エバートン初陣迎えるランパード監督が意気込み「どう団結できるか」、デレ・アリ&ファン・デ・ベークは欠場確定
2022.02.04 12:16 Fri
1
2
フランク・ランパード
ラファエル・ベニテス
デレ・アリ
ドニー・ファン・デ・ベーク
ドミニク・キャルバート=ルーウィン
トム・デイビス
ファビアン・デルフ
アブドゥライエ・ドゥクレ
エバートン
FAカップ
フランク・ランパードの関連記事
エバートンの関連記事
FAカップの関連記事
記事をさがす
|
フランク・ランパードの人気記事ランキング
1
史上最高“究極”のオールラウンダー、フランク・ランパード
サッカーにおいての花形ポジションとされるのは、やはりストライカー。チームを勝利に導くその姿に憧れる子供は少なくなく、幼少期には誰もがゴールを奪いたい気持ちでプレーしたはずだ。 プロの世界になれば、それぞれのポジションにスペシャリストがおり、子供たちの憧れの的になる選手は様々。それでも、やはり目に見える結果が残せるFWの人気は高いだろう。 どの時代においても、わかりやすくスターになれるストライカーたち。しかし、FWでプレーしない選手でも数多くのゴールを決められることを証明した究極の選手がいる。それが、元イングランド代表のフランク・ランパードだ。 <span class="paragraph-title">◆IQ150以上の天才MF</span> ランパードのイメージは、やはりチェルシーだろう。2001年から2014年まで在籍し、中盤に君臨。ほとんどの試合でプレーする姿は、“鉄人”と呼ばれていた。 また、“ランプス”と呼ばれて愛されたランパードは、ロマン・アブラモビッチ氏がクラブを買収し、ジョゼ・モウリーニョ監督を迎えて急激に力をつけたチームにおいて、軸となって支えた1人として記憶に残っていることだろう。ランパード無くして、チェルシーの飛躍はなかったと言っても過言ではない。 しかし、ランパードのルーツは同じロンドンでもウェストハムにある。父は元イングランド代表DFのフランク・ランパード・シニア、伯父には監督として多くのクラブを率いたハリー・レドナップ氏を持ち、サッカー一家で育つ。 家庭は裕福であり、ランパードは運動能力に長けるだけでなく、学力も優れており、IQは150を超える天才。育ちもよく、恵まれた環境で能力も高いという、正にエリート街道を歩む選手だった。 そのランパードがプロ生活を始めたのがウェストハム。頭角を現し、イングランド代表としてもプレーする一方で、伯父が監督、父がコーチを務めていたことで、結果が出なければ非難を浴びることも多々あった。 また、イングランド代表にも早くに選ばれながら、なかなかブレイクせず。その流れもあり、環境変化を求めて移籍したチェルシーで、チームに欠かせない選手に一気に成長。クラブ、そしてイングランド代表にとっての柱となった。 <span class="paragraph-title">◆チェルシーと共に花開く</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI2T0tmR0VNTiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> キャリアを始めたウェストハムでも高い能力が認められていたランパード。世代別のイングランド代表に選ばれると、1999年10月10日にイングランド代表デビューを果たす。 しかし、ランパードの代表でのキャリアは順調にはいかない。デビュー後は、出番どころか招集もされず。2001年に入り再び代表に招集されるようになり、日韓ワールドカップ(W杯)の前にはコンスタントに招集を受けるが、最終的にはW杯出場を逃すことに。その後も、しばらく代表からは外れていった。 ランパードがイングランド代表に定着したのは2003年5月以降。チェルシーに移籍して2シーズン目の終わり頃。チームとしても変革を遂げる少し前にポジションを掴んでいく。 そのランパードは定着を果たすと、ユーロ2004ではレギュラーとしてプレー。大会3ゴールを挙げて、ベスト11に選ばれることに。その後のドイツW杯予選では5ゴールを挙げるなど、イングランド代表のW杯出場に大きく貢献する。 その頃、チェルシーはモウリーニョ監督の下でプレミアリーグ制覇を達成し、ランパードとしても乗っている時期と重なっている。 イングランド代表としては2010年の南アフリカW杯、2014年のブラジルW杯にも出場。その後に引退を表明しているが、106試合で29ゴールを記録。歴代10位のゴール記録であり、攻撃的なポジションではない選手では最もゴールを決めている選手となっている。 <span class="paragraph-title">◆類稀なる得点力を備えたオールラウンダー</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJvM2hRUGZHcyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> そのランパードは、チェルシーでも当然輝きを放つ。2005年にはバロンドール、FIFA最優秀選手ともに全体の2位という栄誉を得る。なお、どちらも元ブラジル代表MFロナウジーニョが1位だった。 またクオリティの高いプレーもさることながら、愛称の“鉄人”が示す通り、プレミアリーグでは164試合連続出場記録を樹立。それまでは元イングランド代表GKデイビッド・ジェームズが保持していた記録であり、フィールドプレーヤーが達成するのは異例だった。 その後もチェルシーの中心選手として君臨し続けたランパード。プレミアリーグで3回、FAカップで4回、EFLカップで2回と国内で9つのタイトルを獲得。さらに、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグを1度ずつ制しており、クラブの黄金期を支えた。 それはタイトルのみならず、個人の成績でも大きく貢献。公式戦通算648試合に出場し211ゴール150アシストという大記録を樹立。出場数は同時期にプレーした生え抜きのDFジョン・テリーに次ぐ2位、ゴール数は名だたる名FWを差し置いてダントツの1位となっており、まさにクラブのレジェンドそのものとなっている。 しかし、成績とは裏腹に、あまり目立たないのがランパードの真骨頂と言えるだろう。同時期に同ポジションを争ったリバプールのMFスティーブン・ジェラードはスター選手として早くから扱われており、リバプールというクラブに出てきた期待の若手というのが大きな要因といえる。 一方で、選手としての能力だけで見れば、ランパードの方が優れているという声も多く、なんでもこなせるハイスペックなオールラウンダーとして評価。得点力、アシスト、さらには中盤でのタイトな守備や泥臭いプレーなど、全てにおいて高い能力を誇り、さらにはケガをほとんどしないことで愛されていた。 <div id="cws_ad"><hr>イングランド代表でも活躍し、チェルシーのレジェンドとして歴代最多ゴール数を誇るランパードが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>盟友のDFジョン・テリーやMFスティーブン・ジェラードと共に現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD?pid=worldsoccer2110&c=worldsoccer2110&is_retargeting=true&af_inactivity_window=3d&af_dp=ryan.app%3A%2F%2F&af_web_dp=http%3A%2F%2Fsakatsuku-rtw.sega.com%2F" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20211013.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.10.13 20:00 Wed2
大ブレイクのパーマーが記録ずくめの1試合4発! 史上初のスタンフォード・ブリッジ7戦連発など
チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーが記録ずくめの活躍だ。 チェルシー移籍1年目から大ブレイクのパーマー。チームとして振るわずのシーズンだが、21歳レフティは中心選手となるなか、15日に行われたプレミアリーグ第33節のエバートン戦では前半のうちにハットトリックをやってのけると、64分にPKチャンスから4ゴール目をマークし、チームを6-0の圧倒に導いた。 『Opta』によると、チェルシーの選手がプレミアリーグで1試合4ゴールは2010年3月に行われたアストン・ビラ戦のフランク・ランパード氏以来。21歳345日での4ゴールというのもプレミア史で5番目に若く、スタンフォード・ブリッジを舞台にしたプレミアリーグ7戦連発という部分はクラブ史上初だという。 また、そのホームで2戦連続のハットトリックというのも2010年のディディエ・ドログバ氏に次ぐクラブ史上2人目の快挙。ちなみに、9本のPKですべて成功というのもかつて全11本成功のヤヤ・トゥーレ氏に次ぐ好記録だそうだ。 この1試合4ゴールでシーズン20発となり、得点ランキングでもマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドと並ぶトップに。シティ時代もポテンシャルが注目されてきたが、チェルシーに移ってから、その才能が大きく開花している。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】チェルシーvsエバートン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7l-UQN0gNRk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.16 09:50 Tue3
“スパイ行為”の被害者・ランパード監督も脱帽…ビエルサ監督の会見内容に「びっくりした」
スパイ行為が発覚したリーズ・ユナイテッドのマルセロ・ビエルサ監督が、自身が行わせていたことを公にする会見を突如実施。これを受け、被害者であるダービーのフランク・ランパード監督が見解を述べた。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ビエルサ監督は、11日に行われたダービーとの一戦の前日、トレーニングに関係者を派遣させた疑いがかけられていた。 この件に関して、ビエルサ監督は謝罪こそしなかったものの、“スパイ行為”を行わせていたことを認め、その釈明の会見を16日に急遽実施した。 会見では、チャンピオンシップ(イングランド2部)の全てのチームのトレーニングを偵察し、あらゆるパターンで選手の組み合わせやチームの戦い方を分析していたことを発表。パワーポイントを駆使して、事細かく手の内を明かし、1時間にわたるプレゼンテーションを行っていた。 これを受け、スパイ行為が発覚した相手であるダービーのランパード監督がコメント。ビエルサ監督の会見を見ていないとしながらも、その内容を把握しており、感服したことを明かした。 「びっくりした。それは凄かったよ」 「彼は印象を与えたね。私は、ジョゼップ・グアルディオラがその手の印象を与えるのは見たことがない。ユルゲン・クロップも、マウリシオ・ポチェッティーノもだ。彼らは確実に密室で行う。でも、彼らは公にはしない」 「誰もが研究をしているのは、本当にシンプルなことだ。ファンにとっては目を見張るようなことかもしれない。なぜなら、こういったことのほとんどが密室で起こるからだ」 「でも、彼らはいたるところで行っていた。フットボールに携わる人間からの驚きはないだろう」 「そして、今起きていることであり、我々は誰もが全面的に起きていることも知っている。それは、我々のリーグの問題だ。なぜなら、全てのチームが対象だからね。これから何が起こるかは彼ら次第だよ」 2019.01.17 12:59 Thu4
チェルシー時代の20歳のロッベンが華麗な連携から豪快シュートを突き刺す!【スーパーゴール図鑑/チェルシー編】
【得点者プロフィール】 アリエン・ロッベン(当時20歳) 国籍:オランダ 所属:チェルシー ポジション:FW 身長:180cm 2000年にフローニンヘンでプロデビューしたロッベンは、ウィンガーとしての才能を開花させ、チェルシーやレアル・マドリーでプレーした後、2009年からバイエルンで世界屈指のウィンガーとして長く活躍。抜群のスピードとキレのあるドリブルで常に相手ディフェンスの脅威となった。 【試合詳細】 日程:2004年12月18日 大会:プレミアリーグ第18節 対戦相手:ノリッジ 時間:前半44分(2-0) <div id="cws_ad">◆チェルシー時代のロッベンが叩き込んだ美しいゴール<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJPMlMzaEVMViIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 降格圏内に沈むノリッジ相手の試合となったこの一戦は、前半からチェルシーが主導権を握る。2-0とリードして迎えた44分、美しい連携からチェルシーにチャンスが生まれた。 右サイドを攻めたロッベンは、相手陣中央まで侵入すると、MFフランク・ランパードへパス。これをボックス内で受けたランパードは、中央に上がっていたMFチアゴへパス。チアゴはこれをダイレクトヒールで落とすと、ここにロッベンが走り込み左足で豪快なボレー。低くコントロールされた強烈なシュートは、文字通りゴールネットに突き刺さるような鋭い弾道で吸い込まれた。 前半だけで3-0と試合を決めたチェルシー。後半にももう1点を加え、4-0で大勝している。 2021.02.06 20:00 Sat5
「バルサに戻りたいけど…」オーバメヤンが願望を明言、ただ状況は厳しい
チェルシーに所属する元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(33)だが、古巣復帰の願望を隠さなかった。 かつてはドルトムントやアーセナルでプレーしたオーバメヤン。2022年1月にアーセナルからフリーでバルセロナへと移籍した中、2022年9月に1030万ポンド(約17億2500万円)でチェルシーへと完全移籍していた。 チェルシーでは公式戦22試合に出場し3ゴールを記録しているが、先発出場はわずかに11試合。今年1月にはチャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバーから外され、大型補強の影響もあり出番が激減していた。 フランク・ランパード監督は起用し始めた中、そのオーバメヤンに関心を寄せているのが古巣のバルセロナ。わずか半年で24試合に出場し13ゴールを決めた能力に期待を寄せているという。 スペイン『アス』によると、そのオーバメヤンはSNSでの雑談で自身の願望を口に。「バルサに戻りたいけど、どうなることやら」とコメントし、復帰願望がありながらも、クラブ事情により難しいことも理解しているようだ。 バルセロナは獲得の意思がありながらも、慢性的な財政難が首を絞めている状況。ただ、ドルトムント時代を知るポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキとのコンビ復活は、バルセロナにとっても望むところだ。 一方で、チェルシーもオーバメヤンは構想外。売却可能なのであれば、喜んで手放す1人であるが、バルセロナが納得させるオファーを出せるかと言われると難しいところだ。 その状況を理解してのコメントと見られるが、本人の希望は明らかに。願いは叶い、復活を遂げるだろうか。 2023.05.08 22:45 Monエバートンの人気記事ランキング
1
謎に包まれたキャリア中断から2年…シグルドソンが853日ぶりに公式戦復帰へ
元アイスランド代表MFギルフィ・シグルドソン(33)が853日ぶりに公式戦復帰する。イギリス『サン』が伝えている。 小国アイスランドの大躍進を支えたシグルドソン。ユーロ2016のイングランド代表撃破とベスト8進出、さらにロシア・ワールドカップ(W杯)出場の立役者となった司令塔は、クラブキャリアでは2017-18シーズンからエバートンに所属していた。 しかし、選手キャリアは2021年7月にストップ。当時、「プレミアリーグでプレーする31歳に未成年者への性的暴行嫌疑がかけられている」との情報が流れ、時を同じくしてエバートンが個人名を避けつつ、自クラブの選手が当局の捜査対象になっていると公表した。 これがシグルドソンであると断定できる材料は一切なく、逮捕・起訴されたという情報もなし。ただ、それ以来、2年以上にわたって表舞台から姿を消し、2021-22シーズン終了後にはエバートン退団が発表された。 今夏まで行方不明状態が続いていたわけだが、先月31日、デンマーク・スーペルリーガのリンビーBKがシグルドソンとの1年契約締結を発表。加入に際し、「シグルドソンはここ数年サッカーをしていない。コンディション回復をゆっくり待つ方針だ」と声明を発表している。 エバートン時代に最後にプレーしたのは2021年5月のマンチェスター・シティ戦。リンビーでは現在までに出場がないものの、23日に行われるスーペルリーガ第9節のヴェイレBK戦でデビューする見通しだという。 シグルドソンの同胞であり、リンビーを率いるフレイヤー・アレクサンダーソン監督は地元メディアの取材に対し、「23日の試合で間違いなく出場する。とてもコンディションが良い」と初のメンバー入り・起用を明言。エバートン時代以来、853日ぶりの公式戦復帰が確実となっている。 2023.09.19 16:13 Tue2
“狂犬”グラベセン、現役時代のレアル移籍を回想 最初は「アトレティコの方だと…」
元デンマーク代表のトーマス・グラベセン氏が、現役時代にレアル・マドリーへ移籍した時のエピソードを明かした。 現役時代にエバートンやレアル・マドリーなどでプレーしたグラベセン氏。優れたテクニックを持つ反面、激しいプレースタイルから「狂犬」の愛称で親しまれた。2005年1月に加入したマドリーでは、2006年8月にセルティックへ移籍するまでの約1年間半で、公式戦49試合1ゴールを記録。デンマーク代表としても2002年の日韓・ワールドカップ(W杯)に出場するなど、66試合5ゴールの成績を残した。 そんなグラベセン氏がイギリス『Four Four Two』でのインタビューで、2005年1月にエバートンからレアル・マドリーに移籍した当時を回想。マドリーからの関心をエージェントから伝えられた際、アトレティコ・マドリーからのモノだと思っていたようだ。 「エージェントが電話をかけてきた時、私は兄弟と映画館にいたんだ」 「だから兄弟に『電話に出なくてはならない』と言って外に出た。そしたら私のエージェントが『マドリーについてどう思う?』って聞いてきたんだ」 「私はてっきりアトレティコ・マドリーだと思っていてね。『いやエバートンが好きだよ』って返した。そしたら彼が『レアル・マドリーだぞ?』って言ったんだ」 「『レアル・マドリー!? オーケー…、彼らはなんて言ってるんだ? (当時の監督である)デイビッド・モイーズは?』って言うと、私のエージェントは彼らは合意に達していると教えてくれてね。あとは私たち次第だったんだ。そこからエージェントがマドリッドに行った。冬の移籍市場だったからレアル・マドリーも迅速に進めなくてはいけなくてね。移籍はとてもスムーズにまとまったよ」 2019.09.05 19:00 Thu3
チームメイトの未成年性的虐待容疑の裏でファビアン・デルフに思わぬ災難
エバートンのアイスランド代表MFギルフィ・シグルドソンが未成年への性的虐待の容疑がかけられているとの驚きの一報の裏で、同クラブのMFファビアン・デルフが思いがけずトラブルに見舞われていたようだ。イギリス『サン』が伝えている。 事の発端となったのは、グレーター・マンチェスター警察が先週、未成年に対する性的虐待の容疑で31歳の男を逮捕したと発表したことだった。イギリスの法律上、名前は伏せられていたが、19日にエバートンが「トップチームの選手を一時活動停止にしました。クラブは当局の調査を引き続きサポートします」という旨の声明を発表。 さらに、イギリスメディアが伝えたいくつかのヒントと照合して、該当の男がシグルドソンであることが浮かび上がっていた。 その裏で流れ弾を食らっていたのがファビアン・デルフだ。エバートンが上述の声明を発表した直後、「31歳」というキーワードのみが独り歩きし、SNS上で同選手が容疑者であるというデマが広まってしまったのだ。 だがその後、容疑者がシグルドソンに固まってきたことに加え、デルフ本人も自身のインスタグラムを通じて「誓って僕じゃない」と否定。また、『サン』の取材でエバートン関係者もこのように語った。 「ファビアンにとって非常に不幸なことだ。彼は全くの無実であり、クラブが選手の名前を出さなかったために、無秩序なウェブサイトやソーシャルメディアで噂が広まってしまい、この問題に巻き込まれてしまったのだ」 同関係者はまた、その一報がチーム内に伝えられたことを確認。やはり大きな衝撃が走ったようだ。 「クラブは昨日、全選手に事実を伝えた。彼のチームメイトは何も知らず、完全にショックを受けている」 「逮捕された選手はチームの中でも非常に人気のあるメンバーだったため、誰も信じられない様子だった。皆、誤解か混同か何かであることを願っている」 なお、エバートンは「当局の捜査を引き続き支援し、現時点ではこれ以上何も発表しません」と述べているが、シグルドソンが容疑者であるかどうかは公になってはいない。容疑のかかっている男に対しては家宅捜索が行われ、証拠品等は押収ずみ。現時点で保釈されているようだ。 2021.07.21 15:51 Wed4
エバートンがセネガル代表FWイリマン・エンディアイエをマルセイユから獲得! 今夏3人目の契約に
エバートンは3日、マルセイユからセネガル代表FWイリマン・エンディアイエ(24)を完全移籍で獲得したと発表した。 契約期間は2029年6月末までの5年。移籍金は非公開となっているが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、1850万ユーロ(約32億2000万円)+アドオン150万ユーロ(約2億6000万円)と伝えている。 フランス出身で2019年にシェフィールド・ユナイテッドの下部組織へ加わったエンディアイエ。2022-23シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で14ゴール11アシストの好成績を残すと、2023年夏にユース時代を過ごしたマルセイユへ完全移籍した。 前線の複数ポジションをこなせるアタッカーは、マルセイユでも主力として活躍し、リーグ・アンで30試合3ゴール5アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも14試合に出場し、1ゴールを記録した。 トフィーズ入りが決まったエンディアイエは、クラブメディア『エバートンTV』で「エバートンの選手になれてとても嬉しい」と第一声。移籍の経緯についても語った。 「入団を希望した主な理由は、クラブの偉大さやその歴史、そしてチームを前に進むのを助けるために自分が役割を果たせることだ。とても興奮しているし、待ち切れないよ」 「(ディレクターの)ケビン(・テルウェル)や監督が僕に話してくれて、必要とされていると感じた。セネガル代表のチームメイト、イドリサ(・ゲイエ)も一役買っていて、クラブを高く評価していたし、良いことをたくさん話してくれたんだ」 「とても興奮している。昨シーズンのチームの流れを引き継いでいきたい。チームに貢献できる準備はできているし、このクラブを上位に導くために全力を尽くしたい」 また、ショーン・ダイチ監督も加入を歓迎。攻撃面にプラスをもたらすと語った。 「イリマンは我々の攻撃オプションに多様性をもたらし、昨シーズンチームとして進歩したチャンスメイクの部分をさらに発展させ、前線を強化してくれるだろう」 「彼はまだ若いが、ヨーロッパや国際レベルでの経験があるし、我々のチームにとって本当にプラスになると感じている」 なお、エンディアイエはアストン・ビラから完全移籍のU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(21)、リーズ・ユナイテッドからレンタル期間延長のイングランド人FWジャック・ハリソン(27)に続く、今夏3人目の新契約選手となる。 2024.07.03 22:00 Wed5