マルシーニョ
MARCINHOポジション | MF |
国籍 | ブラジル |
生年月日 | 1981年03月25日(43歳) |
利き足 | |
身長 | 174cm |
体重 | 68kg |
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「戦犯かヒーローかだった」圧巻のハットトリックで勝利に貢献した川崎Fの山田新、エースとしての責任もある中での3点を自画自賛「カッコ良いと思う」
東京ヴェルディ戦で圧巻のハットトリックを決めた川崎フロンターレのFW山田新が、自身の活躍を振り返った。 30日、明治安田J1リーグ第30節で川崎Fはアウェイで東京Vと対戦した。 今シーズンは苦しいシーズンとなった中、なんとか1桁順位も見える位置まで浮上してきた川崎F。鬼木達監督も今シーズン限りで退任することが決まっており、残り試合もわずかとなっている。 味の素スタジアムでの一戦は壮絶な展開に。主役はキャプテンマークを巻いた山田だった。16分、PKを獲得した川崎Fは山田がしっかりと決めて先制すると、22分にはボックス右からのクロスをファーサイドで待っていた山田がヘッド。相手DFとの駆け引きでマークを外して決め切った。 川崎Fが2点を先行した試合だったが、東京ヴェルディが反撃。前半に1点を返すと、後半はさらに点の取り合いに。東京Vは谷口栄斗が1点を返し追いつくも、川崎Fはファンウェルメスケルケン際、マルシーニョのゴールで勝ち越し。山田はこの2ゴールにも絡む活躍を見せる。 しかし、東京Vの谷口が躍動。セットプレーからハットトリックを達成し追いつくことに。ただ、主役はやはり山田。後半アディショナルタイム4分にロングボールをエリソンが競り勝つと、こぼれ球を左足で強烈に振り抜きゴール。ハットトリックと共に、4-5での乱打戦を制した。 ハットトリックで勝利に導いた山田は試合を振り返り、「自分が失点に絡んだ部分もあったので、戦犯かヒーローかだったので、(点が)取れて良かったです」と、しっかりとヒーローになれたことを喜んだ。 3ゴール共に簡単なゴールではなかったなか、山田はそれぞれのゴールを振り返った。 「(1点目の)PKはマルシーニョとお見合いになってしまって難しくした形でしたが、あそこで焦らずに前を向けたことは良かったと思います。上手くPKをもらえたと思います」 「(2点目の)ヘディングはボールが良かったので、うまくミートできました」 「3点目はエリソンがあそこで競り勝ってくれることを信じて、狙い通りのところにボールを落としてくれて、前を向いた瞬間コースが見えたので、振り抜きました」 圧巻の活躍を見せた山田。実は試合前にエリソンから声をかけられていたとし、2点目以降はハットトリックを狙っていたとした。 「試合前からエリソンに『3点取れ』と言われていましたし、もちろん意識はしていました。2点取っていた時点で3点取らないといけないなと思っていましたが、3点取らなくても勝てる試合ができたと思いますが、自分たちで難しくしてしまって、その中でも自分が勝たせられて良かったです」 このハットトリックで今シーズンのリーグ戦のゴール数を「19」とした山田。20ゴールを目前となった中「ここで固め取りできたことは大きいですし、残り1試合。ACLもありますけど、チームが今一体感あって良い状況なので、自分が得点して勝っていければ良いかなと思います」と、残り試合でもゴールを奪うことを目標だとした。 リーグ戦終盤でありながら、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)も並行して行われている状況。「自分はそこまで試合に出ていなかったんですが、それでもかなりトランジットがあったりして大変で、時差もあって、夜中に帰ってきてとか、結構難しい部分もありましたが、勝って帰ってこれたので、チームとして良い雰囲気でやれていて、みんなで1つになれてやっているので、良かったかなと思います」と、結果が出ていることが良い状況に繋がっているとした。 エリソンの言葉については「よく分からないんですけど試合前に3点取れよと。試合に出る前のロッカーで言ってきました。その通りになりました」と、謎の予言を受けていたが、実現できたとした。 また、5点全てに絡んでいる山田。「(ファンウェルメスケルケン際のゴールでは)ああいったところでボールを受けたら、自分がゴールに迎えるのが1番の特徴で、相手にとっても嫌で、自分も怖さを出せると思っているので、あそこでマイナスに入れて、誰かが入ってきてくれれば良いなと思っていました。上手く際君が決めてくれたのが良かったと思います」とコメント。マルシーニョのゴールは「シュートのこぼれもマルちゃんが決めてくれました。自分が枠に飛ばせたことが繋がったと思います。