【J1注目プレビュー|第34節:川崎FvsG大阪】鬼木フロンターレ、リーグ戦残り6試合で何を見せる? G大阪は得意な相手に連勝を目指す
2024.10.18 16:20 Fri
【明治安田J1リーグ第34節】
2024年10月18日(金)
19:00キックオフ
川崎フロンターレ(10位/43pt) vs ガンバ大阪(5位/53pt)
[Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu]
しかし、その鬼木体制も近年は苦戦続き。今シーズンも下位を低迷し、すでに無冠が確定している。
契約満了による退団だが、選手やファン・サポーターにとっては感謝しきれない思いがあるはずだ。退任発表後の初戦がホーム。リーグ戦は残り3試合しかホームで戦えない中、残りの6試合でフロンターレらしさと集大成を見せ、1つでも上の順位でシーズンを終えたいところだ。
GK:チョン・ソンリョン
DF:ファンウェルメスケルケン際、セサル・アイダル、丸山祐市、佐々木旭
MF:脇坂泰斗、河原創、橘田健人、マルシーニョ
FW:山田新、エリソン
監督:鬼木達
優勝を争っていた中で9試合勝利がなkったG大阪。前節は大逆転での残留を目指す北海道コンサドーレ札幌とホームで対戦し、2-1で勝利。10試合ぶりに白星を掴んだ。
その勝利の立役者となったのは宇佐美貴史。敗色濃厚だった中でPKを落ち着いて決めると、最後には圧巻の個人技からゴールを奪い、チームに勝利をもたらした。
長いトンネルを抜けたのはエースの活躍あってこそ。ただ、チームとしての方向性は間違っておらず、勝てなかった期間でもどちらに転ぶかという状況ではあった。残りの期間でしっかりと勝ち点を重ね、1つでも上の順位で終えていきたいところだろう。
そんな中での相手は川崎F。ダニエル・ポヤトス監督就任後は、3戦3勝と相性は抜群。ただ、鬼木監督の退任が決定したこともあり、負けたままで終わるつもりもないだろう。しっかりと、アウェイでも力を見せつけて勝利を奪いたい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:一森純
DF:半田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介
MF:ダワン、鈴木徳真
MF:山下諒也、山田康太、ウェルトン
FW:宇佐美貴史
監督:ダニエル・ポヤトス
2024年10月18日(金)
19:00キックオフ
川崎フロンターレ(10位/43pt) vs ガンバ大阪(5位/53pt)
[Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu]
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◆鬼木フロンターレのラスト6【川崎フロンターレ】
2017年から指揮を執る鬼木達監督が今シーズン限りで退任することが発表された川崎F。シルバーコレクターと揶揄されていたチームに7つのタイトルをもたらし、4度のリーグ優勝を成し遂げた。契約満了による退団だが、選手やファン・サポーターにとっては感謝しきれない思いがあるはずだ。退任発表後の初戦がホーム。リーグ戦は残り3試合しかホームで戦えない中、残りの6試合でフロンターレらしさと集大成を見せ、1つでも上の順位でシーズンを終えたいところだ。
★予想スタメン[4-4-2]
GK:チョン・ソンリョン
DF:ファンウェルメスケルケン際、セサル・アイダル、丸山祐市、佐々木旭
MF:脇坂泰斗、河原創、橘田健人、マルシーニョ
FW:山田新、エリソン
監督:鬼木達
◆抜けた長いトンネル、このまま突っ走れ【ガンバ大阪】
優勝を争っていた中で9試合勝利がなkったG大阪。前節は大逆転での残留を目指す北海道コンサドーレ札幌とホームで対戦し、2-1で勝利。10試合ぶりに白星を掴んだ。
その勝利の立役者となったのは宇佐美貴史。敗色濃厚だった中でPKを落ち着いて決めると、最後には圧巻の個人技からゴールを奪い、チームに勝利をもたらした。
長いトンネルを抜けたのはエースの活躍あってこそ。ただ、チームとしての方向性は間違っておらず、勝てなかった期間でもどちらに転ぶかという状況ではあった。残りの期間でしっかりと勝ち点を重ね、1つでも上の順位で終えていきたいところだろう。
そんな中での相手は川崎F。ダニエル・ポヤトス監督就任後は、3戦3勝と相性は抜群。ただ、鬼木監督の退任が決定したこともあり、負けたままで終わるつもりもないだろう。しっかりと、アウェイでも力を見せつけて勝利を奪いたい。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:一森純
DF:半田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介
