バルセロナ移籍を考慮していたルーニーがアレクサンダー=アーノルドのマドリー移籍を支持「スペインは彼にとって良い選択肢」

2025.04.01 13:00 Tue
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ウェイン・ルーニー氏がリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)のレアル・マドリーへの移籍を支持した。イギリス『BBC』のインタビューで答えている。

ルーニー氏は自身の現役時代を振り返りながら、今夏にマドリーへ移籍することが濃厚なアレクサンダー=アーノルドを支持した。

「もし今夏、アレクサンダー=アーノルドがレアル・マドリーに加入するなら、それはそれで良いことだ。私自身もかつてスペインへ移籍する可能性があった。彼は26歳で今季で契約が切れる。残りのキャリアをリバプールで過ごすか、明らかに彼を欲しがっているレアルに移籍するかを決める立場にある。もし彼がリバプールを離れて他のクラブに移籍するとしたら、その理由を不思議に思うかもしれないが、移籍先はレアルだからキャリア上の動きとして疑問視することはできないと思う」
「レアルは素晴らしい歴史を持つ世界最大のクラブだから大きなチャンスであり、断るのが惜しいと感じても理解できるだろう。一方でリバプールは彼が育ったクラブだから、そこを離れるジレンマがあるのもわかる。選手として将来をどうするか、決断しなければならないことがある」

「2010年に私自身、ユナイテッドに対して新しい契約にサインしたくないと伝えたところ、3つのクラブが興味を示してくれた。アプローチしてきたのはチェルシー、レアル、バルセロナだった。心の中ではスペインに行く準備ができていたし、話し合いも行われた。数日間はレアルへの移籍の可能性の方が高かったが、私が最も考えていたのはバルセロナで、メッシやイニエスタ、チャビ、ブスケッツと共に自分がどうチームにフィットするかをイメージしていた」
「結局はユナイテッドに残ることにしたが、当時のバルセロナは素晴らしいチームでどの選手もそこでプレーしたかったはずだ。今のレアルもムバッペ、ベリンガム、ヴィニシウスといったスーパースターを擁していて、アレクサンダー=アーノルドにとって彼らと共にプレーするのは魅力的に感じるはずだ。誰もが同じ気持ちだろう」

「彼は6歳から20年近くリバプールに在籍しているが、現実にはほとんどの選手がどこかの時点で移籍する。ギャリー・ネヴィルやジェイミー・キャラがーのようなワンクラブマンはほとんどいない。彼が新しい国で新しい挑戦をしたいと思っていることを責めることはできない。スペインは彼にとって良い選択肢だろう」

「私がユナイテッドを去ろうと思ったのは2010年で、タイトルを獲得したことが最大の理由だった。私は25歳になる直前でクラブの方向性を懸念していた。アレクサンダー=アーノルドがリバプールを去る理由はプレミアリーグ優勝目前だからではないだろう。彼はそこで素晴らしい時間を過ごし、既に勝ち取れるものは勝ち取っている」

「リバプールのファンがなぜ今チームを去るのか疑問に思うかもしれないが、彼がレアルに移籍すれば別の国でさらなる成功を収める可能性が非常に高い。より多くのトロフィーを獲得するだけでなく、異なるトロフィーを獲得するという挑戦に挑むことになる。また、多くの若いイングランド人選手が海外に渡り、そこで大きな成功を収めているのを目にしている。アレクサンダー=アーノルドも彼らがどれほどその状況を楽しんでいるかを知っているはずだ」

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