デ・ロッシ監督が新戦力に言及…「全員がローマに来ることを強く望んでくれた」

2024.08.04 16:30 Sun
新戦力を語るデ・ロッシ監督
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新戦力を語るデ・ロッシ監督
ローマダニエレ・デ・ロッシ監督が今夏の新戦力について語った。

ジョゼ・モウリーニョ前監督の解任に伴い、今年1月から古巣で指揮を執る元イタリア代表MF。昨シーズンに示した手腕に加え、クラブを知り抜くことからフリードキン・ファミリーの信頼厚い指揮官は、リナ・スルークCEOとスポーツディレクターのフローラン・ギゾルフィ氏と共にリクルートに関しても一定の権限を与えられている。

そのため、ここまで獲得したDFブバ・サンガレ、GKマシュー・ライアン、DFサミュエル・ダール、MFエンゾ・ル・フェ、FWマティアス・スーレ、FWアルテム・ドフビクの6選手に関しても指揮官の意見が反映されている。
3日にリエーティで行われ、1-1のドローに終わったオリンピアコスとのプレシーズンマッチ後に取材に応じたデ・ロッシ監督は今夏の新戦力について語っている。『romapress』が伝えている。

「新加入プレーヤー? 全員が交渉にプラスの影響を与えるために自分の役割を果たしている。ダン・フリードキンがいなければ、ドフビクとの契約は難しかっただろう。我々は全員、この契約に満足し、感謝している。ドフビクは大きな将来性があり、新しいチームで自分の足場を見つける必要があるが、彼は間違いなく成功するはずだ。新加入プレーヤーは全員がローマに来ることを強く望んでおり、その過程で重要なチームを放棄したこともある」
「市場の噂といえば、6月から今日まで毎日1000人の名前が出てくる。我々はプレーヤーを​​売却し、何人かと契約もした。我々は落ち着いている。誰も私を征服する必要はない

「(オリンピアコス戦で好パフォーマンスだったル・フェについて)我々は皆、彼が重要なプレーヤーだと思っている。もし彼が今日もう少しプレーが良くなかったとしても、我々は彼の価値を知っており満足していただろう。しかし、彼が今日のようなプレーをいつもしてくれた方が嬉しい。エンゾは他の(新加入)プレーヤーより先に来た。おそらくこれも有利な点だろう。我々は彼にとても満足しているよ」

また、この試合で新天地デビューを飾ったスーレとドフビクの2選手に関しては間近でそのプレーを確認できた点に満足している。

「スーレはまだプレーしていなかったし、ドフビクにあまりプレッシャーをかけたくなかった。私はいつもうまく組み合わせようとしていたが、ピッチで一緒にプレーする姿を見たいと思っていたし、それには満足している。ただ、彼らがいつも一緒にプレーするということは当然のことではない。私にはこうした投資をするクラブの後ろ盾がある」

また、今後の補強に関しては右サイドバックやセンターバック、左ウイングに、ミラン行きが取り沙汰されるFWタミー・エイブラハムの去就次第で新たなストライカーに動くことが想定される。

その点についてデ・ロッシ監督は「この街で一番忍耐強いのは私だ。噂が飛び交うたびにみんなが狂っているが、クラブがさらなる投資を行い、他の強いプレーヤーが加入することは間違いない。誰がプレーするかは重要ではない。重要なのは、年末にピッチ上のプレーヤーとベンチのプレーヤーに差がないことだ」と、クラブへの信頼と共に指揮官として与えられた戦力を効果的に活かしていきたいと自身の考えを明かしている。

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フンメルスが新天地ローマでの激動の数カ月振り返る…「特別な勝利で価値は倍増」自身初のデルビーでの勝利誓う

元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスが新天地ローマでの激動の数カ月を振り返った。イタリア『Il Messaggero』が伝えている。 昨シーズン限りでドルトムントを退団し、世界各国の様々なクラブからオファーが舞い込んだなか、昨年9月にローマへ加入したフンメルス。その新天地ではコンディション調整のさなかに自身を呼び寄せたダニエレ・デ・ロッシ監督が解任となると、後任のイバン・ユリッチ監督の下で新天地デビュー。だが、クロアチア人指揮官からの評価は芳しくなく、構想外とともに今冬の放出の可能性が取り沙汰された。 それでも、現在はクラウディオ・ラニエリ新監督の下、MFレアンドロ・パレデス、FWパウロ・ディバラとともにリーダーグループの一人に位置付けられ、不振のチームとともに後半戦の巻き返しを目指す状況にある。 年明け初戦の宿敵ラツィオとのデルビー・デッラ・カピターレを前に、地元紙のロングインタビューに答えた36歳DFは、イタリアの首都での激動の4カ月を振り返った。 短期間で指導を受けた2人の元指揮官については、デ・ロッシの解任に大きな衝撃を受けたことを正直に認めた。 「デ・ロッシ? 彼のおかげでここに来ることを選んだ。彼は素晴らしい印象を与えてくれた。彼の解任はフットボールの観点からだけでなく、個人的なレベルでもショックだった。自分がここに来てから1試合もプレーしないうちに、彼はいなくなってしまった。ミュンヘンに住んでいる息子がいて、ダニエレとの関係を円滑にするための解決策について話し合っていたのに、解任ですべての計画が台無しになってしまった」 一方、自身を冷遇したユリッチ監督に関しては慎重に言葉を選びながらも、起用されなかった理由について明確な説明がなかったと批判的だ。 「ユリッチ?彼にはフットボールについて、プレーの仕方について、彼の考えがあり、彼の意見があった。明らかに私は彼の試合で機能するほどコンディションが良くなかったが、彼と問題があったことはなかったよ」 「彼はただプレーするチャンスを与えなかった。ただ、良い人物だと思うし、異常な状況でもあった。18年間のキャリアで、私は常に大きな試合でも自分の価値を示してきた」 「なぜ彼が自分をまったくプレーさせなかったのかわからない。いつかまた彼に会ったら聞いてみるよ。繰り返しになるけど、彼はいつも私に優しくて親切だった。問題は、彼がトレーニングしているときに私がそこにいなかったこと。これについてはこれ以上は言えないよ」 その2人の後任として就任した新指揮官からは全幅の信頼を受け、コンディションの向上とともにその信頼に応えるプレーとリーダーシップを発揮している。その百戦錬磨の指揮官についてフンメルスは、就任初日から良い関係性を築ける確信を得たという。 「ラニエリの到着? 初日にやって来て、私を脇に連れて行き、話し始めた。彼は僕のことをよく知っていて、過去10年間ずっと僕をフォローしていて、僕のプレーが好きで、前回のチャンピオンズリーグの準決勝と決勝の両方を見たと言っていたよ。彼は私が自分と一緒に重要な役割を果たすことに何の疑いもなかった。彼はすぐに私にプレーさせてあげる、そして私を信頼していると言ってくれたんだ」 「このレベルのスポーツをプレーしているとき、悪い時期が来る可能性があることを認識しているし、僕は状況を受け入れようとした。ラニエリと一緒にいれば、初日からより良い時期が来ると確信していた。プレーヤーは強く、チームにはクオリティがあるからね」 「彼には自然な権威があり、プレーヤーを理解してくれる。理解され、耳を傾けてもらうために声を上げる必要はないんだ。本当に親切で、どのチームにとっても、特にローマでは素晴らしい監督だよ。今シーズンの後に何をするかはまだ決めていないし、夏に決めるよ。でも、もし残るなら、再びラニエリに監督してもらえるならとてもうれしいよ」 指揮官の話題を中心にここまでを振り返ったフンメルスは、「今はすべての試合に集中する必要がある。僕らは素晴らしいチームであり、層が厚く、控えにも質の高いプレーヤーがいる。上位に戻るために必要なものはすべて揃っている」と後半戦での巻き返しに自信を示す。 その上で重要なきっかけになり得る今季最初のデルビーへの想いに言及。年末年始の公開トレーニングでのロマニスタからの檄を受け、「デルビーについて少し理解し始めたよ。ファンにとって重要なことだとわかっているし、特別な勝利で価値は倍増する」とその重みを実感したという。 その上で「彼らが強いことはわかっている。彼らにはゴールを決めるプレーヤーがたくさんいるし、正直言って、彼らが得ているアドバンテージは当然のものだ。だけど、日曜日に、差を縮めるためにも勝ちたい。それができれば、まだ彼らより上位でフィニッシュできると確信しているよ」と、自身初のデルビーでの勝利を誓った。 2025.01.03 22:52 Fri
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モウリーニョ監督が将来的なセリエA復帰と代表監督就任を希望

フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が12月31日、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。 昨年1月、ローマを解任されたモウリーニョ監督は今季よりフェネルバフチェの指揮官に就任。ここまでスュペル・リグで11勝3分け2敗で首位ガラタサライに8ポイント差の2位とまずまずの戦績を収めている。 トルコで公私ともに順調な生活を送っていることを明かしたモウリーニョ監督は、不本意な解任をされた古巣ローマに毒を吐きつつ、3冠を成し遂げたインテルを引き合いに出して今後の展望を述べた。 「セリエAには必ず復帰する。ローマの試合は全く観ないが、インテルの試合は観ているよ」 「これまではクラブチームで指揮を執ってきたが、ユーロやワールドカップに出場してチームを中心に国が一つにまとまる経験をしてみたい。それは素晴らしいことだと思う」 2025.01.01 11:15 Wed

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