ルヴァンカップのベスト4決定! 横浜FMと名古屋は2年連続、川崎Fは4年ぶり、新潟は9年ぶりのベスト4
2024.09.09 12:10 Mon
8日、YBCルヴァンカップのプライムラウンド準々決勝第2戦の4試合が行われ、ベスト4が決定した。今シーズンはJ1、J2、J3の全60クラブが参加した初めての大会。新たな大会方式で行われ、リーグ戦が廃止され、全てトーナメントでの戦いとなっている。
ベスト8に残ったチームでは、ヴァンフォーレ甲府が唯一のJ2チームとして勝ち上がっていた中、川崎フロンターレと対戦。1stレグを0-1で落としていた中、2ndレグは31分に孫大河のゴールで先制。このまま勝利し、延長戦に突入するかと思われたが、後半アディショナルタイム3分に遠野大弥が起死回生のゴールを決め、1-1のドロー。甲府はベスト8で敗退し、川崎Fが劇的な勝ち上がりを決めた。
その他、J1で降格圏で苦しむ北海道コンサドーレ札幌は横浜F・マリノスと対戦。1stレグで1-6と大敗を喫し、逆転突破はかなり難しい状況の中、開始14分でヤン・マテウスに先制を許す厳しい展開に。最低でも6点が必要な状況となった中、降格圏に沈むチームにそこまでの力はなく、菅大輝の2ゴールやジョルディ・サンチェスのゴールで意地を見せ3-1で勝利。しかし、2戦合計4-7で大敗に終わり、横浜FMがベスト4に進出した。
J1首位のサンフレッチェ広島は名古屋グランパスと対戦。広島は、リーグ戦に加え、ルヴァンカップ、天皇杯、そしてAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)と4大会でプレーする可能性もあった中、第1戦は1-0で勝利していた。
もう1試合は、J1で快進撃を見せているFC町田ゼルビアとアルビレックス新潟の対戦。第1戦で新潟は0-5と圧倒した中、第2戦は2-0で町田が勝利。前半終盤に中島裕希、下田北斗が連続ゴールを決めて勢いづくかと思われが、2戦合計では到底及ばず、2-5で新潟が勝ち上がった。
川崎Fは4年ぶりのベスト4入り。横浜FMと名古屋は2年連続でのベスト4となり、新潟は9年ぶりのベスト4進出となった。
なお、準決勝のカードは名古屋vs横浜FM、川崎Fvs新潟となり、第1戦が10月9日(水)、第2戦が10月13日(日)となる。
■プライムラウンド準決勝 試合日程
【第1戦】
▽10/9(水)
《19:00》
横浜F・マリノス vs 名古屋グランパス
[日産スタジアム]
アルビレックス新潟 vs 川崎フロンターレ
[デンカビッグスワンスタジアム]
【第2戦】
▽10/13(日)
《15:00》
名古屋グランパス vs 横浜F・マリノス
[豊田スタジアム]
川崎フロンターレ vs アルビレックス新潟
[Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu]
ベスト8に残ったチームでは、ヴァンフォーレ甲府が唯一のJ2チームとして勝ち上がっていた中、川崎フロンターレと対戦。1stレグを0-1で落としていた中、2ndレグは31分に孫大河のゴールで先制。このまま勝利し、延長戦に突入するかと思われたが、後半アディショナルタイム3分に遠野大弥が起死回生のゴールを決め、1-1のドロー。甲府はベスト8で敗退し、川崎Fが劇的な勝ち上がりを決めた。
J1首位のサンフレッチェ広島は名古屋グランパスと対戦。広島は、リーグ戦に加え、ルヴァンカップ、天皇杯、そしてAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)と4大会でプレーする可能性もあった中、第1戦は1-0で勝利していた。
しかし、この第2戦は9分に古巣大戦となったパトリックにゴールを許して0-1で90分間が終了。延長に入り、102分に東俊希のゴールで勝ち越しに成功したが、112分にまさかのオウンゴールで失点。PK戦に入ると、名古屋のGKミッチェル・ランゲラックが圧巻のパフォーマンス。ゴンサロ・パシエンシアは枠を外したが、満田誠、松本泰志のシュートをセーブし、1-3で敗退。名古屋がベスト4に進出した。
もう1試合は、J1で快進撃を見せているFC町田ゼルビアとアルビレックス新潟の対戦。第1戦で新潟は0-5と圧倒した中、第2戦は2-0で町田が勝利。前半終盤に中島裕希、下田北斗が連続ゴールを決めて勢いづくかと思われが、2戦合計では到底及ばず、2-5で新潟が勝ち上がった。
川崎Fは4年ぶりのベスト4入り。横浜FMと名古屋は2年連続でのベスト4となり、新潟は9年ぶりのベスト4進出となった。
なお、準決勝のカードは名古屋vs横浜FM、川崎Fvs新潟となり、第1戦が10月9日(水)、第2戦が10月13日(日)となる。
■プライムラウンド準決勝 試合日程
【第1戦】
▽10/9(水)
《19:00》
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▽10/13(日)
《15:00》
名古屋グランパス vs 横浜F・マリノス
[豊田スタジアム]
川崎フロンターレ vs アルビレックス新潟
[Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu]
1
2
ランゲラック
孫大河
遠野大弥
ヤン・マテウス
菅大輝
ジョルディ・サンチェス
パトリック
東俊希
ゴンサロ・パシエンシア
満田誠
松本泰志
中島裕希
下田北斗
名古屋グランパス
横浜F・マリノス
川崎フロンターレ
アルビレックス新潟
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【明治安田J1リーグ第36節】 2024年11月9日(土) 14:00キックオフ 鹿島アントラーズ(4位/57pt) vs 名古屋グランパス(10位/46pt) [県立カシマサッカースタジアム] <h3>◆1つでも上へ、ACLも見える【鹿島アントラーズ】</h3> 前節はアウェイで川崎フロンターレと対戦し、1-3で勝利。4位をキープし残り4試合に臨むこととなる。 勝ちきれない試合が6試合続いた中、監督交代にも踏み切ったチームは優勝こそ遠のいてしまったが、3位以内は目指せる状況。消化試合が1試合少ないこともあり、3位は射程圏と言える。 とはいえ、残り4試合で勝ち続けなければ難しい状況。ただ、前節は鬼門でもあったアウェイでの川崎F戦で勝利できたことは自信にもつながっているはずだ。 中後監督は今季限りでの退任が決定。残り4試合で意地を見せ続けることができるのか注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:須貝英大、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、柴崎岳 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:中後雅喜 <h3>◆カップウィナーとしての意地を【名古屋グランパス】</h3> 先週は国立競技場でルヴァンカップ決勝を戦った名古屋。延長戦、PK戦にもつれる激闘となったが、アルビレックス新潟を下して2度目の優勝を果たした。 今シーズンはリーグ戦でも苦しみ、天皇杯でも不覚をとるなど苦しいシーズンだったが、狙っていたタイトルをしっかり手にすることとなった。 激闘から1週間。この決勝に懸けていたという話が出ていたが、リーグ戦は現在3連敗中。ただ、残り3試合でカップウィナーとしての意地を見せられるか注目だ。 1週間空いているとはいえ、メンバーをどうするのか長谷川健太監督の采配も注目。燃え尽き症候群になるのではなく、2週連続で歓喜をもたらせたい。 ★予想スタメン[3-4-1-2] GK:ランゲラック DF:内田宅哉、三國ケネディエブス、河面旺成 MF:野上結貴、稲垣祥、椎橋慧也、徳元悠平 MF:和泉竜司 FW:森島司、永井謙佑 監督:長谷川健太 2024.11.09 10:30 Sat3
ルヴァン杯王者の名古屋は数的有利活かせずゴールレスドロー…鹿島は鈴木優磨が報復行為で痛恨の一発退場【明治安田J1第36節】
明治安田J1リーグ第36節、鹿島アントラーズvs名古屋グランパスが9日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。 4位の鹿島は前節川崎フロンターレ相手に勝利し、中後監督にとって嬉しい就任後初白星を記録。優勝は厳しい状況ながら、3位以内確保は十分に目指せる中でのホームゲームとなった。 一方、こちらは先週行われたYBCルヴァンカップ決勝で勝利を収め、大会2度目の優勝を果たした10位の名古屋。リーグ戦は現在3連敗中であり、トロフィー獲得をきっかけに復調できたかが注目される。 激しいボールの奪い合いが見られる序盤は、8分に山岸がボックス内でシュートを放つなど名古屋が最初のチャンスを作る。10分過ぎからは鹿島が敵陣でボールを持つ時間が増えるも、好機までにはつながらない。 それでも、17分には手数をかけた鹿島の攻撃から最後は鈴木優磨がシュートを放ったが、名古屋DFがブロック。22分には高い位置でのプレッシャーからボールを奪うと、最終的に三竿がシュートを放つなど鹿島の時間が続く。 28分には鹿島の前線のコンビネーションから、最後はボックス手前の安西が鋭いシュートも枠上へ。終盤にかけても鹿島がボールを握る時間帯が増えたが、名古屋も集中した守りを維持しスコア動かぬままハーフタイムとなった。 後半、連敗ストップを目指す名古屋が、高い位置からプレッシャーをかけ積極的な入りを見せる。一方の鹿島も52分に左サイドのCKから鈴木優磨が頭で合わせたが、惜しくも枠外へ外れた。 両チームとも細かなジャッジに対する不満が垣間見える中で、57分には鈴木優磨が背後から椎橋に倒されると激昂。その場で椎橋に胸からぶつかり倒してしまうと、これが報復行為として上田主審は迷わずレッドカードを提示し、退場処分となった。 数的有利となった名古屋は押し込む展開を作ると、71分には左サイドの徳元のクロスから永井がヘディングシュートも枠外。78分にはCKからゴールへ迫るも、鹿島守備陣が身体を張った守備でブロックした。 1人少なくなった後も、守備を固めるだけでなく積極的に得点を狙いに行く鹿島。85分にはFKのこぼれ球にボックス内フリーの名古がボレーで合わせたが、枠上に外れた。 何としても得点が欲しい名古屋は87分にパトリック、山中、吉田を投入。パトリックへのロングボールを使い脅かそうとするも、鹿島のDF陣を最後まで崩せないままタイムアップとなった。 10人で良く持ちこたえた鹿島だったが、3位以内を狙いたい状況下では痛恨のドロー。一方の名古屋も連敗をストップしたとはいえ、数的有利を活かせぬ結果となった。 鹿島アントラーズ 0-0 名古屋グランパス 2024.11.09 16:05 Sat4
Jリーグ8クラブを渡り歩いたMF長谷川アーリアジャスールが現役引退…鳥取はJ2昇格の可能性残す「必ずPOに行きましょう!!」
ガイナーレ鳥取は7日、元日本代表MF長谷川アーリアジャスール(36)の今シーズン限りでの現役引退を発表した。 埼玉県出身の長谷川は、横浜F・マリノスの下部組織出身で、そのままトップチームに昇格。2012年にFC東京へと完全移籍すると、2014年にはセレッソ大阪に完全移籍。2015年にはレアル・サラゴサへ完全移籍した。 ランコ・ポポヴィッチ監督の下でプレーを続けてきた長谷川は、2016年に湘南ベルマーレに完全移籍してJリーグ復帰。大宮アルディージャ、名古屋グランパスでもプレーすると、2021年に再びポポヴィッチ監督率いるFC町田ゼルビアに完全移籍で加入。2023年から鳥取でプレーした。 Jリーグの8クラブを渡り歩いた長谷川は、J1通算251試合17得点、J2通算97試合14得点、J3通算34試合3得点を記録。リーグカップで45試合7得点、天皇杯で28試合出場、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも14試合で3得点を記録していた。 世代別の日本代表を経験すると、2012年に日本代表に初招集。プレーする機会はなかった。 今シーズンは鳥取でJ3の13試合に出場。先日は古巣でもある大宮との試合にも出場していたが、今シーズン限りでの引退を決断した。 長谷川はクラブを通じてコメントしている。 「2024シーズンをもちまして、現役を引退する事にしました。2007年、横浜F・マリノスからプロサッカー選手としての人生が始まり、FC東京、セレッソ大阪、スペインのレアル・サラゴサ、湘南ベルマーレ、大宮アルディージャ、名古屋グランパス、FC町田ゼルビア、そしてガイナーレ鳥取と9クラブでプレーさせていただきました」 「サッカーを通して多くの人に出会い、たくさんの仲間、さまざまな地域の皆様に支えられたからこそ、ここまで長く現役生活を送れたと思っています。本当にありがとうございました。この18年間は僕の財産です。チームが決まらず半年間待ち続けた時も、SHIBUYA CITY FCをはじめ、家族、どんな時も変わらず応援していただけるファン、サポーターの皆様のおかげでサッカーを諦めずに続けることができました」 「そして、そんな僕を拾ってくれたガイナーレ鳥取には感謝してもしきれません。もう一度プレーできるチャンスをいただけて、心の底から嬉しかったのを覚えています」 「残りリーグ3試合。ホームで2試合戦えます。ぜひスタジアムに足を運んでいただきチームを、応援してください。必ずプレーオフに行きましょう!!」 「最後になりますが、僕のプレーも見に来ていただけたら嬉しいです。それでは、またスタジアムで会いましょう」 2024.11.07 16:58 Thu5