バルセロナ移籍を考慮していたルーニーがアレクサンダー=アーノルドのマドリー移籍を支持「スペインは彼にとって良い選択肢」
2025.04.01 13:00 Tue
ウェイン・ルーニー氏がリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)のレアル・マドリーへの移籍を支持した。イギリス『BBC』のインタビューで答えている。
ルーニー氏は自身の現役時代を振り返りながら、今夏にマドリーへ移籍することが濃厚なアレクサンダー=アーノルドを支持した。
「もし今夏、アレクサンダー=アーノルドがレアル・マドリーに加入するなら、それはそれで良いことだ。私自身もかつてスペインへ移籍する可能性があった。彼は26歳で今季で契約が切れる。残りのキャリアをリバプールで過ごすか、明らかに彼を欲しがっているレアルに移籍するかを決める立場にある。もし彼がリバプールを離れて他のクラブに移籍するとしたら、その理由を不思議に思うかもしれないが、移籍先はレアルだからキャリア上の動きとして疑問視することはできないと思う」
「レアルは素晴らしい歴史を持つ世界最大のクラブだから大きなチャンスであり、断るのが惜しいと感じても理解できるだろう。一方でリバプールは彼が育ったクラブだから、そこを離れるジレンマがあるのもわかる。選手として将来をどうするか、決断しなければならないことがある」
「2010年に私自身、ユナイテッドに対して新しい契約にサインしたくないと伝えたところ、3つのクラブが興味を示してくれた。アプローチしてきたのはチェルシー、レアル、バルセロナだった。心の中ではスペインに行く準備ができていたし、話し合いも行われた。数日間はレアルへの移籍の可能性の方が高かったが、私が最も考えていたのはバルセロナで、メッシやイニエスタ、チャビ、ブスケッツと共に自分がどうチームにフィットするかをイメージしていた」
「彼は6歳から20年近くリバプールに在籍しているが、現実にはほとんどの選手がどこかの時点で移籍する。ギャリー・ネヴィルやジェイミー・キャラがーのようなワンクラブマンはほとんどいない。彼が新しい国で新しい挑戦をしたいと思っていることを責めることはできない。スペインは彼にとって良い選択肢だろう」
「私がユナイテッドを去ろうと思ったのは2010年で、タイトルを獲得したことが最大の理由だった。私は25歳になる直前でクラブの方向性を懸念していた。アレクサンダー=アーノルドがリバプールを去る理由はプレミアリーグ優勝目前だからではないだろう。彼はそこで素晴らしい時間を過ごし、既に勝ち取れるものは勝ち取っている」
「リバプールのファンがなぜ今チームを去るのか疑問に思うかもしれないが、彼がレアルに移籍すれば別の国でさらなる成功を収める可能性が非常に高い。より多くのトロフィーを獲得するだけでなく、異なるトロフィーを獲得するという挑戦に挑むことになる。また、多くの若いイングランド人選手が海外に渡り、そこで大きな成功を収めているのを目にしている。アレクサンダー=アーノルドも彼らがどれほどその状況を楽しんでいるかを知っているはずだ」
ルーニー氏は自身の現役時代を振り返りながら、今夏にマドリーへ移籍することが濃厚なアレクサンダー=アーノルドを支持した。
「もし今夏、アレクサンダー=アーノルドがレアル・マドリーに加入するなら、それはそれで良いことだ。私自身もかつてスペインへ移籍する可能性があった。彼は26歳で今季で契約が切れる。残りのキャリアをリバプールで過ごすか、明らかに彼を欲しがっているレアルに移籍するかを決める立場にある。もし彼がリバプールを離れて他のクラブに移籍するとしたら、その理由を不思議に思うかもしれないが、移籍先はレアルだからキャリア上の動きとして疑問視することはできないと思う」
「2010年に私自身、ユナイテッドに対して新しい契約にサインしたくないと伝えたところ、3つのクラブが興味を示してくれた。アプローチしてきたのはチェルシー、レアル、バルセロナだった。心の中ではスペインに行く準備ができていたし、話し合いも行われた。数日間はレアルへの移籍の可能性の方が高かったが、私が最も考えていたのはバルセロナで、メッシやイニエスタ、チャビ、ブスケッツと共に自分がどうチームにフィットするかをイメージしていた」
「結局はユナイテッドに残ることにしたが、当時のバルセロナは素晴らしいチームでどの選手もそこでプレーしたかったはずだ。今のレアルもムバッペ、ベリンガム、ヴィニシウスといったスーパースターを擁していて、アレクサンダー=アーノルドにとって彼らと共にプレーするのは魅力的に感じるはずだ。誰もが同じ気持ちだろう」
「彼は6歳から20年近くリバプールに在籍しているが、現実にはほとんどの選手がどこかの時点で移籍する。ギャリー・ネヴィルやジェイミー・キャラがーのようなワンクラブマンはほとんどいない。彼が新しい国で新しい挑戦をしたいと思っていることを責めることはできない。スペインは彼にとって良い選択肢だろう」
「私がユナイテッドを去ろうと思ったのは2010年で、タイトルを獲得したことが最大の理由だった。私は25歳になる直前でクラブの方向性を懸念していた。アレクサンダー=アーノルドがリバプールを去る理由はプレミアリーグ優勝目前だからではないだろう。彼はそこで素晴らしい時間を過ごし、既に勝ち取れるものは勝ち取っている」
「リバプールのファンがなぜ今チームを去るのか疑問に思うかもしれないが、彼がレアルに移籍すれば別の国でさらなる成功を収める可能性が非常に高い。より多くのトロフィーを獲得するだけでなく、異なるトロフィーを獲得するという挑戦に挑むことになる。また、多くの若いイングランド人選手が海外に渡り、そこで大きな成功を収めているのを目にしている。アレクサンダー=アーノルドも彼らがどれほどその状況を楽しんでいるかを知っているはずだ」
ウェイン・ルーニーの関連記事
リバプールの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ウェイン・ルーニーの人気記事ランキング
1
バルセロナ移籍を考慮していたルーニーがアレクサンダー=アーノルドのマドリー移籍を支持「スペインは彼にとって良い選択肢」
ウェイン・ルーニー氏がリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)のレアル・マドリーへの移籍を支持した。イギリス『BBC』のインタビューで答えている。 ルーニー氏は自身の現役時代を振り返りながら、今夏にマドリーへ移籍することが濃厚なアレクサンダー=アーノルドを支持した。 「もし今夏、アレクサンダー=アーノルドがレアル・マドリーに加入するなら、それはそれで良いことだ。私自身もかつてスペインへ移籍する可能性があった。彼は26歳で今季で契約が切れる。残りのキャリアをリバプールで過ごすか、明らかに彼を欲しがっているレアルに移籍するかを決める立場にある。もし彼がリバプールを離れて他のクラブに移籍するとしたら、その理由を不思議に思うかもしれないが、移籍先はレアルだからキャリア上の動きとして疑問視することはできないと思う」 「レアルは素晴らしい歴史を持つ世界最大のクラブだから大きなチャンスであり、断るのが惜しいと感じても理解できるだろう。一方でリバプールは彼が育ったクラブだから、そこを離れるジレンマがあるのもわかる。選手として将来をどうするか、決断しなければならないことがある」 「2010年に私自身、ユナイテッドに対して新しい契約にサインしたくないと伝えたところ、3つのクラブが興味を示してくれた。アプローチしてきたのはチェルシー、レアル、バルセロナだった。心の中ではスペインに行く準備ができていたし、話し合いも行われた。数日間はレアルへの移籍の可能性の方が高かったが、私が最も考えていたのはバルセロナで、メッシやイニエスタ、チャビ、ブスケッツと共に自分がどうチームにフィットするかをイメージしていた」 「結局はユナイテッドに残ることにしたが、当時のバルセロナは素晴らしいチームでどの選手もそこでプレーしたかったはずだ。今のレアルもムバッペ、ベリンガム、ヴィニシウスといったスーパースターを擁していて、アレクサンダー=アーノルドにとって彼らと共にプレーするのは魅力的に感じるはずだ。誰もが同じ気持ちだろう」 「彼は6歳から20年近くリバプールに在籍しているが、現実にはほとんどの選手がどこかの時点で移籍する。ギャリー・ネヴィルやジェイミー・キャラがーのようなワンクラブマンはほとんどいない。彼が新しい国で新しい挑戦をしたいと思っていることを責めることはできない。スペインは彼にとって良い選択肢だろう」 「私がユナイテッドを去ろうと思ったのは2010年で、タイトルを獲得したことが最大の理由だった。私は25歳になる直前でクラブの方向性を懸念していた。アレクサンダー=アーノルドがリバプールを去る理由はプレミアリーグ優勝目前だからではないだろう。彼はそこで素晴らしい時間を過ごし、既に勝ち取れるものは勝ち取っている」 「リバプールのファンがなぜ今チームを去るのか疑問に思うかもしれないが、彼がレアルに移籍すれば別の国でさらなる成功を収める可能性が非常に高い。より多くのトロフィーを獲得するだけでなく、異なるトロフィーを獲得するという挑戦に挑むことになる。また、多くの若いイングランド人選手が海外に渡り、そこで大きな成功を収めているのを目にしている。アレクサンダー=アーノルドも彼らがどれほどその状況を楽しんでいるかを知っているはずだ」 2025.04.01 13:00 Tue2
ボクシング界のスーパースターが憧れルーニーと共同指揮官に! 6月開催のサッカーエイドでイングランドチームを指揮
ボクシングの元ヘビー級世界チャンピオンのタイソン・フューリー氏と、マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表のレジェンドであるウェイン・ルーニー氏が、6月15日にオールド・トラッフォードで開催されるサッカーエイド2025で、イングランド・サッカー・エイド・チームの共同監督を務めることになった。 イギリス出身の世界的な歌手であるロビー・ウィリアムズ氏が共同で創設し、ユニセフが支援するサッカーエイドは、2006年の開始以来、慈善事業のために1億600万ポンド(約202億円)を集めてきたチャリティマッチ。 今大会ではイングランド出身の元サッカー選手に加え、元アスリートや著名人が参加予定。現時点ではギャリー・ネビル、ポール・スコールズ、ジョー・ハート、ジャーメイン・デフォー、そしてライオネスのレジェンド、ジル・スコット、ステフ・ホートン、トニ・ダガンといった男女の元代表選手の参戦が確定。 一方、対戦相手となるサッカーエイドワールドXIでは昨季限りで現役を引退したレオナルド・ボヌッチらの参戦が決定している。 そんななか、イングランド・サッカー・エイド・チームを率いることになったのは、今年1月にボクシングからの引退を発表したフューリー氏。イングランド出身でマンチェスター・ユナイテッドのファンとして知られる36歳は、ほぼ同世代で赤い悪魔のエースとして活躍した憧れのストライカーと共同でチームを指揮する。 ボクシング界ではスーパースターとして知られるフューリー氏だが、「自分がイングランド代表監督。誰がそんなことを想像しただろうね」と興奮を隠しきれず。 「私はこれまで大きな試合をいくつか経験してきたが、今年6月にイングランド代表を勝利に導くという見通しは、どんなヘビー級の試合よりも興奮する」 また、あくまでチャリティーマッチとは言えども、憧れのルーニーも選手として参加することもあり、オールド・トラッフォードで決して負けられないと意気込んだ。 「私がマンチェスター・ユナイテッドの大ファンであることは誰もが知っていることだ。だから、今年の試合がオールド・トラッフォードで行われること。そして私のヒーローの1人であるウェイン・ルーニーを率いることは、私にとってさらに特別なことだ。負けるわけにはいかないよ」 「ユニセフが世界中で行っている活動はとても特別で、とても重要だ。この夏、皆さんが来て私たちを応援してくれることを心から願っているよ」 一方、フューリー氏と共同でチームを指揮しつつ、選手としても参加するルーニー氏は、世界中の多くの子供たちを支援してきた今イベントの意義について改めて主張し、参加できることを誇りに思うと語った。 「ユニセフのためのサッカーエイドの成功には本当に驚かされました」 「こんなに成功するなんて夢にも思いませんでした。2006年以来、サッカーエイドがユニセフのために1億600万ポンド以上を集めたことをとても誇りに思います。サッカーエイドのおかげで子どもたちの生活がより良くなったと知ることほど、私にとって喜びとなるものは人生でほとんどありません」 「昨年、この試合で1500万ポンドが集まりました。今年はこれまで以上に大きく、より良い年にしたいと思っています」 2025.03.11 22:03 Tue3
監督としては失敗続きのルーニー…まだやる気満々の本人に元戦友がチクリ 「大丈夫か?」
監督としてなかなか結果を出せずにいるウェイン・ルーニー氏だが、まだチャレンジしたい意向のようだ。 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで長らく活躍し、イングランド代表でも120試合53ゴールをマークしたレジェンドのルーニー氏。2021年1月に現役を退いてから指導者に転身し、直近ではチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のプリマス・アーガイルを率いた。 ルーニー氏が監督キャリアを歩み始めたのはダービー・カウンティで正式監督に就任してから数えてもまだ5年ほどだが、指揮数はすでに4クラブ。就任から83日間で解任のバーミンガム・シティ時代が目を惹くが、プリマスでも1年持たずの短命だった。 輝かしい選手キャリアとは対照的に監督として苦戦続くが、イギリス『デイリー・メール』によると、ルーニー本人はまだ監督をやる気という。ポッドキャスト『Stick to Football』のなかで、こう話す。 「(監督業に)戻りたい。だが、それは適切なクラブでなければならない。復帰を急いでいるわけじゃないが、やってみたいと考えることは色々とある…絶対に正しいことなら別だがね」 「どのクラブでも本当にチャレンジングな状況だった。良い経験も悪い経験もしたし、それをいつも拠り所にもしてきたんだ」 「選手に伝えたいアイデアが間違っていたり、『これが正しいやり方だ』と傲慢なときもあったかもしれない。もっと優秀な選手の存在が助けになる」 「(次が)U-21のチームだったり、コーチとして入ったりするのでも問題ない。まだ学び、成長できるほど若い」 同じく出演したユナイテッド時代の戦友で先輩のギャリー・ネビル氏からは冗談交じりに「大丈夫か?」とツッコミが入ったりもしたが、そう今後も現場復帰の意欲を示すルーニー氏。監督として大成する日はやってくるだろうか。 2025.01.31 14:30 Fri4
PK戦の末にFAカップ敗退… アモリム監督「我々の日ではなかった」、ルーニーには「解説者になるのは簡単」と応戦
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が2日にホームで行われ、PK戦の末敗れたFAカップ5回戦フルアム戦を振り返った。 前回王者のユナイテッドがプレミアリーグで9位に位置するフルアムをオールド・トラフォードに迎えた一戦。試合は前半終盤の追加タイムに課題のセットプレーから失点。 追う展開となったユナイテッドは71分にMFブルーノ・フェルナンデスのゴールで追いつき、延長戦に持ち込んだ。しかし120分で決着が付かず迎えたPK戦でフルアムGKベルント・レノに2本シュートを止められて敗れ、5回戦敗退となった。 アモリム監督は内容には手応えを感じつつ敗退を受け入れた。 「我々は非常に良いスタートを切ったと思う。ボールをうまく保持し、試合をコントロールしていたが、それをずっと維持することはできなかった。守備時にはラインを下げ、攻守の切り替えをスムーズに行うことができていた。今日は多くのチャンスを作ったと思う。PK戦では負ける可能性があり、今日は我々の日ではなかった」 また、ユナイテッドのレジェンドでプリマスの指揮官を昨年末に解任された、現在BBCで解説者を務めるウェイン・ルーニー氏に、目標がプレミアリーグ優勝と言うのは甘いと指摘されたことについては反論した。 「今季優勝できる、あるいは来季は優勝候補の最有力候補になれると考えるのは確かに甘い考えだ。現時点の状況は誰もがわかっていることだし、私も理解している。解説者になるのは簡単だ。私も引退直後は解説者になった。本当に簡単なことだとわかっている」 「我々の目標はプレミアリーグ優勝だ。偉大な栄光を過去に成し遂げたようにクラブとしてプレミアリーグで優勝することが目標だ。我々はもっと良い成績を収めたいと思っているが、今は困難な時期だ。私は甘い人間ではない。だからこそ40歳にしてマンチェスター・ユナイテッドの監督を務められているのだと思う」 2025.03.03 08:30 Mon5
「キャリントンに行くと…」ルーニー氏が後輩ラッシュフォードの境遇を直に目撃…改めて退団を推奨「新たなスタートを切ろう」
ウェイン・ルーニー氏が“後輩”マーカス・ラッシュフォードに対し、改めてマンチェスター・ユナイテッドからの退団を勧める。イギリス『スカイ』で語った。 マンチェスター・Uの新旧の背番号「10」、ルーニー氏とラッシュフォード。 27歳の後者は現在、少年時代から過ごすクラブで不遇を極め、昨秋就任したルベン・アモリム監督とは口もきかないほど険悪な関係とも。26日のフルアム戦で遠征メンバーから外れ、30日のヨーロッパリーグ(EL)も帯同しない。 そんななか、昨年末に監督業を離れ、フリーとなったルーニー氏が、息子たちを連れて古巣ユナイテッドを訪問。トップチームがフルアム戦の遠征で不在だった26日、練習拠点キャリントンを訪れ、ある光景を目撃したという。 「このあいだの日曜日(26日)、子どもと一緒にキャリントンへ行ったんだ。すると、マーカスがフィットネスコーチを伴ってトレーニング場にいるんだよ」 「彼は子どもたち(育成年代の選手)の練習を観に来た親が通り過ぎる場所のすぐ近くにいるんだ。私は彼を見て、その場所でどんな気持ちになっているのか、彼の心境を考えてしまった」 「以前ならマーカスが苦境に陥ったら驚きを禁じ得なかった。しかし、今や驚くべきことではない。マーカスには最近何度か伝えているんだが、もうユナイテッドを去る必要がある」 「ユナイテッドの現状はもはや関係ない。彼は以前と同じ立場ではなく、新たなスタートを切るためにユナイテッドを去るべきだ。しかし、これだけは言いたい。(アモリム)監督が公の場で選手の練習態度に言及するのは間違いだ」 2025.01.30 21:16 Thuリバプールの人気記事ランキング
1
「もう1試合もプレーさせるな」「副キャプテンを降ろすべき」マドリー行き濃厚となったアレクサンダー=アーノルドにリバプールファンは猛反発
リバプール退団が報じられるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに対して、ファンの怒りが爆発しているようだ。 6歳からリバプールの下部組織に所属するアレクサンダー=アーノルドは、2016-17シーズンにファーストチームで出番を得るとその後はチーム不動の右サイドバックに定着。傑出したキック精度を武器として、チャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグ優勝に大きく貢献した。 一方で、アレクサンダー=アーノルドとリバプールの契約は今季までとなっていながら延長に向けた交渉に進展はなし。去就が注目される中で、25日には有力メディアなどから一斉にかねてより獲得に動いていたレアル・マドリー行きが濃厚になったと報じられた。 イギリス『デイリー・メール』はこの報道を受けてのリバプールファンの猛反発を紹介。SNS上では「彼にもう1試合もプレーさせるな。我々がタイトルを獲得した時でさえ、アンフィールドに入れないでくれ」、「彼は全てを勝ち取ったが、フリーでマドリーへ移籍するのは納得できない。反発が起きるのは目に見えていただろう。シーズンの初めにはキャプテンになりたいと言っていたんだ」など、その決断を非難する声が目立つ。 また、「真剣な話として、アルネ・スロットは副キャプテンの座を他の誰かに渡すべきだろう。そしてトレントは残りのシーズン、ベンチに座るべきだと思う」 、「今やコナー・ブラッドリーが先発だ。もうリバプールのシャツを着ないと決めたなら、プレーすべきではない。それだけだ」といった声もあり、クラブでキャリアを続ける意思がない人物を副キャプテンとすることに疑問を感じるファンもいるようだ。 最近ではチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16敗退やEFLカップ決勝敗退など失速が目立つリバプールだが、それでもプレミアリーグは残り9試合で首位を独走中。最後の仕上げに入る段階で、アルネ・スロット監督としては頭の痛い事態となりそうだ。 2025.03.26 18:45 Wed2
代表戦で衝突のアルダ・ギュレルとソボスライがSNSで場外戦…出場時間揶揄に対してマドリーMFが痛烈な返し
レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグをトルコが3-1で先勝していたなか、ハンガリーホームで行われた23日の2ndレグもトルコが3-0で快勝。2戦合計6-1の完勝でリーグA昇格を決めていた。 同試合ではチーム2点目を挙げたギュレルが1年前のフレンドリーマッチでも衝突が伝えられ、今回の再戦でもバチバチとやり合っていたソボスライに激しく詰め寄られた際に「黙れ」のジェスチャーを行い、小競り合いとなっていた。 ここまでであれば、試合中によくある揉め事として流されるはずだったが、試合後も怒りが収まらないハンガリー代表のキャプテンはハンガリー『Nemzeti Sport』がインスタグラムに投稿した当該のやり取りを収めた写真に対して、「1088」とのコメントを残した。 この数字はカルロ・アンチェロッティ監督の下、ポジション争いで苦戦するギュレルのマドリーでの今シーズンのプレータイムを揶揄したものとされ、物議を醸していた。 これに対して血気盛んな20歳MFも黙っておらず、自身のインスタグラムのストーリーズで反撃。「この男は冗談だ。6ゴールで黙るには十分じゃないのか?」とのキャプションとともに同じ画像とトルコの3-0のスコアを写した画像を投稿。 さらに、画像をよく確認すると、ハンガリーのスコアの下に「ソボスライ 1インスタグラムコメント」と細かな加工も加えられており、痛烈に煽り返した。 ここに至る両選手の衝突の経緯はわからず、外野がとやかく言うべきではないが、ひとまず互いに冷静さを取り戻し、今後は場外戦ではなく改めてピッチの上で白黒つけたいところか。 2025.03.25 06:30 Tue3
アルダ・ギュレル20歳の忍耐力やいかに 今季全試合帯同もプレータイムは伸びず…レンタル拒んで退団を要求する可能性が
アルダ・ギュレルの忍耐力やいかに。 2023年夏に18歳でレアル・マドリー入りしたギュレル。怪我が長かった1年目はラ・リーガ10試合で6得点をマークし、2年目の今季は公式戦全試合ベンチ入りで28試合に出場する。 現在の状況を簡潔にあらわすと、弱冠20歳でトルコ代表の中心的存在を担い、レアル・マドリーでは中盤のバックアッパーとして途中出場をメインにプレー…といったところになる。 どうやら2025年夏の退団を模索。 先発起用が増えないことに関してカルロ・アンチェロッティ監督から忍耐強さを求めるコメントも出るなか、ギュレルは依然として新天地行きを考慮。来季のプレータイム増を保証してもらえないなら、来たる夏の完全移籍での退団を要求するものとみられているのだ。 スペイン『Relevo』によると、ギュレルはレンタル移籍での武者修行を受け入れない方針。レアル・マドリーにおけるクラブキャリア継続へ努力しつつ、トルコ代表での立ち位置について不安があるのではとの見方も少なくない。 元々フェネルバフチェ時代からレアル・マドリー以外のトップクラブも熱視線を送ったプレーメーカー、ギュレル。現在でもバイエルン、リバプール、マンチェスター・ユナイテッドなどが関心を寄せていると伝えられる。 2025.02.28 21:01 Fri4
リバプールがレアル移籍に近づくDFの後継者獲得に動く? シティ育ちのオランダ代表
イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)の移籍が噂されているリバプール。イギリス『PA通信』によれば、後任候補との交渉をスタートさせたという。 予てからレアル・マドリー行きの噂が出ていたアレクサンダー=アーノルド。リバプールとの契約は今シーズン限りとなっている中、今週に入ってマドリー行きが濃厚になったと報じられている。 リバプールのアカデミー育ちでもあるアレクサンダー=アーノルドに対しては、ファンから猛烈な反発が出ており、移籍すること以上にフリーでの移籍を許せないという声が多く出ている。 そんな中、『PA通信』によればリバプールはすでに後任に目を向けているとのこと。レバークーゼンのオランダ人DFジェレミー・フリンポン(24)との初期交渉をスタートさせたという。 フリンポンはマンチェスター・シティのアカデミー出身で、2019年9月にセルティックに完全移籍。2021年1月からレバークーゼンでプレーしている。 左右のサイドバックでもプレーするフリンポンは、現在は右サイドハーフが主戦場。レバークーゼンでは公式戦182試合に出場し29ゴール40アシストを記録している。 また、オランダ代表としても12試合に出場し1ゴールを記録。2023-24シーズンはブンデスリーガの無敗優勝やヨーロッパリーグ(EL)準優勝、DFBポカール優勝に大きく貢献していた。 フリンポンには、古巣のシティの他、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーも関心を寄せているとのこと。オランダ人が指揮するリバプールがどこまで割って入れるのか気になるところだ。 2025.03.28 22:35 Fri5