25年続くラウールの記録 CLでの最年少ハットトリック

2020.12.08 16:30 Tue
Getty Images
昨シーズンのスペイン代表FWアンス・ファティ(バルセロナ)、そして今シーズンのU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココ(ドルトムント)など、次々と逸材が現れる欧州サッカー界。チャンピオンズリーグ(CL)でもその傾向は強く、最年少出場やゴールの記録が次々と更新されている。

◆若きラウールの偉業

そんな中、25年間破られていない一つの記録がある。元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏による、最年少ハットトリックの記録だ。

レアル・マドリーの下部組織出身のラウール氏は、1994年に、当時の監督ホルヘ・バルダーノ氏の抜擢を受け、わずか17歳4カ月でロス・ブランコスのファーストチームデビューを飾る。
デビューシーズンにリーグ戦28試合9ゴールと結果を残し、クラブのリーグ制覇に貢献すると、そのまま主力へと定着していった。

そんなラウール氏のCL初ゴールと初ハットトリックは、1995年10月18日に行われたグループステージ、ハンガリーのフェレンツヴァーロシュ戦。

まずは23分、左CKの流れからラウールがダイビングヘッドで詰め、幸先よく先制点を奪う。さらに直後の24分にはFWイバン・サモラーノのパスを受けたラウールが左足で流し込み、すぐさま追加点を奪取する。

その後、両チームが得点を奪い合い、5-1で迎えた84分にはマドリーの華麗なパスワークから最後はラウールが沈め、ハットトリックを達成した。

当時のラウールは18歳と113日という若さ。CLの舞台で10代の選手がハットトリックを達成するのは史上初の出来事だった。

ちなみに、ラウール氏に次ぐ若さでハットトリックを達成したのは、現レアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ。2019-20シーズンのグループステージ、ガラタサライ戦で、18歳301日で達成している。

◆CL最年少ハットトリック(当時の所属クラブ)
18歳113日:ラウール・ゴンサレス(レアル・マドリー)
1995年10月18日 vsフェレンツヴァーロシュ

18歳301日:ロドリゴ(レアル・マドリー)
2019年11月7日 vsガラタサライ

18歳339日: ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)
2004年9月28日 vsフェネルバフチェ

19歳58日: アーリング・ハーランド(ザルツブルク)
2019年9月17日 vsヘンク

19歳306日: ヤクブ・アイエグベニ(マッカビ・ハイファ)
2002年9月24日 vsオリンピアコス

ラウール・ゴンサレスの関連記事

去就が注目を集めているレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督(65)だが、どうやら退任の条件で合意に至ったという。『The Athletic』が伝えた。 2度目のマドリーを指揮しているアンチェロッティ監督。2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を制するなど、結果を残している一方で、今シーズン 2025.05.06 07:45 Tue
2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦うシャルケ。名門復活に向けてまずは昇格を目指す中、新たな指揮官にクラブOBを考えているという。 今シーズンの2.ブンデスリーガではここまで12位に位置。今シーズンもブンデスリーガへの昇格はかなり高いハードルとなっているシャルケ。2020-21シーズンに最下位で降格。2021-2 2025.03.06 23:30 Thu
レアル・マドリー・カスティージャのラウール・ゴンサレス監督がチームの才能を誇った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 現在、最終ラインに負傷者が続出しているマドリー。フリーの状況が続く元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの復帰案も話題に上っていた。 しかし、9日のラ・リーガ第9節オサスナ戦では、負傷し 2024.11.18 20:20 Mon
シャルケは7日、ケース・ファン・ウォンデレン氏(55)の新監督就任を発表した。 先月21日、成績不振によりカレル・ヘラーツ前監督と、マルク・ヴィルモッツSD(スポーツディレクター)を解任したシャルケ。以降はシャルケⅡを率いるヤコブ・フィンペル監督が暫定的に指揮を執る中、10月のインターナショナルマッチウィーク中に 2024.10.08 13:55 Tue
成績不振によりカレル・ヘラーツ監督と、マルク・ヴィルモッツSD(スポーツディレクター)を解任したシャルケ。新監督候補に意外な名前が浮上している。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦うシャルケ。9月20日に行われた2.ブンデスリーガ第6節のダルムシュタット戦では、3点をリードしながらもまさかの5失点。リーグ戦3連 2024.10.01 11:45 Tue