しっかり抑えて打てたことが良かったかなと思います」と、しっかりパフォーマンスが出せたことが良かったとした。 今シーズンは控えのスタートから始まった中、ここまでリーグ戦全試合に出場。シーズン途中からはスタメン出場が増え、3試合連続複数得点などゴールを積み上げてきた。 山田は「フィジカル的な成長ももちろんありますし、メンタルのところでシーズンの戦い方、1試合にフォーカスした戦い方も、これだけ得点が動く中で、自分がしっかり得点を意識して90分間やれたことは、色々今年経験したことでの成長かなと思います」とコメント。自身でも成長を感じるとした中、決定力が上がっていることについても「プロ入ってよりフィニッシュのところは数は多くトレーニングできているので、そこの精度のところは自信がついてきていますし、難しいことよりかは、シュート、フィニッシュのベースができている感覚があります」と、基本的な技術の向上が結果に繋がっていると語った。 今回のハットトリックも右足、頭、左足とそれぞれ違うところでゴールを記録している。「バランスよく取れているシーズンだと思いますし、色々な形から得点が取れるようにトレーニングしてきて、その結果が数字に表れているかなと思います」と、どの形からでもゴールを奪えることに自信を窺わせた。 今日はゴールを取れる予感もあったとし、「ゴールが取れそうな感覚が試合を通してあって、チームがそこまで運んでくれていますし、そこでゴール前に居られれば決められそうだと思って試合を進めていたので、そこで上手く決め切れたと思います」とコメント。川崎Fのエースとしての自覚についても「本当に自分が得点しないと勝てないですし、得点だけじゃなく、自分が良いパフォーマンスを出さないと良い試合ができないです。自分の責任は、去年よりも重くなってきていると思うので、しっかりそれに答え続けられるようにしたいです」と、責任感を持ってプレーを続けているとした。 もちろん、周りの選手のサポートがあってこそ。「立ち位置が違いますし、自分は思い切ってやるだけで、今は自分が引っ張っていかないと思っています」と語り、「ただ、みんなが自分を伸び伸びやらせてくれていますけど、責任も感じています」と語った。 キャプテンマークをつけてハットトリックでの劇的勝利に貢献。山田は「カッコ良いと思います」と自画自賛。「負けてハットトリックにならずに良かったです」と、チームとしても結果が出て良かったとした。 <span class="paragraph-title">【動画】劇的結末!山田新がハットトリックで乱打戦勝利に貢献!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ABr_b_D3650";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.30 19:55 Sat2
2度の2点差追いつくもホーム最終戦飾れず…東京Vの城福監督「相手に火をつけられたところは悔やむところ」
16年ぶりのJ1の舞台で躍進を見せてきた東京ヴェルディだが、ホーム最終戦での敗戦によってわずかに残されていたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得の望みが絶たれた。 東京Vは30日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第37節で川崎フロンターレと対戦。互いにハットトリック達成者が生まれ、9ゴールが生まれる壮絶な打ち合いに4-5で敗れた。 これで4試合ぶりの黒星となり、今節勝利した4位のガンバ大阪(勝ち点63)、5位の鹿島アントラーズ(勝ち点62)との勝ち点差が広がり、6位以下でのフィニッシュが確定した。 首位のヴィッセル神戸相手に互角の内容で1-1のドローに持ち込み、小さくない手応えを得た前節から約20日の中断期間を経て臨んだ試合。強度の高いトレーニングを継続し各選手のコンディションは決して悪くなかったが、今週の紅白戦でサブ組に圧倒されるなど、戦前から唯一の懸念材料だった試合勘や緊張感という部分が露呈する入りとなった。 今週ミッドウィークにACLエリートでタイのブリーラムとアウェイゲームを戦い、その試合から中3日の過密日程で臨んだ川崎Fが立ち上がりからテンポよくボールを動かすなか、前線からのプレスが嵌らずに押し込まれると、16分にはDF綱島悠斗の不用意なヘディングでのバックパスを奪われた流れからPKを献上。これをFW山田新に決められて、ホームでは4試合連続で前半に先制点を奪われた。 さらに、22分にはDFファンウェルメスケルケン際の右クロスを山田新に今度はヘディングで叩き込まれて2失点目を喫した。 この連続失点を受け、城福浩監督は30分過ぎに綱島を下げてFW染野唯月を投入。