ダービーは引分けばかり…/原ゆみこのマドリッド

2024.10.01 20:00 Tue
©Real Madrid
「探し回るのも面倒だしなあ」そんな風に私が考え込んでいたのは月曜日、朝のコーヒーを飲もうと、行きつけの近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に寄った際、レアル・マドリー、アトレティコ同時開催となる水曜のCL2節アウェイ戦はマドリーの方を流す予定と、店員さんに聞いた時のことでした。いやあ、数シーズン前もマドリッドの両雄がCLグループリーグの同じ曜日組となり、その時は店内にTVを2台持つ、以前の行きつけだったバルにアトレティコの試合も映してくれるように頼んで乗り切ったんですけどね。

今やその店もオーナーが変わって、お願いが効くかどうかわからない上、セントロ(市内中心部)のバルは9分9厘、集客を考えて、マドリーの試合を優先するのが相場。そこでふと思ったのが、ええ、今季のアトレティコもアウェイ弱者状態が絶賛継続中ですからね。だったら、ほぼ試合の終盤近くまで、タラタラしている彼らに奇跡の土壇場ゴールが生まれるのを祈ることになるであろう、ベンフィカ戦でイライラマックスになるより、CL絶対王者様のリール戦の生中継を見てゴールを楽しんだ後、サッカー番組でサマリーをチェックした方がずっと、心の健康にはいい?

まあ、そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢のリーガがどうだったのか、お伝えしていくことにすると、ミッドウィーク開催の7節の後は再び、ダブルダービー節が到来。といっても今回は土日に分かれたため、私も梯子はする必要がなかったんですが、それがダービーの結果は1週間前とまったく同じでねえ。おまけに土曜のヘタフェvsアラベス戦とラージョvsレガネス戦が続きの時間帯開催だったため、コリセウムからエスタディオ・バジェカスへの移動時間を考えて、ヘタフェの方をパスすることにしたところ…。
しっかりやられました。いえ、その日も梯子してきた、バジェカスで隣の席に座った顔馴染みのイギリス人記者によると、試合内容は最悪だったようなんですけどね。ただ、そんなことはスポーツ紙の速報ではわからず、前半42分にアランバリのFKがプロテソーニに当たって、先制点を挙げたヘタフェは後半13分、今度はアルデレテのシュートがエリア内でトニ・マルティネスの腕で弾かれ、PKをゲット。ルイス・ミジャがしっかり決めて、2-0でボルダラス監督のチームが今季初勝利を挙げたのを単純に喜んでいた私だったんですが、確かに後でレポートなどを読むと、双方、合わせてファールが41回もあったそうな。

中にはスペイン語がまだ不自由なウチェ(RFEF1部/実質3部のセウタから移籍)のように先週、ESPN(アメリカのスポーツ専門TV局)のインタビューに応じて、「スペインの審判はとても悪い。自分がいくら倒されてもファールを取ってくれず、他の選手は取っている」と抗議。アンヘル・トーレス会長やボルダラス監督が一生懸命、まだリーガ1部に来たばかりで適応中だからとフォローすることになったんですが、その甲斐があったんでしょうか。先制点のキッカケとなったファールは彼が受けたものでしたし、前半ロスタイムにエリア内でハンドの判定をされた際も、VAR(ビデオ審判)見直しでペナルティでなくなるとは運がいい。
ただ、相手のアラベスもミッドウィーク開催のマドリー戦で終盤のゴールで3-2まで追い上げた直後だっただけに、疲れて果てていた可能性もありますしね。「ウチは2ゴール挙げたし、3、4点目も取れそうだった。Este es el camino/エステ・エス・エル・カミーノ(これが辿るべき道だ)」と、ボルダラス監督が胸を張っていたのはちょっと、違う気もしないではないんですが、まあそれはそれ。

その日はとうとう、マドリーのアメリカサマーツアー中にケガした足首が完治しないまま来た大型FWアルバロ・ロドリゲス(RMカスティージャからレンタル)も数分ですが出場して、ヘタフェデビューを果たしましたし、プレシーズンは1人もいなかったCFも今ではベルトゥ(スタット・レンヌからレンタル)、ヒザの半月板損傷から完全復帰したボルハ・マジョラルと3人までに増加。となれば、たとえ相手はローテーションに失敗した首位バルサに4-2で今季初黒星をつけたばかりとはいえ、この土曜にオサスナをコリセウムに迎えるホーム連戦でも勝利が期待できるかもしれませんね。

そしてラージョの方はというと、いやあ、どういう訳か、キックオフ時間を午後4時45分と思っていた私が余裕と思ってスタンドに着いた時には何故か、すでにプレー中。実は4時15分開始だったという呆けをかましてしまったんですが、大丈夫。前半8分、カメージョが敵陣でロベルト・ロペスのパスをカットし、パリ五輪決勝フランス戦延長戦で掴んだ1対1の極意を発揮して、GKドミトロビッチを破るのには間に合ったから。

とはいえ、前半はそれ以上、スコアは動かず、うーん、ラージョはハメス・ロドリゲスが待望の先発デビュー、レガネスもエースとして期待されて入団したハラー(ドルトムントからレンタル)がスタメンに戻っていたんですけどね。1-0で始まった後半2分、カメージョのスルーパスから、デ・フルートスがクルリと回って決めたゴールもオフサイドで認められず、追加点が奪えなかったラージョは何と、9分にはロシエルの折り返しを好調ファン・クルスにワンタッチで決められて、同点に追いつかれてしまうことに。

その後は両チーム共、順次、選手をリフレッシュしていったものの、GKバタジャとドミトリビッチの活躍もあって、どちらも勝ち越しゴールを奪うには至らず。最後は1-1で痛み分けしたんですが、レガネスなどはこの2週末連続弟分ダービー、どちらもアウェイだったにも関わらず、勝ち点1ずつゲットできましたからね。お隣さんのヘタフェには勝ち点で並ばれたものの、どちらも降格圏外というのもあって、ボルハ・ヒメネス監督もかなり満足していたようでしたが、先輩格のラージョのイニゴ・ペレス監督はアトレティコとドローした時と違って、かなり渋い顔。

ええ、ミッドウィークの前節、引分けたジローナ戦でハメスを出場させなかったことに対し、コロンビア人ファンから大量の批判が向けられたのを考慮したか、この日はスタメンとして起用したものの、やはり監督の言葉通り、夏のバケーションが長かった当人のフィジカル不足も露呈してしまいましたしね。それでもこの試合のMVPがハメスだったのはファン投票故のご愛敬ですが、ホームでの白星が少ないのは昨季から続く彼らの課題。おかげで引分けなのに試合後、選手たちはブカネーロス(ラージョのウルトラグループ)のスタンド前に立たされて、何か説教みたいなのを聞かされていたんですが、いやあ。

ちなみに今週はミッドウィークの試合もなく、しっかり準備のできる弟分たちなんですが、金曜にはもう、レガネスはブタルケにバレンシアを迎えることに。ラージョは土曜にアウェイのバジャドリー戦となりますが、どちらも幸い、相手は降格圏にいる不調なチーム。その後は10月の各国代表戦で2週間のparon(パロン/リーガの停止期間)に入るため、ここはガッチリ、勝ち点を増やして、一休みできるといいのですが。

え、それで待望のマドリー本家ダービーの方はどうだったのかって?もちろん、昨季のようにポンポン、アトレティコのゴールが決まって、3-1で快勝するなんてこと、そうそうあるはずないのはわかっていたので、私もあまり大きな期待を抱かないようにして、メトロポリターノに向かったんですけどね。それでもキックオフ前には「Hasta el fin de mis dias/アスタ・エル・フィン・デ・ミス・ディアス(自分の最後の日まで)」と書かれた大幕と共に、300人程のマドリーファンが占めるビジター区画を除き、全スタンドが赤と白のモザイクを掲げ、バックスタンドの中央にはクラブの紋章モザイクも現れるという、いかにもビッグマッチにふさわしい演出はあったものの…。

うーん、エムバペが前節アラベス戦で太ももを負傷し、前線がビニシウスとロドリゴの2枚に減ったマドリーに対して、シメオネ監督はセロート、フリアン・アルバレス、グリーズマンのFW3人を並べる強気なスタメンで挑んだんですけどね。前半は昨季の失敗から学んだアンチェロッティ監督のチームが抑え気味だったのと、フリアン・アルバレス、セルロート、バルベルデ、ベリンガムらのシュートをしっかりオブラク、クルトワの両GKがセーブしたため、スコアレスドローのまま、ハーフタイムに入ることに。

そして迎えた後半頭から、前節のセルタ戦でも最初に交代しながら、この日も控えスタートだったコケがモリーナに代わって入ったアトレティコだったんですが、セルロートもいいところを見せられずに10分にはもう、サムエル・リノと交代。これで少しは動きが出るかと思いきや、19分、ル・ノルマンがエリア前でビニシウスを倒し、FKを献上したところ、モドリッチがビニシウスに繋ぎ、そのクロスでミリトンに先制ゴールを決められてしまったから、さあ大変!でもそれは単に先制されてしまったということだけではなかったんです。

そう、当然ながら、この時、反対側のゴールで味方が得点するのを見ていたクルトワだったんですが、まあ確かに若い頃、アトレティコにいたため、チェルシーを経て、お隣さんに入ってから、一部のアトレティコファンには目の敵にされていた彼だったんですけどね。この日も試合前のアップの時から、pito(ピト/ブーイング)を浴び、あまつさえ、そのFKのプレーの直前には、「Courtois Muerete!/クルトワ・ムエレテ(死んじまえ)」と、背にしたfondo sur/フォンド・スール(南側ゴール裏)に陣取るフレンテ・アトレティコ(ウルトラのグループ)から歌われていたせいもあったか、つい、そっちに向けて拳を突き出し、ゴールを祝ったのが運の尽き。

いや別にアトレティコファンを侮辱するような言葉を吐いた訳ではなく、単に「Vamos!/バモス(さあ行くぞ)」と言っただけだったようなんですが、何をやっても反感を買う選手というのはどこにでもいるもの。おかげでゲームは0-1でリスタートしたんですが、クルトワがゴールキックをしようとした際、観客席からライターが飛び始め、当人は証拠を持って主審に報告。止めるようにと場内アナウンスも入ったものの、事態はエスカレートするばかりでねえ。しばらくペットボトルなどのゴミ拾い役に徹していたクルトワでしたが、コケやヒメネス、そしてシメオネ監督までスタンドに近づき、ウルトラたちに自制するように頼んだのも空しく、とうとう主審が10分間の試合中断を宣言。選手たちもスタッフもロッカールームに帰されてしまうんですから、ひどいもんじゃないですか。

クルトワがピッチからいなくなれば、もちろん、エキサイトしていたウルトラたちが物を投げ込むこともなくなったんですが、でもお、このまま中止になったら、アトレティコは敗戦確定なんですよ。私も一体、どうなることかと見守っていたところ、幸い20分程して、試合は再開に。それが意外なことに、この中断は失点した、追いつかなくちゃと、パニクッていたアトレティコの選手たちを落ち着かせる効果があったようで、ええ、後でシメオネ監督も「Nos vino bien el incidente porque luego el equipo entró y jugó de otra manera/ノス・ビノ・ビエン・エル・インシデンテ・ポルケ・ルエゴ・エル・エキポ・エントロ・イ・フゴ・デ・オトラ・マネラ(中断はウチにとって、良かった。その後、チームは違う方法でプレーできたから)」と言っていたんですけどね。

後半23分からのプレーとなったところ、すぐにギャラガーをコレアに交代、フリアン・アルバレスとレイニウドもリケルメはともかく、所謂マドリーでは前節アラベス戦でデビューしたバジェホのような立ち位置にある、今季初出場のハビ・ガランと代わったのを見た時には、ええ、この夏目玉の新戦力は全部引っ込んでしまいましたからね。もしや、シメオネ監督はこの試合捨てたのかと疑ってしまったんですが、とんでもない。モドリッチ、ビニシウス、ロドリゴがルーカス・バスケス、エンドリック、フラン・ガルシアに代わり、最後は両サイドダブルSBで1点を守りにきたマドリーに対して、何とロスタイム5分にまた奇跡が起こったんですよ。

そう、ガランが左サイドから送ったスルーパスをコレアが受け取り、そのまま突進すると、クルトワを乗り越え、更には上からミリトンに乗りかかれながらもゴールを入れてしまったから、ビックリしたの何って。いえ、その直後にはオフサイドで無効にされながら、VAR判定で同点になったため、チームやファンのお祝いには時間差があったんですけどね。その1分後にはジョレテンがフラン・ガルシアの脚を蹴って、これもVARモニター判定でイエローから、レッドにカードの色が変わり、退場となってしまったのは何ですが、最後はル・ノルマンとチュアメニが頭をぶつけ合い、その治療が終わったところで試合は終了。アトレティコはまたしても土壇場の得点で敗戦を免れることに(最終結果1-1)。

ただ、やっぱりクルトワ事件は試合後も尾を引いて、コケなども「Hemos hecho lo mismo, damos una vuelta entera a todo el estadio/エモス・エッチョー・ロ・ミスモ、ダモス・ウナ・ブエルタ・エンテーラ・ア・トードス・エル・エスタディオ(ボクらは同じことをやっただけ。場内一周をしただけさ)」と言っていたように、応援を感謝するために、いつものように最初にウルトラたちの席の前に選手全員で行ったのが、他のスタンドのファンの怒りを買ってねえ。場内にはかなり、ブーイングが響いていたんですが、もっと驚かされたのはシメオネ監督のコメントだったかと。

ええ、「ファンたちはクルトワに挑発されたと言っていた。物の投げ込みは正当化できないが、también se puede sancionar a los que provocan/タンビエン・セ・プエデ・サンシオナール・ア・ロス・ケ・プロボカン(挑発する者にも罰を与えるべき)」って、いや、それは少々、矛先逸らしでは?実際、ウルトラの問題に関してはアトレティコも痛しかゆしなところがあって、2年程前のシーズン、フレンテ・アトレティコが応援ストをした時には本当にスタンドが静かになってしまいましたからねえ。それを考えると、単純に追い出せばいいという訳にもいかず、とりあえず、今回の件ではクラブも粛々と、リーガやサッカー協会の処分や罰金を受け入れるしかないんですが…。

そして週明けには両チーム共、しっかりCL仕様になって、水曜午後9時(日本時間翌午前4時)からのCL2節に向けての練習が始まったんですが、マドリーには全治3週間と言われていたエムバペが速攻で回復。リール戦用の遠征リストに入るという朗報があったのに対して、アトレティコは9月のU21代表でケガをしてきたバリオスがついにチーム練習に参加したという話も。こちらはまだ、試合に出られる状態なのかわかりませんが、マドリー、アトレティコ、揃って白星発進のいい流れを継続できたらいいですよね。

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アトレティが大激怒!! あのレジェンドの記念プレートをめちゃくちゃにする

▽盛大なイベントが行われたワンダ・メトロポリターノのこけら落としだったが、アトレティ(アトレティコ・マドリーのサポーター)たちにとっては絶対に許せない“事件”が起きていたようだ。スペイン『アス』が報じた。 ▽アトレティコ・マドリーは昨シーズン限りで、約50年以上にわたりホームスタジアムとして使用してきたビセンテ・カルデロンに別れを告げ、今シーズンからワンダ・メトロポリターノに拠点を移した。 ▽今月16日、ついに新スタジアムのこけら落としが行われ、およそ12時間にも及ぶイベントを開催。迎えたリーガエスパニョーラ第4節のマラガ戦では1-0で勝利して、新たな船出を飾っている。 ▽しかしこの盛大なイベントの裏側で、アトレティたちが激怒する事件が発生したという。それは、スタジアムの西側に設置された、“ウォーク・オブ・レジェンド”で起きたようだ。 ▽アトレティコは、クラブで100試合以上に出場した159名にのぼる過去の選手たちを紹介した記念プレートをスタジアムの道に埋め込んでいる。その中の一枚に1981年から1985年までアトレティコで活躍したウーゴ・サンチェス氏のプレートもあったようだ。 ▽しかしウーゴ・サンチェス氏と言えば、アトレティコからレアル・マドリーへ移籍し、4度のピチーチ(得点王)を獲得するなどライバルチームで活躍した、いわば“敵”のような存在。アトレティコで100試合以上に出場したとはいえ、新スタジアムの道にウーゴ・サンチェス氏のプレートが刻まれていることが気に食わなかったようで、アトレティたちはこのプレートにごみを投げつけ、踏みつけ、クラブのステッカーを張り付けるなどやりたい放題。そのため、ウーゴ・サンチェス氏のプレートだけが、かなり年季の入った姿に変わり果てたようだ。 2017.09.19 09:52 Tue
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レーティング: ユベントス 3-0(AGG:3-2) アトレティコ・マドリー《CL》

チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグ、ユベントスvsアトレティコ・マドリーが12日に行われ、3-0でユベントスが勝利した。この結果、ユベントスが2戦合計スコアを3-2とし、逆転でベスト8へ進出している。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽ユベントス採点<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190313_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 1 シュチェスニー 5.5 枠内シュートは0。クロスボールの処理でミスはなかった DF 23 ジャン 6.5 本職でないセンターバックながら3バックの右に入りモラタを封殺 19 ボヌッチ 6.5 高精度のロングフィードで攻撃の起点に。守備面でもモラタに仕事をさせず 3 キエッリーニ 6.5 公式戦500試合出場。前に出ての積極的な潰しが効いていた MF 20 カンセロ 6.5 右サイドで高い位置を取って2点目をアシスト。左サイドも無難にこなす 33 ベルナルデスキ 7.0 C・ロナウドのゴールをアシストしPK獲得と殊勲の活躍 5 ピャニッチ 6.5 正確な配球でゲームをコントロール 14 マテュイディ 6.5 幅広く動いて攻守に活躍 37 スピナッツォーラ 6.0 CLデビュー。初の大舞台も臆せず高い位置を取って攻撃の起点に (→ディバラ 5.5) キープ力を駆使して終盤の時間稼ぎに貢献 FW 17 マンジュキッチ 5.5 空中戦のターゲットとなるも潰された (→ケアン -) 7 C・ロナウド 8.0 有言実行のハットトリック。CL男の真骨頂を発揮 監督 アッレグリ 7.0 主力を数名欠く中、3バックを採用し見事に逆転突破 ▽アトレティコ・マドリー採点<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190313_2_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 13 オブラク 5.5 2失点目はあと一歩で防げそうだった DF 4 S・アリアス 6.0 スピナッツォーラをケアしオーバーラップも見せた (→ビトロ -) 24 ホセ・ヒメネス 5.5 ゴディンと共に壁となっていたが、2失点目はC・ロナウドを離してしまった 2 ゴディン 6.0 ゴール前で文字通り壁になっていた 20 フアンフラン 5.0 フィリペ・ルイスの代役。不慣れな左サイドバックでの起用となったが、1失点目はC・ロナウドに競り負ける MF 6 コケ 6.0 献身的な守備でサイド攻撃を封じる 14 ロドリゴ・エルナンデス 6.0 冷静な展開力で時間を作った 8 サウール 5.5 守備に追われる展開だった 11 レマル 5.0 守備に追われたまま後半序盤に交代 (→コレア 5.0) 仕掛けのプレーで攻撃にアクセントを付けたが、痛恨のPK献上 FW 7 グリーズマン 5.0 アクセントを付けるようなプレーはほぼなかった 22 モラタ 5.0 ジャンとボヌッチに潰された。前半終了間際のヘディングシュートを決めたかった 監督 シメオネ 5.0 こちらも主力を数名欠いたが、トーマス、ジエゴ・コスタ、フィリペ・ルイスらの不在は大きかった ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! C・ロナウド(ユベントス) 文句なしでのMOM選出。打点の高いヘディングシュートで2ゴールを叩き込み、プレッシャーのかかるPKを決めてチームをベスト8に導く。 ユベントス 3-0 アトレティコ・マドリー 【ユベントス】 C・ロナウド(前27) C・ロナウド(後3) C・ロナウド(後41[PK]) ※2戦合計スコア3-2でユベントスがベスト8進出 2019.03.13 07:09 Wed

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