PK戦の末にFAカップ敗退… アモリム監督「我々の日ではなかった」、ルーニーには「解説者になるのは簡単」と応戦
2025.03.03 08:30 Mon
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が2日にホームで行われ、PK戦の末敗れたFAカップ5回戦フルアム戦を振り返った。
前回王者のユナイテッドがプレミアリーグで9位に位置するフルアムをオールド・トラフォードに迎えた一戦。試合は前半終盤の追加タイムに課題のセットプレーから失点。
追う展開となったユナイテッドは71分にMFブルーノ・フェルナンデスのゴールで追いつき、延長戦に持ち込んだ。しかし120分で決着が付かず迎えたPK戦でフルアムGKベルント・レノに2本シュートを止められて敗れ、5回戦敗退となった。
アモリム監督は内容には手応えを感じつつ敗退を受け入れた。
「我々は非常に良いスタートを切ったと思う。ボールをうまく保持し、試合をコントロールしていたが、それをずっと維持することはできなかった。守備時にはラインを下げ、攻守の切り替えをスムーズに行うことができていた。今日は多くのチャンスを作ったと思う。PK戦では負ける可能性があり、今日は我々の日ではなかった」
「今季優勝できる、あるいは来季は優勝候補の最有力候補になれると考えるのは確かに甘い考えだ。現時点の状況は誰もがわかっていることだし、私も理解している。解説者になるのは簡単だ。私も引退直後は解説者になった。本当に簡単なことだとわかっている」
「我々の目標はプレミアリーグ優勝だ。偉大な栄光を過去に成し遂げたようにクラブとしてプレミアリーグで優勝することが目標だ。我々はもっと良い成績を収めたいと思っているが、今は困難な時期だ。私は甘い人間ではない。だからこそ40歳にしてマンチェスター・ユナイテッドの監督を務められているのだと思う」
前回王者のユナイテッドがプレミアリーグで9位に位置するフルアムをオールド・トラフォードに迎えた一戦。試合は前半終盤の追加タイムに課題のセットプレーから失点。
追う展開となったユナイテッドは71分にMFブルーノ・フェルナンデスのゴールで追いつき、延長戦に持ち込んだ。しかし120分で決着が付かず迎えたPK戦でフルアムGKベルント・レノに2本シュートを止められて敗れ、5回戦敗退となった。
「我々は非常に良いスタートを切ったと思う。ボールをうまく保持し、試合をコントロールしていたが、それをずっと維持することはできなかった。守備時にはラインを下げ、攻守の切り替えをスムーズに行うことができていた。今日は多くのチャンスを作ったと思う。PK戦では負ける可能性があり、今日は我々の日ではなかった」
また、ユナイテッドのレジェンドでプリマスの指揮官を昨年末に解任された、現在BBCで解説者を務めるウェイン・ルーニー氏に、目標がプレミアリーグ優勝と言うのは甘いと指摘されたことについては反論した。
「今季優勝できる、あるいは来季は優勝候補の最有力候補になれると考えるのは確かに甘い考えだ。現時点の状況は誰もがわかっていることだし、私も理解している。解説者になるのは簡単だ。私も引退直後は解説者になった。本当に簡単なことだとわかっている」
「我々の目標はプレミアリーグ優勝だ。偉大な栄光を過去に成し遂げたようにクラブとしてプレミアリーグで優勝することが目標だ。我々はもっと良い成績を収めたいと思っているが、今は困難な時期だ。私は甘い人間ではない。だからこそ40歳にしてマンチェスター・ユナイテッドの監督を務められているのだと思う」
ルベン・アモリムの関連記事
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
FAカップの関連記事
記事をさがす
|
ルベン・アモリムの人気記事ランキング
1
ユナイテッドを「史上最悪のチームかも」と評したアモリム監督…発言には疑問の声も「評論家のようだ」「誰もが弱いと知ってはいるが…」
元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が、マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が発したコメントを批判した。 今シーズン、中々不振から抜け出せずにいるユナイテッド。開幕から思うような結果を残せずにいると、3シーズン目を迎えていたエリク・テン・ハグ監督を昨年10月に解任した。 その後、クラブはスポルティングCPで辣腕を振るっていたアモリム監督を招へい。しかし、状況は厳しいままであり、先週末に行われたプレミアリーグ第22節ではブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に1-3の完敗。順位は13位に低迷しており、浮上のきっかけを掴めずにいる。 そのブライトン戦後、失望を露わにしたアモリム監督は「プレミアリーグ10試合で2勝。我々はマンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームかもしれない。(メディアが)見出しを欲しがっているのは知っているが、(最悪のチームと)認めて変える必要があるからこそ言うんだ。さあ、見出しをつけてくれ」とコメント。これが物議を醸すこととなった。 イギリス『スカイ・スポーツ』でキャラガー氏は、アモリム監督の発言を批判。確かに現在のユナイテッドは弱いとしつつ、他ならぬ指揮官が公の場でそれを認めるメリットはないと断じている。 「私はギャリー・ネビルほどマンチェスター・ユナイテッドの歴史に詳しいわけではないが、監督の発言としては最も奇妙で馬鹿げたものの一つだと言わざるを得ないだろう」 「なぜあんなコメントをしたのか…あれは私のような評論家の立場でするようなコメントだ。監督はそれに対して、擁護するべき立場だろう。彼があのコメントによって何を得るのか、どんな利益があるのかがわからない」 「我々は誰もが、マンチェスター・ユナイテッドは弱いチームだと知っている。彼らはホームでブライトンにまたも敗北した。厳しいシーズンであることも、弱いチームであることもわかっている。彼は気を緩めてしまったのだろう。そしてこのコメントは、残りのシーズン中ずっと彼の頭から離れないはずだ」 「彼は記者たちに『見出しをあげるよ』と言った。監督として、なぜそんなことをしたいのかが私にはわからない。チームが今後自信をつけるのには役立たないだろう」 「私が言いたいのは、監督は今からシーズン終了までロッカールームに入って、どこが相手でも勝つ自信を選手に与えられるよう鼓舞できるのかということだ。監督は、自分たちが史上最悪のチームの一つだと言ったのだからね。彼がそれで何を得られるのか、私にはまったくわからない」 2025.01.21 17:20 Tue2
「モウリーニョ時代がいかにマトモだったか...」史上最悪?ユナイテッドがアモリム体制でホーム7戦5敗、復権の気配なし
マンチェスター・ユナイテッドほど復権に長い歳月を要す名門クラブも珍しい。 最後のプレミアリーグ優勝は2012-13シーズンというユナイテッド。翌13-14シーズンから冬の時代が始まり、ヨーロッパリーグ(EL)や国内カップ戦の栄冠こそあれど、昨季まで11シーズンにわたってリーグ優勝から遠ざかる。 その間に宿敵リバプールが長い長い呪縛を解き放ってプレミアリーグ初優勝、かつては“宿敵”というより単なる“格下”にすぎなかったマンチェスター・シティがCL初優勝にプレミア4連覇…シティの格はユナイテッドを超えた。 もはやチャンピオンズリーグ(CL)に出なくても違和感ゼロのユナイテッドは昨秋、エリク・テン・ハグ監督を諦め、若くして実績を作ったポルトガル人指揮官、ルベン・アモリムを招聘。 しかし、アモリム・ユナイテッドはプレミアリーグのホームゲーム7試合で5敗…アモリム監督はまだ就任から3カ月と経っていない。 2016年7月から2018年12月までユナイテッドを率いたジョゼ・モウリーニョ監督(現フェネルバフチェ)は、およそ2年6カ月でプレミアにおけるホームゲームの敗戦がわずか「4試合」。 最後は憎まれ口を叩かれながら職を解かれたモウリーニョ監督だが、由緒正しきオールド・トラッフォードではほぼ敗れず、冬の時代が始まったデイビッド・モイーズ監督時代でさえ、現体制ほど黒星を重ねることはあり得なかった。 SNS上のあるユナイテッドファンは、復権が進まないクラブに「もはや気が滅入ることさえない」としつつ、「EL優勝で欧州のタイトルも獲ったモウリーニョ時代がいかにマトモだったか、愚かな私はようやく知る」という。 2025.02.04 20:24 Tue3
「チーム全員の夕食代を払う」HT直前の交代でロッカールーム直行のガルナチョにアモリム監督が言及「私のオフィスに来た」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、交代したままロッカールームに戻って行ったアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョについて言及した。 ガルナチョは26日に行われたプレミアリーグ第27節のイプスウィッチ・タウン戦に先発出場。しかし、ハーフタイムの直前にハーフタイム直前にパトリック・ドルグが退場。その結果、交代させられていた。 ガルナチョはベンチに戻ることなくそのままロッカールームに直行。この行動についてアモリム監督は試合後に「話し合う」と言及していた。 そのユナイテッドは3月2日にFAカップ5回戦でフルアムと対戦する中、アモリム監督がガルナチョについて言及。ロッカールームで試合を観ていたとし、若い選手は色々と学ぶ必要があるとのこと。ガルナチョは反省し、チームへ償うと明かした。 「彼は私のところに来た。翌日、彼は私のオフィスに来たので面白かった」 「調査したところ、彼はロッカールームに行き、濡れていたので服を着替え、ベンチではないところで試合を観戦し、試合終了後までそこにいて帰った。だから、問題はなかった」 「彼は学ぶ若い子だ。重要なのは、翌朝彼が私と話していたことだ。ピッチに出て行くと小さなことに気づく必要があると思う。なぜなら、(ジョシュア・)ザークツィーも同じことをしたからだ。状況は違うが、同じことだった」 「状況、背景、選手の年齢を理解しなければならないし、もちろん選手たちはもっと良くならなければならない。選手たちはここでの認識が非常に重要であることを理解しなければならない。しかし、その問題は翌日に対処して先に進むことができるので、とにかく先に進もう」 「しかし、私はマンチェスター・ユナイテッドではすべてが重要であり、ビッグクラブでの認識は本当に重要だと彼に伝えた。だから彼は、チーム全員に夕食を払うつもりだ。それだけだ」 2025.03.01 00:00 Sat4
「全ての監督が日本人を指導すべき」守田英正に感銘を受けたスポルティング監督が絶賛「良いことしか言えない」
スポルティングCPのルベン・アモリム監督が、日本代表MF守田英正を絶賛した。ポルトガル『A Bola』が伝えた。 今夏サンタ・クララからスポルティングに完全移籍した守田。念願の移籍を果たし、ポルトガル国内でのステップアップを果たした。 ポルトガル3強の一角に加入したが、開幕戦から出場機会を得ると、プリメイラ・リーガ6試合全てに出場。チャンピオンズリーグ(CL)でも初戦のフランクフルト戦に出場し、アシストを記録した。 新天地でも順調なスタートを切り、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けて準備を進めている守田だが、指揮官も大きな信頼を寄せている様子。日本人選手への評価が大きく変わっているようだ。 「全ての監督が日本人選手を指導すべきだと思う。常にチームを助け、どんなポジションでもプレーし、1日に1000回も謝る選手が、どのようなものであるかを理解するためにだ」 「守田には良いことしか言えない。テクニックのある選手だ。彼は6番でプレーしに来たが、8番でもプレーすることができる」 「私は彼にとても満足している。我々が守田を選んだ日、その価値と人柄をよく表している」 監督も絶賛する守田は、アンカーだけでなくインサイドハーフでもプレー。13日に予定されているトッテナムとのCL第2節でも先発が予想されており、さらに力をつけて日本代表にも貢献してもらいたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】CLデビュー戦で守田が飛び出しから見事なアシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tvsV4ByUmUo";var video_start = 15;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.13 21:17 Tue5
「ガッカリしたし辛かった」レスターを率いるファン・ニステルローイ監督、ユナイテッドを追われた当時を回想「ルベンとも話をした」
レスター・シティの新指揮官に就任したルート・ファン・ニステルローイ監督が、古巣のマンチェスター・ユナイテッドを去ることとなった心境を明かした。イギリス『BBC』が伝えた。 現役時代はユナイテッドのエースとしてプレーしたファン・ニステルローイ監督。プレミアリーグでもタイトルや得点王を獲得するなどした中、今シーズンからエリク・テン・ハグ前監督のアシスタントコーチとして古巣に復帰した。 しかし、チームは開幕から低迷。上位から程遠く、パフォーマンスも上がらない事態となると、10月にテン・ハグ監督を解任。ファン・ニステルローイ監督は、暫定指揮官となった。 自身が率いた4試合では3勝1分けと結果を残した中、クラブはルベン・アモリム監督をスポルティングCPから引き抜くことに成功。それに伴い、ファン・ニステルローイ監督は退任することとなっていた。 その後、スティーブ・クーパー監督を解任していたレスターが招へいを打診。ユナイテッドを立て直した手腕を買われた中、ついに初陣を迎えることとなる。 ファン・ニステルローイ監督は、改めてユナイテッドを去った際の思いを語り、チームを助けたかったとコメント。ただ、状況を理解し、後を注ぐアモリム監督にも思いを伝えたと明かした。 「暫定監督に就任した瞬間、私はユナイテッドを助けるためにここにいる、ユナイテッドを助けるためにここに残ると言った。そして、私は本気だった。だから、とてもガッカリしたし、辞めなければならなかったのは辛かった」 「結局、私は新しい監督のことも理解しているので、理解できた。私はサッカーに長く携わっており、自分自身を管理してきた」 「私はルベンにそのことを話した。彼にとっては当然のことだった。会話は男同士、人同士、監督同士として感謝の気持ちを伝えるものだった。それが前進させ、すぐに新たな可能性について話し合いを始めるのに大いに役立ち、もちろん私の気分も上がった」 一方で、レスターの選手たちはクーパー監督解任後にパーティーをしたとして非難を浴び得ており、監督との関係が崩壊していたことが露呈。ファン・ニステルローイ監督は、互いが尊重することが大事だと語った。 「大切なことは相互尊重だ。昨日も選手たちに、チームを見て選手たちについて電話連絡を始めたと話した。サッカーの世界では誰もが誰かを知っているからだ」 「2、3回の電話で20人の選手の話を聞くことができる。私にとっては、そこに良い人物がいると聞くことが重要だった。そこに良い人間がいるということは重要だ」 「選手たちを見て、彼らのプレーを見る。もちろん彼らのことを知っているわけではないが、大まかな情報は得ている…彼らは良い人間の集まりだ」 試合中に突如意識を失ったフィオレンティーナのボーヴェ、一夜明けて抜管し家族とも会話…ただ原因は不明 試合中に突如倒れてしまったフィオレンティーナのU-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェ(22)だが、順調に回復を見せているという。 1日に行われていたセリエA第14節のインテル戦にも先発出場したボーヴェは、前半15分過ぎにVAR確認中に靴ひもを結んでいた際に突如ピッチにうつ伏せの状態で倒れ、意識を失った。 すぐさま異変に気が付いた両チームの選手がメディカルスタッフをピッチに呼び込んで応急処置を施したのち、ピッチ脇に横付けされた救急車に乗せられて地元の病院へ緊急搬送となっていた。 ボーヴェは搬送中に意識を取り戻したとされる中、一夜明けてフィオレンティーナの選手たちも病院を訪問。ボーヴェに寄り添う姿を見せていた。 イタリア『スカイ・スポーツ』によれば、2日の朝には抜管され、意識があり、家族とも話ができる状態に回復したという。 ただ、まだ原因は不明とのこと。引き続き検査を受けることになるが、2日中にカレッジ病院、クラブから最新情報が出されるという。 フィレンツェ市のサラ・フナロ市長は「私はクラブとカレッジ病院の両方と連絡を取っており、ニュースがあれば伝えてくるはずです。私のメッセージは、あの素晴らしい笑顔と、あの決意を持った彼が再びピッチ上に姿を表すため、親密さと力強さのメッセージだ」とコメントしている。 2024.12.03 11:57 Tueマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
元ユナイテッドSDがFAに復帰…新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任
元マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)、ダン・アシュワース氏が、イングランドサッカー協会(FA)に復帰することになった。 FAは14日、アシュワース氏が新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任すると発表。同職ではイングランド代表の男女チームと緊密に連携していくことになるという。 昨年12月にユナイテッドのSDをわずか5カ月で退任したアシュワース氏。それ以前にはブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスルで手腕を発揮しており、国内外のクラブからのオファーも想定されていたが、2018年まで6年間に渡って勤務していたFAに復帰することになった。 アシュワース氏は、セント・ジョージズ・パークの再開発を監督し、2028年に開催されるユーロ2028の共催に向け、競技施設とピッチの改善を目指す。 さらに、この新役職は、男子フットボールのテクニカルディレクターであるジョン・マクダーモット氏と緊密に連携するとともに、FAの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ブリンガム氏とも連携する。 また、イングランド国内の地元出身のコーチの育成にも携わる予定だという。 2025.05.15 16:30 Thu2
「絶対に謝らない」ハーランド父に復讐したロイ・キーンが“報復”タックルを否定
マンチェスター・ユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏が現役時代にアルフ=インゲ・ハーランド氏を負傷させたタックルについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 キーン氏は、ハーランド氏がリーズ・ユナイテッドに在籍していた1997年にタックルを受けて前十字じん帯損傷の大ケガを負っていた。 しかし4年後、2001年4月21日に行われたマンチェスター・シティとの試合で、ハーランド氏の右ヒザに悪質なタックルを敢行。レッドカードが提示された後にファウルが意図的だったとコメントしたため、5試合の出場停止処分を受けていた。 なお、ハーランド氏はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの実の父親だが、このタックルの影響もあり2年後の2003年に31歳で現役を引退している。 『スカイ・スポーツ』の番組内で、シティにも在籍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が、キーン氏に現役時代の後悔について質問。話の流れの中で、この件に言及した。 