パリ五輪後初の試合に臨むなでしこジャパンメンバーが発表! U-20女子W杯メンバーも招集、暫定体制で韓国女子代表と対戦
2024.10.18 14:10 Fri
U-20世代で活躍していた土方麻椰、松窪真心、小山史乃観(左から)
日本サッカー協会(JFA)は18日、「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」の韓国女子代表戦に臨む、なでしこジャパンメンバーを発表した。
パリ・オリンピックに出場したなでしこは、メダル獲得の期待もあった中でベスト8で敗退。2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に続いてのベスト8敗退となり、大会後に池田太監督が契約満了で退任した。
新監督はここまで決定しておらず、暫定的に佐々木則夫女子委員長が監督を務め、元日本代表DFでもある内田篤人氏がコーチとしてこの戦いに臨む。
今回のメンバーには、9月に行われたU-20女子W杯に参加していたGK大熊茜(INAC神戸レオネッサ)、MF松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)、DF小山史乃観(ユールゴーデン)、FW土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)が招集。また、世代別代表の経験があったDF遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース)も初招集となった。
その他、これまでなでしこジャパンの主軸としてプレーしてきたDF熊谷紗希(ローマ)やMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)、FW田中美南(ユタ・ロイヤルズFC)らが順当に招集。パリ五輪メンバー以外では、MF中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)が復帰している。
※初招集
GK
1.山下杏也加(マンチェスター・シティ/イングランド)
12.平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)
23.大熊茜(INAC神戸レオネッサ)※
DF
4.熊谷紗希(ローマ/イタリア)
2.守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)
13.北川ひかる(BKヘッケン/スウェーデン)
5.遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース)※
3.南萌華(ローマ/イタリア)
21.石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)
18.小山史乃観(ユールゴーデン/スウェーデン)
6.古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)
MF
8.清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
14.長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
10.長野風花(リバプール/イングランド)
7.中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)
15.藤野あおば(マンチェスター・シティ/イングランド)
17.浜野まいか(チェルシー/イングランド)
16.谷川萌々子(FCローゼンゴード/スウェーデン)
FW
11.田中美南(ユタ・ロイヤルズFC/アメリカ)
19.千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)
9.植木理子(ウェストハム/イングランド)
20.土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)※
22.松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ)※
パリ・オリンピックに出場したなでしこは、メダル獲得の期待もあった中でベスト8で敗退。2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に続いてのベスト8敗退となり、大会後に池田太監督が契約満了で退任した。
新監督はここまで決定しておらず、暫定的に佐々木則夫女子委員長が監督を務め、元日本代表DFでもある内田篤人氏がコーチとしてこの戦いに臨む。
その他、これまでなでしこジャパンの主軸としてプレーしてきたDF熊谷紗希(ローマ)やMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)、FW田中美南(ユタ・ロイヤルズFC)らが順当に招集。パリ五輪メンバー以外では、MF中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)が復帰している。