[4-4-2]の布陣に変更すると、前半終了間際にはその染野を起点とした攻撃からMF見木友哉のゴールが生まれ、1点ビハインドで試合を折り返した。 良い形で後半に入ったホームチームは立ち上がりにDF谷口栄斗がセットプレーの流れからゴールを奪い、2-2の振り出しに戻す。追いついた勢いを活かして前がかるも、川崎Fの鋭いカウンターから際どい場面も作られると、57分にはファンウェルメスケルケン際、65分には見木へのアフターチャージが流される微妙な判定もあったなか、FWマルシーニョに続けてゴールを許した。 それでも、ホーム最終戦で意地を見せる東京Vは、71分と83分にいずれもセットプレーから谷口が連続ゴール。キャリア初のハットトリックで再び2点のビハインドを追いついたが、どちらがゴールを奪ってもおかしくなかった最終盤の攻防においてGKからのロングボールに競り勝ったFWエリソンのヘディングパスに抜け出した山田新にパーフェクトハットトリックとなる左足シュートを突き刺され、最後は力尽きた。 2度のビハインドを追いつき、後半のパフォーマンスだけを見れば、勝ち点3を獲得してもおかしくない内容ではあったが、やはり入りの部分が悔やまれた。 同試合後の会見で城福監督は「選手は自分たちの持てるものを今日は出してくれた」と選手たちの奮闘を評価した一方、「それが2点取られてからというところが、今日の大きな反省点。自分たちで火をつけてスタートできる。自分たちで火をつけてトレーニングから取り組めるというところを、目指し続けてきているので、相手に火をつけられたというところは悔やむところ」と、受け身となった前半の戦いを悔やんだ。 キャプテンのMF森田晃樹は「最初の2失点は僕たち選手の緩さが出た失点」。見木も「プレスもちょっと甘かったですし、寄せ切るところだったりというのが足りなくて、早い時間に2点ビハインドという本当に苦しい状況を作ってしまった」と、口々に反省の弁を述べた。 一方、前半途中からの投入で気迫のこもった守備からチームに喝を入れ、ビハインドを追いつく牽引車の一人となった染野は「レギュラーの人たちが、もう(自分たちが出ることが)決まっているような感じで練習でもやっていたので、そこは先発組というか、スタメン組は肝に銘じて練習からしっかりやっていかないと、こういう試合になる。そこは危機感を持ったほうがいいと感じていました」と、あえて厳しい表現で戒めた。 2度の2点差を追いつく反発力は不屈のチームメンタリティを示す東京Vの良い部分ではあるが、同じく2点差を追いついた京都サンガF.Cとのホームゲーム(2-2)、3点差を追いついた鹿島アントラーズとのアウェイゲーム(3-3)を含め勝ち点3という結果を得られておらず、来シーズンに上位陣との差を詰めていく上での宿題となった。 また、[4-4-2]へのシステム変更によって流れを変えたが、百戦錬磨の指揮官はそれが質の高い攻撃を誇る川崎Fに対して“諸刃の剣”となることも理解していたという。 同点後も勝ち点3奪取へ攻撃な姿勢を貫いた自身のゲームプランに関して「悔いはない」と明言した城福監督だったが、「(布陣変更は)本意ではなかったですし、3バックで反撃したかった。やはり3バックから4バックに変えると、最後のギリギリのところで、絞り方とか、カバーの仕方というのは数メーター変わる。やはり変えざるを得なかったという状況が、我々の大きな反省点かなと。変えたことで点は取れたとは言えますけど、あの早い時間に変えざるを得なかったというのは大いに反省しなければいけない」と、当初のプラン通りに戦えなかった悔しさを滲ませた。 これで「彼らをアジアに連れていく」という指揮官の「超野心的」な目標は達成できなかったが、城福監督にとっては今回の痛い黒星も来季以降のさらなる躍進への糧になると捉えている。 敗戦後に行われたホーム最終戦セレモニーの締めくくりで指揮官は、「今日は負けてしまい、超野心的な、可能性としては数パーセントしかなかった、彼らをアジアに連れていくというのは、今年は成し得なかった。ただその可能性が今日の試合まであったということは、我々は自信を持っていいと思いますし、今年の成長の曲線を見たら、彼らはもっとやれる。あと1試合、成長の証を見せたいと思います。みなさん、一緒に戦いましょう」と、力強い言葉で新たな決意を示した。 12月8日にアウェイで行われる京都との今季最終節ではこの1年の研鑽の集大成とともに、来季に向けた決意表明となるような城福ヴェルディらしい戦いを期待したいところだ。 2024.11.30 23:00 Sat3
山田新が後半AT劇的弾でパーフェクトハット! 川崎Fが9G生まれる壮絶打ち合い制す! 東京VはCBの谷口栄斗ハットもホーム最終戦飾れず…【明治安田J1第37節】
明治安田J1リーグ第37節の東京ヴェルディvs川崎フロンターレが30日に味の素スタジアムで行われ、アウェイの川崎Fが4-5で勝利した。 東京Vは前節、ヴィッセル神戸とのホームゲームを1-1のドローで終えた。リーグ3連勝を逃したものの、6位をキープしたチームは逆転でのトップ4フィニッシュへの望みを繋いだ。インターナショナルマッチウィークの中断の影響などで約20日の試合間隔が空いたなか、その前節からは先発1人を変更。山田剛綺に代えて山見大登を起用した。 一方、13位の川崎Fは先週末に行われた浦和レッズとの“45分勝負”の延期試合を追いついて1-1のドロー。リーグ戦では4戦未勝利も、直近のACLエリートではタイのブリーラムに3-0で完勝。そのアウェイゲームから中3日で臨んだ一戦では先発5人を変更。サスペンションで欠場していたマルシーニョ、家長昭博が復帰し、前線は山田新、遠野大弥が縦関係でコンビを組んだ。 互いに勢いを持って試合に入ったが、テンポよく後方からボールを動かすアウェイチームがやや優勢に進めていく。開始直後には左のポケットを取ったマルシーニョの折り返し、4分には右クロスに反応したマルシーニョがゴール前でダイレクトシュートを試みるが、開始早々の先制点には至らず。 時間の経過とともにエンジンがかかってきたホームチームが押し返したが、相手のミスを突いた川崎Fがゴールをこじ開ける。 ディフェンスラインからのロングフィードに対して、DF綱島悠斗のGKマテウスへのヘディングでのバックパスが短くなると、これをカットした山田新がマテウスを左にかわす。一度ゴールライン際で勢いを止められたが、うまく入れ替わった際に綱島に足をかけられてPKを獲得。これを自らゴール左隅に突き刺した。 敵地で幸先よく先制に成功した川崎Fは攻守にミスが目立つ相手に対して、リズム良く試合を進めていく。22分には右サイドでの崩しからファンウェルメスケルケン際のファーを狙った正確なクロスに反応した山田新が、打点の高いヘディングシュートをゴール右へ叩き込んだ。 試合勘の欠如も影響したか、ここまでなすすべない東京Vは30分を過ぎてテコ入れ。34分、綱島を下げて染野唯月を投入し、木村勇大と染野を最前線に配した[4-4-2]に変更した。すると、この交代策が反撃に繋がる。 42分、中盤での繋ぎからハーフウェイライン付近で森田晃樹が左サイドのスペースへ流したスルーパスに染野がオフサイドラインぎりぎりで抜け出してボックス左からクロスを供給。DFにブロックされてこぼれたところを回収した見木友哉がボックス中央に切り込んで右足シュートをゴール右隅へ突き刺し、前半のうちに1点を返した。 このゴールによって完全に息を吹き返したホームチームは、後半開始早々に試合を振り出しに戻す。49分、左CKの場面で山見のクロスをファーで競り勝った千田海人がヘディングシュート。これはDFにブロックされるが、こぼれ球に詰めた谷口栄斗が蹴り込んだ。 2点差を追いついてスタジアムのボルテージが一気に上がると、前半の劣勢がまるで嘘かのように球際の勝負、切り替えの速さで圧倒するホームチームは続けざまにボックス内で際どいシーンを作り出す。 一方、厳しい展開となった川崎Fは57分に2枚替えを敢行。佐々木と山本悠樹を下げてジェジエウ、河原創を同時投入。すると、この交代直後には左サイドからのスローインを山田新が強靭なフィジカルで収めてマイナスの折り返しを入れると、フリーのファンウェルメスケルケンの抑えの利いた右足対角シュートがゴール左隅に突き刺さり、値千金のJ1初ゴールとなった。 これで勝ち越したアウェイチームは前がかる相手をカウンターで引っくり返していくと、65分にはその形からボックス中央で山田新が放ったシュートのこぼれに反応したマルシーニョがゴール左から押し込んで一気に点差を広げた。 痛恨の連続失点も志気が衰えることないタフな東京Vは71分、相手陣内左サイドの深い位置で得たFKの場面で山見のファーを狙ったクロスにGKチョン・ソンリョンが被ると、ファーに走り込んだ谷口が今度はヘディングで叩き込んだ。 互いに10分以上を残して交代カードを使い切ったなか、壮絶な打ち合いはまだまだ終わらない。直前に松村優太の完璧な右クロスに反応した山田剛のダイビングヘッドをGKチョン・ソンリョンにビッグセーブで阻まれた東京Vだったが、このプレーで得た右CKの流れでゴール前の混戦を制した谷口が見事な右足ボレーシュートを左隅に突き刺し、生え抜きのセンターバックがセットプレーからまさかのハットトリックを達成した。 4-4のスコアで突入した後半最終盤の攻防。互いにドロー決着を望むことなく、リスクを冒して攻め合う。ホームの大歓声を後押しに東京Vがよりゴールに迫ったが、激闘に決着を付けたのは川崎Fの若きエースだった。 