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

欧州サッカー連盟(UEFA)は12日、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝戦を裁く審判団を発表した。 9月17日に開幕し白熱の戦いが繰り広げられた今大会も残すところフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われる決勝戦のみに。日本時間31日28時に行われる決勝戦に駒を進めたのが、初優勝を目指すパリ・サンジェルマン(PSG 2025.05.13 10:00 Tue
WOWOWは12日、独占放送するUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)の決勝でもライブビューイングを開催することを発表した。 白熱のUCLは決勝まで進んでおり、インテルとパリ・サンジェルマン(PSG)が勝ち残り。インテルは3年ぶり、PSGは5年ぶりの決勝となる 15年ぶりの優勝を目指すインテルと、初優勝を目 2025.05.12 14:15 Mon
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に際し、プレミアリーグチームとの相性の良さを冗談まじりに語った。 7日、CL準決勝2ndレグが行われ、PSGはアーセナルと対戦した。 アウェイでの1stレグで1-0と先勝していたPSG。2ndレグは序盤からアーセナル 2025.05.08 19:40 Thu
アーセナルのイングランド代表MFデクラン・ライスが、パリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。 7日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグが行われ、アーセナルはアウェイでPSGと対戦。ホームでの1stレグで1-0と敗れており、突破のためには最低でも90分間での勝利が必要だった。 そのアーセナルは 2025.05.08 12:55 Thu
パリ・サンジェルマン(PSG)の会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏が7日にホームで行われ、2-1で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのアーセナル戦後にコメントした。 敵地での1stレグを1-0で先勝していたPSGは、ホームで行われた2ndレグを2-1で制し、5季ぶり2度目のCL決勝進出とした 2025.05.08 12:30 Thu

記事をさがす

ラウール・ゴンサレスの人気記事ランキング

1

25年続くラウールの記録 CLでの最年少ハットトリック

昨シーズンのスペイン代表FWアンス・ファティ(バルセロナ)、そして今シーズンのU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココ(ドルトムント)など、次々と逸材が現れる欧州サッカー界。 チャンピオンズリーグ(CL)でもその傾向は強く、最年少出場やゴールの記録が次々と更新されている。 <div id="cws_ad">◆若きラウールの偉業<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJvTkJBZ3ZPQyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> そんな中、25年間破られていない一つの記録がある。元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏による、最年少ハットトリックの記録だ。 レアル・マドリーの下部組織出身のラウール氏は、1994年に、当時の監督ホルヘ・バルダーノ氏の抜擢を受け、わずか17歳4カ月でロス・ブランコスのファーストチームデビューを飾る。 デビューシーズンにリーグ戦28試合9ゴールと結果を残し、クラブのリーグ制覇に貢献すると、そのまま主力へと定着していった。 そんなラウール氏のCL初ゴールと初ハットトリックは、1995年10月18日に行われたグループステージ、ハンガリーのフェレンツヴァーロシュ戦。 まずは23分、左CKの流れからラウールがダイビングヘッドで詰め、幸先よく先制点を奪う。さらに直後の24分にはFWイバン・サモラーノのパスを受けたラウールが左足で流し込み、すぐさま追加点を奪取する。 その後、両チームが得点を奪い合い、5-1で迎えた84分にはマドリーの華麗なパスワークから最後はラウールが沈め、ハットトリックを達成した。 当時のラウールは18歳と113日という若さ。CLの舞台で10代の選手がハットトリックを達成するのは史上初の出来事だった。 ちなみに、ラウール氏に次ぐ若さでハットトリックを達成したのは、現レアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ。2019-20シーズンのグループステージ、ガラタサライ戦で、18歳301日で達成している。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad">◆CL最年少ハットトリック(当時の所属クラブ)<br/>18歳113日:ラウール・ゴンサレス(レアル・マドリー)<br/>1995年10月18日 vsフェレンツヴァーロシュ<br/><br/>18歳301日:ロドリゴ(レアル・マドリー)<br/>2019年11月7日 vsガラタサライ<br/><br/>18歳339日: ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)<br/>2004年9月28日 vsフェネルバフチェ<br/><br/>19歳58日: アーリング・ハーランド(ザルツブルク)<br/>2019年9月17日 vsヘンク<br/><br/>19歳306日: ヤクブ・アイエグベニ(マッカビ・ハイファ)<br/>2002年9月24日 vsオリンピアコス 2020.12.08 16:30 Tue
2

1部昇格も厳しいシャルケ、新監督にOB招へいを夢見る?

