冨安健洋が約4カ月ぶり実戦復帰! ライス&ティンバーもデビュー、ハヴァーツはゴールでアーセナルが5発快勝!【国際親善試合】

2023.07.20 17:40 Thu
Getty Images
アーセナルは20日(現地時間19日)、アメリカでのプレシーズンツアーの初戦を戦い、メジャーリーグ・サッカー(MLS)オールスターズと対戦。0-5で勝利を収めた。
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ミケル・アルテタ監督が率いるチームは2022-23シーズンのプレミアリーグでシーズン終盤まで優勝を争った中、4月以降に失速。2位でシーズンを終えていたが、7シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得していた。今夏の移籍市場では、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツ、オランダ代表DFユリエン・ティンバー、イングランド代表MFデクラン・ライスを獲得。2億ポンド(約360億ポンド)以上をかけての補強となり、チームの強化を進めている。
この試合ではGKにアーロン・ラムズデール、最終ラインは右からベン・ホワイトウィリアム・サリバガブリエウ・マガリャンイスヤクブ・キヴィオルが並び、中盤はアンカーにジョルジーニョ、インサイドにレアンドロ・トロサールファビオ・ヴィエイラ、前線は、ブカヨ・サカエディ・エンケティアガブリエウ・ジェズスが並んだ。

試合は開始5分にアーセナルが先制。ジョルジーニョからのスルーパスを受けたサカがボックス右を仕掛けると、こぼれ球をボックス手前でループシュート。ゴール左に決めた。
23分には、ボックス右でパスを受けたサカがカットインをしながらパス。これをボックス手前で受けたトロサールが右足で強烈シュート。ゴール右に突き刺した。

2点リードで後半を迎えると、GKカール・ハイン、FWハヴァーツ、MFマルティン・ウーデゴールを投入。すると、47分にはPKをジョルジーニョが蹴ると、GKは一歩も動けないで3点目が決まった。

アーセナルは後半に大量に選手を入れ替えると、65分にはついに日本代表DF冨安健洋が実戦復帰。さらに、ライス、ティンバーもアーセナルデビューを果たした。

すると84分、自陣からウーデゴールがロングスルーパス。これにガブリエウ・マルティネッリが反応。見事に抜け出すと、ボックス内左からのシュートが決まった。

圧倒するアーセナルは89分にも追加点。右サイドでボールを持ったマルキーニョスがクロス。これがファーサイドに飛ぶと、ハヴァーツがトラップから見事にネットを揺らし初ゴール。結局5ゴールを奪い、アメリカでの初戦で快勝した。

MLSオールスターズ 0-5 アーセナル

0-1:5分 ガブリエウ・ジェズス(アーセナル)
0-2:23分 レアンドロ・トロサール(アーセナル)
0-3:47分 ジョルジーニョ(アーセナル)[PK]
0-4:85分 ガブエウ・マルティネッリ(アーセナル)
0-5:89分 カイ・ハヴァーツ(アーセナル)



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ライスが圧巻の直接FK2発! アーセナルが王者マドリーに3-0先勝でベスト4進出に王手【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、アーセナルvsレアル・マドリーが8日にアーセナル・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-0で先勝した。 ラウンド16でPSVを圧勝で退けて8強入りを決めたアーセナル。ただ、プレミアリーグでは首位のリバプールに大きく水をあけられての2位と、今季獲得可能な唯一のタイトルとして悲願のビッグイヤーを目指す。アルテタ監督は1-1のドローに終わった直近のエバートン戦から先発5人を変更。ティンバー、サカ、トーマス、マルティネッリと主力が復帰し、ガブリエウの代役にはキヴィオルが起用された。 一方、前大会王者マドリーは前ラウンドでアトレティコとのマドリード・ダービーをPK戦の末に制し、ベスト8へ到達。ただ、ラ・リーガでは直近のバレンシア戦で痛恨の1-2の敗戦を喫し、優勝争いから一歩後退。その敗戦からバウンスバックを図った今回のアウェイゲームでは先発5人を変更。負傷明けの守護神クルトワ、ロドリゴとカマヴィンガ、アセンシオが復帰。両サイドバックにはバルベルデ、アラバが起用された。 開始直後にムバッペがファーストシュートを記録したが、以降はホームのアーセナルが相手のカウンターの脅威を感じながらも勇敢に前から圧力をかけて主導権を握る。 そして、ショートカウンターやセットプレー流れからトーマスが積極的に足を振っていく。ただ、マドリーの集中した守備を前に早い時間帯の先制点とはならず。 以降は右サイドのサカとウーデゴールのコンビネーションを軸にグラウンダーのクロスから際どいシーンを演出するアーセナル。これに対してマドリーは相手のビルドアップのミスを突きながら、要所で高速カウンターを発動。一進一退の攻防が続いていく。 31分にはベリンガムのスルーパスで背後を取ったムバッペがボックス左に持ち込んで右足シュートを放ってGKラヤに好守を強いる。 一方、44分にはマドリーを押し込んだアーセナルが波状攻撃。ティンバーの右クロスをゴール前のライスが頭で合わせるが、枠の左に向かったシュートはGKクルトワがビッグセーブ。さらに、こぼれに詰めたマルティネッリが左足シュートを放つが、これもクルトワにはじき出された。 全体的にはアーセナルペースも0-0で折り返した後半も試合展開自体に大きな変化はなし。51分には再びベリンガムとの連携でボックス左に抜け出したムバッペが左足シュートを放つが、これはサイドネットを叩いた。 後半は決定機まで持ち込めずにいたアーセナルだったが、圧巻の個人技でゴールをこじ開ける。58分、ボックス手前中央右の好位置で得たFKの場面でキッカーのライスが4枚の壁の外側を巻く右足シュートを狙うと、右ポストの外側から曲がってきた鋭いボールがゴール右隅に突き刺さった。 ライスの圧巻の直接FKによってホームチームが先制に成功すると、ここからマドリーがより前に出てきたことで試合はオープンな展開に。 67分には再びアーセナルにビッグチャンス。ボックス左で強引に仕掛けたルイス=スケリーからボールを引き取ったマルティネッリがゴール左でシュート。これはGKクルトワの好守に阻まれるも、ゴール前でこぼれに反応したメリーノが連続シュート。だが、1本目はDFアラバのゴールカバー、2本目はクルトワのビッグセーブに阻まれた。 その後の右CK流れのライスの決定機もゴールカバーに阻まれたが、再びガナーズの背番号41の右足が火を噴く。70分、サカの仕掛けで得たボックス手前中央左のFKの場面でキッカーのライスが壁のオープンサイドを狙って右足振り抜くと、これがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。なお、ノックアウトラウンドでの1試合2本の直接FKでのゴールはCL史上初の記録となった。 ライスの直接FK2発でリードを広げて完全に勢いづいたアルテタのチーム。さらに、75分も決定的な3点目が生まれる。左のハーフスペースをドリブルで持ち上がったライスがルイス=スケリーに繋ぐと、正確なグラウンダーの折り返しを最後はボックス中央のメリーノがうまく面を作った左足ダイレクトシュートでゴール左下隅に流し込んだ。 これで3点差となったことで、アーセナルは大事を取ってサカ、ライスを下げてトロサール、ティアニーを投入。前線と中盤の配置換えを行いながら逃げ切り態勢に入る。これに対して、後半に入って攻守にうまくいかないマドリーはモドリッチ、アラバ、ロドリゴを下げてルーカス・バスケス、フラン・ガルシア、ブラヒム・ディアスを続けて投入。両サイドバックをより攻撃的に変えた。 マドリーとしては2ndレグに望みを繋げるべく1点でも返したいところだったが、アーセナルの集中した守備を前に完全に攻撃が沈黙。さらに、試合終了間際にはカマヴィンガが2枚目のイエローカードをもらって退場となり、試合はこのままのスコアでタイムアップとなった。 この結果、ホームで3-0の快勝を収めたアーセナルがベスト4進出へ大きなアドバンテージを得た。一方、敵地で惨敗のマドリーは16日にサンティアゴ・ベルナベウで行われる2ndレグで奇跡のレモンターダを目指すことになる。 アーセナル 3-0 レアル・マドリー 【アーセナル】 デクラン・ライス(後13、後25) ミケル・メリーノ(後30) 2025.04.09 06:00 Wed

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