94分、前線でロングボールを競り勝ったエリソンが背後へ流したボールに抜け出した山田新がGKとDFに寄せられる寸前で左足ボレーシュートをゴールネットに突き刺し、右足、ヘディング、左足でのパーフェクトハットトリックを達成した。 そして、9ゴールが生まれる壮絶な打ち合いを制した川崎Fが好調の東京Vを撃破し、リーグ5試合ぶりの勝利を手にした。 東京ヴェルディ 4-5 川崎フロンターレ 【東京V】 見木友哉(前42) 谷口栄斗(後4、後26、後38) 【川崎F】 山田新(前16、前22、後45+4) ファンウェルメスケルケン際(後12) マルシーニョ(後20) <span class="paragraph-title">【動画】劇的結末!山田新がハットトリックで乱打戦勝利に貢献!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ABr_b_D3650";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.30 16:10 Sat4
川崎Fが三浦颯太の圧巻ボレーなどで連勝! 敵地ブリーラム戦を攻略【ACLE2024-25】
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)リーグステージ第5節が26日に行われ、川崎フロンターレがブリーラム・ユナイテッド(タイ)を3-0で下した。 ここまで2勝2敗で8位の川崎Fは今節、家長昭博とマルシーニョをそれぞれ出場停止で欠くなか、小林悠や山本悠樹らが先発。かつて川崎Fに所属したタビナス・ジェファーソンもスタートから出場するブリーラムのホームに乗り込んだ。 序盤からタビナス・ジェファーソンのほかにも元サガン鳥栖のキム・ミンヒョクや元ヴィッセル神戸&横浜F・マリノスのティーラトンを先発に並べたブリーラムに対して、守備に回るシーンもある川崎Fだが、多くの時間で前がかる。 そのなかで、左サイドを突破した三浦颯太の流れた折り返しに佐々木旭が左足を振っていけば、小林も至近距離からフィニッシュに持ち込んだりとゴールの匂いを感じさせるシーンも作った川崎Fだが、仕留め切れず。0-0で試合を折り返す。 後半も主導権を握った川崎Fは49分にスルーパスから抜け出した瀬川祐輔に惜しいシーン。逆に押し込まれる時間帯もあるなか、62分には山本のカットから小林が落とし、エリソンが左足フィニッシュに持ち込む形も作るが、精度を欠く。 あとひと押しが足りずの川崎Fは71分にもボックス左からエリソンがパワフルな左足シュートを放つが、惜しくも右ポスト。75分にもボックス内のこぼれ球に瀬川が左足を振っていくが、ミスショットで枠をとらえきれず。 重たい空気が漂う川崎Fだが、79分にボックス右から瀬川がクロスを上げると、ファーの三浦が左足ボレー。うまく叩きつけたボールがゴール右に突き刺さり、ついに試合を動かす。 川崎Fは後ろもGKチョン・ソンリョンのナイスセーブが飛び出したりとゴールを許さないなか、90+4分に山田新が右から折り返すと、大外の遠野大弥が右足でダメ押し弾。その3分後にもファーの遠野がこぼれ球を折り返すと、神田奏真が左足で押し込んだ。 じりじりとする展開が続いた試合だが、川崎Fが終わってみればプロデビューの神田にも一発が生まれ、3発勝利。見事に連勝し、勝ち点を「9」に伸ばしている。 ブリーラム・ユナイテッド 0-3 川崎フロンターレ 【川崎F】 三浦颯太(後34) 遠野大弥(後45+4) 神田奏真(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】重たい空気を吹き飛ばす三浦颯太の鮮烈ボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>狙い澄ました一撃!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%89%E6%B5%A6%E9%A2%AF%E5%A4%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#三浦颯太</a> 均衡破るダイレクトボレー‼<br><br>甲府時代にも対戦した相手から<br>値千金の一撃を決めた<a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/NjGRT3mdkd">pic.twitter.com/NjGRT3mdkd</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1861407186686984675?ref_src=twsrc%5Etfw">November 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.26 23:10 Tue5