2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦うシャルケ。名門復活に向けてまずは昇格を目指す中、新たな指揮官にクラブOBを考えているという。 今シーズンの2.ブンデスリーガではここまで12位に位置。今シーズンもブンデスリーガへの昇格はかなり高いハードルとなっているシャルケ。2020-21シーズンに最下位で降格。2021-22シーズンはDF板倉滉の活躍もあり優勝して1年で復帰した。 しかし、2022-23シーズンは再び低迷し17位で終了し1年で降格。2023-24シーズンは苦戦し、10位でシーズンを終えていた。 低迷期が続くシャルケ。ドイツ『ビルト』によると、チームの復権のために新監督にレアル・マドリー・カスティージャのラウール・ゴンサレス監督(47)を候補にしているという。 シャルケは予てからラウール監督の引き抜きを画策し、プロジェクトの提案も行っていたが、いずれも拒否されたという。古巣マドリーのカスティージャでの指揮に集中しているラウール監督を引き抜くことは簡単ではない状況だ。 ただ、ファーストチームも指揮したい考えがあるラウール監督。マドリーはカルロ・アンチェロッティ監督が指揮を続けており、ブラジル代表の指揮を執るという報道もあった中、マドリーに残ることを強調していた。 フロレンティーノ・ペレス会長が契約を終えると決断しない限りはマドリーの指揮を執り続けるというアンチェロッティ監督。ラウール監督は後任候補に上がることは間違いないが、いつになるのかは不透明。簡単な道のりではないだろう。 とはいえ、ラウール監督はカスティージャでの戦いに集中している状況。シャルケのラウール監督招へいは、夢物語になる可能性も大きそうだ。 2025.03.06 23:30 Thu
3

2001年から続いたレアル・マドリーの“ジダン王朝”、三男テオがカスティージャ退団でとうとう終焉へ

レアル・マドリーから“ジダン”がいなくなる見通しに。スペイン『Relevo』が伝える。 2001年7月9日、レアル・マドリーで前年から第一次政権を発足させたフロレンティーノ・ペレス会長が、21世紀到来を控えてスタートした“銀河系軍団”構築の第2弾として、ユベントスから2000年のFIFA世界最優秀選手賞、ジネディーヌ・ジダン氏を当時史上最高額の9000万ユーロで獲得。全世界が仰天した。 その後、ジダン氏は2006年の現役引退までマドリーでプレーし、引退後は2度にわたって監督を歴任。その間の功績等は説明不要だろう。 一方、ジダン氏には4人の息子が。長男エンツォ・ジダン(1995年生まれ)、次男ルカ・ジダン(98年生まれ)、三男テオ・ジダン(02年生まれ)、四男エリアス・ジダン(05年生まれ)。エンツォとルカは父の現役時代からマドリー下部組織に所属し、テオとエリアスも兄2人を追うようにマドリーの一員となった。 現在もマドリーに残るはリザーブチーム「カスティージャ」でプレーする三男テオのみだが、一家の父が2001年7月にマドリー入りして以来、エル・ブランコには絶えず、”ジダン”が所属しているのだ。 しかし、2024年夏をもって、四半世紀近く続いてきた「マドリーにジダンあり」が終わる見通しに。テオの契約が6月末までとなっており、本人に延長の意志なし。トップチーム昇格を待たずして、キャリアで初めてマドリーを離れる決断を25日に下したとのことだ。 22歳テオは、父の盟友ラウール・ゴンサレスが率いるカスティージャで主力選手。今季のスペイン3部でセントラルハーフとして優れたパフォーマンスを披露し、他クラブのトップチームに羽ばたく目処が立ったとみられている。 なお、マドリートップチーム通算“1試合1得点”という29歳の長男エンツォは、現役引退を宣言せずとも現在サッカーから離れ、不動産業に従事。1月にマドリーからレアル・ベティスへ移籍した18歳の四男エリアスは、来季のトップチーム昇格が決定し、U-19フランス代表でも主力級という194cmの左利きセンターバックだ。 2024.05.27 15:00 Mon
4

アス紙のレアル・マドリ―番選出!! マドリ―・ベスト11は中盤が豪華な顔ぶれ!!

▽23日にリーガエスパニョーラ第17節、レアル・マドリーvsバルセロナの"エル・クラシコ"が開催される。スペインを2分する大一番を前に、『アス』が特集として両チームのオールタイム・ベスト11を選出した。 ▽今回、サンティアゴ・ベルナベウで首位のバルセロナを迎え撃つマドリーのベスト11は、同チームの番記者として活躍するトマス・ロンセロ氏が選出した。同氏が選んだバルセロナのベスト11と寸評は以下の通り。 <span style="font-weight:700;">◆レアル・マドリー・オールタイム・ベスト11</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">イケル・カシージャス</span> ▽エル・クラシコのレジェンド。3シーズン前にベルナベウで行われた一戦は3-1で勝利したが、この試合でメッシとマテューのシュートを上手く防いだ。またカンプ・ノウでの一戦ではチャビのシュートを防いでいる。メモリアルなセーブであり、素晴らしいパフォーマンスを見せた。 <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">フェルナンド・イエロ</span> ▽素晴らしいリーダーシップを発揮し、威厳のある支配者。彼の存在はロス・ブランコスの基本であり、先10年は安定していた。勝利への執念はチームに植え付けられた。しかし、私が観ていた限り、彼はクラシコで一番リラックスしている選手でもあった。 <span style="font-weight:700;">セルヒオ・ラモス</span> ▽彼と言えば、2007年のカンプ・ノウで行われたクラシコだ。マドリ―はこの試合を引き分けで終えたが、その結果リーガのタイトルを獲得している。ラモスはすでにチームの中心選手であり、バルサの選手からも一目置かれる存在だった。 <span style="font-weight:700;">ホセ・アントニオ・カマーチョ</span> ▽クラブ史上、最高の左サイドバックは間違いなくロベルト・カルロスだ。しかしクラシコに限って言えば、カマーチョの勇気と情熱は忘れられない。1974年に行われたベルナベウでの一戦では、ヨハン・クライフをマンマークした。チームも1-0で勝利するなど、カマーチョがクライフを完璧に抑え込んだ結果が表れた。 <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">ピッリ</span> ▽1960年代から70年代にかけてマドリーの中盤を支えてきた。クラシコでは1974年のコパ・デル・レイ決勝で4-0の勝利を収めたのは誇らしい功績だ。さらに彼は中盤の選手ながら、クラシコで多くのゴールを奪っている。 <span style="font-weight:700;">ジネディーヌ・ジダン</span> ▽とても優雅で素晴らしい時代だった。彼はクラシコで常に高いクオリティを見せてきた。チャンピオンズリーグのレバークーゼン戦でみせた伝説的なボレーシュートは誰もが知っている。あれによって、彼には絶対的な地位が与えられた。誇り高い男でもあり、チームのために立ち上がる。また、ベルナベウでみせた、ルイス・エンリケとの対面は忘れられない出来事の一つだ。 <span style="font-weight:700;">ファニート</span> ▽私は1983年のクラシコを決して忘れないだろう。彼とサンティリャーナのゴールにより2-1で勝利したのだ。批判を受けながらもピッチ上ではチームの成功のカギを握る重要な選手だった。特にクラシコでは、特別なモチベーションを持って試合に臨んでいたように思う。そういった彼の情熱が周りに乗り移ったのだ。 <span style="font-weight:700;">ラウール・ゴンサレス</span> ▽永遠のキャプテンであり、誇りと勇気を示してくれた。プジョールでさえも、ラウールを称える程だ。カンプ・ノウでゴールを決めてスタンドを黙らせる。マドリ―のサポーターはそういう場面を見てきた。誰も完全体のラウールを止めることはできない。 <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">アルフレッド・ディ・ステファノ</span> ▽名誉ある素晴らしい人物だ。バルセロナは度々、ブロンドの矢(ディ・ステファノの愛称)に立ち向かったが、もはやそれは競技ではなかった。全てはマドリーに有利に働き、彼が在籍している間に行われたクラシコは完勝だった。彼こそマドリーのレジェンドであり、不屈の精神を示した偉大な人物だ。 <span style="font-weight:700;">クリスティアーノ・ロナウド</span> ▽クラシコのベストプレーヤー。2009年にベルナベウにやってきて以来、本当に多くのゴールを奪ってきた。2011年のコパ・デル・レイ決勝ではホセ・マヌエル・ピントよりもさらに高く飛んだヘディングシュートを決めてカンプ・ノウを黙らせた。バルサにとってはロナウドはまさに悪夢だろう。 <span style="font-weight:700;">フレンツ・プスカシュ</span> ▽1950年代後半から60年代初めにかけて、彼の左足で放った驚異的なドライブシュートが生まれた時、バルセロナですら彼に電話していたという逸話がある。カンプ・ノウデ5-1の勝利を収めた試合では、彼がハットトリックを決めた。マドリ―の人たちの記憶に残っている選手であり、1966年に引退するまでバルセロナを苦しめ続けた。 2017.12.22 18:11 Fri
5

CL史上初16年連続ゴールのメッシが史上最多36クラブからゴール、最も決められた相手は?

バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、チャンピオンズリーグ(CL)で新たな記録を樹立した。 バルセロナは20日、チャンピオンズリーグ(CL)グループG第1節でフェレンツヴァローシュと対戦。この試合で先発出場を果たしたメッシは、27分にPKを決めて先制ゴールを記録。チームは5-1で勝利した。 <div id="cws_ad"><br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJDMHlIVVAwOCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> このゴールにより、メッシはCLにおいて16シーズン連続ゴールを記録。これは史上初の出来事。16シーズンにわたってゴールを記録したのは、元マンチェスター・ユナイテッドのFWライアン・ギグス以来2人目の出来事となった。 また、メッシはフェレンツヴァローシュ戦でのゴールによりCLで36チームからゴールを奪ったことに。これは自身が持つ記録をまた1つ更新したことになる。 メッシは、CLでこれまで41チームと対戦し、ゴールを決められていないチームはルビン・カザン、アトレティコ・マドリー、ベンフィカ、ウディネーゼ、インテルの5チームとなった。 なお、ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドとラウール・ゴンサレス氏が33チーム、レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマ、ミランのFWズラタン・イブラヒモビッチが29チーム相手にゴールを記録している。 メッシは16カ国のクラブと対戦し、最もゴールを記録した国はイングランドのクラブで「26」となっている。 最も多くゴールを決めた相手はアーセナルで6試合で9ゴール。ミランとセルティックが8ゴールとなっている。メッシがゴールを記録した36チームは以下の通り。 ◆CLでメッシがゴールを決めた相手 【イングランド】 アーセナル(9ゴール) チェルシー(3ゴール) リバプール(2ゴール) マンチェスター・シティ(6ゴール) マンチェスター・ユナイテッド(4ゴール) トッテナム(2ゴール) 【スペイン】 レアル・マドリー(2ゴール) 【ドイツ】 バイエルン(4ゴール) ドルトムント(1ゴール) ブレーメン(1ゴール) レバークーゼン(7ゴール) ボルシアMG(1ゴール) シュツットガルト(3ゴール) 【イタリア】 ミラン(8ゴール) ユベントス(2ゴール) ナポリ(1ゴール) ローマ(2ゴール) 【フランス】 リヨン(5ゴール) パリ・サンジェルマン(4ゴール) アヤックス(6ゴール) PSV(4ゴール) 【ポルトガル】 スポルティング・リスボン(1ゴール) 【ギリシャ】 オリンピアコス(1ゴール) パナシナイコス(4ゴール) 【スコットランド】 レンジャーズ(1ゴール) セルティック(8ゴール) 【ウクライナ】 シャフタール・ドネツク(3ゴール) ディナモ・キエフ(2ゴール) 【ロシア】 スパルタク・モスクワ(4ゴール) 【チェコ】 ヴィクトリア・プルゼニ(3ゴール) スラビア・プラハ(1ゴール) 【デンマーク】 コペンハーゲン(3ゴール) 【ベラルーシ】 BATEボリソフ(2ゴール) 【スイス】 バーゼル(2ゴール) 【キプロス】 APOEL(3ゴール) 【ハンガリー】 フェレンツヴァローシュ(1ゴール) 2020.10.21 12:10 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly