東京Vが善戦の秋田に大苦戦も木村勇大の土壇場弾で持ち込んだ延長戦を福田湧矢のゴールで制す【YBCルヴァンカップ】
2025.04.16 21:39 Wed
ゴールを決めた木村勇大(右)と福田湧矢(左)
16日、YBCルヴァンカップ 1stラウンド第2回戦のブラウブリッツ秋田vs東京ヴェルディがソユースタジアムで行われ、アウェイの東京Vが延長戦の末に1-2の勝利を収めた。
1回戦では愛媛FCとのJ2勢対決を制した秋田。ホーム開催となった2回戦ではJ1チームと対戦。リーグ前節はRB大宮アルディージャに1-2と競り負けて連敗中のチームはその一戦から畑橋拓輝、藤山智史を除く先発9人を変更。直近のJ2MVPに選出された小松蓮はベンチを外れ、古巣対戦の佐川洸介がスタメンを飾った。
一方、初戦ではJ3のAC長野パルセイロをPK戦の末に下した東京V。今ラウンドはJ2勢相手に公式戦6試合ぶりの白星を狙った。直近のヴィッセル神戸戦を0-1で落とし、バウンスバックを図ったチームは綱島悠斗、染野唯月を除く先発9人を変更。古巣対戦の千田海人が復帰したほか、鈴木海音、食野壮磨、稲見哲行、川﨑修平が今季公式戦初スタメンとなった。
立ち上がりは長いボールが飛び交う形に。そのなかで序盤に左右のCKを獲得した東京Vは食野のミドルシュート、山見大登のクロスに綱島悠斗が頭で合わせて際どい場面を創出する。
立ち上がり以降は秋田も石田凌太郎、佐藤大樹の両サイドの果敢な縦への仕掛け、ロングスローやセットプレーで押し返し、試合はイーブンの展開に。
互いにボールの前進のところで苦戦してクローズな状況が続いたが、ホームの秋田が狙いを持った崩しから先制点を奪う。33分、ロングボールを味方が競り勝って繋いだボールを佐川が前線で収めて左の佐藤に展開。得意の左足から正確なグラウンダークロスがGKとディフェンスラインの間に流し込まれると、ファーに走り込んだ石田のワンタッチシュートがニア下を抜けてゴールネットに吸い込まれた。
ようやく押し込む形を作り出したアウェイチームは前半終盤にかけて猛攻を仕掛けたが、川﨑の強引なカットインからの右足シュートは枠の左隅を捉えるも、再びGK矢田貝の好守に。ボックス内での山見らのシュートもことごとく身体を張ったブロックに遭い、前半のうちに追いつくことはできなかった。
迎えた後半、東京Vは鈴木と松橋を下げて谷口栄斗、新井悠太を同時投入。ハーフタイムでの指揮官からの激しい檄もあったか、アグレッシブに試合へ入る。開始直後にはボックス中央で川﨑の頭での折り返しを収めた山見がシュートに持ち込むが、ブロックに遭う。
ただ、立ち上がりの勢いを継続できず、細かいミスからリズムを失うアウェイチーム。54分には稲見に代えて平川怜を投入した。この交代後から徐々にテンポを上げて左の新井の仕掛けを突破口に攻撃の形を見いだす。その流れで翁長聖や川﨑がボックス右でボレーシュートを放つが、枠を捉え切れず。
これに対して防戦一方の秋田も66分に2枚替え。前線で奮闘した佐川、ゴールスコアラーの石田を下げて畑潤基、大石竜平をピッチに送り込んだ。
ゴールまであと一歩という場面が続く東京Vは68分、翁長を下げてエースの木村勇大を投入。両ウイングバックに山見、新井を配した攻撃型の布陣でゴールをこじ開けにかかる。75分にはボックス付近でルーズボールに反応した染野のシュートがボックス内で相手DFの手に当たってPKを獲得。だが、キッカーの木村が右を狙って蹴ったシュートはポストを叩いて痛恨の失敗に。
このPK失敗を境に流れは再び秋田に。守備での出足、球際の粘りで相手の攻撃を撥ね返すと、奪ったボールを冷静に相手陣内深くに運んで時計を進める。
だが、下部カテゴリー相手に負けられない東京Vが土壇場でJ1の意地を見せた。5分が加えられた後半アディショナルタイムの92分、右サイドで仕掛けた福田湧矢がゴールライン際までえぐってグラウンダーで折り返したクロスはゴール前でDFのブロックにあったが、ボックス中央で収めた木村が絶妙な左足反転シュートをゴール左隅に流し込み、自らのPK失敗を挽回する土壇場での同点ゴールとした。
結局、1-1のスコアのまま試合は延長戦に突入。延長の入りこそ互いに勢いを持って入ったが、時間の経過とともに膠着状態に陥る。
延長後半の立ち上がりには秋田がセットプレー流れから諸岡裕人の低弾道のミドルシュートでゴールへ迫るが、これは惜しくも左ポストを叩いた。
以降もホームチームの時間帯が続いていたが、最後の最後にアウェイチームがゴールをこじ開けた。延長後半の118分、右サイドのスペースで一気に縦へ仕掛けた宮原和也がボックス内まで持ち込んでグラウンダーの高速クロス。これはDFのブロックに阻まれたが、染野が相手のクリアをブロックしてゴール前にこぼれたボールに秋田守備陣がお見合いの形になると、木村のヘディングでの落としに反応した福田がゴール左隅に蹴り込んだ。
その後、GK矢田貝の攻撃参加で秋田が見せ場を作ったが、試合はこのままタイムアップ。秋田との120分の激闘を制した東京Vが2-1で勝利した。
なお、2回戦突破を決めた東京Vは5月21日に予定される3回戦でJ1のアルビレックス新潟と対戦する。
ブラウブリッツ秋田 1-2 東京ヴェルディ
【秋田】
石田凌太郎(前33)
【東京V】
木村勇大(後47)
福田湧矢(延後13)
1回戦では愛媛FCとのJ2勢対決を制した秋田。ホーム開催となった2回戦ではJ1チームと対戦。リーグ前節はRB大宮アルディージャに1-2と競り負けて連敗中のチームはその一戦から畑橋拓輝、藤山智史を除く先発9人を変更。直近のJ2MVPに選出された小松蓮はベンチを外れ、古巣対戦の佐川洸介がスタメンを飾った。
一方、初戦ではJ3のAC長野パルセイロをPK戦の末に下した東京V。今ラウンドはJ2勢相手に公式戦6試合ぶりの白星を狙った。直近のヴィッセル神戸戦を0-1で落とし、バウンスバックを図ったチームは綱島悠斗、染野唯月を除く先発9人を変更。古巣対戦の千田海人が復帰したほか、鈴木海音、食野壮磨、稲見哲行、川﨑修平が今季公式戦初スタメンとなった。
立ち上がり以降は秋田も石田凌太郎、佐藤大樹の両サイドの果敢な縦への仕掛け、ロングスローやセットプレーで押し返し、試合はイーブンの展開に。
互いにボールの前進のところで苦戦してクローズな状況が続いたが、ホームの秋田が狙いを持った崩しから先制点を奪う。33分、ロングボールを味方が競り勝って繋いだボールを佐川が前線で収めて左の佐藤に展開。得意の左足から正確なグラウンダークロスがGKとディフェンスラインの間に流し込まれると、ファーに走り込んだ石田のワンタッチシュートがニア下を抜けてゴールネットに吸い込まれた。
一瞬の隙を突かれて先手を奪われた東京Vはこれで目が覚めたか、よりアグレッシブにゴールを目指す。右サイドで果敢に仕掛けた山見の二ア下を狙った左足シュート、36分にはセットプレーの二次攻撃からボックス左でこぼれに反応した鈴木が決定的な左足シュートを放ったが、これはGK矢田貝壮貴が見事な寄せと反応で阻止。
ようやく押し込む形を作り出したアウェイチームは前半終盤にかけて猛攻を仕掛けたが、川﨑の強引なカットインからの右足シュートは枠の左隅を捉えるも、再びGK矢田貝の好守に。ボックス内での山見らのシュートもことごとく身体を張ったブロックに遭い、前半のうちに追いつくことはできなかった。
迎えた後半、東京Vは鈴木と松橋を下げて谷口栄斗、新井悠太を同時投入。ハーフタイムでの指揮官からの激しい檄もあったか、アグレッシブに試合へ入る。開始直後にはボックス中央で川﨑の頭での折り返しを収めた山見がシュートに持ち込むが、ブロックに遭う。
ただ、立ち上がりの勢いを継続できず、細かいミスからリズムを失うアウェイチーム。54分には稲見に代えて平川怜を投入した。この交代後から徐々にテンポを上げて左の新井の仕掛けを突破口に攻撃の形を見いだす。その流れで翁長聖や川﨑がボックス右でボレーシュートを放つが、枠を捉え切れず。
これに対して防戦一方の秋田も66分に2枚替え。前線で奮闘した佐川、ゴールスコアラーの石田を下げて畑潤基、大石竜平をピッチに送り込んだ。
ゴールまであと一歩という場面が続く東京Vは68分、翁長を下げてエースの木村勇大を投入。両ウイングバックに山見、新井を配した攻撃型の布陣でゴールをこじ開けにかかる。75分にはボックス付近でルーズボールに反応した染野のシュートがボックス内で相手DFの手に当たってPKを獲得。だが、キッカーの木村が右を狙って蹴ったシュートはポストを叩いて痛恨の失敗に。
このPK失敗を境に流れは再び秋田に。守備での出足、球際の粘りで相手の攻撃を撥ね返すと、奪ったボールを冷静に相手陣内深くに運んで時計を進める。
だが、下部カテゴリー相手に負けられない東京Vが土壇場でJ1の意地を見せた。5分が加えられた後半アディショナルタイムの92分、右サイドで仕掛けた福田湧矢がゴールライン際までえぐってグラウンダーで折り返したクロスはゴール前でDFのブロックにあったが、ボックス中央で収めた木村が絶妙な左足反転シュートをゴール左隅に流し込み、自らのPK失敗を挽回する土壇場での同点ゴールとした。
結局、1-1のスコアのまま試合は延長戦に突入。延長の入りこそ互いに勢いを持って入ったが、時間の経過とともに膠着状態に陥る。
延長後半の立ち上がりには秋田がセットプレー流れから諸岡裕人の低弾道のミドルシュートでゴールへ迫るが、これは惜しくも左ポストを叩いた。
以降もホームチームの時間帯が続いていたが、最後の最後にアウェイチームがゴールをこじ開けた。延長後半の118分、右サイドのスペースで一気に縦へ仕掛けた宮原和也がボックス内まで持ち込んでグラウンダーの高速クロス。これはDFのブロックに阻まれたが、染野が相手のクリアをブロックしてゴール前にこぼれたボールに秋田守備陣がお見合いの形になると、木村のヘディングでの落としに反応した福田がゴール左隅に蹴り込んだ。
その後、GK矢田貝の攻撃参加で秋田が見せ場を作ったが、試合はこのままタイムアップ。秋田との120分の激闘を制した東京Vが2-1で勝利した。
なお、2回戦突破を決めた東京Vは5月21日に予定される3回戦でJ1のアルビレックス新潟と対戦する。
ブラウブリッツ秋田 1-2 東京ヴェルディ
【秋田】
石田凌太郎(前33)
【東京V】
木村勇大(後47)
福田湧矢(延後13)
福田湧矢
畑橋拓輝
藤山智史
小松蓮
佐川洸介
綱島悠斗
染野唯月
千田海人
鈴木海音
食野壮磨
稲見哲行
川﨑修平
山見大登
石田凌太郎
佐藤大樹
矢田貝壮貴
谷口栄斗
新井悠太
平川怜
翁長聖
畑潤基
大石竜平
木村勇大