「言わせてもらっていいかな? サッカーのピッチでやったことで後悔したことは一度もない。一度もだ」 「聞いてほしい。私は退場になりチームを失望させた。私は人々と戦っていた。私はピッチの真ん中にいたんだ」 リチャーズ氏が「ハーランド氏を傷づけようとしたわけではないでしょう」と尋ねるとキーン氏はさらに続けた。 「違う。当然だ。だが選手を傷つけようとしたかと言われればそうだ」 「それについては絶対に謝らない。そして人々は私を痛めつけてきた。私は人生で選手をケガさせようとしたことはないが、選手を傷つけようとしたことはある」 「ピッチの真ん中でボールを取りに行けば、誰かが傷つくこと可能性は大いにある」 そう話したキーン氏は、最後に「(君は)私の精神科医みたいだ。胸のつかえが降りたよ」と語っている。 キーン氏は、ハーランド氏個人ではなく対戦相手の“選手”を狙ってのタックルであり、それについての後悔はないと考えているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ロイ・キーンがハーランド父に繰り出した“悪質”タックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2001: Roy Keane committed a horror challenge when he studded Alf-Inge Haaland's knee.<a href="https://t.co/eX85rW9hhV">pic.twitter.com/eX85rW9hhV</a></p>— The Sportsman (@TheSportsman) <a href="https://twitter.com/TheSportsman/status/1252565333577269248?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.11 07:05 Fri3
ユナイテッドを「史上最悪のチームかも」と評したアモリム監督…発言には疑問の声も「評論家のようだ」「誰もが弱いと知ってはいるが…」
元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が、マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が発したコメントを批判した。 今シーズン、中々不振から抜け出せずにいるユナイテッド。開幕から思うような結果を残せずにいると、3シーズン目を迎えていたエリク・テン・ハグ監督を昨年10月に解任した。 その後、クラブはスポルティングCPで辣腕を振るっていたアモリム監督を招へい。しかし、状況は厳しいままであり、先週末に行われたプレミアリーグ第22節ではブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に1-3の完敗。順位は13位に低迷しており、浮上のきっかけを掴めずにいる。 そのブライトン戦後、失望を露わにしたアモリム監督は「プレミアリーグ10試合で2勝。我々はマンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームかもしれない。(メディアが)見出しを欲しがっているのは知っているが、(最悪のチームと)認めて変える必要があるからこそ言うんだ。さあ、見出しをつけてくれ」とコメント。これが物議を醸すこととなった。 イギリス『スカイ・スポーツ』でキャラガー氏は、アモリム監督の発言を批判。確かに現在のユナイテッドは弱いとしつつ、他ならぬ指揮官が公の場でそれを認めるメリットはないと断じている。 「私はギャリー・ネビルほどマンチェスター・ユナイテッドの歴史に詳しいわけではないが、監督の発言としては最も奇妙で馬鹿げたものの一つだと言わざるを得ないだろう」 「なぜあんなコメントをしたのか…あれは私のような評論家の立場でするようなコメントだ。監督はそれに対して、擁護するべき立場だろう。彼があのコメントによって何を得るのか、どんな利益があるのかがわからない」 「我々は誰もが、マンチェスター・ユナイテッドは弱いチームだと知っている。彼らはホームでブライトンにまたも敗北した。厳しいシーズンであることも、弱いチームであることもわかっている。彼は気を緩めてしまったのだろう。そしてこのコメントは、残りのシーズン中ずっと彼の頭から離れないはずだ」 「彼は記者たちに『見出しをあげるよ』と言った。監督として、なぜそんなことをしたいのかが私にはわからない。チームが今後自信をつけるのには役立たないだろう」 「私が言いたいのは、監督は今からシーズン終了までロッカールームに入って、どこが相手でも勝つ自信を選手に与えられるよう鼓舞できるのかということだ。監督は、自分たちが史上最悪のチームの一つだと言ったのだからね。彼がそれで何を得られるのか、私にはまったくわからない」 2025.01.21 17:20 Tue4
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon5