「明日はベストを尽くす」アンフィールドで大一番に臨むリバプール、スロット監督は前回圧倒されたPSGについて「最も完成度の高いチーム」
2025.03.11 17:30 Tue
CLでの大一番に気合いを示すアルネ・スロット監督
リバプールのアルネ・スロット監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での決戦を前に意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
前日記者会見に出席したスロット監督も、勝利のためには最高のパフォーマンスが必要だと断言。そのうえで、トップチーム同士の対戦を心待ちにしている姿勢を示した。
「PSGのパフォーマンスに驚きはなかったが、大いに感銘を受けた。彼らの試合はたくさん観戦したが、プレーの激しさ、チームの結束、中盤のローテーションには本当に感心させられたよ。非常に完成度が高く、よく管理され、先週の水曜日にもそれを経験した」
「(最高のパフォーマンスが必要かとの質問に)そうだ。相手はこれまで対戦した中で、最も完成度の高いチームだからだ。ルイス・エンリケは、対戦するのが容易ではないと思わせるプレーをさせている。彼は各選手から最高のパフォーマンスを引き出し、信じられないほどの運動量をチームにもたらしているんだ」
「だからこそ、明日はベストを尽くさなければならない。そして我々は、マンチェスター・シティとのアウェイ戦では全くボールを保持できなかったが、ホームでのシティ戦では全く異なるパフォーマンスを見せていた」
「今週のような状況はまったく夢に見ていなかった。チームを可能な限り最高の状態とさせるため、本当に、本当に、本当に一生懸命に取り組まなければならないとわかっているだけだ。それが、私がすべての試合でやろうとしていることでもある」
「先週のような試合の後は『寝ても良いかい、もっと試合を見なければならないか?』という気持ちになる。それでも我々は、明日何をすべきかということに集中している。今週は土曜日にサウサンプトンに勝ち、本当に良いスタートを切った。今は明日が楽しみだ。なぜなら、誰もがこのような試合、アンフィールドで2つの素晴らしいチームが対戦することを楽しみにしていると思うからだ」
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11日に行われるCLラウンド16・2ndレグでは、ホームにパリ・サンジェルマン(PSG)を迎えるリバプール。先週敵地で行われた1stレグでは、圧倒的に支配され何度もチャンスを作られながらGKアリソン・ベッカーの好セーブ連発でしのぎ、最終的にはハーヴェイ・エリオットのゴールによって1-0で勝利した。アドバンテージを得てアンフィールドでの2ndレグに臨めることとなったリバプールだが、1stレグの内容を考えると決して油断はできず。依然として、両チームにベスト8進出の可能性が残されている。「PSGのパフォーマンスに驚きはなかったが、大いに感銘を受けた。彼らの試合はたくさん観戦したが、プレーの激しさ、チームの結束、中盤のローテーションには本当に感心させられたよ。非常に完成度が高く、よく管理され、先週の水曜日にもそれを経験した」
「我々のプレーが下手だったと言う人もいるが、私はそうは思わない。彼らが非常に良いプレーをしたんだ。今シーズン、これほどのクオリティと激しさを兼ね備えたチームと対戦したことはなかった。とはいえ、我々ももっと良いプレーができるとは思う」
「(最高のパフォーマンスが必要かとの質問に)そうだ。相手はこれまで対戦した中で、最も完成度の高いチームだからだ。ルイス・エンリケは、対戦するのが容易ではないと思わせるプレーをさせている。彼は各選手から最高のパフォーマンスを引き出し、信じられないほどの運動量をチームにもたらしているんだ」
「だからこそ、明日はベストを尽くさなければならない。そして我々は、マンチェスター・シティとのアウェイ戦では全くボールを保持できなかったが、ホームでのシティ戦では全く異なるパフォーマンスを見せていた」
「今週のような状況はまったく夢に見ていなかった。チームを可能な限り最高の状態とさせるため、本当に、本当に、本当に一生懸命に取り組まなければならないとわかっているだけだ。それが、私がすべての試合でやろうとしていることでもある」
「先週のような試合の後は『寝ても良いかい、もっと試合を見なければならないか?』という気持ちになる。それでも我々は、明日何をすべきかということに集中している。今週は土曜日にサウサンプトンに勝ち、本当に良いスタートを切った。今は明日が楽しみだ。なぜなら、誰もがこのような試合、アンフィールドで2つの素晴らしいチームが対戦することを楽しみにしていると思うからだ」
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