エバートンがモイーズ体制2戦目で初勝利! 不振スパーズは今季ワーストの3連敗…【プレミアリーグ】
2025.01.20 01:23 Mon
モイーズ体制2戦目で初勝利
プレミアリーグ第22節、エバートンvsトッテナムが19日にグディソン・パークで行われ、ホームのエバートンが3-2で勝利した。
エバートンがべた引きの展開も予想されたが、立ち上がりは前からアグレッシブに圧力をかけてオープンな攻防が繰り広げられていく。
その流れでより効果的にフィニッシュまで持ち込むホームチームは7分にリンドストロームがGKキンスキーにファインセーブを強いると、13分には中央での繋ぎからボックス手前でゲイエのパスを受けたキャルバート=ルーウィンがドリブルでボックス内に侵入。細かいステップワークで複数のDFを翻弄し、ゴール前の密集で放った右足シュートをニア下へ流し込んだ。
一方、ピンチを凌いだエバートンはカウンターとハイラインの背後を狙った仕掛けからゴールに迫ると、27分のマンガラの決定的なシュートはGKキンスキーのビッグセーブに阻まれるが、直後の30分には中盤のゲイエとのワンツーで背後に抜け出したエンディアイエがボックス内に持ち込んで対峙したDFドラグシンを左へかわして左足を一閃。これがニア上に突き刺さり、貴重な追加点を挙げた。
その後は2点リードのエバートンが構える形となり、トッテナムがボールを保持して押し込む形となったが、引いた相手を崩し切れないここ最近の課題を克服できず。逆に、エバートンが狙いを持ったロングカウンターで引っくり返す場面が目立つ。
すると、7分が加えられた前半アディショナルタイムにはエバートンがセットプレーの二次攻撃からファーでタルコウスキが頭で折り返したボールをゴール前のキャルバート=ルーウィンが頭で薄く当ててファーに流すと、これがDFグレイのオウンゴールを誘って決定的な3点目まで奪って見せた。
スパーズを天敵とし、今季ここまで深刻な得点力不足にあえぐ状況での前半3ゴールと、エバートンが戦前の予想を大きく裏切る圧巻の戦いをみせたなか、試合は後半に突入。
3点を追うトッテナムは前半終盤に接触プレーで顔から流血していたドラグシンを下げて古巣対戦のリシャルリソンを投入。並びを本来の形に戻した。しかし、前半のようにピンチを招く場面こそ減ったものの、ボールは握れども決定機はおろかシュートまで持ち込めず。
後半半ばを過ぎてトッテナムはサールを下げてムーアを投入。左にムーア、トップ下気味にソン・フンミンを配置した形で攻撃のリズムを掴むと、77分にはボックス右に抜け出したマディソンがGKピックフォードをつり出した流れからムーアも絡んだ攻撃で最後はクルゼフスキの技ありループシュートでゴールネットを揺らす。
ここから畳みかけたいアウェイチームだったが、守備的な交代策で逃げ切り態勢に入ったトフィーズにうまく時間を進められる。それでも、92分には左CKのショートコーナーからムーアのファーサイドへの正確なクロスに飛び込んだリシャルリソンがGKと交錯しながらも古巣のゴールに押し込んで1点差に迫る。
これで勝ち点1の望みを繋いだが、残り時間での猛攻はエバートンの体を張った守備に撥ね返されて同点まで持ち込むことはできず。
この結果、ホームのエバートンがモイーズ体制2戦目で初勝利。敗れたスパーズは今季ワーストとなるリーグ戦3連敗で15位に転落した。
エバートン 3-2 トッテナム
【エバートン】
ドミニク・キャルバート=ルーウィン(前13)
イリマン・エンディアイエ(前30)
オウンゴール(前52)
【トッテナム】
デヤン・クルゼフスキ(後32)
リシャルリソン(後47)
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1-2で逆転負けとなったノース・ロンドンダービーの敗戦によって5試合未勝利で14位まで転落したトッテナムは、モイーズ体制2戦目で初勝利を狙う16位のエバートンとのアウェイゲームに臨んだ。6戦ぶりの白星を目指した一戦に向けてポステコグルー監督は前節から先発2人を変更。負傷でメンバー外のビスマ、ソランケの代役に負傷明けのベン・デイビス、マディソンを起用。変則的な[3-4-2-1]の布陣で臨んだ。その流れでより効果的にフィニッシュまで持ち込むホームチームは7分にリンドストロームがGKキンスキーにファインセーブを強いると、13分には中央での繋ぎからボックス手前でゲイエのパスを受けたキャルバート=ルーウィンがドリブルでボックス内に侵入。細かいステップワークで複数のDFを翻弄し、ゴール前の密集で放った右足シュートをニア下へ流し込んだ。
悩めるエースの17試合ぶりの今季3点目で勢いづくエバートンが引き続きアグレッシブに前から嵌めに行く展開のなか、トッテナムも要所でプレスをかいくぐって相手陣内の深い位置まで運んでいく。24分にはボックス右に持ち込んだクルゼフスキからの丁寧な折り返しをボックス中央のソン・フンミンが右足ダイレクトで狙うが、やや置きにいって放ったシュートはGKピックフォードの守備範囲。さらに、27分にもボックス左に持ち込んで左足シュートを枠に飛ばすが、これもピックフォードの好守に阻まれた。
一方、ピンチを凌いだエバートンはカウンターとハイラインの背後を狙った仕掛けからゴールに迫ると、27分のマンガラの決定的なシュートはGKキンスキーのビッグセーブに阻まれるが、直後の30分には中盤のゲイエとのワンツーで背後に抜け出したエンディアイエがボックス内に持ち込んで対峙したDFドラグシンを左へかわして左足を一閃。これがニア上に突き刺さり、貴重な追加点を挙げた。
その後は2点リードのエバートンが構える形となり、トッテナムがボールを保持して押し込む形となったが、引いた相手を崩し切れないここ最近の課題を克服できず。逆に、エバートンが狙いを持ったロングカウンターで引っくり返す場面が目立つ。
すると、7分が加えられた前半アディショナルタイムにはエバートンがセットプレーの二次攻撃からファーでタルコウスキが頭で折り返したボールをゴール前のキャルバート=ルーウィンが頭で薄く当ててファーに流すと、これがDFグレイのオウンゴールを誘って決定的な3点目まで奪って見せた。
スパーズを天敵とし、今季ここまで深刻な得点力不足にあえぐ状況での前半3ゴールと、エバートンが戦前の予想を大きく裏切る圧巻の戦いをみせたなか、試合は後半に突入。
3点を追うトッテナムは前半終盤に接触プレーで顔から流血していたドラグシンを下げて古巣対戦のリシャルリソンを投入。並びを本来の形に戻した。しかし、前半のようにピンチを招く場面こそ減ったものの、ボールは握れども決定機はおろかシュートまで持ち込めず。
後半半ばを過ぎてトッテナムはサールを下げてムーアを投入。左にムーア、トップ下気味にソン・フンミンを配置した形で攻撃のリズムを掴むと、77分にはボックス右に抜け出したマディソンがGKピックフォードをつり出した流れからムーアも絡んだ攻撃で最後はクルゼフスキの技ありループシュートでゴールネットを揺らす。
ここから畳みかけたいアウェイチームだったが、守備的な交代策で逃げ切り態勢に入ったトフィーズにうまく時間を進められる。それでも、92分には左CKのショートコーナーからムーアのファーサイドへの正確なクロスに飛び込んだリシャルリソンがGKと交錯しながらも古巣のゴールに押し込んで1点差に迫る。
これで勝ち点1の望みを繋いだが、残り時間での猛攻はエバートンの体を張った守備に撥ね返されて同点まで持ち込むことはできず。
この結果、ホームのエバートンがモイーズ体制2戦目で初勝利。敗れたスパーズは今季ワーストとなるリーグ戦3連敗で15位に転落した。
エバートン 3-2 トッテナム
【エバートン】
ドミニク・キャルバート=ルーウィン(前13)
イリマン・エンディアイエ(前30)
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デヤン・クルゼフスキ(後32)
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レスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディがトッテナム戦でゴール。恒例のジェスチャーに盟友リヤド・マフレズ(アル・アハリ・ジッダ)が喜んだ。 衰える気配のないストライカー、ヴァーディ。年明けに38歳を迎えたなか、26日のプレミアリーグ第23節・トッテナム戦で、電光石火の同点ゴールを叩き込み、2季ぶりのプレミアでこれまでに21試合7得点3アシストとしている。 また、“因縁の”トッテナムに対しては、キャリア通算20試合目で10得点目。今季は前半戦に続いて対トッテナム2試合連続ゴールに。 スパーズ戦で得点を決めた際のお馴染みとなったパフォーマンスとして、今回もユニ右袖の「プレミアリーグのエンブレム」を指差し、レスターファンに人差し指で「1」とジェスチャー。