レーティング:日本代表 0-1 ブラジル代表《キリンチャレンジカップ2022》

2022.06.06 21:41 Mon
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日本代表は6日、キリンチャレンジカップ2022でブラジル代表と対戦し、0-1で敗れた。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽日本代表採点
©CWS Brains, LTD.

※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
GK
12 権田修一 5.5
PKでの失点は致し方なし。27分のネイマールの巻いたシュートはブラインドになり、難易度の高いセーブとなった。

DF
5 長友佑都 6.0
一発目で伊東と被った際には悪評を覚悟したが見事修正。試合中に連携面を向上させ、カウンターに対するカバーもさすがの一言。

(→山根視来 -)
4 板倉滉 6.0
エラシコに対しては粘り強く対応し、ネイマールに仕事をさせず。ファウル数は気になるが、相手エースのフラストレーションを溜めたと考えれば◎。

22 吉田麻也 6.0
前半の深いライン設定は意図的か。後半は一段高めにして攻勢を掛けろというメッセージを発信した。

20 中山雄太 5.5
ハフィーニャとダニエウ・アウベスのコンビに後手を踏む。攻守いずれも一列前の南野とかみ合わなかった印象が残る。

MF
6 遠藤航 6.5
最強軍団相手に一歩も引かず、ポゼッション時の顔出しも抜群で攻撃の起点にも。奮闘していただけに微妙な判定となったPK関与だけが悔やまれる。

8 原口元気 6.0
ミドルゾーンでの守備は文句のつけようがなく、前半無失点に貢献。特に前半終了間際のディレイは秀逸だった。

(→鎌田大地 5.5)
攻撃のスイッチ役として期待されるも、際立ったシーンを作れず。速攻のチャンスも主審に阻まれた。

17 田中碧 5.5
インターセプトを幾度か披露。前半は押し込まれた際にボックスまで下がることが多く、中盤を空けることになったのが玉に瑕。

(→柴崎岳 -)

FW
14 伊東純也 6.0
ドリブル突破は世界にも武器になることを証明し、長友とも好連携を見せた。

(→堂安律 5.5)
守勢の状況を逆転するには至らず。セットプレーからチャンスには絡んだが…。

10 南野拓実 5.0
ボールタッチの機会が少なかったうえに、パスミスやロストが散見。FKはナイスブロックだったが…。

(→三笘薫 5.5)
得点に絡む働きを期待されるも、得意の突破を生かし切ることはできなかった。

19 古橋亨梧 5.0
チーム全体が守備に追われたためにほぼ見せ場なし。後半頭にファーストシュートを放ったが、前線としては悩ましいゲームに。

(→前田大然 5.5)
72分のパスは前田でなければ追い付けない。89分にはプレスでアリソンに冷や汗をかかせる。

監督
森保一 6.0
FIFAランキング1位のベストメンバーに対し、最少失点は評価できる。鎌田や三笘といった攻勢のための一手が機能しなかったことが誤算か。

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
遠藤航(日本代表)
球際の勝負、持ち出しが高水準。攻守において世界トップと渡り合えると証明した。PKは不運と捉えるしかない。もちろん決勝点となってしまっただけに、親善試合でなければ評価は変わる。

