てほしいと思います」とコメント。攻撃面で結果を出せることを見せたいという。 お手本にしている憧れの選手は「酒井高徳選手ですね(笑)」と、見た目も似ていると話題になった神戸の大先輩の名前を出し、「今になっても上下動が凄くて上手いので、自分も見習わないとなと思っています」とコメント。「あとはクロスです。ドンピシャのクロスは中のことも考えて凄いので、意識しています」と、攻撃面に特徴がある酒井から学べることは多いようだ。 この世代は2028年のロス五輪世代でもある。本間はオリンピックについては「自チームで出ることがベストなので、来年はどうなるかわからないですが、そのチームで出続けて、ロス五輪には選ばれたいです。オリンピックに出ることが夢です」とコメント。4年後を見据え、しっかりと所属クラブで試合に出続けることを大事にしたいとした。 その中で、今シーズンは横浜FMへと夏に育成型期限付き移籍。試合に絡むことはできなかったが、大きな学びがあった半年間だったという。 「試合になかなか絡むことができなかったんですが、マリノスという伝統的なチームで、プレースタイルも神戸とは全然違うので、色々なサッカーが学べたことは、僕自身のバリエーションが増えて、学ぶことが非常に多かったです」 2024.12.16 23:50 Mon4
横浜FMが新指揮官にサウスゲイトの“右腕”ホーランド氏を招へい 「タイトルを争うチームを築きあげていきたい」…ハッチンソン暫定監督は退任
横浜F・マリノスは17日、ジョン・ハッチンソン暫定監督(44)の退任および、後任にスティーブ・ホーランド氏(54)の就任を発表した。 今季からハリー・キューウェル前監督を招へいした横浜FMだが、チームの調子が上向かず、今年7月に監督交代を決断。ヘッドコーチのハッチンソン氏が暫定的に指揮を執る体制にシフトしたが、最後まで立て直しといかず、J1リーグ9位フィニッシュで無冠に終わった。 ホーランド氏はトップチームを率いた歴こそクルー・アレクサンドラ時代のみだが、直近ではあのガレス・サウスゲイト前監督の右腕としてイングランド代表を職場に。それ以前はチェルシーでジョゼ・モウリーニョ氏やアントニオ・コンテ氏らのもとでコーチも歴任した。 ◆ジョン・ハッチンソン 「横浜F・マリノスに関わるすべての皆さまに感謝申し上げます。そして、選手やスタッフも今シーズンは公式戦61試合といった中、チームのためにすべてを出し切ってくれたと思います。本当に感謝しています」 「自分は良いときも、悪いときも、選手たちと一緒に戦いながら、コーチとしてもそうですし、監督になってからも今日まですべてを捧げてきました」 「今シーズンは移動も多く、逆転したり、逆転されたりと様々な試合がありました。今シーズンは優勝を経験することができなかったことは本当に残念ですが、選手はこのスケジュールの中、よく頑張ってくれたと思います」 「自分はこのクラブで仕事をさせてもらい、最高の仲間に出会えました。これからもチームの活躍、選手たちの飛躍を期待しています。ありがとうございました」 ◆スティーブ・ホーランド 「すばらしい国である日本に行けることを楽しみにしており、アジアで最高のリーグであるJリーグで働けることを光栄に思います」 「情熱あふれるスタジアム、そしてすばらしい雰囲気をつくるファン・サポーターの熱意に囲まれた最高の環境の中で、横浜F・マリノスの監督として指揮を執ることも光栄です」 「1993年のJリーグ発足から存在する名門クラブであり、これまでリーグで5つのタイトルを獲得しております。ホームでも、アウェイでも、すばらしいサポートを受けることができるクラブとも伺っております」 「私たちの挑戦は、再びタイトルを獲得することです。そして、アグレッシブなアタッキングフットボールをしていきます。一貫性かつ高い競争心を持ちながら、タイトルを争うチームを築きあげていきたいと思います」 「選手とスタッフが一丸となり、ファン・サポーター、パートナー、そして横浜市・横須賀市・大和市の皆さんに誇れるチームをつくっていきたいと思います。皆さんにお会いできることを楽しみにしております」 2024.12.17 11:28 Tue5