MF:ダワン、鈴木徳真
MF:山下諒也、山田康太、ウェルトン
FW:宇佐美貴史
監督:ダニエル・ポヤトス
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鬼木達
チョン・ソンリョン
ファンウェルメスケルケン際
セサル・アイダル
丸山祐市
佐々木旭
脇坂泰斗
河原創
橘田健人
マルシーニョ
マルシーニョ
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川崎の鬼木達監督が今シーズン限りで退任…8シーズンで4度のJ1優勝含む数多くのタイトル獲得に尽力し、黄金時代築く
川崎フロンターレは16日、鬼木達監督(50)の今シーズン限りでの退任を発表した。 千葉県出身の鬼木監督は、現役時代に鹿島アントラーズと川崎でプレー。川崎では公式戦通算150試合に出場しており、2006年に現役引退を発表してからは指導者の道を歩み始めた。 川崎でU-18コーチやコーチを務めた後、2017年からトップチームの監督に就任。初年度にクラブを悲願のJ1リーグ優勝に導くと、その後は数多くのタイトルをもたらした。 就任からの8シーズンで、4度のJ1リーグ優勝、2度の天皇杯優勝、1度のYBCルヴァンカップ優勝を経験。しかし今シーズンはJ1リーグで32試合11勝10分け11敗の10位と苦戦しており、ルヴァンカップも先週行われた準決勝でアルビレックス新潟に敗れて国内無冠が決定していた。 それまでタイトルに惜しくも手が届かなかったクラブに、数多くの栄冠をもたらし黄金時代を築き上げた鬼木監督。後任ついて、クラブは現時点で未定と発表している。 2024.10.16 15:30 Wed2
「最大限の謝意と敬意を表したい」川崎Fに9つのタイトルをもたらした鬼木達監督、今季限りでの退任にクラブが声明「ファミリーを代表する功労者の一人」
川崎フロンターレは16日、鬼木達監督(50)の今シーズン限りでの退任を発表した。 現役時代に鹿島アントラーズから期限付き移籍で川崎Fに加入した鬼木監督は、その後完全移籍に切り替え。キャプテンを務めるなどチームの中心としてプレーし、引退後はスクールやトップチームでコーチを務め、2017年に監督に就任した。 シルバーコレクターと言われていた川崎Fだったが、就任1年目の2017年にJ1で初優勝を達成。2018年も連覇するなど、J1で4度、リーグカップで1度、天皇杯で2度の優勝を経験。また、現在日本代表でもプレーする選手を多数海外に送り出しながらも、リーグを代表するチームに育てていた。 近年は苦戦が続いていた中、契約満了を迎える今シーズン限りで退任が決定。代表取締役社長の吉田明宏氏は、鬼木監督への感謝を綴ると共に、残りシーズンへの後押しを願った。 「日頃より川崎フロンターレに多大なるご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます」 「本日、当クラブのトップチームを指揮しております鬼木達監督が、契約満了に伴い今シーズンの終了をもって退任することをお知らせいたしました」 「鬼木監督は、1998年に選手として期限付き移籍で加入し、2003年からはキャプテンも務め、チームのJ1昇格に大きく貢献し、活躍されました。現役引退後は2007年からスクール・アカデミーコーチを務め、2010年からトップチームコーチ、そして2017年からはトップチームの監督として、これまで長年にわたりクラブの歴史を築きあげてきたフロンターレファミリーを代表する功労者の一人です」 「そして、なにより2017年のクラブ初タイトルとなるJリーグ優勝を皮切りに、Jリーグ制覇4回、Jリーグカップ優勝、天皇杯優勝2回と、8シーズンで7つのタイトル獲得を成し遂げたことは、クラブのみならず日本のサッカー界を代表する監督であることを示しています。鬼木監督の情熱と求心力が、選手とクラブの成長に大きく寄与したことは明らかであり、クラブとして最大限の謝意と敬意を表したいと思います」 「鬼木監督の契約期間が満了する今シーズン終了まで、J1リーグ戦6試合、ACLEリーグステージ4試合が残っております。これまで鬼木監督が築きあげてきたフロンターレらしさであるアグレッシブなサッカーと全員が最後まで諦めないプレーで、勝利を目指してまいります。鬼木監督のもと、選手、スタッフ、チーム関係者全員、そしてファン・サポーターの皆様で一丸となり共に戦っていきましょう。引き続きのご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」 2024.10.16 16:05 Wed3
【J1注目プレビュー|第32節:川崎Fvs新潟】共にボールを保持するスタイル、勝ち点差「2」の相手にどう戦う?