スパーズファンに向けては「0」を送った。 これをサウジアラビアから喜んだのが、レスターでヴァーディと共に15-16シーズンのプレミアリーグを制したマフレズ。ヴァーディのSNSに「変わってないな」と泣き笑いの顔文字付きでリプライし、盟友の健在ぶりを喜んだ。 ヴァーディの一発とジェスチャーで勢いが出たレスターは、直後にモロッコ代表MFビラル・エル・カンヌスが逆転弾を叩き込み、トッテナムに2-1と勝利。レスターが連敗を7で止めた一方、トッテナムの連敗は4となった。 <span class="paragraph-title">【動画】ヴァーディ恒例「1」と「0」のサイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/DFVOV_IIfg9/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/DFVOV_IIfg9/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Leicester City(@lcfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2025.01.28 20:40 Tue3
4発完勝でスパーズに逆転勝ちの王者リバプールがファイナル進出! 連覇懸けて来月ニューカッスルと激突【EFLカップ】
EFLカップ(カラバオカップ)準決勝2ndレグ、リバプールvsトッテナムが6日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが4-0で勝利。この結果、2戦合計4-1としたリバプールが逆転でファイナル進出を決めた。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 先月開催の1stレグを0-1で落とした前大会王者リバプールは、ホームでの逆転ファイナル進出を目指した。スロット監督は2-0で勝利した直近のボーンマス戦から先発4人を変更。負傷やコンディションの問題でメンバー外の守護神アリソンとアレクサンダー=アーノルドの代役にGKケレハー、ブラッドリーを、マク・アリスターとルイス・ディアスに代えてカーティス・ジョーンズ、ヌニェスを起用した。 一方、ホームで先勝に成功したトッテナムは難攻不落の要塞で逃げ切りを狙った。2-0の勝利によって8戦ぶりの白星を挙げた直近のブレントフォード戦からは先発2人を変更。ペドロ・ポロに代えてRCランスからの新戦力ダンソが早速デビューを飾り、ムーアに代わってサールが起用された。また、同じく新戦力のテルはベンチスタートとなった。 ホームで勢いを持って入ったリバプールが攻勢を仕掛ける展開でスタート。開始6分にボックス右でルーズボールに反応したサラーがファーストシュートを放つと、直後にもロバートソンの左ポケット侵入から際どいクロスでチャンスを作る。 以降はボールを握って押し込むリバプール、堅守速攻の構えを見せるトッテナムという構図の下でセミファイナルらしい緊迫感のある攻防が繰り広げられていく。 1stレグのアドバンテージを意識し後ろ重心のトッテナムに対して、カウンターの局面以外では攻めあぐねるリバプール。それでも、焦れずに攻め続けると、30分過ぎにはサラーのスルーパスに抜け出したソボスライがゴールネットを揺らす。これは惜しくもオフサイドとなったが、この直後にゴールをこじ開ける。 34分、相手陣内でビスマの縦パスをカットしたショートカウンターの形から右サイドで仕掛けたサラーが左足アウトを使った絶妙なクロスを供給。ゴール前に飛び込んだ2人の味方は合わせ切れずも、ファーで反応したガクポが抑えの利いた右足ダイレクトシュートをニア下に突き刺した。 これで2戦合計1-1のイーブンに戻った試合は引き続きリバプールペースで進んでいく。前半終盤にはクルゼフスキのミドルシュートでようやくファーストシュートを記録したトッテナムだが、この直後には右のふくらはぎを痛めたリシャルリソンがプレー続行不可能となり、思わぬ形でテルをデビューさせることに。その後、前半アディショナルタイムにはガクポの左クロスからサラーの左足ボレーシュートでホームチームがゴールに迫ったが、ここはGKキンスキーの好守に阻まれた。 互いに選手交代なしで臨んだ後半、開始直後にはリバプールに決定機。キックオフから30秒過ぎにボックス右でボールを受けたサラーが左足でニア下を狙うが、ここは前半終盤同様にGKキンスキーのファインセーブに遭う。 それでも、50分にはサラーのスルーパスに抜け出したヌニェスがGKキンスキーとの交錯でPKを獲得。これをキッカーのサラーがゴール左上隅の完璧なコースに突き刺し、リバプールが2戦合計スコアで逆転した。 これで窮地に立たされたトッテナムは57分、サールとビスマを下げてポロ、ベリヴァルを同時投入。これでポロとグレイの両サイドバックに、スペンスを右ウイング、クルゼフスキをインサイドハーフに配置換え。満身創痍のなかで工夫を凝らして同点、逆転を目指す。 この交代でベンタンクールやスペンスと徐々にシュート機会を増やしていくが、決定機まであと一歩という場面が目立つ。 一方、逆転後もゲームをコントロールするリバプールは72分にヌニェス、ジョーンズを下げてジョタ、マク・アリスターを同時投入。この交代直後のグラフェンベルフのミドルシュートは左ポストに嫌われるが、決定的な3点目を奪い切る。 75分、中央で浮いたマク・アリスターがドリブルで運んでボックス手前右のブラッドリーを使うと、右サイドバックの絶妙ワンタッチパスでボックス中央に抜け出したソボスライがゴール右隅にシュートを流し込んだ。 直後の80分にもマク・アリスターの左CKをファン・ダイクが頭で合わせて勝利を決定づけたホームチームは、殊勲のサラーとファン・ダイクをベンチに下げる余裕の采配でゲームクローズに入る。 その後、ソン・フンミンを中心に一矢報いるべく攻勢に出たスパーズの反撃を無失点で凌ぎ切り、逆転でのファイナル進出を決めた。 なお、アーセナルを破ったニューカッスルとのファイナルは3月16日に聖地ウェンブリーで開催される。 リバプール 4-0(AGG:4-1) トッテナム 【リバプール】 コーディ・ガクポ(前34) モハメド・サラー(後6[PK]) ドミニク・ソボスライ(後30) ヴィルヒル・ファン・ダイク(後35) 2025.02.07 07:01 Fri4
無冠煽り、相手選手の模倣…プレミアリーグでは批判的・嘲笑的なゴールセレブレーションへの処罰が厳格に?
プレミアリーグでは今後、ゴールセレブレーションをする際に注意が必要となるかもしれない。 今シーズン、いくつかのゴールセレブレーションが物議を醸しているプレミアリーグ。得点を記録した選手がチームメイトやファンと祝うのはサッカーの醍醐味の一つであり、試合の盛り上げに大きく貢献しているが、一方で相手を嘲笑するようなセレブレーション対しては批判も少なくない。 例えば、1月26日に行われたプレミアリーグ第23節トッテナムvsレスター・シティでは、レスターのFWジェイミー・ヴァーディが同点弾を決めた際のゴールセレブレーションが話題に。ヴァーディはユニ右袖の「プレミアリーグのエンブレム」を指差した上で、トッテナムファンに向けて指で「0」の形を作り、無冠の続くクラブを煽った。 また、2日に行われたプレミアリーグ第24節アーセナルvsマンチェスター・シティ戦では、アーセナルの若手DFマイルズ・ルイス=スケリーがゴールを決めた際に、シティのFWアーリング・ハーランドがよく見せるあぐらをかいて目をつぶるセレブレーションを披露。これについても物議を醸すこととなった。 この2つのセレブレーションについては、いずれもお咎めなし。しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、今後は警告の対象になる可能性があるようだ。 プレミアリーグの最高責任者であるプレミアリーグの最高責任者トニー・スコールズ氏は、「バランスの問題だ。我々は皆、セレブレーションを見るのが好きだとは思う。中にはとても面白いものもあるが、限度はある。それが嘲笑や批判に及ぶのなら、我々は対処する必要があるだろう」と語っている。 実際、今シーズンもエバートンのFWイリマン・エンディアイエがブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でゴールを決め、ブライトンのエンブレムにも描かれるカモメのポーズをとったところ、イエローカードを提示される事態に。今後はより厳しい目が向けられる可能性があり、選手たちはセレブレーション時に慎重となる必要があるだろう。 2025.02.06 15:10 Thu5