暫定体制ながら臨む韓国女子代表戦。試合は26日(土)の14時20分から国立競技場にて開催される。
◆なでしこジャパンメンバー23名
※初招集
GK
1.山下杏也加(マンチェスター・シティ/イングランド)
12.平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)
23.大熊茜(INAC神戸レオネッサ)※
DF
4.熊谷紗希(ローマ/イタリア)
2.守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)
13.北川ひかる(BKヘッケン/スウェーデン)
5.遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース)※
3.南萌華(ローマ/イタリア)
21.石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)
18.小山史乃観(ユールゴーデン/スウェーデン)
6.古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)
MF
8.清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
14.長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
10.長野風花(リバプール/イングランド)
7.中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)
15.藤野あおば(マンチェスター・シティ/イングランド)
17.浜野まいか(チェルシー/イングランド)
16.谷川萌々子(FCローゼンゴード/スウェーデン)
FW
11.田中美南(ユタ・ロイヤルズFC/アメリカ)
19.千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)
9.植木理子(ウェストハム/イングランド)
20.土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)※
22.松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ)※
松窪真心
池田太
佐々木則夫
内田篤人
大熊茜
小山史乃観
土方麻椰
遠藤優
熊谷紗希
長谷川唯
田中美南
中嶋淑乃
山下杏也加
平尾知佳
守屋都弥
北川ひかる
南萌華
石川璃音
古賀塔子
清家貴子
長野風花
藤野あおば
浜野まいか
谷川萌々子
千葉玲海菜
植木理子
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18歳の新星は、チームを勝たせるFWへ。マイナビ仙台レディースのピッチで、松窪真心から目が離せない
2022-23 Yogibo WEリーグのシーズン後半戦が進む中、マイナビ仙台レディースにはサポーターの熱い視線を集める存在がいる。高卒ルーキー、FW松窪真心(まなか)選手だ。1月末にチームに合流すると、中断明けの第9節INAC神戸レオネッサ戦で早速先発出場を果たした。デビュー戦から4試合で2ゴールの活躍を見せる18歳のストライカーは、ひたむきに前だけを目指し続ける。 <span class="paragraph-subtitle">◆U-20女子ワールドカップを経験。海外選手の「決めきる力」</span> 松窪の「マイナビ仙台加入内定」が発表されたのは昨年9月のことだった。同期のDF佐々木里緒選手と共に入団会見に出席した。 「長所はスピードです。スピードに乗ったドリブルや背後への抜け出しからゴールを決めること。また守備に関しては、前線から速いプレッシャーでボールを奪うことが特徴です」と、やや緊張した面持ちで、自らのストロングポイントを説明した。 会見の約1カ月前には、コスタリカでのU-20女子ワールドカップに出場していた。スペインとの決勝戦を含めた5試合に出場し、グループステージのアメリカ戦ではゴールをマークした。「決定力は自分の中で課題です。海外の選手は1回のシュートで決めきる力が優れていて、その1点でチームを勝利に導くことができていました。海外の選手に負けないプレーをできるようにシュート練習を頑張りたいです」 この春、6年間過ごしたJFAアカデミー福島(静岡県)を卒業した。「アカデミーに入らなかったら、ここまでサッカーをやっていなかったと思います。成長させてもらいましたし、日頃の練習から基準を上げて取り組むことができました。勝敗を分けるものが何かということも学びました」。2020、2021年はなでしこリーグ2部で得点王、MVPに輝いた。新しいステージは、プロサッカー「WEリーグ」だ。