【明治安田J1リーグ第32節】 2024年9月27日(金) 19:00キックオフ 川崎フロンターレ(15位/37pt) vs アルビレックス新潟(12位/39pt) [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] <span class="paragraph-subtitle">◆上を向いて戦おう【川崎フロンターレ】</span> 前節はアウェイで名古屋グランパスを相手に2-0で敗戦。後半戦で良いスタートを切っていた中で、ここに来て足止めを食らっている。 直近4試合で1勝3敗と再び難しい状況に。残留争いにも巻き込まれかねない状況となっている中、チームとしては攻守に課題を抱えている。 チームとして4試合連続で複数失点を喫しており、守備の立て直しが重要に。名古屋戦でも背後を突かれてしまい、失点を重ねた。 一方で、攻撃が上手くいっていないことも守備が後手を踏む理由に。勝利したサガン鳥栖戦は3ゴールを奪い打ち勝ったが、敗れた3試合ではわずか1得点。前節もチャンスがありながら生かせない戦いが続き、攻撃が上手くいかないことで破れたとも言える。 ここにきて大島僚太が負傷離脱。今節はファンウェルメスケルケン際も出場停止と、人員のやりくりも難しい状況。下を見ずに上を見続けて戦っていけるのか注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早坂勇希 DF:佐々木旭、高井幸大、セサル・アイダル、三浦颯太 MF:河原創、橘田健人 MF:家長昭博、脇坂泰斗、マルシーニョ FW:山田新 監督:鬼木達 出場停止:ファンウェルメスケルケン際 <span class="paragraph-subtitle">◆1桁を前に足踏み、ここで抜け出たい【アルビレックス新潟】</span> 直近2試合は連敗。1桁順位が見えていた中で足踏みをしてしまい、悪い流れに入りつつある。 この2試合は共に3失点と守備が苦しいことに。ただ、持ち味であるボールを保持しての攻撃はうまくいっており、フィニッシュの差が出てしまったという印象だ。畳み掛ける力を持てていないことが要因の1つだろう。 川崎Fもボールを保持する相手だけに、互いに良い部分を出しながら、どう上回っていくのかが勝利へのカギに。あとはどうゲームをコントロールしていくか。がっぷり四つで戦うのか、選手のアイデアを活かした戦い方をするのか、ピッチ上の判断も重要になるだろう。 マイナス点でいえば、中盤の刈り取り役であった宮本英治が出場停止。川崎Fのゲームメイクをどう中盤で止めるのか。また、この力もある前線の対応と、守備面にも注目が必要だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:小島亨介 DF:藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、堀米悠斗 MF:秋山裕紀、島田譲 MF:高木善朗、長倉幹樹、谷口海斗 FW:鈴木孝司 監督:松橋力蔵 出場停止:宮本英治 2024.09.27 15:40 Fri4
【J1クラブ通信簿/川崎フロンターレ】Jリーグ史上最強チーム、記録ずくめの記憶に残る2冠達成
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日本代表のDF陣は選手層の薄さが気になりませんか/六川亨の日本サッカーの歩み
スコットランド・プレミアリーグの得点王に輝いた古橋亨梧(セルティック)が、27日のアバディーン戦で負傷したのは気になるところ。しかし彼以外では、三笘薫(ブライトン)が自身にとってもクラブにとっても初のEL(欧州リーグ)出場を決め、久保建英(レアル・ソシエダ)も自身初のCL(チャンピオンズリーグ)出場を決めた。そして鎌田大地(フランクフルト)はイタリアの名門ACミランへの移籍が濃厚だという。6月のキリンチャレンジカップ2023は、なにかと話題の多い大会になりそうだ。 そんなキリンチャレンジカップ2023だが、26名もの選手が選出されながら、DF陣は6人という“少数精鋭”になった。話題としてはCB谷口彰悟(アル・ラヤン)が復帰したことと、両SBの出来る森下龍矢(名古屋)が初招集を果たしたことだろうか。とはいえ、今回の招集メンバーを見ると日本代表の層の薄さを感じざるをえない。 右SBの酒井宏樹(浦和)はケガから復帰したばかりだし、左SB中山雄太(ハダースフィールド)もケガで長期離脱中のため招集外は仕方がない。右SB山根視来(川崎F)はリーグ戦に出場しているものの、チームはDF陣にケガ人が多く、28日の柏戦もリザーブメンバーにDFの選手は1人もいなかった。鬼木達監督が、ここまで全試合出場を続けている山根に「もしものことがあったら」と危惧しても不思議はないだろう。もしかしたら9月の海外遠征ではベテランでキャプテンの吉田麻也(シャルケ)が復帰するかもしれないが、それにしても高齢化が気になる。 やはり冨安健洋(アーセナル)のたび重なる負傷離脱と伊藤洋輝(シュツットガルト)の今ひとつの伸び悩みが痛いと言わざるを得ない。このため6月の2試合では、4BKなら右から森下、板倉滉(ボルシアMG)、谷口、菅原由勢(伊藤)ということになるだろうし、3BKなら右から板倉、谷口、伊藤(瀬古歩夢/グラスホッパー)といったところだろうか。選択肢はかなり限定されているのが日本代表の現状だ。 中盤から前のメンバー構成にしても(4-3-3と仮定して)、ボランチは遠藤航(シュツットガルト)と守田英正(スポルティング)が濃厚だろう。右FWは、伊東純也(スタッド・ランス)は実績があるだけに、去年6月のガーナ戦以来ゴールから遠ざかっている久保、左FWは三笘のCL&EL初出場コンビの起用に期待したい。そしてトップ下は鎌田ということになる。 問題は1トップである。ボーフムの1部残留に貢献した浅野拓磨も悪くはないが、やはりエルサルバドル戦は格下ということもあるので、ケガの影響さえなければ古橋か、クラブでは好調ながら代表ではノーゴールの上田綺世に期待したい。浅野と前田大然(セルティック)はサイドでもプレーできる選手に対し、古橋と上田は1トップで生きる選手。今回は町野修斗(湘南)が招集外だけに、この2人を2試合で起用して欲しいところだ。 他の選択肢としては、遠藤と鎌田のダブルボランチにして、トップ下に久保を起用し、右MFは堂安律(フライブルク)でスタートし、三笘に代えて相馬勇紀(カーザ・ピア)を投入というオプションもある。 もちろん、こうしたカタールW杯のメンバーを押しのけて出場機会をつかむ選手が出現することは大歓迎であることは言うまでもない。 2023.05.29 13:15 Mon川崎フロンターレの人気記事ランキング
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中村憲剛が引退試合のチケット販売を巡り謝罪…予想を上回る大反響も、対応を巡り指摘が「最大限誠意を持って対応させていただきたい」
12月14日に引退試合を開催する元日本代表MFの中村憲剛氏が、引退試合のチケット販売を巡り謝罪した。 2020年に現役引退をした中村氏。川崎フロンターレ一筋でプレーしたバンディエラは、引退から4年が経過し、引退試合を開催する。 2024シーズン終了後の12月14日(土)の14時から、UvanceとどろきスタジアムbyFujitsuで開催。前例のない引退試合にしたいと、多くのイベントが盛りだくさんの内容となっている。 中村氏が引退した2020年はコロナ禍により、声出し応援が禁止されていた頃。引退セレモニーは行われたが、今一度しっかりと送り出したいファン・サポーターは、チケットの発売に殺到した。 後援会への先行販売が行われた中、その後に良席が解放されたとして混乱を招くことに。主催者である有限会社ケンプランニングは、「10月10日(木)の販売状況を鑑み、決済が完了しなかったチケット(予約流れ席)および関係者席として確保していた一部の座席を開放いたしました。事前にチケットをご購入いただいたお客様から「より良い席が後から出ている」とのご指摘をいただいておりますが、上記の理由による座席開放であることをご理解賜りますようお願い申し上げます」と説明した。 これを受け、主催者でもある中村氏は自身のXを通じて「チケット販売に関しましてご報告とお詫び」と題して声明。謝罪するとともに、予想を上回る反響があったとし、リセールシステムなど、新たな方法で対応していきたいとした。 「事務局からも発表がありましたが、今回の私の引退試合のチケット販売に際しまして、多くの方にご迷惑をおかけし、また不快な思いをさせてしまったこと、本試合の主催として心からお詫び申し上げます」 「事務局からも説明がありました通り、今回の引退試合につきましては川崎フロンターレの通常の試合とは違う販売方式で販売させていただいています。今回皆さまからご指摘いただいた、後援会の方たちに向けた販売後に良席が開放されていると言う件につきましては、入金しなかった方たちの予約流れとともに主催側で確保していた関係者席を一部開放したことに起因しております」 「この席に関しましては、正直に申し上げて今回出場してくださる選手の方々・関係者の方々が大変多く、まだ出場が確定していない選手もいる中で、その方々を見たい家族の方や関係者の方のチケットの枚数が読めず、一定数確保した上で販売をしながら、確定した分に関しては開放していくという方式をとっておりました」 「しかしながら、大変ありがたいことに後援会の方たちに向けた販売チケットが、私どもの予想を大幅に上回るペースで売れてしまったため、想定より早い時期に関係者席を開放させていただくこととなりました」 「意図的に後から良席を開放しようとしたわけではありません。しかしながら、結果的に後援会の皆さまに向けた販売日に、仕事を休んで待機してくれていた皆さまや、時間をやりくりしてサイトにアクセスしてくださったサポーターの皆様にとっては、後から自分が望んでいた席が開放されると言う事態になってしまった事、大変申し訳なく、こちらが予測できなかったことについてお詫び申し上げたいと思います」 「この対応としまして、本来搭載していなかったリセールシステムについて早急に対応をお願いしております。また紙チケットにつきましても、一部条件付きにはなってしまいますが、対応を検討しておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます」 「全ての方が納得いただける形とはならないかもしれませんが、現状いただいているみなさまからのお声を聞き、最大限誠意を持って対応させていただきたいと思っています。来てくださる方々がみんな気持ちよく試合に臨めるように努力して参りますので何卒よろしくお願いいたします」 2024.10.11 19:05 Fri3
中村憲剛の引退試合は「今までにないものに」、「前夜祭」や「けんござんまい」などイベント盛り沢山、ユニフォームは『キングダム』の原泰久先生書き下ろしイラスト
20日、2020年に現役を引退した中村憲剛氏が、自身の引退試合についての記者会見を実施。前例のない引退試合の概要を発表した。 2003年に中央大学から川崎フロンターレに加入した中村。当初はトップ下でのプレーとなった中、すぐにボランチへコンバート。当時J2を戦っていた川崎Fを優勝に導き、J1昇格を果たした。 類い稀なる才能をプロ1年目から見せていた中村は、J1の舞台でも遜色ないパフォーマンスを見せると、2006年にイビチャ・オシム監督の下で日本代表初招集。その後も川崎F一筋でプレーを続け2020年限りで現役を引退した。 シルバーコレクターと言われ続けてきたキャリアだったが、晩年にはJ1で3回、リーグカップ、天皇杯で1回ずつ優勝し、国内3大タイトルを獲得。個人としても2016年にJリーグMVPに輝くと、Jリーグベストイレブンには8回選出されるなど、輝かしい功績を残した。 今回の引退試合にはJリーグのタイトルパートナーでもある「明治安田生命保険相互会社」が冠協賛となるなか、中村氏は引退から4年経過しての引退試合開催への想いを語った。 「2020年に引退した時には、引退セレモニーも大きなものをしてもらいましたし、試合も最後まで出たので、やるつもりはなかったのが正直なところでした。2020年がコロナ禍で人数制限だったり、サポーターの方が声を出してはいけない、チャントが歌えないという中で引退をしたんですが、しょうがないと思っていました」 「制限も無くなった今シーズン、最初に等々力を訪れた時に、ファン・サポーターがチャントを歌ってくれた時に鳥肌が立って、僕は気持ちを封印していたんだなと。気持ち良く送り出される試合をしたいという気持ちが芽生えたので、話が進んでいきました」 「封じていた想いが一気に湧き出てしまって、もう1回みなさんの前で等々力で試合をする中でチャントを歌ってもらいたいなと思いました。そして、川崎市の市政100周年を一緒に楽しんでもらえるように、川崎に育ててもらったので、恩返しのつもりでやりたいです」 川崎一筋18年のキャリアを歩んだ中村氏らしい思いを持っての引退試合。今までの引退試合とは一線を画す企画だらけとなった。 引退試合は12月14日(土)の14時から、Uvance とどろきスタジアム by Fujitsuで開催。前半は日本代表でプレーした選手たちを集めたJAPANフレンズ同士の戦いに。そして後半は、川崎Fのメンバーを揃えたKAWASAKIフレンズ同士の戦いとなり、現役選手たちも出場する予定だという。 前後半で別のチーム同士が戦うということも異例だが、後半25分以降は「中村憲剛のガチプレーTIME」として、現役選手たちの中で中村氏がガチでプレーする時間になるとのこと。一線を退いて4年が経過している中でのプレーに「コンディションを整えています」と、トレーニングに励んでいることを明かした。 JAPANフレンズには川崎Fでも共にプレーした山瀬功治、大久保嘉人、我那覇和樹らも参加。内田篤人や小野伸二、長友佑都らも参加する予定だ。 また、KAWASAKIフレンズは1名だけ参加予定選手が明かされ、中村と共に数多くのゴールを決めたジュニーニョ氏が来場するという。 ただ、普通の引退試合ではない。なんと、引退試合の前にエキシビジョンマッチも開催。「ケンゴフレンズ」として繋がりのある著名人が参加する一方で、対戦相手はまさかの「なでしこフレンズ」。小学生時代に所属した府ロクサッカー少年団の先輩に当たり、なでしこジャパンのレジェンドでもある澤穂希さんが率いるチームは、2011年の女子ワールドカップで優勝したメンバーを中心に構成。宮間あや、海堀あゆみ、鮫島彩、永里優季らも参加する。こちらの試合は13時からスタートする。 ただ、こんなものでは終わらない。超異例となる「前夜祭」が開催。引退試合前日の13日(金)の19時からは、Uvance とどろきスタジアム by FujitsuにてKAWASAKIフレンズの公式練習が実施されることに。さらに、多くのイベントも予定されているという。 さらに、試合当日は「けんござんまい」として、中村氏の大学の先輩にもあたる木村清社長の株式会社喜代村が手がける寿司チェーン「すしざんまい」がイベントパートナーとして全面協力したイベントが開催。200kg級のマグロの解体ショーやマグロづくし寿司販売が開催。また、木村社長の決めポーズでもある「すしざんまいポーズ」での撮影会や、始球式も実施。始球式では、中村氏がキッカーを務め、木村社長がGKを務めることになるという。 イベント以外にも注目点は盛り沢山。JAPANフレンズのユニフォームデザインは、人気漫画『キングダム』の作者である原泰久先生が書き下ろした中村氏のイラストがデザインされ、映像監督のチェンコ塚越氏がデザイン。武将になった中村氏をデザインしたユニフォームは「KENGODOM」ユニフォームとされている。 また、KAWASAKIフレンズのユニフォームデザインは、菅野朔太郎さんが手がけることに。陸前高田市出身の菅野さんは、小学生だった頃の2011年東日本大震災の際に復興支援で訪れた川崎Fに出会いファンとなり、その後上京して美術大学に入学すると同時に川崎Fのオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」でアルバイトスタッフとして勤務。その後デザイナーとなった中、夢であったフロンターレのユニフォームデザインを叶えるべく、中村氏がオファー。「僕の最後のユニフォームを、朔太郎の最初のデザインにしたい」と中村氏の思いもあって叶うこととなった。 試合当日には、来場者全員に「”みんなとつくる”中村憲剛メモリアルフォトブック」が配布。こちらは、株式会社ニコンとの協力で行っている「フォトサポ」のサービスでファンからの中村氏の写真を募集し、中村氏らが選定した写真が集まったフォトブックとなる。 まだまだ未定なものもたくさんある引退試合。中村氏は「今回の引退試合は、皆様に恩返しさせていただく気持ちが強いです。川崎市の皆さんに育てていただいた気持ちが強いです。収益を川崎のスポーツのために寄付したいと考えています」と、引退試合での収益を還元するとし、川崎市のスポーツ環境の改善に力を貸したいとした。 <span class="paragraph-title">【写真】『キングダム』の原先生のイラストがデザインされた特別ユニフォームなど</span> <span data-other-div="movie"></span> <span class="paragraph-subtitle">◆引退試合エンブレム</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw0.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2020年12月に実施した引退セレモニーのタイトルは「One Four Kengo」。今回のイベントのコンセプトは「Nakamura Kengo Final」。エンブレムを制作するあたり、その頭文字をとって「NKF」と表現。NKの後に続く「F]というワードには「Final」の他にも・Family ・Friends ・Fun ・Fan などケンゴが大事にしてきた言葉の頭文字でもあるので「NKF」はシンプルながら凝縮された言葉になっております。そのNKFをベースに4年前の「One Four Kengo」の際にもロゴデザインを手がけました大塚いちおさんにデザインをお願いいたしました。 <span class="paragraph-subtitle">◆JAPANフレンズユニフォーム</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 大人気漫画KINGDOMの作者「原泰久先生」が書き下ろした中村憲剛を映像監督のチェンコ塚越氏がデザイン。製作はスポーツブランド「ミズノ株式会社」 KINGDOMの時代に”武将”として君臨する中村憲剛イラストをデザインした【KENGODOM】ユニ完成! <span class="paragraph-subtitle">◆KAWASAKIフレンズユニフォーム</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 完全オリジナルデザイン。2011年時には小学生だった菅野朔太郎さん。フロンターレとの交流がきっかけでフロンターレが大好きになり、美術大学入学と同時にオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」でアルバイトスタッフとして勤務。彼の将来の夢はフロンターレのユニフォームをデザインするということ。今回その話を聞いたケンゴから朔太郎へオファー。制作スケジュール、表現したいことなどの都合で完全オリジナルの商品となっております。 <span class="paragraph-subtitle">◆けんござんまい</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/kengo20240921_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.09.21 12:20 Sat4
日本代表が高井幸大の負傷不参加を発表…追加招集の関根大輝は初のA代表に 「とても驚いています」
日本サッカー協会(JFA)は5日、日本代表のメンバー変更を発表した。 今月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合に向け、3日にメンバー発表の日本。先月に続いて選出の川崎フロンターレDF高井幸大だが、5日に先発した明治安田J1リーグ第33節のFC町田ゼルビア戦で31分に負傷交代していた。 その影響で今月の代表活動も負傷不参加となり、追加招集を受けたのが柏レイソルDF関根大輝。A代表初招集となる大型サイドバックはクラブの公式サイトを通じて、驚きの思いとともに、意気込みを語っている。 「今日の試合後、急に日本代表に呼ばれることになり、とても驚いています。オリンピックが終わってからずっとA代表を意識していましたし、前回と今回の代表発表を見て悔しかった部分はもちろんありました」 「その悔しい思いを今日の試合にもぶつけられましたし、今日は個人的にも本当にいいパフォーマンスも出せたと思うので、コンディションも確実に上がってきたと感じています」 「何度もA代表に呼んでもらえるわけではないし、こういうチャンスを本当にものにしないといけないし、もっと上の目標にたどり着くためにも、本当に大事な期間になると思っています。自分の良さを出してアピールし、チームの勝利に貢献したいと思います」 W杯アジア最終予選を連勝発進の日本は10日にアウェイのサウジアラビア代表戦に臨み、15日にオーストラリア代表をホームに迎え撃つ。 2024.10.05 20:14 Sat5