今季のプレミア出場GK全26人のセーブ率は?1位と最下位はまさかの同チーム!
2020.11.16 17:30 Mon
第8節までを終えた2020-21シーズンのプレミアリーグ。昨季王者リバプールのアストン・ビラへの2-7の大敗や、マンチェスター・ユナイテッドがトッテナムに1-6と記録的大敗を許すなど、守備が崩壊する試合が多く、全てのクラブが少なくとも1試合で3失点以上を記録している。コロナ禍により昨季終了から充分な休息が取れていないことやVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるPKの増加など、様々な要因が考えられるが、このような状況下で、高いレベルのパフォーマンスを見せるGKと、そうでないGKがはっきりと分かるデータを『FBref.com』が紹介している。
『FBref.com』のデータによると、今季プレミアリーグに出場したGK全26人の内、最も高いセーブ率(被枠内シュートに対するセーブ数の割合)を記録しているのは、今夏にスタッド・レンヌからチェルシーに加入したセネガル代表GKエドゥアール・メンディで、85.7%(被枠内シュート:7、セーブ:6)だった。
その優秀さはクリーンシート数にも表れており、メンディは出場したリーグ戦4試合で3つのクリーンシート(無失点試合)を記録。ポジションを争うライバルであるスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(クリーンシート0回)に水をあける活躍を見せている。
セーブ率でもケパは57.1%(被枠内シュート:14、セーブ:8)で、全体の19位タイに沈んでいる。これは今季不安定な守備を見せるリバプールの守護神であるブラジル代表GKアリソン・ベッカー(被枠内シュート:14、セーブ:8)と同率の数字になっている。
しかし、それでも長年リーグ最高のGKの座を守ってきたマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの52.4%(被枠内シュート:21、セーブ:12)よりは上の数字となっており、デ・ヘアの今季の調子の悪さが伺える結果となった。
一方で、アーセナルのドイツ代表GKベルント・レノは67.7%(被枠内シュート:31、セーブ:22)で、11位となっている。ちなみに最下位の26位には、1試合の先発出場で、被枠内シュート3本に対して3失点を許し、セーブ率0%となっているチェルシーの元アルゼンチン代表GKウィルフレッド・カバジェロが入っている。
◆プレミアリーグセーブ率ランキング
※被枠内シュートはGKによるセーブ以外にも、DFによりブロックされたシュートも含まれる
1位:エドゥアール・メンディ(チェルシー):85.7%(被枠内シュート:7/セーブ:6)
2位:カール・ダーロー(ニューカッスル):75%(被枠内シュート:48/セーブ:35)
2位:エデルソン(マンチェスター・シティ):75%(被枠内シュート:20/セーブ:14)
4位:アルフォンス・アレオラ(フルアム):74.4%(被枠内シュート:39/セーブ:29)
5位:ウーゴ・ロリス(トッテナム):72.7%(被枠内シュート:22/セーブ:17)
6位:ルイ・パトリシオ(ウォルバーハンプトン):72%(被枠内シュート:25/セーブ:19)
7位:カスパー・シュマイケル(レスター・シティ):71.9%(被枠内シュート:32/セーブ:23)
8位:ビセンテ・グアイタ(クリスタル・パレス):71%(被枠内シュート:31/セーブ:21)
9位:アーロン・ラムズデール(シェフィールド・ユナイテッド):70.8%(被枠内シュート:48/セーブ:33)
10位:エミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ):70%(被枠内シュート:30/セーブ:20)
◆堂々の1位はこの男!
『FBref.com』のデータによると、今季プレミアリーグに出場したGK全26人の内、最も高いセーブ率(被枠内シュートに対するセーブ数の割合)を記録しているのは、今夏にスタッド・レンヌからチェルシーに加入したセネガル代表GKエドゥアール・メンディで、85.7%(被枠内シュート:7、セーブ:6)だった。
その優秀さはクリーンシート数にも表れており、メンディは出場したリーグ戦4試合で3つのクリーンシート(無失点試合)を記録。ポジションを争うライバルであるスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(クリーンシート0回)に水をあける活躍を見せている。
しかし、それでも長年リーグ最高のGKの座を守ってきたマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの52.4%(被枠内シュート:21、セーブ:12)よりは上の数字となっており、デ・ヘアの今季の調子の悪さが伺える結果となった。
その他、安定した活躍を見せるトッテナムのフランス代表GKウーゴ・ロリスが72.7%(被枠内シュート:22、セーブ数:17)で5位に入っている他、10位に沈むマンチェスター・シティのブラジル代表GKエデルソンは75%(被枠内シュート:20、セーブ:14)で2位タイに入る活躍を見せている。
一方で、アーセナルのドイツ代表GKベルント・レノは67.7%(被枠内シュート:31、セーブ:22)で、11位となっている。ちなみに最下位の26位には、1試合の先発出場で、被枠内シュート3本に対して3失点を許し、セーブ率0%となっているチェルシーの元アルゼンチン代表GKウィルフレッド・カバジェロが入っている。
◆プレミアリーグセーブ率ランキング
※被枠内シュートはGKによるセーブ以外にも、DFによりブロックされたシュートも含まれる
1位:エドゥアール・メンディ(チェルシー):85.7%(被枠内シュート:7/セーブ:6)
2位:カール・ダーロー(ニューカッスル):75%(被枠内シュート:48/セーブ:35)
2位:エデルソン(マンチェスター・シティ):75%(被枠内シュート:20/セーブ:14)
4位:アルフォンス・アレオラ(フルアム):74.4%(被枠内シュート:39/セーブ:29)
5位:ウーゴ・ロリス(トッテナム):72.7%(被枠内シュート:22/セーブ:17)
6位:ルイ・パトリシオ(ウォルバーハンプトン):72%(被枠内シュート:25/セーブ:19)
7位:カスパー・シュマイケル(レスター・シティ):71.9%(被枠内シュート:32/セーブ:23)
8位:ビセンテ・グアイタ(クリスタル・パレス):71%(被枠内シュート:31/セーブ:21)
9位:アーロン・ラムズデール(シェフィールド・ユナイテッド):70.8%(被枠内シュート:48/セーブ:33)
10位:エミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ):70%(被枠内シュート:30/セーブ:20)
11位:ベルント・レノ(アーセナル):67.7%(被枠内シュート:31/セーブ:22)
12位:サム・ジョンストン(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン):67.4%(被枠内シュート:46/セーブ:32)
13位:ロビン・オルセン(エバートン):66.7%(被枠内シュート:3/セーブ:2)
14位:アレックス・マッカーシー(サウサンプトン):65.6%(被枠内シュート:32/セーブ:20)
15位:ニック・ポープ(バーンリー):64.5%(被枠内シュート:31/セーブ:21)
16位:ジョーダン・ピックフォード(エバートン):62.5%(被枠内シュート:32/セーブ:20)
17位:ウカシュ・ファビアンスキ(ウェストハム):6%(被枠内シュート:25/セーブ:16)
18位:イラン・メリエ(リーズ・ユナイテッド):59.4%(被枠内シュート:32/セーブ:20)
19位:アリソン・ベッカー(リバプール):57.1%(被枠内シュート:14/セーブ:8)
19位:ケパ・アリサバラガ(チェルシー):57.1%(被枠内シュート:14/セーブ:8)
21位:ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド):52.4%(被枠内シュート:21/セーブ:12)
22位:ロベルト・サンチェス(ブライトン):50%(被枠内シュート:2/セーブ:1)
23位:マシュー・ライアン(ブライトン):43.8%(被枠内シュート:16/セーブ:8)
24位:アドリアン(リバプール):43.8%(被枠内シュート:16/セーブ:7)
25位:マレク・ロダーク(フルアム):40%(被枠内シュート:5/セーブ:2)
26位:ウィルフレッド・カバジェロ(チェルシー):0%(被枠内シュート:3/セーブ:0)
12位:サム・ジョンストン(ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン):67.4%(被枠内シュート:46/セーブ:32)
13位:ロビン・オルセン(エバートン):66.7%(被枠内シュート:3/セーブ:2)
14位:アレックス・マッカーシー(サウサンプトン):65.6%(被枠内シュート:32/セーブ:20)
15位:ニック・ポープ(バーンリー):64.5%(被枠内シュート:31/セーブ:21)
16位:ジョーダン・ピックフォード(エバートン):62.5%(被枠内シュート:32/セーブ:20)
17位:ウカシュ・ファビアンスキ(ウェストハム):6%(被枠内シュート:25/セーブ:16)
18位:イラン・メリエ(リーズ・ユナイテッド):59.4%(被枠内シュート:32/セーブ:20)
19位:アリソン・ベッカー(リバプール):57.1%(被枠内シュート:14/セーブ:8)
19位:ケパ・アリサバラガ(チェルシー):57.1%(被枠内シュート:14/セーブ:8)
21位:ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド):52.4%(被枠内シュート:21/セーブ:12)
22位:ロベルト・サンチェス(ブライトン):50%(被枠内シュート:2/セーブ:1)
23位:マシュー・ライアン(ブライトン):43.8%(被枠内シュート:16/セーブ:8)
24位:アドリアン(リバプール):43.8%(被枠内シュート:16/セーブ:7)
25位:マレク・ロダーク(フルアム):40%(被枠内シュート:5/セーブ:2)
26位:ウィルフレッド・カバジェロ(チェルシー):0%(被枠内シュート:3/セーブ:0)
アリソン・ベッカー
ダビド・デ・ヘア
ウーゴ・ロリス
エデルソン
ベルント・レノ
ウィルフレッド・カバジェロ
カール・ダーロウ
アルフォンス・アレオラ
ルイ・パトリシオ
カスパー・シュマイケル
ビセンテ・グアイタ
アーロン・ラムズデール
サム・ジョンストン
ロビン・オルセン
アレックス
マッカーシー
ジョーダン・ピックフォード
ウカシュ・ファビアンスキ
イラン
ロベルト
マシュー・ライアン
アリソン・ベッカーの関連記事
記事をさがす
|
アリソン・ベッカーの人気記事ランキング
1
長期離脱から復帰のネイマールや中国からブラジルに戻ったMFオスカルもリスト入り、ブラジル代表候補メンバーが発表!【2026年W杯南米予選】
ブラジルサッカー連盟(CBF)は28日、3月の2026年北中米ワールドカップ南米予選に向けたブラジル代表の候補選手を発表。FWネイマール(サントス)も名を連ねた。 ここまで12試合を終えているW杯南米予選。ブラジルは低調なスタートとなり、ここまで5勝3分け4敗の5位と出遅れている。 3月には、4位のコロンビア代表(20日)、首位のアルゼンチン代表(25日)との対戦を控えている中、ドリヴァウ・ジュニオール監督は52名の予備登録メンバーを発表した。 国内外の選手を揃えた中、2023年10月を最後に長期負傷離脱していたFWネイマール(サントス)が1年5カ月ぶりにリスト入りした。また、上海海港を退団し古巣のサンパウロに復帰したMFオスカルは2016年10月以来となるリスト入りしている。 そのほか、FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)やDFマルキーニョス(パリ・サンジェルマン)、MFブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル・ユナイテッド)、GKアリソン・ベッカー(リバプール)なども順当にリスト入りしている。 今回発表されたブラジル代表候補メンバーは以下の通り。 <h3>◆ブラジル代表候補メンバー52名</h3> GK アリソン・ベッカー(リバプール/イングランド) ベント(アル・ナスル/サウジアラビア) エデルソン(マンチェスター・シティ/イングランド) ウーゴ・ソウザ(コリンチャンス) ルーカス・ペッリ(リヨン/フランス) ウェヴェルトン(パウメイラス) DF アレクサンドロ(リール/フランス) ルーカス・ベラウド(パリ・サンジェルマン/フランス) ダニーロ(フラメンゴ) ファブリシオ・ブルーノ(クルゼイロ) ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル/イングランド) レオ・オルティス(フラメンゴ) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン/フランス) ムリージョ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) アブネル・ヴィニシウス(リヨン/フランス) アレックス・サンドロ(フラメンゴ) アレックス・テレス(ボタフォゴ) ドド(フィオレンティーナ/イタリア) ドウグラス・サントス(ゼニト/ロシア) ギリェルメ・アラーナ(アトレチコ・ミネイロ) ヴァンデウソン(モナコ/フランス) ウェズレイ(フラメンゴ) MF アリソン(サンパウロ) アンドレ(ウォルバーハンプトン/イングランド) アンドレアス・ペレイラ(フルアム/イングランド) アンドレイ・サントス(ストラスブール/フランス) ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル・ユナイテッド/イングランド) エデルソン(アタランタ/イタリア) ジェルソン(フラメンゴ) ジョアン・ゴメス(ウォルバーハンプトン/イングランド) ジョエリントン(ニューカッスル・ユナイテッド/イングランド) ルーカス・モウラ(サンパウロ) ルーカス・パケタ(ウェストハム/イングランド) マテウス・クーニャ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ネイマール(サントス) オスカル(サンパウロ) FW アントニー(レアル・ベティス/スペイン) ブルーノ・エンリケ(フラメンゴ) エンドリッキ(レアル・マドリー/スペイン) エステヴァン・ウィリアン(パウメイラス) ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル/イングランド) ガレーノ(アル・アハリ/サウジアラビア) イゴール・ジェズス(ボタフォゴ) イゴール・パイシャオン(フェイエノールト/オランダ) ジョアン・ペドロ(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) ルイス・エンヒキ(ゼニト/ロシア) ハフィーニャ(バルセロナ/スペイン) ロドリゴ・ゴエス(レアル・マドリー/スペイン) サムエウ・リーノ(アトレティコ・マドリー/スペイン) サヴィーニョ(マンチェスター・シティ/イングランド) ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー/スペイン) ユーリ・アウベルト(コリンチャンス) 2025.03.01 21:57 Sat2
