「ホッとしたが一番」終了間際のPK献上からの勝ち越しゴール、名古屋MF中山克広はキャリア初タイトルに「人生でもなかなかない。改めて目指したい」

2024.11.02 23:23 Sat
PKを与えるも勝ち越しゴールを決めた中山克広
©超ワールドサッカー
PKを与えるも勝ち越しゴールを決めた中山克広
名古屋グランパスのMF中山克広が、ルヴァンカップ優勝を振り返った。2日、2024Jリーグ YBCルヴァンカップ決勝が国立競技場で行われ、名古屋と新潟が対戦した。

2021年以来3年ぶり2度目の優勝を目指す名古屋と、クラブ史上初のタイトルを目指す新潟の一戦。雨が降り頻る中、史上最多の6万2517人が詰めかけ、熱気に満ちていた。
試合は互いにスタイルを出していく中、31分にビルドアップのミスを見逃さなかった永井謙佑がそのまま蹴んで名古屋が先制する。

さらに42分にも永井がゴールを奪ったなか、後半も名古屋ペースで試合が進んでいったが、新潟が選手交代で流れを掴み返す。71分に谷口海斗がヘディングで1点を返すと、そのまま新潟が押し込み、名古屋が跳ね返すという展開となった。
それでも名古屋の勝利かと思われたが、ラストプレーで中山が小見洋太を倒してしまいPKが与えられることに。これを小見が決めて延長戦へ。それでも名古屋は延長前半3分にPKを与えてしまった中山がゴールを決めて勝ち越しに成功。しかし、延長後半6分に小見が再びネットを揺らして3-3のドロー。PK戦にも連れ込んだ試合は、5-4で名古屋が制し、見事に2度目の優勝を果たした。

中山は後半アディショナルタイムのシーンを振り返り、「正直、PKだと思いました。引っ掛けてしまって、あの時間帯だったので上手く気持ちを切り替えようと思っていました」とコメント。自身の感覚では足が引っかかった感触はあったという。

勝利目前でのまさかの失点。長谷川健太監督からは「信じてるぞと言葉をかけてもらいました」と、檄を飛ばされたとした。

そんな中、中山は延長前半に勝ち越しゴールを記録。自身の失態を取り返すことに成功した。

「ホッとしたが一番でした。とにかくホッとしたのが一番でした」と振り返った中山。「ただ、始まったばっかりだったので、もう1回気持ちを切り替えていこうとしました」と、残り15分以上ある延長戦に集中したという。

しっかりとゴールを決められたことについては「あの瞬間は気持ちが勝っていたというか、チームのために自分がやらないとという気持ちが勝っていたシーンだと思います」と、気持ちでねじ込んだゴールだとした。

延長戦では山中亮輔が左ウイングバックに入り、中山と両翼を務めることに。自身のゴールも山中のクロスから始まったものだった。「チームの中ではウイングバック同士のクロス。柏とのホーム戦でも山くんからのクロスを僕が決めたシーンもあったので、ウイングバックーウイングバックというのは今日も出せたと思います」と、クロスに対してしっかりファーサイドに入ることを意識していたという。

PK戦については「僕は7番目だったんですけど、正直順番は回ってこないと思っていました」とコメント。「ミッチ(ランゲラック)は止めてくれると思っていましたし、チーム全員でルヴァンカップを獲るということを信じてやっていました」と、5人で終わると信じていたという。

勝利の瞬間は「ホッとしたというか、勝手に涙が出ちゃいましたね」と振り返った中山。このタイトルについては「決勝戦は人生変わるぐらいのものでした。PK、延長にしてしまって、この先は自分が結果を出せる、出せないで変わってくると思います。結果を出せたという点では、サッカー人生も変わってくるかなと思います」と、難しい状況に追い込まれながらも結果が出たことは大きいとした。

まさに地獄から天国という瞬間を味わった中山。「名古屋のサポーター含めて、全員が最後まで信じてくれて、全員のおかげで結果が掴めたと思います」とコメント。ルヴァンカップを触った感想は「初めて触らせてもらったので、感慨深いというか、人生でもなかなかないこと。あの感覚は忘れられないですし、改めて目指したいと思いました」と、再びタイトルを目指して戦うとした。

1 2

中山克広の関連記事

名古屋グランパスの長谷川健太監督が、今季初の逆転負けとなった東京ヴェルディ戦を振り返った。 名古屋は15日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第6節で東京Vと対戦し、1-2で敗戦した。 開幕6戦目での初白星を目指した今節は、1-1のドローに終わったセレッソ大阪戦から先発5人を変更。負傷でベンチ外の 2025.03.15 22:55 Sat
15日、明治安田J1リーグ第6節、東京ヴェルディvs名古屋グランパスが味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが2-1で逆転勝利した。 東京Vは前節、アウェイでアルビレックス新潟と対戦し、2-2のドロー。今季2勝目を逃したものの今季初の複数得点を奪って追いついてのドローとなった。半歩進んだ手応えをホーム初勝利に繋 2025.03.15 16:02 Sat
東京ヴェルディは28日、沖縄の黄金森公園陸上競技場で行われた名古屋グランパスとのトレーニングマッチ(45分×4)を戦い、3-3で引き分けた。 昨シーズンのJ1で6位の東京Vは沖縄キャンプのトレーニングマッチ4試合目で2024シーズンのルヴァンカップ王者でJ1リーグ13位の名古屋と対戦した。 1本目と2本目は 2025.01.28 19:31 Tue
名古屋グランパスは11日、2025シーズンの選手背番号を発表した。 昨シーズンの明治安田J1リーグを13位でフィニッシュも、YBCルヴァンカップ制覇を成し遂げた名古屋は2025シーズンで長谷川健太体制の4年目。ランゲラックやパトリック、ハ・チャンレの外国籍選手に加え、重廣卓也、井上詩音ら数選手がチームを離れたが、 2025.01.11 18:01 Sat
名古屋グランパスは5日、22選手との2025シーズンの契約更新を発表した。 2024シーズンの明治安田J1リーグでは11位フィニッシュも、YBCルヴァンカップを制覇した名古屋。長谷川健太監督の下で戦う4年目に向けて、日本人選手、外国籍選手を含め多くの主力の契約更新が発表された。 日本人の主力選手ではリーグ戦 2025.01.05 15:34 Sun

名古屋グランパスの関連記事

29日、明治安田J1リーグ第7節の名古屋グランパスvs横浜FCが豊田スタジアムで行われ、ホームの名古屋が2-1で勝利した。 開幕から勝利なしと苦しい序盤戦を戦っている名古屋。リーグ戦中断期間中のYBCルヴァンカップ1回戦ではテゲバジャーロ宮崎を延長戦の末に下した。前節の東京ヴェルディ戦からは2人入れ替え、GKシュ 2025.03.29 16:20 Sat
26日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの1回戦が開催された。 すでに20日にも13試合が行われていた中で、13試合が開催。J1勢では清水エスパルスがJ3のSC相模原に勝利した他、J2で首位に立つジェフユナイテッド千葉は、カターレ富山に4-2で敗れる事態に。また、J2に降格した北海道コンサドーレ札幌は福島ユ 2025.03.26 23:30 Wed
名古屋グランパスは25日、名古屋グランパスU-18に所属するDF森壮一朗(17)とのプロ契約締結を発表した。プロ契約は2025年4月1日から。背番号は「44」を着用する。 森は東海学園高校に在学中。昨シーズンからトップチームに2種登録されており、3月にはU-18日本代表にも選出されていた。 17歳にしてプロ 2025.03.25 12:58 Tue
名古屋グランパスの長谷川健太監督が、今季初の逆転負けとなった東京ヴェルディ戦を振り返った。 名古屋は15日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第6節で東京Vと対戦し、1-2で敗戦した。 開幕6戦目での初白星を目指した今節は、1-1のドローに終わったセレッソ大阪戦から先発5人を変更。負傷でベンチ外の 2025.03.15 22:55 Sat
15日、明治安田J1リーグ第6節、東京ヴェルディvs名古屋グランパスが味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが2-1で逆転勝利した。 東京Vは前節、アウェイでアルビレックス新潟と対戦し、2-2のドロー。今季2勝目を逃したものの今季初の複数得点を奪って追いついてのドローとなった。半歩進んだ手応えをホーム初勝利に繋 2025.03.15 16:02 Sat