日本 0-1 ブラジル
【ブラジル】
ネイマール(後32)【PK】
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レーティング:ドルトムント 0-2 レアル・マドリー【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)決勝、ドルトムントvsレアル・マドリーが1日にウェンブリー・スタジアムで行われ、0-2で勝利したマドリーが2シーズンぶり最多15度目の優勝を決めた。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽ドルトムント採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240602_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 コベル 6.0 結果的に2失点も後半終盤に望みを繋ぐ幾つかのビッグセーブを見せた DF 26 リエルソン 5.5 攻撃面でもう工夫がほしかったが、相手のキーマンであるヴィニシウスに対してフンメルスとのコンビでよく粘った 15 フンメルス 6.5 前半は出色のパフォーマンスをみせ、後半も苦しい状況の中で粘りの対応が光った 4 N・シュロッターベック 6.0 試合を通してフンメルスと良い関係性で守備をした。フィードの部分でも幾度か良いボールを通した 22 マートセン 5.0 堅実な守備に前半は内側のポジションで効果的にボールに絡んだ。だが、勝敗を決定づける痛恨のパスミスを犯した… MF 10 サンチョ 5.5 左右のウイングでプレー。サイドでタメを作ることはできたが、仕掛けの部分で相手の脅威になり切れず (→バイノー=ギテンス -) 20 ザビッツァー 6.0 後半終盤はさすがにバテたが、中盤のダイナモとして奮闘。前半には際どいミドルシュートも放った 23 ジャン 6.0 中盤の底で奮闘。後方からの球出しでミスなくプレーし、守備では交代まで強度高くプレー (→マレン -) 19 ブラント 6.0 前半は切り替えの精度、カウンターの起点としての効果的なプレーを見せた。ただ、後半は全体的に疲労の影響でトーンダウン (→アラー -) 27 アデイェミ 5.5 前半はカウンターの起点として機能。攻守両面でカルバハルと見応えのあるマッチアップを繰り返したが、前半の2度の決定機をモノにできず (→ロイス 5.5) ドルトムントでのラストマッチ。自身に責任はないが、投入後の2失点で悔しい終わり方に FW 14 フュルクルク 5.5 試合を通して安定したポストワークをみせ、良い動き出しも見せた。ただ、最後の局面で決定力を発揮できず 監督 テルジッチ 6.0 結果的に0-2での敗戦も、劣勢必至と見られた試合で勝ってもおかしくないパフォーマンスを披露。グッドルーザーと言える戦いぶりだった ▽レアル・マドリー採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240602_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 クルトワ 7.0 今季CL初出場の一戦は優勝懸けた大一番。守勢の前半に見事な好守を披露し、流れを引き寄せる守護神の仕事を見せた。ルニンの献身に報いた DF 2 カルバハル 7.5 セットプレーから値千金の決勝点を記録。守備ではアデイェミに苦戦しながらもしっかり要所を締めた 22 リュディガー 6.5 古巣を見事に完封。守勢の前半は的確なポジショニングでクロスを撥ね返し、対人守備でも奮闘 6 ナチョ 6.0 マドリーでのラストマッチ濃厚な中、自身初の決勝スタメンでクリーンシートに貢献。後半は惜しいヘディングシュートも… 23 F・メンディ 6.5 攻撃面では良さを出しにくい試合だったが、サンチョとリエルソンのコンビをしっかりと封じ切った MF 15 バルベルデ 7.0 前半は後手の対応を強いられたチームを献身的に支える。後半は攻守により能動的なプレーで流れを引き寄せた。局面の対応はさすが 5 ベリンガム 6.0 前半は古巣相手に封じ込まれたが、後半は2点目のアシストを含めて躍動感を出せた (→ホセル -) 12 カマヴィンガ 7.0 守勢の前半は中盤で危険なエリアを埋めつつ守備で存在感。ポジションを上げた後半は守備に加え、プレス回避、前線への飛び出しと攻撃でも存在感 8 クロース 7.0 マドリーでのラストマッチで有終の美。正確無比なプレースキックで決勝点をお膳立て。相手の圧力を無効化する安定したボール捌きも素晴らしかった (→モドリッチ -) FW 11 ロドリゴ 5.5 後半に1度良い形での突破を見せたが、試合を通してうまく相手に抑え込まれた。守備でもやや淡白な対応が目立った (→ミリトン -) 7 ヴィニシウス 7.0 前半はリエルソンとフンメルスのコンビに苦戦したが、さすがの決定力で追加点を奪取。後半は鋭い仕掛けで攻撃の起点に (→ルーカス・バスケス -) 監督 アンチェロッティ 6.5 前半は準備の部分も含めて難しい試合となったが、慌てず騒がずの老獪な試合運びの末に修正を施した後半で見事に勝ち切った ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! カルバハル(レアル・マドリー) クロースを中心とする中盤の活躍も光ったが、やはりどちらに転ぶか分からない状況で決勝点を決めた右サイドバックをMOTMに選出。得点以外の部分でも局面を変える攻撃参加、堅実な守備と90分を通しての貢献度も絶大だった。 ドルトムント 0-2 レアル・マドリー 【レアル・マドリー】 カルバハル(後29) ヴィニシウス(後38) 2024.06.02 06:15 Sun

レーティング:アタランタ 3-0 レバークーゼン【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)決勝、アタランタvsレバークーゼンが22日に行われ、アタランタが3-0で快勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。 ▽アタランタ採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240522_5_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 ムッソ 6.0 勇気あるゴールキーピングが目立った DF 19 ディムスティ 6.0 主将としてチームを統率。安定していた 4 ヒエン 6.5 対人、カバーリングと申し分なし 23 コラシナツ 5.5 対人で負けることはなかった。負傷で前半のみの出場 (→スカルヴィーニ 5.5) 後半から出場。そつなし MF 77 ザッパコスタ 6.5 先制点アシスト。グリマルドとの駆け引きで劣らず (→ハテブール -) 7 コープマイネルス 6.5 デ・ローンの負傷を受けて1列下がったボランチの位置でも流石のパフォーマンス 13 エデルソン 7.0 リスク管理の面で隙を見せず。要所を締めた 22 ルッジェーリ 6.0 俊足フリンポンの自由を許さず (→トロイ -) FW 17 デ・ケテラエル 6.0 前線からのプレスの強度、攻撃面でのアクセントと十分な出来 (→パシャリッチ 5.5) 前線からの守備の強度を保った 90 スカマッカ 6.0 ターとの重量級バトルで引かず。ルックマンの3点目をアシスト (→トゥーレ -) 11 ルックマン 8.0 先発起用に応え、トリプレッタ 監督 ガスペリーニ 7.0 ルックマン先発起用が大当たり。66歳、長い監督キャリアの中で自身初のタイトル獲得 ▽レバークーゼン採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240522_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 17 コヴァル 5.0 特別好守なく3失点 DF 12 タプソバ 5.0 ルックマンとのマッチアップで完敗 4 ター 5.0 ルックマンにディフェンスを破壊された 3 インカピエ 5.5 対人の強さは見せていた MF 2 スタニシッチ 5.0 攻守に貢献できず前半で交代 (→ボニフェイス 5.5) 後半頭は起点となる動きをするも徐々に消えた 25 パラシオス 5.0 エデルソンとのマッチアップで劣勢だった (→アンドリッヒ -) 34 ジャカ 5.0 コープマイネルスとのゲームメーク対決で敗れた。2失点目はやや軽い対応 20 グリマルド 5.0 前半に決定機が一つあったが、珍しくインパクトを残せなかった (→フロジェク -) FW 30 フリンポン 5.0 前半のシャドーでは機能せず。本職の右に回った後半もパフォーマンスは上がりきらず (→テラ -) 21 アドリ 5.0 ゼロトップ起用もアタランタ守備陣を翻弄できず 10 ヴィルツ 5.0 1失点目の場面ではザッパコスタのマークに付けなかった。試合を通してもチャンスクリエートが少なかった (→シック -) 監督 シャビ・アロンソ 5.0 ついに無敗記録が途絶えた。やや受けに回る入りだったか ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ルックマン(アタランタ) 文句なしでMOM。思い切りの良いプレーでチームを牽引した。EL決勝では初のハットトリック達成 アタランタ 3-0 レバークーゼン 【アタランタ】 ルックマン(前12) ルックマン(前26) ルックマン(後30) 2024.05.23 05:56 Thu

レーティング:トッテナム 0-2 マンチェスター・シティ【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第34節延期分、トッテナムvsマンチェスター・シティが14日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのシティが0-2で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽トッテナム採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240515_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 13 ヴィカーリオ 6.5 2失点共に責任なし。3本のビッグセーブで勝ち点への望みを繋ぐ見事な活躍だった DF 23 ペドロ・ポロ 5.5 痛恨のPK献上となったが、それ以外の場面では攻守両面で奮闘した 17 ロメロ 6.0 ドラグシンをサポートしながらほとんどの時間帯でハーランドやフォーデンに仕事をさせず。攻撃面でも良いアクセントを付けた 6 ドラグシン 6.0 大一番でスタメン抜擢。持ち味の守備では対人、カバーリングのいずれも安定。課題のビルドアップの部分でも堅実にプレーした 37 ファン・デ・フェン 5.5 スパーズで初の左サイドバックでの先発起用。守備は対面のベルナルド・シウバのポジショニングもあり無難に対応。ただ、攻撃では立ち位置や連携の部分でなかなか効果的にプレーできなかった MF 22 ブレナン・ジョンソン 5.5 ソン・フンミンへ2度の決定機を演出したが、全体を通してはアカンジやグヴァルディオルにうまく対応された 5 ホイビュア 5.0 自陣で2度の危険なボールロスト。それ以外では正確な対角フィードや粘りの良い守備もあった (→スキップ -) 10 マディソン 5.5 決定的な仕事には至らなかったが、コンディションの向上と共にらしいチャンスメークも見せた (→ムーア -) 次代を担う16歳のビッグタレントがデビュー 30 ベンタンクール 6.0 前半の決定機は逃したが、躍動感あるプレーで攻守に奮闘。出来を考えれば、交代時の激高した振る舞いも許容すべきものだった (→クルゼフスキ 5.5) 相手守備陣に脅威を与えたが、得意の相手に決め切れなかった 7 ソン・フンミン 5.0 後半終盤のビッグチャンスは決めたかった。良い絡みもあったが、ウォーカーにうまく封じられた FW 29 サール 6.0 ゼロトップ起用。足元での収め、賢いオフ・ザ・ボールの動きに加えて守備でも奮闘。難しい役割を見事に果たした (→ロ・チェルソ -) 監督 ポステコグルー 5.5 戦前の言葉通り、あくまで勝ちに行く姿勢を示した。ベンタンクールの交代を除き用兵、采配も冴えていた ▽マンチェスター・シティ採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240515_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 31 エデルソン 6.5 前後半に2度の好守を披露。ロメロとの交錯後にプレー続行願うも無念の交代。激高したベンチでの振る舞いも致し方なし (→オルテガ 7.0) 緊急出動でソン・フンミンとの一対一を防ぐなど3度のビッグセーブ。守備面では勝利の立役者に DF 2 ウォーカー 6.5 前半は果敢にハイラインの背後を突いて攻撃の起点に。リード後はソリッドな対応で相手攻撃陣を封じ切った 3 ルベン・ディアス 5.5 不用意なボールロストや集中力の欠如など個人としてはいまひとつな出来に 25 アカンジ 5.5 オルテガに救われる後半終盤の痛恨ボールロストがあったが、それ以外はジョンソンの突破を好守で阻むなど安定したプレーを見せた 24 グヴァルディオル 6.5 2戦連発は逃したが、本職の守備で再三の好守を披露。マイボール時も的確なドライブで局面を変えた MF 20 ベルナルド・シウバ 6.5 先制点の起点に。普段に比べてビルドアップへの貢献を意識しながら守備ではしっかりとハードワークした 16 ロドリ 6.0 中盤制圧には至らなかったが、激しいプレッシャーの中でも水準以上のプレーを見せた。守備でも緩みを見せず 17 デ・ブライネ 6.5 セスク超えのプレミア単独2位の通算112アシスト。相手のソリッドな守備に対して、うまくアクセントを付けた (→ドク 6.5) 値千金のPK奪取。左サイドで質的優位をもたらしてゴールにも迫った 8 コバチッチ 6.0 守備や切り替えの部分ではしっかりと仕事。攻撃面ではなかなか効果的なパスやランニングを出せなかった 47 フォーデン 6.5 前半の決定機は逃したが、2ゴールの起点に。徹底された切り替えや安定したボールキープなどさすがの存在感だった FW 9 ハーランド 6.5 相手守備陣に抑え込まれながらも結果的に2ゴール。さすがの決定力でチームにとっての鬼門でリーグ初ゴールと初勝利に貢献した (→アルバレス -) 監督 グアルディオラ 6.5 予想通り、鬼門初攻略へ苦しい戦いを強いられたが、ハーフタイムの修正と的確な選手交代で前人未踏の4連覇へ王手 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! オルテガ(マンチェスター・シティ) 2ゴールのハーランドやグヴァルディオルの活躍も光ったが、痺れる展開の途中出場で3つのビッグセーブでクリーンシートに貢献した世界最高峰のセカンドGKをMOTMに選出。 トッテナム 0-2 マンチェスター・シティ 【マンチェスター・シティ】 ハーランド(後6) ハーランド(後46)【PK】 2024.05.15 06:10 Wed

レーティング:マンチェスター・ユナイテッド 0-1 アーセナル【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第37節、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルが12日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽マンチェスター・ユナイテッド採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240513_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 24 オナナ 6.5 失点はノーチャンス。後半に幾つかのビッグセーブを見せて勝ち点への望みを繋いだ DF 29 ワン=ビサカ 5.0 無理が利く良い守備対応もあったが、失点場面では絞り切れず。攻撃では高い位置を取った際にノッキングを起こす (→フォーソン -) 18 カゼミロ 4.5 失点場面での緩慢な対応でラインを上げ切れず。さらに、ボールにも人にもチャレンジしない拙い対応で失点に関与。マイボール時も効果的なプレーができなかった 35 エバンス 5.5 カゼミロとのコミュニケーションの問題で難しいプレーに。ただ、ベテランらしく大崩れはせず 20 ダロト 6.0 序盤以降はサカにうまく対応しつつ、攻撃では立ち位置の変化と推進力で局面を打開した MF 16 アマド 6.0 今季リーグ初スタメン。負傷交代するまで献身的な守備に加え、カットインでの仕掛けや的確な繋ぎで攻撃を司った (→アントニー 5.5) 右ウイングと左サイドバックでプレー。及第点のプレーは見せた 37 メイヌー 6.0 守備では後手の対応もあったが、攻撃では優れたキープ力とシンプルなボール捌きで存在感を示した 39 マクトミネイ 5.0 負傷明けでキャプテンマークを巻いてプレー。守備面で良い潰しもあったが、全体的にプレーの精度、判断の遅さが散見 4 アムラバト 6.0 マイボール時に幾度か雑なプレーは見られたが、守備面では持ち味の対人対応にカバーリングと上々のプレーを見せた (→エリクセン -) 17 ガルナチョ 5.5 積極果敢な仕掛けで貴重な攻め手となったが、アタッキングサードでの判断、精度には大きな課題 FW 11 ホイルンド 4.5 相手の屈強なセンターバックコンビ相手にプレーの工夫が少なく起点役、フィニッシャーの双方で物足りない出来。後半は完全に消された (→ウィートリー -) 監督 テン・ハグ 5.5 苦しい台所事情で格上相手に善戦したが、最後のクオリティ不足や勝負の際での差が勝敗を分けた ▽アーセナル採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240513_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 22 ラヤ 6.0 難しいシュートはほぼなかったが、飛び出しやハイボール処理を含めて危なげないパフォーマンスだった DF 4 ホワイト 6.0 ガルナチョの仕掛けに手を焼いたが、サリバのサポートを受けて穴を作らず。マイボール時は堅実にプレー 2 サリバ 7.0 地対空の対人戦で圧倒的なパフォーマンスを披露。攻守両面でハイレベルのパフォーマンスを90分間継続した 6 ガブリエウ 6.0 サリバと共に安定したプレーでホイルンドを試合から締め出す。ただ、マイボール時はやや窮屈なプレーを強いられた 18 冨安健洋 6.0 アマドの対応に手を焼いたが、要所を締める守備でクリーンシートに貢献。前半は攻撃面でも深い位置への侵入やミドルシュートで見せ場を作った MF 8 ウーデゴール 6.0 アムラバトの徹底監視に苦しめられたが、攻守両面でしっかりとチームの勝利に貢献。切り替えの精度はさすがだった (→ジョルジーニョ -) 5 トーマス 5.5 守備では幾つか良い潰しもあったが、際どいボールロストなど攻撃面ではここ数試合に比べて質を欠いた (→キヴィオル -) 41 ライス 6.0 やや疲労感を窺わせるパフォーマンスだったが、中盤のフィルター役としてしっかりと機能。攻撃面でも及第点のプレーを見せた FW 7 サカ 5.5 試合の入りは悪くなかったが、徐々にダロトとのマッチアップで劣勢に。後半終盤にふくらはぎの負傷か、不完全燃焼でピッチを後に (→ガブリエウ・ジェズス -) 29 ハヴァーツ 6.5 先制点をアシスト。後半はややうまく対応されたが、前半は的確にボールを引き出して前線の起点として機能 19 トロサール 6.5 値千金の決勝点を記録。攻撃での見せ場はさほど多くなかったが、献身的なプレスバックでチームを助けた (→マルティネッリ 6.0) 見事な単騎突破でゴールに迫る。持ち味のスピードで抑止力となった 監督 アルテタ 6.0 思い描いた試合内容ではなかったが、敵地でしぶとく勝ち切ってシーズンダブルを達成。優勝の可能性を残して運命の最終節へ ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! サリバ(アーセナル) 得点に絡んだハヴァーツ、トロサールの仕事も評価したいが、試合を通して最も質の高いパフォーマンスを見せたフランス代表DFをMOTMに選出。痺れる試合展開の中でアウェイチームにとって非常に頼りになる存在だった。 マンチェスター・ユナイテッド 0-1 アーセナル 【アーセナル】 トロサール(前20) 2024.05.13 03:00 Mon

レーティング:レアル・マドリー 2-1(AGG4-3) バイエルン【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsバイエルンが8日に行われ、2-1でマドリーが逆転勝利した。この結果、2戦合計スコア4-3でマドリーが決勝に進出している。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。 ▽レアル・マドリー採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240508_4_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 13 ルニン 6.0 クルトワ復帰も引き続きゴールマウスを任されしっかり仕事を果たした DF 2 カルバハル 6.0 出場停止明け。攻守にそつのない働き 22 リュディガー 6.0 失点場面以外では終始安定、逆転弾アシストで帳消し以上の働き 6 ナチョ 6.5 逆転弾に絡む。守備面ではリュディガーと共にケインの働きを最低限に抑える 23 F・メンディ 6.0 サネの突破を全く許さず MF 15 バルベルデ 6.0 スペースへのケア、ボールホルダーへの寄せと地味な部分もしっかりこなす (→ホセル 7.5) この大一番でこの大仕事。値千金の働き 18 チュアメニ 6.0 カウンターをケアするポジショニングに徹した (→カマヴィンガ 6.0) 攻守にしっかり働いた 8 クロース 6.0 ビルドアップで貢献。守備もさぼらず気を利かせた (→モドリッチ 6.0) ビハインド時、しっかり守備に戻ってピンチを救う場面あり 5 ベリンガム 6.0 好調時ほどではないものの、それでもボールに関わった際の存在感は流石 FW 11 ロドリゴ 6.0 ノイアーに止められたが、決定機によく顔を出した (→ブラヒム・ディアス -) 7 ヴィニシウス 7.5 キミッヒが対面でも何のその。突破し続け、逆転劇に貢献 監督 アンチェロッティ 6.5 ホセル投入が大当たり ▽バイエルン採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240508_4_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 ノイアー 6.0 再三の好守も最後に落とし穴。痛恨ファンブルで逆転を許す形に DF 6 キミッヒ 5.0 対人に強い闘将がヴィニシウスに翻弄され続けた 4 デ・リフト 6.5 復帰戦で流石の対人能力を示す。キミッヒがやられたカバーをこなす 15 ダイアー 6.5 ポジショニングの良さでゴール前でのピンチを跳ね返した 40 マズラウィ 6.0 いつの間にか守備のスペシャリストに。左右のサイドで起用され期待に応えた MF 10 サネ 5.0 淡泊なプレーが多く、今日は気分が乗っていなかった様子 (→キム・ミンジェ -) 27 ライマー 6.0 いつも通り、球際で働いた 42 ムシアラ 6.0 流石のボールテクニックでアクセントを随所に付けた (→ミュラー -) 45 パブロビッチ 6.0 大舞台での先発抜擢も落ち着いたプレーぶりで試合をコントロール 7 ニャブリ 5.5 一つ好機があったが、クロスを合わせられず。負傷で前半半ばに交代 (→アルフォンソ・デイビス 7.0) ニャブリの居た左MFでそのままプレー。先制点の場面はまさかの右足で豪快シュートを叩き込んだ FW 9 ケイン 6.0 キープ良し、シュート良し、そしてアシストと自身ができる働きはこなした。しかし今季も無冠確定 (→チュポ=モティング -) 監督 トゥヘル 6.0 逃げ切りを図ったが、ベルナベウ劇場の前に散る。自身初の準決勝敗退 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ホセル(レアル・マドリー) 試合を通してはヴィニシウスが最もバイエルンを苦しめる存在となっていたが、決定的な仕事を果たしたホセルを選出。長らく不振に陥ったものの、カディス戦でのゴールで吹っ切れたようだ。 レアル・マドリー 2-1 バイエルン 【レアル・マドリー】 ホセル(後43) ホセル(後46) 【バイエルン】 アルフォンソ・デイビス(後23) 2024.05.09 06:06 Thu
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