【明治安田J2第11節まとめ】ド派手打ち合い制したいわきが連勝で最下位脱出! 首位・千葉は4連勝、今治は10戦無敗で3位浮上

2025.04.26 16:32 Sat
ド派手打ち合い制したいわきが最下位脱出
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ド派手打ち合い制したいわきが最下位脱出
25日、26日にかけて明治安田J2リーグ第11節の10試合が各地で行われた。

【長崎vsいわき】いわきがド派手な打ち合い制し最下位脱出


前節、待望の今季初勝利を挙げた最下位のいわきFC(勝ち点6)は、4戦未勝利でプレーオフ圏外の7位に位置するV・ファーレン長崎(勝ち点15)とアウェイで対戦し、3-4で勝利した。

拮抗した展開で進んだなか、37分に山下優人のPKで先制したいわき。前半終了間際に同点に追いつかれたが、後半序盤にセットプレー流れから石渡ネルソンのゴールで勝ち越しに成功。さらに、鋭いカウンターから加瀬直輝、再びセットプレーから遠藤凌とゴールを重ねた。
一方、ホームで負けられない長崎は92分にフアンマ・デルガドがハットトリックを達成し、土壇場で1点差に迫る。さらに、試合終了間際には右サイドからのクロスに反応したフアンマがヘディングシュートを枠に飛ばしたが、ここは相手GKの好守に阻まれた。
この結果、敵地での壮絶な打ち合いを制したいわきが前節初勝利からの連勝で最下位を脱出。敗れた長崎は厳しい5戦未勝利に…。

【千葉vs秋田】首位の千葉が4連勝!


初黒星からの3連勝で首位を快走するジェフユナイテッド千葉(勝ち点27)は、前節の劇的な勝利で勢いに乗る16位のブラウブリッツ秋田(勝ち点12)と対戦し、3-1で快勝した。
前半立ち上がりの6分に右からのアーリークロスに反応したエドゥアルドのヘディングシュートで先制に成功すると、優勢に進めた38分にはエドゥアルドのフィードに反応したカルリーニョス・ジュニオがゴール前で競り勝ってヘディングシュートを叩き込む。

さらに、2点リードで折り返した後半も立ち上がりの48分に左サイドを崩してクロスのこぼれ球に反応したカルリーニョス・ジュニオがコースを狙ったシュートを突き刺し、勝負を決める3点目を奪取。その後、試合終盤の失点でクリーンシートこそ逃したが、4連勝で首位を快走している。

【RB大宮vs札幌】競り勝った2位の大宮も追走


その首位チームを7ポイント差で追う2位のRB大宮アルディージャ(勝ち点20)は、降格圏手前の17位に位置する北海道コンサドーレ札幌(勝ち点12)とホームで対戦し、1-0で競り勝った。

公式戦3試合ぶりの白星を目指したなか、試合は一進一退の攻防に。0-0で折り返した後半はスパチョーク近藤友喜に決定機を作られたが、GK笠原昂史のビッグセーブで凌ぐ。すると67分、両サイドを起点に押し込んだ流れから下口稚葉の左クロスに反応した藤井一志がボックス右から見事なダイレクトボレーを突き刺し、8試合ぶりとなる今季5点目とした。

その後、追加点こそ奪えなかったが、札幌の攻撃を無失点で凌ぎ切った大宮が勝ち点3を積み上げている。

【磐田vs大分】磐田がホームで大分に惨敗


前節、秋田相手に厳しい敗戦を喫した5位のジュビロ磐田(勝ち点17)は12位の大分トリニータ(勝ち点12)と対戦。4試合ぶりの白星を目指したが、0-3の惨敗を喫した。

前半の立ち上がりにカウンターから野村直輝に豪快なシュートを突き刺され、いきなりビハインドを背負った磐田。以降は佐藤凌我角昂志郎らに決定機が訪れたものの仕留め切れず。

1点ビハインドで試合を折り返すと、後半の58分と64分に続けて相手のセットプレーからゴールネットを揺らされて一気にリードを広げられた。その後、リスクを冒して前に出たが、最後までゴールが遠く。ホームで厳しい0-3の敗戦となった。

その他の試合では4位のFC今治がレノファ山口FC相手に敵地で劇的な逆転勝利を飾って10戦負けなしで3位に浮上。また、ロアッソ熊本、サガン鳥栖の九州勢がともに複数得点を奪って勝利している。

◆明治安田J2リーグ第11節


▽4/25(金)
ベガルタ仙台 1-1 愛媛FC
【仙台】
梅木翼(後47)
【愛媛】
細谷航平(前34)

水戸ホーリーホック 0-0 ヴァンフォーレ甲府

RB大宮アルディージャ 1-0 北海道コンサドーレ札幌
【RB大宮】
藤井一志(後22)

ジェフユナイテッド千葉 3-1 ブラウブリッツ秋田
【千葉】
エドゥアルド(前6)
カルリーニョス・ジュニオ(前38、後3)
【秋田】
畑橋拓輝(後43)

ジュビロ磐田 0-3 大分トリニータ
【大分】
野村直輝(前6)
デルラン(後13)
オウンゴール(後19)

藤枝MYFC 0-2 ロアッソ熊本
【熊本】
岩下航(前45)
塩浜遼(後18)

サガン鳥栖 2-1 モンテディオ山形
【鳥栖】
井上太聖(前19)
西川潤(前31)
【山形】
堀金峻明(後45)

V・ファーレン長崎 3-4 いわきFC
【長崎】
フアンマ・デルガド(前46、後30、後47)
【いわき】
山下優人(前37)
石渡ネルソン(後6)
加瀬直輝(後23)
遠藤凌(後33)

▽4/26(土)
レノファ山口FC 1-2 FC今治
【山口】
山本桜大(前39)
【今治】
横山夢樹(後30)
ヴィニシウス・ディニス(後44)

徳島ヴォルティス 1-0 カターレ富山
【徳島】
ルーカス・バルセロス(後15)

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2024シーズンのJ1クラブライセンスは49クラブに交付! いわき、藤枝、讃岐が新たに取得

Jリーグは26日、クラブライセンス交付について発表した。 Jリーグは、JFAから日本におけるクラブライセンス制度の制定および運用の委任を受けており、日本におけるライセンス交付機関(ライセンサー)としてJ1クラブライセンス制度を運営し、Jクラブに対してJ1クラブライセンスを交付している。 2024シーズンに向けたライセンスに関して、J1クラブライセンスは49クラブに交付されることが決定。新たに、いわきFC、藤枝MYFC、カマタマーレ讃岐3クラブが取得した。 なお、施設基準の例外適用申請クラブは、いわてグルージャ盛岡、ブラウブリッツ秋田、いわき、水戸ホーリーホック、ツエーゲン金沢、藤枝、鹿児島ユナイテッドFC、FC琉球の8クラブとなる。 なお、2024年シーズンからは金沢、サンフレッチェ広島、V・ファーレン長崎が新たなスタジアムでプレーすることとなる。 スタジアム基準に関しては、屋根のカバー率の不足が18クラブ。今シーズンのJ1では柏レイソルの三協フロンテアスタジアム、横浜FCのニッパツ三ツ沢球技場、湘南ベルマーレのレモンガススタジアム平塚が対象となっている。 また、トイレ数、屋根のカバー率の両方が不足しているのはブラウブリッツ秋田のソユースタジアムが該当している。 そのほか、クラブライセンスの判定結果とは関係ない部分では、財務に関しては柏、東京ヴェルディ、横浜FC、名古屋グランパス、セレッソ大阪、アビスパ福岡、サガン鳥栖に対して、Jリーグが予算進捗・編成について随時ヒアリングを行うという。 また、秋田、鹿児島、琉球の3クラブは過去に上位ライセンス取得のためにスタジアム基準で定める「改修時にすべての観客席への屋根設置」を免除していた。しかし、新スタジアム整備の構想に関して、秋田と鹿児島は「基本計画すら策定されていない状況」、琉球は基本計画はあるものの「具体的な進展がない」ため、クラブと自治体に状況確認。いずれのクラブも、新スタジアム整備への意向が表明されたためにクラブライセンスが交付された。なお、今後も状況確認をされることとなる。 【J1ライセンス交付クラブ】※新規 ◆明治安田生命J1リーグ 北海道コンサドーレ札幌 鹿島アントラーズ 浦和レッズ 柏レイソル FC東京 川崎フロンターレ 横浜F・マリノス 横浜FC 湘南ベルマーレ アルビレックス新潟 名古屋グランパス 京都サンガF.C. ガンバ大阪 セレッソ大阪 ヴィッセル神戸 サンフレッチェ広島 アビスパ福福岡 サガン鳥栖 ◆明治安田生命J2リーグ ベガルタ仙台 ブラウブリッツ秋田 モンテディオ山形 いわきFC 水戸ホーリーホック 栃木SC ザスパクサツ群馬 大宮アルディージャ ジェフユナイテッド千葉 東京ヴェルディ FC町田ゼルビア ヴァンフォーレ甲府 ツエーゲン金沢 清水エスパルス ジュビロ磐田 藤枝MYFC※ ファジアーノ岡山 レノファ山口FC 徳島ヴォルティス V・ファーレン長崎 ロアッソ熊本 大分トリニータ ◆明治安田生命J3リーグ いわてグルージャ盛岡 松本山雅FC カターレ富山 FC岐阜 カマタマーレ讃岐※ 愛媛FC ギラヴァンツ北九州 鹿児島ユナイテッドFc FC琉球 なお、以下の16スタジアムは屋根のカバー率が不足している。 • いわぎんスタジアム【岩手】 • NDソフトスタジアム山形【山形】 • いわきグリーンフィールド【いわき】 • 正田醤油スタジアム群馬【群馬】 • NACK5スタジアム大宮【大宮】 • 三協フロンテア柏スタジアム【柏】 • ニッパツ三ツ沢球技場【横浜FC】 • レモンガススタジアム平塚【湘南】 • JITリサイクルインクスタジアム【甲府】 • サンプロ アルウィン【松本】 • 富山県総合運動公園陸上競技場【富山】 • IAIスタジアム日本平【清水】 • ヤマハスタジアム(磐田)【磐田】 • シティライトスタジアム【岡山】 • Pikaraスタジアム【讃岐】 • ニンジニアスタジアム【愛媛】 • 白波スタジアム【鹿児島】 • タピック県総ひやごんスタジアム【琉球】 また、下記のスタジアムは、屋根のカバー率に加え、トイレの数も不足している。 •ソユースタジアム【秋田】 2023.09.26 18:05 Tue
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FC東京の若きFW熊田直紀がベルギーでの半年を経てJリーグ復帰、J2いわきに育成型期限付き移籍

いわきFCは9日、FC東京からFW熊田直紀(20)の育成型期限付き移籍加入を発表した。背番号「38」をつける。 熊田はFC東京U-15むさし、FC東京U-18ときて、2023年からFC東京に正式昇格。同年3月のAFC U-20アジアカップで得点王に輝く活躍をし、FC東京で公式戦15試合で2得点をマークすると、今冬からヘンクに期限付き移籍で海外挑戦を決断した。 ヘンクではBチームでのプレーだったが、9試合で1ゴール。レンタル期間は今年末までだったが、この夏に明治安田J2リーグのいわきで日本復帰を決めた。生まれ育った福島県に拠点を置くいわき入りを受け、両クラブを通じてそれぞれコメントしている。 ◆いわきFC 「いわきFCのファン・サポーターの皆さん、はじめまして。熊田直紀です。クラブのJ1昇格に向けて、チームの力になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」 ◆FC東京 「FC東京のファン・サポーターのみなさん、お久しぶりです。今回の移籍は、改めて環境を変えることで選手として成長できるのではないかと思い、決断しました。いわきFCで頑張ってきますので、応援よろしくお願いします」 2024.08.09 17:45 Fri
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【Jリーグ出場停止情報】いわきGK早坂勇希が水戸戦で出場停止、ボックス外に飛び出たチャレンジで一発退場

Jリーグは24日、最新の出場停止情報を発表した。 今回発表された出場停止選手は1名のみ。いわきFCのGK早坂勇希のみとなった。 早坂は23日に行われた明治安田J2リーグ第6節のFC今治戦に先発出場。前半42分に今治が自陣からDFラインの背後にロングフィード。これにウェズレイ・タンキが追いつき独走すると思われた中、ボックスを飛び出た早坂がタックルした。 ボールにチャージできず、ウェズレイ・タンキの右太ももを蹴る形となってしまい、一発退場となっていた。なお、試合はいわきが0-1で敗れていた。 <h3>【明治安田J2リーグ】</h3> GK早坂勇希(いわきFC) 第7節 vs水戸ホーリーホック(3/30) 今回の停止:1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】いわきGK早坂勇希がボックス外に飛び出てタックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="KkjLNsPWFvI";var video_start = 178;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.24 18:00 Mon

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