YBCルヴァンカップの関連記事

読者の人から質問が来たんです。ヨーロッパのほうって代表の試合があるときにリーグやカップの試合を入れるんですかって。それって3月20日のバーレーン戦の日にルヴァンカップの試合が入っていたことを言ってるんだと思うんですよ。 あの日、ルヴァンカップの試合会場から埼玉スタジアムに「後半だけでも」ということで駆けつけた人も 2025.03.28 16:00 Fri
Jリーグは27日、最新の出場停止情報を発表した。 今回発表されたのは、26日に開催されたYBCルヴァンカップ。RB大宮アルディージャのDF村上陽介が一発退場となり、2回戦のFC東京戦で出場停止となる。 村上は、26日に行われた1回戦のいわきFC戦に先発出場。しかし、32分に背後のスペースに抜け出した加藤大晟 2025.03.27 17:55 Thu
26日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの1回戦が開催された。 すでに20日にも13試合が行われていた中で、13試合が開催。J1勢では清水エスパルスがJ3のSC相模原に勝利した他、J2で首位に立つジェフユナイテッド千葉は、カターレ富山に4-2で敗れる事態に。また、J2に降格した北海道コンサドーレ札幌は福島ユ 2025.03.26 23:30 Wed
26日、2025 YBCルヴァンカップ1回戦の13試合が行われた。 2024シーズンからJ1、J2、J3の全60チームが参加する方式に変更となったルヴァンカップ。 26日開催試合で唯一のJ1勢として参戦した清水エスパルスはJ3のSC相模原と対戦。週末の湘南ベルマーレ戦を睨んでターンオーバーを敢行した清水は慣 2025.03.26 22:30 Wed
Jリーグは26日、林野火災によって中止となったJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド1回戦のFC今治vs徳島ヴォルティスの代替日程を発表した。 同試合は3月26日(水)に今治のホームスタジアムであるアシックス里山スタジアムで開催予定だったが、愛媛県今治市で発生した林野火災の影響によって開催中止が決定していた 2025.03.26 17:25 Wed

記事をさがす

中山克広の人気記事ランキング

1

「ほぼパーフェクト」な前半から逆転負けで6戦未勝利の名古屋…長谷川監督は追加点奪えずの攻撃と失点後のヘッドダウン悔やむ

名古屋グランパスの長谷川健太監督が、今季初の逆転負けとなった東京ヴェルディ戦を振り返った。 名古屋は15日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第6節で東京Vと対戦し、1-2で敗戦した。 開幕6戦目での初白星を目指した今節は、1-1のドローに終わったセレッソ大阪戦から先発5人を変更。負傷でベンチ外のDF徳元悠平、FW山岸祐也に加え、FW永井謙佑らがベンチスタート。[3-4-2-1]の前線は今季初先発のFW浅野雄也、FWマテウス・カストロ、MF森島司のトリデンテとなった。 立ち上がりからアグレッシブな姿勢を打ち出した名古屋はMF中山克広、MF稲垣祥の際どいシュートでいきなりゴールを脅かすと、一時相手に押し返されたものの、21分に先制点を奪取。東京Vのビルドアップの流れから相手陣内でボールを奪うと、DF三國ケネディエブスから右のハーフスペースでボールを受けた浅野の浮き球クロスをゴール前に飛び込んだ稲垣がヘディングでボックス左に落とす。これに反応した森島がGKマテウスに寄せ切られる前に左足シュートを右隅へ流し込んだ。 スタメンに抜擢した浅野、森島が絡んだ攻撃から第2節のヴィッセル神戸戦以来の先制点を挙げたアウェイチームは、以降決定機こそ作れなかったものの、ホームチームの前進を効果的に遮断。要所で前線のスピードを活かして引っくり返すシーンも作り出し、上々の内容で試合を折り返した。 しかし、後半に入ってより前線をシンプルに活かしつつ、当初の狙い通りにダイレクトプレーやフリックを使って背後を狙う東京Vの攻撃に苦戦。球際のデュエルでも劣勢を強いられると、63分に三國のボールロストにGK武田洋平のセービングミスもあって同点ゴールを奪われる。 すると、開幕から未勝利の難しいメンタル状況も影響してか、現状のチームに相手の勢いを押し返す力はなく。73分には右CKからMF綱島悠斗に逆転ゴールを献上。永井、FW杉浦駿吾、MF菊地泰智ら交代選手で反撃を試みたものの、大きな見せ場を作れずに厳しい敵地での逆転負けとなった。 同試合後、長谷川監督は「ほぼパーフェクト」と前半の出来を評価しながらも、追加点を奪えなかった点、失点後のヘッドダウンが敗戦に繋がったと後半の戦いを悔やんだ。 「前半はほぼパーフェクトな試合をできたというふうに思っていますが、やっぱりハーフタイムに選手たちにも言いましたが、2点目をチームとして奪いに行こうという話をしていたなか、後半はヴェルディが結構ワンタッチで背後を狙って、その処理でセカンドボールを取られてというシーンもありましたけど、しっかりとディフェンス陣が対応する場面もありましたが、ミス絡みでああいう形で同点に追いつかれた」 「その後は今勝っていないという部分もあって、だいぶチームとしてもシュンとしてしまったなと。そこが2点目をセットプレーから取られたという部分に繋がったというふうに思います。こういう苦しい時期にどれだけ取られた後に、みんなで声をかけ合いながら、なかなか前向きになるというのは難しいのかもしれませんが、お互いに声をかけ合いながら、次の1点をチームとして取るという方向に持っていかないと、なかなかこういう苦しい時期を脱することはできないと思います」 「逆に、そういうチームとしてしっかり戦うことができれば、必ず活路は見出すことができると思いますので、そこをトレーニングからやっていくしかない。今日も多くのサポーターが応援に来てくれたなかで、本当に勝利を届けることができなかったという部分で、選手は本当に勝つために必死にやってくれてるというふうに思っていますが、監督として責任を非常に感じていますし、何とかこの逆境をはね返せるように、選手と一緒にトレーニングをしていきたいと思っています」 ほぼパーフェクトな前半から一転して劣勢を強いられた後半の要因について問われた指揮官は前線のパワーダウンに加え、相手の攻撃のキーマンの一人だったFW木村勇大の対応の部分で抑えきれなかったことが大きかったと分析。 「前線の選手の足が少しずつ削られてしまった。何とかあのメンバーでもう1点というふうに思っていましたが、取られた後に永井を入れたというのは押し返す力という部分も少し足りなくなってきたというふうに思っています」 「ヴェルディの攻撃はシンプルにワンタッチでフリックという形はわかっていました。練習でもフリックのセカンドボールをしっかりと拾うというところは意識していました。ただ、真ん中で木村(勇大)のところで起点を作られてしまった。そこは途中で三國に変えざるを得なかった。あそこの一対一で起点を作られてしまうと、全部ひっくり返ってしまうので、あそこでしっかりと弾けたりとか、マイボールにすればまた違った展開にはなったというふうに思います」 今回の敗戦によって6戦未勝利でインターナショナルマッチウィークの中断期間に入る名古屋。ディフェンディング王者として臨むYBCルヴァンカップ初戦のテゲバジャーロ宮崎戦を挟み、2週間後に再開される次節の横浜FC戦でのバウンスバックを図る。 ここからの立て直しに向けて指揮官は、復帰間近の新守護神シュミット・ダニエルに期待を寄せつつ、攻守における修正、若手の台頭によって苦境脱出を目指す。 「ケガ人が若干戻ってくるという部分で、特にキーパーの部分ではシュミットが戻ってくるというところは、若干の光というか、武田が悪かったというわけではないですし、よく頑張ってくれたというふうに思いますが、やっぱりキーパーの存在感というのは非常にやっぱりディフェンスラインに大きく影響すると思います。そういう選手が帰ってきそうだという部分は非常にチームにとっては大きい」 「今日も完全に組織を崩されてやられてというような形ではないので、2点目もセットプレーだったので、そういうところをずっと言っていますけど、ディテールにこだわりながら、ひとつずつ改善していくしかないのかな思っています」 「攻撃に関して得点は取れてはいますので、そこは続けながら、あとはセットプレーが絡んでくれば、複数得点という部分も十分狙える。チームとして守備の部分をもう一段レベルを上げるというところ。攻撃の部分に関しても、守備陣が苦しいときに追加点を取る。そういう勢いを持った選手が出てきてくれると、それを期待して今日は(杉浦)駿吾なんかも使ったので、ああいう若い選手がどんどん出てくるとチームに勢いというのが出てくるのではないかなと思っています」 2025.03.15 22:55 Sat
2