今季出場1試合のカリウスがニューカッスル退団へ…2022年に加入するも序列上がらず
ニューカッスルの元ドイツ代表GKロリス・カリウス(30)は、今シーズン限りで退団となるようだ。 カリウスは母国クラブのマインツで評価を高めると、2016年夏にリバプールへ移籍。正守護神としての働きが期待されていたが、いくつかの致命的ミスもあってGKアリソン・ベッカーが加入するとポジションを失い、ベシクタシュやウニオン・ベルリンへのレンタル移籍を繰り返すことになった。 2022年夏にリバプールを退団してフリーになると、同年9月にニューカッスルへ加入。GKニック・ポープ、GKマルティン・ドゥブラフカに次ぐ第3GKとして、これまで通算2試合に出場している。今季はポープが長期離脱となったことで多くの試合にベンチ入りしているが、唯一の公式戦出場となったプレミアリーグ第26節のアーセナル戦は4失点を喫しての大敗となった。 そんなカリウスとニューカッスルの契約は今シーズンまでとなるが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、契約延長とはならず退団が決定した模様だ。フリーとなるカリウスは、今夏の移籍市場で新天地を探すことになる。 なお、同じく今季でニューカッスルとの契約が満了となるイングランド人GKマーク・ギレスピー(32)については、クラブが1年延長のオプションを行使したと報じられている。 2024.04.27 17:55 Sat3
メッシがアリソン相手に見せた針の穴を通すようなパーフェクトFK【インクレディブル・ゴールズ】
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、リバプール相手に決めたゴールだ。 <div id="cws_ad">◆メッシがリバプール相手に見せた針の穴を通すようなパーフェクトFK <br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJqMWFmQ2hDZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> サッカー史上最高の選手の1人と名高いメッシ。相手DFを翻弄する変幻自在のドリブルからのゴールが目立つが、FKの名手でもあるメッシ。2019年5月1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、リバプール戦では完璧なFKを記録している。 序盤からインテンシティの高いゲームになったこの試合だったが、ホームのバルセロナがリバプールの一瞬の隙を突いて2点を先制。2-0でリードして迎えた82分、バルセロナがゴール正面でFKを得る。キッカーはメッシ。ゴール正面とは言え少し遠めからのFKとなったが、メッシの左足から放たれたシュートは鋭くカーブしながらゴール左上の隅へ。このシーズン絶好調だったGKアリソン・ベッカーが守るゴールマウスの中で、ここしか入らないという場所にピンポイントで完璧なFKを決めてみせた。 これで1stレグのスコアを3-0と、リバプールにとって絶望的なものとしたバルセロナ。このところ遠ざかっていたCL決勝進出に大きく近づいたように見られたが、アンフィールドで行われた2ndレグでは4-0と歴史的な大逆転劇を食らい、まさかの準決勝敗退を喫している。 2020.07.15 20:00 Wed4
CLで主将務めたアリソン、選手から選ばれた名誉に歓喜 「僕らには素晴らしいキャプテンがいるが…」
リバプールのブラジル代表GKアリソン・ベッカーがキャプテンを務めた喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 アリソンは24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループB第5節のポルト戦に先発。キャプテンのMFジョーダン・ヘンダーソンや副キャプテンのMFジェームズ・ミルナー、第3キャプテンのDFヴィルヒル・ファン・ダイクが揃ってスタメンから外れたことを受け、アームバンドを巻くことになった。 試合はターンオーバーを敢行しながらMFチアゴ・アルカンタラ、FWモハメド・サラーのゴールにより、リバプールが2-0で勝利。アリソンも初めてキャプテンを務めた試合を白星で飾っている。 公式サイトのインタビューで試合を振り返ったアリソンは選手たちの投票によってキャプテンを任せられた喜びを露わに。同時に、チームにはアームバンドを巻いていないだけで、高いキャプテンシーを備えた選手が何人も存在すると強調した。 「選手たちが、追加のキャプテンを選出するために投票をしたんだ。このチームでキャプテンを務められたことは僕にとって喜びであり、名誉なことだ。多くの名選手たちが務めてきたことだからね」 「僕たちには素晴らしいキャプテンがいる。でも、それだけではなくチームには腕にバンドを巻いていないリーダーもたくさんいるんだ。僕自身もそうだし、サディオ(・マネ)、モー(モハメド・サラー)、そしてすべての選手が重要な役割を担っている」 「チームにこうした選手たちがいて、リーダーシップを発揮し、必要なときには皆を前進させている。これは非常に重要だと思うよ」 また、アリソンはポルト戦で見事な先制点を決めたチアゴにも言及。卓越した技術を持つ同選手がチームメイトであることを大いに喜んでいる。 「とても美しいゴールだった。チアゴは本当になんて素晴らしい選手だろう。彼は自信に満ちており、チームのビルドアップや攻撃の局面で多くの貢献をしてくれるね」 「彼は良い意味でアグレッシブな選手であり、ディフェンス面でも常に貢献してくれている。賢い選手であり、常に良いポジションを取っているんだ。だから、彼が味方でいてくれて本当に良かったよ」 2021.11.26 17:44 Fri5