新戦力大量加入! 川井監督体制で勝負の3年目へ【J1開幕直前ガイド|サガン鳥栖】
2024.02.11 18:30 Sun
2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、サガン鳥栖を紹介していく。
【直近3シーズンの成績】
2023シーズン:14位(9勝11分け14敗)
2022シーズン:11位(9勝15分け10敗)
2021シーズン:7位(16勝11分け11敗)
【昨季チーム得点王】
長沼洋一 10ゴール
【今季ノルマ】
中位
【編集部イチオシ】
FW横山歩夢
昨季J1:17試合出場/0ゴール
川井健太監督体制2年目の昨シーズンは、春から夏にかけて7試合無敗が続くも、7月以降は2勝のみと失速。残留こそ果たしたが、前年以下の14位という成績でシーズンを終えた。チームスローガンを「進」と掲げた2024年は「創造・変化・前進させることを続け、掴みにいく」という川井監督の言葉通り、ここ2年の積み上げを結果へ繋げることが求められる。
◆主力数名退団も新顔たくさん
昨シーズン9得点のMF小野裕二がアルビレックス新潟へと移籍し、他にもFW岩崎悠人やDFファン・ソッコら主力が退団。その一方、最終ラインでは仙台で2年間主力を張ったU-23韓国代表DFキム・テヒョン、FC東京のU-22日本代表DF木村誠二、大分トリニータでレギュラーだったDF上夷克典、セレッソ大阪を支えたDF丸橋祐介らを獲得した。さらに、東京ヴェルディのJ1昇格に貢献したMF中原輝や、FWマルセロ・ヒアン、ヴィニシウス・アラウージョといった外国人アタッカーも加え、戦力アップともとれる補強に成功している。多数の新加入も含め、J1経験が豊富な選手こそ少ないが、育成にも長ける川井監督の手腕次第で伸び代十分だ。
◆今シーズンも期待の屋台骨たち
また、チーム最多得点を記録したMF長沼洋一や攻撃で違いを生むMF堀米勇輝らもさることながら、DF山﨑浩介とMF河原創のセンターライン2人は引き続き欠かせない存在だろう。どちらも昨シーズン加入でJ1初挑戦だったが、すぐさま守備と中盤の要になった。加入2年目で序列を上げ、河原とのボランチコンビが定着したMF手塚康平も引き続き期待したいところだ。
◆継続、飛躍、復活望まれる若手
若手で頼れるのは左サイドバックへのコンバートで定位置を掴んだMF菊地泰智。シーズン後半にスーパーサブとして機能したFW横山歩夢も、小野や岩崎らが抜けたチャンスを活かして飛躍の年としてほしいところ。昨シーズン、左ヒザ外側半月板断裂の大ケガに泣いたMF本田風智にも注目。背番号を「10」へと変えた生え抜きアタッカーの復活にはサポーターも胸躍らせるはずだ。
◆2024年冬移籍情報
【IN】
GKイ・ユンソン(18)←義政府Gスポーツ(韓国)/新加入
GKアルナウ(26)←奈良クラブ/完全移籍
DF北島郁哉(18)←サガン鳥栖U―18/昇格
DF丸橋祐介(33)←セレッソ大阪/完全移籍
DF上夷克典(27)←大分トリニータ/完全移籍
DFキム・テヒョン(23)←蔚山現代FC(韓国)/完全移籍
DF長澤シヴァタファリ(22)←関東学院大学/新加入
DF木村誠二(22)←FC東京/期限付き移籍
MF中原輝(27)←セレッソ大阪/完全移籍
MF渡邉綾平(22)←法政大学/新加入
MF日野翔太(21)←拓殖大学/新加入
FW堺屋佳介(18)←サガン鳥栖U-18/昇格
FWヴィニシウス・アラウージョ(30)←FC今治/完全移籍
FWマルセロ・ヒアン(21)←横浜FC/完全移籍
【OUT】
GKオム・イェフン(21)→未定
GK内山圭(30)→藤枝MYFC/期限付き移籍
DFファン・ソッコ(34)→蔚山現代FC(韓国)/完全移籍
DFアンソニー・アクム(31)→未定
DF大里皇馬(19)→レイラック滋賀FC/育成型期限付き移籍
DF坂本稀吏也(20)→モンテディオ山形/期限付き移籍終了
DF孫大河(24)→ヴァンフォーレ甲府/完全移籍
DF竹内諒太郎(19)→クリアソン新宿/期限付き移籍延長
DF平瀬大(22)→レノファ山口FC/期限付き移籍延長
DF中野伸哉(20)→ガンバ大阪/完全移籍移行
MF島川俊郎(33)→徳島ヴォルティス/完全移籍
MF小野裕二(31)→アルビレックス新潟/完全移籍
MF坂井駿也(19)→テゲバジャーロ宮崎/育成型期限付き移籍
MF西川潤(21)→セレッソ大阪/期限付き移籍終了
MF相良竜之介(21)→ベガルタ仙台/完全移籍移行
FW藤原悠汰(24)→愛媛FC/完全移籍
FW岩崎悠人(25)→アビスパ福岡/完全移籍
FW河波櫻士(23)→FC岐阜/期限付き移籍
FW和田凌(28)→香港流浪足球会(香港)/完全移籍
FW梶谷政仁(23)→ブラウブリッツ秋田/完全移籍移行
FW荒木駿太(24)→FC町田ゼルビア/完全移籍移行
【直近3シーズンの成績】
2023シーズン:14位(9勝11分け14敗)
2022シーズン:11位(9勝15分け10敗)
2021シーズン:7位(16勝11分け11敗)
【昨季チーム得点王】
長沼洋一 10ゴール
中位
【編集部イチオシ】
FW横山歩夢
昨季J1:17試合出場/0ゴール
◆現体制3年目はノルマ以上の結果を
川井健太監督体制2年目の昨シーズンは、春から夏にかけて7試合無敗が続くも、7月以降は2勝のみと失速。残留こそ果たしたが、前年以下の14位という成績でシーズンを終えた。チームスローガンを「進」と掲げた2024年は「創造・変化・前進させることを続け、掴みにいく」という川井監督の言葉通り、ここ2年の積み上げを結果へ繋げることが求められる。
◆主力数名退団も新顔たくさん
昨シーズン9得点のMF小野裕二がアルビレックス新潟へと移籍し、他にもFW岩崎悠人やDFファン・ソッコら主力が退団。その一方、最終ラインでは仙台で2年間主力を張ったU-23韓国代表DFキム・テヒョン、FC東京のU-22日本代表DF木村誠二、大分トリニータでレギュラーだったDF上夷克典、セレッソ大阪を支えたDF丸橋祐介らを獲得した。さらに、東京ヴェルディのJ1昇格に貢献したMF中原輝や、FWマルセロ・ヒアン、ヴィニシウス・アラウージョといった外国人アタッカーも加え、戦力アップともとれる補強に成功している。多数の新加入も含め、J1経験が豊富な選手こそ少ないが、育成にも長ける川井監督の手腕次第で伸び代十分だ。
◆今シーズンも期待の屋台骨たち
また、チーム最多得点を記録したMF長沼洋一や攻撃で違いを生むMF堀米勇輝らもさることながら、DF山﨑浩介とMF河原創のセンターライン2人は引き続き欠かせない存在だろう。どちらも昨シーズン加入でJ1初挑戦だったが、すぐさま守備と中盤の要になった。加入2年目で序列を上げ、河原とのボランチコンビが定着したMF手塚康平も引き続き期待したいところだ。
◆継続、飛躍、復活望まれる若手
若手で頼れるのは左サイドバックへのコンバートで定位置を掴んだMF菊地泰智。シーズン後半にスーパーサブとして機能したFW横山歩夢も、小野や岩崎らが抜けたチャンスを活かして飛躍の年としてほしいところ。昨シーズン、左ヒザ外側半月板断裂の大ケガに泣いたMF本田風智にも注目。背番号を「10」へと変えた生え抜きアタッカーの復活にはサポーターも胸躍らせるはずだ。
◆2024年冬移籍情報
【IN】
GKイ・ユンソン(18)←義政府Gスポーツ(韓国)/新加入
GKアルナウ(26)←奈良クラブ/完全移籍
DF北島郁哉(18)←サガン鳥栖U―18/昇格
DF丸橋祐介(33)←セレッソ大阪/完全移籍
DF上夷克典(27)←大分トリニータ/完全移籍
DFキム・テヒョン(23)←蔚山現代FC(韓国)/完全移籍
DF長澤シヴァタファリ(22)←関東学院大学/新加入
DF木村誠二(22)←FC東京/期限付き移籍
MF中原輝(27)←セレッソ大阪/完全移籍
MF渡邉綾平(22)←法政大学/新加入
MF日野翔太(21)←拓殖大学/新加入
FW堺屋佳介(18)←サガン鳥栖U-18/昇格
FWヴィニシウス・アラウージョ(30)←FC今治/完全移籍
FWマルセロ・ヒアン(21)←横浜FC/完全移籍
【OUT】
GKオム・イェフン(21)→未定
GK内山圭(30)→藤枝MYFC/期限付き移籍
DFファン・ソッコ(34)→蔚山現代FC(韓国)/完全移籍
DFアンソニー・アクム(31)→未定
DF大里皇馬(19)→レイラック滋賀FC/育成型期限付き移籍
DF坂本稀吏也(20)→モンテディオ山形/期限付き移籍終了
DF孫大河(24)→ヴァンフォーレ甲府/完全移籍
DF竹内諒太郎(19)→クリアソン新宿/期限付き移籍延長
DF平瀬大(22)→レノファ山口FC/期限付き移籍延長
DF中野伸哉(20)→ガンバ大阪/完全移籍移行
MF島川俊郎(33)→徳島ヴォルティス/完全移籍
MF小野裕二(31)→アルビレックス新潟/完全移籍
MF坂井駿也(19)→テゲバジャーロ宮崎/育成型期限付き移籍
MF西川潤(21)→セレッソ大阪/期限付き移籍終了
MF相良竜之介(21)→ベガルタ仙台/完全移籍移行
FW藤原悠汰(24)→愛媛FC/完全移籍
FW岩崎悠人(25)→アビスパ福岡/完全移籍
FW河波櫻士(23)→FC岐阜/期限付き移籍
FW和田凌(28)→香港流浪足球会(香港)/完全移籍
FW梶谷政仁(23)→ブラウブリッツ秋田/完全移籍移行
FW荒木駿太(24)→FC町田ゼルビア/完全移籍移行
川井健太
イ・ユンソン
北島郁哉
丸橋祐介
上夷克典
キム・テヒョン
長澤シヴァタファリ
木村誠二
中原輝
渡邉綾平
日野翔太
堺屋佳介
ヴィニシウス・アラウージョ
マルセロ・ヒアン
梶谷政仁
荒木駿太
オム・イェフン
内山圭
ファン・ソッコ
アンソニー・アクム
大里皇馬
坂本稀吏也
孫大河
竹内諒太郎
平瀬大
中野伸哉
島川俊郎
小野裕二
坂井駿也
西川潤
相良竜之介
藤原悠汰
岩崎悠人
河波櫻士
和田凌
梶谷政仁
荒木駿太
長沼洋一
堀米勇輝
河原創
手塚康平
菊地泰智
横山歩夢
本田風智
サガン鳥栖
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10代若武者がともに初ゴールの清水と磐田が初戦突破で静岡ダービー! 札幌と鳥栖、仙台がJ3勢に屈す【YBCルヴァンカップ】
26日、2025 YBCルヴァンカップ1回戦の13試合が行われた。 2024シーズンからJ1、J2、J3の全60チームが参加する方式に変更となったルヴァンカップ。 26日開催試合で唯一のJ1勢として参戦した清水エスパルスはJ3のSC相模原と対戦。週末の湘南ベルマーレ戦を睨んでターンオーバーを敢行した清水は慣れないメンバー構成の影響もあって攻撃面でやや停滞したが、30分にFKの流れからオウンゴールで先制に成功した。 1点リードで折り返した後半は相手の粘りにあって追加点を奪うのに苦戦したが、後半終盤に途中出場の選手たちが決定的な仕事を果たした。83分に矢島慎也との連携でゴール前に抜け出した北爪健吾が混戦を制してシュートを突き刺すと、直後の85分には北川航也の完璧なお膳立てからトップデビューの17歳MF土居佑至が左足ダイレクトシュートを流し込み、見事にデビュー戦ゴールを達成。その後、ホームの相模原に一矢報いるゴールを奪われたが、敵地で3-1の勝利。順当に2回戦進出を決めた。 また、J2のジュビロ磐田はJ3のFC大阪と対戦。前半立ち上がりに佐藤凌我の公式戦2試合連続ゴールで先制に成功するも、1-1の同点で試合を折り返す。だが、後半立ち上がりには18歳MF川合徳孟が見事な左足ミドルシュートを突き刺し、プロ初ゴールを奪取。このリードを守り切った磐田が2-1で勝利した。 この結果、ともに若武者の初ゴールなどで初戦を制した清水と磐田は2回戦で静岡ダービーを戦うことに。 J2リーグ開幕6連勝で首位を快走するジェフユナイテッド千葉は、カターレ富山とのJ2勢対決に臨んだ。リーグ前回対戦では2-0の勝利を収めていたが、この試合では富山の躍動感のある攻撃に苦戦。1-1の前半半ばに碓井聖生に勝ち越しゴールを許すと、後半も相手のカウンターに晒されて碓井にハットトリックを献上。2-4の敗戦によって今季の公式戦初黒星となった。 また、この日の試合ではJ2勢の北海道コンサドーレ札幌、サガン鳥栖、ベガルタ仙台の3チームがJ3勢の福島ユナイテッドFC、松本山雅FC、栃木SCにいずれも敗れる波乱…。 札幌は2点差を追いつかれたなか、一時勝ち越しに成功したものの3-3で90分を終えると、延長戦で3ゴールを叩き込まれて3-6で大敗。鳥栖は0-0で90分の戦いを終えたなか、延長戦で松本に決勝点を奪われて0-1の敗戦。仙台は0-0で120分の戦いを終えて臨んだPK戦で栃木SCに屈した。 J2でそれぞれ2位と3位に位置するRB大宮アルディージャとV・ファーレン長崎はともに大苦戦を強いられたが、勝負強さを発揮して2回戦進出となった。 J2のいわきFCをホームで迎え撃った大宮は前半に退場者を出して難しい戦いを強いられたなか、2度のビハインドを追いついて延長戦、PK戦まで持ち込むと、GK加藤有輝の2本のPKストップの活躍によって劇的に勝ち上がった。 一方、長崎はJ3のザスパ群馬に苦戦を強いられたが、1-1と同点に追いついて迎えた延長戦で一気に3ゴールを叩き込んで、最後は地力の差を見せつけて4-1での勝ち上がりを決めている。 なお、愛媛県今治市の林野火災の影響で中止となったFC今治(J2)vs徳島ヴォルティス(J2)は4月9日(水)に開催されることが発表されている。 <h3>◆1回戦</h3> ▽3月26日(水) SC相模原(J3) 1-3 清水エスパルス(J1) 水戸ホーリーホック(J2) 1-0 ロアッソ熊本(J2) RB大宮アルディージャ(J2) 3-3(PK:7-6) いわきFC(J2) ヴァンフォーレ甲府(J2) 2-1 藤枝MYFC(J2) カターレ富山(J2) 4-2 ジェフユナイテッド千葉(J2) 愛媛FC(J2) 0-2 ブラウブリッツ秋田(J2) 大分トリニータ(J2) 2-3 レノファ山口FC(J2) 福島ユナイテッドFC(J3) 6-3 北海道コンサドーレ札幌(J2) 栃木SC(J3) 0-0(PK:4-3) ベガルタ仙台(J2) ザスパ群馬(J3) 1-4 V・ファーレン長崎(J2) 松本山雅FC(J3) 1-0 サガン鳥栖(J2) FC大阪(J3) 1-2 ジュビロ磐田(J2) 鹿児島ユナイテッドFC(J3) 0-2 モンテディオ山形(J2) ▽4月9日(水) FC今治(J2) vs 徳島ヴォルティス(J2) ▽3月20日(木・祝) ヴァンラーレ八戸(J3) 1-1(PK:2-4) アルビレックス新潟(J1) 栃木シティFC(J3) 0-1 鹿島アントラーズ(J1) AC長野パルセイロ(J3) 0-0(PK:4-5) 東京ヴェルディ(J1) ツエーゲン金沢(J3) 0-1 湘南ベルマーレ(J1) アスルクラロ沼津(J3) 0-1 柏レイソル(J1) FC岐阜(J3) 0-2 横浜FC(J1) 奈良クラブ(J3) 0-1 FC東京(J1) ガイナーレ鳥取(J3) 0-2 京都サンガF.C.(J1) カマタマーレ讃岐(J3) 1-5 セレッソ大阪(J1) 高知ユナイテッドSC(J3) 1-2 ガンバ大阪(J1) ギラヴァンツ北九州(J3) 1-0 ファジアーノ岡山(J1) テゲバジャーロ宮崎(J3) 0-3 名古屋グランパス(J1) FC琉球(J3) 0-2 アビスパ福岡(J1) 2025.03.26 22:30 Wed2
首位・千葉が劇的ラストプレー弾で怒涛の開幕6連勝! 連勝ストップのRB大宮は杉本健勇のゴラッソもあり連敗回避、長崎はマテウス・ジェズスのハットトリックなどで無敗継続【明治安田J2第6節】
23日、明治安田J2リーグ第6節の10試合が各地で行われた。 開幕から5連勝とクラブ記録を更新中の首位・ジェフユナイテッド千葉(勝ち点15)。開幕戦以来勝利がないヴァンフォーレ甲府(勝ち点4)とのアウェイゲームに臨んだ。 試合開始直後、いきなり試合を動かしたのはホームの甲府。左サイドへ展開すると、荒木翔のワンタッチクロスが直接ゴールへ。ファーサイドネットに突き刺さった。 1点ビハインドで折り返した千葉だが、椿直起がボックス内で倒されてPKを獲得。石川大地がこれを決め、58分に追いつく。 同点のまま終わるかに思われたが、ラストプレーでドラマ。左CKを得た千葉は、一度跳ね返されながらも安井拓也が執念の逆転ゴール。劇的な形で甲府を下し、開幕6連勝とした。 前節、開幕からの連勝が止まった2位・RB大宮アルディージャ(勝ち点12)は、3試合連続ドローの水戸ホーリーホック(勝ち点6)をホームに迎えた一戦。RB大宮は44分、ロングスローのルーズボールから藤井一志が決定機を迎えるが、左足シュートは水戸GK松原修平のビッグセーブに阻まれる。 後半も互いに譲らなかったが、80分に均衡を破ったのはRB大宮。最終ラインのガブリエウからのロングボールに途中出場のオリオラ・サンデーが抜け出し、GKとの一対一を冷静に制する。 さらに3分後、左クロスのセカンドボールに杉本健勇が反応。ボックス中央手前で右足を振り抜き、豪快なダイレクトボレーを突き刺す。そのままRB大宮が2-0の勝利を収め、再スタートを切った。 千葉とともに開幕から無敗の3位・V・ファーレン長崎(勝ち点11)は、2連勝から3連敗のブラウブリッツ秋田(勝ち点6)とのホームゲーム。19分、長崎が先制。ピッチ中央で受けたマテウス・ジェズスが反転からドリブル。ボックス手前まで持ち上がると自ら左足で狙い、ゴール左隅にコントロールショットを決める。 1点リードの長崎は山口蛍が何らかのアクシデントで交代しつつ前半終了。それでも52分、カウンターからの右クロスにマテウス・ジェズスが合わせてこの日2点目。62分にはまたも速攻からシュートのこぼれ球をマルコス・ギリェルメが押し込む。 3点ビハインドの秋田も、右CKから村松航太が詰めて64分に反撃。しかし長崎も89分、左CKの混戦からマテウス・ジェズスが頭で叩き込んでハットトリックを達成。後半アディショナルタイムには青木俊輔のプロ初ゴールでダメ押しし、長崎が今シーズン初の連勝。ホームでは4戦全勝としている。 5位ジュビロ磐田(勝ち点9)vs7位・ベガルタ仙台(勝ち点8)は、仙台が終盤に2点差から追いつき、前節の再現へと向かう。しかし、磐田は途中出場の佐藤凌我がすぐさま勝ち越しゴール。一度追いつかれながら再び突き放した磐田が2連勝を飾った。 その他、昇格組の4位・カターレ富山(勝ち点10)は、ようやくエンジンがかかり始めた17位・サガン鳥栖(勝ち点4)に0-1で敗戦。J2初挑戦ながら健闘している6位・FC今治(勝ち点8)は、終盤の梅木怜のゴールで18位いわきFC(勝ち点3)との一戦を制している。降格組の19位・北海道コンサドーレ札幌(勝ち点3)は、未勝利で最下位の愛媛FC(勝ち点1)を破って連勝とした。 <h3>◆明治安田J2リーグ第6節</h3> ▽3月23日(日) ベガルタ仙台 2-3 ジュビロ磐田 レノファ山口FC 0-1 ロアッソ熊本 サガン鳥栖 1-0 カターレ富山 愛媛FC 1-2 北海道コンサドーレ札幌 ヴァンフォーレ甲府 1-2 ジェフユナイテッド千葉 大分トリニータ 1-1 藤枝MYFC いわきFC 0-1 FC今治 モンテディオ山形 0-0 徳島ヴォルティス RB大宮アルディージャ 2-0 水戸ホーリーホック V・ファーレン長崎 5-1 ブラウブリッツ秋田 <span class="paragraph-title">【動画】RB大宮の杉本健勇がダイレクトボレーでゴラッソ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%89%E6%9C%AC%E5%81%A5%E5%8B%87?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#杉本健勇</a> 待望の今シーズン初ゴールは<br>スーペルゴラッソ<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J2リーグ 第6節<br> 大宮vs水戸<br> 2-0<br> 83分<br> 杉本 健勇(大宮)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/lkeCtlQf2J">pic.twitter.com/lkeCtlQf2J</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1903703653162393884?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.23 16:25 Sun3
鳥栖がC大阪のMF松本凪生を期限付き移籍で獲得、5年連続武者修行に「J2優勝、J1復帰のために全力でプレーします」
サガン鳥栖は27日、セレッソ大阪のMF松本凪生(23)を期限付き移籍で獲得することを発表した。背番号は「2」となり、移籍期間は2026年1月31日まで。C大阪との公式戦には出場できない。 松本はC大阪の下部組織出身で、2020年にトップチームへ昇格。栃木SC、ヴァンフォーレ甲府、モンテディオ山形と武者修行を積み、今シーズンは復帰していた。 しかし、開幕から出番はなく、結局今シーズンも武者修行に出ることが決まった。松本は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆サガン鳥栖</h3> 「初めまして。この度、セレッソ大阪から加入することになりました、松本凪生です。J2優勝、J1復帰のために全力でプレーします。スタジアムで皆さん共に戦ってください。応援よろしくお願いします」 <h3>◆セレッソ大阪</h3> 「この度、サガン鳥栖に期限付き移籍することになりました。なかなかセレッソの力になることができず悔しいですが、自分の力を示すためにサガン鳥栖で頑張ってきます」 2025.03.27 17:25 Thu4
まだJ1からの降格をしたことがないチームってどこまで粘ってきたの?!の巻/倉井史也のJリーグ
J1から降格したことのない3チームってどこ? 鹿島と横浜FMと……実は鳥栖。その鳥栖が最下位ですからね。嘆きのメール、たくさんいただいております。まぁそういう嘆き方って正しいんですけどね。サッカークラブが売ってるのは、夢じゃなくてストレスなんだから。 ともあれ、先週の札幌の回でも書いたんだけど、やっぱり1試合あたり2失点以上というのはかなりヤバいんですよ。でもね、鳥栖って落ちてないけどかなり危ないときが過去何度もあったんじゃないかと思うんです。クラブが危ないときも多かったけど、残留もヤバイって時が。 ということで、ここでは鳥栖が昇格した2012年以降、最低順位と最高順位をピックアップしてみました。 2012年:最低順位13位/最高順位 3位 2013年:最低順位15位/最高順位 5位 2014年:最低順位 9位/最高順位 1位 2015年:最低順位14位/最高順位 3位 2016年:最低順位17位/最高順位 2位 2017年:最低順位17位/最高順位 8位 2018年:最低順位17位/最高順位 6位 2019年:最低順位18位/最高順位14位 2020年:最低順位17位/最高順位11位 2021年:最低順位 7位/最高順位 2位 2022年:最低順位12位/最高順位 5位 2023年:最低順位18位/最高順位 8位 ちなみに最終順位は 2012年: 5位 2013年:12位 2014年: 5位 2015年:11位 2016年:11位 2017年: 8位 2018年:14位 2019年:15位 2020年:13位 2021年: 7位 2022年:11位 2023年:14位 おお、確かにサポーターが騒ぐ気持ちもよく分かる。 2023年に18位だったのは第1節のみ。2019年は第1節から第3節、第7節から第11節、第15節から第16節、第19節から第20節って12節も最下位だったけど、ルイス・カレーラス監督を第9節のあとに解任。そこまで1勝1分7敗だったチームを金明輝監督が10勝6分18敗までもちこんで最終節に残留を果たしたって年でした。 鳥栖って今年も波瀾万丈ありそうね。これまでの奇跡の力に期待ってとこでしょうか。 2024.04.20 10:30 Sat5