名古屋復帰の相馬勇紀が逆転の流れ呼ぶ同点弾! 柏を下し8試合ぶりの待望白星【明治安田J1第23節】

14日、明治安田J1リーグ第23節の名古屋グランパスvs柏レイソルが豊田スタジアムで行われ、ホームの名古屋が2-1で勝利した。 リーグ戦4連敗中、7試合勝ちなしと苦しい状況にある12位名古屋。前節はFC町田ゼルビア相手に0-1で敗れた。そんななか希望となるのはカーザ・ピアから復帰の相馬勇紀。早速左ウイングバックで先発し、ほかにも永井謙佑や河面旺成、三國ケネディエブスがスタメン入りした。 対するは、2連勝中で3試合負けなしと対照的な11位柏。細谷真大と関根大輝はパリ・オリンピック前最後の一戦となった。両者ともに先発し、3-2で競り勝った前節のFC東京戦からは1人変更。立田悠悟が最終ラインに入り、鹿島アントラーズから加入の垣田裕暉もベンチ入りした。 柏はキックオフ直後からマテウス・サヴィオのボレーシュートで名古屋ゴールを強襲。5分にも細谷のシュートからルーズボールが生まれ、小屋松知哉が枠内にボールを飛ばす。 すると7分には柏が先制。自陣内での高嶺朋樹のボール奪取からカウンターを展開。マテウス・サヴィオが左サイドを持ち上がると、そのままボックス内に侵入し、GKランゲラックのタイミングを外すトーキックでゴールに流し込んだ。 リードを許した名古屋は相馬の突破から反撃を試みるが、得点には結びつかず。それでも徐々にペースを掴んでいく。 前半中盤あたりから相馬と中山克広がサイドを入れ替えると、35分には右に移った相馬に決定機。中央をドリブルで崩すと、一度森島司に預けてからリターンパスに反応。ダイレクトで狙ったが、GK松本健太のビッグセーブに阻まれた。 立ち上がりの勢いが弱まった柏も機を見て攻撃に転じる。小屋松の折り返しから白井永地のシュートが生まれるも、ここはGKランゲラックを崩せなかった。 前半アディショナルタイム前には相馬のFKから山岸祐也がヘディングシュートも、わずかにゴール左。柏の1点リードで前半を終えた。 ハーフタイムに動いたのは柏。2トップの細谷と小屋松を下げ、木下康介と片山瑛一を投入。5バックに形を変える。 すると50分、その木下にビッグチャンス。カウンターから左ポケットへ抜け出した木下にパスが通り、左足でシュート。惜しくも枠の右に外れてしまう。 一方の名古屋も中山に変えて山中亮輔を投入。すぐさま右CKのキッカーを務めると、再度得た右CKから河面がニアで反らし、ファーの相馬が頭で押し込んだ。 さらに56分、山中のアーリークロスからゴール前で混戦が生まれると、左ポケットでパスを受けた山岸が胸トラップから左足一閃。ゴール天井に突き刺し、移籍後初ゴールを記録した。 名古屋が立て続けの得点で逆転に成功したなか、59分にピッチ外でアクシデント。観客が倒れたようで主審がゲームを一時中断。しばらくしてから試合が再開された。 追いかける形となった柏は、戸嶋祥郎に加え新加入の垣田も投入。左サイドではマテウス・サヴィオやジエゴが相馬との激しいマッチアップを繰り広げる。 両チームともに足をつる選手が続出するなか、81分には攻守に躍動した相馬がお役御免。柏も最後のカードを切り、立田に代えて土屋巧を起用する。 10分間の後半アディショナルタイムには、マテウス・サヴィオのクロスから片山がゴール前フリーでヘッド。しかし、GKランゲラックのファインセーブに遭い、追い上げは叶わない。 結局2-1のまま試合終了。逆転勝利の名古屋は連敗を「4」で止めると同時に、8試合ぶりの白星を手にした。 名古屋グランパス 2-1 柏レイソル 【名古屋】 相馬勇紀(後9) 山岸祐也(後11) 【柏】 マテウス・サヴィオ(前7) <span class="paragraph-title">【動画】復帰の相馬勇紀が早速大仕事!山中亮輔のCKから同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>名古屋の救世主は<br>帰ってきたこの男!<br>\<br><br>名古屋を救うために帰ってきた<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E5%8B%87%E7%B4%80?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#相馬勇紀</a> が値千金の同点弾‼<br><br>山中のCKをヘッドで合わせ<br>J1で約2年ぶりとなるゴール<br><br>明治安田J1リーグ第23節<br>名古屋×柏<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> &DAZN Freemiumで配信中<br>無料視聴はこちら<a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E6%9F%8F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#名古屋柏</a> <a href="https://t.co/bHUKkv1xDf">pic.twitter.com/bHUKkv1xDf</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1812433105136787775?ref_src=twsrc%5Etfw">July 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.14 20:17 Sun
3

“ゲームチェンジャー”山見大登が1G1Aの東京Vが今季初逆転勝ちでホーム初白星! 名古屋は泥沼開幕6戦未勝利…【明治安田J1リーグ第6節】

15日、明治安田J1リーグ第6節、東京ヴェルディvs名古屋グランパスが味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが2-1で逆転勝利した。 東京Vは前節、アウェイでアルビレックス新潟と対戦し、2-2のドロー。今季2勝目を逃したものの今季初の複数得点を奪って追いついてのドローとなった。半歩進んだ手応えをホーム初勝利に繋げるべく臨んだ一戦では新潟戦と全く同じスタメンを採用した。 一方、名古屋は前節のセレッソ大阪戦で1-1のドロー。こちらも敵地で追いついての引き分けで連敗をストップした。6戦目での初勝利を目指した今節は先発5人を変更。負傷でベンチ外の徳元悠平、山岸祐也に加え、永井謙佑らがベンチスタート。今季初先発の浅野雄也やマテウス・カストロ、森島司がスタメンに入った。 ともに[3-4-2-1]のミラーゲームの形でスタートしたなか、開始2分には名古屋にいきなりの決定機。右サイドでのプレス回避から浅野がスペースに抜け出してクロスを供給。これをニアに走り込んだ中山克広が右足ダイレクトで合わすが、GKマテウスの好守に遭う。さらに、このプレーで得た右CKの二次攻撃から稲垣祥がミドルシュートを狙うが、これは枠を捉え切れず。 開始早々の先制点は逃したものの、押し込む入りとなったアウェイチーム。以降も中盤でのデュエルで優位に立つと、手数をかけない攻撃でいい形を作り出す。 立ち上がりの守勢を凌いだホームチームは、徐々に相手のプレスに順応して後方からボールを動かしながら前進。最前線の木村勇大や染野唯月もロングボールを五分以上の確率でマイボールに繋げて押し込む展開に持ち込む。 試合がやや膠着し始めたなか、前半半ばに名古屋が先手を奪う。21分、東京Vのビルドアップの流れから相手陣内でボールを奪うと、三國ケネディエブスから右のハーフスペースでボールを受けた浅野の浮き球クロスをゴール前に飛び込んだ稲垣がヘディングでボックス左に落とすと、これに反応した森島がGKマテウスに寄せ切られる前に左足シュートを右隅へ流し込んだ。 森島の今季初ゴールによって敵地で先制に成功した名古屋が勢いづいて攻勢を仕掛ける展開のなか、東京Vにアクシデント発生。接触プレーの際に足を痛めた森田晃樹が一度はプレーに復帰も、自ら座り込んでしまい担架でピッチを後に。34分に平川怜がスクランブル投入となった。 前半のうちに追いつきたい東京Vは、前半終盤にかけてより攻撃に人数をかけていく。だが、メリハリの利いた名古屋の守備ブロック攻略に苦戦。染野のミドルシュートや外回りの攻撃で打開を図るが、攻め手を見いだせぬまま枠内シュート0本で前半を終えた。 迎えた後半、東京Vは宮原和也を下げて山見大登をハーフタイム明けに投入。ウイングバックの右に翁長聖、左に新井悠太。山見は左シャドーに入った。 後半も球際でバチバチとやり合う拮抗した展開が続く。55分には左サイドに抜け出した木村と新井の連携からクロスが供給されて東京Vがゴール前で混戦を作る。その流れで染野が左足シュート。続く57分にはボックス手前左の山見が右足でミドルシュートを狙うが、GK武田洋平の守備範囲。 後半に入ってようやく攻撃にテンポが生まれ始めたホームチームはロングカウンターから同点に追いつく。63分、ハーフウェイライン手前で三國からボールを奪った染野が中央を持ち上がって左のスペースに走り込む山見にラストパスを供給。そのままボックス内に侵入した山見のニアを狙った左足シュートがGK武田の脇を抜ける形でゴールネットに吸い込まれた。 ミスから追いつかれた名古屋は66分に2枚替えを敢行。中山と浅野を下げて内田宅哉、永井を同じポジションに投入した。 追いついた勢いに乗って前からのプレスも嵌る東京Vは逆転に向けて攻勢を仕掛けると、自分たちの時間帯で押し切る。73分、右CKの場面で山見が右足アウトスウィングの正確なボールを入れると、中央でうまくマークを外した綱島がゴール右上隅に完璧なヘディングシュートを突き刺し、2試合連続ゴールとした。 連続失点後も相手の勢いに呑まれて反発力を出せない名古屋。3失点目を回避するのが精いっぱいの状況が続くなか、80分には佐藤瑶大とマテウス・カストロを下げて菊地泰智、杉浦駿吾を同時投入。より攻撃的な布陣でゴールを目指す。 アディショナルタイム5分を加えた後半最終盤の攻防。逃げ切り態勢に入ったホームチームは脳震とうから回復した福田湧矢、稲見哲行の2選手を投入。前線と中盤の強度を高めて前から圧力をかけ続けると、名古屋に見せ場を作らせることなくゲームクローズ。今季初の逆転で待望のホーム初白星を挙げた。 一方、破れた名古屋は泥沼の開幕6戦未勝利となった。 東京ヴェルディ 2-1 名古屋グランパス 【東京V】 山見大登(後18) 綱島悠斗(後28) 【名古屋】 森島司(前21) 2025.03.15 16:02 Sat
4

「やっと獲れた」プロ入りした名古屋でついにタイトル獲得、2ゴールの永井謙佑はまだまだ走り続ける「もう1つ、2つタイトルを獲れるように」

名古屋グランパスのFW永井謙佑が、ルヴァンカップ優勝を喜んだ。 2日、2024Jリーグ YBCルヴァンカップ決勝が国立競技場で行われ、名古屋とアルビレックス新潟が対戦した。 2021年以来3年ぶり2度目の優勝を目指す名古屋と、クラブ史上初のタイトルを目指す新潟の一戦。雨が降り頻る中、史上最多の6万2517人が詰めかけ、熱気に満ちていた。 試合は互いにスタイルを出していく中、31分に相手のビルドアップのミスを突いた永井がゴールを奪い名古屋が先制。42分にも永井が追加点。前半を2点リードで折り返す。 後半も名古屋ペースで試合が進んでいったが、新潟は選手交代で流れを掴み返すと、71分に谷口海斗がヘディングで1点を返すことに。その後も新潟が押し込み、名古屋が跳ね返すという展開となった中、試合終了直前にPK。新潟が起死回生のチャンスを手にすると、小見洋太が決めて追いつき、延長戦に突入する。 それでも名古屋は延長前半3分にPKを与えてしまった中山克広がゴールを決めて勝ち越しに成功。しかし、延長後半6分に小見が再びネットを揺らして3-3のドロー。PK戦にも連れ込んだ試合は、5-4で名古屋が制し、見事に2度目の優勝を果たした。 2ゴールの活躍を見せた永井。MVPはGKランゲラックに渡ったが「それはミッチにあげないと」とコメント。自身のゴールについては「上手くチームとして狙っていた部分がハマりましたし、良かったです」と狙い通りだったとした。 1点目はハイプレスからのミスを誘ってのゴール。「狙っていましたし、(和泉)竜司によけてくれと思っていました。あそこしかコースがなくて、打ち抜いた感じです」とコメント。2点目は「(コースが)見えていました。落ち着いて決められました」と、冷静に決められたと振り返った。 この試合は前線からのハードなプレスとマンマークが効いており、前半は新潟のビルドアップを封じていた。「持つところまでという感じです」と振り返った永井は「20人メンバーに入れるので、疲れたらバトンを繋いでという意識でやっていました」と、全力を出し切ることしか考えていなかったという。 永井は2ゴールの活躍だけではなく、スピードを活かしたプレスバックでもピンチを凌いでいた。「誰かが連動してやっているとあそこが空くので、そこは意識してやっていました」と、しっかりと守備も頭に入れてプレーしていたという。「1回取られると気になると思うので、1つ遅らせることができれば、後ろは大体止められるので、そこが大事かなと思っていました」と、新潟の選手が警戒してくれれば良かったとした。 永井は2-1となった80分に交代。しかし、その後に追いつかれてしまい、延長戦、PK戦までもつれ込んだ。 「ドリブラーが入ってきてちょっと押し込まれてしまいました。そこは反省しないといけないです」と振り返った永井。「前から連動して行っていた分、ちょうど足が止まった時間帯でした。修正していきたいです」と、今後にしっかりと活かしていきたいとした。 海外でもプレーし、FC東京でもプレーした永井。2022年に自身3度目の名古屋加入となったが、これが初めてのタイトルとなった。 「やっと獲れたので良かったです」と振り返る永井。「なかなかチャンスはないのでね」と、タイトルを目指せる機会は多くないとコメント。それでも、「デビューしたチームで、プロキャリアをスタートしたチームなので、復帰した時にタイトルを獲りたいと思っていました。この年齢で獲れるとは思わなかったですけど、良かったです」と、35歳にしてついに名古屋でのタイトル獲得を喜んだ。 長谷川健太監督とはFC東京時代にもルヴァンカップを制した経験が。長谷川監督は攻守のパフォーマンスを称えていた。 「持つところまでフルスロットルという感じでした。60分ぐらいで結構バテていましたね」と振り返った永井。10月はいつも通りだったとイジられていたが「10月はちょっとパワーを溜めていました笑」と冗談で返した。 若い選手もいる中で、今シーズンは苦しい戦いが続いていたが1つ結果を残した。ロッカールームでは「みんな喜んでいましたし、こういうタイトルを獲ることで自信も芽生えると思います。また1つチームとしてレベルアップしていけるようにしたいです」と振り返る永井。リーグ戦で4連敗を喫した6月、7月は暗いチームを盛り上げていたようだ。 「自信がなくなると元気も無くなるので、イジりながらというか、盛り上げながらやっていました」 「結局ネガティブにやっていても練習はずっとやらないといけないので、ポジティブに明るくやったほうが身になるし、色々な発想も出てくると思うので、「暗い顔するな」、「楽しめよ」と言いながらやってました」 「流石に4連敗した時は僕も結構メンタルにきましたね。負けている時は簡単じゃないです。勝っている時は簡単じゃないので、負けている時は難しいです」 厳しい時期を乗り越え、リーグ戦ではなかなか浮上できなかったが、ルヴァンカップではサンフレッチェ広島、横浜F・マリノスと下して決勝まできた。 「やり続けて、広島とマリノスと自信がついて、セットプレーからの得点も増えて、やってきたことがちょっとずつ結果に出てきて、みんなが自信を取り戻したので良かったです」 また、9月にはチームがマンツーマンのハイプレスに切り替えることに。「9月にこのスタイルに完全になって、1人でもサボると水がこぼれちゃうので、連動して頑張るという当たり前のことなんですけど、それが上手くチームとしてはまってここまでこれました」と振り返り、「あとは、我慢するべき時間帯にしっかり我慢するということが課題としてあります」と、まだまだ高めていきたいとした。 名古屋でタイトルを獲得したら辞めても良いと以前語っていた永井。その夢を果たしたが「辞めようかな笑」とコメント。「やりますけど笑。もう1つ、2つタイトルを獲れるように、後輩たちと切磋琢磨してやっていきたいです」と、さらなるタイトル獲得へ、走り続けると意気込んだ。 <span class="paragraph-title">【動画】隙を突いた一撃! 永井謙佑がタイトルに導く2ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="v8CMEeKYon8";var video_start = 33;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.02 22:10 Sat
5

東京Vが名古屋とのTMで3-3ドロー…ともに主力起用の1本目で手応えも城福監督「あのインテンシティを60分よりも長くしていきたい」

東京ヴェルディは28日、沖縄の黄金森公園陸上競技場で行われた名古屋グランパスとのトレーニングマッチ(45分×4)を戦い、3-3で引き分けた。 昨シーズンのJ1で6位の東京Vは沖縄キャンプのトレーニングマッチ4試合目で2024シーズンのルヴァンカップ王者でJ1リーグ13位の名古屋と対戦した。 1本目と2本目は共に主力を起用。[3-4-2-1]の東京VはGKにマテウス、ディフェンスラインに林尚輝、千田海人、谷口栄斗。ウイングバックに宮原和也、松橋優安、2セントラルMFに齋藤功佑、平川怜。2シャドーに山見大登、福田湧矢、1トップに木村勇大が入った。 対した同じく[3-4-2-1]の名古屋はGKにピサノアレックス幸冬堀尾、原輝綺、三國ケネディエブス、河面旺成。ウイングバックに中山克広、徳元悠平、2セントラルMFに加藤玄、稲垣祥。2シャドーにマテウス・カストロ、和泉竜司 、1トップにキャスパー・ユンカーが入った。 1本目は互いに立ち上がりからボールの前進に苦戦し、なかなかフィニッシュまで持ち込めないクローズな展開に。それでも、球際の強度、切り替えの速さで上回る東京Vが前半半ばを過ぎて主導権を握った。決定機まであと一歩という場面が続いたが、前半終了間際には後方からのフィードを絶妙なファーストタッチで収めた齋藤を起点に、前線の木村が丁寧にボックス右のスペースに流したボールを宮原がGKの右の肩口を射抜く鋭いシュートで突き刺し、東京Vが0-1のスコアで終えた。 2本目もほぼ同じメンバーで臨んだが、1本目から一転して序盤から名古屋の攻勢を受けた。5分、ボックス内で仕掛けた原を福田が倒してPK献上。これをキッカーの稲垣に決められると、以降も名古屋優勢の時間が続く。そして、28分にボックス左へ抜け出した永井謙佑に角度のないところからグラウンダーシュート、42分には波状攻撃から中山、山岸祐也の連続シュートはGKマテウスが連続セーブも、こぼれ球を加藤に押し込まれ、0-3で終了。 3本目は2本目で途中出場した選手、3本目からの出場となった選手同士の対戦になると、東京Vが畳みかける攻めでゴールを重ねた。3分、左サイドに流れてうまく背後を取った染野唯月の正確な折り返しを、ゴール前にフリーで走り込んだ白井亮丞がスライディングシュートで合わせる。 直後の10分には3バックの右に入った内田陽介の好判断を起点に、翁長聖の背後を狙った絶妙なダイレクトスルーパスに反応した染野が飛び出したGKの頭上を抜く見事なミドルループシュートを流し込んだ。以降は名古屋に決定機を許す場面もあったが、最終的に0-2のスコアとなった。 練習生や若手がメインとなった4本目は本来のポジションではない選手の起用法の影響などもあり、行ったり来たりの落ち着かない展開となったが、0-0のスコアで終了。4本合計の最終スコアは3-3となった。 同試合後、城福浩監督は「1本目はすごくよかった」と相手に決定機らしい決定機を作らせず、狙い通りの形で得点まで奪った1本目の戦いを評価。 「ゲームごとに課題を抽出し共有してトレーニングをしてという意味では、攻守において一つひとつがかなり課題をクリアしていったようなゲームだったと思いますし、前半(1本目)最後の得点も、まさに昨日の(練習の)最後に我々が狙っていたようなビルドアップから点を取れたので、そこは本当によかった」 一方で、終始相手のペースとなった2本目に関して失点場面は「(戦術)ボードを見ていて確認できなかった」としながらも、強度の高いキャンプ中のトレーニングの影響は感じながらも、守備やプレー強度の部分で物足りなさがあったことを課題に挙げた。 「印象的には中盤のところのボールホルダーに対しての距離が少し離れ気味だった。60分ぐらいまでにもう1回立て直しましたが、アプローチの距離が長くなってしまって、それこそみんなが本当に靴1足分遠くなったというか、その間合いのなかでは、相手もどんどんいいところにボールを差し込んで、ペナ周辺まで運んで走り込まれますし、相手にはそういう精度の高さがある。あのインテンシティを60分よりも長くしていきたい」 「あとは交代選手のところの入り方というのは、今日は全くダメだった。そういうところをまた1個ずつ潰せればいいかなと思います」 また、3本目と4本目で最前線に入り、1ゴール1アシストに加えて前線で抜群の収まり、ボールのオン・オフに関わらず、質の高いプレーを見せた染野については「今日は1トップで起用しましたが、本当に自分のストロングをすごく意識してプレーしてくれたなと思います」と、シャドーとの併用が続くなか、1トップで印象的な活躍を見せた背番号9を評価した。 練習試合ではあるものの、古巣相手にヴェルディ加入後では初となるゴールを挙げた宮原は「背後に抜け出そうと思っていいタイミングでもらえたことがよかったです。シュートは駆け引きしながらという感じでした」と、自身のゴールを振り返った。 指揮官同様に1本目の出来に手ごたえを感じた一方、劣勢となった2本目に関しては体力面のキツさを踏まえても、もっとやりようがあったと反省している。 「やっぱりキャンプで追い込んでいるなかで、きついと思いますけど、試合の入りのところとかは、みんなで試合(公式戦)をイメージしようと話していました。1本目はセカンドも含めていい意識でやれたと思います」 「もちろん体力的な部分もありますが、それを含めても自分たちは立て続けに失点してしまったので、そこはもう少し何とかできたと思いますし、そこ課題かなと思います」 チーム2点目を記録した白井は「ソメくんのクロスのおかげ」と謙遜しながらも、状況を冷静に判断できたことが自身のゴールに繋がったと語った。 「いい形でソメくん(染野)が前を向けたので、1個前のタイミングで背後に抜けてボールをもらう意識でしたが、ディフェンダーもいい対応していたので、そのままソメくんはああいう形でキーパーとディフェンスラインの間にクロスを上げる人なので、そこを狙って走り込みました。本当に当てるだけだったので、ソメくんのクロスのおかげです」 それ以外のプレーでもユースから昇格2年目で成長を示した生え抜きFWは「名古屋がガッツリとマンツーマンだったので、自分のやるべきことが明確で、やりやすいというか、目的を持ってプレーできました」、「今日はヒジくん(翁長)と同サイドで、たくさん声をかけてもらって、守備のやり方的には今日でだいぶ理解できてきたと思っているので、それをここから学んだことを生かしていきたいです」と攻守両面で課題とともに手応えを実感している。 トップチームデビュー戦となった天皇杯のFC東京戦の鮮烈なデビューゴールなど、以前からトレーニングマッチで結果を残している点については「何か点を取るというのか、(目に見える)結果を出すというのが、自分の強みだと思っているので、そこは自分の感覚に頼って動いています」とその秘訣を明かした。 新加入組では福田とともに1本目、2本目の主力組でプレーした平川が攻守両面で印象を残した。 個人としては「攻撃の部分も守備の部分もチームとしてのやるべきことに対して、自分もフィットしてきている。まだまだたくさんやるべきことはあると思いますが、だんだんこういう試合を重ねるごとによくなってきています」と手応えを口に。 一方、チームとしてはここまでPK戦勝利のFC琉球戦を含めて2敗2分けの未勝利と結果が出ていない部分に関しては「やっぱり前半と後半で違うゲームにしてしまったのが一番の原因」とその要因を指摘。 それでも、「ただ、前半にああいうプレーができるというのも自分たちの力だと思いますし、やっていることの正しさを証明している。あとはその時間を増やしたり、練習試合ですけど、もっと細かいところにこだわる必要があるのかなと感じています」とポジティブな捉え方をしている。 ◆トレーニングマッチ結果 名古屋グランパス 3-3 東京ヴェルディ ▽1本目 0-1 得点者 45分+1 宮原和也(東京V) ▽2本目 3-0 得点者 5分 稲垣祥(名古屋) 28分 永井謙佑(名古屋) 42分 加藤玄(名古屋) ▽3本目 0-2 得点者 3分 白井亮丞(東京V) 10分 染野唯月(東京V) ▽4本目 0-0 2025.01.28 19:31 Tue

名古屋グランパスの人気記事ランキング

1

2回戦の対戦カード決定! 磐田vs清水の“静岡ダービー”が実現、2回戦から登場の町田は甲府と連覇目指す名古屋は富山と【YBCルヴァンカップ】

26日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの1回戦が開催された。 すでに20日にも13試合が行われていた中で、13試合が開催。J1勢では清水エスパルスがJ3のSC相模原に勝利した他、J2で首位に立つジェフユナイテッド千葉は、カターレ富山に4-2で敗れる事態に。また、J2に降格した北海道コンサドーレ札幌は福島ユナイテッドFCとの撃ち合いとなり延長戦へ。すると、延長戦に入り守備が崩壊し、6-3で敗退となった。 また、林野火災の影響でFC今治vs徳島ヴォルティスの試合が延期となっており、4月9日に延期試合が開催されることとなっている。 1チームを除いて2回戦に進む27チームが決定。2回戦の対戦カードが決定した。 注目は、ジュビロ磐田vs清水エスパルスの静岡ダービー。今シーズンはカテゴリーが異なるため、リーグ戦での実現がなかった静岡ダービーがカップ戦で実現する。 その他、J1同士の対戦はなく、2回戦から登場するFC町田ゼルビアは、ヴァンフォーレ甲府との対戦が決定。連覇を目指す名古屋グランパスはカターレ富山との対戦が決まった。なお、今治vs徳島の勝者は、セレッソ大阪と対戦する。 2回戦は4月9日(水)、16日(水)に開催される。 <h3>◆YBCルヴァンカップ 2回戦日程</h3> ▽4/9(水) 《19:00》 【28】ヴァンフォーレ甲府 vs FC町田ゼルビア [JIT リサイクルインク スタジアム] 【31】ジュビロ磐田 vs 清水エスパルス [ヤマハスタジアム(磐田)] 【32】レノファ山口FC vs 鹿島アントラーズ [維新みらいふスタジアム] 【35】松本山雅FC vs アルビレックス新潟 [サンプロ アルウィン] 【37】V・ファーレン長崎 vs 湘南ベルマーレ [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] 【39】モンテディオ山形 vs 京都サンガF.C. [NDソフトスタジアム山形] ▽4/16(水) 《19:00》 【29】ギラヴァンツ北九州 vs 横浜FC [ミクニワールドスタジアム北九州] 【30】水戸ホーリーホック vs ガンバ大阪 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【33】福島ユナイテッドFC vs 柏レイソル [とうほう・みんなのスタジアム] 【34】ブラウブリッツ秋田 vs 東京ヴェルディ [ソユースタジアム] 【36】RB大宮アルディージャ vs FC東京 [NACK5スタジアム大宮] 【40】カターレ富山 vs 名古屋グランパス [富山県総合運動公園陸上競技場] 【41】栃木SC vs アビスパ福岡 [栃木県グリーンスタジアム] 《未定》 【38】FC今治/徳島ヴォルティス vs セレッソ大阪 [未定] 2025.03.26 23:30 Wed
2

名古屋が逃げ切り成功で待望の今季初白星! 横浜FCは後半ATに追い上げるも連勝ならず【明治安田J1第7節】

29日、明治安田J1リーグ第7節の名古屋グランパスvs横浜FCが豊田スタジアムで行われ、ホームの名古屋が2-1で勝利した。 開幕から勝利なしと苦しい序盤戦を戦っている名古屋。リーグ戦中断期間中のYBCルヴァンカップ1回戦ではテゲバジャーロ宮崎を延長戦の末に下した。前節の東京ヴェルディ戦からは2人入れ替え、GKシュミット・ダニエルがリーグ戦初先発。野上結貴も先発となった。 対する横浜FCは前節のセレッソ大阪戦で勝利して連敗ストップ。ルヴァンカップではFC岐阜を破り公式戦連勝のなか、C大阪戦からのメンバー変更はなし。湘南ベルマーレから獲得したルキアンがベンチ入りした。 3バック同士のミラーゲームとなり、序盤は主導権の奪い合い。そんななか、右サイドでプレスをはめた名古屋が最初のチャンスをものにする。マテウス・カストロがクロスを上げると、ファーに走り込んだ頭から和泉竜司が飛び込み、16分にリードを奪う。 ゲームを動かした名古屋だが、その後も試合は拮抗。横浜FCは31分、中央で素早く繋ぐとボックス右手前まで持ち上がった櫻川ソロモンが右足ミドル。シュートは枠を大きく外れる。 さらに同点ゴールに迫っていく横浜FC。36分、左CKからファーで待っていたのは山田康太。フリーで右足を振り抜くが、これも枠には収まらない。 名古屋の1点リードで前半終了。横浜FCは新保海鈴を村田透馬に代えて後半に入る。 52分、名古屋はボックス手前中央で森島司が倒されてFKを獲得。マテウス・カストロが左足で狙うと、壁に入った櫻川ソロモンのハンドでPKの判定に。稲垣祥が右隅に決め、54分に突き放す。 苦しい展開となった横浜FCはルキアン、鈴木武蔵、新井瑞希の3選手を投入。67分には新井がボックス内で仕掛けるが、野上結貴がCKに逃れる。 このCKからルキアンのヘディングシュートが枠に飛ぶが、GKシュミット・ダニエルがファインセーブ。セカンドボールからの混戦にも落ち着いて対応する。 うまく試合を運ぶ名古屋は79分に3点目のチャンス。左サイドの森島から中央へ繋いでいくと、和泉の落としから稲垣がミドル。ゴール左隅を捉えるが、GK市川暉記が横っ飛びで防ぐ。 名古屋が2点リードのまま、6分の後半アディショナルタイムに突入。押し込む横浜FCは福森晃斗の右クロスから鈴木がヘディングで叩きつけるが、GKシュミット・ダニエルがセーブする。 それでも後半アディショナルタイム5分、ボックス手前で落としを拾った山根永遠が右ポケットへ意表を突いたスルーパス。受けた鈴木がニアに決めて1点を返す。 土壇場で詰め寄られた名古屋だが、同点ゴールは許さないまま試合終了。名古屋が待望の今シーズン初白星を手にし、横浜FCは連勝を逃した。 名古屋グランパス 2-1 横浜FC 【名古屋】 和泉竜司(前16) 稲垣祥(後9) 【横浜FC】 鈴木武蔵(後45+5) <span class="paragraph-title">【動画】和泉竜司のダイビングヘッドで名古屋が先制!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">名古屋が今季リーグ戦初勝利<br>逆サイドから走り込んだキャプテン <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%92%8C%E6%B3%89%E7%AB%9C%E5%8F%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#和泉竜司</a> のダイビングヘッド!<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第7節<br> 名古屋vs横浜FC<br> 1-0<br> 16分<br> 和泉 竜司(名古屋)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/8QbzkMnTgB">pic.twitter.com/8QbzkMnTgB</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1905878315568898460?ref_src=twsrc%5Etfw">March 29, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.29 16:20 Sat
3

5月24日に開幕する天皇杯の1回戦、2回戦の組み合わせ決定! 2回戦ではいわきvs秋田、徳島vs山口、千葉vs熊本は決定【天皇杯】

日本サッカー協会(JFA)は7日、第105回天皇杯の1回戦、2回戦の組み合わせを発表した。 天皇杯は5月24日(土)、25日(日)に開幕。1回戦には都道府県代表と、今シーズンからJ2に昇格したRB大宮アルディージャ、FC今治、カターレ富山と昨シーズンでJ2下位に終わった水戸ホーリーホック、大分トリニータ、愛媛FCの6チームが参加。さらに、アマチュアシードの東洋大学の参加が決定している。 各都道府県代表はこれから決定する中、1回戦、2回戦の対戦カードとキックオフ時間、スタジアムが決定した。なお、2回戦では、いわきFCvsブラウブリッツ秋田、徳島ヴォルティスvsレノファ山口FC、ジェフユナイテッド千葉vsロアッソ熊本は既に決定している。 なお、1回戦のFC今治vs鹿児島県代表、2回戦の藤枝MYFCvs山口県代表/岡山県代表のキックオフ時間とスタジアムに関しては調整中となっている。 3回戦は7月16日(水)、ラウンド16は8月6日(水)、準々決勝は8月27日(水)、準決勝は11月16日(日)、決勝は11月22日(土)となっている。 <h3>◆1回戦</h3> ▽5月24日(土) 《13:00》 【4】宮城県代表 vs 東洋大学 [みやぎ生協めぐみ野サッカー場・Bグラウンド] 【6】水戸ホーリーホック vs 神奈川県代表 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【14】佐賀県代表 vs 熊本県代表 [SAGAサンライズパークSAGAスタジアム] 【16】岐阜県代表 vs 富山県代表 [岐阜メモリアルセンター長良川球技メドウ] 【21】京都府代表 vs 滋賀県代表 [たけびしスタジアム京都] 【23】奈良県代表 vs 新潟県代表 [ロートフィールド奈良] 【25】栃木県代表 vs 山形県代表 [栃木県グリーンスタジアム] 【26】愛媛FC vs 長崎県代表 [ニンジニアスタジアム] 【27】宮崎県代表 vs 鳥取県代表 [いちご宮崎新富サッカー場] 《15:00》 【1】香川県代表 vs 高知県代表 [Pikaraスタジアム] ▽5月25日(日) 《13:00》 【2】福井県代表 vs 静岡県代表 [テクノポート福井スタジアム] 【3】広島県代表 vs 徳島県代表 [エディオンピースウイング広島] 【5】福島県代表 vs 埼玉県代表 [とうほう・みんなのスタジアム] 【7】青森県代表 vs 北海道代表 [プライフーズスタジアム] 【8】三重県代表 vs 山梨県代表 [三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場メインG] 【10】群馬県代表 vs 東京都代表 [アースケア敷島サッカー・ラグビー場] 【12】沖縄県代表 vs 大分県代表 [タピック県総ひやごんスタジアム] 【13】島根県代表 vs 福岡県代表 [島根県立浜山公園陸上競技場] 【15】山口県代表 vs 岡山県代表 [セービング陸上競技場] 【17】長野県代表 vs 大阪府代表 [サンプロアルウィンサンアル] 【18】石川県代表 vs 愛知県代表 [金沢ゴーゴーカレースタジアム] 【19】大分トリニータ vs 愛媛県代表 [クラサスドーム大分] 【20】和歌山県代表 vs 兵庫県代表 [和歌山県紀三井寺公園陸上競技場] 【22】カターレ富山 vs 千葉県代表 [高岡スポーツコアサッカー・ラグビー場高岡] 【24】岩手県代表 vs 秋田県代表 [いわぎんスタジアム] 《14:00》 【11】RB大宮アルディージャ vs 茨城県代表 [NACK5スタジアム大宮] 《調整中》 【9】FC今治 vs 鹿児島県代表 [※調整中] <h3>◆2回戦</h3> ▽6月11日(水) 《18:30》 【34】横浜F・マリノス vs 【7】の勝者 [ニッパツ三ツ沢球技場] 【42】サンフレッチェ広島 vs 【14】の勝者 [福山通運ローズスタジアム] 【49】徳島ヴォルティス vs レノファ山口FC [鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム] 【50】FC町田ゼルビア vs 【21】の勝者 [町田GIONスタジアム] 【56】名古屋グランパス vs 【27】の勝者 [豊田スタジアム] 《19:00》 【28】ヴィッセル神戸 vs 【1】の勝者 [ノエビアスタジアム神戸] 【29】ヴァンフォーレ甲府 vs 【2】の勝者 [JITリサイクルインクスタジアム] 【30】アルビレックス新潟 vs 【3】の勝者 [デンカビッグスワンスタジアム] 【31】柏レイソル vs 【4】の勝者 [三協フロンテア柏スタジアム] 【32】川崎フロンターレ vs 【5】の勝者 [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] 【33】ジュビロ磐田 vs 【6】の勝者 [ヤマハスタジアム(磐田)] 【35】いわきFC vs ブラウブリッツ秋田 [ハワイアンズスタジアムいわき] 【37】モンテディオ山形 vs 【9】の勝者 [NDソフトスタジアム山形] 【38】鹿島アントラーズ vs 【10】の勝者 [茨城県立カシマサッカースタジアム] 【39】V・ファーレン長崎 vs 【11】の勝者 [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] 【40】アビスパ福岡 vs 【12】の勝者 [ベスト電器スタジアム] 【41】ファジアーノ岡山 vs 【13】の勝者 [JFE晴れの国スタジアム] 【44】湘南ベルマーレ vs 【16】の勝者 [レモンガススタジアム平塚] 【45】清水エスパルス vs 【17】の勝者 [IAIスタジアム日本平] 【48】セレッソ大阪 vs 【20】の勝者 [ヨドコウ桜スタジアム] 【51】ベガルタ仙台 vs 【22】の勝者 [キューアンドエースタジアムみやぎ] 【52】京都サンガF.C. vs 【23】の勝者 [サンガスタジアム by KYOCERA] 【54】東京ヴェルディ vs 【25】の勝者 [味の素スタジアム] 【55】サガン鳥栖 vs 【26】の勝者 [駅前不動産スタジアム] 【57】ジェフユナイテッド千葉 vs ロアッソ熊本 [フクダ電子アリーナ] 《調整中》 【43】藤枝MYFC vs 【15】の勝者 [※調整中※調整中] ▽6月18日(水) 《18:30》 【53】横浜FC vs 【24】の勝者 [ニッパツ三ツ沢球技場] 《19:00》 【36】ガンバ大阪 vs 【8】の勝者 [パナソニック スタジアム 吹田] 【46】FC東京 vs 【18】の勝者 [味の素スタジアム] 【47】北海道コンサドーレ札幌 vs 【19】の勝者 [大和ハウスプレミストドーム] 2025.03.07 17:25 Fri
4

名古屋が17歳DF森壮一朗とプロ契約締結!世代別代表にも選出される有望株「大きな覚悟を持ってグランパスのために闘います」

名古屋グランパスは25日、名古屋グランパスU-18に所属するDF森壮一朗(17)とのプロ契約締結を発表した。プロ契約は2025年4月1日から。背番号は「44」を着用する。 森は東海学園高校に在学中。昨シーズンからトップチームに2種登録されており、3月にはU-18日本代表にも選出されていた。 17歳にしてプロ契約を締結することなった森は、クラブを通じてコメントしている。 「このたびトップチームとの契約を結ばせていただきました森壮一朗です。この歴史あるグランパスというチームでプロキャリアをスタートできることを大変嬉しく思います。高校卒業を待たずこのタイミングで契約をしたという自覚を持ち大きな覚悟を持ってグランパスのために闘います」 「そして自分の中で大切にしている『誰からも応援される選手』という選手像を目指し、人間としても成長を遂げていけるように頑張ります」 「最後にこれまで関わってくださった指導者の皆さま、一緒にサッカーをした仲間、どんな時も背中を押してくれた家族への感謝の気持ちを忘れず1日でも早くピッチの上で活躍して恩返しができるように頑張ります!応援よろしくお願いします!」 2025.03.25 12:58 Tue
5

【J1注目プレビュー|第6節:東京Vvs名古屋】目指すは今季2勝目or初勝利、下位に沈む両者のカギは攻守のバランス

【明治安田J1リーグ第6節】 2025年3月15日(土) 14:00キックオフ 東京ヴェルディ(16位/4pt) vs 名古屋グランパス(20位/2pt) [味の素スタジアム] <h3>◆攻撃の改善は? 今季2勝目目指す【東京ヴェルディ】</h3> 前節はアウェイでのアルビレックス新潟戦。未勝利の相手との戦いとなった中、2-2のドローに終わり、勝ち切ることができなかった。 昨シーズンとは異なり、シーズン序盤は苦しい戦いが続き、5試合を終えてわずか1勝。特に攻撃の部分では安定して結果を残せていないという状況だ。 ただ、前節は木村勇大が開幕戦以来となる先発起用で豪快ゴール。チームも今季初の複数得点を記録し、徐々にエンジンがかかってきた様子。ホームに戻る今節では爆発も期待したい。 対戦相手の名古屋は今季未勝利の最下位チーム。沖縄キャンプでトレーニングマッチですでに対戦している相手だが、しっかりと勝利を収めたいところだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:マテウス DF:綱島悠斗、林尚輝、谷口栄斗 MF:宮原和也、森田晃樹、齋藤功佑、翁長聖 FW:染野唯月、新井悠太 FW:木村勇大 監督:城福浩 <h3>◆今季初勝利を掴めるか【名古屋グランパス】</h3> 昨シーズンのカップ王者であり、大きな戦力ダウンもないはずの名古屋だが、ここまで未勝利の最下位。想定外と言えるだろう。 ケガ人に泣かされてきた部分もあるが、やはりここ数年の課題でもある攻撃の改善ができていない印象。豊富なタレントがいながらもまだまだ完成度は低いと言えるだろう。 安定感のあった守備も、GKミッチェル・ランゲラックの退団の影響が絶大であり、頼みのGKシュミット・ダニエルが開幕前に重傷。守備陣もケガ人が少なくなく、不安定さを露呈。5試合で12失点はリーグワースト。まずは守備から入りたいところだろう。 明るい材料は少なく、FW山岸祐也とDF 徳元悠平の離脱が発表された。泣きっ面に蜂の状態だが、まずは1勝目を目指す。 ★予想スタメン[3-4-1-2] GK:武田洋平 DF:原輝綺、佐藤瑶大、宮大樹 MF:野上結貴、稲垣祥、椎橋慧也、和泉竜司 MF:森島司 FW:浅野雄也、永井謙佑 監督:長谷川健太 2025.03.15 09:00 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly