先発抜擢の主将ペッレグリーニが先制弾、ローマが新年初戦のダービーを制す【セリエA】
2025.01.06 06:40 Mon
セリエA第19節、ローマvsラツィオのローマ・ダービーが5日に行われ、2-0でローマが勝利した。
2024年最終戦となった前節ミラン戦を1-1の引き分けで終えた10位ローマ(勝ち点20)は、主将のペッレグリーニが先発に抜擢。ディバラ、ドフビクと前線を形成した。
一方、前節アタランタに惜しくも引き分けた4位ラツィオ(勝ち点35)はベストメンバーで臨んだ。
新年初戦のローマ・ダービー。開始3分、コネが枠内シュートを浴びせたローマが良い入りとすると、10分に先制する。決めたのはカピターノ。右サイドからのサーレマーケルスのクロスを収め、ボックス中央からコントロールシュートを決めきった。
不調に苦しんでいた主将の今季リーグ戦初ゴールで試合を動かしたローマは18分にリードを広げる。ドフビクのポストプレーを起点にディバラが持ち上がって右サイドへ展開。ボックス右に侵入したサーレマーケルスが立て続けにシュートを浴びせてネットを揺らした。
迎えた後半、2選手を交代したラツィオは開始2分、カステジャノスがボックス右からシュートに持ち込むと、50分にもゲンドゥージのコントロールシュートが枠を捉えたが、GKスヴィラルに阻まれゴールを割れない。
その後、58分にペッレグリーニがGK強襲のシュートを放って牽制したローマは守勢が続くも、ラツィオに好機を許さず時間を進めていく。
後半半ば以降も敵陣でのプレーを続けるラツィオは79分、ボックス左に侵入したタヴァレスがシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれない。
最終盤にかけてはローマがラツィオに付け入る隙を見せずに2-0のままシャットアウト勝利。新年初戦のダービーを制している。
ローマ 2-0 ラツィオ
【ローマ】
ロレンツォ・ペッレグリーニ(前10)
アレクシス・サーレマーケルス(前18)
2024年最終戦となった前節ミラン戦を1-1の引き分けで終えた10位ローマ(勝ち点20)は、主将のペッレグリーニが先発に抜擢。ディバラ、ドフビクと前線を形成した。
一方、前節アタランタに惜しくも引き分けた4位ラツィオ(勝ち点35)はベストメンバーで臨んだ。
不調に苦しんでいた主将の今季リーグ戦初ゴールで試合を動かしたローマは18分にリードを広げる。ドフビクのポストプレーを起点にディバラが持ち上がって右サイドへ展開。ボックス右に侵入したサーレマーケルスが立て続けにシュートを浴びせてネットを揺らした。
サーレマーケルスの1ゴール1アシストで2-0としたローマがラツィオにボールを持たせる流れとする中、ハーフタイムにかけてもラツィオの反撃を許さなかったローマが2点のリードを保って前半を終えた。
迎えた後半、2選手を交代したラツィオは開始2分、カステジャノスがボックス右からシュートに持ち込むと、50分にもゲンドゥージのコントロールシュートが枠を捉えたが、GKスヴィラルに阻まれゴールを割れない。
その後、58分にペッレグリーニがGK強襲のシュートを放って牽制したローマは守勢が続くも、ラツィオに好機を許さず時間を進めていく。
後半半ば以降も敵陣でのプレーを続けるラツィオは79分、ボックス左に侵入したタヴァレスがシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれない。
最終盤にかけてはローマがラツィオに付け入る隙を見せずに2-0のままシャットアウト勝利。新年初戦のダービーを制している。
ローマ 2-0 ラツィオ
【ローマ】
ロレンツォ・ペッレグリーニ(前10)
アレクシス・サーレマーケルス(前18)
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モウリーニョ率いるローマが11月に来日! 横浜FMと国立競技場でフレンドリーマッチ開催
横浜F・マリノスは29日、11月に「EUROJAPAN CUP 2022」を開催することを発表。セリエAのローマが来日し、対戦することを発表した。 横浜FMの発表によると、ローマとは11月28日(月)に国立競技場にてフレンドリーマッチとして対戦するという。キックオフは19時30分とのことだ。 今回のフレンドリーマッチ開催に際し、キャプテンのMF喜田拓也、MF水沼宏太がコメントしている。 ◆MF喜田拓也 「今回、世界的に力のある素晴らしいクラブと対戦できる事を非常に嬉しく思います」 「この試合は貴重な経験になると思いますが、ただの思い出作りではなく、力のある相手に対して、今までやってきたことをチーム全員で思い切りぶつけていきたいと考えています。誇りと自信を持って戦う横浜F・マリノスの姿を一人でも多くの皆さんにご覧いただき、興味をもって頂くきっかけの試合となるよう全力を尽くして勝利したいと思います」 「エキサイティングな試合に出来るよう、皆で良い準備をしていきたいと思います」 ◆MF水沼宏太 「まずは、このような大会を開催するにあたり、多くの関係者の皆さんがご尽力頂いている事に感謝したいと思います」 「僕たち横浜F・マリノスがASローマと対戦するという事で、興味をもって下さる方もたくさんいると思います」 「幼少の頃からテレビで観ていたようなクラブと試合が出来るというのは、とても楽しみですし、日頃できない経験ができると思っています。選手みんなで全力で挑み、勝負にもこだわりたいと思いますが、とにかく観に来て下さる皆さんに楽しんで帰って頂けるような試合に出来ればなと思います。ぜひ皆さんスタジアムに来てください!」 ローマは、かつてはMF中田英寿も在籍したクラブで、2000-01シーズンにスクデットを獲得。その後は優勝はないが、2006-07、2007-08シーズンはコッパ・イタリアを連覇。女子チームには現在DF南萌華が在籍している。 男子チームは世界的な名将であるジョゼ・モウリーニョ監督が率い、2021-22シーズンは発足したヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制覇。アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラやイングランド代表FWタミー・エイブラハムらが所属しているが、カタール・ワールドカップ(W杯)を時期が重なるために不参加に。しかし、イタリア代表はW杯出場を逃しているため、MFニコロ・ザニオーロ、MFロレンツォ・ペッレグリーニ、FWアンドレア・ベロッティらは来日する可能性が高いと見られる。 2022.09.29 19:10 Thu5
ペッレグリーニはローマ退団へ? ラニエリ監督「オファーがあれば、我々はそれを評価するつもり」
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 しかし、近年は細かい負傷や一貫性のないパフォーマンスに加え、その内向的な性格は強烈なリーダーシップを有したフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシといったローマ人の偉大なカピターノを求めるロマニスタの不興を買うことが多く、指揮官交代やチームの不振時にたびたび強い反発を招いてきた。 今シーズンに関してはクラウディオ・ラニエリ監督の就任後に主力としての活躍が期待されたが、コンディションが上がってきた現状においても同じローマ人の指揮官はカピターノの起用に消極的な姿勢を示している。 そんななか、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)の獲得レースに参戦中のローマは、アントニオ・コンテ監督が評価するペッレグリーニを交渉材料に、獲得レースを優位に進める考えがあると報じる。 29日に行われるセリエA第18節のミラン戦に向けた会見に出席したラニエリ監督は、その場でメルカートについて言及。 「フンメルス、ディバラ、パレデスは将来ローマに残り、重要な役割を果たすだろうと確信している」、「我々はアレクシス・サーレマーケルスを残したい」と現有戦力の重要性を強調した。 一方で、ペッレグリーニに関しては「ロレンツォ・ペレグリーニはローマを去るかもしれない。彼が我々と一緒にいてくれることを願っているし、彼はここに留まって幸せであるはずだ。ただ、オファーがあれば、我々はそれを評価するつもりだ」と適切なオファーが届いた場合、クラブとしてそれを評価する意思があることを認めた。 なお、2026年までの現行契約で年俸600万ユーロ(約9億8000万円)を受け取っているとされる同選手に対して、ローマは現時点で半額程度の条件の延長オファーを受け入れない場合、売却に踏み切る姿勢を示している模様。 また、ナポリ以外ではフィオレンティーナといった国内クラブが興味を示しており、今冬あるいは来夏に永遠の都を離れる可能性は高い。 2024.12.27 22:40 Friローマの人気記事ランキング
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ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド
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モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」
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