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/mynavi230421_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©mynavisendai<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">◆涙のWEリーグデビュー。そして、プロ初ゴール。</span> 「すごく緊張していて、夜も眠れないほどでした」と松窪はプロデビューの前夜を振り返った。つい肩に力が入る新人に伸び伸びプレーさせようと、選手、スタッフが盛り上げ、試合に入りやすい雰囲気を作ってくれた。FW宮澤ひなた選手は「真心のやりたいようにやっていい」と勇気づけた。 セットプレーで早々に失点を喫するも、後半8分、FW船木里奈選手のゴールで追いつく。首位を走るI神戸に、食らいつこうと松窪は必死だった。前線からの鋭いプレスやドリブルでスタンドを何度も沸かせた。得点は奪えず、終了間際のセットプレーで追加点を許すと、チームは敗れてしまった。 試合後、松窪は悔し涙を流した。「シュートを決めないと勝てないということを、このデビュー戦で痛感しました」。会見でも涙があふれてきた。結果は出せなかったが、がむしゃらにゴールに向かうその姿は鮮烈で、サポーターの心を一気に奪った。 続く第11節広島戦では、MF中島依美選手のゴールに絡むプレーを見せ、3試合目の出場となった第12節日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦では待望の「プロ初ゴール」が生まれた。中島が相手のビルドアップを遮断しボールを奪うと、ゴール前に駆け上がった松窪へパス。これをワンタッチ、左足で決めた。「依美さんからのごっつあんゴールです」とはにかむ。しかし、本人は初得点よりも「前半に2点、決めるべきシーンがあった」と奪えなかったゴールを悔やんだ。あの2点が決まっていれば、勝つことができた。自分の力でチームを勝たせたかった。 連敗を止めたい第12節ちふれASエルフェン埼玉戦。前半6分、右サイドのMF矢形海優選手からマイナスのクロス。これを松窪が受け、左足を伸ばしてシュートするが、GKに阻まれた。しかし、松窪はここで諦めなかった。弾かれたボールを拾い、今度は右足で蹴りこんだ。ネットが豪快に揺れ、松窪は両手でガッツポーズ。「絶対に決めてやるという気持ちでした」。思いがこもったこのゴールが決勝点となった。松窪は連続ゴールでチームに勢いをもたらしている。 <span class="paragraph-subtitle">◆サッカーに向き合う純粋さ。こぼした涙は成長へつながる。</span> 「松窪は、ゴールを奪える選手。今年のチームがスタートして、なかなかゴールを奪えなかったという状況の中で、ある程度計算できる、得点の匂いがする選手が入ってきたということは非常に大きかったです」と松田岳夫監督も活性化した攻撃に手応えを感じている。 「本人は決め切れなかったシーンを悔やんで泣いたりしていますが、その気持ちが彼女を成長させると思いますし、まだまだ将来が楽しみな選手だと感じています」と期待を寄せる。 世界に羽ばたく選手たちを数多く育ててきた名伯楽はこうも言った。 「(松窪には)サッカー小僧のようなところがあるんです。サッカーが好き、上手くなりたい、点を取りたい。その気持ちがストレートに出ている、今の選手には珍しいタイプ。うちで言うと、そういう選手は中島(依美)くらいかな」 スケールの大きな選手になる。松窪はそういう予感を漂わせている。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/mynavi230421_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©mynavisendai<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">◆贈られたチャントは、仙台歴代のエースストライカーの曲</span> 「ゴール、ゴール、マナカ!ラーララ、ララララー」 「先輩たちを超える活躍をして欲しい」とサポーターは応援歌に思いを込めている。EL埼玉戦で松窪がゴールを決めた瞬間、スタンドに響いたのはマイナビ仙台レディースの前身であるベガルタ仙台レディース初代10番の伊藤美菜子さんや、JFAアカデミー福島の先輩で長く仙台でエースとして活躍した浜田遥選手(ノジマステラ神奈川相模原)と同じ応援歌だった。 歌声は松窪本人にも届いていた。「偉大な方々に並べるように、越えていけるように頑張りたいです」と引き締まった表情を見せた。デビュー戦でも大きな声援に背中を押された。 「苦しい時に少しスタンドを見上げると、一生懸命応援して下さる皆さんがいて、『プロサッカー選手になったんだなぁ』と実感できました」 彼女ならば、サポーターの願いを大きな力に変えていけるはずだ。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/mynavi230421_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©mynavisendai<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">◆ライバルは世界で輝く同世代の選手。</span> プロの世界で歩み始めた松窪にとっては同世代の選手たちの活躍も良い刺激となっている。U-20女子ワールドカップでMVPに輝いたFW浜野まいか選手(チェルシー、スウェーデン1部ハンマルビーに期限付き移籍中)やFW藤野あおば選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)。4月のヨーロッパ遠征でA代表にも選ばれた二人は松窪にとって「もっと上を目指そうという気持ちになる、ありがたい存在」なのだという。女子サッカーの新しい歴史を作っていく世代、松窪もそこに割って入っていく力を示したい。18歳の今だからこそ表現できる全力で、目の前の相手へ挑戦し続けて欲しい。 《マイナビ仙台レディース オフィシャルライター・村林いづみ》 <span class="paragraph-title">【動画】マイナビ仙台、松窪真心のプロ初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="d2cyoag9r3k";var video_start = 63;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.21 22:00 Fri2
U20アジアカップ途中離脱の松窪真心がNWSL開幕戦でアシスト!猛スプリントからのクロス含め、途中出場で3ゴールに絡む
ノースカロライナ・カレッジのU-20日本女子代表MF松窪真心が、早々に結果を残した。 U-20日本女子代表の一員としてAFC U20アジアカップに参加していた松窪は、4日に行われたグループステージ初戦のU-20ベトナム女子代表戦で、圧巻のハットトリックを達成。チームの10番として、ノックアウトステージ進出とU-20女子ワールドカップ(W杯)出場権獲得に貢献していた。 11日にはチーム事情により。代表を離れることに。17日(現地時間16日)に控えるアメリカ、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)開幕節へ向け、クラブに帰還し準備をしていた。 クラブに必要とされて引き戻された松窪は、その開幕節、早速のアシストで期待に応えた。 ホームでのヒューストン・ダッシュ戦に62分から途中出場した松窪は、2-1とリードして迎えた77分、中盤でシンプルに縦へ付け、自らも全力でスプリント。ボールホルダーを追い越すと、リターンのスルーパスを受けて右サイド深い位置からダイレクトでクロス。同じく途中出場、ビアンカ・セント=ジョージズのゴールをお膳立てした。 また、86分にも裏抜けから前線でタメを作り、後半アディショナルタイムにも中盤での収め役となっていずれの得点にも絡んでいる。 昨季は、マイナビ仙台レディースから期限付き移籍で途中加入ながらも、チャレンジカップで優勝を手繰り寄せるゴールを挙げてMVPを受賞。リーグ戦でも7試合1得点1アシストの数字を記録していた。 途中出場2人がゴールに絡んだノースカロライナは、最終的に5-1で勝利。初陣を大勝で飾っている。 また、ノースカロライナの三浦成美も先発出場し、74分までプレー。小林里歌子はケガで欠場、ヒューストンの永里優季はベンチ入りも出場せずに終わった。 <span class="paragraph-title">【動画】松窪真心が猛スプリントからのクロスで開幕節アシスト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="R7eVa4vgm4g";var video_start = 380;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.17 17:25 Sun3
チーム数増加のNWSLが開幕!松窪真心アシストのノースカロライナが大勝発進、新加入の日本人3選手は出場せず【NWSL】
アメリカ、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)の開幕節が現地時間16日から17日にかけて行われた。 現行のリーグとなってからは12シーズン目を迎えるNWSL。新たにベイFCとユタ・ロイヤルズの2チームが参入し、14チームで争われる。 2回戦総当たりでレギュラーシーズンの優勝者(シールド)を決定し、上位8チームがプレーオフに出場。トーナメント制のチャンピイオンシップが行われる。また、昨季に続いてVARも導入されている。 なでしこジャパンのMF杉田妃和の所属するポートランド・ソーンズFCは、カンザスシティ・カレントとの開幕戦で、派手な打ち合いを演じた。 ベンチスタートとなった杉田は1-3とビハインドの62分から途中出場。その後さらに2点を奪われ、一時は4点差とされたポーランドは、ここから怒涛の反撃。71分にジャニン・ベッキー、その3分後にソフィア・スミスと立て続けのゴールで差を詰めると、90+1分にはベッキーが見事なミドルシュートを突き刺し、1点差まで迫る。だが、反撃及ばず、4-5で敗れた。 キャパシティいっぱいの2万2000人が本拠地に詰め掛けたエンジェル・シティFCは、新規参入のベイFCを相手に0-1で敗戦。遠藤純はケガで欠場、大宮アルディージャVENTUSから新加入したスタンボー華はメンバー外だった。また、ベイFCの記念すべきNWSL初ゴールは、バルセロナから加入のナイジェリア女子代表FWアシサト・オショアラがマークしている。 三浦成美、小林里歌子、松窪真心の日本人3選手が所属するノースカロライナ・カレッジは、永里優季が加入したヒューストン・ダッシュと対戦し、5-1で勝利を収めた。 三浦は先発して74分までプレー、松窪は62分から途中出場して1アシストを含む3点に絡む活躍を披露。小林は故障者リスト入りのためにメンバー外、永里はベンチ入りするも出場はなかった。 INAC神戸レオネッサでもプレー経験があるベヴァリー・ゴーベル・ヤネズ監督が今季から指揮を執るレーシング・ルイビルFCは、ブラジル女子代表MFマルタが先発したオーランド・プラウドと2-2のドロー。レーシングに新加入した黒﨑優香はメンバー外だった。 4年ぶりにNWSL再参入となったユタ・ロイヤルズは、シカゴ・レッドスターズとの敵地戦で0-2と敗戦。初勝利や初ゴールはお預けとなった。旧名称に戻し、エンブレムも一新したシアトル・レインFCは、ワシントン・スピリットをホームに迎え、1-0で勝利している。 また、昨季のシールド、サンディエゴ・ウエーブFCと、プレーオフを制したNJ/NYゴッサムFCの一戦は、両者が15日にスーパーカップに該当するチャレンジカップを戦ったため、後日に行われる。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】両チーム計9敗の打ち合いとなったカンザスシティvsポーランド</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="A1ZV_gtl69c";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】三浦先発、松窪アシストのノースカロライナが開幕戦大勝!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="R7eVa4vgm4g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.18 20:10 Mon4
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ヤングなでしこは2大会連続準優勝…アジア杯に続き北朝鮮に敗れる【U-20女子W杯】
U-20日本女子代表は現地時間22日、FIFA U-20女子ワールドカップ(W杯)の決勝でU-20北朝鮮女子代表と対戦し、0-1で敗戦。2大会連続の準優勝に終わった。 グループステージを全勝突破し、決勝トーナメントではナイジェリア、スペイン、オランダをしぶとく連破してファイナル進出を決めたヤングなでしこ。2大会ぶり2度目の優勝に向けた大一番では、U-20アジアカップ決勝で敗れた因縁の相手にリベンジを狙った。 狩野倫久監督は準決勝のオランダ戦から氏原里穂菜に代えて早間美空を起用した以外同じメンバーを継続した。 やや硬さが見受けられる日本は開始直後にいきなりピンチを招く。5分、右サイドのスペースに抜け出したチェ・イルソンにボックス内に持ち込まれると、カバーを試みたDF米田博美も交わされてしまい、左足の強烈なシュートを打たれるが、ここはGK大熊茜の好守で事なきを得た。 最初のピンチは何とか凌いだが、以降も強度の高い北朝鮮の圧力を前に守勢を強いられる日本。すると、15分には右サイドのチェ・イルソンの馬力ある仕掛けにDF佐々木里緒が振り切られて中央に切り込まれると、カバーに入った大山愛笑も止められず、再び左足シュートを打たれる。ヘディングでのブロックを試みたDF白垣うのにディフレクトしたボールがそのままゴールネットに突き刺さった。 守勢を耐え切れずにいきなりビハインドを背負う形となった日本。すぐさま反撃に出たいところだが、引き続きハイインテンシティのプレーを継続する相手の攻撃を防ぐのが精いっぱいという状況が続く。 前半半ばを過ぎて徐々にボールを動かし始めると、32分には大山の縦パスを前線の土方麻椰が落としたところに前向きでサポートに入った松窪真心がミドルシュートを狙うが、これは枠を捉え切れない。 難しい状況が続く中で狩野監督は37分、早間を下げて笹井一愛を投入。オフ・ザ・ボールの動き出しとボールキープも期待できるストライカーに局面打開を託す。だが、前半の内に攻撃を活性化させることはできず。1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。 ハーフタイムの修正に注目が集まった後半立ち上がりも、勢いを持った北朝鮮の圧力に苦しむ日本。後半もチェ・イルソンの再三の仕掛けや連動したハイプレスからのショートカウンターで幾度となく際どいシーンを作られるが、体を張った守備や相手のシュートミスにも救われて1点差を維持。62分には大山を下げて天野紗を2枚目のカードとして切った。 さらに、76分には佐々木と松永未夢を下げて林愛花、角田楓佳を同時投入した日本。さすがに相手も疲れの色が見え始めるなか、82分には最大の決定機が訪れる。右サイド深くでボールを持った柏村菜那から内側でパスを引き出した松窪が縦への鋭い仕掛けでポケットを取って正確な折り返しを供給。これをゴール前にタイミング良く入ってきた小山史乃観が右足ダイレクトで合わすが、パワー不足のシュートはGKにキャッチされた。 その後はしたたかに時計を進めるプレーを選択する相手に対して、最後の力を振り絞って攻撃を仕掛けていく日本。8分が加えられた後半アディショナルタイムにはGK大熊も攻撃参加させたセットプレーやラストプレーでは松窪がボックス内に抜け出す決定機も作ったが、最後まで北朝鮮ゴールをこじ開けることはできず。 この結果、アジアカップに続き北朝鮮に敗れたヤングなでしこは前回大会に続き2大会連続の準優勝に終わった。 U-20北朝鮮女子代表 1-0 U-20日本女子代表 【北朝鮮】 チェ・イルソン(前15) ◆U-20日本女子代表 出場メンバー GK:大熊茜 DF:柏村菜那、白垣うの、米田博美、佐々木里緒(→76分 林愛花) MF:松永未夢(→76分 角田楓佳)、大山愛笑(→62分 天野紗)、松窪真心、小山史乃観、早間美空(→37分 笹井一愛) FW:土方麻椰 2024.09.23 08:08 Monなでしこジャパンの人気記事ランキング
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国際サッカー連盟(FIFA)は10日、臨時総会を開催。2027年に行われるブラジル女子ワールドカップ(W杯)の開催日程を決議した。 2023年にオーストラリアとニュージーランドの共催で行われた女子W杯はスペイン女子代表が初優勝。なでしこジャパンはグループステージでそのスペインを下していたが、ベスト8での敗退となった。 2027年はブラジルで開催されることが決定していた中、FIFAは臨時総会に先立ちバーチャル会議を実施。ブラジル女子W杯に関して、2027年6月24日〜7月25日まで開催されることが決定した。 32カ国が出場する今大会。29カ国の出場枠は既に決定しており、日本を含むアジア(AFC)は6カ国、ヨーロッパ(UEFA)は11カ国、南米(CONMEBOL)はブラジルを含めて3カ国、アフリカ(CAF)は4カ国、北中米カリブ海(CONCACAF)は4カ国、オセアニア(OFC)は1カ国が出場権を直接獲得する。 また、残りの3枠に関しては、2つのフェーズで行われる10カ国のプレーオフで決定。アジア、アフリカ、北中米カリブ海、南米はそれぞれ2カ国、オセアニア、ヨーロッパは1カ国ずつがプレーオフ出場権を獲得する。 プレーオフの第1フェーズは、最新のFIFAランキングに基づいて6カ国が戦うことに。2026年11月から12月にかけて行われ、上位2カ国が勝ち上がると、北中米カリブ海の2カ国、南米の1カ国、ヨーロッパの1カ国が待つ第2フェーズに進み、3つのカードに分けられ、勝者の3カ国が出場権を獲得する。 2024.12.11 23:40 Wed2
2028年ロス五輪の男子サッカーは4カ国枠が削減され「12」に、女子は4カ国増加で「16」に決定! 宮本恒靖JFA会長「出場権獲得に向けて全力」
国際オリンピック委員会(IOC)は9日、2028年のロサンゼルス・オリンピックに関しての変更点を発表。サッカー競技でも大きな変更があった。 IOCはロス五輪に関して、複数競技での変更を発表。サッカーに関しては、男子の参加国を「12」に、女子の参加国を「16」に変更すると発表した。 2024年のパリ五輪までは、男子が「16」チーム、女子が「12」チームとなっていたが、史上初めて逆転することとなった。IOCは「男女平等は選手枠と競技数を決定する上で重要な考慮事項だった」としている。 男子に関しては4カ国も出場枠が減ることになるため、パリ五輪まで3枠だったアジア、アフリカ、4枠だったヨーロッパから削減される可能性は非常に高く、日本にとっては予選が非常に厳しくなる可能性が高い。 一方で、女子に関しては4カ国増加するため、2枠だったアジアが増える可能性は高い。 今回の決定を受け、日本サッカー協会(JFA)は声明を発表。宮本恒靖会長、佐々木則夫女子委員長がそれぞれコメントしている。 ◆宮本恒靖 JFA会長 「男子に関して、オリンピックへの出場枠が減ったことでアジア予選が更に厳しくなることは間違いない。アジアの出場枠が最終的に何枠になるのかは現時点で認識してい ないが、一戦一戦が負けられない戦いになる」 「パリオリンピック出場を勝ち取ってくれた大岩監督の経験が生きると思うし、JFAとしても出場権獲得に向けて全力で取り組んでいきます」 「女子に関して、出場枠が拡大したことは歓迎。アジア予選も決して簡単ではないが、なでしこジャパンはニールセン監督のもとで再び世界一になることを目指していて、そのために一歩一歩着実に進んで行くことが重要だと考えている」 「27年の女子ワールドカップとともに28年のオリンピックの金メダルを目標に強化に努めていきます」 ◆佐々木則夫 女子委員長 「国際オリンピック委員会(IOC)が、2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックのサッカー競技について、チーム数の変更があること、具体的には、女子サッカーの参加チーム数を「12」から「16」に増加したことは、承知しています」 「女子サッカーに携わるものとして、世界における女子サッカーの拡大・発展の方向性は嬉しいことであり、現時点では、アジアの出場枠にどのような変更があるかは把握 していませんが、この決定を受けて出場枠が増える可能性があることは、日本の女子サッカーとしても喜ばしいことです」 「私自身の経験では、なでしこジャパンの監督として、2008年の北京オリンピックでは、それまでの出場枠の「10」から「12」に増えたことを経験し、12年のロンドンオリンピックでは決勝まで進んだものの、次の16年のリオデジャネイロオリンピックはアジア予選で敗退しました」 「今回の女子サッカーの出場枠増加が、なでしこジャパンのロサンゼルスオリンピック出場を何も保証していないことは十分理解しており、ニールセン監督が率いるなでしこジャパンの強化方針に変更はありません。むしろ、出場枠が増えることで、他のアジアの国々も出場権を得ようとさらにモチベーションが上がることが予想されるため、アジア予選がより厳しいものになるかもしれません。ただ、我々はどのような状況であろうと、一つ一つ着実に積み上げて、オリンピックの金メダルを目指していきた いです」 2025.04.10 12:15 Thu3
「個人的には今までで最悪なぐらいの内容」前半苦戦も4-0快勝、長谷川唯が考える課題は? パリ五輪までの残り期間は「頭の整理が大事」
なでしこジャパンのMF長谷川唯(マンチェスター・シティ・ウィメン)が、ガーアン女子代表選を振り返った。 13日、金沢ゴーゴーカレースタジアムで、MS&ADカップ2024 〜能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~のなでしこジャパンvsガーナ女子代表が行われた。 パリ・オリンピックに臨むなでしこジャパンとしては、最後の実戦。これからパリへと移動し、現地で本大会に向けて調整を続ける。 試合は通常の[3-4-3]ではなく、[4-3-3]で臨んだ日本。長谷川はボランチではなく、インサイドハーフのポジションでプレー。しかし、ガーナがしっかりとボールを保持してて集ってくる中、なでしこはなかなかボールをうまく繋げず、攻撃の形がうまく作れない。 そんな中で相手選手がDOGSOを取られて一発退場。日本は11vs10の戦いとなり、ブロックを作ってくる相手に対してさらに苦しむ形となった。 ゴールレスで迎えた後半は、[3-4-3]にシステムを変更。すると、選手の距離感が良くなったこともあり、徐々にボールをつなげることに。すると田中美南、浜野まいか、藤野あおば、植木理子と前線の4人がゴールを奪い、4-0で勝利を収めた。 試合後、長谷川はゲームを振り返り、前半は最悪の出来だったと振り返った。 「4-0という結果自体はパリの大会に向けて勢いづくと思いますが、前半は特に課題が多い試合になったなというのが正直なところです」 「自分自身、少し前目でプレーすることもあった中で、前で待つシーンが多かったなと思って、なかなかボールに触れずにリズムが出ないなというところでした」 「個人としても今までで最悪なぐらいの内容かなと思いましたが、後半はシステムを変えて少しボールを触れるようになった中で、リズムができてチャンスメイクは多少できたかなと思います。もっと早く前半から良いテンポで回せるように、システムなりポジションなり、立ち位置を考えてできれば良いなと思います」 「今回はチャレンジした部分も多いので、パリではそこまでの余裕もないので、しっかり考えてプレーしたいと思います」 システムが変わったこともあり、なかなか良い形でボールに触れていなかった長谷川だったが、後半はいつものポジションに戻り、しっかりとゲームメイク。後方の方がプレーはしやすいものの、前に入ってもしっかりとプレーしたいと反省した。 「もちろん後ろに下がった方が相手のプレッシャーもなくて余裕ができて簡単にプレーできると思いますけど、できれば狭いスペースでチャンスメイクできればと思っています」 「そもそもそこにボールが入るか入らないかというのがあるので、縦パスを入れるタイミングは相手が10人になって引いてきた部分もあったので難しかったですけど、縦パスを自分が入れる役なのか、受け手になるのかは、試合の流れを見ながらポジションを取っていければと思います」 試合中にはMF長野風花や前半はアンカーに入っていたDF熊谷紗希らと何度もコミュニケーションを取っていた。 特に前半は修正に苦労していたが「前半は相手が11人の時はポゼッションされてボールを持たれた感覚があって、思っていたよりも繋いでくる印象でした」と振り返り、「1トップで追いきれない時に自分が前に行って2トップにする感じで柔軟性を持ちました」と、自身がサポートに入ることで活路を見出そうとしていたという。 また数的優位になってからのプレーについては「カウンターっていうのが自分たちのリスクがなくなった中で、ブロックが敷かれると難しく、最近はそういう戦い方はしていないなと思いました」と、なかなか引いた相手と戦うことがなく、戸惑ったとコメント。「前半は本当に苦労したなと思いますし、ボールを触れない時間帯が多かったなと思います。11人でやりたかった部分はありますけど、本大会でこういう試合もあり得ると思うので、そういう点では大会前の一番大事な試合で良い試合になったと思います」と、想定外のことも起こったものの、その確認が本大会前にできたことをポジティブに捉えた。 この試合では藤野の直接FKなど、セットプレーも機能した。長谷川は「セットプレーというのは代表活動で力を入れてきているというか、色々なパターンを練習でやっているので、それが出たと思いますし、狙い通りの得点が決められたと思います」とコメント。「本大会ではセットプレーがカギになると思うので、続けていければ良いかなと思います」と、自分たちのものにしたいとした。 残り10日で開幕を迎えるパリ・オリンピック。「自分たちの頭の整理が大事だと思います」と、残りの日々の大切さを語る長谷川。「残り10日で、強度はまだ足りなかったと思うので、一対一は個人が突き詰めていきながら、チームとしては戦術の整理、いくつかある中でのプレー選択をしっかりやれていければ良いかなと思います」と語り、これまで長らくプレーしてきた選手たちと池田太監督と共に、最高の姿をパリで見せることを約束した。 2024.07.13 21:05 Sat4
「幸せで興奮している」初の五輪でリベンジ達成、スペイン女子代表監督はなでしこジャパンを称える「素晴らしいライバル」
スペイン女子代表のモンセ・トメ監督が、なでしこジャパンとの戦いを振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 25日、パリ・オリンピックの女子サッカーが開幕。スペイン女子代表は、なでしこジャパンと初戦で対戦した。 2023年の女子ワールドカップ(W杯)女王として臨む今大会。スペインにとっては初のオリンピックとなる中、そのW杯で敗れた日本との対戦となった。 試合はスペインのペースで入る中で、日本もカウンターからチャンスを作っていくことに。すると13分に藤野あおばにFKを決められて日本に先行を許す展開となる。 それでもチャンスを作っていたスペインは、22分にはボックス付近でボールを繋ぐと、上手くラインを抜けたアイタナ・ボンマティにパスが通り、GKとの一対一を制して同点に追いつく。 1-1で迎えた後半、スペインは再び押し込む中、日本も持ち直して反撃に。それでも74分に左サイドから崩すと、最後はマリオナ・カルデンテイがネットを揺らして逆転に成功。2-1で勝利し、日本にW杯のリベンジを果たした。 オリンピックで初勝利を収めたスペイン女子代表。モンセ・トメ監督は、勝利を喜び、ライバルである日本戦に向けてしっかりと準備をし、パフォーマンスを出せたとした。 「幸せで興奮しており、次に取り組む意欲が湧いてきた。私たちはこの試合に向けて長い間準備し、日本をマークしていた」 「好調なスタートを切り、彼女たちが素晴らしいライバルであることはわかっていて、それを示していた。私たちは最善を尽くさなければならなかった」 「試合を進めていくうちに、次の試合に向けてコンディションが良くなっていくのはわかっている」 また、リベンジを果たした中で、日本の手強さについても言及。難しさもある中で、チームがしっかりと勝利できたことを喜んだ。 「日本が素晴らしいプレッシャーをかけてきたことは事実で、私たちも最初は少し不安定だったが、その後はなんとか勝利することができた。何よりも、彼女たちは私たちに対してゴールを決め、私たちは逆転できた」 「すでにチャンスもあり、チームは試合に対して異なるアプローチをしていたので、私たちは勝利した」 2024.07.26 13:25 Fri5