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「エリキに恩返しできてホッとしました」名誉挽回の決勝点に安堵の神戸MF汰木康也、「ここからゴールやアシストでチームを助けたい」
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決勝点にルカオ封じで今季初連勝に貢献! 東京VのMF綱島悠斗「自分たちが目指しているところを考えれば、もっともっと上に行きたい」
攻守両面で躍動した東京ヴェルディのMF綱島悠斗が、チームを今シーズン初の連勝に導いた。 東京Vは29日、JFE晴れの国スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第13節のファジアーノ岡山戦を1-0で勝利した。 [3-4-2-1]のミラーゲームとなった一戦は終始拮抗した攻防が繰り広げられたものの、勝負の際で存在感を示したのが、緑の背番号23だった。 ゴールレスで迎えた後半半ばの66分、FW木村勇大の体を張ったプレーで右CKを獲得した東京V。ここでキッカーのFW山見大登が右足アウトスウィングのクロスを入れると、岡山のDFが頭で触ってファーに流れたボールにMF福田湧矢が反応。すかさずグラウンダーの速いクロスを折り返すと、ゴール前の綱島がDFに先んじて右足アウトで合わせてニア下を破った。 元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスを参考に得点を奪えるDFを理想像に掲げ、今季は10ゴール10アシストの高い目標を定めている綱島。今季ここまでの2ゴールはいずれもコースを狙ったヘディングシュートだったが、早くもキャリアハイを更新する今季3点目はストライカーさながらの技ありフィニッシュとなった。 そのゴールに関して24歳MFは「たまたま自分がそこのポジションにいたというだけ」と謙遜。直近のセレッソ大阪戦後に改めてリスタートを含め折り返しに対する反応という課題に取り組んだなか、チームとして奪ったゴールだと冷静に振り返った。 「動き直しは自分たちのようにゴール前に入っていく選手は意識しているところですし、全員が動き直したからこそ、自分の前にスペースが生まれたという意味では、たまたま自分がそこのポジションにいたというだけで、誰が点を取ってもおかしくない状況をチームとして作れたと思います」 「狙い通りと言えば狙い通りですけど、クロスボールが速くていいところに来たので、自分は合わせるだけでしたし、ゴール方向に持っていけば何かが起きるという思いで先に触ったという感じでした」 また、アルビレックス新潟戦での今季初ゴールはドローに持ち込む同点弾、2点目は名古屋グランパス相手の逆転ゴールとなったなか、今回はウノゼロ勝利に導く決勝点。ここまでの3ゴールすべてが勝ち点をもたらす重要な得点となっている。 「たまたま自分が決めた試合が同点ゴールや勝ち越しゴールにつながっているのはポジティブに捉えています」。目に見える形での貢献には満足しつつも、「ただ、自分としては決められるチャンスがありましたし、もっと決めるべきだと思っています」とより高みを意識。より確実にチャンスをモノにし、自身とチームが目指す目標に繋げたいと貪欲な姿勢は崩さない。 決勝点を決めたという部分で攻撃面での貢献は申し分なかったが、それ以上にこの試合では3試合連続クリーンシートを達成した守備面の貢献が素晴らしかった。 戦前からロースコアの展開が予想されたなか、東京Vにとって守備面の大きなテーマは今季のJ1を席巻するFWルカオをいかに封じ込めるかだった。 J2時代の2023年にホームで対戦し、2-3で敗れた試合では当時のチームメイトが「出来すぎ」と驚きを示したブラジル人FWに躍動を許していた。実はその試合で途中出場していた綱島だったが、戦前の取材では初対戦という雰囲気でそのマッチアップを試金石にしたいと語っていた。 そのなかで今回の対戦では3バックの中央に入ったDF千田海人を中心に、サイドに流れた際にはDF谷口栄斗、綱島が駆け引きの巧さとフィジカル面での粘りによって封殺した。 188cmの偉丈夫はそのフィジカルモンスターへの対応について脅威を感じながらも、準備や駆け引きの部分でうまく対応できたと振り返った。 「ルカオ選手にいい状況で足元にボールが入ってしまうと、フィジカルもすごいですし一人で持っていける能力もあるので、彼がボールを触る前にどれだけ自分の確率を高められるかを意識していました」 「空中戦で身長を含めて驚異的なフィジカルがあるので、簡単に収めさせてしまうと、岡山は2列目、3列目からどんどんと湧き出てくるチームなので、そこで抑えることは意識しました。なかなか自分よりも身長が高い選手とマッチアップする機会は多くないですけど、そこでの対応も意識しながらやっていました」 同じウノゼロでも前節のC大阪戦は後半半ばから相手に押し込まれ続け、守護神マテウスの再三のビッグセーブがなければ、同点あるいは逆転まで持ち込まれる薄氷の展開だった。一方、今節は当然のことながらホーム連敗は避けたい岡山のリスクを冒した攻めに対して、受けに回るシーンも少なくなかったが、守護神がビッグセーブに迫られる場面はほとんどなく安定したゲームクローズとなった。 綱島は「ピンチは作られていますし、それをゼロにすることが目標」と完璧なゲーム運びではなかったとしながらも、「ピンチでも全員が集中力を切らさずにやれている。最後にクロスを上げられた場面でも宮原(和也)選手がしっかりと寄せていたからこそ相手がいい形でヘディングできなかったので、そういった部分では自分たちの成長を感じています」とチームの成長を実感している。 今回の勝利によってチームは初の連勝を達成。順位こそ13位と変わらずも、団子状態が続く今季J1の争いにおいて上位との勝ち点差は着実に縮まってきている。 上位浮上に向けて綱島は「自分たちが目指しているところを考えれば、もっともっと上に行きたいと思っていますが、連戦だからこそすごく勝点が重要になってくる。この期間でどれだけ勝点を積み上げていけるかで、自分たちが目指すところに到達できるかがある程度決まってくるので、そこはチーム全体で共有してさらに積み上げていきたい」と、さらなる連勝へ意気込んだ。 なお、次節はリーグ4連勝で4位に浮上した浦和レッズとのアウェイゲーム。昨季の前回対戦で綱島はJ1初ゴールを含む2ゴールの活躍で2-1の逆転勝利に導いており、いいイメージで試合に臨めるはずだ。 今節が後ろ倒し開催となる浦和に対して、中3日でのアウェイゲームは東京Vにとって大きなディスアドバンテージと言えるが、岡山戦同様に背番号23が攻守両面で輝きを放てれば、3連勝でのトップハーフ浮上も十分に可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】CB綱島悠斗が早くもキャリアハイの今季3点目!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/s9Y3YIB3S8">pic.twitter.com/s9Y3YIB3S8</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1917106744058118441?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.29 23:38 Tue4
奥野耕平とルイス・フェリッピが今季初ゴール! 湘南が東京V撃破で4戦ぶり得点&勝利【明治安田J1第16節】
11日、明治安田J1リーグ第16節の東京ヴェルディvs湘南ベルマーレが味の素スタジアムで行われ、アウェイの湘南が0-2で勝利した。 前節、横浜FCに2-0で勝利し11位に浮上した東京V。ホーム3連勝とともに今季2度目の連勝を目指した中4日の一戦では先発3人を変更。宮原和也、稲見哲行、松橋優安に代えてサスペンション明けの谷口栄斗、J1初先発の食野壮磨、負傷明けの福田湧矢を起用した。 対する15位の湘南は前節、サンフレッチェ広島に0-1で敗れて今季3度目の連敗。且つ3試合無得点と厳しい戦いが続く。その広島戦から中3日で4戦ぶりの得点と勝利を目指したアウェイゲームでは先発5人を変更。鈴木章斗、畑大雅、茨田陽生らがスタメンを外れ、平岡大陽、奥野耕平、小田裕太郎らが先発でピッチに立った。 志向するスタイルに共通点も少なくない両チーム。立ち上がりは互いに前からのプレス、背後をシンプルに狙った攻撃でチャンスを窺う。7分には右サイドでの森田晃樹のプレス回避を起点に、厚みのある攻撃を仕掛けた東京Vがボックス手前でこぼれ球に反応した食野がいい形でミドルシュートを放つ。 以降はトランジションやセカンドへの反応で優位に立ったホームチームが、森田や齋藤功佑が冷静にボールを動かしながら、クロスやポケットへのランニングを使いながらいい場面を作り出していく。 20分を過ぎた辺りから互いに後方からの前進に苦戦。睨み合いの展開となる。25分には高い位置からの連動したプレスでボールを奪い、平岡が馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス左に持ち込んで左足シュート。GKマテウスがはじいたボールにボックス右でフリーの藤井智也が反応したが、右足シュートをふかしてしまった。 前半半ばから終盤にかけては球際のバトルが強調され、トランジションや個人の局面打開によってチャンスに繋がりそうな場面が増えていく。38分には綱島悠斗が相手ボックス内まで侵入する攻撃参加から福田湧とのパス交換で続けて左足シュートを放つが、相手DFの身体を張ったブロックに遭う。 対する湘南も前半終了間際の45分にビッグチャンス。人数をかけたカウンターから福田翔生が中央を持ち上がって右で浮いた藤井に展開。藤井からの正確なクロスをボックス中央の小田が右足ダイレクトで合わせるが、ややコースが甘くなったシュートはGKマテウスのビッグセーブにはじき出された。 全体のペースは東京V、決定機の質では湘南とほぼ互角の展開だった試合はゴールレスで後半に突入。開始直後の47分には東京Vにセットプレーから決定機。食野の左CKをファーで味方が頭で折り返すと、ゴール前の混戦で深澤大輝が右足シュートを放つが、ここは福田翔の決死のブロックに阻まれて枠を外れた。 後半も拮抗した状況が続くと、両ベンチが早いタイミングで動く。湘南は松村、小田を下げて畑、鈴木章と本来の主力を投入。対する東京Vは齋藤、食野を下げて山見大登、松橋を投入。山見は本職の左シャドーに入ったが、松橋は公式戦ではほぼプレー機会がないボランチに入った。 一連の交代を経て湘南の勢いが増すと、思わぬ形からゴールが生まれる。62分、左CKの場面で池田がゴール前に入れたボールがゴール前で混戦を作ると、奥野が右足シュートを蹴り込み、湘南が4試合ぶりとなるゴールで先制に成功した。 この失点を受けて東京Vは足を痛めた福田湧と染野を下げて木村勇大、川﨑修平を同時投入。ここからギアを上げて攻勢を強めていくと、セットプレーから際どい場面を作り出す。 対して湘南はルイス・フェリッピ、奥埜博亮の投入で[3-4-2-1]に変更し、カウンターの脅威と前からの圧力を強める形に変化。守備に重きを置きながらも後ろに重くはならない。 試合は1点差のまま後半最終盤に突入。焦りから細かいミスや強引なプレーが目立つ東京Vに対して、冷静な判断で時計を進める湘南が優位に進めていく。そして、94分には相手陣内左サイドで森田と入れ替わった畑を起点に奥埜を経由したボールがペナルティアーク付近のルイス・フェリッピに繋がると、狙いすました左足シュートがゴール右隅に決まって勝負あり。 そして、奥野、ルイス・フェリッピの今季初ゴールによって4戦ぶりのゴールを取り戻した湘南が4試合ぶりの白星を手にした。敗れた東京Vは昨季に続いて湘南にホームで0-2の敗戦を喫することになった。 東京ヴェルディ 0-2 湘南ベルマーレ 【湘南】 奥野耕平(後17) ルイス・フェリッピ(後49) 2025.05.11 17:02 Sun5
G大阪戦で悪夢の3選手負傷…東京Vの城福監督が負傷者の状況を説明…「何箇所かの損傷がある」山田剛綺の長期離脱の可能性認める
東京ヴェルディの城福浩監督が、ガンバ大阪戦で負傷した3選手の状態について言及した。 東京Vは2日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第4節でG大阪と対戦し、0-1で敗戦した。 FC町田ゼルビア戦での初勝利の勢いを活かして連勝を目指した味スタでのホーム開幕戦だったが、同試合ではDF千田海人、FW山田剛綺、MF福田湧矢の3選手が相次いで負傷し、プレー続行不可能となる悪夢のようなアクシデントに見舞われた。 そのG大阪戦後の会見では「詳細はまだ聞いていない」と3選手の状態について明言を避けた指揮官だったが、5日に行われたトレーニング後の囲み取材の場で改めてケガの状態に言及。 いずれも前半に負傷した2選手に関して厳しい見通しを明かした。 前半10分過ぎの守備対応の際にハムストリングを痛めた千田に関しては、「(MRIの)画像も撮って診断もされたので、クラブからリリースを出さなければいけないぐらいのレベルの長さ」と、詳細への言及は避けたものの数週間以上の離脱となる見込みであると語った。 また、競り合いの際の着地で左ヒザを強く捻り、自力歩行が不可能で担架にのせられてピッチを後にした山田に関しては、負傷の様子を見た多くの人たちの予想通り、長期の離脱となることを認めている。 「ヒザの1箇所ではなくて、何箇所かの損傷がある。今は患部が腫れていることもあり、今はどの程度ということは言えない。もう少し様子を見て、どういう手法(治療法)が一番いいのかというのはジャッジするということになります」 一方、後半終盤に相手のシュートを至近距離から顔面に受け、脳震とう疑いでの交代となった福田については、G大阪時代に加え、東京V加入後も脳震とうを経験していたこともあり、状態が危ぶまれるところだ。 城福監督はそういった過去の経緯や福田自身の感覚を踏まえ、慎重な対応が必要であるとしながらも、今回のケースに関しては大事に至らなかったと説明。その上で最善を尽くしながら、復帰へのプロセスを進めていきたいと語った。 「彼のこれまでの経緯も含めて、ああいう状況に非常に過敏な状況であることは確か。今年に入っても何度かあったなかで、脳震とうと診断するかどうかというところが、ギリギリのところです」 「ただ、やっぱり慎重に対応しなければいけないし、慎重にジャッジしなければいけない。本人の症状とか、本人の感覚をしっかりとヒアリングしながら対応しなければいけないと思うので、メディカル的なジャッジと本人の認識というか自覚。ここを照らし合わせながら最短で復帰していくと」 「少なくとも過敏になっている部分と、脳震とうというのは違うので、そこはメディカル的にしっかり診断をしてもらって、あとはなるべく離れないように復帰させていくかというところのジャッジになっていくかなと考えています。ただ日々の彼の症状というか、状況を把握しながら、一歩ずつ進めていく感じなのかなと思います」 各選手の状況は異なるものの、少なくとも今後しばらくは主力クラスの3選手が不在となる上、開幕から1勝3敗と厳しいスタートとなった現状を鑑みれば、ここまでベンチを温める選手やメンバー外の選手たちのより一層の奮起が求められるところ。 そんななか、G大阪戦の翌日にはヴァンフォーレ甲府とのトレーニングマッチ(45分×2)を実施。結果は0-0と、得点力不足に喘ぐ状況において芳しいものとは言えなかったが、それでも指揮官は内容を含め、緊急事態の状況で選手たちが見せた姿勢に満足感を示した。 「チームがこういう状況だからこそ、『助けになりたい』、『その一員になりたい』という思いは、みんなが持って試合に臨んだと思います。内容としたら悪くなかったと思いますし、勝っておかしくない試合だったと思います。極寒の中で試合をやりましたが、集中を切らさずにやってくれたなというふうに思います」 「点が取れなかったところは反省しなければいけないですけど、姿勢としたら悪くなかったなと。(3選手の)ああいうケガもあって、それをどういうふうに受け止めて、もっと言えば、山田剛綺と千田海人、福田湧矢の心情も踏まえて、彼らがどうやって、どういうパフォーマンスを、どういう姿勢を示してくれるかなと思って見てましたけど、そこは彼らでしっかり思うところがあるな、という思いが伝わってきたし、それは大事なことかなと思います」 昨季の6位躍進からのJ1での2年目で不振と主力の相次ぐ負傷と、いきなり逆風に見舞われる東京Vだが、逆境でこそ手腕を発揮する闘将とともにチーム一丸となってここからの巻き返しを図る。 2025.03.05 15:38 Wed東京ヴェルディの人気記事ランキング
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2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue2
J1昇格の明暗を分けたシーン、主審のジャッジは妥当と審判委員会が見解…あくまでもVARの介入は「明白な間違い」と「見逃された重大な事象」
日本サッカー協会(JFA)は8日、第10回レフェリーブリーフィングを開催した。 2023シーズンも、Jリーグは全ての日程が終了。残すは、9日に行われる天皇杯の決勝のみとなった中、2023シーズンのレフェリングの総括を行った。 ブリーフィングには、扇谷健司 JFA審判委員会 委員長、東城穣 JFA審判マネジャー Jリーグ担当統括、佐藤隆治 JFA審判マネジャー VAR担当の3名が出席。様々なデータや事象を共有した。 その中で、事象についての質問が飛び、注目された1つは2023J1昇格プレーオフ決勝の東京ヴェルディvs清水エスパルスの最後のシーン。清水の高橋祐治が東京Vの染野唯月にスライディングタックルをして東京VにPKが与えられ、これが決まり1-1の同点に。東京Vが16年ぶりのJ1昇格を掴んでいた。 このシーンは多くの議論を生み、SNS上ではPKが妥当という見方と、ファウルではないという見方が混在。ただ、通常VARが導入されていないJ2の試合で、この試合はVARも導入されていた中でのジャッジとなった。 特に話題となったのは、このシーンにVARが介入しなかったという点。ただ、あくまでもVARが介入するのは、「得点」、「PKの有無」、「退場」、「警告の人間違い」に限られている。 このシーンはPKの有無ではあるが、そもそもVARは上記のシーンにおいて「はっきりとした、明白な間違い」、「見逃された重大な事象」とされており、すぐにPKのジャッジを下した池内明彦主審のジャッジは「明白な間違い」でも、「見逃された重大な事象」でもないと判断されたということだ。 佐藤氏は「染野選手が体を入れているという意見があるが、スローで見ればそう見える」と語り、「不自然な動きかと言われるとどちらとも言えない」と見解。また「攻撃側のボールでありアドバンテージがあった」と、あのボールは染野が持ち出したボールであり、イーブンなボールやルーズボールではなかったとして、「接触があったことも事実」と高橋のスライディングがボールに行っているとは言え、足にも接触していることは明白。「PKではないないというジャッジだったとしても、VARは介入はしなかったと思う」と、どちらとも取れるシーンだったため、池内主審のジャッジを尊重する結果となったと説明した。 なお、VARは介入せずとも、全てのゴールやPKのシーンのチェックは行っていることは忘れてはいけない。ジャッジが間違っていると見受けられた場合にのみ介入するが、VARが見逃したというわけではなく、主審のジャッジを妥当だと考えたに過ぎないということだ。 染野が攻撃側のボールをキープしに行くことは自然であり、高橋にぶつかりに行ってファウルをもらいに行っているとは言い切れないシーン。池内主審がしっかりと素早くジャッジできたということになる。 <span class="paragraph-title">【動画】後半ATに痛恨のPKとなった高橋祐治のプレー、主審のジャッジは正当</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sNd2tmUnkXk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.08 22:45 Fri3
“Jリーグの日”5月15日からJリーグがYouTube&TikTokで32試合フルマッチライブ配信! 各シーズンの名試合を1試合ずつ厳選
Jリーグは9日、Jリーグ開幕32周年を記念して、過去のリーグ戦32試合をJリーグ公式YouTube・TikTokチャンネルにて連続ライブ配信することを発表した。 1993年5月15日に開幕したJリーグ。今年で32周年を迎える中、Jリーグの日 特別企画として5月15日(木)の5時15分から「32試合フルマッチライブ配信」を実施する。 5月17日(土)の12時40分まで、連続して32試合のフルマッチを配信。1993シーズンから2024シーズンのリーグ戦のうち、毎シーズン1試合をピックアップして配信します。2016年以前の試合については、実況・解説を再収録して行われる。 なお、アーカイブは行われないため、ライブ配信でのみ楽しめることとなる。 <h3>◆Jリーグの日特別企画 32試合フルマッチライブ配信リスト</h3> ・1993年 Jリーグサントリーシリーズ 第1節 ヴェルディ川崎 vs 横浜マリノス 実況:平畠啓史 / 解説:水沼貴史 ・1994年 Jリーグサントリーチャンピオンシップ 第2節 ヴェルディ川崎 vs サンフレッチェ広島 実況:平畠啓史 / 解説:水沼貴史 ・1995年 Jリーグサントリーシリーズ 第13節 ベルマーレ平塚 vs 鹿島アントラーズ 実況:八塚浩 / 解説:名良橋晃 ・1996年 Jリーグ 第29節 鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパスエイト 実況:八塚浩 / 解説:名良橋晃 ・1997年 Jリーグ1stステージ 第1節 ガンバ大阪 vs ベルマーレ平塚 実況:原大悟 / 解説:永島昭浩 ・1998年 Jリーグ2ndステージ 第8節 ジュビロ磐田 vs ジェフユナイテッド市原 実況:永田実 / 解説:松原良香 ・1999年 サントリーチャンピオンシップ 第2戦 清水エスパルス vs ジュビロ磐田 実況:永田実 / 解説:松原良香 ・2000年 Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ第15節 ヴィッセル神戸 vs 京都サンガF.C. 実況:原大悟 / 解説:永島昭浩 ・2001年 サントリーチャンピオンシップ 第2戦 鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田 実況:八塚浩 / 解説:名良橋晃 ・2002年 Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第12節 ジュビロ磐田 vs ガンバ大阪 実況:桑原学 / 解説:福西崇史 ・2003年 Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ 第15節 横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田 実況:原大悟 / 解説:長谷川アーリアジャスール ・2004年 Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第1節 ヴィッセル神戸 vs ジェフユナイテッド市原 実況:下田恒幸 / 解説:水沼貴史 ・2005年 Jリーグ ディビジョン1 第34節 川崎フロンターレ vs ガンバ大阪 実況:下田恒幸 / 解説:水沼貴史 ・2006年 Jリーグ ディビジョン1 第34節 浦和レッズ vs ガンバ大阪 実況:原大悟 / 解説:坪井慶介 ・2007年 Jリーグ ディビジョン1 第1節 浦和レッズ vs 横浜FC 実況:原大悟 / 解説:坪井慶介 ・2008年 Jリーグ ディビジョン1 第34節 ジェフユナイテッド市原 vs FC東京 実況:桑原学 / 解説:石川直宏 ・2009年 Jリーグ ディビジョン1 第34節 浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ 実況:原大悟 / 解説:坪井慶介 ・2010年 Jリーグ ディビジョン1 第12節 FC東京 vs 清水エスパルス 実況:桑原学 / 解説:石川直宏 ・2011年 Jリーグ ディビジョン1 第7節 川崎フロンターレ vs ベガルタ仙台 実況:平畠啓史 / 解説:ワッキー ・2012年 Jリーグ ディビジョン1 第33節 サンフレッチェ広島 vs セレッソ大阪 実況:平畠啓史 / 解説:柿谷曜一朗 ・2013年 Jリーグ ディビジョン1 第33節 セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ 実況:平畠啓史 / 解説:柿谷曜一朗 ・2014年 J1昇格プレーオフ 準決勝 ジュビロ磐田 vs モンテディオ山形 実況:原大悟 / 解説:坪井慶介 ・2015年 明治安田生命 Jリーグチャンピオンシップ 決勝 第1戦 ガンバ大阪 vs サンフレッチェ広島 実況:永田実 / 解説:藤本淳吾 ・2016年 明治安田生命J1リーグ 1stステージ第5節 ガンバ大阪 vs 横浜F・マリノス 実況:永田実 / 解説:藤本淳吾 ・2017年 明治安田生命J1リーグ 第34節 川崎フロンターレ vs 大宮アルディージャ 実況:西岡明彦 / 解説:名良橋晃 ・2018年 明治安田生命J1リーグ 第21節 ヴィッセル神戸 vs ジュビロ磐田 実況:寺西裕一 / 解説:佐藤慶明 ・2019年 明治安田生命J2リーグ 第42節 柏レイソル vs 京都サンガF.C. 実況:原大悟 / 解説:松原良香 ・2020年 明治安田生命J1リーグ 第30節 川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス 実況:下田恒幸 / 解説:福田正博 ・2021年 明治安田生命J1リーグ 第26節 アビスパ福岡 vs 川崎フロンターレ 実況:南鉄平/ 解説:森﨑浩司 ・2022年 明治安田生命J1リーグ 第24節 川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス 実況:西岡明彦 / 解説:福田正博 ・2023年 J1昇格プレーオフ 決勝 東京ヴェルディ vs 清水エスパルス 実況:原大悟 / 解説:清水範久 ・2024年 明治安田J1リーグ 第1節 東京ヴェルディ vs 横浜F・マリノス 実況:下田恒幸 / 解説:水沼貴史、槙野智章 <span class="paragraph-title”>【動画】Jリーグの日特別企画 32試合フルマッチライブ配信!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="CFavXpQ3W5w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.09 14:15 Fri4
「懐かしい」「みんなこれ被ってた」ツイッターが話題の駐日ジョージア大使はヴェルディファン、懐かしのJリーグキャップ姿にファンから大反響! 「あの頃の小学生コスプレ極めてる」
駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバ氏の意外な姿が話題を呼んでいる。 ジョージアの首都トビリシで生まれたレジャバ大使は、中瓦屋時代から日本で過ごし、早稲田大学にも留学。2012年から2015年にはキッコーマン株式会社で勤務していた。 2018年にジョージア外務省に入省。2019年7月に駐日特命全権公使兼臨時代理大使となると、2021年11月から駐日特命全権大使に就任していた。 大使の日常を投稿するツイッターは23.2万人のフォロワーを持っており、先日は電車の優先席の利用方法についてのツイートが大きな話題に。優先席を利用していることに批判を受けた一方で、譲る対象者がいなければ利用するという当たり前の主張は大きな賛同を得ていた。 そのレジャバ大使が28日に意外な姿を投稿。それは東京ヴェルディの帽子を被りナップサックを背負った姿だった。 父で生物工学者のアレクサンドレ・レジャバ氏が広島大学へ留学し、理化学研究所でも勤務していたことから、幼少期を日本で過ごしたレジャバ大使。ヴェルディ川崎のファンであったことを明かした。 「日本に住んでいた小学校1年生の時はヴェルディのファンでした。当時気に入っていたキャップと同じものメルカリで購入することで、そんな思い出と再会することができました」 懐かしいものをフリマアプリの『メルカリ』で見つけた大使は、懐かしさから購入したとのこと。すると、この写真を父に送ったときにスパイクも持っていたと返事があったとし、過去の感動エピソードに触れる機会となったと明かした。 「父親にこの写真を送ったら、そういえばシューズも持っていたよと言われました」 「さらに父曰く、当時まだ学生だったこともあって、お金があまりなかったけどあまりに欲しそうだったから買ってあげたんだ、と」 「良い思い出であるとともに、当時の両親にまつわるちょっぴり涙誘われる話を知るきっかけとなりました」 ヴェルディファンであり、父とのほっこりエピソードも飛び出したレジャバ大使。これにはヴェルディファンも「味スタに来て!」、「ぜひ試合にも来てください」と今のヴェルディも見て欲しいと誘いのコメントが。またキャップやシューズには、「懐かしいわ」、「俺も持ってた」、「みんなこれ被ってたな」、「大使同世代だったのか」、「めちゃくちゃ懐かしい」、「あの頃の小学生コスプレ極めてますね」と話題を呼んでいる。 なお、これには東京Vの公式ツイッターも反応。「ヴェルディを好きでいてくれてありがとうございます。昔の素敵な思い出とともに、今のヴェルディの試合を観に来てみませんか?夏休みはご家族で楽しめるイベントもたくさんあります。味の素スタジアムでお待ちしております」とお誘い。大使も「こちらこそ、多くの感動をありがとうございます。それではお言葉に甘えて、スタジアムにも伺いたいと思います」と返答しており、夏にはスタジアム観戦が実現する可能性が高そうだ。 <span class="paragraph-title">【写真】駐日ジョージア大使はまさかのヴェルディファン!懐かしグッズ着用姿が話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">父親にこの写真を送ったら、そういえばシューズも持っていたよと言われました。<br><br>さらに父曰く、当時まだ学生だったこともあって、お金があまりなかったけどあまりに欲しそうだったから買ってあげたんだ、と。… <a href="https://t.co/Y54CnjLLTF">pic.twitter.com/Y54CnjLLTF</a></p>— ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使 (@TeimurazLezhava) <a href="https://twitter.com/TeimurazLezhava/status/1673895363986722817?ref_src=twsrc%5Etfw">June 28, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.28 13:55 Wed5